JP3206348B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents
空気調和機の室外機Info
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- JP3206348B2 JP3206348B2 JP34100394A JP34100394A JP3206348B2 JP 3206348 B2 JP3206348 B2 JP 3206348B2 JP 34100394 A JP34100394 A JP 34100394A JP 34100394 A JP34100394 A JP 34100394A JP 3206348 B2 JP3206348 B2 JP 3206348B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気調和機の室外機
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の室外機における電装品箱で
は、電装品の中でも発熱の大きいリアクタの配置が優先
される。そのため他の電装品やケーシング内の他の機器
の配置が制約を受け、これが室外機のコンパクト化の障
害となっていた。
は、電装品の中でも発熱の大きいリアクタの配置が優先
される。そのため他の電装品やケーシング内の他の機器
の配置が制約を受け、これが室外機のコンパクト化の障
害となっていた。
【0003】そこで、この問題を解決するためになされ
たものとして、特開平6−281203号公報記載の空
気調和機の室外機を挙げることができる。図7は、この
室外機の要部の一部を切断して示す斜視図である。この
室外機においては、ファン36が作動すると、熱交換器
35へと至る流入空気の一部は、この熱交換器35の下
方を流れてバイパス通路41を経た後、仕切壁39とカ
バー38とで形成されるリアクタ収納空間の第1開口4
2へと、冷却風ガイド40によって案内される。そし
て、その後上向きに流れを変えた上記流入空気は、リア
クタ37に衝突して効果的にこれを冷却する。そして冷
却後、上記収納室間の第2開口43から流出して熱交換
器35を通過した空気と共にケーシング外に吹出され
る。なお図7において44はリアクタ37用の中継ハー
ネスであり、45はこのハーネスを通すための開口であ
る。
たものとして、特開平6−281203号公報記載の空
気調和機の室外機を挙げることができる。図7は、この
室外機の要部の一部を切断して示す斜視図である。この
室外機においては、ファン36が作動すると、熱交換器
35へと至る流入空気の一部は、この熱交換器35の下
方を流れてバイパス通路41を経た後、仕切壁39とカ
バー38とで形成されるリアクタ収納空間の第1開口4
2へと、冷却風ガイド40によって案内される。そし
て、その後上向きに流れを変えた上記流入空気は、リア
クタ37に衝突して効果的にこれを冷却する。そして冷
却後、上記収納室間の第2開口43から流出して熱交換
器35を通過した空気と共にケーシング外に吹出され
る。なお図7において44はリアクタ37用の中継ハー
ネスであり、45はこのハーネスを通すための開口であ
る。
【0004】上記のような空気調和機の室外機では、リ
アクタ37を他の電装品と分離して配置しているので、
ケーシング内での他の電装品や機器の配置上の制約が緩
和され、室外機のコンパクト化が図れるようになってい
る。
アクタ37を他の電装品と分離して配置しているので、
ケーシング内での他の電装品や機器の配置上の制約が緩
和され、室外機のコンパクト化が図れるようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に空気調和機の室
外機では、ファン前方の吹出開口から吹出グリルを介し
て、あるいはケーシングの後方及び側方から熱交換器を
介して雨水等が入射する。従って、上記従来例における
室外機では、上記射水によるリアクタ37の水濡れを防
止するため、カバー38の設置が必要となっていた。ま
たこのカバー38は、冷房使用時等において、熱交換器
35を通過して外気温よりも高温となった空気が直接リ
アクタ37に衝突し、これによって冷却効果が低下する
のを防ぐという面からも必要とされていた。そのため、
従来例においては、室外機のコンパクト化によって部品
点数が増加し、これがコストアップを招く一因になると
いう問題があった。
外機では、ファン前方の吹出開口から吹出グリルを介し
て、あるいはケーシングの後方及び側方から熱交換器を
介して雨水等が入射する。従って、上記従来例における
室外機では、上記射水によるリアクタ37の水濡れを防
止するため、カバー38の設置が必要となっていた。ま
