JP3203775B2 - キースイッチ装置 - Google Patents

キースイッチ装置

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JP3203775B2
JP3203775B2 JP17160392A JP17160392A JP3203775B2 JP 3203775 B2 JP3203775 B2 JP 3203775B2 JP 17160392 A JP17160392 A JP 17160392A JP 17160392 A JP17160392 A JP 17160392A JP 3203775 B2 JP3203775 B2 JP 3203775B2
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locking
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H3/00Mechanisms for operating contacts
    • H01H3/02Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch
    • H01H3/12Push-buttons
    • H01H3/122Push-buttons with enlarged actuating area, e.g. of the elongated bar-type; Stabilising means therefor
    • H01H3/125Push-buttons with enlarged actuating area, e.g. of the elongated bar-type; Stabilising means therefor using a scissor mechanism as stabiliser

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  • Push-Button Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キースイッチ装置に係
り、特に、ノート型ワードプロセッサやノート型パーソ
ナルコンピュータ等に付設される薄型のキーボードに有
効なキースイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のキーボードに使用される
キースイッチ装置としては、キーステムを一体に有する
キー部材がホルダープレートに形成されたキーホルダ部
に挿通して支持されるとともに、キーステムの下方にス
イッチング部材が配設されたキースイッチ装置が一般に
用いられている。このようなキースイッチ装置におい
て、キー部材のキーステムはキーホルダ部を介して上下
に摺動案内され、キー部材を押下すると、キー部材が下
方へ移動するのに伴って、キーステムの下部によりスイ
ッチング部材を押下し、これによりスイッチング動作が
行われる。
【0003】また、スペースキーやリターンキー等の大
型のキーを使用するキースイッチ装置としては、キーの
押下時にキーが傾いた状態で押下されるのを防止するた
めに、特開昭60−62017号公報や特開昭64−7
441号公報に記載されたキースイッチ装置が知られて
いる。
【0004】特開昭60−62017号公報に記載され
たキースイッチ装置では、キー部材の下方に配設され、
キー部材を支持する案内部材を2つのはさみ状部材によ
り構成し、個々のはさみ状部材の2つのアームを軸に回
転可能に連結させている。そして、キー部材を押下する
と、各はさみ状部材の端部に形成された複数個の各ピン
がキー部材の裏面とキーボードの基板の上面とで水平方
向に摺動するように構成している。これにより、キー部
材を押下すると、キー部材は水平状態を保持したまま下
方に移動し、これに伴って、キー部材に垂設された押下
部がキーホルダ部を介して摺動案内され、その下方に配
設されたスイッチング部材を押下し、スイッチング動作
が行われる。
【0005】更に、特開昭64−7441号公報に記載
されたキースイッチ装置は、前者に記載されたキースイ
ッチ装置と基本的構成を同じくするものであり、はさみ
状部材に対するキー部材の着脱を容易にする点に特徴を
有するものである。
【0006】これら各公報に記載されたキースイッチ装
置は、スペースキー等の大型のキーにおける押下位置と
は無関係に、キーのどの部分を押下しても水平状態を保
持したままキーの上下動を案内できるものである。この
ように、前述した従来のキースイッチ装置のいずれにお
いても、スイッチング部材を押下するためのキーステム
やキー部材の押下部をキーホルダ部を介して上下に摺動
案内しつつ、スイッチング部材を押下させるようにして
