JP3201601B2 - 半導体基板の洗浄方法 - Google Patents
半導体基板の洗浄方法Info
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- JP3201601B2 JP3201601B2 JP00709199A JP709199A JP3201601B2 JP 3201601 B2 JP3201601 B2 JP 3201601B2 JP 00709199 A JP00709199 A JP 00709199A JP 709199 A JP709199 A JP 709199A JP 3201601 B2 JP3201601 B2 JP 3201601B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置等の製
造プロセスにおいて、基板の表面あれを発生させずに基
板表面から異物を効果的に除去でき、および洗浄後の基
板表面状態を厳密に制御できる半導体基板の洗浄方法に
関するものである。
造プロセスにおいて、基板の表面あれを発生させずに基
板表面から異物を効果的に除去でき、および洗浄後の基
板表面状態を厳密に制御できる半導体基板の洗浄方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置等の製造プロセスにおいて、
基板洗浄に要求される機能は、基板表面の平坦性を劣化
させることなく、基板表面からパーティクル、金属汚
染、吸着分子、イオン等の汚染成分や自然酸化膜を効率
よく除去することである。
基板洗浄に要求される機能は、基板表面の平坦性を劣化
させることなく、基板表面からパーティクル、金属汚
染、吸着分子、イオン等の汚染成分や自然酸化膜を効率
よく除去することである。
【0003】LSIの高集積化に伴い、管理すべき汚染
物質の種類は増え、管理レベルは厳しくなり、またより
高い表面状態の制御性が求められている。そのため処理
ロット間のクロスコンタミネーションを避け、再現性の
ある洗浄性能と基板表面の制御性を得るためには洗浄毎
に新しい薬品を用いるのが望ましい。
物質の種類は増え、管理レベルは厳しくなり、またより
高い表面状態の制御性が求められている。そのため処理
ロット間のクロスコンタミネーションを避け、再現性の
ある洗浄性能と基板表面の制御性を得るためには洗浄毎
に新しい薬品を用いるのが望ましい。
【0004】一方、昨今の環境問題に対する関心の高ま
りから、生産活動においては省エネルギー、廃棄物の削
減と言った環境への配慮が求められてきている。半導体
の生産プロセスの内、多量の化学薬品を使用するウェッ
ト洗浄プロセスは環境負荷の高いプロセスであり、薬品
使用量の削減が今後の重要課題の一つである。
りから、生産活動においては省エネルギー、廃棄物の削
減と言った環境への配慮が求められてきている。半導体
の生産プロセスの内、多量の化学薬品を使用するウェッ
ト洗浄プロセスは環境負荷の高いプロセスであり、薬品
使用量の削減が今後の重要課題の一つである。
【0005】同一洗浄液をリサイクル利用することは、
薬液の使用量を削減でき、薬品コストと廃棄物の低減の
観点で望ましい方法であるが、リサイクル利用すること
で、薬液中の汚染成分の蓄積、薬液成分の揮発、分解に
よる薬液濃度の変動は避けられない。
薬液の使用量を削減でき、薬品コストと廃棄物の低減の
観点で望ましい方法であるが、リサイクル利用すること
で、薬液中の汚染成分の蓄積、薬液成分の揮発、分解に
よる薬液濃度の変動は避けられない。
【0006】現在、半導体メーカ各社でウェーハの30
0mm化に向けたプロセスが検討されているが、ウェー
ハ間ピッチが200mmと同等の場合でもウェーハの口
径増大により200mmと比較すると2.25倍の容量
の洗浄槽が必要になる。ウェーハの大口径化によるワン
バッチ当たりの洗浄液量が増大する上、基板表面の汚染
および制御性の管理レベルが厳しくなり薬液寿命の延長
には限界があることから、洗浄液量の増大は避け難い。
0mm化に向けたプロセスが検討されているが、ウェー
ハ間ピッチが200mmと同等の場合でもウェーハの口
径増大により200mmと比較すると2.25倍の容量
の洗浄槽が必要になる。ウェーハの大口径化によるワン
バッチ当たりの洗浄液量が増大する上、基板表面の汚染
および制御性の管理レベルが厳しくなり薬液寿命の延長
には限界があることから、洗浄液量の増大は避け難い。
【0007】またウェット洗浄プロセスの多くが洗浄効
率を高めるために加熱して行われており、省エネルギー
の観点からは処理の低温化もまた課題である。低温化す
ると蒸発による濃度変動は軽減できるので、省エネルギ
ーだけでなく、濃度維持のための薬液補充量の削減、薬
液の寿命の延長が図れる。
率を高めるために加熱して行われており、省エネルギー
の観点からは処理の低温化もまた課題である。低温化す
ると蒸発による濃度変動は軽減できるので、省エネルギ
ーだけでなく、濃度維持のための薬液補充量の削減、薬
液の寿命の延長が図れる。
【0008】現在のウェット洗浄において、ウェーハ表
面のパーティクル除去という最も重要な洗浄を担ってい
る洗浄液は、アンモニア−過酸化水素混合液(APMあ
るいはSC−1)であり、容量比NH3:H2O2:H
2O=1:1:5のものを75〜85℃で使用するのが
標準的な条件である。
面のパーティクル除去という最も重要な洗浄を担ってい
る洗浄液は、アンモニア−過酸化水素混合液(APMあ
るいはSC−1)であり、容量比NH3:H2O2:H
2O=1:1:5のものを75〜85℃で使用するのが
標準的な条件である。
【0009】上述したような現在ならびに今後の状況か
ら、ウェット洗浄に対する要求は、その直前直後のプロ
セスによって、汚染物に対する高い洗浄力、基板に対す
る低ダメージ、低濃度処理、低温処理、処理時間の短縮
と多様化しており、近年、このAPM洗浄に関しても、
目的に応じた種々の改良が加えられている。
ら、ウェット洗浄に対する要求は、その直前直後のプロ
セスによって、汚染物に対する高い洗浄力、基板に対す
る低ダメージ、低濃度処理、低温処理、処理時間の短縮
と多様化しており、近年、このAPM洗浄に関しても、
目的に応じた種々の改良が加えられている。
【0010】例えば、特開平3−254125号公報記
載の技術では、薬液からの金属汚染を低減するために、
洗浄液全体に対する純水の体積比を90〜99.7パー
セントにしたものが使用されている。
載の技術では、薬液からの金属汚染を低減するために、
洗浄液全体に対する純水の体積比を90〜99.7パー
セントにしたものが使用されている。
【0011】また、エッチング量の低減と薬液のコスト
低減のために、特開平4−107922号公報記載の技
術では、洗浄液における過酸化水素水の容量比をアンモ
ニア水以上にし、純水の比率を高くしている。
低減のために、特開平4−107922号公報記載の技
術では、洗浄液における過酸化水素水の容量比をアンモ
ニア水以上にし、純水の比率を高くしている。
【0012】さらに、特開平6−112179号公報記
載の技術では、マイクロラフネス(微小表面粗さ)を制
御するため、純水の体積を、アンモニア水と過酸化水素
水との総体積の20倍〜100倍にしたものが洗浄液と
して使用されている。
載の技術では、マイクロラフネス(微小表面粗さ)を制
御するため、純水の体積を、アンモニア水と過酸化水素
水との総体積の20倍〜100倍にしたものが洗浄液と
して使用されている。
【0013】また、これらの従来技術の洗浄液では異物
の除去に20分程度の時間を要すると言う問題があり、
処理時間の短縮に重きを置き、特開平10−18318
5公報記載の技術では、下記の[数5]および[数6]
で規定された条件で洗浄する技術が開示されている。
の除去に20分程度の時間を要すると言う問題があり、
処理時間の短縮に重きを置き、特開平10−18318
5公報記載の技術では、下記の[数5]および[数6]
で規定された条件で洗浄する技術が開示されている。
【数5】
【数6】 ここで、xはNH3濃度(mol/l)、yはH2O2
濃度(mol/l)、Tは処理液温度(℃)、tは処理
時間(分)である。また、zは解離していない過酸化水
素の濃度(mol/l)である。当該従来技術を用いる
と、異物除去に要する処理時間を短縮し、スループット
を改善することができる。
濃度(mol/l)、Tは処理液温度(℃)、tは処理
時間(分)である。また、zは解離していない過酸化水
素の濃度(mol/l)である。当該従来技術を用いる
と、異物除去に要する処理時間を短縮し、スループット
を改善することができる。
【0014】また、この分野に関連する技術として、特
開平3−8336号公報に、半導体装置の製造方法にお
いて、異物の形成がない滑らかなBPSG膜を形成する
方法として、ウェーハ上にBPSG膜を形成する前に、
酸化剤を添加したアルカリ性水溶液によって、そのウェ
ーハを洗浄する方法が開示されている。
開平3−8336号公報に、半導体装置の製造方法にお
いて、異物の形成がない滑らかなBPSG膜を形成する
方法として、ウェーハ上にBPSG膜を形成する前に、
酸化剤を添加したアルカリ性水溶液によって、そのウェ
ーハを洗浄する方法が開示されている。
【0015】さらに、特開平7−263384号公報
に、化学機械研磨後の半導体基板の洗浄に用いる洗浄液
において、ウェーハの重金属汚染やパーティクルの発生
を防止するために、容量比NH3:H2O2:H2O=
