JP3207285U - 物品保持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基体表面をシートによって覆うことにより、このシートを取り替えて前記基体の意匠的効果を容易に変更することの可能な物品保持装置を提供する。
【解決手段】表面をシート3によって被覆された基体2と、この基体2にシート3を挟み込むようにして装着され、物品を保持する保持部材4とを備え、基体2と保持部材4が、磁力によって着脱可能に連結されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、衝立や間仕切り等の壁面に物品を飾ったり掛け止めするようにした物品保持装置に関するものである。
一般に、立設された基体の表面に、棚部材を取り付けて、この棚部材に写真立てや鉢植えを置いたり、あるいは、前記棚部材にフック機能を持たせて鍵やバッグ等を掛けるようにした物品保持装置が知られている。
そして、このような物品保持装置は、たとえば、パネル状のディスプレイや看板、あるいは、室内の間仕切りとして用いられている。
そして、前述した棚部材若しくはフックは、特許文献1に例示されるように、前記基体に磁石を用いて着脱可能に装着することが行なわれている。
すなわち、この技術は、スチール机等の磁性体からなる壁面を基体とし、この壁面に、磁力を用いて前記棚部材若しくはフックを取り付けるようにしている。
このような従来の物品保持装置によれば、前記棚部材やフックの取り付け位置や数を任意に設定することができるようになり、ディスプレイや看板若しくは間仕切り等に用いた場合、その意匠的な効果を自由に設定することが可能となった。
特開2004−49336号公報
ところで、前記物品保持装置を、前述したディスプレイや看板若しくは間仕切り等に用いる場合、載置される物品を浮き立たせるために、あるいは、設置される空間部の装飾のために、前記基体の表面に、色彩や図柄若しくは文字等による意匠的な効果を付与することが必要となる場合がある。
ここで従来の物品保持装置では、前記基体表面に色彩や図柄若しくは文字等による意匠的効果は固定的なものとなる。
しかしながら、載置される物品を変更した場合、あるいは、物品保持装置の設置場所を変更した場合等にあっては、変更された物品にあわせて、あるいは、変更された設置場所に合わせて、前述した意匠も変更する必要があり、従来の物品保持装置では、このような意匠変更に対応できない。
本考案は、前述した従来の技術において残されている問題点に鑑みてなされたもので、基体表面をシートによって覆うことにより、このシートを取り替えて前記基体の意匠的効果を容易に変更することの可能な物品保持装置を提供することを解決すべき課題とする。
本考案の物品保持装置は、表面をシートによって被覆された基体と、この基体に前記シートを挟み込むようにして装着され、物品を保持する保持部材とを備え、前記基体と前記保持部材が、磁力によって着脱可能に連結されていることを特徴とする。
本考案の物品保持装置によれば、前記基体表面を前記シートによって覆うことにより、このシートに施された文字若しくは図柄等によって前記基体表面に意匠的な効果を施すことができる。
そして、前述したように意匠が施された基体に、前記保持部材を、磁力を用いて装着した後に、この保持部材に物品を載せ、あるいは、物品を吊り下げることにより、この物品の展示や収納を行なうことができる。
これらの物品は、利用者の好みにより、あるいは、物品保持装置の使用目的等に応じて適宜選択して載置することができ、かつ、前記保持部材の装着位置も自由に設定できるので、物品の展示を自由に設定することができる。
また、前記シートは、利用者の好みや物品保持装置の使用目的、あるいは、載置する物品の種類に応じて、異なる意匠が施されたシートと取り替えることができる。
したがって、物品保持装置の使用目的や載置する物品にあわせて前記基体表面の意匠を変更することができるので、物品保持装置の効果的な使用を可能し、あるいは、載置される物品の効果的な展示が可能となる。
そして、前記基体に前記保持部材を連結するには、前記基体と前記保持部材の何れか一方を磁性材料によって形成し、他方に永久磁石を装着し、この永久磁石と前記磁性材料との磁着力を利用することによって行なえる。
あるいは、前記基体と前記保持部材のそれぞれに永久磁石を装着し、かつ、これらの永久磁石の極性が、前記シートを挟んで逆の極性となるように前記基体と前記保持部材に装着しておくことによっても、前記基体と前記保持部材との連結を行なうことができる。
この場合には、前記基体および前記保持部材の両方において磁力を発生させることができるので、両者間の磁着力を増加させて、前記保持部材の保持力を高めることができる。
