JP3183148U - 堆肥舎構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】堆肥舎全体の構造部材が少なくて済み、経済的且つ簡単に施工できるばかりでなく、廃棄物の投入作業や堆肥の搬出作業の自由度が向上する堆肥舎構造を提供する。
【解決手段】有機廃棄物を貯留する発酵堆肥化槽2の上部に水平移動可能に据え付けられた台車7を有する架台6と、台車に垂下して設けられ有機廃棄物を攪拌する攪拌装置3を有する堆肥化装置5を搭載してなる堆肥舎構造において、発酵堆肥化槽の一方側の槽壁を外部開放すると共に、屋根ユニットを木製軸組み構造としたことを特徴とし、さらにコンクリート製支柱2aの上面に、前後方向に延びるH鋼材製の走行用レール9を敷設し、発酵堆肥化槽の上方には、畜糞を攪拌するための堆肥化装置が据え付けられる。
【選択図】図2
【解決手段】有機廃棄物を貯留する発酵堆肥化槽2の上部に水平移動可能に据え付けられた台車7を有する架台6と、台車に垂下して設けられ有機廃棄物を攪拌する攪拌装置3を有する堆肥化装置5を搭載してなる堆肥舎構造において、発酵堆肥化槽の一方側の槽壁を外部開放すると共に、屋根ユニットを木製軸組み構造としたことを特徴とし、さらにコンクリート製支柱2aの上面に、前後方向に延びるH鋼材製の走行用レール9を敷設し、発酵堆肥化槽の上方には、畜糞を攪拌するための堆肥化装置が据え付けられる。
【選択図】図2
Description
本考案は、主に畜産排泄物を発酵させて堆肥化するために使用される堆肥舎構造に関する。
従来、畜産排泄物等の有機性廃棄物の処理では、廃棄物に微生物を加えて発酵処理して堆肥化する方法が多く採用されている。この微生物による発酵処理方法では、有機物を微生物で発酵分解して、均一な低分子化合物を主成分とする有機肥料に変成処理する。例えば、比較的広大な面積の堆肥化施設内に貯留された畜糞に微生物を投入して、畜糞を大規模なコンベア式攪拌機により攪拌するものがある。
また、搬入された糞尿を一時的に貯留する貯留槽から逐次ガス抜き槽に送り込まれた糞尿を攪拌してガス抜きし、加熱蒸発室でガス抜き槽内の糞尿を加熱板に吹き付ける吹き付け装置によって水分を蒸発させ、その加熱蒸発室で蒸発した水分を、加熱蒸発室内の天井を覆うように配置されたガス抜き穴を有する冷却板と、その冷却板の下に配置された受け樋とで構成された液化装置によって液化し、一方、ガス抜き槽と加熱蒸発室とで発生したガス成分を加熱蒸発室の加熱用補助燃料として確保し、加熱蒸発室内に残された固形成分を随時取り出して肥料にする糞尿処理プラント(例えば、特許文献1参照。)や発酵槽内に処理媒体を収納して発酵処理用床を構成しておき、これにし尿または家畜の糞尿を混入したうえ、発酵条件調整手段を作動させて、発酵処理用床内に自然界の土壌菌や酵素等の微生物と湿度と空気とを供給し水分を調整して、し尿又は家畜の糞尿を発酵させて堆肥化する処理施設(例えば、特許文献2参照。)が提案されている。
また、従来の堆肥舎は大規模であり、そこで使用される攪拌装置も大型であるため、中小の畜産家が独自に所有する小規模な堆肥舎ではショベルカー等の重機を使用して攪拌作業を行なっているのが実状であり、こうした小規模な堆肥舎でも攪拌作業を自動化して、堆肥処理の労力を軽減することができる小型の発酵攪拌装置が切望されていた。そこで、本発明者は、畜糞を貯留する槽の上部開放面に据え付けられ、前後に往復移動可能にされた架台と、該架台から垂下して設けられると共に、前記架台上を左右に往復移動可能にされた回転攪拌体とからなることを特徴とする畜糞の発酵攪拌装置において、回転攪拌体を複数の羽根板を有する無限履帯で形成し、羽根板に羽根板の回動方向に向かって傾斜する掬い板を設け、前記回転攪拌体が進行方向に向かって傾斜して移動するようにされた畜糞の発酵攪拌装置を提案した(特許文献3。)。
しかしながら、一般的には堆肥舎に設置される攪拌装置等が大型であるため、堆肥化施設自体も大規模にならざるを得ない。このため、堆肥舎屋の屋根ユニットを、従来のような鉄筋構造及び廃棄物の貯留槽を四方閉塞なコンクリート製の槽構造とした場合、構造部材も大量に要し、かつ施工期間も長期間となり建造コストが嵩むばかりでなく廃棄物の投入作業や堆肥の搬出作業の自由度が低い。
本考案は、上記のような問題を解決するため、堆肥舎全体の構造部材が少なくて済み、経済的且つ簡単に施工できるばかりでなく、廃棄物の投入作業や堆肥の搬出作業の自由度が向上する堆肥舎構造を提供することを目的とする。