いる点で共通するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
ワードプロセッサやパーソナルコンピュータ等における
小型化、薄型化に伴い、これらに付設されるキーボード
も小型化、薄型化が指向されている一方、キー入力の操
作性を向上させるとともにキー入力の確実性を担うべく
大きなキーストロークが要求されている状況下におい
て、従来のキースイッチ装置では十分なキーストローク
を得ることができないという問題点があった。
【0008】従来のキースイッチ装置において、キーボ
ードの薄型化を実現しようとすれば、キーステムがキー
ホルダ部により摺動案内される部分が減少し、これに伴
って、キーの傾動に起因するキーステムとキーホルダ部
との間でのキーのこじれが生じてしまう。これを防止す
るために、キーステムがキーホルダ部により摺動案内さ
れる部分を大きくすると、キーストロークが減少してし
まうというジレンマがある。
【0009】また、キーの押下時にキーステムとキーホ
ルダ部との間で生じるこじれは、摺動ノイズ発生の原因
となり、キー入力の操作性を著しく損なうこととなる。
このキーステムとキーホルダ部との間で生じるこじれ
は、常にキーの中央部を押下している場合には、キース
テムが垂直に押下されることとなるので発生しにくいも
のである。そこで、このこじれの発生を防止するため
に、キーの操作面積を小さくし、常にキーの中央部にて
押下されるようにすることも考えられるが、この場合も
キー入力の操作性を著しく損なう点では前記のものと変
わるところがない。
【0010】また、前記各公報に記載されたキースイッ
チ装置は、特にキーボードの薄型化を指向するものでは
なく、また、スイッチング部材を押下するための押下部
をキー部材から垂下して設ける必要があり、このため薄
型化が困難であった。
【0011】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、キーステムをホルダ部により上
下に摺動案内する構成を不要として、キーボードの薄型
化に対応しつつ、キーストロークを大きく維持すること
ができ、しかも、簡単な構成によりキー操作性が良好
で、こじれのない確実なキー入力を可能とするキースイ
ッチ装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載のキースイッチ装置は、裏面に第1係止
部が形成されたキートップと、そのキートップの下方に
配設され、第2係止部が形成されたホルダ部材と、前記
第1係止部および第2係止部にそれぞれ係止され、前
キートップの上下動を案内支持するとともに、ギヤ部を
有する同一形状の一対のギヤリンク部材と、前記キート
ップを上方へ付勢するとともに、そのキートップの上下
動に伴ってスイッチング動作を行うスイッチング部材
、前記一対のギヤリンク部材のギヤ部におけるかみ合
わせを維持する維持手段とを備え、キートップの上下動
に伴って、同一形状の一対のギヤリンク部材が、維持手
段によりギヤ部におけるかみ合いを維持され、互いに同
期して回動するように構成されるものである。
【0013】すなわち、請求項1記載のキースイッチ装
置においては、キートップの上下動を案内支持する一対
のギヤリンク部材は、ギヤ部を有する同一形状からなる
ものであり、互いのギヤ部をかみ合わせ、キートップの
上下動に伴って、維持手段にてそのかみ合いを維持し、
互いに同期して回動するように組み合わされている。
【0014】請求項2記載のキースイッチ装置は、請求
項1記載のキースイッチ装置において、一対のギヤリン
ク部材が、両側が非対称の上面視略コ字状に形成され、
その非対称の両側部分で上面視略ロ字状に組み合わされ
ているものである。
【0015】
【作用】上記構成を有する本発明のキースイッチ装置に
よれば、キートップが非押下の状態では、キートップは
スイッチング部材により上方に付勢され、上方位置に保
持されており、かかる状態からキートップが押下される
と、キートップはスイッチング部材の付勢力に抗して下
降され、それに伴って、同一形状の一対のギヤリンク部
材は、維持手段にてギヤ部におけるかみ合いを維持し、
互いに同期して回動し、その端部がそれぞれキートップ
及びホルダ部材の各係止部内で回動又は摺動して、キー
トップの下降動作を案内する。このキートップの下降動
作とともに、スイッチング部材が押下されてスイッチン
グ動作が行われる。
【0016】一方、キートップの押下が解除されると、
キートップは、スイッチング部材により上方へ付勢され
ているので、その付勢力により、同一形状の一対のギヤ
リンク部材に支持されつつ上方へ押し上げられて、元の
位置に復帰する。このとき、キートップの上昇動作に伴
って、同一形状の一対のギヤリンク部材は、維持手段に
