JP3190231B2 - 有声音信号のピッチ周期抽出装置およびピッチ周期抽出方法 - Google Patents

有声音信号のピッチ周期抽出装置およびピッチ周期抽出方法

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JP3190231B2
JP3190231B2 JP20470195A JP20470195A JP3190231B2 JP 3190231 B2 JP3190231 B2 JP 3190231B2 JP 20470195 A JP20470195 A JP 20470195A JP 20470195 A JP20470195 A JP 20470195A JP 3190231 B2 JP3190231 B2 JP 3190231B2
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一男 高山
淳行 高島
俊孝 大和
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声信号のピッチ
周期抽出装置およびピッチ周期方法に係わり、特に時間
領域で処理することの可能な有声音信号のピッチ周期抽
出装置およびピッチ周期方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年音声認識装置あるいは音声合成装置
の実用化が進められているが、音声または楽音からいわ
ゆるピッチ周期の抽出は基本技術の1つとして重要であ
る。ピッチ周期の抽出方法は従来から各種の手法が提案
されているが、波形処理法、スペクトル処理法および相
関処理法に大別される。
【0003】波形処理法としては並列処理法、データ減
少法および零交差法があり、スペクトル処理法としては
ケプストラム分析法があり、相関処理法としては自己相
関法あるいは線形予測残信号法が周知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記提案
にかかるピッチ周期の抽出方法は、ほとんどが周波数領
域での抽出方法であり、FFT等により音声信号を周波
数領域に変換するために高速かつ多量の演算が必要とな
る。従ってピッチ周期抽出装置としては、大規模かつ高
価なものとなることを避けることができない。
【0005】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、時間領域の処理でほぼ実時間でかつ簡易にピッチ
周期を抽出することの可能なピッチ周期抽出装置および
ピッチ周期方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかるピッチ
周期抽出装置は、有声音信号を時系列データとして取り
込む有声音取り込み手段と、有声音取り込み手段によっ
て取り込まれた有声音信号の所定のしきい値の一方の領
域に存在するピークを検出するピーク検出手段と、有声
音取り込み手段によって取り込まれた有声音信号の所定
のしきい値の他方の領域に存在する極値を検出する極値
検出手段と、ピーク検出手段で検出されたピーク値の極
性を反転し極値検出手段で検出された極値に加算してク
ランプ処理を実行するクランプ処理手段と、クランプ処
理手段においてクランプ処理された有声音信号に基づい
てピッチ周期を抽出するピッチ周期抽出手段と、を具備
する。
【0007】請求項2にかかるピッチ周期抽出装置は、
ピッチ周期抽出手段が、クランプ処理手段においてクラ
ンプ処理された有声音信号を検波処理する検波手段と、
検波手段によって検波された波形を微分処理する微分処
理手段と、からなる。請求項3にかかるピッチ周期抽出
装置は、ピーク検出手段の前段に一般人の音声のピッチ
周期より短い周期を有する有声音信号の通過を遮断する
遮断手段をさらに具備する。
【0008】請求項4にかかるピッチ周期抽出装置は、
ピーク検出手段の前段に、有声音取り込み手段によって
取り込まれた有声音信号の立ち上がりの振幅が小かつ立
ち下がりの振幅が小であるときに有声音信号にAGC処
理を施すAGC処理手段をさらに具備する。請求項5に
かかるピッチ周期抽出装置は、ピーク検出手段の前段
に、遮断手段およびAGC処理手段の両方を具備する。
【0009】請求項6にかかるピッチ周期抽出装置は、
ピーク検出手段が所定のしきい値からさらに一方の領域
の所定幅外側の一方の領域に存在するピークを検出する
ものであり、極値検出手段が所定のしきい値からさらに
