JP3199099U - 肩ベルト固定具 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者の肩幅に合わせて左右一対の肩ベルト同士の間隔を調整可能としつつ、長期間使用しても破損することなく使用することができる肩ベルト固定具を提供する。【解決手段】リュックサックの左右肩ベルト5L、5R間の間隔を一定間隔に維持する帯状の弾性体11と、弾性体を左右肩ベルトに着脱自在とした着脱部13L、13Rと、着脱部を弾性体の両端に連結する連結部12L、12Rと、を備え、連結部を着脱部に接続ピン15を介して回動自在に連結した。【選択図】図4
Description
本考案は、使用者が背負って歩いたときに、リュックサックの左右の肩ベルトの間隔を一定に保つことができる肩ベルト固定具に関するものである。
従来、使用者が物品等を背中に背負って移動するのに好適な運搬手段としてリュックサックが広く用いられている。このようなリュックサックは、使用者の両手が自由に使用できるので安全性が高く、登山やハイキング等で主に使用されることが多い。また、近年では、登山等以外でも、日常の通勤、通学及び街歩き等でも使用される機会が多くなっている。
しかしながら、既製品のリュックサックは、使用者の体形(例えば、なで肩等)によっては、左右の肩ベルトの間隔が使用者に肩にフィットするとは限らない。また、物品を収容した状態で使用者が背負って歩行や軽いランニング等を行うと、リュックサックに収容した物品の重さによるリュックサックの揺れのため、左右の肩ベルトの間隔が広がってしまい使用者の肩からずれたり外れたりすることがあり、その都度、リュックサックを背負い直す必要が生じ、使用者が疲労する原因となっていた。
そこで、本願出願人は、使用者の肩幅に合わせて左右の肩ベルトの間隔を一定の間隔に保つように調整可能とした肩ベルト調整手段であるショルダーストラップを開示している(例えば、特許文献1に記載)。
ところが、上記特許文献1に記載のショルダーストラップは、使用者の動きに合わせて変則的に上下動する左右の肩ベルトの動きにより、ショルダーストラップの中央の弾性体の一端(上端又は下端)に負荷がかかり、長期間使用すると中央の弾性体に亀裂が生じて、最終的に破損してしまう虞があった。
この考案は、上記課題を解決するためになされたもので、使用者の肩幅に合わせて左右一対の肩ベルト同士の間隔を調整可能としつつ、長期間使用しても破損することなく使用することができる肩ベルト固定具を提供することを目的とする。
請求項1に記載の考案は、リュックサックの左右肩ベルト間の間隔を一定間隔に維持する帯状の弾性体と、前記弾性体を前記左右肩ベルトに着脱自在とした着脱部と、前記着脱部を前記弾性体の両端に連結する連結部と、を備え、前記連結部を前記着脱部に回動自在に連結したことを特徴とする肩ベルト固定具とした。
本考案によれば、リュックサックの左右の肩ベルト間の間隔を一定間隔に維持する弾性体と、弾性体を左右の肩ベルトに着脱自在とした着脱部と、着脱部を弾性体の両端に連結する連結部と、を備え、連結部を着脱部に回動自在に連結した肩ベルト固定具としたため、左右の肩ベルトの上下動による連結部から弾性体にかかるリュックサックの荷重が、弾性体の上端部又は下端部に集中することを防ぐことができるので、使用者の肩幅に合わせて左右一対のベルトの間隔を保つとともに、長期間使用しても肩ベルト固定具の破損を防止することができる。
以下、本考案の実施例について図面を用いて詳細に説明する。
以下、図1〜図4を参照して、本実施例における肩ベルト固定具について説明する。図1は本考案の肩ベルト固定具の使用状態を示す図である。図2は本考案の肩ベルト固定具の構成を示す斜視図である。図3は従来の肩ベルト固定具に生じる亀裂の発生を説明する図である。図4は本考案の肩ベルト固定具の動きを説明する図である。
図1に示すように、肩ベルト固定具10は、使用者がリュックサック1を背負ったときに、肩ベルト5R,5L間の間隔を、使用者の肩幅に合った一定間隔に調整できる位置(使用者の首の後ろ近傍の肩位置)の肩ベルト5R,5L間に水平に取り付けられる。