たこのカバー38は、冷房使用時等において、熱交換器
35を通過して外気温よりも高温となった空気が直接リ
アクタ37に衝突し、これによって冷却効果が低下する
のを防ぐという面からも必要とされていた。そのため、
従来例においては、室外機のコンパクト化によって部品
点数が増加し、これがコストアップを招く一因になると
いう問題があった。
【0006】この発明は、上記従来の欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、室外機のコン
パクト化のためにリアクタを他の電装品と分離して配置
しても、別途カバー等の部材を用いることなく、リアク
タの防水及び冷却を行なうことができ、これによって低
コスト化を図ることが可能な空気調和機の室外機を提供
することにある。
めになされたものであって、その目的は、室外機のコン
パクト化のためにリアクタを他の電装品と分離して配置
しても、別途カバー等の部材を用いることなく、リアク
タの防水及び冷却を行なうことができ、これによって低
コスト化を図ることが可能な空気調和機の室外機を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の空気調
和機の室外機は、ファン3と熱交換器2とを有する送風
室10と、機械室11とにケーシング1内を仕切板4に
よって区画した空気調和機の室外機において、上記仕切
板4の上端部近傍の機械室11側にリアクタ5を取付
け、上記機械室11と送風室10とを連通する通風路6
を設け、さらにこの通風路6は、取付けたリアクタ5の
背部に沿って延びる吸熱通路7を有し、この通風路6の
機械室側開口6aを上記リアクタ5の上部近傍に設けた
ことを特徴としている。
和機の室外機は、ファン3と熱交換器2とを有する送風
室10と、機械室11とにケーシング1内を仕切板4に
よって区画した空気調和機の室外機において、上記仕切
板4の上端部近傍の機械室11側にリアクタ5を取付
け、上記機械室11と送風室10とを連通する通風路6
を設け、さらにこの通風路6は、取付けたリアクタ5の
背部に沿って延びる吸熱通路7を有し、この通風路6の
機械室側開口6aを上記リアクタ5の上部近傍に設けた
ことを特徴としている。
【0008】請求項2の空気調和機の室外機は、ファン
3と熱交換器2とを有する送風室10と、機械室11と
にケーシング1内を仕切板4によって区画した空気調和
機の室外機において、上記仕切板4の上端部近傍の送風
室10側にリアクタ5を取付け、上記機械室11と送風
室10とを連通する通風路6を設けて、この通風路6の
送風室側開口6bを上記リアクタ5の上部近傍に設けた
ことを特徴としている。
3と熱交換器2とを有する送風室10と、機械室11と
にケーシング1内を仕切板4によって区画した空気調和
機の室外機において、上記仕切板4の上端部近傍の送風
室10側にリアクタ5を取付け、上記機械室11と送風
室10とを連通する通風路6を設けて、この通風路6の
送風室側開口6bを上記リアクタ5の上部近傍に設けた
ことを特徴としている。
【0009】
【作用】上記請求項1の空気調和機の室外機では、リア
クタ5を仕切板4の上端部近傍の機械室11側に取付
け、上記リアクタ5の上部近傍に通風路6の機械室側開
口6aを設けている。従って、送風室10に浸入する外
部からの射水を仕切板4によって遮蔽してリアクタ5の
水濡れを確実に防止できるので、カバー等の別途部材を
省略することが可能となる。また、ファン3によって生
じた通風路6を通過する気流によって、リアクタ5から
発生して上昇する温空気を、リアクタ5近傍から効果的
に除去することができ、これによってリアクタ5の冷却
を効率よく行なうことが可能となる。また、上記通風路
6がリアクタ5の背部に沿って延びる吸熱通路7を有す
ることによって、リアクタ5の冷却効率をさらに向上す
ることが可能となる。
クタ5を仕切板4の上端部近傍の機械室11側に取付
け、上記リアクタ5の上部近傍に通風路6の機械室側開
口6aを設けている。従って、送風室10に浸入する外
部からの射水を仕切板4によって遮蔽してリアクタ5の
水濡れを確実に防止できるので、カバー等の別途部材を
省略することが可能となる。また、ファン3によって生
じた通風路6を通過する気流によって、リアクタ5から
発生して上昇する温空気を、リアクタ5近傍から効果的
に除去することができ、これによってリアクタ5の冷却
を効率よく行なうことが可能となる。また、上記通風路
6がリアクタ5の背部に沿って延びる吸熱通路7を有す
ることによって、リアクタ5の冷却効率をさらに向上す
ることが可能となる。
【0010】請求項2の空気調和機の室外機では、仕切
板4の上端部近傍の送風室10側にリアクタ5を取付
け、上記リアクタ5の上部近傍に通風路6の送風室側開
