JP3203874B2 - リモコン取付け構造 - Google Patents

リモコン取付け構造

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JP3203874B2
JP3203874B2 JP09739893A JP9739893A JP3203874B2 JP 3203874 B2 JP3203874 B2 JP 3203874B2 JP 09739893 A JP09739893 A JP 09739893A JP 9739893 A JP9739893 A JP 9739893A JP 3203874 B2 JP3203874 B2 JP 3203874B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リモコン取付け構造に
係り、特に、室内の壁面等に据付けられるリモコンの改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば実開平3−59789
号公報に開示されているような空調機用のリモコンは、
室内の壁面に形成された開口部内に配設されたスイッチ
ボックスに取付けられ、これによって、該リモコンが前
記スイッチボックス及び壁面の開口を覆い隠すように該
壁面に配設されている。
【0003】また、前記スイッチボックスのタイプとし
ては、図4に示すように幅寸法が比較的小さく形成され
且つリモコン取付け用のビス孔(10a),(10b) が上下に対
向して2箇所に設けられた所謂1個用のスイッチボック
ス(10)や、図5に示すように幅寸法が比較的大きく形成
され且つリモコン取付け用のビス孔(11a),(11b),(11c),
(11d) が左右の2箇所において夫々上下に対向して合計
4箇所に形成された所謂2個用のスイッチボックス(11)
等がある。
【0004】一方、リモコンは、リモコン本体と該リモ
コン本体の前面に取付けられてスイッチ類を有するリモ
コンカバーとを備えており、前記リモコン本体は、リモ
コンケースと該リモコンケースに収容されたプリント基
板とを備えている。そして、前記リモコンケースには、
前記スイッチボックスに形成されているビス孔の形成位
置に対応した取付孔が形成されており、この取付孔及び
ビス孔に亘ってビスが螺着されて、リモコンケースがス
イッチボックスに取付けられ、ひいては、該リモコンが
室内の壁面に取付けられるようになっている。また、前
記取付孔が形成される位置では、ビスと電子部品との接
触を回避するためにプリント基板を部分的に切り欠いて
ビスの配設位置には電子部品を配置させないようにして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実際のリモ
コンの取付け作業においては、取付けようとする壁面に
1個用のスイッチボックス(10)が配設されている場合と
2個用のスイッチボックス(11)が配設されている場合と
がある。そして、何れのスイッチボックスが配設されて
いる場合でも対応できるように、リモコンケースに各ス
イッチボックスのビス孔に対応した多数(例えば6個)
の取付孔を形成しておくことが考えられるが、これで
は、プリント基板の切り欠き面積が大きくなりプリント
基板全体としての面積が小さくなってしまって必要な電
子部品の全てを配置することができなくなる虞れがあ
り、また、必要な電子部品の全てを配置するためにプリ
ント基板を大きくしようとすると、その分だけリモコン
全体を大型化せねばならず実用性に欠けることになる。
【0006】この点に鑑み、従来より、プリント基板と
リモコンケースとの間に絶縁シートを介在させて、プリ
ント基板を切り欠くようなことなしに電子部品とビスと
の接触を回避するようにしたり、リモコンケースに2個
用のスイッチボックスに対応した取付孔を形成してお
き、1個用のスイッチボックスに取付ける際には、リモ
コンケースとスイッチボックスとの間に新たに取付け板
を介在させ、この取付け板にリモコンケース取付け用の
孔と1個用のスイッチボックスのビス孔に対応した取付
孔を形成しておくことで、リモコンケースをこの取付け
板を介してスイッチボックスに取付けるようにすること
が提案されている。
【0007】ところが、これらの構成では、絶縁シート
や取付け板といった別部材が新たに必要になり、部品点
数の増大を招くことになり、リモコンの組付け作業やス
イッチボックスへの取付け作業の作業工程が増加して作
業効率の悪化を招くことにもなる。
【0008】本発明は、この点に鑑みてなされたもので
あって、プリント基板の面積を十分に確保しつつ且つ別