0.25:1:5、またはアンモニア組成が70分の1
以上有する洗浄液が使用されている。また、この洗浄液
による半導体基板の洗浄において、処理温度は50〜9
0℃、処理時間は5〜20分である。
に、化学機械研磨後の半導体基板の洗浄に用いる洗浄液
において、ウェーハの重金属汚染やパーティクルの発生
を防止するために、容量比NH3:H2O2:H2O=
0.25:1:5、またはアンモニア組成が70分の1
以上有する洗浄液が使用されている。また、この洗浄液
による半導体基板の洗浄において、処理温度は50〜9
0℃、処理時間は5〜20分である。
【0016】他に、特開平7−283182号公報に、
半導体基板の研磨後の洗浄方法において、まずHF−H
Cl洗浄液による洗浄により金属汚染物質の除去を行
い、次にNH4OHとH2O2を含む洗浄液による洗浄
により前段階の洗浄による付着粒子の除去を行い、最後
に希HClによる洗浄によりその前段階の洗浄による汚
染金属の除去を行うことによる洗浄方法が開示されてい
る。
半導体基板の研磨後の洗浄方法において、まずHF−H
Cl洗浄液による洗浄により金属汚染物質の除去を行
い、次にNH4OHとH2O2を含む洗浄液による洗浄
により前段階の洗浄による付着粒子の除去を行い、最後
に希HClによる洗浄によりその前段階の洗浄による汚
染金属の除去を行うことによる洗浄方法が開示されてい
る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、一つ
の洗浄条件ですべての要件を満たすことが困難であるこ
とから、最重要要件を満たしかつ他の要件をある程度満
足させる洗浄条件を、見出すべくなされたものである
が、個々に洗浄条件を見出すために要する時間は膨大と
なる。
の洗浄条件ですべての要件を満たすことが困難であるこ
とから、最重要要件を満たしかつ他の要件をある程度満
足させる洗浄条件を、見出すべくなされたものである
が、個々に洗浄条件を見出すために要する時間は膨大と
なる。
【0018】そこで、本発明は、APM洗浄に要求され
る要件の内、マイクロラフネスに関しては、通常要求さ
れる水準をクリアできる性能を有し、かつ汚染物に対す
る高い洗浄力、基板に対する低ダメージ、低濃度処理、
低温処理、処理時間の短縮、処理後の基板表面状態の高
い制御性の少なくとも一要件を満たし、もしくは上記要
件をさらに一つ以上満たすように機能を付加する半導体
基板の洗浄方法を提供することを目的とする。
る要件の内、マイクロラフネスに関しては、通常要求さ
れる水準をクリアできる性能を有し、かつ汚染物に対す
る高い洗浄力、基板に対する低ダメージ、低濃度処理、
低温処理、処理時間の短縮、処理後の基板表面状態の高
い制御性の少なくとも一要件を満たし、もしくは上記要
件をさらに一つ以上満たすように機能を付加する半導体
基板の洗浄方法を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によると、半導体基板の洗浄に用いられる洗
浄液において、アンモニア、過酸化水素、超純水からな
り、ここで、半導体基板の処理温度(T(単位:K))
と、処理時間(t(単位:分))と、アンモニアと過酸
化水素のモル濃度比(R)とが、
に、本発明によると、半導体基板の洗浄に用いられる洗
浄液において、アンモニア、過酸化水素、超純水からな
り、ここで、半導体基板の処理温度(T(単位:K))
と、処理時間(t(単位:分))と、アンモニアと過酸
化水素のモル濃度比(R)とが、
【数7】 で示される処理条件式を満たし、アンモニアのモル濃度
が10mol/l以下、過酸化水素のモル濃度C(H2
O2)が、
が10mol/l以下、過酸化水素のモル濃度C(H2
O2)が、
【数8】 で示される濃度条件式を満たす洗浄液を用いて半導体基
板が洗浄される。
板が洗浄される。
【0020】上記の洗浄液において、半導体基板の処理
温度(T(単位:K))と、処理時間(t(単位:
分))と、アンモニアと過酸化水素のモル濃度比(R)
とが、
温度(T(単位:K))と、処理時間(t(単位:
分))と、アンモニアと過酸化水素のモル濃度比(R)
とが、
【数9】 で示される処理条件式を満たすことが可能である。
【0021】また、上記の洗浄液において、過酸化水素
のモル濃度が0.16mol/l以上からなることを特
徴とすることが可能である。
のモル濃度が0.16mol/l以上からなることを特
徴とすることが可能である。
【0022】他に、アンモニア、過酸化水素、超純水か
らなる洗浄液を用いる半導体基板の洗浄方法において、
半導体基板の表面汚染物に対する洗浄力および表面に対
するダメージに対応する制御値Eを有し、ここで、制御
値Eは、実質的に基板エッチング量(単位:Å)の自乗
であり、
らなる洗浄液を用いる半導体基板の洗浄方法において、
半導体基板の表面汚染物に対する洗浄力および表面に対
するダメージに対応する制御値Eを有し、ここで、制御
値Eは、実質的に基板エッチング量(単位:Å)の自乗
であり、
【数10】 ((Σ(ai×Ti)は少なくとも1/T,T0,Tの
項を含む多項式であり、aiは基板エッチング速度の実
測結果から定まる定数、nは一定数、Tは半導体基板に
対する処理温度(単位:K)、tは半導体基板に対する
処理時間(単位:分)、Rは洗浄液のアンモニアと過酸
化水素のモル濃度比)で表され、制御値Eが10以上で
かつ10000以下である所定値に対応して、処理温度
と処理時間とモル濃度比とが定められ、かつ、アンモニ
アのモル濃度が10mol/l以下、過酸化水素のモル
濃度C(H2O2)が、
項を含む多項式であり、aiは基板エッチング速度の実
測結果から定まる定数、nは一定数、Tは半導体基板に
対する処理温度(単位:K)、tは半導体基板に対する
処理時間(単位:分)、Rは洗浄液のアンモニアと過酸
化水素のモル濃度比)で表され、制御値Eが10以上で
かつ10000以下である所定値に対応して、処理温度
と処理時間とモル濃度比とが定められ、かつ、アンモニ
アのモル濃度が10mol/l以下、過酸化水素のモル
濃度C(H2O2)が、
【数11】 で示される濃度条件式を満たす半導体基板の洗浄方法を
提供する。
提供する。
【0023】上記の半導体基板の洗浄方法において、制
御値Eが100以上でかつ10000以下である所定値
に対応して、処理温度と処理時間とモル濃度比とが定め
られ、かつ、アンモニアのモル濃度が10mol/l以
下、過酸化水素のモル濃度C(H2O2)が、
御値Eが100以上でかつ10000以下である所定値
に対応して、処理温度と処理時間とモル濃度比とが定め
られ、かつ、アンモニアのモル濃度が10mol/l以
下、過酸化水素のモル濃度C(H2O2)が、
【数12】 で示される処理条件式を満たすことが可能である。
【0024】また、上記の半導体基板の洗浄方法におい
て、過酸化水素のモル濃度が0.16mol/l以上か
らなることが可能である。
て、過酸化水素のモル濃度が0.16mol/l以上か
らなることが可能である。
【0025】さらに、上記の半導体基板の洗浄方法にお
いて、制御値Eが、
いて、制御値Eが、
【数13】 で示されることを特徴とすることが可能である。
【0026】さらに他に、上記の半導体基板の洗浄方法
において、制御値Eは、
において、制御値Eは、
【数14】 で示されることを特徴とすることが可能である。
【0027】また、上記の半導体基板の洗浄方法におい
て、洗浄液は、予め定められたモル濃度比に対応して、
アンモニアのモル濃度と過酸化水素のモル濃度が設定さ
れることを特徴とすることが可能である。
て、洗浄液は、予め定められたモル濃度比に対応して、
アンモニアのモル濃度と過酸化水素のモル濃度が設定さ
れることを特徴とすることが可能である。
【0028】また他に、上記の半導体基板の洗浄方法に
おいて、洗浄液は、アンモニアのモル濃度と過酸化水素
のモル濃度が低くなるように設定されることを特徴とす
ることが可能である。
おいて、洗浄液は、アンモニアのモル濃度と過酸化水素
のモル濃度が低くなるように設定されることを特徴とす
ることが可能である。
【0029】加えて、上記の半導体基板の洗浄方法にお
いて、モル濃度比と処理時間は、予め定められた制御値
と、予め定められた処理温度に基づいて設定されること
を特徴とすることが可能である。
いて、モル濃度比と処理時間は、予め定められた制御値
と、予め定められた処理温度に基づいて設定されること
を特徴とすることが可能である。
【0030】さらに、上記の半導体基板の洗浄方法にお
いて、処理温度は、摂氏35度以上、かつ摂氏80度以
下に設定されることを特徴とすることが可能である。
いて、処理温度は、摂氏35度以上、かつ摂氏80度以
下に設定されることを特徴とすることが可能である。
【0031】さらにまた、上記の半導体基板の洗浄方法
において、処理温度は、摂氏35度以上、かつ摂氏40
度以下に設定されることを特徴とすることが可能であ
る。
において、処理温度は、摂氏35度以上、かつ摂氏40
度以下に設定されることを特徴とすることが可能であ
る。
【0032】さらに加えて、上記の半導体基板の洗浄方
法において、モル濃度比と処理温度は、予め定められた
制御値と、予め定められた処理時間に基づいて設定され
ることを特徴とすることが可能である。
法において、モル濃度比と処理温度は、予め定められた
制御値と、予め定められた処理時間に基づいて設定され
ることを特徴とすることが可能である。
【0033】他にまた、上記の半導体基板の洗浄方法に
おいて、処理時間が10分以下に設定されることを特徴