口6bを設けている。従って、ケーシング1の前後ある
いは側方向における上方からの射水を回避してリアクタ
5の水濡れを防止できるので、カバー等の別途部材を省
略することが可能となる。また、ファン3によって生じ
た通風路6を通過する空気流によって、リアクタ5から
発生して上昇する温空気を、リアクタ5近傍から効果的
に除去することができ、これによってリアクタ5の冷却
を効率よく行なうことが可能となる。
板4の上端部近傍の送風室10側にリアクタ5を取付
け、上記リアクタ5の上部近傍に通風路6の送風室側開
口6bを設けている。従って、ケーシング1の前後ある
いは側方向における上方からの射水を回避してリアクタ
5の水濡れを防止できるので、カバー等の別途部材を省
略することが可能となる。また、ファン3によって生じ
た通風路6を通過する空気流によって、リアクタ5から
発生して上昇する温空気を、リアクタ5近傍から効果的
に除去することができ、これによってリアクタ5の冷却
を効率よく行なうことが可能となる。
【0011】
【実施例】次に、この発明の空気調和機の室外機の具体
的な実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明す
る。
的な実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明す
る。
【0012】(第1実施例) 図4は、この発明の空気調和機の室外機の第1実施例を
示す中央横断面図である。ケーシング1内は、仕切板4
によって、ファン3、熱交換器2等を有する送風室10
と、圧縮機、アキュムレータ等(図示しない)を有する
機械室11とに区画されている。また、ファン3の前方
には、仕切板4とケーシング1の一部分とを接続して設
けたベルマウス21によって送風通路8が形成され、さ
らにその前方から吹出グリル22が取付けられている。
示す中央横断面図である。ケーシング1内は、仕切板4
によって、ファン3、熱交換器2等を有する送風室10
と、圧縮機、アキュムレータ等(図示しない)を有する
機械室11とに区画されている。また、ファン3の前方
には、仕切板4とケーシング1の一部分とを接続して設
けたベルマウス21によって送風通路8が形成され、さ
らにその前方から吹出グリル22が取付けられている。
【0013】図3は、上記室外機の分解斜視図である。
同図に示すように、ケーシング1は、前板23、側板2
4、天板25及び底フレーム26により形成されてい
る。そして前板23の前面開口29にはベルマウス21
と吹出グリル22が前方から取付けられる。なお前板2
3のうちケーシング1の側面に位置する部分には、その
上端側から下端側まで複数の通気孔28が設けられてい
る。また、図4に示したようにケーシング1内は仕切板
4によって送風室10と機械室11とに区画されるが、
リアクタ5は上記仕切板4上端側の機械室11側に取付
けられている。なお図3において27は電装品箱であ
り、また機械室11に配置される圧縮機やアキュムレー
タ等は、図の煩雑化を避けて理解を容易とするために省
略した。
同図に示すように、ケーシング1は、前板23、側板2
4、天板25及び底フレーム26により形成されてい
る。そして前板23の前面開口29にはベルマウス21
と吹出グリル22が前方から取付けられる。なお前板2
3のうちケーシング1の側面に位置する部分には、その
上端側から下端側まで複数の通気孔28が設けられてい
る。また、図4に示したようにケーシング1内は仕切板
4によって送風室10と機械室11とに区画されるが、
リアクタ5は上記仕切板4上端側の機械室11側に取付
けられている。なお図3において27は電装品箱であ
り、また機械室11に配置される圧縮機やアキュムレー
タ等は、図の煩雑化を避けて理解を容易とするために省
略した。
【0014】図1は、上記リアクタ5の取付部分を示す
仕切板4の要部拡大図であり、(a)は斜視図、(b)
は同図(a)に示すA−A′における断面図である。ま
た図2は、リアクタ5を取付けるために仕切板4に形成
された取付構造を示す図であり、(a)はリアクタ5取
付側から見た平面図、(b)は同図(a)に示すB−
B′における断面図である。これらの図に示すように、
仕切板4におけるリアクタ5取付位置には、四辺形のリ
アクタ取付板5aよりもひと回り大きな周辺を有するリ
アクタ取付面12が、仕切板4よりもわずかに前方(機
械室(11)側)へ突出するように形成されている。そ
してこのリアクタ取付面12には、リアクタ5の取付け
時に、その左右位置を規制しつつ、両側方からリアクタ
取付板5aを抱えるように支持する側方押え片13、1
3が設けられている。また上記リアクタ取付面12の下
