JP3203628U - 木質化粧板 - Google Patents

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政雄 小澤
政雄 小澤
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小沢建具工業株式会社
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【課題】壁面インテリアの作業経験の無い者でも簡単、且つ、作業時間を大幅に短縮して設置することが可能な木質化粧板を提供する。【解決手段】横方向に平行になるよう等脚台形状の溝部2を形成した下地パネル1を壁面に固定し、該溝部2に差し込める形状の差し込み部5を設けたウッドタイル3、又はウッドタイル4を差し込む。溝部に沿ってウッドタイルを挿入するため、ウッドタイルのずれが生じず、作業経験を問わずに短時間で設置することができる。【選択図】図4

Description

本考案は、建物内の壁面にインテリアとして貼り付けられる、木質化粧板に関するものである。
建物内の壁面に、直接、或いは下地材となる合板をビス等で固定した上に、様々な形状をした集成材を一つ一つ手作業により、接着剤や両面接着テープを用いて貼り付ける木質化粧板が個人宅や店舗等のインテリアとして親しまれている(特許文献1)。
通常、集成材を貼り付ける場合、一番上、或いは一番下側の列から横一列毎、順番に貼り付けていく。しかし、集成材が横一列に上下左右にずれることなく、寸分違わず一直線に貼り付ける作業は、熟練者の技術が必要であり、そのような技術を備えていない者が木質化粧板を設置する場合、貼り付けた集成材に上下又は左右の微妙なずれが生じ易くなる。特に、集成材の貼り付け作業が中盤から終盤へと進むに従って、設置者の疲労度が増し、また、集中力が散漫になり易く、そのような場合には集成材が上下、或いは左右に微妙にずれて貼られる可能性が高くなっていく。このように、手作業によって、集成材一つ一つの微妙なずれを生じずに、横一列毎、正確に壁面に貼り付けていく作業は、卓越した熟練者の技術力や注意力が必要となり、また設置に多くの時間が必要となる。集成材を壁面に貼る作業経験のない者には難しく、設置作業に膨大な時間を費やすこととなる。
接着剤を用いて壁面や下地材に集成材を貼り付けた後に、集成材がずれて貼り付けられていたことを発見した場合、一度接着剤で貼り付けた集成材を壁面や下地材から剥がす必要が生じる。その後、改めて集成材を貼り直すといった作業は煩わしく、更に多くの作業時間を費やすこととなる。作業経験の無い者がインテリアとして購入しても、自ら設置する場合には困難を極める。そのような場合、専門の設置業者に依頼することが考えられるが、設置業者に報酬を支払う必要が生じ、気軽にインテリアとして設置することはできなくなるため、木質化粧板の購入は慎重に成らざるを得ない。
また、集成材に接着剤を塗布し、一つずつ貼り付けていく場合、当初、集成材を正確に貼り付けることができても、接着剤が乾いて壁面に固定されるまでの間に集成材自体の重量により下方向にずれ落ちることや、また、壁面に揺れが生じた場合に集成材が下方向にずれ落ちる可能性もあり得る。
実用新案登録第3173663号
本考案は、壁面インテリアの設置作業経験の無い者でも簡単、且つ、作業時間を大幅に短縮して設置することが可能な木質化粧板を提供するものである。
本考案は、木質化粧板において、下地材となる下地パネルの横方向に平行となるよう等脚台形状の溝部を形成し、ウッドタイルには該溝部に差し込み装着することのできる等脚台形状の差し込み部が設けられていることを特徴とするものである。下地パネルに溝部を形成することにより、溝部にウッドタイルの差し込み部を挿入すれば、ウッドタイルを正確に装着することができる。
本考案の木質化粧板は、予め下地材となる下地パネルの横方向に平行となるよう溝部を形成することにより、下地パネルに装着するウッドタイルが溝部に沿って簡単、且つ、ずれを生じることなく横一列に装着することができるため、手軽に設置でき、設置時間の短縮に繋がるという利点がある。
図1は下地パネルの斜視図である。 図2はウッドタイルの斜視図である。 図3はウッドタイルの斜視図である。 図4は本考案の実施形態を示した説明図である。(実施例1) 図5は本考案の実施形態を示した説明図である。(実施例1) 図6は本考案の実施形態を示した説明図である。(実施例2) 図7は本考案の実施形態を示した説明図である。(実施例2)
壁面インテリアとして木質化粧板を設置する際、下地パネルにウッドタイルを装着するときの労力の軽減及び時間を短縮するという目的を実現した。
