JP3192811U - 罫書用巻尺 - Google Patents
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Abstract
【課題】被加工部材に連続的に目印を描くときに好適な罫書用巻尺を提供する。
【解決手段】2個のストッパー9,10付の巻尺1,2を、目盛帯5,6の目盛面が同一平面となるように組み合わせて固着し、互いに直角方向に目盛帯5,6を引出し及び収納可能とした。また、巻尺1,2の少なくとも何れかの底部に、磁石又は吸盤が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】2個のストッパー9,10付の巻尺1,2を、目盛帯5,6の目盛面が同一平面となるように組み合わせて固着し、互いに直角方向に目盛帯5,6を引出し及び収納可能とした。また、巻尺1,2の少なくとも何れかの底部に、磁石又は吸盤が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本考案は、被加工部材に罫書線やポンチ孔(以下、目印という)を描くときに用いる罫書用巻尺に関し、特に長尺の被加工部材に、連続的に目印を描くときに好適な罫書用巻尺に関するものである。
従来、被加工部材に罫書線を描く定規として各種のものが開示されている。例えば、2個の金属製巻尺を互いに直角方向に収納してスケールを構成し、バスダクトコーナー部のX、Y方向の寸法を同時に測定できる、2方向同時測定用スケールが開示されている(特許文献1参照。)。
また、被加工物に罫書線やポンチ孔を描くのに用いる定規として、短冊状のスケールの目盛に沿って移動自在なジョーが嵌装されており、このジョーと一体の基準面がスケールの目盛と直角に設けられ、ジョーにはスケールの目盛と対応する位置にバーニア目盛が設けられ、ジョーの下面には巻取軸をスケールの面に直角にして金属製巻尺のケースが固着され、この巻尺がスケールの目盛と直交する方向に引出し可能であるけがき定規が開示されている(特許文献2参照。)。
特許文献1に開示の2方向同時測定用スケールは、バスダクトコーナー部を1回で寸法測定できるが、被加工部材に載置して巻尺の先端辺に沿って罫書線を正確に引くことが難しいという問題がある。また、特許文献2に開示のけがき定規は、巻尺と直線定規を直角アングルを介して、この巻尺がスケールの目盛と直交する方向に引出し可能としたものであり、巻尺を被加工部材の端面に添えたまま、直線定規は前記被加工部材の表面をスライドさせる構成となっている。したがって、目印をつける場合は、被加工部材の端面で目盛を確認し、次いで前記被加工部材の表面の直線定規の目盛を確認するという2工程が必要となり、作業効率が悪い。また、巻尺と直線定規の目盛が直角となっているので、被加工部材の端面を基準とした罫書作業に限定されるという問題点があった。
本考案は、上記課題を解決するためになされたものであり、被加工部材に連続的に目印を描くときに好適な罫書用巻尺を提供することを目的としている。
本考案の請求項1に係る罫書用巻尺は、2個のストッパー付の巻尺を、目盛帯の目盛面が同一平面となるように組み合わせて固定して、互いに直角方向に引出し及び収納可能としたものである。このように構成されているので、一方の巻尺の目盛帯を被加工部材の端部から目印をつける位置まで引き出して固定し、他方の巻尺の目盛帯の先端係止片を前記端部に係止して目盛帯を所望寸法だけ引き出すことにより、容易に目印を付けることができる。また、引続き前記他方の巻尺から目盛帯を所望寸法だけ引き出せば、容易に連続的に目印をつけることができる。
本考案の請求項2に係る罫書用巻尺は、前記巻尺の少なくとも何れかの底部に、磁石又は吸盤が設けられている。このように構成されているので、被加工部材が鉄系金属の場合、巻尺が被加工部材に磁着する。また、ステンレスやアルミ合金などの非鉄金属の場合、巻尺が吸着する。これにより、手を離しても巻尺が被加工部材から脱落することがないので、効率良く目印を容易につけることができる。
本考案の罫書用巻尺によれば、被加工部材に目印を連続的、かつ、容易につけることができる。また、巻尺には磁石又は吸盤が設けられているので、巻尺から手を離しても脱落することが無いので、効率良く目印を容易につけることができる。
本考案の実施形態について、図面に基づき詳細に説明する。図1は実施形態の一例を示す罫書用巻尺の斜視図、図2は実施形態の一例で、目盛帯を引き出した状態を示す罫書用巻尺の斜視図である。図3は罫書用巻尺の使用状態の一例を示す説明図である、図4は他の実施形態を示す巻尺の底面図であり、(a)は磁石を設けたもの、(b)は吸盤を設けたもの、(c)は磁石と吸盤を設けたものである。
図1及び図2において、巻尺A1及び巻尺B2は一般的な巻尺であり、可撓性を有する材料で形成された目盛帯が回転ドラム(図示しない)に巻回されており、前記目盛帯を巻き取るバネ(図示しない)を内装する前記回転ドラムが、巻尺本体内に設けられた軸(図示しない)に回動自在に軸支されている。前記目盛帯の先端には、被加工部材の端縁等に係止する係止フック7、8が設けられている。また、各巻尺には目盛帯を任意長まで引き出した状態で固定するストッパー9,10が設けられている。
