JP3201531U - 支柱差込具 - Google Patents

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Abstract

【課題】主として園芸用の支柱を、土中に差し込む、あるいは差込まれている支柱を抜くための支柱差込具を提供する。【解決手段】支柱を貫通させることができる垂直方向の貫通孔3を穿設した支柱保持部1に、貫通孔3と直交する方向に突出する操作部2を設ける。支柱保持部1には側方から支柱を挿入することができるように、側面が開放されることによって断面略U字状とし、前記貫通孔3と交差する斜め方向に交差孔4を穿設する。開放部4aから交差孔4内に支柱を挿入し、支柱と支柱保持部を相対的に回動させて垂直方向の貫通孔内に支柱を移動させ、操作部2押し下げ、あるいは持ち上げることによって支柱を差し込み、あるいは抜き取る。【選択図】 図1

Description

本考案は、主として園芸用の支柱を、土中に差し込む、あるいは差込まれている支柱を抜くための支柱差込具に関する考案である。
園芸用の支柱を畑に差し込む場合、通常支柱を直接手に持って、支柱を押し下げるようにして作業者の力だけで差込んでいる。このような方法では、支柱に強い力を作用させることができないため、支柱を深く差し込むことが困難である。支柱を槌などで打ち込む場合は、支柱そのものを損傷させる可能性がある。 また、深く差し込んだ支柱を抜く場合、直接手で抜くのが困難な場合がある。
特許文献1には、上部を閉じた筒体の側面にレバーを設け、支柱に被せた筒体のレバーを踏み込む思想が開示されている。また、特許文献2には、蓋体を嵌着した筒体の握棒を突出させ、筒体を支柱に被せて、握棒を手に持って押し下げる思想が開示されている。
特許文献1や2に開示された差込具は、基本的に作業者の力や体重を支柱の先端に作用させるものである。
特開2010−220599号公報 実用新案登録第3108636号公報
特許文献1や2に開示される、支柱の差込具では、作業者の力や体重だけが支柱に作用するため、差し込みのために大きな力を作用させることができないとともに、支柱の上端にのみ力が作用するため、例えばビニールコーティングをした支柱の上端が損傷する可能性がある。また、筒体の長さによって差し込むことができる支柱の長さが制限されること、筒体そのものが比較的長いものとなる結果、差込具そのものが重くて扱いにくいものとなる欠点がある。
上記、従来技術の欠点に鑑み、本考案は小さな力で効果的に支柱の差し込みだけでなく、引き抜きの作業を行うことができる支柱の差込具を実現することを目的とするものである。
さらに、別の目的は、小さくてより軽便な構造であって、安価に提供することができ、支柱の長さに関係なく使用することができる、汎用性に優れた差込具を実現することを目的とするものである。
上記目的を達成する、請求項1に記載の本考案支柱差込具は、支柱Aを貫通させることができる、垂直方向の貫通孔3を穿設した支柱保持部1に、前記貫通孔3と直交する方向、すなわち、側方に突出する操作部2を設けるものとする。
支柱保持部1には側方から支柱Aを挿入することができるように、側面が開放されることによって断面略U字状とし、前記貫通孔3と交差する斜め方向に交差孔4を穿設する。そして、交差孔4の開放部4aから交差孔4内に挿入した支柱を、支柱保持部1と相対的に回動させて垂直方向の貫通孔3内に支柱を移動させることができるように、貫通孔3と交差孔4の間を切除して貫通孔3を交差孔4に向けて開口させたことを特徴とするものである。
請求項2記載の考案は、貫通孔3の平面形状を、太径の支柱を挿入することができる直径、すなわち大きな半径Rの貫通孔3とするとともに、貫通孔3の内側面3aの操作部2延長方向の対向位置に、細径の支柱の外側面の曲率半径rと一致する小さな曲率半径の凹溝を形成する。すなわち、内側面3aに貫通孔3の内側面のアールよりも小さなアールとした、わずかな凹溝7を形成することである。
請求項3に記載の考案は、操作部2を水平方向の棒状とし、該棒状の操作部の両端にサイズの異なる支柱保持部を形成することである。
請求項1記載の考案によれば、支柱保持部1の斜め方向に穿設された、交差孔4の開放部4aか差し込むべき支柱の適宜中間位置を挿入し、操作部を持って支柱保持部1を回動させ、支柱を貫通孔3内に誘導する。その状態で、操作部2を持って、前記回動した方向に回動させると、支柱に対して梃の原理で比較的大きな差し込む力、あるいは抜き出す力が作用し、支柱Aを容易に差込むあるいは抜き取ることができる。
このとき、交差孔4は上が内側、下が外側に傾斜する方向で支柱に差し込んだ後貫通孔と一致する方向に回動させ、操作部2を下方に回動させると、貫通孔3の上端外側と下端内側を支点として、支柱には下向きの力が作用し、支柱を比較的小さな力で差し込むことができる。