一方、前記基体の前記シートによって覆われた面と、前記保持部材との何れか一方に、両者の対向面に向けて開口された凹部を形成し、他方に、前記凹部に前記シートを押し込みつつ嵌合させられる係合突部を形成した構成とすることができる。
このような構成とすることにより、前記係合突起と前記凹部と嵌合により、前記保持部材の、前記基体の面方向に沿った相対移動に対する拘束力を高めて、前記保持部材に前記物品を載置ないしは吊り下げた際の不用意なずれを防止することができる。
一方、前記凹部を、前記基体の面方向に沿って形成された溝によって構成したり、前記基体の面方向に間隔をおいて設けた複数の独立孔によって構成することができる。
そして、前記溝を水平に形成したり、水平に対し傾斜して形成することもできる。
後者のように前記溝を傾斜させて形成することにより、載置される前記物品の展示形態を多様化することができる。
さらに、前記基体を、外郭を形成する外枠と、この外枠の内側に架け渡される内枠とによって構成することができる。
このような構成とすることにより、前記基体の軽量化を図ることができ、たとえば、前記物品保持装置を吊り下げて使用する間仕切り等に用いる場合に好適である。
また、前記基体の前記シートによって覆われる面の周縁部に、前記シート側が開口された環状溝を形成し、前記シートの周縁に、前記環状溝に嵌め込まれる係合片を一体に取り付けた構成とすることができる。
このような構成とすることにより、前記係合片の前記環状溝への着脱により、前記シートの前記基体への着脱を容易に行なうことができる。
したがって、前記物品保持装置の使用形態や、載置する物品にあわせて、前記基体に施す意匠を容易に変更することができる。
本考案によれば、基体表面をシートによって覆うことにより、このシートを取り替えて前記基体の意匠的効果を容易に変更することの可能な物品保持装置を提供することができる。
本考案の第1の実施形態を示す外観斜視図である。 本考案の第1の実施形態を示す要部の分解斜視図である。 本考案の第1の実施形態を示すもので、シートの裏面図である。 本考案の第1の実施形態を示すもので、図3のIV−iV線拡大断面図である。 本考案の第1の実施形態を示すもので、保持部材を構成する載置型保持部材の拡大側面図である。 本考案の第1の実施形態を示すもので、保持部材を構成する吊り下げ型保持部材の拡大側面図である。 本考案の第1の実施形態を示すもので、シートの展張手順を示す要部の拡大断面図である。 本考案の第1の実施形態を示すもので、シートの展張手順を示す要部の拡大断面図である。 本考案の第1の実施形態を示すもので、シートの展張手順を示す要部の拡大断面図である。 本考案の第2の実施形態を示す分解斜視図である。 本考案の第3の実施形態を示す分解斜視図である。 本考案の第4の実施形態を示す分解斜視図である。
以下、本考案の第1の実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態では、本考案を物品の展示装置として用いた例を示した。
図1中、符号1は本実施形態が適用された物品保持装置を示し、矩形状の基体2と、この基体2の前面に展張されて、その内部空間を覆うシート3と、前記基体2に装着され、物品Pを保持する保持部材4を備えている。
前記基体2は、その下部に一対の平行な支持プレート5が設けられており、これらの支持プレート5によって、前記基体2が、ほぼ直立状態に保持されるようになっている。
また、前記基体2は、全体的に磁性材料によって形成されており、その一方の表面には、図2に示すように、その外縁部に沿うように環状溝2aが形成されている。
この環状溝2aは、その全長にわたって一定の幅に形成されている。
前記シート3は、布や樹脂フィルム等によって形成されており、前記環状溝2aによって形成される矩形形状に対して、相似的に若干大きな矩形形状となされている。
そして、前記シート3の裏面には、図2および図3に示すように、その周縁部において、各辺に沿うように4つの係合片6が止着されている。
これらの係合片6は、たとえばシリコーン樹脂等の弾性を有する材料によって形成され、対向する平行な係合片6間の間隔が、前記基体2に形成されている前記環状溝2aの、対向する平行な環状溝2a間の間隔にほぼ等しいか狭く設定されている。
さらに、前記各係合片6の厚みが、前記環状溝2aの幅と略同一となされているとともに、図4に示すように、その厚み方向の一側面に、幅方向(図4における左右方向)に間隔をおいて複数の突起6aが形成されている。
このような係合片6は、図4に示すように、前記突起6aが形成されていない側の側面において、前記シート3の周縁部に、両面テープ等の粘着材7によって止着されている。
そして、前記シート3には、適宜、文字や図柄等による装飾若しくは広告Zが印刷等により描かれている。
一方、前記保持部材4は、本実施形態においては、図1に示すように、前記物品Pが載置される載置型保持部材4aと、前記物品Pが吊り下げられる吊り下げ型保持部材4bとが用意されている。
