JP3207765B2 - ダミーバー格納装置 - Google Patents

ダミーバー格納装置

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JP3207765B2
JP3207765B2 JP25802896A JP25802896A JP3207765B2 JP 3207765 B2 JP3207765 B2 JP 3207765B2 JP 25802896 A JP25802896 A JP 25802896A JP 25802896 A JP25802896 A JP 25802896A JP 3207765 B2 JP3207765 B2 JP 3207765B2
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邦政 佐々木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動壁モールドに
よって薄帯材(以下ストリップと称す)を連続鋳造する
ストリップキャスタの、ダミーシートを先導するダミー
バーの格納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種装置として、従来、図6及び図7
に示すようなものがある。図6及び図7において、1対
の冷却ドラム51とサイドダム52とで形成されたモー
ルド部53を備えた双ドラム連鋳機50の下方にはスラ
イドシュート56が配置され、その下流側にはタンゼン
シャルロール61、搬送ロール60、No.1ピンチロール
62、No.2ピンチロール63、シヤー入側ピンチロール
64a、フライングシヤー64、コイラ入側ピンチロー
ル66、アンダガイド67及びオーバガイド68、ダミ
ーバー格納ロール70がライン上流側から順に配置され
ている。
【0003】前記フライングシヤー64下流のライン下
方にはスクラップバッグ65が配置されると共に、コイ
ラ入側ピンチロール66下流のライン下方にはダウンコ
イラ69が配置されている。
【0004】図6に示すように、ダミーシート41の後
端を双ドラム連鋳機50の双方の冷却ドラム51で挟持
してモールド部53に突出させ、ダミーバー42をその
後端が搬送ロール60上のNo.1ピンチロール62とNo.2
ピンチロール63との間に位置するように設定し、ダミ
ーシート41の先端と皿ボルト43によって連結してい
る。
【0005】次に、図7に示すように、1対の冷却ドラ
ム51を回転させながらモールド部53に溶湯31を注
湯してストリップ32を連続して鋳造し、このストリッ
プ32及びこの先端と溶着したダミーシート41をダミ
ーバー42によって先導しながらスライドシュート56
によって水平方向にガイドし、タンゼンシャルロール6
1、搬送ロール60、No.1ピンチロール62及びNo.2ピ
ンチロール63によって下流へ搬送する。
【0006】このダミーシート41の先端がフライング
シヤー64に来ると、シヤー入側ピンチロール64aで
送りながらフライングシヤー64によって切断してダミ
ーバー42と切り離す。
【0007】このダミーバー42をコイラ入側ピンチロ
ール66のロール間及びアンダガイド67とオーバガイ
ド68との間を通過させ、ダミーバー格納ロール70上
に搬送して格納し、ダミーシート41の残りを除去して
ストリップ32の次の連続鋳造の開始に備える。
【0008】この間に、搬送されるダミーシート41を
フライングシヤー64によって次々と短く切断して搬送
ロール60の間からスクラップバッグ65内に落下させ
る。
【0009】そして、ダミーシート41との溶着部を切
断除去したストリップ32の先端部をコイラ入側ピンチ
ロール66によって下方に搬送し、アンダガイド67及
びオーバガイド68によってガイドしながらダウンコイ
ラ69によって巻き取る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の装置で
は、コイラ入側ピンチロール66のさらに下流に、長い
ダミーバー42の長さ以上の範囲にダミーバー格納ロー
ル70が必要であるため、ストリップキャスタのライン
長さが長くなり、ストリップキャスタの設備費が上昇す
ると共にその占有面積が大きくなる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるダミーバー
格納装置は、次のように構成することで、課題を解決す
るための手段とする。
【0012】
【0013】即ち、ライン上流側から順に薄帯材連鋳機
と、搬送ロールと、走間切断機と、巻取り機とを配置し
たストリップキャスタであって、前記走間切断機の下流
に、他の搬送ロールと同一に作動する搬送ロールを配置