とすることが可能である。
おいて、処理時間が10分以下に設定されることを特徴
とすることが可能である。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明は、アンモニア、過酸化水
素、超純水からなる半導体基板の異物を除去する半導体
の洗浄方法を発見した。
素、超純水からなる半導体基板の異物を除去する半導体
の洗浄方法を発見した。
【0035】当該洗浄液による処理温度(T(単位:
K))、処理時間(t(単位:分))、アンモニアと過
酸化水素のモル濃度比(R)に関して、数式[数7]で
示される関係式を満たし、当該洗浄液のアンモニアのモ
ル濃度(C(NH3))が10mol/l以下で、かつ
過酸化水素のモル濃度(C(H2O2))が、数式[数
8]で示される濃度条件式を満たすことを特徴とする。
K))、処理時間(t(単位:分))、アンモニアと過
酸化水素のモル濃度比(R)に関して、数式[数7]で
示される関係式を満たし、当該洗浄液のアンモニアのモ
ル濃度(C(NH3))が10mol/l以下で、かつ
過酸化水素のモル濃度(C(H2O2))が、数式[数
8]で示される濃度条件式を満たすことを特徴とする。
【0036】本発明の半導体基板の洗浄方法において
は、上記の洗浄液を用い、数式[数10]によって算出
される制御値(E)を基板表面汚染物に対する洗浄力お
よび基板表面に対するダメージの指標とすることを特徴
とする。
は、上記の洗浄液を用い、数式[数10]によって算出
される制御値(E)を基板表面汚染物に対する洗浄力お
よび基板表面に対するダメージの指標とすることを特徴
とする。
【0037】特に、制御値(E)について、数式[数1
4]で示されることも可能である。
4]で示されることも可能である。
【0038】更に、この洗浄液を用いた半導体装置の洗
浄方法において、処理温度、つまり洗浄液の薬液温度を
35度から80度の範囲でもって洗浄されることを特徴
とする。
浄方法において、処理温度、つまり洗浄液の薬液温度を
35度から80度の範囲でもって洗浄されることを特徴
とする。
【0039】上記の洗浄液は、APM洗浄に関する公知
技術に基づいて、本発明者による実験的評価と実験結果
の物理化学的解析の結果として得られたものである。
技術に基づいて、本発明者による実験的評価と実験結果
の物理化学的解析の結果として得られたものである。
【0040】ここで、APM洗浄に関する公知技術を以
下に示す。まず、1996年6月、シリコンの科学、U
CS半導体基盤技術研究会編、323頁に開示されてい
る公知技術を以下に示す。
下に示す。まず、1996年6月、シリコンの科学、U
CS半導体基盤技術研究会編、323頁に開示されてい
る公知技術を以下に示す。
【0041】APM洗浄により基板表面からの異物除去
は、(1)基板表面のエッチング作用による異物のリフ
トオフと、(2)リフトオフされた異物と基板表面の表
面電荷が共にマイナスとなることによる静電的反発と、
の2つの作用より起こる。
は、(1)基板表面のエッチング作用による異物のリフ
トオフと、(2)リフトオフされた異物と基板表面の表
面電荷が共にマイナスとなることによる静電的反発と、
の2つの作用より起こる。
【0042】基板表面がSiO2である場合、およびA
PMエッチング速度が速い条件ほどpHが高く、pHが
高いほど異物表面と基板表面のマイナス電荷がより大き
くなる。すなわち基板表面がSiO2の場合にはエッチ
ング量がAPMの洗浄力の指標となりうる。
PMエッチング速度が速い条件ほどpHが高く、pHが
高いほど異物表面と基板表面のマイナス電荷がより大き
くなる。すなわち基板表面がSiO2の場合にはエッチ
ング量がAPMの洗浄力の指標となりうる。
【0043】基板表面がSiであっても、APM中の過
酸化水素濃度が所定の値(APM洗浄における過酸化水
素の下限値)より高ければ、基板がAPMと接触すると
表面に直ちに所定の厚さのSiO2膜が形成される。S
iO2膜の形成速度はSiO2膜のエッチング速度より
も速く、常に所定の厚さのSiO2膜を維持しながら基
板表面のエッチングが進む。したがって基板表面がSi
の場合もまたエッチング量がAPMの洗浄力の指標とな
りうる。
酸化水素濃度が所定の値(APM洗浄における過酸化水
素の下限値)より高ければ、基板がAPMと接触すると
表面に直ちに所定の厚さのSiO2膜が形成される。S
iO2膜の形成速度はSiO2膜のエッチング速度より
も速く、常に所定の厚さのSiO2膜を維持しながら基
板表面のエッチングが進む。したがって基板表面がSi
の場合もまたエッチング量がAPMの洗浄力の指標とな
りうる。
【0044】上記の公知技術に基づいて、本発明者によ
る実験的評価と実験結果の物理化学的解析の結果、上記
APM洗浄における過酸化水素のモル濃度の値は[数
8]で示される値を満たし、過酸化水素のモル濃度がそ
の[数8]で示される値の下限値以上で、かつアンモニ
アのモル濃度が10mol/l以下の条件では、APM
によるSi基板のエッチング量が[数10]で示すE値
の平方根で近似できることが明らかになった。特にエッ
チング速度が20Å/分以下の条件では、エッチング量
の実測値と算出値の差異が±20%以内であった。
る実験的評価と実験結果の物理化学的解析の結果、上記
APM洗浄における過酸化水素のモル濃度の値は[数
8]で示される値を満たし、過酸化水素のモル濃度がそ
の[数8]で示される値の下限値以上で、かつアンモニ
アのモル濃度が10mol/l以下の条件では、APM
によるSi基板のエッチング量が[数10]で示すE値
の平方根で近似できることが明らかになった。特にエッ
チング速度が20Å/分以下の条件では、エッチング量
の実測値と算出値の差異が±20%以内であった。
【0045】次に、本発明における実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
図面を参照して詳細に説明する。
【0046】(第1の実施の形態) 本発明における洗浄液に関する組成について、以下に示
す。
す。
【0047】本発明による洗浄液におけるアンモニア濃
度と過酸化水素濃度で示される組成を図1(a)と図1
(b)とに示す。図1(a)に示される領域2の斜線部
の領域は、過酸化水素のモル濃度が0.154mol/
l以上、アンモニアのモル濃度が10mol/l以下、
かつ[数9]で示す条件を満たす領域であって、本発明
における洗浄液の濃度組成を示す。図1(a)に示され
る領域1の斜線部の領域は、過酸化水素のモル濃度が
0.078mol/l以上、かつ0.154mol/l
以下、アンモニアのモル濃度が10mol/l以下、か
つ[数8]で示す条件を満たす。この領域1に含まれ、
かつ図1(b)の斜線部にあたる領域3において示され
る、過酸化水素のモル濃度と洗浄液の温度との関係を満
たす場合、本発明における洗浄液の濃度組成となる。
度と過酸化水素濃度で示される組成を図1(a)と図1
(b)とに示す。図1(a)に示される領域2の斜線部
の領域は、過酸化水素のモル濃度が0.154mol/
l以上、アンモニアのモル濃度が10mol/l以下、
かつ[数9]で示す条件を満たす領域であって、本発明
における洗浄液の濃度組成を示す。図1(a)に示され
る領域1の斜線部の領域は、過酸化水素のモル濃度が
0.078mol/l以上、かつ0.154mol/l
以下、アンモニアのモル濃度が10mol/l以下、か
つ[数8]で示す条件を満たす。この領域1に含まれ、
かつ図1(b)の斜線部にあたる領域3において示され
る、過酸化水素のモル濃度と洗浄液の温度との関係を満
たす場合、本発明における洗浄液の濃度組成となる。
【0048】図1の斜線内の種々の組成の洗浄液につい
て、基板エッチング量と洗浄性評価した結果を図2に示
す。基板表面に付着した異物は、エッチング量が20Å
の時に95%前後、エッチング量が30Åの時にほぼ1
00%除去できた。なお、いずれの組成の洗浄液でもマ
イクロラフネスの増加はほとんど見られなかった。
て、基板エッチング量と洗浄性評価した結果を図2に示
す。基板表面に付着した異物は、エッチング量が20Å
の時に95%前後、エッチング量が30Åの時にほぼ1
00%除去できた。なお、いずれの組成の洗浄液でもマ
イクロラフネスの増加はほとんど見られなかった。
【0049】図1における領域1と領域2の斜線部より
もアンモニアのモル濃度を高めると、エッチング量は増
大し、マイクロラフネスも僅かながら増大する。ただし
[数7]で示す条件の範囲内であれば、マイクロラフネ
スは2Å以下であった。
もアンモニアのモル濃度を高めると、エッチング量は増
大し、マイクロラフネスも僅かながら増大する。ただし
[数7]で示す条件の範囲内であれば、マイクロラフネ
スは2Å以下であった。
【0050】[数7]で示す範囲の組成で最もエッチン
グ量が多くなる組成でのエッチング量は100Åであ
り、この組成の洗浄液を用いると、基板裏面に強固に付
着した異物であってもほぼ100%除去できた。異物除
去を目的とする場合には、エッチング量が30Å前後に
なる洗浄液が好適であった。ただしSi基板表面に薄い
SiO2膜を形成させると言う目的では、[数8]で示
す範囲の下限に相当する条件で処理を行なっても十分で
あった。
グ量が多くなる組成でのエッチング量は100Åであ
り、この組成の洗浄液を用いると、基板裏面に強固に付
着した異物であってもほぼ100%除去できた。異物除
去を目的とする場合には、エッチング量が30Å前後に
