JP3200747U - 防災警報ヘルメット - Google Patents

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中川 浩
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信幸 川島
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伊智朗 山下
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Abstract

【課題】ヘルメットの壁を介した伝達、壁による反射による伝達により、有効かつ頭部や両耳に均等に音が伝達できる防災警報ヘルメットを提供する。【解決手段】防災警報ヘルメットは、ヘルメット200と警報装置100を有する。ヘルメット200は、帽子である帽体201とそれを装着するために頭部に結ぶ顎紐202と、帽体の内側にあって、帽体201に固定され、顎紐202を連結してあるフレームを備えている。警報装置100は、他からの警報信号を受けて装着者に警報するために、警報信号回路110と発音体であるスピーカ120と振動モータなどの体感振動発生手段130を備えている。更に、警報信号回路110は、無線通信手段111と、音声信号出力手段112と、体感振動信号出力手段113とを有し、無線通信の受信信号により、音声出力信号手段112と体感振動信号出力手段113が駆動される。【選択図】図1

Description

本考案は、騒音下においても、ヘルメットを被った作業者に他からの無線通信を受けて警報を伝達する防災警報ヘルメットに関するものである。
従来、このようなヘルメットとしては、多数その例を挙げることができるが、特許文献1から特許文献4にこれらの主なものを見ることが出来る。図3に従来の防災警報ヘルメットの例を示す。
特許文献1のものは、3−Aに示すものであり、筐体は、ヘルメットの端に挟むようになっていて、それには、ヘルメットの共振周波数にあう可聴周波数の発振手段と、これを発音する発音手段をもち、発音部はヘルメットの壁に点で接触して、ヘルメットに音を伝えるようになっている。これは、ヘルメットの共振周波数である単一の周波数の音を警報音として伝えることが出来る。ヘルメットへの音の伝達が点接触なので、接触状態の不安定さが音の伝達の不安定さになる欠点と、耳・頭いずれも左右の均等に伝わることが無い欠点があった。
特許文献2に見るものは、3−Bに記述されたものであるが、電池パックや送受信器が頭頂部に設置してある。送受話器(発音ユニット)は3−Aと同様であり、同様な欠点があった。
特許文献3は、3−Cに示されているが、骨伝導スピーカを利用したものであり、他にも多数あるが、耳の後の上部辺に蜜接触して頭部の骨に伝達するものである。常時密着しておくのは、煩わしく、接触による皮膚障害に繋がる恐れがあった。
特許第3514327号 特開2000−256913 特開2004−173018
本考案の課題は、頭部への接触による振動伝達と、耳を介した警報音の伝達の両者による警報伝達を可能とした防災警報ヘルメットを提供することである。
本考案の防災警報ヘルメットは、ヘルメットと警報装置を備え、警報装置は、警報信号回路とスピーカと体感振動発生手段を備え、警報信号回路は、
他からの警報信号を受ける無線通信手段と、無線通信手段からの信号を受けて音声信号を出す音声信号出力手段と、無線通信手段からの信号を受けて体感振動信号を出す体感振動信号出力手段とを備え、
音声信号によりスピーカを駆動し、体感振動信号により体感振動発生手段を駆動し、
スピーカはヘルメットの帽体の壁面に、体感振動発生手段はヘルメットの顎紐に取り付けられ、顎紐を締めたときに頭部に接触するものである。
以下詳述する。
請求項1記載の考案は、防災警報ヘルメットであって、
警報装置とヘルメットを有し、
前記警報装置は、警報信号回路と、音声信号出力を受けて音声を出すスピーカと、体感振動信号を受けて体感振動を出す体感振動発生手段とを備え、
前記警報信号回路は、
他からの警報信号を受ける無線通信手段と、
前記無線通信手段からの信号を受けて前記音声信号を出す音声信号出力手段と、
前記無線通信手段からの信号を受けて前記体感振動信号を出す体感振動信号出力手段と、を備え、
前記ヘルメットは、頭部に被るための帽体と前記頭部と前記帽体の間に介在し前記頭部を保持するフレームと、前記フレームに接続して前記頭部に結束するための顎紐とを備え、
前記スピーカは前記帽体の壁面に、前記体感振動発生手段は、前記顎紐を締めたときに頭部に接触する位置で前記顎紐に、各々取り付けられていることを特徴とする。
請求項2記載の考案は、請求項1記載の防災警報ヘルメットにおいて、
危険を察知した者が警報信号を無線送信するために、前記無線通信手段は受信のみでなく、送信も可能とし、前記警報装置に警報発信ボタンと警報信号生成回路を備え、前記警報発信ボタンを押すことで、前記警報信号生成回路で警報信号を生成して無線送信することを特徴とする。
請求項3記載の考案は、請求項1又は請求項2記載の防災警報ヘルメットにおいて、
前記警報装置のうち少なくとも、前記スピーカ及び前記体感振動発生手段に取付け手段を備えたことで、前記ヘルメットの製造時より後に、前記スピーカを前記帽体の壁面に、前記体感振動発生手段を前記顎紐に、各々後付けすることを可能としたことを特徴とする。
請求項4記載の考案は、請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の防災警報ヘルメットにおいて、
前記スピーカの振動面を前記帽体の壁面に向けて備えたことを特徴とする。
請求項5記載の考案は請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の防災警報ヘルメットにおいて、