てギヤ部におけるかみ合いを維持し、互いに同期して回
動し、その端部がそれぞれキートップ及びホルダ部材の
各係止部内で回動又は摺動して、キートップの上昇動作
を案内する。
【0017】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図1は本実施例によるキースイッチ
装置の上面透視図、図2は図1のX−X線断面図、図3
は図1のY−Y線断面図、図4は押下時のキースイッチ
装置の側断面図、図5はキースイッチ装置のギヤリンク
部材(ヒンジ部材の斜視図、図6はキースイッチ装置
のホルダープレート部分の斜視図である。
【0018】キートップ1はABS樹脂等の合成樹脂か
ら成型されており、その上面にはアルファベット等の文
字が印刷等により形成されている。図2に示すように、
このキートップ1の裏面からは、4つの第1係止部2
a,2b,3a,3bがキートップ1本体と一体になっ
て垂設(形成)されている。第1係止部2a,2bに
は、後述する2つのギヤリンク部材7,8のうち、一方
ギヤリンク部材7に形成された係止軸13a,13b
を回動可能に係止する係止孔4a,4bが穿設されてお
り、また、第1係止部3a,3bには、他方のギヤリン
ク部材8に形成された係止軸23a,23bを回動可能
に係止する係止孔5a,5bが穿設されている。
【0019】キートップ1の下方には、キートップ1の
上下動を案内支持する案内支持部材6が配設されてい
る。この案内支持部材6はキー押下時にキートップ1が
傾くのを防止する機構を有し、2つの同一形状のギヤリ
ンク部材7,8から構成されている。一方のギヤリンク
部材7は、図1及び図5に示すように、基部9の両端に
2つの基端部10a,10bを一体に形成してなり、基
端部10a,10bには各々歯車12a,12bが形成
されており、この歯車12a,12bは後述する他方の
ギヤリンク部材8に形成された歯車22a,22bと作
用点A、Bにてかみ合わされて、両者が同期して回動可
能となるように構成されている。また、基部9には2つ
の係止軸13a,13bが形成されており、この係止軸
13a,13bは前記の係止孔4a,4bに回動可能に
係止される。更に、基端部10a,10bの両端延部1
1a,11bの側面からは係止ピン14a,14bが延
設されている。この係止ピン14a,14bは後述する
ホルダープレート26に形成された第2係止部27a,
27bに係止される。
【0020】なお、歯車12aが形成される基端部10
aは端延部11a上に形成されるが、歯車12bが形成
される基端部10bは端延部11b上ではなく、端延部
11bに隣接して形成されている。このように、ギヤリ
ンク部材7は、図5に示すように、基端部10a,11
bおよび両端延部11a、11bで構成される両側部分
が非対称に形成され、且つ上面視コ字状になるように形
成されている。
【0021】他方のギヤリンク部材8は、図1及び図5
に示すように、基部19の両端に2つの基端部20a,
20bを一体に形成してなり、基端部20a,20bに
は各々歯車22a,22bが形成されており、この歯車
22a,22bは他方のギヤリンク部材7に形成された
歯車12a,12bと作用点A、Bにてかみ合わされ
て、両者が同期して回動可能となるように構成されてい
る。また、基部19には2つの係止軸23a,23bが
形成されており、この係止軸23a,23bは前記の係
止孔5a,5bに回動可能に係止される。更に、基端部
20a,20bの両端延部21a,21bの側面からは
係止ピン24a,24bが延設されている。この係止ピ
ン24a,24bは後述するホルダープレート26に形
成された第2係止部28a,28bに係止される。
【0022】なお、歯車22bが形成される基端部20
bは端延部21b上に形成されるが、歯車22aが形成
される基端部20aは端延部21a上ではなく、端延部
21aに隣接して形成されている。このように、ギヤリ
ンク部材8は、図5に示すように、基端部20a,20
bおよび両端延部21a、21bで構成される両側部分
が非対称に形成され、且つ上面視コ字状になるように形
成されている。
【0023】そして、同一の形状に形成された両ギヤリ
ンク部材7,8は、上面視ロ字形状に構成され、これに
より中央に大きな空間を有し、この空間に後述するラ
バースプリング32とコイルスプリング33を効率良く
キートップ1の下側に収納できるようになっている。
【0024】案内支持部材6の下方には、図6に示され
るような開口25を有したホルダープレート26が配設
されており、このホルダープレート26には前記ギヤリ
ンク部材7,8に設けられた係止ピン14a,14b,
24a,24bを各々係止するための第2係止部27
a,27b,28a,28bが設けられている。各第2
係止部27a,27b,28a,28bは,ホルダープ