なる洗浄液が好適であった。ただしSi基板表面に薄い
SiO2膜を形成させると言う目的では、[数8]で示
す範囲の下限に相当する条件で処理を行なっても十分で
あった。
【0051】(第2の実施の形態) 本発明による半導体基板の洗浄方法における洗浄効果に
ついて、以下に示す。
ついて、以下に示す。
【0052】半導体基板の洗浄において、過酸化水素の
モル濃度が[数8]を満たし、アンモニアのモル濃度が
10mol/l以下、かつ[数8]で示す条件を満たす
洗浄液を用いて洗浄を行ない、結晶方位の異なるSi基
板表面およびポリシリコンを成膜した基板表面のエッチ
ング量を実測した。
モル濃度が[数8]を満たし、アンモニアのモル濃度が
10mol/l以下、かつ[数8]で示す条件を満たす
洗浄液を用いて洗浄を行ない、結晶方位の異なるSi基
板表面およびポリシリコンを成膜した基板表面のエッチ
ング量を実測した。
【0053】その結果を物理化学的に解析したところ、
エッチング量は[数14]に示すE値の平方根で表現で
き、限定した温度範囲であれば、少なくとも1/Tの項
と実数項(Tの0次の項)を含む数式でE値は近似でき
た。さらに、Tの1次の項を加えると、通常洗浄に使用
される室温から摂氏85度までE値の近似に有効である
ことが明らかとなった。
エッチング量は[数14]に示すE値の平方根で表現で
き、限定した温度範囲であれば、少なくとも1/Tの項
と実数項(Tの0次の項)を含む数式でE値は近似でき
た。さらに、Tの1次の項を加えると、通常洗浄に使用
される室温から摂氏85度までE値の近似に有効である
ことが明らかとなった。
【0054】所定の結晶方位のSi基板表面に関する結
果を用いて、エッチング量の実測とE値の平方根の値が
よい相関を示すように、各項の係数を最適化すると[数
14]が得られた。
果を用いて、エッチング量の実測とE値の平方根の値が
よい相関を示すように、各項の係数を最適化すると[数
14]が得られた。
【0055】エッチング速度の実測値と[数14]によ
り算出したエッチング速度値(E値の平方根を処理時間
tで割ったもの)の相関性を図3に示す。
り算出したエッチング速度値(E値の平方根を処理時間
tで割ったもの)の相関性を図3に示す。
【0056】エッチング速度が20Å/分以下の条件で
は、実測値と算出値の差異が±20%で以内であった。
表面がSiであれば、表面の違いを補正する係数を実験
的に決定し当該補正係数を[数14]の平方根で得られ
るエッチング量に乗ずることで、種々な表面に対する種
々な組成のAPMでのエッチング量が試算できた。
は、実測値と算出値の差異が±20%で以内であった。
表面がSiであれば、表面の違いを補正する係数を実験
的に決定し当該補正係数を[数14]の平方根で得られ
るエッチング量に乗ずることで、種々な表面に対する種
々な組成のAPMでのエッチング量が試算できた。
【0057】基板表面のエッチング量と基板表面に対す
るダメージは相関があるので、[数14]で算出される
制御値Eは基板表面汚染物に対する洗浄力および基板表
面に対するダメージの指標として有効である。
るダメージは相関があるので、[数14]で算出される
制御値Eは基板表面汚染物に対する洗浄力および基板表
面に対するダメージの指標として有効である。
【0058】過酸化水素濃度が[数8]を満たし、アン
モニアのモル濃度が10mol/l以下、かつ[数8]
で示す条件を満たす洗浄液を用いた場合、[数14]を
指標として評価した洗浄力は、R値、すなわちアンモニ
アと過酸化水素のモル濃度比が同じであれば、同一とな
る。
モニアのモル濃度が10mol/l以下、かつ[数8]
で示す条件を満たす洗浄液を用いた場合、[数14]を
指標として評価した洗浄力は、R値、すなわちアンモニ
アと過酸化水素のモル濃度比が同じであれば、同一とな
る。
【0059】そこでR値が同一の条件では、アンモニア
のモル濃度の上限(10mol/l)および過酸化水素
のモル濃度の下限(洗浄液の温度に対応する[数8]で
示される下限値)を満たす中で、最もアンモニアおよび
過酸化水素のモル濃度が低くなるように、アンモニアお
よび過酸化水素のモル濃度を設定する。
のモル濃度の上限(10mol/l)および過酸化水素
のモル濃度の下限(洗浄液の温度に対応する[数8]で
示される下限値)を満たす中で、最もアンモニアおよび
過酸化水素のモル濃度が低くなるように、アンモニアお
よび過酸化水素のモル濃度を設定する。
【0060】このようにアンモニアおよび過酸化水素の
モル濃度を設定することにより、アンモニアおよび過酸
化水素の使用量を削減でき、薬液コストおよび廃薬液処
理コストを削減できると共に、環境負荷を低減できる。
モル濃度を設定することにより、アンモニアおよび過酸
化水素の使用量を削減でき、薬液コストおよび廃薬液処
理コストを削減できると共に、環境負荷を低減できる。
【0061】ここで、R値を1,10,100として
[数14]により試算したエッチング速度の温度依存性
を図4に示す。
[数14]により試算したエッチング速度の温度依存性
を図4に示す。
【0062】処理温度摂氏40度でのエッチング速度は
処理温度摂氏80度でのエッチング速度の約1/10で
あり、R値が1で処理温度摂氏80度の時のエッチング
速度を、処理温度摂氏40度で得るためには、R値を1
00に設定しなければいけないことが分かった。現行の
APM洗浄は、通常摂氏60〜85度で行われており、
基板に対するダメージを抑えたい場合に摂氏40度以下
で行われている。
処理温度摂氏80度でのエッチング速度の約1/10で
あり、R値が1で処理温度摂氏80度の時のエッチング
速度を、処理温度摂氏40度で得るためには、R値を1
00に設定しなければいけないことが分かった。現行の
APM洗浄は、通常摂氏60〜85度で行われており、
基板に対するダメージを抑えたい場合に摂氏40度以下
で行われている。
【0063】洗浄液の組成をそのままにして、温度を摂
氏80度から摂氏40度に下げると、基板に対するダメ
ージは下がるが洗浄力も低下する。図4のエッチング速
度の試算結果を基に判断すると、温度を摂氏80度から
摂氏40度に下げ洗浄力を維持するためには、洗浄液を
組成を変更せずに処理時間を約10倍に設定することが
必要であり、生産性の面で大きなマイナスである。
氏80度から摂氏40度に下げると、基板に対するダメ
ージは下がるが洗浄力も低下する。図4のエッチング速
度の試算結果を基に判断すると、温度を摂氏80度から
摂氏40度に下げ洗浄力を維持するためには、洗浄液を
組成を変更せずに処理時間を約10倍に設定することが
必要であり、生産性の面で大きなマイナスである。
【0064】[数14]を用いて、処理温度を下げても
E値が一定になるようにR値を選択すれば、ダメージの
抑制効果は期待できないが、洗浄液を加熱するためのエ
ネルギーを削減できる。
E値が一定になるようにR値を選択すれば、ダメージの
抑制効果は期待できないが、洗浄液を加熱するためのエ
ネルギーを削減できる。
【0065】また温度降下の程度に比べてR値の増大は
大きくなるので、アンモニアのモル濃度は高くせざるえ
ないが、過酸化水素のモル濃度を下限付近に設定すれ
ば、過酸化水素については温度低下により自己分解を抑
制でき、洗浄力を保ったまま過酸化水素の使用量を削減
できる。したがって電力コスト、薬液コスト、廃薬液処
理コストを削減できると共に、環境負荷を低減できる。
大きくなるので、アンモニアのモル濃度は高くせざるえ
ないが、過酸化水素のモル濃度を下限付近に設定すれ
ば、過酸化水素については温度低下により自己分解を抑
制でき、洗浄力を保ったまま過酸化水素の使用量を削減
できる。したがって電力コスト、薬液コスト、廃薬液処
理コストを削減できると共に、環境負荷を低減できる。
【0066】また、[数14]を用いて図4に示す試算
を行なうことで、処理温度を下げた場合の洗浄力への影
響、処理温度を下げて洗浄力を維持するための洗浄液の
組成が予め推定できるので、プロセス条件の変更を効率
よく行なえる。
を行なうことで、処理温度を下げた場合の洗浄力への影
響、処理温度を下げて洗浄力を維持するための洗浄液の
組成が予め推定できるので、プロセス条件の変更を効率
よく行なえる。
【0067】また、図4に示したエッチング速度の温度
依存性の試算結果から、温度を約10度高く設定する
と、エッチング速度は約2倍になり、処理時間を半分に
することができる。
依存性の試算結果から、温度を約10度高く設定する
と、エッチング速度は約2倍になり、処理時間を半分に
することができる。
【0068】[数14]より、E値は処理時間tの自乗
に比例し、E値とR値は比例関係にある。したがって、
同一処理温度で処理時間を1/x倍に短縮したい場合、
すなわちエッチング量をx倍にしたい場合には、R値を
x2倍に設定すればよい。
に比例し、E値とR値は比例関係にある。したがって、
同一処理温度で処理時間を1/x倍に短縮したい場合、
すなわちエッチング量をx倍にしたい場合には、R値を
x2倍に設定すればよい。
【0069】[数14]を用いて、E値が同一の条件の
中で、処理時間tを所望の値になるように、R値および
処理温度Tを設定することで、半導体工程数の増加に伴
うAPM洗浄に要する処理時間の増加を抑えられる。
中で、処理時間tを所望の値になるように、R値および
処理温度Tを設定することで、半導体工程数の増加に伴
うAPM洗浄に要する処理時間の増加を抑えられる。
【0070】また、次工程での待ち時間に合せて処理時