他方の領域の所定幅外側の他方の領域に存在する極値を
検出するものである。請求項7にかかる周期抽出方法
は、有声音信号を時系列データとして取り込む有声音取
り込み段階と、有声音取り込み段階によって取り込まれ
た有声音信号の所定のしきい値の一方の領域に存在する
ピークを検出するピーク検出段階と、有声音取り込み段
階によって取り込まれた有声音信号の所定のしきい値の
他方の領域に存在する極値を検出する極値検出段階と、
ピーク検出段階で検出されたピーク値の極性を反転し極
値検出段階で検出された極値に加算してクランプ処理を
実行するクランプ処理段階と、クランプ処理段階におい
てクランプ処理された有声音信号に基づいてピッチ周期
を抽出するピッチ周期抽出段階と、を具備する。
【0010】請求項8にかかる周期抽出方法は、ピッチ
周期抽出段階が、クランプ処理段階においてクランプ処
理された有声音信号を検波処理する検波段階と、検波段
階によって検波された波形を微分処理する微分処理段階
と、からなる。請求項9にかかる周期抽出方法は、ピー
ク検出段階の実行に先立ち一般人の音声のピッチ周期よ
り短い周期を有する有声音信号の通過を遮断する遮断段
階をさらに実行する。
【0011】請求項10にかかる周期抽出方法は、ピー
ク検出段階の実行に先立ち有声音取り込み段階によって
取り込まれた有声音信号の立ち上がりの振幅が小かつ振
幅が小であるときに有声音信号にAGC処理を施すAG
C処理段階をさらに実行する。請求項11にかかる周期
抽出方法は、ピーク検出段階の実行に先立ち遮断段階お
よびAGC処理段階の両方を実行する。
【0012】請求項12にかかる周期抽出方法は、ピー
ク検出段階が、所定のしきい値からさらに一方の領域の
所定幅外側の一方の領域に存在するピークを検出するも
のであり、極値検出段階が、所定のしきい値からさらに
他方の領域の所定幅外側の他方の領域に存在する極値を
検出するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明にかかるピッチ周期
抽出装置の構成図であって、マイクロフォン11によっ
て電気信号に変換された有声音はラインアンプ12を介
してマイクロコンピュータ13に取り込まれる。マイク
ロコンピュータ13はデータバス131を中心として、
CPU132、メモリ133、A/D変換器134およ
び出力インターフェイス135から構成されている。
【0014】抽出されたピッチ周期は、出力インターフ
ェイス135を介して例えばプリンタである出力装置1
4に出力される。図2はマイクロコンピュータ131で
実行される第1のピッチ周期抽出ルーチンのフローチャ
ートであって、ステップ21においてマイクロフォン1
1で集音した有声音信号Sを読み込む。なお有声音信号
Sは、ラインアンプ12によって0ボルトを中心として
正負に振動する信号として読み込まれるようにバイアス
されているものとする。
【0015】ステップ22においてピーク検出処理を実
行し、ステップ23において極値検出・クランプ処理を
実行する。さらにステップ24においてピッチ周期検出
処理を行った後、ステップ25でピッチ周期を出力して
このルーチンを終了する。図3はステップ22で実行さ
れるピーク検出処理の詳細フローチャートであって、ス
テップ221において有声音信号Sに正領域でピークが
検出されたか否かを判定する。
【0016】ステップ221で肯定判定された場合、即
ちピークが検出された場合はステップ222に進み正方
向のピーク値をPとして記憶してこのルーチンを終了す
る。ステップ221で否定判定された場合、即ちピーク
が検出されない場合は直接このルーチンを終了する。図
4はステップ23において実行される極値検出・クラン
プ処理ルーチンの詳細フローチャートであって、ステッ
プ231において有声音信号Sに負領域で極値が検出さ
れたか否かを判定する。
【0017】ステップ231で肯定判定された場合、即
ち極値が検出された場合はステップ232に進み、有声
音信号Sからピーク値Pを減算した値を処理値Xに設定
してこのルーチンを終了する。ステップ231で否定判
定された場合、即ち極値が検出されない場合はステップ
233に進み、有声音信号Sを処理値Xとしてこのルー
チンを終了する。
【0018】図5はステップ24において実行されるピ
ッチ周期検出処理の詳細フローチャートであって、ステ
ップ241において検波出力Y’を次式により更新す