レート26の内周縁の各角を形成する2辺をもって凸状
に一体となって形成され、開口25中に係止溝29a,
29b,30a,30bを形成している。そして、各々
の係止ピン14a,14b,24a,24bを係止溝2
9a,29b,30a,30b内において水平方向に摺
動可能に係止している。
【0025】ホルダプレート26の下方には、スイッチ
電極を含む所定の回路パターン(図示せず)が形成され
たフレキシブル回路基板31が配設され、スイッチ電極
に対応する位置にはスイッチング部材として逆カップ状
のラバースプリング32が載置されている。このラバー
スプリング32は内部に可動電極を有しており、上方か
らの押下量が一定限度を越えると座屈され、可動電極に
よりスイッチ電極が短絡されるものである。ラバースプ
リング32の上面には弾性部材としてコイルスプリング
33が配設され、その上端部はキートップ1の裏面の凹
部1aに取付けられている。この凹部1aにコイルスプ
リング33の上端が係止されるため、コイルスプリング
33の位置がずれることはない。さらに、フレキシブル
回路基板31の下方には、スイッチ支持板34が配設さ
れている。つまり、スイッチ支持板34は、フレキシブ
ル回路基板31、ラバースプリング32、案内支持部材
6およびホルダープレート26を支持していることにな
る。
【0026】また、2つの位置決めピン36a,36b
が第2係止部28a,28bに近接してホルダープレー
ト26上に立設され、これらに対応して位置決め溝35
a,35bが、キートップ1の上下動にともなって位置
決めピン36a,36bを案内するようにキートップ1
の裏面から垂設されている。この位置決めピン36a,
36bの位置決め溝35a,35bとの係合部は、キー
トップ1の押下時に、こじれを生じることなくスムーズ
に位置決め溝35a,35bに沿って案内されるように
球状に形成されている。このホルダープレート26にお
ける位置決めピン36a,36bの直下位置には貫通孔
26aが設けられ、これにより、スライド型を用いるこ
となく、樹脂成形により作成可能となる。
【0027】これら位置決めピン36a,36bと位置
決め溝35a,35bとの係合でもって、位置決め部材
37が構成されており、この位置決め部材37は、キー
トップ1が水平方向に移動するのを防止する機構を有し
ている。また、キートップ1の傾きを防止する機構は案
内支持部材6が有しているため、その機構を持つ必要が
ないことより、位置決めピン36a,36bと位置決め
溝35a,35bとの係合部のオーバラップ量は少なく
てよい。このように、案内支持部材6により一方向の位
置決めを行い、この位置決めに対して90度の方向の位
置決めを位置決め部材37により行われているので、キ
ートップ1は、水平方向に移動することなく、また、案
内支持部材6のギヤリンク部材7、8が互いに作用点
A、Bでかみ合って作用することにより、水平状態を保
持したまま上下動される。
【0028】前記構成において、図2における作用点
A、Bを通る垂線Lを基準に左側の第1係止部2a,2
bには、係止軸13a,13bを回動可能に係止する係
止孔4a,4bが設けられ、第2係止部27a,27b
には、係止ピン24a,24bを水平方向に係止する係
止溝29a,29bが設けられていることになる。ま
た、垂線Lを基準に図2の右側の第1係止部3a,3b
には、係止軸23a,23bを回動可能に係止する係止
孔5a,5bが設けられ、第2係止部28a,28bに
は、係止ピン14a,14bを水平方向に係止する係止
溝30a,30bが設けられていることになる。
【0029】通常、ワードプロセッサやパーソナルコン
ピュータにおけるキーボードは、キー入力しやすいよう
に装置手前側が低くなるように斜面をもって形成される
のに対し、各キートップ1の上面は水平に配設される。
このため、各キースイッチ装置においては、装置手前側
の方が厚みがある、つまり、スイッチ支持板34からキ
ートップ1までの高さ寸法が長くなる。この高さ寸法が
長い所に位置決め部材37を配設することにより、上述
した位置決め溝35a,35bと位置決めピン36a,
36bとの係合部のオーバーラップ量が少なくてよいこ
とと相俟って、キーの所定量のストロークを確保しよう
としたときの全体の高さ寸法を小さくすることができ
る。また、本実施例では、キートップ1の周囲の肉厚が
上方へ盛り上がって高くなっているので、この部分に位
置決め部材37を設けることで、可能な限り、全体の高
さ寸法を小さくしている。図2においては右側が装置手
前側となる。
【0030】次に、このように構成されたキースイッチ
装置の動作を説明する。キートップ1を押下すると、キ
ートップ1が下方へ移動するのに伴って、ギヤリンク部
7の各々の係止軸13a,13bは第1係止部2a,
2bの係止孔4a,4b内で反時計方向に回動し、ギヤ