間tを設定すれば、次処理のために基板の処理待ちが発
生しないので、処理待ち中に雰囲気に晒されることによ
る汚染を低減できる。
間tを設定すれば、次処理のために基板の処理待ちが発
生しないので、処理待ち中に雰囲気に晒されることによ
る汚染を低減できる。
【0071】[数14]を用いて、図4あるいは図5に
示す試算を行なうことで、処理温度を下げた場合の洗浄
力への影響、処理温度を下げて洗浄力を維持するための
洗浄液の組成が予め推定できるので、プロセス条件の変
更を効率よく行なえる。
示す試算を行なうことで、処理温度を下げた場合の洗浄
力への影響、処理温度を下げて洗浄力を維持するための
洗浄液の組成が予め推定できるので、プロセス条件の変
更を効率よく行なえる。
【0072】ここで、第1または第2の実施形態におい
て用いられる過酸化水素のモル濃度や、制御値Eにおけ
る[数10]または[数14]で表される数式に関する
物理化学的考察を以下に示す。
て用いられる過酸化水素のモル濃度や、制御値Eにおけ
る[数10]または[数14]で表される数式に関する
物理化学的考察を以下に示す。
【0073】まず、過酸化水素のモル濃度の値に関し
て、以下に記す。半導体装置の表面洗浄に関して、AP
M組成とエッチング速度に関する従来技術を以下に示
す。(シリコンテクノロジー、応用物理学会研究会編、
23〜27頁、1998年12月、に開示されている)
て、以下に記す。半導体装置の表面洗浄に関して、AP
M組成とエッチング速度に関する従来技術を以下に示
す。(シリコンテクノロジー、応用物理学会研究会編、
23〜27頁、1998年12月、に開示されている)
【0074】従来使用されているAPM洗浄におけるA
PM組成(例えば、容量比NH3:H2O2:H2O=
1:1:5の洗浄液)よりも、過酸化水素濃度が低い条
件でSiウェハを洗浄すると、エッチング速度が増大す
る現象が報告されている。(T.Futatsuki, K.Ohmi, K.N
akamura, and T.Ohmi Proc. of Intern. Confer. onAdv
anced Microelectronics Device and Processing, pp.
425-430 (1994). または、H.F.Schmitt, M.Meuris, P.
W.Mertens, A.L.P.Rotondoro, M.H.Heyns, T.Q.Hurd, a
nd Z.Hatcher, Jpn.J.Appl.Phys., Vol.34, pp. 727-73
1 (1995))
PM組成(例えば、容量比NH3:H2O2:H2O=
1:1:5の洗浄液)よりも、過酸化水素濃度が低い条
件でSiウェハを洗浄すると、エッチング速度が増大す
る現象が報告されている。(T.Futatsuki, K.Ohmi, K.N
akamura, and T.Ohmi Proc. of Intern. Confer. onAdv
anced Microelectronics Device and Processing, pp.
425-430 (1994). または、H.F.Schmitt, M.Meuris, P.
W.Mertens, A.L.P.Rotondoro, M.H.Heyns, T.Q.Hurd, a
nd Z.Hatcher, Jpn.J.Appl.Phys., Vol.34, pp. 727-73
1 (1995))
【0075】この現象に関して、APM洗浄におけるエ
ッチングは、
ッチングは、
【化1】 で表される化学反応式と、
【化2】 で表される化学反応式によって表され、上記2つの反応
式による反応によって進行する反応モデルから導出した
関係式によって精度良く算出できることが確認されてい
る。
式による反応によって進行する反応モデルから導出した
関係式によって精度良く算出できることが確認されてい
る。
【0076】また、エッチング速度は、上記の2つの反
応式で表される反応経路によるエッチング量の和でもっ
て表されるので、エッチング速度をEr、両反応におけ
る[化1]の反応の寄与率をα、両反応における[化
2]の反応の寄与率をβとすると、
応式で表される反応経路によるエッチング量の和でもっ
て表されるので、エッチング速度をEr、両反応におけ
る[化1]の反応の寄与率をα、両反応における[化
2]の反応の寄与率をβとすると、
【数15】
【数16】
【数17】
【数18】
【数19】
【数20】 で表される数式が成立する。
【0077】上記の先行技術に基づいて、発明者によ
る、摂氏35度、摂氏45度、摂氏55度そして摂氏6
5度における未知数k1,k2,k3の測定値を以下の
[表1]に示す。なお、エッチング速度の単位はÅ/分
である。
る、摂氏35度、摂氏45度、摂氏55度そして摂氏6
5度における未知数k1,k2,k3の測定値を以下の
[表1]に示す。なお、エッチング速度の単位はÅ/分
である。
【表1】
【0078】上記の[表1]を参照して、発明者によっ
て、未知数k1,k2,k3に関する温度依存性に関す
る近似式を求められ、下記の[数21]から[数23]
で表される数式が得られる。
て、未知数k1,k2,k3に関する温度依存性に関す
る近似式を求められ、下記の[数21]から[数23]
で表される数式が得られる。
【数21】
【数22】
【数23】
【0079】また、上記の先行技術に記載された実験結
果によると、洗浄液中の[OH−]濃度と寄与率αとマ
イクロラフネスに相関があり、寄与率αの増加に伴い、
洗浄液中の[OH−]濃度に対する表面マイクロラフネ
スが小さくなる傾向を示す。また、寄与率αが0.99
9以上の時は、洗浄液中の[OH−]濃度にかかわら
ず、表面マイクロラフネス量が一定となった。
果によると、洗浄液中の[OH−]濃度と寄与率αとマ
イクロラフネスに相関があり、寄与率αの増加に伴い、
洗浄液中の[OH−]濃度に対する表面マイクロラフネ
スが小さくなる傾向を示す。また、寄与率αが0.99
9以上の時は、洗浄液中の[OH−]濃度にかかわら
ず、表面マイクロラフネス量が一定となった。
【0080】アンモニア、過酸化水素、水のイオン解離
反応式は、
反応式は、
【化3】
【化4】
【化5】 ここで、Ka(H2O2),Kb(NH3),Kwは、
それぞれ過酸化水素、アンモニア、水の解離定数を示
す。
それぞれ過酸化水素、アンモニア、水の解離定数を示
す。
【0081】上記の解離定数に関する先行技術として、
S.Verhaverbeke, J.W.Parker, C.S.McConnell, Syn. Pr
oc. of Mat. Res. Soc., Vol. 477,pp.47-56(1997)に開
示されているものがある。この先行技術によると、上記
の各解離定数を摂氏25度から摂氏80度まで、5度お
きに測定している。その結果を以下の[表2]に示す。
S.Verhaverbeke, J.W.Parker, C.S.McConnell, Syn. Pr
oc. of Mat. Res. Soc., Vol. 477,pp.47-56(1997)に開
示されているものがある。この先行技術によると、上記
の各解離定数を摂氏25度から摂氏80度まで、5度お
きに測定している。その結果を以下の[表2]に示す。
【表2】
【0082】[表2]に基づいて、発明者によって、A
PM洗浄液中での摂氏35度から摂氏80度の範囲にお
ける過酸化水素、アンモニア、水の解離定数を求める近
似式が示され、その近似式を以下に示す。
PM洗浄液中での摂氏35度から摂氏80度の範囲にお
ける過酸化水素、アンモニア、水の解離定数を求める近
似式が示され、その近似式を以下に示す。
【数24】
【数25】
【数26】
【0083】ここで、上記に示されている先行技術(シ
リコンテクノロジー、応用物理学会研究会編、23〜2
7頁、1998年12月、に開示されている)による
と、[化1]と[化2]で表される全反応に対して、反
応経路の進行の比率を示す反応寄与率を想定し、その反
応寄与率を用いることで、エッチング速度の算出と洗浄
性(表面マイクロラフネス、パーティクル除去性)の制
御が可能であるというものである。また、正常なAPM
処理を行うためには、[数16]で表されるα([化
1]に対応する反応寄与率)の値を0.999以上にす
る必要がある。
リコンテクノロジー、応用物理学会研究会編、23〜2
7頁、1998年12月、に開示されている)による
と、[化1]と[化2]で表される全反応に対して、反
応経路の進行の比率を示す反応寄与率を想定し、その反
応寄与率を用いることで、エッチング速度の算出と洗浄
性(表面マイクロラフネス、パーティクル除去性)の制
御が可能であるというものである。また、正常なAPM
処理を行うためには、[数16]で表されるα([化
1]に対応する反応寄与率)の値を0.999以上にす
る必要がある。
【0084】本発明は、直接的に[化1]と[化2]で
のSiウェハに対する溶解速度を比較することによっ
て、エッチング速度の算出と洗浄性(表面マイクロラフ
ネス、パーティクル除去性)の制御を可能とするもので
ある。
のSiウェハに対する溶解速度を比較することによっ
て、エッチング速度の算出と洗浄性(表面マイクロラフ
ネス、パーティクル除去性)の制御を可能とするもので
ある。
【0085】同一物質に対して、2つの化学反応A,B
が同時に進行している反応系において、両反応の反応速
度の相対比B/Aが1/100以下の場合、この反応系
では近似的にAのみの反応が進行しているとすることが
