JP3178751U - 鳥類撃退装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】鳥の形状を模した本体部の両側に回転可能な回転翼を設け、当該回転翼に(a)磁石、(b)反射板及び(c)音響発生部位の1種以上を備える鳥類撃退装置を提供する。
【解決手段】上記の音響発生部位は、鳥を驚かすために音を発する部位であり、回転翼2の先端或いは軸との接合部に、内部が空洞のケース3を設け、当該ケース3内に鈴や小球を入れることにより、風を受けて回転翼2が回転した際に当該ケース3内で鈴や小球が転がり、不規則な音が生じるものである。より音響が効果的に発せられるように、ケース3に内包した鈴や小球が脱落しない程度のスリットを設けることもできる。当該ケース3の素材も、回転翼2と同様の素材を用いて形成してもよく、回転翼2に内部構造の一として、同様の鈴や小球を内包できる構造を設けても良い。
【選択図】図1

Description

本考案は、カラスやハト、ヒヨドリ、ムクドリといった鳥類を近づけさせない装置に関する。
近年、カラスなどが住宅地や繁華街のゴミ収集所を荒らしたり、ハト、ヒヨドリやムクドリといった群れで行動する鳥類による大量のふんによる公害、農作物の被害予防のため、様々な機器が検討されている。
例えば、回転体に磁石を取り付け、回転することによって生じる磁場の影響により鳥類を近づけさせない方法がとられている。また、太陽光を反射する板やビニル製テープ等により、光を乱反射させ鳥類を驚かせる方法もとられている。規模が大きな田畑では、古くは案山子が知られ、その他圧縮空気による爆発・破裂音による空砲による威嚇が行われている。
これらの一例を挙げると、響鳴管を設けた金属製支柱の上端部に磁石を取り付けた鳥及びもぐら撃退器(特許文献1)、光反射シートと磁石が取り付けられた扇風機状のプロペラを備えた鳥類おどし器(特許文献2)、太陽電池により駆動するモータに永久磁石を有する回転体を配設した防鳥装置(特許文献3)、強風にも耐えうる揺振軸を有する鳥おどし装置(特許文献4)、回転羽の外側に永久磁石体を装着し調速機付きモーターを設けた吊り下げ式の鳥類飛来防止装置(特許文献5)、特殊塗料等によって的状の印刷した強力反射板と永久磁石を組合せた鳥撃退器(特許文献6)、複数の磁石を取り付けた反射板に糸とコイルバネと吊り下げ手段を設けた害鳥撃退装置(特許文献7)、複数枚の羽根板で風車を形成して、羽根板に瞬発的に光を発する発光体を取り付けたことを特徴とする鳥類飛来防止装置(特許文献8)、受光面及び放光面が外側に露呈した状態で使用される駒体主体とする防鳥具(特許文献9)、磁石を支持体に回転可能に取り付けたものを回転軸に放射状に複数個取り付け、駆動源により回転軸を回転させる鳥類飛来防止装置(特許文献10)を始め、簡便なペットボトルを加工した風車等が開示されている。
実開平6−24485号公報 実開平7−22678号公報 特開平8−214763号公報 特開平11−113477号公報 特開平10−28512号公報 特開2001−37403号公報 特開2002−51685号公報 特開2002−101805号公報 特開2004−187681号公報 特開2003−250426号公報
しかしながら、案山子や空砲による方法では、鳥類の高い学習能力により次第に無力化するため一時的な効果に留まっていることが上述の特許文献でも指摘され、また空砲は大きな音響により鳥類を近づけないものであるので、住宅地での使用には不適である。
近年、住宅地内では庭の花壇やマンションベランダのプランター等を利用した家庭菜園が広く活用され、当該菜園が鳥類により被害を受けることが少なくない。その為上述のような様々な装置・機具が考案されているが、更なる改良技術が求められている。
本考案者は、上記従来の技術を再検討し、効率よく鳥類を近づけないための装置に関する検討を重ね、本考案を想起するに至った。即ち本考案は、磁石や反射板等を利用しつつ、さらには住宅地域でも利用可能な程度の音を発する構造を有する鳥類撃退装置を提供するものである。