これに対して、交差孔4は上が外側、下が内側に傾斜する方向で支柱に差し込んだ後貫通孔と一致する方向に回動させて、操作部2を上方に回動させると貫通孔3の上端内側と下端外側を支点として、支柱には上向きの力が作用し、差し込まれている支柱を比較的小さな力で引き抜くことができる。
すなわち、本考案の支柱差込具は、一つの差込具を天地反転させて使用することによって、支柱の差し込みと引き抜きの両方に使用することができる効果がある。
このように、本考案支柱差込具では、操作部2を持て梃の原理で支柱の差し込みや引き抜きを小さな力で行うことができる効果がある。また、全体として支柱保持部1と操作部2で構成される比較的小さなものであるため、安価に提供することができ手軽に利用することができる。
さらに、支柱保持部1は支柱の任意高さ位置に挿入して使用することができるため、作業者の体格に応じて最も作業し易い、換言すれば力の入り易い状態で作業を進めることができる。
請求項2記載の考案によれば、一つの支柱保持部1にサイズの異なる支柱を挿入して利用する場合に、支柱がなるべく滑りにくく、安定した状態で利用することができる。また、請求項3に記載の考案によれば、一つの差込具を複数種類のサイズ用として利用することができる効果がある。
図1は、本考案支柱差込具の実施形態を示す斜視図、 図2は、支柱差込具の正面図、 図3は、支柱差込具の平面図、 図4は、支柱差込具の縦断面図 図5は、支柱差込具の背面図、 図3は、支柱差込具の底面図、 図7は、図2の矢視方向から見た拡大図、 図8は、支柱保持部のみの拡大平面図、 図9は、支柱差し込みのために支柱保持部の貫通孔に支柱を挿入する状態の縦断面図、 図10は、支柱を差し込む状態を示す縦断面図、 図11は、支柱引き抜きのために支柱保持部の貫通孔に支柱を挿入する状態の縦断面図、 図12は、支柱を引き抜く状態を示す縦断面図、 図13は、細い支柱差し込みのために支柱保持部の貫通孔に支柱を挿入する状態の縦断面図、 図14は、細い支柱を差し込む状態を示す縦断面図。
以下、本考案に係る支柱差込具の、実施形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1は、本考案支柱差込具の実施形態を示す斜視図、図2は支柱差込具の正面図、図3は平面図、図4は縦断面図である。
本考案に係る支柱差込具は、図1や図4から理解されるように、差し込もうとする支柱を貫通させることができる垂直方向の貫通孔3を穿設した、柱状の支柱保持部1に前記貫通孔3と直交する方向に突出する操作部2を設けることを基本構造とする。操作部2は把持することができる長さ、太さとする。図示実施形態においては、サイズの異なる二つの支柱保持部1、1を棒状の操作部2で連結した構造としている。
支柱保持部1には側方から支柱Aを挿入することができるように、側面が開放部4aで開放されることによって、図7に示すように断面略U字状となり、第1図から理解されるように、貫通孔3と交差する斜め方向に交差孔4を穿設する。開放部4aから交差孔4内に挿入した支柱は図9から回動させて、図10に示すように垂直方向の貫通孔3内に移動させることができるようにする。すなわち、貫通孔3と交差孔4の間を切除し、図3に示すように貫通孔3を交差孔4に向けて開口させ、該部分の貫通孔の平面形状を略U時状に形成する。
以上述べた、本考案支柱差込具による支柱の差込作業を図9、図10に基づいて説明する。図9に示すように、例えば立てた状態の支柱Aの任意高さの位置で、支柱Aを支柱保持部1の交差孔4内に挿入する。
その状態で、図9に矢印で示すように、操作部2を下方に回動させると、支柱Aは、図10に示すように貫通孔3内に移動する。さらに操作部2を下方に押し下げると、支柱保持部1には図面上右方向の回転モーメントと、下向きの力が作用し、貫通孔3の開口端の接点5、6、具体的には貫通孔3上端の内周縁の接点5が支柱Aの、図面上左側の表面に、貫通孔3下端の内周縁の接点6が支柱Aの図面上右側の表面に密接する。したがって、操作部2に作用する力Fは、支点からの距離に比例する大きな回転モーメントとして作用し、支柱の下端が接地しているため下方への押圧力として作用し、支柱Aを大きな力で差し込むことができる。
次に、本考案支柱差込具による支柱の抜き取り作業を、図11、図12に基づいて説明する。図11に示すように、差し込まれている支柱Aの任意高さの位置で、支柱Aを支柱保持部1の交差孔4内に挿入する。このとき、支柱保持部1は、前記図9に示す場合とは天地を逆方向とする。