部品を要することなく、リモコンを1個用及び2個用の
何れのスイッチボックスが配設されている場合でも対応
できるような構成を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた手段は以下の如くである。請求項
1記載の発明は、ケーシング(4),(6) 内にプリント基板
(5) が収容され、前記ケーシング(4),(6) の背面側に取
付孔(4b),(4c),(4d)が形成されていると共に前記プリン
ト基板(5) における前記取付孔(4b),(4c),(4d)の形成位
置に対向する部分が切欠かれて成るリモコン(1) を、室
内の壁面内に配設されたスイッチボックス(10),(11) に
対して、該スイッチボックス(10),(11) の締結孔(10a),
(10b),(11a) 〜(11d) 及び前記取付孔(4b),(4c),(4d)に
亘って締結部材を螺入することにより取付けるようにし
たリモコンの取付け構造を対象としている。そして、前
記ケーシング(4),(6) に少なくとも3個の取付孔(4b),
(4c),(4d)を形成し、この3個の取付孔(4b),(4c),(4d)
のうち2個(4b),(4c) を、1タイプのスイッチボックス
(10)に形成されている対向配置された2個の締結孔(10
a),(10b) に対応する位置に形成する。また、この2個
の取付孔(4b),(4c) のうちの1個(4c)とこの2個の取付
孔(4b),(4c) を除く1個の取付孔(4d)とを、別のタイプ
のスイッチボックス(11)に形成されている2個の締結孔
(11a),(11d) に対応する位置に形成するような構成とし
ている。
【0010】請求項2記載の発明は、前記請求項1記載
のリモコン取付け構造において、3個の取付孔(4b),(4
c),(4d)のうち2種類のスイッチボックス(10),(11) の
締結孔(10a),(11a) に対向可能な1個の取付孔(4c)を、
長孔で形成するような構成としている。
【0011】請求項3記載の発明は、前記請求項1また
は2記載のリモコン取付け構造において、3個の取付孔
(4b),(4c),(4d)のうち1個の取付孔(4b)を、プリント基
板(5) に接続される配線を挿通するための配線孔(4a)に
近接した位置に形成するような構成としている。
【0012】請求項4記載の発明は、前記請求項1、2
または3記載のリモコン取付け構造において、ケーシン
グ(4),(6) の前面側に複数の操作スイッチ(9a)〜(9i)を
配設し、この操作スイッチ(9a)〜(9i)の配設位置を、取
付孔(4b),(4c),(4d)の形成されていない部分に対向した
領域に設定するような構成としている。
【0013】
【作用】上記の構成により、本発明では、以下に述べる
ような作用が得られる。請求項1記載の発明では、1タ
イプのスイッチボックス(10)にリモコン(1) を取付ける
際には、該リモコン(1) のケーシング(4),(6) に形成さ
れている3個の取付孔(4b),(4c),(4d)のうち2個(4b),
(4c) を利用して行われ、別のタイプのスイッチボック
ス(11)にリモコン(1) を取付ける際には、前記2個の取
付孔(4b),(4c) のうちの1個(4c)とこの2個の取付孔(4
b),(4c) を除く1個の取付孔(4d)とを利用して行われ
る。つまり、1個の取付孔(4c)が各タイプのスイッチボ
ックス(10),(11) に兼用して取付けられることになる。
【0014】請求項2記載の発明では、長孔で形成され
ている取付孔(4c)の取付部分では、締結部材が長孔の延
長方向に沿って移動可能であるので、この移動に伴って
リモコン(1) の取付位置の微調整が可能となる。
【0015】請求項3記載の発明では、配線孔(4a)の形
成部分におけるプリント基板(5) の切欠き部分と1個の
取付孔(4b)の形成部分におけるプリント基板(5) の切欠
き部分とが共用できることになり、プリント基板(5) の
面積を大きく確保できることになる。
【0016】請求項4記載の発明では、締結部材と操作
スイッチ(9a)〜(9i)との接触を確実に回避できると共
に、ケーシング(4),(6) の各面の有効利用が図れること
になる。
【0017】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基いて説明
する。図2は本例に係る空調機用リモコン(1) の正面図
を、図3にはその背面図を夫々示している。このリモコ
ン(1) は、リモコン本体(2) 及びリモコンカバー(3) を
備えており、リモコン本体(2) はリモコンケース(4) を