前記スピーカは、前記帽体の頭頂部に備える場合に、前記フレームより頭頂部側に備えることで、前記装着者の前記頭部と前記発音体が接触することなく邪魔にもならないようにしたことを特徴とする。
以上のように構成されているので、本考案の防災警報ヘルメットでは、警報音は耳を介して、振動音は体感振動発生手段が接触した頭部を介してヘルメット装着者に伝わるので、
騒音下でも効果的に警報が伝わる。
本考案の防災警報ヘルメットの一実施態様を示す図である。 本考案の防災警報ヘルメットの装着状態を説明する図である。 従来の防災警報ヘルメットの例を示す図である。
本考案の防災警報ヘルメットは、ヘルメットと警報装置を備え、警報装置は、警報信号回路とスピーカと体感振動発生手段を備え、警報信号回路は、他からの警報信号を受ける無線通信手段と、無線通信手段からの信号を受けて音声信号を出す音声信号出力手段と、無線通信手段からの信号を受けて体感振動信号を出す体感振動信号出力手段とを備え、
音声信号によりスピーカを駆動し、体感振動信号により体感振動発生手段を駆動し、
スピーカはヘルメットの帽体の壁面に取り付けられ、体感振動発生手段はヘルメットの顎紐に取り付けられ、顎紐を締めたときに頭部に接触するものである。
以下、図に沿って説明する。
図1は、本考案の防災警報ヘルメットの一実施態様を示す図である。
防災警報ヘルメットは、ヘルメット200と警報装置100を有する。
ヘルメット200は、帽子である帽体201とそれを装着するために頭部に結ぶ顎紐202と、帽体の内側にあって、帽体201に固定され、顎紐202を連結してあるフレーム(図示しない)を備えている。
1−Aに示すように、警報装置100の構成は、他からの警報信号を受けて装着者に警報するために、警報信号回路110と発音体であるスピーカ120と振動モータなどの体感振動発生手段130を備えている。
更に、警報信号回路110は、他からの警報信号を無線通信で受けるための無線通信手段111と、スピーカ120を駆動する警報音声信号を出す音声信号出力手段112と、体感振動発生手段130を駆動する体感振動信号を出す体感振動信号出力手段113とを有し、無線通信の受信信号により、音声出力信号手段112と体感振動信号出力手段113が駆動される。
尚、体感振動のための手段は、携帯電話などで既に使用されているので説明を省略する。
スピーカ120は、帽体201の壁面で好ましくは耳に近い部位に取り付けられる。
尚、この図では、帽体201の鍔にもスピーカ120を備えているが、片方でも構わないことは当然である。
特に、クリップのような取付け具を備えて、ヘルメットの壁面を挟むようにして取り付けるのは都合がよい。又、スピーカ120の発音体は、ヘルメットの壁の内外のいずれも取付けが可能だが、壁の内側に付ける方が聞き取りやすい。
ヘルメットの規格からは外壁面が好ましいが、効果を考えれば内壁面が好ましい。
尚、内面に備える場合は、頭頂部において、帽体201の壁と頭部の間に介在するフレーム(図示しない)と帽体201の壁の間に備えると邪魔にならない。
又、スピーカは、発音体面を帽体壁面に向けて配置してもよいし、逆向きでもよい。
体感振動発生手段130は、顎紐に取り付けられ、ヘルメット装着時に顎紐を結束すると、頭部に押し付けられ有効に振動を伝える。
尚、音声信号出力手段112と体感振動信号出力手段113は、必ずしも警報信号回路110として一体化する必要はないことは当然である。
警報信号回路110とスピーカ120と体感振動発生手段130は、ヘルメットの生産時に取り付けてもよいし、すでに使用に供されたヘルメットに後付けで取り付けてもよいことは当然である。
そのためには、警報信号回路110、スピーカ120と体感振動発生手段130において、
前2者は、帽体壁面の端に挟む、粘着するなどの取付け手段、体感振動発生手段130は顎紐を挟み固定するか、ベルクロ等の取付け手段を備えると好都合である。
これらの取付け状態を1−Bに示す。警報信号回路110からのスピーカ120と体感振動発生手段130への電気信号を伝える配線は短くなるように相互に配置することが望ましい。
尚、他からの警報信号を受信するだけでなく、危険を察知した側が警報信号を無線送信するために、無線通信手段111を送受信可能とし、警報信号回路110に警報発信ボタン114と図示しない警報信号生成回路を備えると好都合であるのは当然である。警報信号生成回路で生成した警報信号は、他者へ無線通信手段111を介して送信される。
尚、警報信号回路110は、ヘルメットの帽体201に付設する以外に、装着者のポケットや身体など他のところに付設することも可能であり、本願の意図する範囲である。
警報信号回路110は、スピーカ120と一体的に取り付けてもよいが、別体で、例えば、作業者の胸ポケット等に収容してもよいことは当然である。図2にはこのような状態を記述してある。
図2は、本考案の防災警報ヘルメットの装着状態を説明する図である。
この図では、帽体201の壁の内側で耳に近いところと、ヘルメットの鍔にスピーカ120が、顎紐202で頭部に接触する位置に体感振動発生手段130が、各々取り付けられている。顎紐202が結束状態では、体感振動発生手段130は、頭部特に耳の裏や下などの振動が敏感に伝わる位置で接触している。
以上のように構成されているため、本防災警報ヘルメットは、頭部への接触による振動伝達と、耳を介した警報音の伝達の両者による警報伝達を可能であるので産業上利用性が極めて大きい。
200 ヘルメット
201 帽体
202 顎紐
100 警報装置
110 警報信号回路
111 無線通信手段
112 音声信号出力手段
113 体感振動信号出力手段
120 スピーカ
130 体感振動発生手段
114 警報発信ボタン