し、この搬送ロールの上方にダミーバー吊上げ搬送機を
配置すると共に、同搬送ロールの下方にダミーバーリフ
ティング機を配置したものである。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】[作用] ダミーシートの後端を薄帯材連鋳機に設定すると共にダ
ミーバーを走間切断機の入側に設定し、ダミーシートの
先端とダミーバーの後端とを連結する。
【0018】次に、ストリップの連続鋳造を開始し、ダ
ミーシートの先端が走間切断機に来ると、その下流の他
の搬送ロールと同一に作動する搬送ロール上に来たダミ
ーバーと切り離し、ダミーシートを短く切断して収集し
ながら、このダミーバーをダミーバーリフティング機に
よって回転している搬送ロールから持ち上げて搬送ロー
ルのダミーバーとのスリップによる擦り疵の発生を防止
し、ダミーバー吊上げ搬送機によってダミーバーを吊上
げ、ダミーバーリフティング機を搬送ロールの下方へ下
降させる。そして、ダミーシートとの溶着部を切断除去
したストリップを搬送ロールによって巻取り機に搬送
し、コイル状に巻き取る。
【0019】この間に、ダミーバーをダミーバー吊上げ
搬送機によってオフラインに搬送して格納してダミーシ
ートの残りを除去し、ストリップの次の連続鋳造開始に
備える。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るダミーバー格
納装置を実施例により詳細に説明する。
【0021】[第1実施例]図1は本発明の第1実施例
としての、ストリップキャスタの概念を示す側面図、図
2は同じくダミーバー格納装置の作用を説明する側面
図、図3は同じく次の作用を説明する側面図である。
尚、これらの図において、従来の装置と同一の機器及び
部材には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0022】[構成]図1〜図3において、20は他の
搬送ロール60とは別に回転及び停止制御機能を備えた
搬送ロールであり、走間切断機としてのフライングシヤ
ー64の下流に配置されている。
【0023】1は1対のマグネット吊り具であり、搬送
ロール20の上方のガーダ(レール)15を走行する天
井走行クレーン10に昇降可能に懸吊されている。
【0024】その他の構成は従来の装置と同一である。
尚、ダミーバー吊上げ搬送機として、天井走行クレーン
10の代わりに専用のリフタを用いてもよい。
【0025】[作用・効果]図1に示すように、ダミー
シート41の後端を双方の冷却ドラム51で挟持してモ
ールド部53に突出させ、ダミーバー42をその後端が
搬送ロール60上のNo.1ピンチロール62とNo.2ピンチ
ロール63との間に位置するように設定し、ダミーシー
ト41の先端と皿ボルト43によって連結する。
【0026】次に、図2に示すように、薄帯材連鋳機と
しての双ドラム連鋳機50の冷却ドラム51を回転させ
ながらモールド部53に溶湯31を注湯してストリップ
32を連続して鋳造し、このストリップ32及びこの先
端と溶着したダミーシート41をダミーバー42によっ
て先導しながらスライドシュート56によって水平方向
にガイドし、タンゼンシャルロール61、搬送ロール6
0、No.1ピンチロール62及びNo.2ピンチロール63に
よって下流へ搬送する。
【0027】このダミーシート41の先端がフライング
シヤー64に来ると、シヤー入側ピンチロール64aで
送りながらフラシングシヤー64によって切断して搬送
ロール20上に来たダミーバー42と切り離し、搬送さ
れてくるダミーシート41をフライングシヤー64によ
って次々と短く切断して搬送ロール60の間からスクラ
ップバッグ65内に落下させる。
【0028】そして、搬送ロール20の回転を停止して
ダミーバー42をマグネット吊り具1で吸着し、天井走
行クレーン10によって吊り上げる。
【0029】次に、図3に示すように、ダミーシート4
1との溶着部を切断除去したストリップ32を搬送ロー
ル20、コイラ入側ピンチロール66によって搬送し、
アンダガイド67及びオーバガイド68によってガイド
しながら巻取り機としてのダウンコイラ69によってコ
イル状に巻き取る。
【0030】この間に、搬送ロール20から吊り上げた
ダミーバー42を天井走行クレーン10によって板幅方
向のオフラインに搬送して格納し、皿ボルト43を外し
てダミーシート41の残りを除去し、ストリップ32の
次の連続鋳造の開始に備える。
【0031】[第2実施例]図4は本発明の第2実施例
としての、ストリップキャスタの概念を示す側面図で、
図5はダミーバー格納装置の作用を説明する側面図であ
る。
【0032】[構成]図4及び図5において、フライン
グシヤー64の下流には従来の装置と同一の搬送ロール