前記巻尺A1及び巻尺B2は、それぞれの目盛帯A5,B6の目盛面が同一平面となるように巻尺本体A3及び巻尺本体B4の一部を直角に固着している。これにより一方の目盛帯が他方の目盛帯の上面又は下面を直角に交差して、引き出され又は収納される。
図3に基づいて、本考案による罫書用巻尺の使用方法を説明する。20は被加工部材であり、例えば、鋼鈑である。前記鋼鈑20の端縁21からの距離がY1、Y2、Y3で、側面22からの距離がXの位置に目印23a、23b、23c、をつけるには、巻尺B2の目盛帯B6の先端にある係止フックB8がXの距離になるまで目盛帯B6を引き出して、ストッパー10で固定する。
次に、巻尺A1の目盛帯A5の先端にある係止フックA7を、前記鋼鈑20の端縁21に係止してY1の距離になるまで引き出す。この状態で、巻尺B2の目盛帯B6の先端にある係止フックB8の位置が目印23aである。引き続き、巻尺A1の目盛帯A5をY2の距離になるまで引き出す。この状態で、巻尺B2の目盛帯B6の先端にある係止フックB8の位置が目印23bである。引き続き、巻尺A1の目盛帯A5をY3の距離になるまで引き出す。この状態で、巻尺B2の目盛帯B6の先端にある係止フックB8の位置が目印23cである。なお、巻尺A1の目盛帯A5を引き出す都度、ストッパーA9で固定するか否かは、使用者が自由に選択することができる。
前記巻尺A1の目盛帯A5をY方向に引き出した状態で、目盛帯A5をストッパーA9で固定すると、巻尺A1から手を離すことが可能となる。これにより、巻尺A1から手等を離して別作業ができ非常に便利である。
巻尺A1及び巻尺B2の目盛帯A5,B6の長さが各2mであれば、X,Y方向2mまで目印をつけることができ、目盛帯A5,B6が各5mであれば、X,Y方向5mまで目印をつけることができる。また、例えば、巻尺A1の目盛帯長を5m、巻尺B2の目盛帯長を2mとするなど、巻尺A1と巻尺B2の目盛帯長は任意に構成することができる。
図4において、前記巻尺本体A3及び巻尺本体B4の底面には、磁石11又は吸盤12が設けられている。これにより被加工部材である鋼鈑20が斜め又は垂直方向に置かれた状態で目印を付ける場合でも、巻尺A1,B2は前記鋼鈑20に磁着又は吸着できるので、前記鋼鈑面から脱落することが無い。また、ステンレス鋼などの場合は、吸盤付きの巻尺A1,B2を用いればステンレス鋼面に吸着させることができるので、前記と同様に脱落することがない、更に、図4(c)のように、磁石と吸盤を設けると、広範囲の被加工部材に適用することができる。
本考案の罫書用巻尺は、土木建築業界や機械加工業界において、広く利用することが可能である。
1 巻尺A
2 巻尺B
3 巻尺本体A
4 巻尺本体B
5 目盛帯A
6 目盛帯B
7 係止フックA
8 係止フックB
9 ストッパーA(ロック機構)
10 ストッパーB(ロック機構)
11 磁石
12 吸盤
20 鋼鈑(被加工部材)
21 端縁
22 端面
23a,23b,23c 罫書線又はポンチ孔(目印)
2 巻尺B
3 巻尺本体A
4 巻尺本体B
5 目盛帯A
6 目盛帯B
7 係止フックA
8 係止フックB
9 ストッパーA(ロック機構)
10 ストッパーB(ロック機構)
11 磁石
12 吸盤
20 鋼鈑(被加工部材)
21 端縁
22 端面
23a,23b,23c 罫書線又はポンチ孔(目印)
Claims (2)
- 2個のストッパー付の巻尺を、目盛帯の目盛面が同一平面となるように組み合わせて固定し、互いに直角方向に目盛帯を引出し及び収納可能としたことを特徴とする罫書用巻尺。
- 前記巻尺の少なくとも何れかの底部に、磁石又は吸盤が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の罫書用巻尺。
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3192811U true JP3192811U (ja) | 2014-09-04 |
Family
ID=
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102261071B1 (ko) * | 2020-06-10 | 2021-06-04 | 주식회사코메론 | 다축 자석 베이스 줄자 |
Cited By (1)
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|---|---|---|---|---|
| KR102261071B1 (ko) * | 2020-06-10 | 2021-06-04 | 주식회사코메론 | 다축 자석 베이스 줄자 |
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