端部には、上記側方押え片13、13に上方からリアク
タ取付板5aをスライドさせながら挿入したとき、その
下方位置を規制してスライドを停止させると共に、前方
から押えてリアクタ取付板5aを支持する下方押え片1
4が設けられている。これらの側方押え片13、13及
び下方押え片14には、リアクタ取付板5aを挿入する
ために、その厚さに対応した間隙13a、14aが形成
されているが、上端部13b、14bにおけるこれらの
間隙13a、14aは、上端に至るほどその幅が広くな
るように形成されており、上方からのリアクタ取付板5
aの挿入が容易に行なえるようになっている。
仕切板4の要部拡大図であり、(a)は斜視図、(b)
は同図(a)に示すA−A′における断面図である。ま
た図2は、リアクタ5を取付けるために仕切板4に形成
された取付構造を示す図であり、(a)はリアクタ5取
付側から見た平面図、(b)は同図(a)に示すB−
B′における断面図である。これらの図に示すように、
仕切板4におけるリアクタ5取付位置には、四辺形のリ
アクタ取付板5aよりもひと回り大きな周辺を有するリ
アクタ取付面12が、仕切板4よりもわずかに前方(機
械室(11)側)へ突出するように形成されている。そ
してこのリアクタ取付面12には、リアクタ5の取付け
時に、その左右位置を規制しつつ、両側方からリアクタ
取付板5aを抱えるように支持する側方押え片13、1
3が設けられている。また上記リアクタ取付面12の下
端部には、上記側方押え片13、13に上方からリアク
タ取付板5aをスライドさせながら挿入したとき、その
下方位置を規制してスライドを停止させると共に、前方
から押えてリアクタ取付板5aを支持する下方押え片1
4が設けられている。これらの側方押え片13、13及
び下方押え片14には、リアクタ取付板5aを挿入する
ために、その厚さに対応した間隙13a、14aが形成
されているが、上端部13b、14bにおけるこれらの
間隙13a、14aは、上端に至るほどその幅が広くな
るように形成されており、上方からのリアクタ取付板5
aの挿入が容易に行なえるようになっている。
【0015】そしてさらに、図2(a)及び(b)に示
すように、上記リアクタ取付面12には、図におけるB
−B′に沿って凹入部15が上下方向に延びるように設
けられている。この凹入部15は横断面半円状で、リア
クタ取付面12の上端よりも上方に位置する凹入上端部
15aと、リアクタ取付面12の中央部において送風室
10側に開口する凹入部下端開口15bとを有してい
る。そして上記リアクタ取付面12の機械室11側から
リアクタ5が上記のように側方押え片13、13及び下
方押え片14を用いて取付けられ、ネジ16とネジ穴1
7とで固定されることにより、図1(a)及び(b)に
示すように、上記凹入部15は通風路6となり、また凹
入上端部15aは通風路6の機械室側開口6aを形成
し、さらに凹入部下端開口15bは上記通風路6の送風
室側開口6bとなる。そしてリアクタ5の背面(送風室
10側)と上記凹入部15とによって囲まれる部分が吸
熱通路7を形成することとなる。つまり、機械室側開口
6a、吸熱通路7、及び送風室側開口6bによって通風
路6を形成している。
すように、上記リアクタ取付面12には、図におけるB
−B′に沿って凹入部15が上下方向に延びるように設
けられている。この凹入部15は横断面半円状で、リア
クタ取付面12の上端よりも上方に位置する凹入上端部
15aと、リアクタ取付面12の中央部において送風室
10側に開口する凹入部下端開口15bとを有してい
る。そして上記リアクタ取付面12の機械室11側から
リアクタ5が上記のように側方押え片13、13及び下
方押え片14を用いて取付けられ、ネジ16とネジ穴1
7とで固定されることにより、図1(a)及び(b)に
示すように、上記凹入部15は通風路6となり、また凹
入上端部15aは通風路6の機械室側開口6aを形成
し、さらに凹入部下端開口15bは上記通風路6の送風
室側開口6bとなる。そしてリアクタ5の背面(送風室
10側)と上記凹入部15とによって囲まれる部分が吸
熱通路7を形成することとなる。つまり、機械室側開口
6a、吸熱通路7、及び送風室側開口6bによって通風
路6を形成している。
【0016】上記のように構成された室外機は、以下の
ように作用する。すなわち、ファン3が作動すると送風
室10内は負圧となり、ケーシング1の後方及び通気孔
28を介した側方より、外部の空気を吸入する。そして
吸入された空気は熱交換器2によって熱交換され、ケー
シング1前面に設けられた送風通路8を通じて再び外部
に排出される。そして、上記のように送風室10内はフ
ァン3の動作によって負圧となっているので、機械室1
1内の空気も通風路6を通じて送風室10内に吸入され
