JP3200518B2 - 画像信号符号化装置 - Google Patents
画像信号符号化装置Info
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Description
の高能率符号化において,限られた情報量を画像の局所
的性質に応じて適応的に割り当てることにより,復号さ
れた画像の画質を向上するための画像信号符号化装置に
関するものである。
率符号化に際しては,符号化雑音が検知しやすい領域は
細かい量子化ステップで量子化し,符号化雑音が検知し
にくい領域は粗い量子化ステップで量子化する方法がよ
く用いられる。
ための図である。本例では,画像符号化装置として標準
的な動き補償と離散コサイン変換を使用した場合を想定
する。また,人間の視覚特性の一つとして画素値の変化
の少ない平坦な領域は少しでも画素値が変動すると目に
つき,画素値の変化が激しい領域は多少画素値が変動し
ても目立たないというマスキング効果があることから,
量子化ステップ決定のための特徴量としてフレーム内画
素値の分散を用いる場合を考える。
は,小ブロック分割部902にてN×Nの小ブロックに
分割される。小ブロックの画像信号903とフレームメ
モリ914に蓄えられている1フレーム前の画像信号と
から,動きベクトル検出部904において動きベクトル
905が求められ,この動きベクトル905を基にして
動き補償部906において動き補償が行われ,減算器9
07にて動き補償予測誤差信号908が求められた後,
その動き補償予測誤差信号908に対し,離散コサイン
変換部909で離散コサイン変換が行われる。
3に対して,フレーム内分散算出部915において以下
の計算によりフレーム内分散916が求められ,量子化
ステップ計算部917へ送られる。
を表す。また,Σj はj=1からNまでの総和,Σi は
i=1からNまでの総和を表す。
て,符号化対象フレームのフレーム内分散の平均値の代
わりに,符号化対象フレームの直前に符号化したフレー
ムのフレーム内分散の平均値V′M を用いて,各小ブロ
ック毎に求められるフレーム内分散(V)916の大小
判定が行われる。この大小関係を表すパラメータAは,
次式より計算される。
(V)916が符号化対象フレームの直前に符号化した
フレームのフレーム内分散の平均値V′M より小さい場
合には,0.5を最小値として1.0より小さい値とな
り,各小ブロック毎に求められるフレーム内分散(V)
916が符号化対象フレームの直前に符号化したフレー
ムのフレーム内分散の平均値V′M より大きい場合に
は,2.0を最大値として1.0より大きい値となる。
タを出力するためにバッファメモリ占有量918から求
められる量子化ステップQは,Aにより補正され,実際
に用いられる量子化ステップQact が決定される。
ップQをAにて補正することにより,各小ブロック毎に
求められるフレーム内分散(V)916が大きい場合は
粗い量子化ステップを設定し,小さい部分は細かく設定
する処理がなされる。
9を使って,離散コサイン変換係数920は量子化部9
10で量子化され,可変長符号化部921で可変長符号
化された後,バッファメモリ922に入力され,一定の
ビットレートで符号化データ出力端子923に出力され
る。
は逆量子化部911にて逆量子化,逆離散コサイン変換
部912で逆離散コサイン変換された後,動き補償され
た前フレームのデータと加算器913で加算され,次フ
レームの動き補償予測のためにフレームメモリ914に
蓄えられる。さらに,フレーム内分散平均値算出部92
4において,符号化対象フレームのフレーム内分散の平
均値を算出し,次に符号化されるフレームのフレーム内
分散の平均値の推定値として用いられる。
部分を細かく,変化の激しい部分は粗く量子化できるた
め,限られた情報量をマスキング効果に合わせて配分す
ることが可能となり,結果として符号化画像の画質を向
上させることができる。また,直前に符号化したフレー
ムのフレーム内分散の平均値を,符号化対象フレームの
フレーム内分散の平均値の予測値として用いるため,符
号化を行う前に,符号化対象フレームに対するフレーム
内分散の平均値を予め求める必要がない。
化対象フレームの特徴量の分布状態として,直前に符号
化したフレームの特徴量の分布状態を推定値として使用
しているが,フレーム間で特徴量の分布状態が大きく変
化している場合,直前に符号化したフレームと符号化対
象フレームとで特徴量の分布状態が大きく異なることに
より推定が外れるという問題があった。
がフレーム間で大きく変化している場合を示す。図6に
示すように,フレーム間で特徴量の分布状態が大きく変
化している場合の量子化制御は以下のように行われる。
用いられる直前に符号化したフレームのフレーム内分散
の平均値が,符号化対象フレームのフレーム内分散の平
均値に比べ小さい場合,もし符号化対象フレームのフレ
ーム内分散の平均値を用いたとすれば,細かい量子化が
行われるように設定すべき小ブロックの一部が,推定値
として直前に符号化したフレームのフレーム内分散の平
均値を用いることにより,粗い量子化が行われてしまう
場合がある。
して用いられる直前に符号化したフレームのフレーム内
分散の平均値が,符号化対象フレームのフレーム内分散
の平均値に比べ大きい場合,もし符号化対象フレームの
フレーム内分散の平均値を用いたとすれば,粗い量子化
が行われるように設定すべき小ブロックの一部が,推定
値として直前に符号化したフレームのフレーム内分散の
平均値を用いることにより,細かい量子化が行われてし
まう場合がある。
特徴量の分布状態と符号化対象フレームの特徴量の分布
状態が大きく異なるような画像信号の場合,不適切な量
子化ステップが設定され,量子化制御が適切に働かない
という問題があった。