リンク部材8の各々の係止軸23,24は第1係止部3
a,3bの係止孔5a,5b内で時計方向に回動する。
これと同時に、ギヤリンク部材7の各々の係止ピン14
a,14bは第2係止部28a,28bの係止溝30
a,30b内で水平方向(図2の右方向)に摺動し、
ヤリンク部材8の各々の係止ピン24a,24bは第2
係止部27a,27bの係止溝29a,29b内で水平
方向(図2の左方向)に摺動する。
【0031】その結果、ギヤリンク部材7の歯車12
a,12bとリンク部材8の歯車22a,22bとが互
いに作用点A、Bにてかみ合いながら同期して回動し、
これにより、キートップ1は水平状態を保持したまま下
方に移動する(図4参照)。このとき、位置決めピン3
6a,36bは、こじれを生じることなくスムーズに位
置決め溝35a,35bに案内され、キートップ1が水
平方向に移動することはない。また、キートップ1の下
方への移動により、キートップ1の裏面に取付けられた
コイルスプリング33を圧縮し、ラバースプリング32
が除々に押下される。そして、その押下量が一定限度を
越えた時点でラバースプリング32は座屈され、これに
より、ラバースプリング32内の可動電極がフレキシブ
ル回路基板31上のスイッチ電極を短絡し、所定のスイ
ッチング動作が行われる。
【0032】キートップ1の押下を解除すると、キート
ップ1はコイルスプリング33、ラバースプリング32
の弾性復元力により上方に押し上げられる。これに伴っ
て、係止軸13a,13b,23a,23bおよび係止
ピン14a,14b,24a,24bは前述した動作と
逆の動作を行い、その結果、キートップ1は元の位置に
復帰される。
【0033】なお、ラバースプリング32は前述のよう
に側面視略台形であり、その上底の長さと下底の長さ及
び高さに起因する側面の角度は、その所望キータッチに
応じて決まる。さらに、この台形部の高さ、即ち、ラバ
ースプリング32の高さはキーストロークとコイルスプ
リング33に応じて決定され、高い方が好まれる。しか
し、装置全体の厚さを鑑みれば、このラバースプリング
32はそれほど大きくすることができない。そこで、本
実施例にあっては、前述のように両ギヤリンク 部材7,
8を上面視ロ字形状に組付けることにより、その中心に
大きな空間を取り得るようにし、この空間にラバースプ
リング32とコイルスプリング33を配設した。これに
より、本実施例にあっては、両ギヤリンク部材を側面視
略直線状とし、装置中央部に大きな空間を有し得ない特
開昭60−62017号公報あるいは特開昭64−74
41号公報記載の装置と比べ、より薄型で大きなストロ
ークを得ることができる。
【0034】以上詳細に説明したように、本実施例によ
るキースイッチ装置は、2つのギヤリンク部材7,8を
キートップ1の下方にロ字形状に構成することにより、
その中心に大きな空間を取り、この空間にラバースプリ
ング32とコイルスプリング33を配設し、キートップ
1を押下することにより、コイルスプリング33を介し
てラバースプリング32が押下されるようにした。これ
により、従来のキースイッチ装置のように、キーステム
をキーホルダ部により摺動案内する構成やスイッチング
部材を押下するための特別な構成を不要とした。これに
より、キーボードの薄型化に対応しつつキーストローク
を大きくすることができ、よって、キーの操作性が良好
で、キー入力を確実に行い得ると共に、簡単な構成によ
り低コストのキースイッチ装置を提供することができ
る。
【0035】特に、キーステムをキーホルダ部により摺
動案内する構成を必要としなくなるので、従来のキース
イッチ装置のようにキーの押下時にキーステムとキーホ
ルダ部間で摺動ノイズが生じることもなく、これと共
に、キーの中央部を押下させるために、キーの操作面積
を小さくする必要性はなくなる。
【0036】また、位置決め機能のある案内支持部材6
と位置決め部材37を設けたことにより、キ−トップ1
の押下時にも、案内支持部材6のギヤリンク部材7、8
が互いに作用点A、Bでかみ合って作用し合うことによ
り下方に力が加わるだけで、キートップ1が水平方向に
移動することはない。しかも、位置決めピン36a,3
6bの位置決め溝35a,35bとの係合部を球状に形
成したので、位置決めピン36a,36bは、こじれを
生じることなくスムーズに位置決め溝35a,35bに
沿って摺動案内されることより、摺動ノイズを生じるこ
ともない。従って、前記のこととも相俟って、この点か
らもキー入力の操作性が良好で、キー入力を確実に行い
得るキースイッチ装置を提供することができる。
【0037】更に、ギヤリンク部材7,8を同一の形状
に形成しているので、ギヤリンク部材7,8の成型用金
型を一種類にすることができ、製造コストを低減するこ
とができる。加えて、案内支持手段6を一種類の部品で