この目的達成のため本考案は、有機廃棄物を貯留する発酵堆肥化槽の上部に水平移動可能に据え付けられた台車を有する架台と、該台車に垂下して設けられ有機廃棄物を攪拌する攪拌装置を搭載してなる堆肥舎構造において、前記発酵堆肥化槽の一方側の槽壁を外部開放すると共に、屋根ユニットを木製軸組み構造としたことを第1の特徴とする。また、コンクリート製支柱の上面に、前後方向に延びるH鋼材製の走行用レールを敷設し、発酵堆肥化槽の上方には、畜糞を攪拌するための堆肥化装置を据え付けると共に、堆肥化装置の主要部材は、コンクリート製支柱の上に設置されたH鋼製の走行用レールに片持ち支持される一対の左右移動用レールを兼ねた架台上に搭載され、当該架台はその一端側をレールの上を走行するウレタン製の車輪と、H鋼の凹条部分に左右から挟持して嵌合され、H鋼材をガイドしながら走行する金属製車輪により発酵堆肥化槽の前後方向に移動可能とされていることを第2の特徴とする。
本考案によれば、堆肥化舎屋全体の構造部材が少なくて済み、経済的且つ簡単に施工できるばかりでなく、廃棄物の投入作業や堆肥の搬出作業の自由度が向上する。
以下に、本考案の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。本実施例は、本考案の構造を畜糞堆肥化舎屋に適用したものである。攪拌装置は一対のスクリュー型の回転軸を有するものを垂下させ、鉛直軸方向に対して所定角度傾斜させて配置されている。
図1及び図2において、1は畜糞用堆肥化舎屋で、牛や豚などの畜糞Sを発酵処理して堆肥化するための施設である。その発酵堆肥化槽2の上面及び一方側の側面(図中、右側面)は屋根ユニット1aを支承するために任意間隔をもって配置されたコンクリート製支柱2aの間が開口2bをもって外部に開放されると共に、コンクリート製支柱2aの上面には、前後方向に延びるH鋼材製の走行用レール9が敷設されている。ここで、屋根ユニット1aは、柱1b及び1c、梁、桁及び筋交を木材による軸組み構造とされている。
図2乃至図3に示すように、発酵堆肥化槽2の上方には、畜糞Sを攪拌するための堆肥化装置5が据え付けられる。堆肥化装置5の主要部材は、コンクリート製支柱2の上に設置されたH鋼製の走行用レール9に片持ち支持される一対の左右移動用レールを兼ねた架台6上に搭載されている。架台6はその一端側をレール9の上を走行するウレタン製の車輪4aと、H鋼の凹条部分に左右から挟持して嵌合され、H鋼材をガイドしながら走行する金属製車輪4により発酵堆肥化槽2の前後方向に移動可能とされている。すなわち、攪拌装置3は、レール9上には、前後移動用の車輪4及び4aが走行可能に嵌合されると共に、車輪保持フレームにより回転可能に保持され、モーター8aにより回転駆動され堆肥化装置5を構成する。尚、図中、4bは横方向の不測の移動を規制するウレタン製のガイドローラーである。
架台6上には、2つのモーターが据付けられた台車7が搭載されると共に、この台車7に攪拌装置3が垂下して取付けられている。台車7上の一方のモーターは、架台6上を左右に往復移動するための往復移動用モーターであり、車輪に連結されている。他方のモーターは攪拌装置3を回動させるための攪拌用モーター3cである。すなわち、架台6が発酵堆肥化槽2上を水平に前後に往復動しながら、攪拌体3が架台6上を水平に左右に往復動する。したがって、攪拌体3は発酵堆肥化槽2内で自転しながら発酵堆肥化槽2内を平面上の軌跡でジグザグに移動し、貯留された畜糞Sを満遍なく攪拌することができる。発酵堆肥化槽2の開口2b側には、堆積した畜糞を発酵堆肥化槽2の他方の槽壁2c側に掻き戻す掲揚スクリューコンベアが設けられている。
図3乃至図4に示すように、台車7に据え付けられた攪拌装置3には、対向するスクリュー羽根3bを有する一対の回転シャフト3aが設けられ、これら回転シャフト3aの下端は、発酵堆肥化槽2の床面近傍まで達している。ここで、回転シャフト3aは中空のものが使用され、その上端部分にはロータリージョイントを介して、送風口及び畜尿等の注入口が設けられ、攪拌時にシャフト3a先端部からイジェクター方式で発酵に最適な温風を送風して発酵を促進できるようにされていると共に、畜尿等も同時に処理できるようにされている。
垂直型のスクリュー式攪拌装置3は、攪拌中における堆肥槽内の熱の発散が少なく、高温発酵の持続性が高く、回転シャフト3aの先端よりエアーを出す仕組みになっているので、処理能力が高く、堆肥の移動量が比較的少ないため、発酵槽の長さが短く済む。また、ベアリング等が被処理物の中に直接入らないので、故障が少なく構造もシンプルでメンテナンスも容易である。
図4に示すように、発酵堆肥化槽2の底面には送風ブロアー12に連通された送気管11が全面にわたって櫛状に張設されており、収容された畜糞Sの発酵処理効率を高めるために底部から送気できるようにされている。
1 畜糞用堆肥化舎屋
1a 木製屋根ユニット
1b 木製支柱
1c 木製支柱
2 発酵堆肥化槽
2a コンクリート支柱
2b 開口
2c 槽壁(コンクリート製)
3 攪拌装置
3a 攪拌シャフト
3b スクリュー羽根
3c モーター
4 ガイド車輪(金属製)
4a 走行用車輪(ウレタン製)
4b ガイドローラー(ウレタン製)
5 堆肥化装置
6 架台(左右移動用レール)
7 台車
8a モーター
8b モーター
9 走行レール(H鋼)