60が配置され、その下方にはこの搬送ロール60の間
を昇降するロッド部の先端にリフティングプレート3が
装着されたリフティングシリンダ2が配置されている。
その他の構成は第1実施例と同一である。
【0033】[作用・効果]図4に示すように、第1実
施例と同様に、ダミーシート41及びダミーバー42を
モールド部53とシヤー入側ピンチロール64aとの間
に設定し皿ボルト43によって連結する。
【0034】次に、図5に示すように、第1実施例と同
様に連続鋳造したストリップ32及びその先端が溶着し
たダミーシート41をダミーバー42によって先導して
搬送し、ダミーバー42が通過してダミーシート41の
先端がフライングシヤー64に来ると、フライングシヤ
ー64の下流の搬送ロール60上に来たダミーバー42
と切り離し、第1実施例と同様に、ダミーシート41を
短く切断してスクラップバッグ65内に落下させる。
【0035】そして、フライングシヤー64の下流の搬
送ロール60上にダミーバー42が来ると、この搬送ロ
ール60を他の搬送ロール60と同一に回転させたまま
で、リフティングシリンダ2によってリフティングプレ
ート3を上昇させてダミーバー42を持ち上げて搬送ロ
ール60のダミーバーとのスリップによる擦り疵の発生
を防止し、マグネット吊り具1で吸着するとリフティン
グプレート3を下降させる。
【0036】そして、第1実施例と同様に天井走行クレ
ーン10によって吊り上げ、オフラインに搬送して格納
し、ストリップ32の次の連続鋳造開始に備える。
【0037】
【0038】
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、走間切断機の下流の搬
送ロールの下方にダミーバーリフティング機を配置した
ことにより、前記搬送ロールを停止させずにこの搬送ロ
ールからダミーバーを持ち上げてダミーバー吊上げ搬送
機によって吊り上げられる。
【0040】従って、巻取り機の下流のダミーバー搬送
ロールを省略することができるので、ストリップキャス
タのライン長さを短くすることが可能になり、工場の占
有面積及び設備費を節減することができる。また、その
搬送ロールの単独駆動停止機能が不要になるので、この
搬送ロールの制御を簡単にすることが可能になる。
【0041】また、ダミーバーの吊上げ前にダミーバー
リフティング機によってダミーバーを持ち上げることが
できるので、搬送ロールのダミーバーとのスリップによ
る擦り疵の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例としての、ストリップキャ
スタの概念を示す側面図である。
【図2】図1のダミーバー格納装置の作用を説明する側
面図である。
【図3】図2の次の作用を説明する側面図である。
【図4】本発明の第2実施例としての、ストリップキャ
スタの概念を示す側面図である。
【図5】図4のダミーバー格納装置の作用を説明する側
面図である。
【図6】従来装置の一例としての、ストリップキャスタ
の概念を示す側面図である。
【図7】図6のダミーバーの格納を示す側面図である。
【符号の説明】
1 マグネット吊り具 2 リフティングシリンダ 3 リフティングプレート 10 天井走行クレーン 20,60 搬送ロール 31 溶湯 32 ストリップ 41 ダミーシート 42 ダミーバー 50 双ドラム連鋳機 64 フライングシヤー 66 ダウンコイラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−7896(JP,A) 特開 平7−195155(JP,A) 特開 平8−276252(JP,A) 特開 平7−276013(JP,A) 特開 平6−179052(JP,A) 実開 昭64−33334(JP,U) 実開 昭48−11006(JP,U) 実開 昭64−33335(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 11/08 B22D 11/06 330

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ライン上流側から順に薄帯材連鋳機と、
    搬送ロールと、走間切断機と、巻取り機とを配置したス
    トリップキャスタであって、前記走間切断機の下流に、
    他の搬送ロールと同一に作動する搬送ロールを配置し、
    この搬送ロールの上方にダミーバー吊上げ搬送機を配置
    すると共に、同搬送ロールの下方にダミーバーリフティ
    ング機を配置したことを特徴とするダミーバー格納装
    置。
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