構成することができるので、キースイッチ装置の組み立
て作業において、取り扱う部品の種類を少なくして、組
み立て作業を容易に行うことができる。
【0038】なお、本発明は上記実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変
形、改良が可能である。例えば、本実施例におけるギヤ
リンク部材7、8の本数を増やしてI字型にし、歯車を
刻んだ円筒が互いに作用し合うように組み合わせた構成
としてもよく、この場合においても上述と同様の効果が
得られるとともに、位置決め溝および位置決めピンから
なる位置決め部材37を省略することが可能となる。ま
た、上記実施例にあっては、キートップ1に凹部1aを
設けてコイルスプリング33を係止したが、キートップ
1下面にコイルスプリング33内径と略同一半球状凸部
を設けて係止してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のキースイ
ッチ装置によれば、維持手段にてギヤ部におけるかみ合
わせを維持し、互いに同期して回動するように組み合せ
た同一形状の一対のギヤリンク部材により、キートップ
の上下動を案内支持するようにしたので、従来のような
キーステムをホルダにより上下に摺動案内する構成を
不要としキーストロークの大きさを維持しつつ、キー
ボードを薄型化することができるという効果がある。
【0040】また、かかる同一形状の一対のギヤリンク
部材を使用することにより、確実にキートップの上下動
を案内支持することができるため、キー入力の操作性を
良好にできるとともに、こじれのない確実なキー入力を
可能とすることができるという効果がある。
【0041】更に、組み合わされた一対のギヤリンク部
が同一の形状から構成されているので、キースイッチ
装置を構成する部品の種類を少なくすることができると
ともに、2つのギヤリンク部材を単に組み合わせるだけ
でよく、その組み立て作業を容易に行うことができる。
これにより、製造コストを低減することができるととも
に、キースイッチ装置の組み立て作業の効率を向上させ
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるキースイッチ装置の上
面透視図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】図1のY−Y線断面図である。
【図4】本実施例によるキースイッチ装置の押下時の側
断面図である。
【図5】本実施例によるキースイッチ装置のギヤリンク
部材の斜視図である。
【図6】本実施例によるキースイッチ装置のホルダープ
レート部分の斜視図である。
【符号の説明】
1 キートップ 2a,2b,3a,3b 第1係止部 6 案内支持部材 7,8 ギヤリンク部材 10a,10b,20a,20b 基端部(両側部分
の一部) 11a,11b,21a,21b 基端部(両側部分
の一部) 26 ホルダープレート(ホルダ部材) 27a,27b,28a,28b 第2係止部 31 フレキシブル回路基板(スイッチ
ング部材の一部) 32 ラバースプリング(スイッチング
部材の一部) 33 コイルスプリング(スイッチング
部材の一部)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 13/20 H01H 13/14 H01H 13/70

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面に第1係止部が形成されたキートッ
    プと、 そのキートップの下方に配設され、第2係止部が形成さ
    れたホルダ部材と、 前記第1係止部および第2係止部にそれぞれ係止され
    記キートップの上下動を案内支持するとともに、ギヤ
    部を有する同一形状の一対のギヤリンク部材と、 前記キートップを上方へ付勢するとともに、そのキート
    ップの上下動に伴ってスイッチング動作を行うスイッチ
    ング部材と 前記一対のギヤリンク部材のギヤ部におけるかみ合わせ
    を維持する維持手段とを備え、 前記キートップの上下動に伴って、前記同一形状の一対
    のギヤリンク部材が、前記維持手段によりギヤ部におけ
    るかみ合いを維持され、 互いに同期して回動するよう
    成されていることを特徴とするキースイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記一対のギヤリンク部材は、両側が非
    対称の上面視略コ字状に形成され、その非対称の両側部
    分で上面視略ロ字状に組み合わされていることを特徴と
    する請求項1に記載のキースイッチ装置。
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