備えて成り、一方、リモコンカバー(3) は、カバー本体
(6) と該カバー本体(6) の裏面に取付けられたプリント
基板(5) と、該カバー本体(6) の下端部にヒンジ結合さ
れて該カバー本体(6) に対して回動自在に支持された開
閉蓋(7) とを備えて成っている。従って、このリモコン
ケース(4) とカバー本体(6) とにより本発明でいうケー
シングが構成されている。そして、図示しない室内の壁
面に形成された開口部内に配設されたスイッチボックス
(図4及び図5参照)に前記リモコンケース(4) が本発
明でいう締結部材としての図示しないビスによって取付
けられ、これによって、該リモコン(1) が前記スイッチ
ボックス及び壁面の開口を覆い隠すように前記壁面に取
付けられている。以下、各部材について説明する。
【0018】前記リモコンカバー(3) は、その中央部の
僅か上方に液晶表示部(8) を備えており、この液晶表示
部(8) において、冷暖房運転状態、設定温度、設定風量
等の空調機の運転状態を表示するようになっている。ま
た、この液晶表示部(8) の上方には、運転停止スイッチ
(3a)及び運転時に点灯する運転ランプ(3b)が配置されて
いる。一方、前記液晶表示部(8) の下方には、操作スイ
ッチ群(9) が配設されており、この操作スイッチ群(9)
は前記開閉蓋(7) によって非操作時には覆い隠され、操
作時には、図2に示すように開閉蓋(7) が開放されるよ
うになっている。具体的に、この操作スイッチ群(9) は
5列の配置状態でなり、最も左側に位置する第1列に
は、上から順にタイマ設定スイッチ(9a)、タイマ予約切
換スイッチ(9b)、点検、試運転スイッチ(9c)が配置さ
れ、この各スイッチの右側に位置する第2列には、タイ
マ時間設定スイッチ(9d)が配置され、このスイッチの右
側に位置する第3列には、温度設定スイッチ(9e)が配置
され、このスイッチの右側に位置する第4列には、風向
制御スイッチ(9f)が配置され、このスイッチの右側に位
置する第5列には、上から順に運転切換スイッチ(9g)、
風量調整スイッチ(9h)、フィルタサインリセットスイッ
チ(9i)が配置されている。このような配置により、この
リモコンカバー(3) のカバー本体(6) の下端部分の中央
部にはスイッチ類が配設されない領域A(図2の斜線部
分)が形成されている。また、前記液晶表示部(8) に
は、前記各スイッチ(9a)〜(9i)によって切換えられる冷
暖房運転状態、設定温度、設定風量等の空調機の運転状
態の表示を、それに対応したスイッチ(9a)〜(9i)の上方
において表示するようになっている。つまり、この液晶
表示部(8) には、左から順にタイマ予約表示部(8a)、タ
イマ時間表示部(8b)、温度設定表示部(8c)、風向表示部
(8d)、運転状態及び風量表示部(8e)が順に配置されてい
る。
【0019】そして、本例の特徴とする構成は、前記リ
モコンケース(4) に設けられた孔(4a)〜(4d)の位置及び
プリント基板(5) の形状にある。図1に示すように、リ
モコンケース(4) には、1箇所の本発明でいう配線孔と
しての配線取出し用孔(4a)と3箇所の取付孔(4b)〜(4d)
とが形成されている。配線取出し用孔(4a)は、リモコン
ケース(4) における下端縁から僅かに上方位置で且つリ
モコンケース(4) の左右方向の中心位置よりも図1にお
いて僅かに左側にずれた位置に形成された比較的開口面
積の広い横長の長孔で形成されている。
【0020】一方、3箇所に形成された取付孔は、第1
孔〜第3孔(4b)〜(4d)でなる。第1孔(4b)は、前記配線
取出し用孔(4a)に近接した下方位置において、該配線取
出し用孔(4a)の左右方向の中心位置よりも僅かに図1に
おいて右側にずれた位置に形成されている。また、この
第1孔(4b)は螺着されるビスのネジ径に略一致した円形
の開口で形成されている。
【0021】第2孔(4c)は、リモコンケース(4) におけ
る上端縁から僅かに下方位置で且つリモコンケース(4)
の左右方向の中央位置よりも図1において僅かに左側に
ずれた位置に形成された横長の長孔で形成されている。
また、この第2孔(4c)は、前記配線取出し用孔(4a)の鉛
直上方位置に形成されていると共に、その長さ寸法は、
配線取出し用孔(4a)の長さ寸法よりも僅かに小さく設定
されている。また、この第2孔(4c)と前記第1孔(4b)と
の位置関係は、第2孔(4c)の右端の位置と第1孔(4b)の
右端の位置とが一致するように設定されていると( 図1
の一点鎖線参照)共に、この第2孔(4c)と前記第1孔(4
b)との間隔寸法(t1)は、1個用のスイッチボックスのビ