Claims (5)

  1. 警報装置とヘルメットを有し、
    前記警報装置は、警報信号回路と、音声信号出力を受けて音声を出すスピーカと、体感振動信号を受けて体感振動を出す体感振動発生手段とを備え、
    前記警報信号回路は、
    他からの警報信号を受ける無線通信手段と、
    前記無線通信手段からの信号を受けて前記音声信号を出す音声信号出力手段と、
    前記無線通信手段からの信号を受けて前記体感振動信号を出す体感振動信号出力手段と、を備え、
    前記ヘルメットは、頭部に被るための帽体と前記頭部と前記帽体の間に介在し前記頭部を保持するフレームと、前記フレームに接続して前記頭部に結束するための顎紐とを備え、
    前記スピーカは前記帽体の壁面に、前記体感振動発生手段は、前記顎紐を締めたときに頭部に接触する位置で前記顎紐に、各々取り付けられていることを特徴とする防災警報ヘルメット。
  2. 危険を察知した者が警報信号を無線送信するために、前記無線通信手段は受信のみでなく、送信も可能とし、前記警報装置に警報発信ボタンと警報信号生成回路を備え、前記警報発信ボタンを押すことで、前記警報信号生成回路で警報信号を生成して無線送信することを特徴とする請求項1記載の防災警報ヘルメット。
  3. 前記警報装置のうち少なくとも、前記スピーカ及び前記体感振動発生手段に取付け手段を備えたことで、前記ヘルメットの製造時より後に、前記スピーカを前記帽体の壁面に、前記体感振動発生手段を前記顎紐に、各々後付けすることを可能としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の防災警報ヘルメット。
  4. 前記スピーカの振動面を前記帽体の壁面に向けて備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の防災警報ヘルメット。
  5. 前記スピーカは、前記帽体の頭頂部に備える場合に、前記フレームより頭頂部側に備えることで、前記装着者の前記頭部と前記発音体が接触することなく邪魔にもならないようにしたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の防災警報ヘルメット。
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