る。従って、リアクタ5上端部近傍に設けられた通風路
6の機械室側開口6aからリアクタ5背面の吸熱通路7
を通り、上記通風路6の送風室側開口6bに至る気流が
形成されることになる。上記室外機の運転に伴ってリア
クタ5は発熱するので、その冷却が必要となるのは上記
の通りであるが、上記気流によって、リアクタ5から発
生して上昇する温空気をリアクタ5近傍から除去し、さ
らに吸熱通路7を通る気流により背面からリアクタ5の
熱を吸熱することができるので、上記冷却を効果的に行
なうことができる。
ように作用する。すなわち、ファン3が作動すると送風
室10内は負圧となり、ケーシング1の後方及び通気孔
28を介した側方より、外部の空気を吸入する。そして
吸入された空気は熱交換器2によって熱交換され、ケー
シング1前面に設けられた送風通路8を通じて再び外部
に排出される。そして、上記のように送風室10内はフ
ァン3の動作によって負圧となっているので、機械室1
1内の空気も通風路6を通じて送風室10内に吸入され
る。従って、リアクタ5上端部近傍に設けられた通風路
6の機械室側開口6aからリアクタ5背面の吸熱通路7
を通り、上記通風路6の送風室側開口6bに至る気流が
形成されることになる。上記室外機の運転に伴ってリア
クタ5は発熱するので、その冷却が必要となるのは上記
の通りであるが、上記気流によって、リアクタ5から発
生して上昇する温空気をリアクタ5近傍から除去し、さ
らに吸熱通路7を通る気流により背面からリアクタ5の
熱を吸熱することができるので、上記冷却を効果的に行
なうことができる。
【0017】また、室外機の冷房運転時には、熱交換器
2によって熱交換された空気は外気温よりも温度の高い
ものとなっている。しかし、リアクタ5は機械室11側
に設けられ、この機械室11と送風室10とは仕切板4
で区画されると共に、熱交換された空気はベルマウス2
1で形成された送風通路8を通じてケーシング1外へ放
出されるようになっている。従って、特別なカバー等を
用いなくても外気温よりも温度の高い空気がリアクタ5
に衝突することは回避され、これによって冷却効率をよ
り向上することができる。
2によって熱交換された空気は外気温よりも温度の高い
ものとなっている。しかし、リアクタ5は機械室11側
に設けられ、この機械室11と送風室10とは仕切板4
で区画されると共に、熱交換された空気はベルマウス2
1で形成された送風通路8を通じてケーシング1外へ放
出されるようになっている。従って、特別なカバー等を
用いなくても外気温よりも温度の高い空気がリアクタ5
に衝突することは回避され、これによって冷却効率をよ
り向上することができる。
【0018】ところで上記のようにケーシング1の後面
は熱交換器2が露出し、さらに側面にも通気孔28が設
けられている。従って、これらとケーシング1前面側の
送風通路8とから、雨水等が入射して水滴の浸入を生ず
る場合がある。しかし、この射水は、その経路からも明
らかなように送風室10において生じるものである。そ
して、この室外機におけるリアクタ5は機械室11に配
置され、仕切板4によって送風室10からは遮蔽されて
いるため、特別な防水カバー等を用いずに、射水等によ
るリアクタ5の水濡れを防止することができる。また、
もし仮に機械室11側に水滴の浸入が生じたとしても、
リアクタ5は天板25直下に配置されているので、落下
する水滴による水濡れを確実に防止できる。さらに、通
風路6は、図1(b)に示すように上下に延びるように
設けられ、送風室側開口6bは下方に向けて開口させて
いる。従って、通風路6を通じて生じる送風室10側か
ら機械室11への射水を防止することができ、リアクタ
5の防水をより確実とすることができる。
は熱交換器2が露出し、さらに側面にも通気孔28が設
けられている。従って、これらとケーシング1前面側の
送風通路8とから、雨水等が入射して水滴の浸入を生ず
る場合がある。しかし、この射水は、その経路からも明
らかなように送風室10において生じるものである。そ
して、この室外機におけるリアクタ5は機械室11に配
置され、仕切板4によって送風室10からは遮蔽されて
いるため、特別な防水カバー等を用いずに、射水等によ
るリアクタ5の水濡れを防止することができる。また、
もし仮に機械室11側に水滴の浸入が生じたとしても、
リアクタ5は天板25直下に配置されているので、落下
する水滴による水濡れを確実に防止できる。さらに、通
風路6は、図1(b)に示すように上下に延びるように
設けられ、送風室側開口6bは下方に向けて開口させて
いる。従って、通風路6を通じて生じる送風室10側か
ら機械室11への射水を防止することができ、リアクタ
5の防水をより確実とすることができる。
【0019】(第2実施例) 図5は、上記室外機の第2実施例における、リアクタ5