図1は、本考案の下地パネルの斜視図であって、下地パネル1に横方向で平行になるよう、溝部2を形成している。溝部2の形状は等脚台形状である。下地パネルの素材は、厚さが9mmから12mmのラワン合板、或いはシナ合板からなる。なお、下地パネルは、予め壁面にビス等で固定しておく。
図2は、本考案のウッドタイルの斜視図であって、ウッドタイル3の上面形状は長方形である。ウッドタイル3は、長手方向の長さLが異なる、少なくとも2種類以上のウッドタイルを用意している。但し、上面形状が長方形に限る趣旨ではなく、正方形でもよく、他にも上面の角を面取りした形状のウッドタイルや、上面の角をブラッシングして丸くした形状のウッドタイルを用いることもできる。ウッドタイル3の素材は、杉や松等の木材を使用している。
図3は、本考案のウッドタイルの斜視図であって、ウッドタイル4の高さHはウッドタイル3の高さHに比べて高くなっている。図2で説明したウッドタイル3と同様に、ウッドタイル4の上面形状も長方形であるが、上面形状が長方形に限る趣旨ではなく、正方形でもよく、他にも上面の角を面取りした形状のウッドタイルや、上面の角をブラッシングして丸くした形状のウッドタイルを用いることもできる。ウッドタイル4の素材も、杉や松等の木材を使用している。
つまり、本考案において、木質化粧板として用いるウッドタイルは、下地パネルに同一形状のウッドタイルのみを装着することができるほか、高さHの高さが異なり、或いは長手方向の長さLの異なる、2種類以上の形状の異なるウッドタイルを組み合わせて装着することができる。
図4は、本考案の実施形態を示した説明図であって、下地パネル1に形成された溝部2に沿ってウッドタイル3、又はウッドタイル4を順番に挿入し、所望の位置に固定する場合、溝部2に接着剤を塗布してウッドタイルを固定する。溝部2とウッドタイル3及びウッドタイル4の差し込み部5は共に等脚台形状であるが、溝部2に差し込み挿入できるようにするため、下地パネルの溝部2に比べ、ウッドタイルの差し込み部5は形状が僅かに小さくなる。そのため、下地パネルにウッドタイルを固定する方法として接着剤を用いる。
図5は、本考案の実施形態を示した説明図であって、ウッドタイルは長さLや高さHの異なるものを交互に挿入することによって、意匠的にも美感を伴った木質化粧板が完成する。図5に示された木質化粧板は、あくまで一例に過ぎないので、各々設置者の欲するままに好みの形状のウッドタイルを交互、或いはランダムに挿入することにより、個性豊かな壁面インテリアを設置することができる。
下地パネルは、設置する壁の面積に応じて、上下左右の各方向に隣接して何枚でも繋げて設置することが可能であるため、店舗等の大きな壁面であっても、広くインテリアとして設置することができる。
図6は、本考案の実施形態を示した説明図であって、下地パネル1を壁面に固定した後、下地パネルの左右何れか一方側に額縁6を設置し、ビス等で固定する。例えば、図6で示したとおり、下地パネルの左側に額縁を設置した場合、額縁を設置していない右側からウッドタイル3、又はウッドタイル4を溝部2に沿って順番に挿入する。
図7は、本考案の実施形態を示した説明図であって、下地パネルの外縁を囲むように額縁6を設置している。図6で説明したとおり、下地パネルにウッドタイルを全て挿入し終えたら、右側にも額縁を設置することで、下地パネルからウッドタイルが脱落することを防止できる。そのため、ウッドタイルを溝部に固定する接着剤を塗布する必要がなくなり、更なる設置作業時間の短縮に繋がる。
額縁の素材には、ウッドタイルとの調和が重要であるため、主に木材を使用することが多くなると考えられるが、木材に限る必要はなく、金属やプラスティック等の素材を使用することもできる。また、下地パネルの外縁を囲むように、下地パネルの上側及び下側にも額縁を設置することにより、額縁付き壁面インテリアとして意匠的にも美感を伴うことが可能となる。
壁面インテリアの設置作業経験を要せず、手軽に設置することが可能となるため、自宅のみならず、店舗や公共施設等、幅広い建物の壁面インテリアとして設置することが可能である。
1 下地パネル
2 溝部
3 ウッドタイル
4 ウッドタイル
5 差し込み部
6 額縁
L ウッドタイルの長さ
H ウッドタイルの高さ

Claims (2)

  1. 下地パネルの横方向に平行となるよう等脚台形状の溝部を形成し、ウッドタイルには該溝部に差し込み装着することのできる等脚台形状の差し込み部が設けられていることを特徴とする木質化粧板。
  2. 前記下地パネルの外縁に、額縁を設置することを特徴とする請求項1記載の木質化粧板。
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