10 ショベル作業車両
11 ブロアー
12 ブロアー配管
S 畜糞(有機性廃棄物)
1a 木製屋根ユニット
1b 木製支柱
1c 木製支柱
2 発酵堆肥化槽
2a コンクリート支柱
2b 開口
2c 槽壁(コンクリート製)
3 攪拌装置
3a 攪拌シャフト
3b スクリュー羽根
3c モーター
4 ガイド車輪(金属製)
4a 走行用車輪(ウレタン製)
4b ガイドローラー(ウレタン製)
5 堆肥化装置
6 架台(左右移動用レール)
7 台車
8a モーター
8b モーター
9 走行レール(H鋼)
10 ショベル作業車両
11 ブロアー
12 ブロアー配管
S 畜糞(有機性廃棄物)
この目的達成のため本考案は、有機廃棄物を貯留する発酵堆肥化槽の上部に水平移動可能に据え付けられた台車を有する架台と、該台車に垂下して設けられ有機廃棄物を攪拌する攪拌装置を有する堆肥化装置を搭載してなる堆肥舎構造において、前記発酵堆肥化槽の一方側の槽壁を外部開放すると共に、屋根ユニットを木製軸組み構造としたことを第1の特徴とする。また、コンクリート製支柱の上面に、前後方向に延びるH鋼材製の走行用レールを敷設し、発酵堆肥化槽の上方には、畜糞を攪拌するための堆肥化装置を据え付けると共に、堆肥化装置の主要部材は、コンクリート製支柱の上に設置されたH鋼製の走行用レールに片持ち支持される一対の左右移動用レールを兼ねた架台上に搭載され、当該架台は少なくともその一端側に、レールの上を走行するウレタン製の車輪と、H鋼の凹条部分に左右から挟持して嵌合され、H鋼材をガイドしながら走行する金属製車輪を備え、発酵堆肥化槽の前後方向に移動可能とされていることを第2の特徴とする。
図2乃至図3に示すように、発酵堆肥化槽2の上方には、畜糞Sを攪拌するための堆肥化装置5が据え付けられる。堆肥化装置5の主要部材は、コンクリート製支柱2の上に設置されたH鋼製の走行用レール9に片持ち支持される一対の左右移動用レールを兼ねた架台6上に搭載されている。架台6は少なくともその一端側に、レール9の上を走行するウレタン製の車輪4aと、H鋼の凹条部分に左右から挟持して嵌合され、H鋼材をガイドしながら走行する金属製車輪4を備え、発酵堆肥化槽2の前後方向に移動可能とされている。すなわち、攪拌装置3は、レール9上には、前後移動用の車輪4及び4aが走行可能に嵌合されると共に、車輪保持フレームにより回転可能に保持され、モーター8aにより回転駆動され堆肥化装置5を構成する。尚、図中、4bは横方向の不測の移動を規制するウレタン製のガイドローラーである。
Claims (2)
- 有機廃棄物を貯留する発酵堆肥化槽の上部に水平移動可能に据え付けられた台車を有する架台と、該台車に垂下して設けられ有機廃棄物を攪拌する攪拌装置を搭載してなる堆肥舎構造において、前記発酵堆肥化槽の一方側の槽壁を外部開放すると共に、屋根ユニットを木製軸組み構造としたことを特徴とする堆肥舎構造。
- コンクリート製支柱の上面に、前後方向に延びるH鋼材製の走行用レールを敷設し、発酵堆肥化槽の上方には、畜糞を攪拌するための堆肥化装置を据え付けると共に、堆肥化装置の主要部材は、コンクリート製支柱の上に設置されたH鋼製の走行用レールに片持ち支持される一対の左右移動用レールを兼ねた架台上に搭載され、当該架台はその一端側をレールの上を走行するウレタン製の車輪と、H鋼の凹条部分に左右から挟持して嵌合され、H鋼材をガイドしながら走行する金属製車輪により発酵堆肥化槽の前後方向に移動可能とされていることを特徴とする請求項1記載の堆肥舎構造。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2013000221U JP3183148U (ja) | 2013-01-18 | 2013-01-18 | 堆肥舎構造 |
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| JP2013000221U JP3183148U (ja) | 2013-01-18 | 2013-01-18 | 堆肥舎構造 |
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|---|---|
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105884432A (zh) * | 2016-04-18 | 2016-08-24 | 同济大学 | 一种自除臭堆肥化处理系统 |
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-
2013
- 2013-01-18 JP JP2013000221U patent/JP3183148U/ja not_active Expired - Fee Related
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