ス孔の間隔寸法に一致されている(図4参照)。従っ
て、この1個用のスイッチボックス(10)にリモコン(1)
を取付ける場合には、この第2孔(4c)と前記第1孔(4b)
とを利用し、この第2孔(4c)及び前記第1孔(4b)とスイ
ッチボックス(10)のビス孔(10a),(10b) とに亘ってビス
が螺着されて、リモコンケース(4) がスイッチボックス
(10)に取付けられ、ひいては、リモコン(1) が室内の壁
面に取付けられるようになっている。また、この際の第
2孔(4c)でのビスの挿入位置は、この第2孔(4c)におけ
る右側端部となり、ビスの左側には第2孔(4c)の開口部
分の一部が臨むことになる。つまり、この第2孔(4c)に
挿入されているビスの中心位置は、図1におけるB位置
となっている。
【0022】第3孔(4d)は、リモコンケース(4) におけ
る下端縁から僅かに上方位置で且つリモコンケース(4)
の左右方向の中央位置よりも図1において僅かに右側に
ずれた位置に形成された横長の長孔で形成されている。
また、この第3孔(4d)は、前記第1孔(4b)の水平方向右
側に形成されていると共に、その長さ寸法は、前記第2
孔(4c)の長さ寸法よりも僅かに小さく設定されている。
また、この第3孔(4d)と前記第2孔(4c)との間隔寸法(t
2)は、2個用のスイッチボックス(11)において対角線上
に配置されたビス孔(11a),(11d) の間隔寸法に一致され
ている。詳しくは、第3孔(4d)の中心位置(図1におけ
る点C)と第2孔(4c)の左側端部近傍位置(図1におけ
る点D)との間隔寸法(t2)が、2個用のスイッチボック
ス(11)において対角線上に配置されたビス孔(11a),(11
d) 同士の間隔寸法に一致されている(図5参照)。従
って、この2個用のスイッチボックス(11)にリモコン
(1) を取付ける場合には、この第3孔(4d)と前記第2孔
(4c)とを利用し、この第3孔(4d)及び前記第2孔(4c)と
スイッチボックス(11)のビス孔(11a),(11d) とに亘って
ビスが螺着されて、リモコンケース(4) がスイッチボッ
クス(11)に取付けられ、ひいては、リモコン(1) が室内
の壁面に取付けられるようになっている。また、この際
の第3孔(4d)でのビスの挿入位置は、この第3孔(4d)に
おける中央部となり、ビスの左右両側には第3孔(4d)の
開口部分の一部が臨むことになる。つまり、この第3孔
(4d)に挿入されているビスの中心位置は、図1における
C位置となっている。そして、この際の第2孔(4c)での
ビスの挿入位置は、この第2孔(4c)における左側端部と
なり、ビスの右側には第2孔(4c)の開口部分の一部が臨
むことになる。つまり、この第2孔(4c)に挿入されてい
るビスの中心位置は、図1におけるD位置となってい
る。
【0023】そして、プリント基板(5) は、前記各ビス
と電子部品との接触を回避するために、前記各孔(4a)〜
(4d)の形成位置に対応した部分が矩形状に切り欠かれて
なる切欠き部(5a)〜(5c)が形成されている。また、上述
したように、リモコンケース(4) に形成されている孔
は、配線取出し用孔(4a)と第1〜第3の孔(4b),(4c),(4
d)の合計4箇所であるが、前記配線取出し用孔(4a)と第
1孔(4b)とを極めて近接した位置に形成するようにして
いるので、この両孔(4a),(4b)のための切欠き部(5a)は
1箇所で済み、合計3箇所に切欠き部(5a)〜(5c)を設け
るのみでよい。言い換えると、配線取出し用孔(4a)の形
成位置に対応した切欠き部(5a)は従来から既存のもの
で、この部分に第1孔(4b)を形成することにより、この
切欠き部(5a)以外には2箇所に切欠き部(5b),(5c) を形
成するだけで、1個用のスイッチボックス(10)と2個用
のスイッチボックス(11)とに対応した取付孔を得ること
ができ、プリント基板(5) 全体としての面積を十分に確
保しながらリモコン(1) を1個用及び2個用の何れのス
イッチボックス(10),(11) が配設されている場合でも対
応できることになる。また、下側の2箇所の切欠き部(5
a),(5c) は、前記リモコンカバー(3) のカバー本体(6)
におけるスイッチが配設されていない領域A(図2参
照)に対向した位置であって、この部分に電子部品が配
置されていなくてもリモコン(1) の動作に支障を来すよ
うなことはない。言い換えると、各操作スイッチの配設
位置は、各孔(4a)〜(4d)の形成されていない部分に対向
した領域に設定されていることになる。
【0024】そして、実際にリモコン(1) をスイッチボ