解決するためになされたものであって,以下に述べるよ
うな手段を備える。
まず,小ブロック分割手段1は,テレビジョン信号等の
ディジタル画像信号を入力し,符号化対象フレームの画
像データを小ブロックに分割する。小ブロック特徴量算
出手段2は,分割された小ブロック毎にその小ブロック
の性質を表す特徴量を算出する。フレーム特徴量分布状
態算出手段3は,小ブロック特徴量算出手段2の結果か
ら1フレームに渡っての特徴量の分布状態を調べ,その
結果をフレーム特徴量分布状態記憶手段4に格納する。
フレーム特徴量分布状態記憶手段4には,過去または未
来の複数のフレームの特徴量の分布状態が記憶されるこ
とになる。
フレーム特徴量分布状態記憶手段4に記憶されている過
去または未来の複数のフレームの特徴量の分布状態か
ら,符号化対象フレームの特徴量の分布状態を推定す
る。量子化特性決定手段6は,推定された符号化対象フ
レームの特徴量の分布状態と,小ブロック特徴量算出手
段2により符号化対象フレーム中の各小ブロック毎に求
められる特徴量とを参照することにより,符号化対象小
ブロックの量子化特性を決定する。
よって決定された量子化特性に従って小ブロック毎の量
子化を行う。可変長符号化手段8は,その結果について
符号化を行う。
号化された過去または未来の複数のフレームの特徴量の
分布状態を記憶しておく。次に,図2に示すように,符
号化対象フレームの特徴量の分布状態推定値を,記憶し
ておいた過去または未来の複数のフレームの特徴量の分
布状態を用いて推定する。
Dn+1 ,…,Dn+j ) ここで,D′n は符号化対象フレームの特徴量の分布状
態推定値,Dk は既に符号化された過去または未来のフ
レームの特徴量の分布状態,i,jは,それぞれ符号化
対象フレームの特徴量分布状態の推定に用いる過去およ
び未来のフレーム数を表す。
特徴量の分布状態を推定する際,符号化対象フレームの
特徴量の分布状態と推定値との誤差を小さくすることが
できる。
図である。本実施例では,画像符号化方法としてMPE
G2等で用いられるような動き補償+離散コサイン変換
符号化を使用し,特徴量としてフレーム内分散,分布状
態の指標としてフレーム全体での平均値を用い,符号化
対象フレームの輝度分散の平均値を,直前に符号化され
た2フレームのフレーム内分散の平均値から線形近似に
より推定する場合を想定する。また,過去からの動き補
償のみを用いるフレーム(以下,Pピクチャという)と
過去および未来からの動き補償を用いるフレーム(以
下,Bピクチャという)を以下のような構造で符号化を
する場合とする。
ク分割部102にてN×Nの小ブロックに分割される。
小ブロックの画像信号103とフレームメモリ114に
蓄えられている1フレーム前の画像信号とから,動きベ
クトル検出部104において動きベクトル105が求め
られ,この動きベクトル105を基にして動き補償部1
06において動き補償が行われ,減算器107にて動き
補償予測誤差信号108が求められた後,動き補償予測
誤差信号108に対し,離散コサイン変換部109で離
散コサイン変換が行われる。
3に対してフレーム内分散算出部115において以下の
計算によりフレーム内分散116が求められ,量子化ス
テップ計算部117へ送られる。
を表す。また,Σj はj=1からNまでの総和,Σi は
i=1からNまでの総和を表す。
5において,フレーム内分散平均値メモリ127〜12
8に記憶されている符号化対象フレームの直前に符号化
された2フレームのフレーム内分散の平均値Dn-1 ,D
n-2 から,線形近似より符号化対象フレームのフレーム
内分散の平均値が推定される。この線形近似は次のよう
に行われる。
フレームをPn とすると,直前に符号化された2フレー
ムはDn-2 =Pn-1 およびDn-1 =Bn-2 となる。よっ
て,このPn-1 ,Bn-2 のフレーム内分散の平均値から
DPnを線形近似して推定する。図4(A)にPピクチャ
の場合のフレーム内分散の平均値の推定方法を示す。同
図から明らかなように,推定値D′Pnは次式から求めら
れる。
n とすると,直前に符号化された2フレームはDn-2 =
Bn-1 およびDn-1 =Pn+1 となる。よって,このB
n-1 ,Pn+1 のフレーム内分散の平均値からDBnを線形
近似して推定する。図4(B)にBピクチャの場合のフ
レーム内分散の平均値の推定方法を示す。同図から明ら
かなように,推定値D′Bnは次式から求められる。
内分散平均値推定部125にて推定された符号化対象フ
レームのフレーム内分散平均値の推定値(D′ n )12
6を用いて,各小ブロック毎に求められるフレーム内分
散Vの大小判定が行われる。この大小関係を表すパラメ
ータAは,次式より計算される。
(V)116が符号化対象フレームのフレーム内分散平
均値の推定値(D′n )126より小さい場合には,
0.5を最小値として1.0より小さい値となり,各小
ブロック毎に求められるフレーム内分散(V)116が
符号化対象フレームのフレーム内分散平均値の推定値
(D′n )126より大きい場合には,2.0を最大値
として1.0より大きい値となる。このAにより,バッ
ファメモリ占有量118から求まる量子化ステップQは
補正され,実際に用いられる量子化ステップ(Qact )
119が決定される。
ップQをAにて補正することにより,各小ブロック毎に
求められるフレーム内分散(V)116が大きい部分は
粗い量子化ステップを設定し,小さい部分は細かく設定
する処理がなされる。
9を使って,離散コサイン変換係数120は量子化部1
10で量子化され,可変長符号化部121で可変長符号
化された後,バッファメモリ122に入力され,一定の
ビットレートで符号化データ出力端子123に出力され
る。
は逆量子化部111にて逆量子化,逆離散コサイン変換