具体的に本考案は、鳥の形状を模した本体部の両側に回転可能な回転翼を設け、当該回転翼に(a)磁石、(b)反射板を取り付け、既存品と同等の効果を奏することを目的とする。更に、鳥類を音で驚かせ近づきがたいものとするため、当該本体部或いは回転翼部分に(c)音響発生部位を設けることを最大の特徴とする。本考案は、かかる(a)〜(c)の部位の1種以上を備えることを特徴とする鳥類撃退装置に関する。
本考案にかかる鳥類撃退装置によれば、磁石、反射板及び音によるおどし効果に加え、本体部の形状が鳥の形状そのものを模していることから、例えば家庭菜園にこれを使用した場合は、羽根を模した回転翼がぎこちなく音を発しながら回転していることから、異常な状況であることを感じ取った鳥類は、危険を察知し近寄ってこないことが見込まれる。また、本体部の上下を逆さにして鳥の死骸のように見せ近づくことが危険であると鳥に察知させることによっても、本考案に係る鳥類撃退装置を設置した近辺への鳥類を寄せ付けないという効果が見込まれる。
本考案にかかる鳥類撃退装置の側面図 小球を入れた音響発生部位の断面図(斜線がカット部分)
1 本体部
2 回転翼
3 音響発生部位(ケース)
4 磁石
5 反射板
6 支持体
7 軸
8 小球
以下に、本考案の一の実施の形態を、図1及び2に示した例を用いて説明する。
図1は本考案にかかる鳥類撃退装置の側面図、図2は回転翼(2)を繋げた軸(7)の尖端に設けた(c)音響発生部位のケース(3)の断面図である。該ケース(3)内部には、音響を発生させるための小球(8)が内包されている。
図1に示した本考案の鳥類撃退装置は、鳥の形状を模した本体部(1)の両側に回転可能な回転翼(2)を設け、当該回転翼(2)に磁石(4)、反射板(5)を取り付けている。更に、鳥類を音で驚かせ近づきがたいものとするため、回転翼(2)の中心部分に音響発生部位となる小球(8)を内包するケース(3)を設けている。
そして本考案では、当該回転翼に次の部位の1種以上を設けることを最大の特徴とする。
(a)磁石
(b)反射板
(c)音響発生部位
続いて、各部について詳細に説明する。
本考案の鳥の形状を模した本体部(1)は、撃退する鳥類と同程度の大きさ、色彩を施したものでよく、例えばカラスの場合は長さ50cm程度で黒色に彩色し、ハトの場合は30cm程度で青灰色、ヒヨドリの場合は25cm程度で茶系の彩色とすることが適当である。その素材は特に制限されず、バルサ材のような軽量の木材やポリカーボネート、ポリスチレン、ポリエチレン等のプラスチック素材、アルミニウムやスチールといった軽金属類で形成すればよい。該本体部(1)を貫通する穴を空け、その穴を通して回転翼(2)を取り付けるため、また風雨等に耐えうる強度を有するものであれば特にその材質は制限を受けない。
次に、本体部(1)の両側に取り付ける回転翼(2)は、風を受けて回転する形状であれば特に制限はなく、竹とんぼや風車、プロペラ、半球カップ状をはじめ、いかなる形状であっても風を受けて回転するものであればよい。その素材も、本体部と同様に風雨に耐える軽量の素材であればよく、木材、竹、軽金属、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリエチレン等のプラスチック素材等が挙げられる。当該回転翼(2)の大きさは、本体部(1)に比して小さすぎると鳥類の撃退効果が不十分となり、大きすぎると回転による力で装置そのものが破損するおそれがあり好ましくない。一例を挙げると、本体部(1)の長寸と同程度が好ましい。具体的には、上述のカラスを模した本体部を形成した場合、竹とんぼ型の回転翼を採用した場合、翼の直径50cm、幅5cm、厚さ1cm程度が例示できる。
本体部(1)と回転翼(2)は、本体部(1)の側面から本体部(1)を貫通して反対側の側面へ通じる穴に軸(7)を通し、当該軸(7)の両端に回転翼(2)を取り付ければよい。取り付け方はネジの他、接着剤等により回転翼(2)と軸(7)が一体となるように固定すればよい。軸(7)の素材は、木材、竹、鉄、プラスチック素材の何れであっても良いが、加工や成型の容易さからプラスチック素材が好ましい。