ックスに取付ける際には、上述したように、壁面内に1
個用のスイッチボックス(10)(図4参照)が配設されて
いる場合には、第1孔(4b)及び第2孔(4c)を利用し、壁
面内に2個用のスイッチボックス(11)(図5参照)が配
設されている場合には、第2孔(4c)及び第3孔(4d)を利
用してリモコンケース(4) をスイッチボックスにビス止
めすることにより、リモコン(1) を壁面に取付ける。
【0025】また、1個用のスイッチボックス(10)に取
付けるような場合には、第2孔(4c)が長孔で形成されて
いるので、第1孔(4b)に挿入されているビスを回動中心
として、第2孔(4c)に挿入されているビスが第2孔(4c)
の左側端部に当接する位置と右側端部に当接する位置と
の範囲の間でリモコン(1) 全体の位置を変更することが
でき、リモコン(1) の付け位置の微調整を行うことがで
きるようにもなっている。また、2個用のスイッチボッ
クス(11)に取付けるような場合には、第2孔(4c)及び第
3孔(4d)が共に長孔で形成されているので、これら各孔
(4c),(4d) に挿入されているビスが各孔(4c),(4d) の左
側端部に当接する位置と右側端部に当接する位置との範
囲の間でリモコン(1) 全体の位置を左右方向にスライド
させたり僅かに回動させることによって変更することが
でき、この場合にも、リモコン(1) の付け位置の微調整
を行うことができる。また、上述したようなリモコン
(1) の付け位置の微調整を行う際の回動動作が円滑に行
われるように、第2孔(4c)は僅かに湾曲して形成されて
いる。
【0026】このように、本例の構成によれば、従来の
ような絶縁シートや取付け板といった別部材を要するこ
となしに、1個用及び2個用の何れのスイッチボックス
(10),(11) が配設されている場合でもスイッチボックス
にリモコン(1) を取付けることができ、リモコンの組付
け作業やスイッチボックスへの取付け作業の作業効率の
向上を図ることができる。また、プリント基板(5) の面
積も十分に確保することができ、リモコン全体の大型化
や厚形化を招くようなこともなくなる。
【0027】尚、本例では、第1孔(4b)のみを円形孔と
し、その他の孔(4c),(4d) を長孔とするような構成とし
たが、請求項1記載の発明の範囲内では、これに限ら
ず、全てが円形の孔とされたり、全てが長孔とされるよ
うな構成としてもよい。また、本発明に係るリモコンの
取付構造は、空調機用リモコンに限らずその他の種々の
リモコンに対して採用可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば以下に述べるような効果が発揮される。請求項1記載
の発明によれば、3個の取付孔(4b),(4c),(4d)のうち2
個(4b),(4c) を、1タイプのスイッチボックス(10)に形
成されている対向配置された2個の締結孔(10a),(10b)
に対応する位置に形成し、この2個の取付孔(4b),(4c)
のうちの1個(4c)とこの2個の取付孔(4b),(4c) を除く
1個の取付孔(4d)とを、別のタイプのスイッチボックス
(11)に形成されている2個の締結孔(11a),(11d)に対応
する位置に形成するような構成としたために、従来のよ
うな絶縁シートや取付け板といった別部材を要すること
なしに、1個用及び2個用の何れのスイッチボックス(1
0),(11) が配設されている場合でもスイッチボックスに
リモコン(1) を取付けることができる。つまり、プリン
ト基板(5) の面積を十分に確保しつつ且つ別部品を要す
ることもなく、リモコン(1) を1個用及び2個用の何れ
のスイッチボックス(10),(11) が配設されている場合で
も対応して取付けることができ、リモコン(1) の組付け
作業やスイッチボックス(10),(11) への取付け作業の作
業効率の向上を図ることができる。
【0029】請求項2記載の発明によれば、3個の取付
孔(4b),(4c),(4d)のうち2種類のスイッチボックス(1
0),(11) の締結孔(10a),(11a) に対向可能な1個の取付
孔(4c)を、長孔で形成するようにしたために、この長孔
で形成されている取付孔(4c)の取付部分では、締結部材
が長孔の延長方向に沿って移動可能となり、この移動に
伴ってリモコン(1) の取付位置の微調整を行うことがで
き、リモコン(1) の取付位置の精度の向上を図ることが
できる。
【0030】請求項3記載の発明によれば、3個の取付
孔(4b),(4c),(4d)のうち1個の取付孔(4b)を、プリント
基板(5) に接続される配線を挿通するための配線孔(4a)