る。 Y’=E・exp(−Δt/τ) ここでΔtはサンプリング時間、τは予め定められた時
定数である。なおEについては後述する。
【0019】ステップ242において処理値Xの絶対値
が検波出力Y’の絶対値より大であるか否かを判定す
る。ステップ242で否定判定された場合、即ち処理値
Xにピークが検出されない場合はステップ243に進
み、検波出力Y’をEに設定してステップ246に進
む。
【0020】ステップ242で肯定判定された場合はス
テップ244に進み、有声音信号Sに負領域で極値が検
出されたか否かを判定する。ステップ244で肯定判定
された場合はステップ245で処理値XをEに設定し、
ステップ246に進む。なおステップ244で否定判定
された場合はステップ243に進む。
【0021】ステップ246においてEとして記憶され
ていた値を検波出力Yに設定し、ステップ247で次式
により検波出力Yを微分する。 Q=(Y−YB)/Δt ステップ248において次回の演算に備え、検波出力Y
を前回検波出力YBに置き換えてこの処理を終了する。
【0022】即ちその絶対値が予め定めた所定値より大
きい微分値Qの周期を計測することによりピッチ周期を
検出することが可能となる。図6はステップ22の前段
で実行される一般人の音声ピッチ周期より短い周期を有
する有声音信号に対してフィルタリング処理を行う理由
の説明図であって、(イ)および(ロ)に示すように正
領域にあるピークaあるいは負領域にあるピークbを確
実に検出するためには中間にある極値cを確実に除去す
ることが必要となる。
【0023】そこで本発明においては正領域にあるピー
クaおよび正領域にあるピークa以後にある負領域の極
小値、即ち(ロ)におけるcを検出し、ピークaの極性
を反転して負領域の極小値に加算される。この処理によ
れば、図6(ハ)に示すような正負振幅が同一である場
合にも確実にフィルタリング処理を行うことが可能とな
る。
【0024】図7から図10は第1のピッチ周期抽出ル
ーチンによる有声音処理の波形図であって、図7はマイ
クロフォン11で集音した有声音の波形図である。図8
はクランプ処理後の波形図であって、時刻t1 、t3
よびt5 でピーク値Pが検出され、時刻t2 、t4 およ
びt6 で検出された極値に極性が反転されたピーク値P
が加算されてフィルタリング処理がなされる。
【0025】図9は検波処理後の波形図、図10は微分
処理後の波形図であって、微分処理後のパルスの周期を
計測することによってピッチ周期を計測することができ
る。第1のピッチ周期抽出ルーチンによっても、図6
(ロ)に示すように負領域の極小値の絶対値が小さい時
にはフィルタリング処理によって十分に極値を強調する
ことができない。
【0026】この課題を解決するためには有声音をフィ
ルタリング処理して短周期の有声音を除去することが有
効である。図11は第2のピッチ周期抽出ルーチンのフ
ローチャートであって、第1のピッチ周期抽出ルーチン
のステップ21とステップ22の間にフィルタリング処
理111が挿入される。
【0027】なおこのフィルタリング処理には、周知の
ローパス特性を有するディジタルフィルタを使用するこ
とが可能である。なお遮断周波数は一般人のピッチ周波
数である300〜400Hz以上の信号を遮断するよう
に設定することが好ましい。図12はフィルタリング処
理の効果の説明図であって、(イ)は処理前の波形を、
(ロ)は処理後の波形を示している。
【0028】第1および第2のピッチ周期抽出ルーチン
によれば所定値以上の振幅の有声音であればピッチ周期
を抽出することが可能であるが、振幅が小さい場合には
抽出されたピッチ周期の精度が劣化する場合がある。図
13はこの課題を解決するためのAGC処理を追加した
第3のピッチ周期抽出ルーチンのフローチャートであっ
て、第1のピッチ周期抽出ルーチンのステップ21とス
テップ22の間にAGC処理131が挿入される。
【0029】図14はAGC処理の詳細フローチャート
であって、ステップ131Aにおいて有声音信号Sに極
大値であるか否かが判定され、肯定判定されればステッ
プ131Bにおいて極大値をSmax として記憶する。さ
らにステップ131Cにおいて極大値検出後の時間を表
すパラメータh設定し、極大値が検出された時間を表す
サンプリング番号iをimax (h)としてステップ13
1Fに進む。
【0030】ステップ131Aにおいて否定判定された
場合は、ステップ131Dに進み有声音信号Sに極小値