リュックサック1の使用者の体形は各人異なり、例えば、規格化されたリュックサック1を背負った場合、肩ベルト5R,5L間の幅が使用者の肩幅にフィットすることはまれである。このため、使用者の首の後ろ近傍の肩位置の肩ベルト5R,5L間に、肩ベルト固定具10を水平に装着する。これにより、例えば、肩幅の狭い使用者が規格化されたリュックサック1を背負った場合でも、使用者の肩幅に合わせて、肩ベルト5R,5L間の間隔を一定間隔に維持することができる。このため、使用者がリュックサック1を使用中に、リュックサック1の揺れにより肩ベルト5R,5Lが変則的に上下動して、肩ベルト5R,5L間の間隔が広がることで、肩ベルト5R,5Lが使用者の肩からずり落ちることを防止することができる。
図2に示すように、肩ベルト固定具10は、中央部の弾性体11と、この弾性体11のそれぞれ両端に設けられた接続部12R,12Lと、接続部12R,12Lにそれぞれ取り付けられた左右の着脱部13R,13Lとにより構成されている。
中央の弾性体11は、例えば、帯状に形成された伸縮性のあるゴム素材が好適に用いられており、長手方向に加重がかかると、所定の範囲以内(例えば、20mm以内)で伸縮自在としている。
また、中央の弾性体11は、カバー11aに覆われている。このカバー11aは、弾性体11が直接使用者の体(つまり、首の後ろなど)に触れることを防止するためのものであり、吸汗性に優れた素材が用いられる。
接続部12R,12Lは、金属製の楕円形のリング状に形成され、その長手方向の一端に、弾性体11の長手方向の両端がそれぞれ折り返して巻きつけられて取り付けられている。接続部12R,12Lの長手方向の他端中央には、突起部12aが設けられ、その突起部12aの先端が着脱部13R,13Lの基端に接続ピン15により接続されている。この接続部12R,12Lの突起部12aの先端は、肩ベルト固定具10を肩ベルト5R,5Lに取り付けた状態で着脱部13R,13Lに基端の接続ピン15を中心として上下(垂直)方向に回動自在に接続している。
着脱部13R,13Lは、肩ベルト固定具10を肩ベルト5R,5Lに着脱自在とするためのものであり、例えば、サスペンダーをズボンに着脱するときに用いられる周知のサスペンダー金具(サスペンダークリップともいう)が好適に用いられる。着脱部13R,13Lは、可動部13a、上挟持部13b及び下挟持部13cから構成され、可動部13aの先端を起立状態にすることで、上挟持部13bの先端が上部に持ち上がり上挟持部13bと下挟持部13cの間に挟持スペースが形成される。そして、この挟持スペースに肩ベルト5R,5Lを挿入して、可動部13aの先端を起立状態から倒伏状態にすることで、これに合わせて上挟持部13bの先端が下部に変位して挟持スペースが閉じることで、上挟持部13bと下挟持部13cの間に肩ベルト5R,5Lが挟持される。
着脱部13R,13Lの上挟持部13bの底部先端近傍と下挟持部13cの上部先端近傍には、それぞれ複数の突起13dが、上挟持部13bでは下向きに、また、下挟持部13cでは上向きに、挟持スペースが閉じた状態で互い違いに噛み合うように設けられている。この複数の突起13dにより、上挟持部13bと下挟持部13cの間に肩ベルト5R,5Lを挟持した場合に、肩ベルト固定具10を肩ベルト5R,5L間に固着することができ、肩ベルト5R,5Lを使用者の肩幅に合わせて一定間隔に保つことができる。
なお、本実施例では、着脱部13R,13Lとしてサスペンダー金具を用いて説明したが、これに限らず、肩ベルト固定具10を肩ベルト5R,5Lに着脱自在とするものであればよい。
従来の肩ベルト固定具10’では、図3に示すように、接続部12R,12Lが着脱部13R,13Lに固定して接続されていたため、使用者が歩行や軽いランニング等を行うと、使用者の肩の揺れに応じて肩ベルト5R,5Lは変則的に上下動するため、リュックサック1の荷重が中央の弾性体11の上端部に集中する場合がある。このため、長期間使用していると、中央の弾性体11の上端部に亀裂Kが生じてしまい。この亀裂Kが広がることで、中央の弾性体11が破損してしまうことがあった。
これに対して、図4(a)に示すように、本実施例の肩ベルト固定具10を、使用者の肩幅に合わせて肩ベルト5R,5L間を一定間隔Hに保つように水平に取り付けた場合、使用者が歩行や軽いランニング等を行うと、使用者の肩の揺れに応じて肩ベルト5R,5Lも変則的に上下動する。