経験的に可能である。また、その相対比B/Aが1/1
000以下の場合、この反応系ではAのみの反応が進行
しているとし、Bの反応の進行を無視しても問題ないと
想定することが経験的に可能である。
が同時に進行している反応系において、両反応の反応速
度の相対比B/Aが1/100以下の場合、この反応系
では近似的にAのみの反応が進行しているとすることが
経験的に可能である。また、その相対比B/Aが1/1
000以下の場合、この反応系ではAのみの反応が進行
しているとし、Bの反応の進行を無視しても問題ないと
想定することが経験的に可能である。
【0086】従って、([化1]の反応速度)/([化
2]の反応速度)≧100を満たす時に、[化2]の反
応を近似的に無視することが可能となる。
2]の反応速度)≧100を満たす時に、[化2]の反
応を近似的に無視することが可能となる。
【0087】いま、[数16]を参照すると、[化1]
におけるSiに対する反応速度がαv1、[化2]にお
けるSiに対する反応速度がβv2で表されることか
ら、
におけるSiに対する反応速度がαv1、[化2]にお
けるSiに対する反応速度がβv2で表されることか
ら、
【数27】 の時に[化2]の反応を無視することが可能となる。
【0088】この時のエッチング速度Erは、[化1]
の右側の反応に対応することよりv2で表され、
の右側の反応に対応することよりv2で表され、
【数28】 で表される。
【0089】[数27]を、[数18],[数19],
[数20],[化4],[化5]に基づいて変形する
と、
[数20],[化4],[化5]に基づいて変形する
と、
【数29】 が得られる。
【0090】[数29]の両辺に対して常用対数を取
り、[数21],[数22],[数23],[数2
4],[数25]に基づいて変形すると、
り、[数21],[数22],[数23],[数2
4],[数25]に基づいて変形すると、
【数30】 が得られる。
【0091】いま、摂氏35度から摂氏80度までの範
囲において、[数30]の右辺は−1.11〜−0.8
1となり、
囲において、[数30]の右辺は−1.11〜−0.8
1となり、
【数31】 を満たす時、上記の温度条件内の全範囲で[化2]の反
応を近似的に無視できる条件を満たす。
応を近似的に無視できる条件を満たす。
【0092】APM溶液(pH<11)において、[H
2O2](非解離の過酸化水素濃度)がAPM溶液全体
に対する過酸化水素濃度と近似することが可能であるこ
とから、本発明における過酸化水素濃度条件は、[数3
0]で表される値を満たし、望ましくは[数31]で表
される値を満たすことが必要となる。
2O2](非解離の過酸化水素濃度)がAPM溶液全体
に対する過酸化水素濃度と近似することが可能であるこ
とから、本発明における過酸化水素濃度条件は、[数3
0]で表される値を満たし、望ましくは[数31]で表
される値を満たすことが必要となる。
【0093】また、[数30]に基づいて、APM溶液
の温度に対する過酸化水素濃度を求めると、APM溶液
の温度が摂氏80度の時、[H2O2]≧0.155m
ol/l、APM溶液の温度が摂氏35度の時、[H2
O2]≧0.078mol/lとなり、図1(b)に示
されるようなAPM溶液の温度と過酸化水素濃度との相
関を有する。
の温度に対する過酸化水素濃度を求めると、APM溶液
の温度が摂氏80度の時、[H2O2]≧0.155m
ol/l、APM溶液の温度が摂氏35度の時、[H2
O2]≧0.078mol/lとなり、図1(b)に示
されるようなAPM溶液の温度と過酸化水素濃度との相
関を有する。
【0094】次に、制御値Eに関して、以下に示す。ま
ず、制御値Eとして、エッチング量の2乗で表される量
を設定する。つまり、エッチング時間をt(単位:分)
とすると、E=(Er×t)2で表される。
ず、制御値Eとして、エッチング量の2乗で表される量
を設定する。つまり、エッチング時間をt(単位:分)
とすると、E=(Er×t)2で表される。
【0095】以下、エッチング速度(Er)を求める。
上記に示される過酸化水素濃度算出過程において、Si
ウェハのエッチング速度に関する式[数28]が得られ
る。[数28]を[数22]に基づいて変形すると、
上記に示される過酸化水素濃度算出過程において、Si
ウェハのエッチング速度に関する式[数28]が得られ
る。[数28]を[数22]に基づいて変形すると、
【数32】 が得られる。
【0096】[数32]に含まれる{OH−}を以下に
示す導出過程に従って求める。APM溶液におけるイオ
ン濃度の平衡は、[化3],[化4],[化5]に基づ
いて、
示す導出過程に従って求める。APM溶液におけるイオ
ン濃度の平衡は、[化3],[化4],[化5]に基づ
いて、
【数33】 と表される。ここで、化学式、または数式に含まれる
[ ]は、溶液中での[]内に示されるイオンまたは分
子に対する濃度を示す。
[ ]は、溶液中での[]内に示されるイオンまたは分
子に対する濃度を示す。
【0097】以下に示す仮定の下、各イオンに対するイ
オン濃度を近似を用いて求める。(仮定1)APM溶液
の活量係数を1とする(理想溶液と仮定)。従って{O
H−}と[OH−]が等しい。(仮定2)APM溶液は
アルカリ性の薬液であり、またアンモニア水のpHは1
2程度であることから、APM溶液のpHは8から12
の間である。また、従来技術によると、APM溶液のp
Hの値は、その溶液の組成にもよるが、10から10.
5であると開示されている。このことから、[H+]は
10−8以下であり、[OH−]≫[H+]が成り立
つ。
オン濃度を近似を用いて求める。(仮定1)APM溶液
の活量係数を1とする(理想溶液と仮定)。従って{O
H−}と[OH−]が等しい。(仮定2)APM溶液は
アルカリ性の薬液であり、またアンモニア水のpHは1
2程度であることから、APM溶液のpHは8から12
の間である。また、従来技術によると、APM溶液のp
Hの値は、その溶液の組成にもよるが、10から10.
5であると開示されている。このことから、[H+]は
10−8以下であり、[OH−]≫[H+]が成り立
つ。
【0098】これらの仮定を用いて[数33]を変形す
ると、
ると、
【数34】 が得られる。
【0099】Kaは10−12であることより、APM
溶液のpHが11以下であると仮定する(従来技術によ
る、APM溶液のpHの値は、10から10.5である
と開示されていることに基づく)と、[H+]>10
−11となり、[H+]≫Kaと近似することができ、
[数34]は、
溶液のpHが11以下であると仮定する(従来技術によ
る、APM溶液のpHの値は、10から10.5である
と開示されていることに基づく)と、[H+]>10
−11となり、[H+]≫Kaと近似することができ、
[数34]は、
【数35】 と変形できる。
【0100】さらに、[化3]と[化5]に基づいて、
【化6】 が求まり、[数35]は、
【数36】 と変形できる。
【0101】アンモニアは弱塩基であり、大部分がAP
M溶液中に分子状態で溶存していると仮定でき、C(N
H3)≫[NH4 +]で示されることから、[数36]
は、
M溶液中に分子状態で溶存していると仮定でき、C(N
H3)≫[NH4 +]で示されることから、[数36]
は、
【数37】 と変形できる。
【0102】また、数式[数24]、[数25]で求め
られたKa(H2O2)、Kwと、数式[数32]で求
められたC(H2O2)の最低濃度との対応から、C
(H2O2)×Ka(H2O2)≫Kwと近似が可能で
あり、[数37]は、
られたKa(H2O2)、Kwと、数式[数32]で求
められたC(H2O2)の最低濃度との対応から、C
(H2O2)×Ka(H2O2)≫Kwと近似が可能で
あり、[数37]は、
【数38】 と変形できる。
【0103】次に、[OH−]を[NH4 +]を用いて
表現した式を以下に示す。
表現した式を以下に示す。
【数39】
【0104】また、アンモニアは弱塩基であり、大部分
がAPM溶液中に分子状態で溶存していると仮定でき、
C(NH3)≫[NH4 +]で示されることから、[数
39]は、
がAPM溶液中に分子状態で溶存していると仮定でき、
C(NH3)≫[NH4 +]で示されることから、[数
39]は、
【数40】 と変形できる。
【0105】このことから、以下に示す条件下で、AP
M溶液中の[OH−]がアンモニア濃度、過酸化水素濃
度、アンモニア、過酸化水素、水の平衡定数を用いて定
められる。 (条件1)活量定数を1とする。 (条件2)pHが8〜11の間である。 (条件3)アンモニアは弱塩基であり、APM溶液中で
C(NH3)≫[NH4 +]である。
M溶液中の[OH−]がアンモニア濃度、過酸化水素濃
度、アンモニア、過酸化水素、水の平衡定数を用いて定
められる。 (条件1)活量定数を1とする。 (条件2)pHが8〜11の間である。 (条件3)アンモニアは弱塩基であり、APM溶液中で
C(NH3)≫[NH4 +]である。
【0106】また、Ka(H2O2)、Ka(N
H4 +)、Kwはいずれも温度により決まる定数であ
る。従って、[数40]を得る際に行った仮定が成立す
る条件では、[OH−]はアンモニアと過酸化水素の濃
度比に依存することを示している。APMにおいては、
混合比NH3:H2O2:H2Oのうち混合比NH3:
H2O2が同一であれば、Si基板のエッチング速度が
同等であると報告されているが、このことは[OH−]
