JP3203775U - 腹巻 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者の利便性を向上させた腹巻を提供する。【解決手段】経糸及び緯糸に織り込まれた帯状の織物10が、その長手方向又は短手方向の両端部を縫い合わせて筒状に形成された腹巻は、筒状の外側の表面上に、前後左右に亘って複数のポケット11を備える。【選択図】図1

Description

本考案は、経糸及び緯糸により織り込まれた帯状の織物が、その長手方向又は短手方向の両端部を縫い合わせて筒状に形成された腹巻に関する。
腹巻は、専ら冬季に着用され、保温性を重視したものとなっており、外側表面にカイロ等の暖房器具を収納するためのポケットを備えるものが存在する。
例えば、特許文献1では、腹巻の外側表面の特定箇所に、カイロを収納するポケットを設け、健康増進に寄与する構成が開示されている。
実用新案登録3167419号
しかしながら、特許文献1に記載の構成は、東洋医学に基づいた「人体のツボ」に接する場所にポケットを設けている。そのため、ポケットの位置に関しては、変更が困難であった。加えて、ポケットにカイロ以外の物品、例えば、小冊子、財布、金銭、パスポート等の物品を収納する場合、固定されたポケット位置では、使用者は、自身が使い勝手の良い場所に収納することが困難であるため、使用者にとって必ずしも利便性が高いとは言えなかった。
本考案は、このような課題に鑑み、使用者の利便性を向上させた腹巻を提供することを目的とする。
本考案では、以下のような解決手段を提供する。
第1の特徴に係る考案は、経糸及び緯糸により織り込まれた帯状の織物が、その長手方向又は短手方向の両端部を縫い合わせて筒状に形成された腹巻であって、
前記筒状の外側の表面上に、前後左右に亘って複数のポケットを備えることを特徴とする腹巻を提供する。
第1の特徴に係る考案によれば、経糸及び緯糸により織り込まれた帯状の織物が、その長手方向又は短手方向の両端部を縫い合わせて筒状に形成された腹巻は、前記筒状の外側の表面上に、前後左右に亘って複数のポケットを備える。
第2の特徴に係る考案は、前記織物の正面側と背面側とをつなぐ肩紐を備えることを特徴とする第1の特徴に係る考案である腹巻を提供する。
第2の特徴に係る考案によれば、第1の特徴に係る考案は、前記織物の正面側と背面側とをつなぐ肩紐を備える。
本考案によれば、使用者の利便性を向上させた腹巻を提供することが可能となる。
図1は、織物10の外観図である。 図2は、腹巻1の正面側を示す外観斜視図である。 図3は、腹巻1の背面側を示す外観斜視図である。 図4は、腹巻1の変形例を示す外観斜視図である。
以下、本考案を実施するための最良の形態について、図を参照しながら説明する。なお、これらはあくまでも例であって、本考案の技術的範囲はこれに限られるものではない。
図1は、本考案の好適な実施形態である腹巻1を形成する織物10を示す図である。織物10は、経糸及び緯糸により織り込まれた帯状の形態である。経糸及び緯糸の素材は、例えば、綿、絹、ウール、カシミヤ、アクリルである。織物10の長手方向及び短手方向の長さは、一般的な腹巻と略同様である。腹巻1は、織物10の長手方向又は短手方向の両端部を縫い合わせて筒状に形成される。なお、経糸及び緯糸は、他の素材であっても良いし、複数の素材を組み合わせても良い。
図1において、織物10は、表面上に前後左右に亘って複数のポケット11を有する。ここで、織物10の表面は、使用者の肌が直接接触する面が、織物10の内側の表面であり、使用者の肌が直接接触しない面が、織物10の外側の表面であって、複数のポケット11は、外側の表面上に備えられる。ここで、ポケット11とは、織物10の外側の表面に布をあてがえて、縫い付けられたポケットではなく、織物10の内側の表面に布をあてがえて、縫い付けられたポケットのことである。
複数のポケット11は、織物10の長手方向の一方の辺12に略平行に開口部が設けられている。開口部は、織物10の長手方向の一方の辺12に向かって設けられている。ポケット11には、例えば、小冊子、メモ帳、財布、金銭、パスポート等の書籍や貴重品が収納されてよいし、カイロなど肌を温める発熱体(暖房器具を含む)が収納されてもよいし、吸熱性シート、冷凍材、アイスノン、氷、小型の氷枕等の冷感体(冷感シート等を含む)が収納されてよい。ポケット11の大きさは、例えば、 A5、A6、B6、新書版の大きさである。また、ポケット11の位置は、織物10の短手方向の一方の辺14から他方の辺15の方向に向かって設けられている。なお、複数のポケット11の数、大きさ、及び位置は、適宜変更可能である。
このようにポケット11を配置することにより、腹巻1は、上述した書籍や貴重品等の物品を、身体に密着して収納することができる。したがって、使用者は、収納された物品例えば、パスポートや金銭、財布等の貴重品を、常時に肌で接触を感じながら、安心して、保管しておくことが可能となる。さらに、ポケット11を織物10の内側の表面に布をあてがえて、縫い付けているので、外側の表面に布をあてがえて縫い付けているよりも、収納された物品をより、直接的に肌で感じることができる。
