JP3201062B2 - 脂肪族β−ケトエステルの製造法 - Google Patents
脂肪族β−ケトエステルの製造法Info
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脂肪族β−ケトエステ
ル、特に立体障害を有する脂肪族β−ケトエステルを製
造する方法に関するものである。本発明によって得られ
る脂肪族β−ケトエステルは、医薬、農薬、写真材料の
合成中間体として、非常に有用な化学品である。
ル、特に立体障害を有する脂肪族β−ケトエステルを製
造する方法に関するものである。本発明によって得られ
る脂肪族β−ケトエステルは、医薬、農薬、写真材料の
合成中間体として、非常に有用な化学品である。
【0002】
【従来の技術】従来、脂肪族β−ケトエステルの製造法
としては、J. Amer. Chem. Soc., 66,862 (1944)、J. A
mer. Chem. Soc., 72, 1352 (1950)、特開昭50−12
6618号公報等に開示されているクライゼン縮合によ
る方法がよく知られているが、この方法は、一般に、カ
ルボン酸エステルを、少なくとも等モルの縮合剤、例え
ば水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、アルカリ金属
アルコラート等の塩基性化合物の存在下に不活性溶媒中
で反応させて脂肪族β−ケトエステルを得るもので、立
体障害を有する脂肪族β−ケトエステルを合成するには
収率が低く実用的ではなかった。
としては、J. Amer. Chem. Soc., 66,862 (1944)、J. A
mer. Chem. Soc., 72, 1352 (1950)、特開昭50−12
6618号公報等に開示されているクライゼン縮合によ
る方法がよく知られているが、この方法は、一般に、カ
ルボン酸エステルを、少なくとも等モルの縮合剤、例え
ば水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、アルカリ金属
アルコラート等の塩基性化合物の存在下に不活性溶媒中
で反応させて脂肪族β−ケトエステルを得るもので、立
体障害を有する脂肪族β−ケトエステルを合成するには
収率が低く実用的ではなかった。
【0003】一方、特開昭51−364200号公報に
は、ピバロイル酢酸エステルのような立体障害のある脂
肪族β−ケトエステルを改善された収率で合成する方法
として、水素化ナトリウム、ナトリウムアミドのような
強塩基性化合物の存在下、溶媒として塩基性、二極性、
アプロチック化合物、例えばピリジン又は酸アミド、望
ましくはカルボン酸アミド、具体的にはジメチルホルム
アミドを使用して反応を行う方法が開示されている。し
かしながら、この方法においては、使用している水素化
ナトリウムやナトリウムアミドは、金属ナトリウムから
合成されるため、高価であり、更にその取扱い操作も容
易ではなく、工業的に用いるには不適当であった。ま
た、このジメチルホルムアミド溶媒の系で、安価な金属
アルコラートを用いた場合は目的物の収率は更に低かっ
た。
は、ピバロイル酢酸エステルのような立体障害のある脂
肪族β−ケトエステルを改善された収率で合成する方法
として、水素化ナトリウム、ナトリウムアミドのような
強塩基性化合物の存在下、溶媒として塩基性、二極性、
アプロチック化合物、例えばピリジン又は酸アミド、望
ましくはカルボン酸アミド、具体的にはジメチルホルム
アミドを使用して反応を行う方法が開示されている。し
かしながら、この方法においては、使用している水素化
ナトリウムやナトリウムアミドは、金属ナトリウムから
合成されるため、高価であり、更にその取扱い操作も容
易ではなく、工業的に用いるには不適当であった。ま
た、このジメチルホルムアミド溶媒の系で、安価な金属