前記載置型保持部材4aは、図5に詳述するように、水平方向に沿う載置板部Aと、この載置板Aの一辺から鉛直方向に向けて一体に連設された接続板部Bとによって構成されている。
そして、前記接続板部Bの、前記載置板部Aと反対側の面には、板状の永久磁石Mが一体に取り付けられている。
また、前記吊り下げ型保持部材4bは、図6に詳述するように、前述した接続板部Bと同様の接続板部Cと、この接続板部Cの一方の面側に一体に取り付けられたフック部Fとによって構成されている。
そして、前記接続板部Cの、前記フック部Fが取り付けられた側と反対側の面には、板状の永久磁石Mが一体に取り付けられている。
ついで、このように構成された本実施形態における前記シート3を前記基体2に取り付ける際の手順について図7および図8を参照して説明する。
まず、図7に示すように、前記シート3の周縁部を、前記係合片6が裏面側に位置するように折り曲げ、この係合片6を前記基体2の環状溝2aに差し込む。
ついで、前記係合片6をさらに前記環状溝2aに押し込んで、図8に示すように、前記係合片6の一部が、前記環状溝2aから突出した状態となる位置まで押し込む。
ここで、前記係合片6間の間隔が、前記環状溝2a間の間隔よりも狭く設定されていると、その差分が、図8に示すように、前記係合片6の突出させられた部位の弾性変形により吸収される。
一方、前記突出させられた部位以外の部位は、前記環状溝2a内に押し込まれて、この環状溝2aの両内壁に圧接させられる。
ここで、前記係合片6の一側面は前記シート3とともに前記環状溝2aの一内面に当接させられ、他側面は、複数の突起6aを介して、前記環状溝2aの内壁に、その深さ方向に間隔をおいた複数箇所で当接させられている。
これにより、前記係合片6は、前記環状溝2aの深さ方向に沿った外力が加わった場合には、抜け方向への移動がなされるが、それ以外の方向に沿う外力が作用した場合には、その位置を保持する。
したがって、前記係合片6が前記環状溝2aから突出した位置に確実に固定され、その突出させられた部位が弾性変形した状態に保持される。
これによって、前記シート3が、前記係合片6の弾性によって張力を与えられた状態で展張される。
この結果、前記シート3は、展張された状態において、常に張力が与えられて弛みが抑制され、その意匠効果を維持する。
一方、前記シート3の伸び等により、このシート3に弛みが生じた場合等、このシート3に与える張力を増加させる必要が生じた場合には、図9に示すように、前記係合片6を前記環状溝2a内にさらに押し込むことによって対応することができる。
このような操作によって、前記係合片6の、前記突出位置にあった部位が前記環状溝2a内に押し込まれることにより外側へ押圧される。
この結果、前記シート3に与えられる張力が高められて、その弛みが修復される。
そして、前記係合片6の押し込み位置を調整することにより、前記シート3に与える張力を調整することができ、シート3の張り具合を容易に調整することができる。
一方、前述したように、前記係合片6は、前記張力のように、前記環状溝2aの深さ方向と交差する方向の外力に対しては、その動きが効果的に拘束されるが、前記環状溝2aの深さ方向に沿う外力に対しては、前記突起6aの存在により摩擦抵抗が軽減されていることにより、比較的容易に移動させられる。
したがって、前記係合片6の抜き差しは比較的容易に行なうことができ、これによって、前記シート3の取り替えを簡便に行なうことができる。
これに伴い、前記装飾若しくは広告Zの変更も容易に行なうことができる。
このように、前記シート3が装着された基体2に対し、その表面に、前記保持部材4を、前記永久磁石の磁力を利用して取り付ける。
このようにして取り付けられた前記保持部材4に、この保持部材4が載置型保持部材4aである場合には、その載置板部A上に、フォトフレームや鉢植え等の物品Pを載置し、前記保持部材4が吊り下げ型保持部材4bである場合には、そのフック部Fに物品Pを掛け止めする。
このような操作により、前記種々の物品Pを、本実施形態の物品保持装置1によって保持して飾ったり収納したりすることができる。
そして、前記保持部材4の取り付け位置は、前記基体2の面方向に任意に設定することができるので、そのレイアウトは自由である。
一方、前記物品Pを取り替えた場合等において、その取り替えられた物品Pにあわせて背景を変える必要が生じる場合がある。
その際には、一旦、前記物品Pおよび前記保持部材4を取り外した後に、既設のシート3を取り外し、他の模様等が施された新たなシート3を装着することにより、前述した背景を容易に変更することができる。
したがって、前述した物品Pの取り替えや、物品保持装置1の使用目的の変更等にあわせて、前記基体2の表面の雰囲気を容易に変更することができる。