の取付部分を示す仕切板4の要部拡大図であり、(a)
は斜視図、(b)は同図(a)に示すC−C′における
断面図である。上記第1実施例では、仕切板4の機械室
11側からリアクタ5を配置したが、この第2実施例で
は、それと同位置において仕切板4の送風室10側から
リアクタ5を配置するようにしている。そして、リアク
タ5の上部近傍に設けられた通風路6の開口が送風室側
開口6bとなり、リアクタ5の背面側で通風路6の上方
に開口するものが機械室側開口6aとなる以外は、第1
実施例と同様の構成となっている。
の取付部分を示す仕切板4の要部拡大図であり、(a)
は斜視図、(b)は同図(a)に示すC−C′における
断面図である。上記第1実施例では、仕切板4の機械室
11側からリアクタ5を配置したが、この第2実施例で
は、それと同位置において仕切板4の送風室10側から
リアクタ5を配置するようにしている。そして、リアク
タ5の上部近傍に設けられた通風路6の開口が送風室側
開口6bとなり、リアクタ5の背面側で通風路6の上方
に開口するものが機械室側開口6aとなる以外は、第1
実施例と同様の構成となっている。
【0020】上記のように構成された室外機において
も、ファン3の動作時には送風室10内は負圧となるた
め、通風路6の機械室側開口6aから送風室側開口6b
に至る気流が生じる。従って、リアクタ5の冷却を効果
的に行なうことができる。またケーシング1内への射水
は主に雨水等によって生じるため、外部の上方から入射
することになる。しかし、リアクタ5は仕切板4の上端
部近傍、すなわち天板25の真下に配置しているので、
上記射水を回避することができ、しかも送風室10内に
浸入して落下して行く水滴をも回避することができる。
従って、この実施例においても特別な防水カバー等を用
いずに、射水等によるリアクタ5の水濡れを防止するこ
とができる。さらに、この実施例においてリアクタ5を
配置した位置は、従来からケーシング1内で他の機器あ
るいは部品等が配置されていなかった位置であり、その
下方にファン3を設置する関係で形成された空きスペー
スである。従って、この位置にリアクタ5を配置するこ
とにより室外機のコンパクト化をより進めることができ
る。なおこの実施例においては、リアクタ5の冷却は、
送風室10内の空気流によっても行える場合があるた
め、上記通風路6は省略して実施してもよいが、通風路
6を設けると冷却効果は一段と改善される。
も、ファン3の動作時には送風室10内は負圧となるた
め、通風路6の機械室側開口6aから送風室側開口6b
に至る気流が生じる。従って、リアクタ5の冷却を効果
的に行なうことができる。またケーシング1内への射水
は主に雨水等によって生じるため、外部の上方から入射
することになる。しかし、リアクタ5は仕切板4の上端
部近傍、すなわち天板25の真下に配置しているので、
上記射水を回避することができ、しかも送風室10内に
浸入して落下して行く水滴をも回避することができる。
従って、この実施例においても特別な防水カバー等を用
いずに、射水等によるリアクタ5の水濡れを防止するこ
とができる。さらに、この実施例においてリアクタ5を
配置した位置は、従来からケーシング1内で他の機器あ
るいは部品等が配置されていなかった位置であり、その
下方にファン3を設置する関係で形成された空きスペー
スである。従って、この位置にリアクタ5を配置するこ
とにより室外機のコンパクト化をより進めることができ
る。なおこの実施例においては、リアクタ5の冷却は、
送風室10内の空気流によっても行える場合があるた
め、上記通風路6は省略して実施してもよいが、通風路
6を設けると冷却効果は一段と改善される。
【0021】以上にこの発明の具体的な実施例について
説明したが、この発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、この発明の範囲内で種々変更して実施すること
ができる。例えば上記第1又は第2実施例においては、
仕切板4のうち、前板23に沿ってその後方に設けられ
ている部分にリアクタ5を配置したが、これは、図6に
示すように側板24に沿って設けられる部分に配置する
ようにしてもよく、上記実施例の場合とは異なり、前板
23に沿って設けられる部分を有しない仕切板31を使
用する形式の室外機においても、広く実施することがで
きる。
説明したが、この発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、この発明の範囲内で種々変更して実施すること
ができる。例えば上記第1又は第2実施例においては、
仕切板4のうち、前板23に沿ってその後方に設けられ
ている部分にリアクタ5を配置したが、これは、図6に