であるか否かが判定する。ステップ121Dで肯定判定
されればステップ131Eにおいて極小値をSmin とし
て記憶してステップ131Fに進む。ステップ131F
で次式により有声音信号Sの振幅ΔSを算出する。
【0031】ΔS=|Smax −Smin | ステップ131Gで次式により振幅ΔSの関数として振
幅の移動平均値ΔSavを算出してステップ131Hに進
む。 ΔSav={(n−1)・ΔSav+ΔS}/n なおステップ131Dにおいて否定判定されたときは直
接ステップ131Hに進む。
【0032】ステップ131Hで次式において振幅の移
動平均値ΔSavの関数としてAGCゲインAG(h)を
定める。 AG(h)=AG(ΔSav) 具体的には次式の関数を使用することが可能である。 AG(h)=A・exp(−ΔSav/V)+B ここでA、VおよびBは予め定めた定数である。
【0033】図15はAGCゲインの関数の一例を示す
グラフであって、横軸に振幅の移動平均値ΔSavを、縦
軸にAGCゲインをとる。このグラフに示すように振幅
の移動平均値ΔSavの増加に伴ってAGCゲインを急減
する理由は、有声音の飽和特性を補償して均一の振幅と
するためである。ステップ131Iにおいて極大値検出
後の時間を表すパラメータhをインクリメントし、ステ
ップ131Jにおいて現在の時刻を表すサンプリング番
号iからAGCゲインの算出時間Δiだけ遡ったサンプ
リング番号(i−Δi)がimax(0)に等しいか否か
を判定する。
【0034】ステップ131Jで肯定判定されたときは
ステップ131Kに進み、補償ゲインGをAG(0)に
設定する。その後ステップ131LでAGCゲインAG
(j)および極大値が検出された時間を表すサンプリン
グ番号imax (j)を次式により一つ前にシフトして、
ステップ131Mに進む。
【0035】AG(j−1)=AG(j) imax (j−1)=imax (j) ただしj=1、2・・・h なおステップ131Jで否定判定されたときは直接ステ
ップ131Mに進む。ステップ131Mにおいて次式に
基づきAGC処理を実行してこのルーチンを終了する。
【0036】S(i)=G・S(i−Δi) なお第2のピッチ周期抽出ルーチンで使用したフィルタ
リング処理をステップ131のAGC処理の前段に追加
することも可能である。図16は第3のピッチ周期抽出
ルーチンによるピッチ周期抽出結果を示すグラフであっ
て、約150Hz近傍にピッチ周期が抽出されている。
【0037】しかし2から2.5秒にかけては、有声音
がないにもかかわらずピッチ周期が広い周波数帶域にわ
たって分布している。これはいわゆる暗騒音の影響であ
ることが判明したため、有声音信号が0ボルトを中心と
する所定幅以内にある場合には有声音信号を強制的に0
ボルトに置き代える処理(以下不感帯処理)を追加する
こととした。
【0038】図17は第4のピッチ周期抽出ルーチンの
フローチャートであって、第3のピッチ周期抽出ルーチ
ンのステップ21とステップ131の間にステップ17
1として不感帯処理が挿入される。図18は不感帯処理
の詳細フローチャートであって、ステップ171Aにお
いて有声音信号S(i)が所定値DB以下であるか否か
を判定する。
【0039】ステップ171Aにおいて肯定判定された
ときはステップ171Bに進み、有声音信号S(i)を
"0" に設定してこの処理を終了する。ステップ171
Aにおいて否定判定されたときはステップ171Cに進
み、有声音信号S(i)が所定値−DB以上であるか否
かを判定する。ステップ171Cにおいて肯定判定され
たときはステップ171Dに進み、有声音信号S(i)
を "0" に設定してこの処理を終了する。
【0040】なおステップ171Cにおいて否定判定さ
れたときは直接この処理を終了する。図19は第4のピ
ッチ周期抽出ルーチンによるピッチ周期抽出結果を示す
グラフであって、約150Hz近傍にピッチ周期が抽出
されている。さらに2から2.5秒の有声音がない部分
では、ピッチ周期は検出されていない。
【0041】
【発明の効果】請求項1にかかるピッチ周期抽出装置お
よび請求項7にかかるピッチ周期抽出方法によれば、一
方の領域にあるピーク値を極性を反転して他方の領域に
ある極値に加算するクランプ処理を施すことによりピッ
チ周期を時間領域でほぼ実時間で検出することが可能と
なる。
【0042】請求項2にかかるピッチ周期抽出装置およ
び請求項8にかかるピッチ周期抽出方法によれば、クラ