がエッチング速度に大きく関わっていることを示してい
る。
H4 +)、Kwはいずれも温度により決まる定数であ
る。従って、[数40]を得る際に行った仮定が成立す
る条件では、[OH−]はアンモニアと過酸化水素の濃
度比に依存することを示している。APMにおいては、
混合比NH3:H2O2:H2Oのうち混合比NH3:
H2O2が同一であれば、Si基板のエッチング速度が
同等であると報告されているが、このことは[OH−]
がエッチング速度に大きく関わっていることを示してい
る。
【0107】[数40]で用いられた[OH−]を[数
32]に代入して、
32]に代入して、
【数41】 が得られる。なお、エッチング速度の単位はÅ/分であ
る。
る。
【0108】[数41]に基づいて、制御値Eを求める
と、
と、
【数42】 が得られる。
【0109】ここで、[表2]に基づいて、Ka(NH
3)×Kw/Ka(H2O2)の近似式を求めると、
3)×Kw/Ka(H2O2)の近似式を求めると、
【数43】 または、
【数44】 と表される。
【0110】アンモニアと過酸化水素のモル濃度比R=
C(NH3)/C(H2O2)と、[数43]を用いて
[数42]を変形すると、
C(NH3)/C(H2O2)と、[数43]を用いて
[数42]を変形すると、
【数45】 が得られる。
【0111】また、アンモニアと過酸化水素のモル濃度
比R=C(NH3)/C(H2O2)と、[数44]を
用いて[数42]を変形すると、
比R=C(NH3)/C(H2O2)と、[数44]を
用いて[数42]を変形すると、
【数46】 が得られる。
【0112】従って、[数45]と[数46]でもって
制御値Eが求められる。ここで得られた[数46]から
[数14]で示された制御値が求められる。
制御値Eが求められる。ここで得られた[数46]から
[数14]で示された制御値が求められる。
【0113】また、この制御値Eの導出過程において用
いた近似式は、[数44]などで示される定数項とTの
1次項、あるいは[数43]などで示される定数項と1
/Tの項からなる。しかしながら、用いる近似式を高次
の項を含むものに変更すると、この制御値Eは以下に示
す一般式によって表すことが可能となる。
いた近似式は、[数44]などで示される定数項とTの
1次項、あるいは[数43]などで示される定数項と1
/Tの項からなる。しかしながら、用いる近似式を高次
の項を含むものに変更すると、この制御値Eは以下に示
す一般式によって表すことが可能となる。
【数47】 (ただし、Σ(ai×Ti)は少なくとも1/T,
T0,Tの項を含む多項式であり、aiは基板エッチン
グ速度の実測結果から定まる定数、nは一定数、Tは半
導体基板に対する処理温度(単位:K)、tは半導体基
板に対する処理時間(単位:分)、Rは洗浄液のアンモ
ニアと過酸化水素のモル濃度比)この一般式[数47]
から、[数10]で示された制御値が求められる。
T0,Tの項を含む多項式であり、aiは基板エッチン
グ速度の実測結果から定まる定数、nは一定数、Tは半
導体基板に対する処理温度(単位:K)、tは半導体基
板に対する処理時間(単位:分)、Rは洗浄液のアンモ
ニアと過酸化水素のモル濃度比)この一般式[数47]
から、[数10]で示された制御値が求められる。
【0114】次に、具体的な実験結果を以下に示す。ま
ず、従来使用されている容量比NH3:H2O2:H2
O=1:1:5の洗浄液は、アンモニア濃度は2mol
/l、過酸化水素濃度は2mol/lの濃度のものが一
般的に使用されている。
ず、従来使用されている容量比NH3:H2O2:H2
O=1:1:5の洗浄液は、アンモニア濃度は2mol
/l、過酸化水素濃度は2mol/lの濃度のものが一
般的に使用されている。
【0115】(実験例1) 図2の結果を基に、エッチング量30Å、処理時間10
分、処理温度摂氏65度で半導体基板の洗浄を行なうこ
とにした。
分、処理温度摂氏65度で半導体基板の洗浄を行なうこ
とにした。
【0116】E値の平方根がエッチング量に近似できる
ことから、E値を900として条件を満たすR値を試算
したところ、0.8331となった。ここで、過酸化水
素濃度条件は、CT(H2O2)≧1.21−714/
Tであるが、温度マージンを±3度とすると、過酸化水
素濃度の下限値は摂氏68度における0.131mol
/lとなる。さらに濃度変動マージンを10%確保する
ことによって、過酸化水素濃度を0.145mol/l
とする。この時のアンモニア濃度は0.120mol/
lとなり、容量比に換算すると、NH3:H2O2:H
2O=8/15/1000となる。
ことから、E値を900として条件を満たすR値を試算
したところ、0.8331となった。ここで、過酸化水
素濃度条件は、CT(H2O2)≧1.21−714/
Tであるが、温度マージンを±3度とすると、過酸化水
素濃度の下限値は摂氏68度における0.131mol
/lとなる。さらに濃度変動マージンを10%確保する
ことによって、過酸化水素濃度を0.145mol/l
とする。この時のアンモニア濃度は0.120mol/
lとなり、容量比に換算すると、NH3:H2O2:H
2O=8/15/1000となる。
【0117】この洗浄液についてSi基板からの異物除
去性、マイクロラフネス、エッチング速度を評価した。
異物は99%除去でき、マイクロラフネスは1.6Å、
基板のエッチング量は32Åであった。
去性、マイクロラフネス、エッチング速度を評価した。
異物は99%除去でき、マイクロラフネスは1.6Å、
基板のエッチング量は32Åであった。
【0118】ここで、従来使用されている容量比N
H3:H2O2:H2O=1:1:5のものを洗浄に使
用した場合と比較すると、アンモニアを1/18に、過
酸化水素を1/10の濃度に低減できた。
H3:H2O2:H2O=1:1:5のものを洗浄に使
用した場合と比較すると、アンモニアを1/18に、過
酸化水素を1/10の濃度に低減できた。
【0119】(実験例2) 実施例1の洗浄液と同等の洗浄性能を確保し(E値を固
定)、処理時間10分のままで、処理温度を40℃に低
減できるR値を試算したところ、19.8となった。
定)、処理時間10分のままで、処理温度を40℃に低
減できるR値を試算したところ、19.8となった。
【0120】R値19.8の時の洗浄液に対して、ここ
で、過酸化水素濃度条件は、CT(H2O2)≧1.2
1−714/Tであるが、温度マージンを±3度とする
と、過酸化水素濃度の下限値は摂氏43度における0.
089mol/lとなる。さらに濃度変動マージンを1
0%確保することによって、過酸化水素濃度を0.1m
ol/lとする。この時のアンモニア濃度は2mol/
lとなり、アンモニア濃度に関しては、従来使用されて
いる容量比NH3:H2O2:H2O=1:1:5の洗
浄液と比べて同等になる。
で、過酸化水素濃度条件は、CT(H2O2)≧1.2
1−714/Tであるが、温度マージンを±3度とする
と、過酸化水素濃度の下限値は摂氏43度における0.
089mol/lとなる。さらに濃度変動マージンを1
0%確保することによって、過酸化水素濃度を0.1m
ol/lとする。この時のアンモニア濃度は2mol/
lとなり、アンモニア濃度に関しては、従来使用されて
いる容量比NH3:H2O2:H2O=1:1:5の洗
浄液と比べて同等になる。
【0121】ここで、処理時間を15分に延ばして、実
施例1の洗浄液と同等の洗浄性能を確保するR値を試算
したところ、8.8となった。このR値が8.8の洗浄
液において、過酸化水素濃度を0.1mol/lとする
と、アンモニア濃度は0.88mol/lとなり、容量
比に換算すると、NH3:H2O2:H2O=11:
2:180になった。
施例1の洗浄液と同等の洗浄性能を確保するR値を試算
したところ、8.8となった。このR値が8.8の洗浄
液において、過酸化水素濃度を0.1mol/lとする
と、アンモニア濃度は0.88mol/lとなり、容量
比に換算すると、NH3:H2O2:H2O=11:
2:180になった。
【0122】この洗浄液について、Si基板からの異物
除去性、マイクロラフネス、エッチング速度を評価し
た。異物は99.5%除去でき、マイクロラフネスは
1.8Å、基板のエッチング量は35Åであった。
除去性、マイクロラフネス、エッチング速度を評価し
た。異物は99.5%除去でき、マイクロラフネスは
1.8Å、基板のエッチング量は35Åであった。
【0123】実施例1と比較すると、処理時間は1.5
倍になったが、処理温度を25℃低下でき、容量比NH
3:H2O2:H2O=1:1:5のものを洗浄に使用
した場合と比較すると、アンモニアを1/2.5に、過
酸化水素を1/14の濃度に低減することができた。
倍になったが、処理温度を25℃低下でき、容量比NH
3:H2O2:H2O=1:1:5のものを洗浄に使用
した場合と比較すると、アンモニアを1/2.5に、過
酸化水素を1/14の濃度に低減することができた。
【0124】(実験例3) 実施例1の洗浄液と同等の洗浄性能を確保し(E値を固
定)、処理温度65℃のままで、処理時間を8分に低減
できるR値を試算したところ、1.30となった。
定)、処理温度65℃のままで、処理時間を8分に低減
できるR値を試算したところ、1.30となった。
【0125】R値1.30の時の洗浄液に対して、ここ
で、過酸化水素濃度条件は、CT(H2O2)≧1.2
1−714/Tであるが、温度マージンを±3度とする
と、過酸化水素濃度の下限値は摂氏68度における0.