部112で逆離散コサイン変換された後,動き補償され
た前フレームのデータと加算器113で加算され,次フ
レームの動き補償予測のためにフレームメモリ114に
蓄えられる。
て,符号化対象フレームの入力が検出されると,スイッ
チ130〜131が閉じられ,フレーム内分散平均値メ
モリ127に記憶されている2フレーム前に符号化され
たフレームのフレーム内分散平均がフレーム内分散平均
値メモリ128に転送され,フレーム内分散平均値メモ
リ127には,フレーム内分散平均値算出部124によ
り算出された直前に符号化されたフレームのフレーム内
分散平均値が記憶される。
法を動き補償+離散コサイン変換符号化,特徴量をフレ
ーム内分散,特徴量の分布状態の指標を平均値とした
が,これにとらわれるものではない。さらに,推定に用
いる過去または未来のフレームとその数,符号化対象フ
レームの特徴量の分布状態推定方法,量子化制御パラメ
ータの算出法についても,本発明の実施にあたっては任
意に定めることができる。
画像信号の局所的な特徴に対して,適応的に量子化制御
を行う際に,予め符号化対象フレームの特徴量の分布状
態を求めることなく,劣化の目立ちやすい領域と劣化の
目立たない領域に対して適切な量子化ステップの設定が
可能となる。結果として,劣化の目立ちやすい領域で
は,細かい量子化を行うことで劣化を目立たなくするこ
とができ,逆に劣化の目立たない領域では粗い量子化を
行うことで情報量を削減できるため,一定の情報量のも
とで視覚的な劣化が低減でき,画質を向上させることが
可能となる。
値を説明する図である。
る。
図である。
る。
への影響を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ディジタル画像信号に対し,画像データ
の特徴量の分布状態に従って量子化特性を変化させて符
号化を行う画像信号符号化装置において, 符号化対象フレームの画像データを小ブロックに分割す
る手段と, 小ブロック毎にその小ブロックの性質を表す特徴量とし
て画素値に関するフレーム内分散を求める手段と, 1フレームに渡っての特徴量の分布状態として前記小ブ
ロック毎に求められたフレーム内分散の平均値を調べて
記憶する手段と, 過去または未来の複数のフレームの前記特徴量の分布状
態から符号化対象フレームの特徴量の分布状態を推定す
る手段と, 推定された符号化対象フレームの特徴量の分布状態と符
号化対象フレーム中の各小ブロック毎に求められる特徴
量を参照することにより,符号化対象小ブロックの量子
化特性を決定する手段とを有することを特徴とする画像
信号符号化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14424494A JP3200518B2 (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 画像信号符号化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14424494A JP3200518B2 (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 画像信号符号化装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0818952A JPH0818952A (ja) | 1996-01-19 |
| JP3200518B2 true JP3200518B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=15357598
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14424494A Expired - Fee Related JP3200518B2 (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 画像信号符号化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3200518B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6243417B1 (en) | 1996-12-12 | 2001-06-05 | Sony Corporation | Device and method for encoding image data, and image data transmission method |
| EP0888009B1 (en) * | 1996-12-12 | 2006-02-22 | Sony Corporation | Device and method for encoding image data, and image data transmission method |
| JP2006270737A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 復号化装置、分布推定方法、復号化方法及びこれらのプログラム |
| JP4908943B2 (ja) | 2006-06-23 | 2012-04-04 | キヤノン株式会社 | 画像符号化装置及び画像符号化方法 |
-
1994
- 1994-06-27 JP JP14424494A patent/JP3200518B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0818952A (ja) | 1996-01-19 |
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