また、織物10は、長手方向の一方の辺12には、ゴム紐20が縫い付けられており、他方の辺13にゴム紐21が縫い付けられている。長手方向の一方の辺12に縫い付けられたゴム紐20は、引張強度が通常のゴム紐よりも強い素材を使用することが望ましい。また、ゴム紐20は、ゴム紐21よりも、引張強度が強い素材であることで、ポケット11に物体を挿入して、重くなっても腹巻1がずり落ちることを防止できる。ゴム紐21は、一般的なゴム紐と同程度の引張強度の素材を使用している。なお、ゴム紐20の引張強度は、通常のゴム紐と同程度の引張強度であっても良い。また、ゴム紐21は、ゴム紐20と同様に、引張強度が一般のゴム紐よりも強い強度であっても良い。
このようにすることにより、腹巻1は、使用者が着用した際、例えば、複数の小冊子や貴重品等をポケットに収納した場合であっても、通常のゴム紐の場合と比較して、ゴム紐20により身体により密着することになるため、使用者が着用時に、腹巻1がずり落ちたりすることを防止することが可能となる。
図2は、本考案の好適な実施形態である腹巻1の正面側を示す外観斜視図である。また、図3は、本考案の好適な実施形態である腹巻1の背面側を示す外観斜視図である。
腹巻1は、織物10の長手方向の両端部である短手方向の一方の辺14と他方の辺15を縫い合わせて筒状に形成される。本実施形態において、腹巻1は、織物10の長手方向の一方の辺12が、使用者のみぞおち付近に位置する。
なお、腹巻1は、織物10の長手方向の他方の辺13が、使用者のみぞおち付近に位置していても良い。この場合、ポケット11の開口部を、織物10の長手方向の他方の辺13に向かって設ければ良い。加えて、上述したゴム紐20を、織物10の長手方向の他方の辺13に縫い付け、ゴム紐21を、織物10の長手方向の一方の辺12に縫い付ければ良い。
また、腹巻1は、織物10の短手方向の両端部である長手方向の一方の辺12と他方の辺13とを縫い合わせて筒状に形成されていても良い。この場合、ポケット11の開口部を、織物10の短手方向の一方の辺又は他方の辺に略平行に形成すれば良い。加えて、上述したゴム紐20,21を、織物10の短手方向の一方の辺14と、他方の辺15とに縫い付ければ良い。ゴム紐20は、使用者のみぞおち付近に位置することになる短手方向の一方の辺14又は他方の辺15の何れか一方、又は双方に縫い付ければ良い。
図4は、本考案の変形である腹巻1を示す外観斜視図である。図4において、腹巻1は、二つの肩紐30が内側に縫い付けられている。肩紐30は、織物10の正面側と背面側とをつなぐ形状である。肩紐30は、使用者の肩にかけることを可能とする。肩紐30の素材は、上述した織物10の素材と同様である。また、肩紐30は、使用者が肩にかけるために必要な幅と厚みを有していればよく、幅や厚みは適宜変更可能である。また、肩紐30の長さは、使用者が肩紐30を肩にかけた状態で、織物10の長手方向の一方の辺12が、使用者のみぞおち付近に位置する長さであればよく、適宜変更可能である。
肩紐30は、織物10の長手方向の一方の辺12の近傍、かつポケット11が設けられた表面側ではなく、腹巻1の内側に縫い付けられている。なお、肩紐30は、腹巻1の外側に縫い付けられていても良い。
また、腹巻1は、上述した織物10の長手方向の他方の辺13が、使用者のみぞおち付近に位置する場合、長手方向の他方の辺13の近傍、かつポケット11が設けられた表面側ではなく、腹巻1の内側に縫い付けられていれば良い。また、肩紐30は、腹巻1の外側に縫い付けられていても良い。
また、腹巻1は、上述した織物10の短手方向の両端部である長手方向の一方の辺12と他方の辺13とが縫い合わせれて形成されている場合、上述した使用者のみぞおち付近に位置する短手方向の一方の辺14又は他方の辺15の近傍、かつポケット11が設けられた表面側ではなく、腹巻1の内側に縫い付けられていれば良い。また、肩紐30は、腹巻1の外側に縫い付けられていても良い。
このようにすることにより、腹巻1は、使用者が着用した際、例えば、複数の小冊子や貴重品等をポケットに収納し、収納した物品が重くなる場合であっても、肩紐30により、腹巻1を肩にかけて使用することになるため、着用時に、腹巻1が、ずり落ちたりすることを防止することが可能となる。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本考案の実施形態に記載された効果は、本考案から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本考案による効果は、本考案の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 腹巻、10 織物、30 肩紐

Claims (2)

  1. 経糸及び緯糸により織り込まれた帯状の織物が、その長手方向又は短手方向の両端部を縫い合わせて筒状に形成された腹巻であって、
    前記筒状の外側の表面上に、前後左右に亘って複数のポケットを備えることを特徴とする腹巻。
  2. 前記織物の正面側と背面側とをつなぐ肩紐を備えることを特徴とする請求項1に記載の腹巻。
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