示すように側板24に沿って設けられる部分に配置する
ようにしてもよく、上記実施例の場合とは異なり、前板
23に沿って設けられる部分を有しない仕切板31を使
用する形式の室外機においても、広く実施することがで
きる。
【0022】
【発明の効果】上記請求項1の空気調和機の室外機で
は、リアクタを仕切板の上端部近傍の機械室側に取付
け、上記リアクタの上部近傍に通風路の機械室側開口を
設けている。従って、送風室に浸入する外部からの射水
を仕切板によって遮蔽してリアクタの水濡れを確実に防
止できるので、カバー等の別途部材を省略することが可
能となる。また、ファンによって生じた通風路を通過す
る気流によって、リアクタから発生して上昇する温空気
を、リアクタ近傍から効果的に除去することができ、こ
れによってリアクタの冷却を効率よく行なうことが可能
となる。そしてこれらにより、コンパクトでありながら
低コスト化を図ることのできる室外機を得ることが可能
となる。また、上記通風路がリアクタの背部に沿って延
びる吸熱通路を 有することによって、リアクタの冷却効
率をさらに向上することが可能となる。
は、リアクタを仕切板の上端部近傍の機械室側に取付
け、上記リアクタの上部近傍に通風路の機械室側開口を
設けている。従って、送風室に浸入する外部からの射水
を仕切板によって遮蔽してリアクタの水濡れを確実に防
止できるので、カバー等の別途部材を省略することが可
能となる。また、ファンによって生じた通風路を通過す
る気流によって、リアクタから発生して上昇する温空気
を、リアクタ近傍から効果的に除去することができ、こ
れによってリアクタの冷却を効率よく行なうことが可能
となる。そしてこれらにより、コンパクトでありながら
低コスト化を図ることのできる室外機を得ることが可能
となる。また、上記通風路がリアクタの背部に沿って延
びる吸熱通路を 有することによって、リアクタの冷却効
率をさらに向上することが可能となる。
【0023】請求項2の空気調和機の室外機では、仕切
板の上端部近傍の送風室側にリアクタを取付け、上記リ
アクタの上部近傍に通風路の送風室側開口を設けてい
る。従って、ケーシングの前後あるいは側方向における
上方からの射水を回避してリアクタの水濡れを防止でき
るので、カバー等の別途部材を省略することが可能とな
る。また、ファンによって生じた通風路を通過する空気
流によって、リアクタから発生して上昇する温空気を、
リアクタ近傍から効果的に除去することができ、これに
よってリアクタの冷却を効率よく行なうことが可能とな
る。そしてこれらにより、コンパクトでありながら低コ
スト化を図ることのできる室外機を得ることが可能とな
る。
板の上端部近傍の送風室側にリアクタを取付け、上記リ
アクタの上部近傍に通風路の送風室側開口を設けてい
る。従って、ケーシングの前後あるいは側方向における
上方からの射水を回避してリアクタの水濡れを防止でき
るので、カバー等の別途部材を省略することが可能とな
る。また、ファンによって生じた通風路を通過する空気
流によって、リアクタから発生して上昇する温空気を、
リアクタ近傍から効果的に除去することができ、これに
よってリアクタの冷却を効率よく行なうことが可能とな
る。そしてこれらにより、コンパクトでありながら低コ
スト化を図ることのできる室外機を得ることが可能とな
る。
【図1】この発明の第1実施例における空気調和機の室
外機のリアクタ取付部分を示す要部拡大図であり、
(a)は斜視図、(b)はA−A′断面図である。
外機のリアクタ取付部分を示す要部拡大図であり、
(a)は斜視図、(b)はA−A′断面図である。
【図2】上記室外機における仕切板の要部拡大図であ
り、(a)は平面図、(b)はB−B′断面図である。
り、(a)は平面図、(b)はB−B′断面図である。
【図3】上記室外機の分解斜視図である。
【図4】上記室外機の中央横断面図である。
【図5】この発明の第2実施例における空気調和機の室
外機のリアクタ取付部分を示す要部拡大図であり、
(a)は斜視図、(b)はC−C′断面図である。
外機のリアクタ取付部分を示す要部拡大図であり、
(a)は斜視図、(b)はC−C′断面図である。
【図6】上記室外機における変更例を示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図7】従来例における空気調和機の室外機を示す要部
斜視図である。
斜視図である。