131mol/lとなる。さらに濃度変動マージンを1
0%確保することによって、過酸化水素濃度を0.14
5mol/lとする。この時のアンモニア濃度は0.1
9mol/lとなり、容量比に換算すると、NH3:H
2O2:H2O=5/6/400となる。
で、過酸化水素濃度条件は、CT(H2O2)≧1.2
1−714/Tであるが、温度マージンを±3度とする
と、過酸化水素濃度の下限値は摂氏68度における0.
131mol/lとなる。さらに濃度変動マージンを1
0%確保することによって、過酸化水素濃度を0.14
5mol/lとする。この時のアンモニア濃度は0.1
9mol/lとなり、容量比に換算すると、NH3:H
2O2:H2O=5/6/400となる。
【0126】この洗浄液について、Si基板からの異物
除去性、マイクロラフネス、エッチング速度を評価し
た。異物は99.5%除去でき、マイクロラフネスは
1.7Å、基板のエッチング量は33Åであった。
除去性、マイクロラフネス、エッチング速度を評価し
た。異物は99.5%除去でき、マイクロラフネスは
1.7Å、基板のエッチング量は33Åであった。
【0127】実施例1と比較すると、処理時間は2分短
縮でき、容量比NH3:H2O2:H2O=1:1:5
のものを洗浄に使用した場合と比較すると、アンモニア
を1/12に、過酸化水素を1/10の濃度に低減でき
た。
縮でき、容量比NH3:H2O2:H2O=1:1:5
のものを洗浄に使用した場合と比較すると、アンモニア
を1/12に、過酸化水素を1/10の濃度に低減でき
た。
【0128】また、上記において、超音波などの物理的
作用による洗浄を併用しない場合における実験例を示し
ている。一般的に、物理的作用による洗浄を併用するこ
とによって、同一洗浄効果を得るための基板に対するエ
ッチング量が1/2〜1/3に低減される。よって、基
板へのダメージをより少なくすることが可能となる。
作用による洗浄を併用しない場合における実験例を示し
ている。一般的に、物理的作用による洗浄を併用するこ
とによって、同一洗浄効果を得るための基板に対するエ
ッチング量が1/2〜1/3に低減される。よって、基
板へのダメージをより少なくすることが可能となる。
【0129】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
APM洗浄に要求される要件の内、マイクロラフネスに
関しては、通常要求される水準をクリアでき、かつ汚染
物に対する高い洗浄力、基板に対する低ダメージ、低濃
度処理、低温処理、処理時間の短縮、処理後の基板表面
状態の高い制御性の少なくとも一要件を満たす洗浄を行
なうことができる。
APM洗浄に要求される要件の内、マイクロラフネスに
関しては、通常要求される水準をクリアでき、かつ汚染
物に対する高い洗浄力、基板に対する低ダメージ、低濃
度処理、低温処理、処理時間の短縮、処理後の基板表面
状態の高い制御性の少なくとも一要件を満たす洗浄を行
なうことができる。
【0130】また電力コスト、薬液コスト、廃薬液処理
コストの削減や環境負荷の軽減も実現できる。加えて、
これらの効果を得るための洗浄条件を予想することが可
能であるので、洗浄条件設定の効率化が図れる。
コストの削減や環境負荷の軽減も実現できる。加えて、
これらの効果を得るための洗浄条件を予想することが可
能であるので、洗浄条件設定の効率化が図れる。
【図1】本発明の処理条件例を示すグラフであり、
(a)は、過酸化水素のモル濃度とアンモニアのモル濃
度との相関を示し、(b)は、過酸化水素のモル濃度と
洗浄液の温度との相関を示している。
(a)は、過酸化水素のモル濃度とアンモニアのモル濃
度との相関を示し、(b)は、過酸化水素のモル濃度と
洗浄液の温度との相関を示している。
【図2】Si基板表面の異物洗浄における異物除去率と
基板エッチング量の関係を示すグラフである。
基板エッチング量の関係を示すグラフである。
【図3】Si基板のエッチング速度の実測値と[数1]
により算出したエッチング速度値([数1]で示すE値
の平方根を処理時間tで割ったもの)の相関性を示すグ
ラフである。
により算出したエッチング速度値([数1]で示すE値
の平方根を処理時間tで割ったもの)の相関性を示すグ
ラフである。
【図4】アンモニアと過酸化水素のモル濃度比、処理温
度がSi基板のエッチング速度に及ぼす影響を本発明の
方法で試算した結果を示すグラフである。
度がSi基板のエッチング速度に及ぼす影響を本発明の
方法で試算した結果を示すグラフである。
【図5】Si基板に対する洗浄力が同等となるアンモニ
アと過酸化水素のモル濃度比、処理温度を本発明の方法
で試算した結果を示すグラフである。
アと過酸化水素のモル濃度比、処理温度を本発明の方法
で試算した結果を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−183185(JP,A) 特開2000−208475(JP,A) 特開 平11−54468(JP,A) 特開 平10−172940(JP,A) 特開 平8−17775(JP,A) 特開 平5−259141(JP,A) 特開 平6−89888(JP,A) 特開 平4−107922(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/304 647 C11D 7/04,7/18
Claims (10)
- 【請求項1】 アンモニア、過酸化水素、超純水からな
る洗浄液を用いる半導体基板の洗浄方法において、 半導体基板の表面汚染物に対する洗浄力および表面に対
するダメージに対応する制御値Eを有し、ここで、前記
制御値Eは、実質的に基板エッチング量(単位:Å)の
自乗であり、 【数1】 (Σ(ai×Ti)は少なくとも1/T,T0,Tの項
を含む多項式であり、aiは基板エッチング速度の実測
結果から定まる定数、nは一定数、Tは半導体基板に対
する処理温度(単位:K)、tは半導体基板に対する処
理時間(単位:分)、Rは洗浄液のアンモニア/過酸化
水素のモル濃度比)で表され、特に、前記制御値Eは、 【数2】 で示され、 前記制御値Eが10以上でかつ10000以下である所
定値に対応して、前記処理温度と前記処理時間と前記モ
ル濃度比とが定められ、かつ、前記アンモニアのモル濃
度が10mol/l以下、前記過酸化水素のモル濃度C
(H2O2)が、 【数3】 で示される濃度条件式を満たす半導体基板の洗浄方法。 - 【請求項2】 前記制御値Eが100以上でかつ100
00以下である所定値に対応して、前記処理温度と前記
処理時間と前記モル濃度比とが定められ、かつ、前記ア
ンモニアのモル濃度が10mol/l以下、前記過酸化
水素のモル濃度C(H2O2)が、 【数4】 で示される処理条件式を満たす請求項1に記載の半導体
基板の洗浄方法。 - 【請求項3】 前記過酸化水素のモル濃度が0.16m
ol/l以上からなることを特徴とする請求項1または
2に記載の半導体基板の洗浄方法。 - 【請求項4】 前記洗浄液は、 予め定められたモル濃度比に対応して、前記アンモニア
のモル濃度と前記過酸化水素のモル濃度が設定されるこ
とを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の
半導体基板の洗浄方法。 - 【請求項5】 前記洗浄液は、前記アンモニアのモル濃
度と前記過酸化水素のモル濃度が低くなるように設定さ
れることを特徴とする請求項4に記載の半導体基板の洗
浄方法。 - 【請求項6】 前記モル濃度比と前記処理時間は、予め
定められた制御値と、予め定められた処理温度に基づい
て設定されることを特徴とする請求項1から5のいずれ
か1項に記載の半導体基板の洗浄方法。 - 【請求項7】 前記処理温度は、摂氏35度以上、かつ
摂氏80度以下に設定されることを特徴とする請求項1
から6のいずれか1項に記載の半導体基板の洗浄方法。 - 【請求項8】 前記処理温度は、摂氏35度以上、かつ
摂氏40度以下に設定されることを特徴とする請求項1
から6のいずれか1項に記載の半導体基板の洗浄方法。 - 【請求項9】 前記モル濃度比と前記処理温度は、予め
定められた制御値と、予め定められた処理時間に基づい
て設定されることを特徴とする請求項1から8のいずれ
か1項に記載の半導体基板の洗浄方法。 - 【請求項10】 前記処理時間が10分以下に設定され
ることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記
載の半導体基板の洗浄方法。
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|---|---|---|---|
| JP00709199A JP3201601B2 (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | 半導体基板の洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP00709199A JP3201601B2 (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | 半導体基板の洗浄方法 |
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| JP00709199A Expired - Fee Related JP3201601B2 (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | 半導体基板の洗浄方法 |
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| JP (1) | JP3201601B2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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Citations (1)
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|---|---|---|---|---|
| JP2000208475A (ja) | 1999-01-12 | 2000-07-28 | Nec Corp | 薬液処理方法および薬液処理装置 |
-
1999
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Patent Citations (1)
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