その状態で、図12に矢印で示すように、操作部2を上方に回動させると、支柱Aは、図12に示すように貫通孔3内に移動する。さらに操作部2を上方に押し上げると、支柱保持部1には図面上右方向の回転モーメントと上向きの力が作用し、貫通孔3の開口端の接点5、6、具体的には貫通孔3上端の内周縁の接点6が、図面上左側の支柱Aの表面に、貫通孔3下端の内周縁の接点5が、図面上右側の支柱Aの表面に密接する。したがって、操作部2に作用する上方への力Fは、支点からの距離に比例する大きな回転モーメントとして作用し、差し込まれている支柱Aを上方へ引き抜く力として作用し、差し込まれている支柱をAを大きな力で引き抜くことができる。
本考案の実施形態では、図8に示すように貫通孔3の平面形状を、太径の支柱を挿入することができる直径Dの貫通孔3とするとともに、細径の支柱の外側面の曲率半径と一致する小さな曲率半径rの凹溝7を形成している。したがって、一つの操作部において直径の異なる二種類の支柱に対応することができる。
本考案に係る支柱差込具を用いて、細い支柱を差し込む状態を図13、図14に基づいて説明する。図13に示すように、支柱Aを支柱保持部1の交差孔4内に挿入する。
その状態で、操作部2を下方に回動させると、支柱Aは貫通孔3内に移動し、さらに操作部2を下方に押し下げると、図9、図10と同じように、作用して支柱が差し込まれる。このとき、支柱Aは貫通孔3内において、少し斜めになって貫通孔3の開口端の接点5、6が支柱A当接することになる。このとき、大きな曲率半径の曲面に細径の支柱が当接すると、支柱Aが安定しない可能性があるが、図示実施形態のように細径の支柱の外側面の曲率半径と一致する小さな曲率半径rの凹溝7を形成していると、安定よく細い支柱を差し込み、あるいは引き抜くことができる。
本考案に係る支柱差込具は、一つの支柱保持具1に一つの操作部2を形成するものであってもよいが、図示実施形態においては、棒状の操作部2の両端に大きさの異なる支柱保持部を配置している。このようにすることによって、直径の異なる多種類の支柱の差込具として活用することができる。
本考案差込具は、貫通孔3の直径よりも多少小さな支柱の抜き差しは、特に請求項2の構成によって支障なく行うことが出来るが、直径が大きく違う支柱は、支柱そのものが貫通孔内で安定せず、あるいは滑る可能性があるため、操作部の両端に支柱保持部を形成することによって、通常使用する園芸用支柱の差込具として汎用することができる。一つの操作部において二種類の直径の支柱に対応することができることは、先に述べたとおりである。したがって、一つの操作部の両端に操作部を形成する場合は、四種類の直径の支柱に対応することができることになる。例えば、一つの支柱差込具によって、8mm、11mm、16mm、20mmの支柱に対応させることができる。
なお、一般的に使用する支柱の直径の範囲は限定されており、例えば8mm未満の細い支柱を強く差し込んで使用することは少ないであろう。
また、本考案支柱差込具は、金属製や木製など、任意の材質で製造することができるが、ある程度強度のある合成樹脂製とすることによって、安価に提供することができる。園芸用支柱の多くは、その表面を合成樹脂材でコーティングしているため、合成樹脂製の支柱差込具とすることによって、滑りにくく安定した作業を行うことができるとともに、特許文献に記載された差込具のように支柱を損傷するようなことがない。
1…支柱保持部、 2…操作部、 3…貫通孔、 3a…内側面、 4…交差孔、 4a…開放部、 5、6…接点、 7…凹溝、 A…支柱。

Claims (3)

  1. 支柱を貫通させることができる垂直方向の貫通孔を穿設した支柱保持部に、前記貫通孔3と直交する方向に突出する操作部を設けるとともに、
    支柱保持部には側方から支柱Aを挿入することができるように、側面が開放されることによって断面略U字状とし、前記貫通孔3と交差する斜め方向に交差孔を穿設し、該交差孔の開放部から交差孔内に挿入した支柱を相対的に回動させて垂直方向の貫通孔内に支柱を移動させることができるように、貫通孔と交差孔の間を切除して貫通孔を交差孔に向けて開口させたことを特徴とする支柱差込具。
  2. 貫通孔の平面形状は、太径の支柱を挿入することができる直径の貫通孔とするとともに、貫通孔の内側面の操作部延長方向の対向位置に、細径の支柱の外側面の曲率半径と一致する小さな曲率半径の凹溝を形成したことを特徴とする請求項1記載の支柱差込具。
  3. 操作部を水平方向の棒状とし、該棒状の操作部の両端にサイズの異なる支柱保持部を形成したことを特徴とする請求項1または2記載の支柱差込具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200489763Y1 (ko) * 2019-03-08 2019-08-05 황송환 작물 지주대 발취기

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