この結果、保持される物品Pの視認性を効果的に演出することができる。
なお、前記実施形態において示した各構成部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基づき種々変更可能である。
たとえば、前記実施形態においては、永久磁石Mを前記保持部材4に取り付けた例について示したが、これに代えて、前記基体2全体を永久磁石とし、前記保持部材4を磁性体によって形成した構成とすることもでき、また、両方に永久磁石を設けた構成とすることもできる。
また、図10に示すように、前記基体2の表面に多数の独立孔8を形成するとともに、前記保持部材4の接続板部Bに、前記独立孔8に嵌合させられる係合突部9を設けておくこともできる。
このような構成とすることにより、前記係合突部9を、前記シート3を挟み込むようにして前記独立孔8へ嵌合させることにより、前記保持部材4の、前記基体2の面方向への動きを効果的に拘束して、前記保持部材4による前記物品Pの保持機能を高めることができる。
また、図11に示すように、前記基体2の表面に、水平方向に沿った溝10を形成しておき、この溝10に前記係合突部9を嵌合させるようにすることもできる。
そして、前記溝10は、水平に対して傾斜させておくこともできる。
これによって、前記保持部材4の載置面を傾斜させることにより、載置される物品Pの姿勢を変化させて、その展示形態を変化させることができる。
さらに、図12に示すように、前記基体2を、外郭を形成する外枠11と、この外枠11の内側に架け渡される内枠12とによって構成することもできる。
このような構成とすることにより、前記基体2の重量を軽減して、その取り扱いを容易にすることができ、吊り下げて間仕切りとする場合等に好適である。
そして、このような構成とする場合、前記内枠12に、前述した溝10、あるいは、前記独立孔8を形成することができる。
1 物品保持装置
2 基体
2a 環状溝
3 シート
4 保持部材
4a 載置型保持部材
4b 吊り下げ型保持部材
5 支持プレート
6 係合片
6a 突起
7 粘着材
8 独立孔
9 係合突部
10 溝
11 外枠
12 内枠
A 載置板部
B 接続板部
C 接続板部
F フック部
P 物品
M 永久磁石
Z 装飾若しくは広告

Claims (10)

  1. 表面をシートによって被覆された基体と、この基体に前記シートを挟み込むようにして装着され、物品を保持する保持部材とを備え、前記基体と前記保持部材が、磁力によって着脱可能に連結されていることを特徴とする物品保持装置。
  2. 前記基体と前記保持部材の何れか一方が磁性材料によって形成され、他方に永久磁石が装着され、この永久磁石と前記磁性材料との磁着により前記保持部材が前記基体に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の物品保持装置。
  3. 前記基体と前記保持部材のそれぞれに永久磁石が装着され、かつ、これらの永久磁石の極性が、前記シートを挟んで逆の極性となるように前記基体と前記保持部材に装着されていることを特徴とする請求項1に記載の物品保持装置。
  4. 前記基体の前記シートによって覆われた面と、前記保持部材との何れか一方に、両者の対向面に向けて開口された凹部が形成され、他方に、前記凹部に前記シートを押し込みつつ嵌合させられる係合突部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の物品保持装置。
  5. 前記凹部が、前記基体の面方向に沿って形成された溝であることを特徴とする請求項4に記載の物品保持装置。
  6. 前記溝が水平に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の物品保持装置。
  7. 前記溝が水平に対し傾斜して形成されていることを特徴とする請求項5に記載の物品保持装置。
  8. 前記凹部が、前記基体の面方向に間隔をおいて形成された複数の独立孔であることを特徴とする請求項4に記載の物品保持装置。
  9. 前記基体が、外郭を形成する外枠と、この外枠の内側に架け渡される内枠とによって構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8の何れかに記載の物品保持装置。
  10. 前記基体の前記シートによって覆われる面の周縁部に、前記シート側が開口された環状溝が形成され、前記シートの周縁に、前記環状溝に嵌め込まれる係合片が一体に取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項9の何れかに記載の物品保持装置。


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