に近接した位置に形成するようにしたために、配線孔(4
a)の形成部分におけるプリント基板(5) の切欠き部分と
1個の取付孔(4b)の形成部分におけるプリント基板(5)
の切欠き部分とが共用できることになり、プリント基板
(5) の面積を大きく確保することができ、電子部品の配
置自由度の向上を図ることができる。
【0031】請求項4記載の発明によれば、ケーシング
(4),(6) の前面側に複数の操作スイッチ(9a)〜(9i)を配
設し、この操作スイッチ(9a)〜(9i)の配設位置を、取付
孔(4b),(4c),(4d)の形成されていない部分に対向した領
域に設定するようにしたために、締結部材と操作スイッ
チ(9a)〜(9i)との接触を確実に回避することができると
共に、ケーシング(4),(6) の各面の有効利用を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリント基板の形状と取付孔の位置との関係を
示す図である。
【図2】リモコンの正面図である。
【図3】リモコンの背面図である。
【図4】1個用スイッチボックスの正面図である。
【図5】2個用スイッチボックスの正面図である。
【符号の説明】
1 リモコン 4 リモコンケース 4a 配線取出し用孔(配線孔) 4b 第1孔(取付孔) 4c 第2孔(取付孔) 4d 第3孔(取付孔) 5 プリント基板 5a〜5c 切欠き部 6 カバー本体 9a〜9i 操作スイッチ 10,11 スイッチボックス 10a,10b,11a,11d ビス孔(締結孔)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16 F24F 11/02 - 11/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(4),(6) 内にプリント基板
    (5) が収容され、前記ケーシング(4),(6) の背面側に取
    付孔(4b),(4c),(4d)が形成されていると共に前記プリン
    ト基板(5) における前記取付孔(4b),(4c),(4d)の形成位
    置に対向する部分が切欠かれて成るリモコン(1) を、室
    内の壁面内に配設されたスイッチボックス(10),(11) に
    対して、該スイッチボックス(10),(11) の締結孔(10a),
    (10b),(11a) 〜(11d) 及び前記取付孔(4b),(4c),(4d)に
    亘って締結部材を螺入することにより取付けるようにし
    たリモコンの取付け構造であって、 前記ケーシング(4),(6) には少なくとも3個の取付孔(4
    b),(4c),(4d)が形成されており、この3個の取付孔(4
    b),(4c),(4d)のうち2個(4b),(4c) は、1タイプのスイ
    ッチボックス(10)に形成されている対向配置された2個
    の締結孔(10a),(10b) に対応する位置に形成されてお
    り、この2個の取付孔(4b),(4c) のうちの1個(4c)とこ
    の2個の取付孔(4b),(4c) を除く1個の取付孔(4d)と
    は、別のタイプのスイッチボックス(11)に形成されてい
    る2個の締結孔(11a),(11d) に対応する位置に形成され
    ていることを特徴とするリモコン取付け構造。
  2. 【請求項2】 3個の取付孔(4b),(4c),(4d)のうち2種
    類のスイッチボックス(10),(11) の締結孔(10a),(11a)
    に対向可能な1個の取付孔(4c)は、長孔で形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のリモコン取付け構
    造。
  3. 【請求項3】 3個の取付孔(4b),(4c),(4d)のうち1個
    の取付孔(4b)は、プリント基板(5) に接続される配線を
    挿通するための配線孔(4a)に近接した位置に形成されて
    いることを特徴とする請求項1または2記載のリモコン
    取付け構造。
  4. 【請求項4】 ケーシング(4),(6) の前面側には複数の
    操作スイッチ(9a)〜(9i)が配設されており、この操作ス
    イッチ(9a)〜(9i)の配設位置は、取付孔(4b),(4c),(4d)
    の形成されていない部分に対向した領域に設定されてい
    ることを特徴とする請求項1、2または3記載のリモコ
    ン取付け構造。
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