アルコラートを用いた場合は目的物の収率は更に低かっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来公
知の脂肪族β−ケトエステルの製造法には、立体障害の
ある脂肪族β−ケトエステルの収率が満足すべきもので
はなく、更に使用している縮合剤も高価で、その取扱い
操作も容易ではないという問題点があった。本発明の目
的は、安価な縮合剤を用いて、高収率で立体障害のある
脂肪族β−ケトエステルを製造することができる、工業
的に好適な脂肪族β−ケトエステルの製造法を提供する
ことにある。
知の脂肪族β−ケトエステルの製造法には、立体障害の
ある脂肪族β−ケトエステルの収率が満足すべきもので
はなく、更に使用している縮合剤も高価で、その取扱い
操作も容易ではないという問題点があった。本発明の目
的は、安価な縮合剤を用いて、高収率で立体障害のある
脂肪族β−ケトエステルを製造することができる、工業
的に好適な脂肪族β−ケトエステルの製造法を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来公知
の脂肪族β−ケトエステルの製造法における前述したよ
うな問題点を解決すべく、縮合剤としてアルコールと水
酸化ナトリウムもしくは水酸化カリウムから容易に合成
される安価な金属アルコラートを用いた系で鋭意検討を
重ねた結果、溶媒として1,3−ジメチル−2−イミダ
ゾリドン(DMI)を用いて反応を行うことにより、目
的の脂肪族β−ケトエステルの収率が著しく向上するこ
とを見出して、本発明を完成するに至った。即ち、本発
明は、ジアルキルケトンに対して少なくとも等モル量の
金属アルコラートの存在下、ジアルキルケトンと炭酸ジ
アルキルを、1,3−ジメチル−2−イミダゾリドン
(DMI)中で反応させることを特徴とする脂肪族β−
ケトエステルの製造法に関する。
の脂肪族β−ケトエステルの製造法における前述したよ
うな問題点を解決すべく、縮合剤としてアルコールと水
酸化ナトリウムもしくは水酸化カリウムから容易に合成
される安価な金属アルコラートを用いた系で鋭意検討を
重ねた結果、溶媒として1,3−ジメチル−2−イミダ
ゾリドン(DMI)を用いて反応を行うことにより、目
的の脂肪族β−ケトエステルの収率が著しく向上するこ
とを見出して、本発明を完成するに至った。即ち、本発
明は、ジアルキルケトンに対して少なくとも等モル量の
金属アルコラートの存在下、ジアルキルケトンと炭酸ジ
アルキルを、1,3−ジメチル−2−イミダゾリドン
(DMI)中で反応させることを特徴とする脂肪族β−
ケトエステルの製造法に関する。
【0006】以下に、本発明の方法を詳しく説明する。
本発明で使用される金属アルコラートは、次の一般式
(I)で示され、ジアルキルケトンに対して、少なくと
も等モル、好ましくは2倍モル以上で使用することが望
ましい。
本発明で使用される金属アルコラートは、次の一般式
(I)で示され、ジアルキルケトンに対して、少なくと
も等モル、好ましくは2倍モル以上で使用することが望
ましい。
【0007】
【化1】 (但し、式中Rはメチル、エチルなどの炭素数1〜4の
低級アルキル基を、Mはナトリウム、カリウムなどのア
ルカリ金属を示す。)
低級アルキル基を、Mはナトリウム、カリウムなどのア
ルカリ金属を示す。)
【0008】本発明で使用される炭酸ジアルキルは次の
一般式(II)で示されるが、特に炭酸ジメチル、炭酸ジ
エチルが好適である。その使用量は、ジアルキルケトン
に対して、少なくとも等モル、好ましくは2〜10倍モ
ルの範囲であることが望ましい。
一般式(II)で示されるが、特に炭酸ジメチル、炭酸ジ
エチルが好適である。その使用量は、ジアルキルケトン
に対して、少なくとも等モル、好ましくは2〜10倍モ
ルの範囲であることが望ましい。
【0009】
【化2】
【0010】(但し、式中R1 、R2 はメチル、エチ
ル、n−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、i