この時、図4(b)に示すように、本考案の肩ベルト固定具10は、肩ベルト5R,5Lの変則的な上下動に応じて、着脱部13R,13Lが上下に変動しても、接続部12R,12Lが着脱部13R,13Lの基端の接続ピン15を中心として上下に回動自在に接続されているので、中央の弾性体11に係るリュックサック1の荷重が、中央の弾性体11の上端部又は下端部の一端に集中することがない。これにより、本考案の肩ベルト固定具10は、使用者の肩幅に合わせて左右一対のベルトの間隔を一定間隔Hに保つとともに、長期間使用してもリュックサック1の荷重が、中央の弾性体11の上端部又は下端部に集中することで生起される中央の弾性体11の破損を防止することができる。
また、本考案の肩ベルト固定具10は、一旦使用者の肩幅に合わせて肩ベルト5R,5L間に取り付けた後は、リュックサック1を背負ったり降ろしたりするときでも、肩ベルト固定具10の連結を解除する必要がなく、余計な手間を省くことができるので使い勝手がよい。
上述してきたように、本考案の肩ベルト固定具10は、使用者の肩幅等の体形に合わせて、使用者の首の後ろの肩位置近傍に、左右一対の肩ベルト5R,5L間の間隔を一定間隔に維持することができる。これにより、使用者の肩に左右一対の肩ベルト5R,5Lをフィットさせることができるので、使用者がリュックサック1を背負って歩行や軽いランニング(ジョギング)等を行っても、肩ベルト5R,5Lの間隔が広がって、使用者の肩からずれたり外れたりすることがなく、使用者がリュックサックを背負い直す必要がなく、使用者が快適にリュックサックを使用することが可能となる。
さらに、本考案の肩ベルト固定具10は、接続部12R,12Lが着脱部13R,13Lの基端の接続ピン15を中心として上下に回動自在に接続される構成としているため、リュックサック1の荷重が、中央の弾性体11の上端部又は下端部に集中することで生起される中央の弾性体11の破損を防止することができ、長期間使用することが可能な肩ベルト固定具10を提供することが可能となる。
以上、上述した実施例を通して本考案を説明してきたが、本考案はこれらに限定されるものではない。また、上述した各種効果は、本考案から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本考案による効果は、実施例に記載されたものに限定されるものではない。
1 リュックサック
5R,5L 肩ベルト
10 肩ベルト固定具10
11 弾性体
12R,12L 接続部
13R,13L 着脱部
5R,5L 肩ベルト
10 肩ベルト固定具10
11 弾性体
12R,12L 接続部
13R,13L 着脱部
Claims (1)
- リュックサックの左右肩ベルト間の間隔を一定間隔に維持する帯状の弾性体と、
前記弾性体の両端に連結され、当該弾性体を前記左右肩ベルトに着脱自在とした着脱部と、
前記着脱部を前記弾性体の両端にそれぞれ連結する連結部と、を備え、
前記連結部を前記着脱部に回動自在に連結したことを特徴とする肩ベルト固定具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2015002587U JP3199099U (ja) | 2015-05-25 | 2015-05-25 | 肩ベルト固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015002587U JP3199099U (ja) | 2015-05-25 | 2015-05-25 | 肩ベルト固定具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3199099U true JP3199099U (ja) | 2015-08-06 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2015002587U Expired - Fee Related JP3199099U (ja) | 2015-05-25 | 2015-05-25 | 肩ベルト固定具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP3199099U (ja) |
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2015
- 2015-05-25 JP JP2015002587U patent/JP3199099U/ja not_active Expired - Fee Related
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