ンプ処理後の有声音を検波、微分処理してピッチ周期を
抽出することによりピッチ周期を確実に検出することが
可能となる。請求項3にかかるピッチ周期抽出装置およ
び請求項9にかかるピッチ周期抽出方法によれば、一般
人のピッチ周期以上の周期を有する有声音を遮断する遮
断処理を行った後にクランプ処理を実行することにより
極値を確実に検出し、ピッチ周期の検出精度を向上する
ことが可能となる。
【0043】請求項4にかかるピッチ周期抽出装置およ
び請求項10にかかるピッチ周期抽出方法によれば、有
声音の振幅が小さい場合にはAGC処理により振幅を増
幅することによりピッチ周期の検出精度を向上すること
が可能となる。請求項5にかかるピッチ周期抽出装置お
よび請求項11にかかるピッチ周期抽出方法によれば、
ローパスフィルタ処理およびAGC処理の両方を行うこ
とによりピッチ周期の検出精度を一層向上することが可
能となる。
【0044】請求項6にかかるピッチ周期抽出装置およ
び請求項12にかかるピッチ周期抽出方法によれば、所
定の不感帯幅以下の振幅を有する有声音を除去すること
によりピッチ周期の検出精度を向上することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピッチ周期抽出装置の構成図である。
【図2】第1のピッチ周期抽出ルーチンのフローチャー
トである。
【図3】ピーク検出処理の詳細フローチャートである。
【図4】極値検出・クランプ処理の詳細フローチャート
である。
【図5】ピッチ周期検出処理の詳細フローチャートであ
る。
【図6】フィルタリング処理を行う理由の説明図であ
る。
【図7】有声音の波形図である。
【図8】クランプ処理後の波形図である。
【図9】検波処理後の波形図である。
【図10】微分処理後の波形図である。
【図11】第2のピッチ周期抽出ルーチンのフローチャ
ートである。
【図12】フィルタリング処理の効果の説明図である。
【図13】第3のピッチ周期抽出ルーチンのフローチャ
ートである。
【図14】AGC処理の詳細フローチャートである。
【図15】AGCゲインの関数の一例を示すグラフであ
る。
【図16】第3のピッチ周期抽出ルーチンによる抽出結
果を示すグラフである。
【図17】第4のピッチ周期抽出ルーチンのフローチャ
ートである。
【図18】不感帯処理の詳細フローチャートである。
【図19】第4のピッチ周期抽出ルーチンによる抽出結
果を示すグラフである。
【符号の説明】 11…マイクロフォン 12…ラインアンプ 13…マイクロコンピュータ 131…データバス 132…CPU 133…メモリ 134…A/D変換器 135…出力インターフェイス 14…プリンタ
フロントページの続き (72)発明者 高山 一男 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28 号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 高島 淳行 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28 号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 大和 俊孝 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28 号 富士通テン株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−114300(JP,A) 特開 昭60−191298(JP,A) 特開 昭55−55398(JP,A) 特開 平1−101600(JP,A) 特開 昭61−26098(JP,A) 特開 昭64−82098(JP,A) 実開 昭55−11523(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10L 11/04

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有声音信号を時系列データとして取り込
    む有声音取り込み手段と、 前記有声音取り込み手段によって取り込まれた有声音信
    号の所定のしきい値の一方の領域に存在するピークを検
    出するピーク検出手段と、 前記有声音取り込み手段によって取り込まれた有声音信
    号の所定のしきい値の他方の領域に存在する極値を検出