本考案で用いる磁石(4)は、一般に入手可能な永久磁石であればよく、その形状もタブレット状、板状、円柱状及びシート状の何れであってもよい。使用する磁石の大きさは回転翼(2)の回転に影響を及ぼさない程度がよく、例えばカラス用の場合は直径2cm、厚さ2mm程度のタブレット状或いはシート状の磁石を回転翼(2)の両端に貼り付けるか、或いは長さ2cm、断面積1cm2程度の棒状の磁石を回転翼(2)に設けた溝にはめ込む、或いは接着剤で接着するといった方法が例示でき、簡便にはシート状の磁石を適当な大きさに切り接着剤や両面テープ等によって容易に脱落しない方法で取り貼り付ければよい。
この時に、本体部の反対側面の回転翼に取り付けた磁石と引き合い、回転翼の回転が妨げられない程度の大きさ、磁力の強さとする必要があるが、極の向きを考慮する必要は特にない。
反射板(5)は、太陽などの光を受けて、その光を反射、又は乱反射する効果を有するものであれば特に制限無く利用することができる。好ましくは、回転翼(2)そのものを反射板となる材質で形成すると簡便である。用いられる材質の例として、蛍光色素やアルミ箔等が分散された或いはこれらでコーティングされたポリカーボネート、ポリスチレン、ポリエチレン等のプラスチック素材が例示できる。
音響発生部位とは、鳥を驚かすために音を発する部位であり、回転翼(2)の先端或いは軸(7)との接合部に、内部が空洞のケース(3)を設け、当該ケース(3)内に鈴や小球(8)を入れることにより、風を受けて回転翼(2)が回転した際に当該ケース(3)内で鈴や小球(8)が転がり、不規則な音が生じるものである。より音響が効果的に発せられるように、ケース(3)に内包した鈴や小球(8)が脱落しない程度のスリットを設けることもできる。当該ケース(3)の素材も、回転翼(2)と同様の素材を用いて形成してもよく、回転翼(2)に内部構造の一として、同様の鈴や小球を内包できる構造を設けても良い。
更には、本体部(2)の内部を空洞化し、本体を貫く軸(7)の本体部(1)内部部分に上述の小球(8)等を内包したケース(3)を設け、本体部(1)に音を発するスリットや穴をあける形状としてもよい。尚、ここで使用する鈴は一般に市販されているものでよく、小球もビー玉等のガラス製のもの、パチンコ玉等の鉄製のもの、木製又はプラスチック製のもののいずれでも良い。鈴及び小球のいずれであっても、上述のケース(3)内に1〜5個程度が、充分にケース(3)内で回転できる空隙を有する程度に内包される大きさであればよく、具体的には0.3〜2cm程度で適宜選択すればよい。
これら3種の部位は、何れも単独又は組み合わせて使用することが可能であり、組み合わせて使用することにより複数の部位から得られる効果が期待される。さらに、本考案に係る鳥類撃退装置の形状は、鳥を模したものであることから家庭菜園やプランターにおいても違和感なく使用することができる。
上記構成を有する鳥類撃退装置は、本体部の下面に公知の方法で棒状の支持体(6)或いは固定用のクランプ等を設けることで、いかなる場所においても使用可能となる。例えば、家庭菜園やプランターに使用する場合は棒状の支持体(6)に取り付け、土面に突き刺して固定すればよい。また、マンションのベランダ等で使用する場合は、クランプを取り付けベランダの手すり等に固定することができる。ゴミ収集所であれば、本考案にかかる鳥類撃退装置を周囲に複数取り付けて、効果の強化を図ることも可能である。

Claims (1)

  1. 鳥の形状を模した本体部の両側に回転可能な回転翼を設け、当該回転翼に(a)磁石、(b)反射板及び(c)音響発生部位の1種以上を設けることを特徴とする鳥類撃退装置。































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* Cited by examiner, † Cited by third party
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