1 ケーシング 2 熱交換器 3 ファン 4 仕切板 5 リアクタ 6 通風路 7 吸熱通路 10 送風室 11 機械室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 皇甫 典秀 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社 滋賀製作所内 (56)参考文献 特開 平3−152324(JP,A) 実開 平6−59728(JP,U) 実開 平2−70133(JP,U) 実開 昭63−153034(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00
Claims (2)
- 【請求項1】 ファン(3)と熱交換器(2)とを有す
る送風室(10)と、機械室(11)とにケーシング
(1)内を仕切板(4)によって区画した空気調和機の
室外機において、上記仕切板(4)の上端部近傍の機械
室(11)側にリアクタ(5)を取付け、上記機械室
(11)と送風室(10)とを連通する通風路(6)を
設け、さらにこの通風路(6)は、取付けたリアクタ
(5)の背部に沿って延びる吸熱通路(7)を有し、こ
の通風路(6)の機械室側開口(6a)を上記リアクタ
(5)の上部近傍に設けたことを特徴とする空気調和機
の室外機。 - 【請求項2】 ファン(3)と熱交換器(2)とを有す
る送風室(10)と、機械室(11)とにケーシング
(1)内を仕切板(4)によって区画した空気調和機の
室外機において、上記仕切板(4)の上端部近傍の送風
室(10)側にリアクタ(5)を取付け、上記機械室
(11)と送風室(10)とを連通する通風路(6)を
設けて、この通風路(6)の送風室側開口(6b)を上
記リアクタ(5)の上部近傍に設けたことを特徴とする
空気調和機の室外機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34100394A JP3206348B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 空気調和機の室外機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34100394A JP3206348B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 空気調和機の室外機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08189672A JPH08189672A (ja) | 1996-07-23 |
| JP3206348B2 true JP3206348B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=18342311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34100394A Expired - Fee Related JP3206348B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 空気調和機の室外機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3206348B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4617719B2 (ja) * | 2004-05-14 | 2011-01-26 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置の室外機 |
| JP4797633B2 (ja) * | 2006-01-13 | 2011-10-19 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機の室外機 |
| JP2009281662A (ja) * | 2008-05-22 | 2009-12-03 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機の室外機 |
| CN104425107B (zh) * | 2013-08-26 | 2017-10-03 | 珠海格力电器股份有限公司 | 电抗器的固定结构及使用其的空调器 |
| CN110925996B (zh) * | 2019-12-10 | 2021-06-15 | 无锡职业技术学院 | 壁挂式防爆空调专用控制模块 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP34100394A patent/JP3206348B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08189672A (ja) | 1996-07-23 |
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