    する極値検出手段と、 前記ピーク検出手段で検出されたピーク値の極性を反転
    し、前記極値検出手段で検出された極値に加算してクラ
    ンプ処理を実行するクランプ処理手段と、 前記クランプ処理手段においてクランプ処理された有声
    音信号に基づいてピッチ周期を抽出するピッチ周期抽出
    手段と、を具備する有声音信号のピッチ周期抽出装置。
  2. 【請求項2】 前記ピッチ周期抽出手段が、 前記クランプ処理手段においてクランプ処理された有声
    音信号を検波処理する検波手段と、 前記検波手段によって検波された波形を微分処理する微
    分処理手段と、からなる請求項1に記載の有声音信号の
    ピッチ周期抽出装置。
  3. 【請求項3】 前記ピーク検出手段の前段に、一般人の
    音声のピッチ周期より短い周期を有する有声音信号の通
    過を遮断する遮断手段をさらに具備する請求項1に記載
    の有声音信号のピッチ周期抽出装置。
  4. 【請求項4】 前記ピーク検出手段の前段に、前記有声
    音取り込み手段によって取り込まれた有声音信号の立ち
    上がりの振幅が小かつ立ち下りの振幅が小であるときに
    有声音信号にAGC処理を施すAGC処理手段をさらに
    具備する請求項1に記載の有声音信号のピッチ周期抽出
    装置。
  5. 【請求項5】 前記ピーク検出手段の前段に、前記遮断
    手段および前記AGC処理手段の両方を具備する請求項
    1に記載の有声音信号のピッチ周期抽出装置。
  6. 【請求項6】 前記ピーク検出手段が、所定のしきい値
    からさらに一方の領域の所定幅外側の一方の領域に存在
    するピークを検出するものであり、 前記極値検出手段が、所定のしきい値からさらに他方の
    領域の所定幅外側の他方の領域に存在する極値を検出す
    るものである請求項1に記載の有声音信号のピッチ周期
    抽出装置。
  7. 【請求項7】 有声音信号を時系列データとして取り込
    む有声音取り込み段階と、 前記有声音取り込み段階によって取り込まれた有声音信
    号の所定のしきい値の一方の領域に存在するピークを検
    出するピーク検出段階と、 前記有声音取り込み段階によって取り込まれた有声音信
    号の所定のしきい値の他方の領域に存在する極値を検出
    する極値検出段階と、 前記ピーク検出段階で検出されたピーク値の極性を反転
    し、前記極値検出段階で検出された極値に加算してクラ
    ンプ処理を実行するクランプ処理段階と、 前記クランプ処理段階においてクランプ処理された有声
    音信号に基づいてピッチ周期を抽出するピッチ周期抽出
    段階と、を具備する有声音信号のピッチ周期抽出方法。
  8. 【請求項8】 前記ピッチ周期抽出段階が、 前記クランプ処理段階においてクランプ処理された有声
    音信号を検波処理する検波段階と、 前記検波段階によって検波された波形を微分処理する微
    分処理段階と、からなる請求項7に記載の有声音信号の
    ピッチ周期抽出方法。
  9. 【請求項9】 前記ピーク検出段階の実行に先立ち、一
    般人の音声のピッチ周期より短い周期を有する有声音信
    号の通過を遮断する遮断段階をさらに実行する請求項7
    に記載の有声音信号のピッチ周期抽出方法。
  10. 【請求項10】 前記ピーク検出段階の実行に先立ち、
    前記有声音取り込み段階によって取り込まれた有声音信
    号の立ち上がりの振幅が小かつ振幅が小であるときに有
    声音信号にAGC処理を施すAGC処理段階をさらに実
    行する請求項7に記載の有声音信号のピッチ周期抽出方
    法。
  11. 【請求項11】 前記ピーク検出段階の実行に先立ち、
    前記遮断段階および前記AGC処理段階の両方を実行す
    る請求項7に記載の有声音信号のピッチ周期抽出方法。
  12. 【請求項12】 前記ピーク検出段階が、所定のしきい
    値からさらに一方の領域の所定幅外側の一方の領域に存
    在するピークを検出するものであり、 前記極値検出段階が、所定のしきい値からさらに他方の
    領域の所定幅外側の他方の領域に存在する極値を検出す
    るものである請求項7に記載の有声音信号のピッチ周期
    抽出方法。
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