so−ブチル、tert−ブチルなどの炭素数1〜4の
低級アルキル基を示し、それぞれ同一又は異なった基で
あってもよい。) 又、本発明で使用されるジアルキルケトンは、次の一般
式(III) で示される。
ル、n−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、i
so−ブチル、tert−ブチルなどの炭素数1〜4の
低級アルキル基を示し、それぞれ同一又は異なった基で
あってもよい。) 又、本発明で使用されるジアルキルケトンは、次の一般
式(III) で示される。
【0011】
【化3】
【0012】(但し、式中、R3 とR4 が結合していな
い場合には、R3 はメチル、エチル、n−プロピル、i
so−プロピル、n−ブチル、iso−ブチル、sec
−ブチル、tert−ブチルなどの炭素数1〜15のア
ルキル基、シクロヘキシル基などの炭素数5〜15のシ
クロアルキル基を示し、R4 は水素又はメチル、エチ
ル、n−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、i
so−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチルなど
の炭素数1〜4のアルキル基を示し、R3 とR4 が結合
して環状となっている場合には、R3 とR4 はペンタメ
チレン基、ヘキサメチレン基、ドデカメチレン基などの
炭素数5〜15の直鎖メチレン基を完成するために必要
な原子団示す。)
い場合には、R3 はメチル、エチル、n−プロピル、i
so−プロピル、n−ブチル、iso−ブチル、sec
−ブチル、tert−ブチルなどの炭素数1〜15のア
ルキル基、シクロヘキシル基などの炭素数5〜15のシ
クロアルキル基を示し、R4 は水素又はメチル、エチ
ル、n−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、i
so−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチルなど
の炭素数1〜4のアルキル基を示し、R3 とR4 が結合
して環状となっている場合には、R3 とR4 はペンタメ
チレン基、ヘキサメチレン基、ドデカメチレン基などの
炭素数5〜15の直鎖メチレン基を完成するために必要
な原子団示す。)
【0013】本発明においては、前記のジアルキルケト
ンとしては、前記一般式(III)におけるR3 とR4
のいずれかが立体障害を有する脂肪族基であり、残部が
エチル又はメチル基である脂肪族ケトン、例えば、メチ
ルイソプロピルケトン、ピナコリン(メチルtert−
ブチルケトン)、メチルシクロヘキシルケトンなどの2
級アルキル基、3級アルキル基又は脂環式アルキル基を
前記一般式(III)のR3 又はR4 として有するメチ
ルケトン類、或いは、シクロペンタノン、シクロヘキサ
ノン、シクロドデカノンなどの脂環式ケトン類が好適で
ある。
ンとしては、前記一般式(III)におけるR3 とR4
のいずれかが立体障害を有する脂肪族基であり、残部が
エチル又はメチル基である脂肪族ケトン、例えば、メチ
ルイソプロピルケトン、ピナコリン(メチルtert−
ブチルケトン)、メチルシクロヘキシルケトンなどの2
級アルキル基、3級アルキル基又は脂環式アルキル基を
前記一般式(III)のR3 又はR4 として有するメチ
ルケトン類、或いは、シクロペンタノン、シクロヘキサ
ノン、シクロドデカノンなどの脂環式ケトン類が好適で
ある。
【0014】本発明で有効に使用される溶媒は1,3−
ジメチル−2−イミダゾリドン(DMI)で、この溶媒
を使用することにより立体障害のある脂肪族β−ケトエ
ステルを収率よく合成することがきる。その使用量は、
ジアルキルケトンに対して、少なくとも等モル以上であ
ることが望ましい。
ジメチル−2−イミダゾリドン(DMI)で、この溶媒
を使用することにより立体障害のある脂肪族β−ケトエ
ステルを収率よく合成することがきる。その使用量は、
ジアルキルケトンに対して、少なくとも等モル以上であ
ることが望ましい。
【0015】本発明の反応の形式としては、金属アルコ
ラート、炭酸ジアルキル及び1,3−ジメチル−2−イ
ミダゾリドン(DMI)の混合物中に、ジアルキルケト
ンを所定温度でゆっくり滴下していく方法が、目的の脂
肪族β−ケトエステルを収率よく合成するために好まし
い。この滴下時間は、1〜6時間、好ましくは1〜3時
間で、反応温度は、20〜80℃、好ましくは40〜6
0℃の範囲であることが望ましい。なお、反応は、ジア
ルキルケトンの滴下終了後、1〜3時間で終了させるこ
とが好適である。
ラート、炭酸ジアルキル及び1,3−ジメチル−2−イ
ミダゾリドン(DMI)の混合物中に、ジアルキルケト
ンを所定温度でゆっくり滴下していく方法が、目的の脂
肪族β−ケトエステルを収率よく合成するために好まし
い。この滴下時間は、1〜6時間、好ましくは1〜3時
間で、反応温度は、20〜80℃、好ましくは40〜6
0℃の範囲であることが望ましい。なお、反応は、ジア
ルキルケトンの滴下終了後、1〜3時間で終了させるこ
とが好適である。
【0016】反応後、目的物の脂肪族β−ケトエステル
はその金属塩として存在するため、硫酸、塩酸、硝酸な
どの無機酸、及びシュウ酸、酢酸などの有機酸で反応液
を中和して、遊離の脂肪族β−ケトエステルに変換させ
ることができる。このようにして得られた脂肪族β−ケ
トエステルは、酢酸エチル、トルエンなどの有機溶媒で
抽出した後に、蒸留により分離精製することが望まし
い。なお、本発明で得られる代表的な脂肪族β−ケトエ
ステルとしては、例えば、写真材料の重要な中間体であ
るピバロイル酢酸エステル、医薬品の重要な中間体であ
るイソブチリル酢酸エステルなどが挙げられる。
はその金属塩として存在するため、硫酸、塩酸、硝酸な
どの無機酸、及びシュウ酸、酢酸などの有機酸で反応液
を中和して、遊離の脂肪族β−ケトエステルに変換させ
ることができる。このようにして得られた脂肪族β−ケ
トエステルは、酢酸エチル、トルエンなどの有機溶媒で
抽出した後に、蒸留により分離精製することが望まし
い。なお、本発明で得られる代表的な脂肪族β−ケトエ
ステルとしては、例えば、写真材料の重要な中間体であ
るピバロイル酢酸エステル、医薬品の重要な中間体であ
るイソブチリル酢酸エステルなどが挙げられる。
【0017】
【実施例】次に、実施例および比較例によって本発明の
方法を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に
限定されるものではない。
方法を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に
限定されるものではない。
【0018】実施例1 ナトリウムメトキシド4.62g(85.6mmol)
を炭酸ジメチル11g(122.2mmol)及びDM
I7.32g(64mmol)に懸濁させた後、温度を
50℃までゆっく昇温させた。次いで、ピナコリン2.
14g(21.4mmol)を1.5時間かけて滴下
し、更に1.5時間攪拌を続けて反応を行った。反応終
了後、冷却した反応混合物を塩酸水溶液で注意深く中和
し、次に生成物を酢酸エチルで抽出した。ガスクロマト
グラフィーにより反応生成物を定量したところ、92%
の収率で目的のピバロイル酢酸メチルエステルが生成し
ていた。なお、生成物は、酢酸エチル:ヘキサン=1:
4を展開溶媒としてカラムクロマトグラフィーにより単
離精製し、NMR、IR、マススペクトルにより目的物
であることを確認した。
を炭酸ジメチル11g(122.2mmol)及びDM
I7.32g(64mmol)に懸濁させた後、温度を
50℃までゆっく昇温させた。次いで、ピナコリン2.
14g(21.4mmol)を1.5時間かけて滴下
し、更に1.5時間攪拌を続けて反応を行った。反応終
了後、冷却した反応混合物を塩酸水溶液で注意深く中和
し、次に生成物を酢酸エチルで抽出した。ガスクロマト
グラフィーにより反応生成物を定量したところ、92%
の収率で目的のピバロイル酢酸メチルエステルが生成し
ていた。なお、生成物は、酢酸エチル:ヘキサン=1:
4を展開溶媒としてカラムクロマトグラフィーにより単
離精製し、NMR、IR、マススペクトルにより目的物
であることを確認した。
【0019】比較例1 実施例1におけるDMIの代わりにジメチルホルムアミ
ド4.69g(64mmol)を使用した以外は、実施
例1と同様に反応を行って、生成物を定量した。このと
き、ピバロイル酢酸メチルエステルの収率は75%であ
った。
ド4.69g(64mmol)を使用した以外は、実施
例1と同様に反応を行って、生成物を定量した。このと
き、ピバロイル酢酸メチルエステルの収率は75%であ
った。
【0020】比較例2 実施例1におけるDMIの代わりにジメチルホルムアミ
ド7.32g(100mmol)を使用した以外は、実
施例1と同様に反応を行って、生成物を定量した。この
とき、ピバロイル酢酸メチルエステルの収率は64%で
あった。
ド7.32g(100mmol)を使用した以外は、実
施例1と同様に反応を行って、生成物を定量した。この
とき、ピバロイル酢酸メチルエステルの収率は64%で
あった。
【0021】比較例3 実施例1におけるDMIの代わりにジメチルホルムアミ
ド4.69g(64mmol)を使用し、ナトリウムメ
トキシドの使用量を2.77g(51.3mmol)に
減少させた以外は、実施例1と同様に反応を行って、生
成物を定量した。このとき、ピバロイル酢酸メチルエス
テルの収率は47%であった。
ド4.69g(64mmol)を使用し、ナトリウムメ
トキシドの使用量を2.77g(51.3mmol)に
減少させた以外は、実施例1と同様に反応を行って、生
成物を定量した。このとき、ピバロイル酢酸メチルエス
テルの収率は47%であった。
【0022】比較例4 実施例1におけるDMIの代わりにテトラメチル尿素
7.45g(64mmol)を使用した以外は、実施例
1と同様に反応を行って、生成物を定量した。このと
き、ピバロイル酢酸メチルエステルの収率は72%であ
った。
7.45g(64mmol)を使用した以外は、実施例
1と同様に反応を行って、生成物を定量した。このと
き、ピバロイル酢酸メチルエステルの収率は72%であ
った。
【0023】実施例2 実施例1におけるピナコリンの代わりに3−メチル−2
−ブタノン1.84g(21.4mmol)を使用した
以外は、実施例1と同様に反応を行った。ガスクロマト
グラフィーにより反応生成物を定量したところ、イソブ
チリル酢酸メチルエステルが88%の収率で生成してい
た。なお、生成物は、酢酸エチル:ヘキサン=1:4を
展開溶媒としてカラムクロマトグラフィーにより単離精
製し、NMR、IR、マススペクトルにより同定した。
−ブタノン1.84g(21.4mmol)を使用した
以外は、実施例1と同様に反応を行った。ガスクロマト
グラフィーにより反応生成物を定量したところ、イソブ
チリル酢酸メチルエステルが88%の収率で生成してい
た。なお、生成物は、酢酸エチル:ヘキサン=1:4を
展開溶媒としてカラムクロマトグラフィーにより単離精
製し、NMR、IR、マススペクトルにより同定した。
【0024】
【発明の作用効果】本発明の、ジアルキルケトンと炭酸
ジアルキルを1,3−ジメチル−2−イミダゾリドン中
で反応させる方法により、安価な縮合剤である金属アル
コラートを用いて、立体障害のある脂肪族β−ケトエス
テルを高収率で製造することができる。
ジアルキルを1,3−ジメチル−2−イミダゾリドン中
で反応させる方法により、安価な縮合剤である金属アル
コラートを用いて、立体障害のある脂肪族β−ケトエス
テルを高収率で製造することができる。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 69/716 C07C 67/327 C07C 67/343 CA(STN) CASREACT(STN) REGISTRY(STN)
Claims (1)
- 【請求項1】 ジアルキルケトンに対して少なくとも等
モル量の金属アルコラートの存在下、ジアルキルケトン
と炭酸ジアルキルを、1,3−ジメチル−2−イミダゾ
リドン中で反応させることを特徴とする脂肪族β−ケト
エステルの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07196893A JP3201062B2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 脂肪族β−ケトエステルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07196893A JP3201062B2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 脂肪族β−ケトエステルの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06279363A JPH06279363A (ja) | 1994-10-04 |
| JP3201062B2 true JP3201062B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=13475787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07196893A Expired - Fee Related JP3201062B2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 脂肪族β−ケトエステルの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3201062B2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-30 JP JP07196893A patent/JP3201062B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06279363A (ja) | 1994-10-04 |
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