JP3208253U - 金属ラック用クランプ - Google Patents
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Abstract
【課題】既存のラックをなす周縁壁部を構成する上方水平線材に引掛けると同時に、下方水平線材を下方部より押圧支持し、フックとしての機能を持たせるとともに、のぼり用のポール等を強固に固定できる金属ラック用クランプを提供する。【解決手段】クランプ体aの一側方部の上辺に、ラックRを構成する周縁壁部12の中、上方部の上方水平線材13に引掛ける引掛け部2が形成され、且つクランプ体aの一側方部の下辺に、下方部の下方水平線材14を押圧支持する押圧支持部3を取着せしめると共に、クランプ体aの上辺部に上向き開口部4を有する上方引掛け部を形成した。【選択図】図9
Description
本考案は、金属ラック用クランプの分野に関するものである。
従来、既存のラックに関する増設用ラックが、特許第4354163号公報(発明の名称:増設用ラック)に開示されている(特許文献1)。
前記した従来開示の増設用ラックは、既存のラックの棚板と同じ高さに取り付けられる増設用棚板と、当該増設用棚板の一方に設けられた支持用筒部と、当該支持用筒部が固定されて上記増設用棚板を既存のラックの棚板と同じ高さで支持する支柱と、上記増設用棚板の他方に設けられた状態で既存のラックの棚板に引っ掛けられて増設用棚板を既存のラックの棚板と同じ高さで支持するフックとを備えた構成のものである。
従って、前記特許文献1のラックを構成するフック16は、その図1等に図示されているように、S字型に湾曲して形成されているので、既存のラックの棚板を構成する周縁壁部19の上方水平線材に引掛け、他方下方水平線材を押圧支持することができない構造である。
さらに、前記した従来開示のラックを構成するフック16は、のぼり用のポール等を確実にして、且つ強固に固定することができない構造である。
上記特許文献1に記載された増設用ラックは、既存のラックを構成する周縁壁部を構成する上方水平線材に引掛けると同時に下方水平線材を下方部より押圧支持することができない構造であった。
さらに、特許文献1に開示された増設用ラックは、既存のラックを構成する周縁壁部を構成する上方水平線材に引掛けると同時に下方水平線材を下方部より押圧支持しながら、のぼり用ポール等を固定することができない構造であった。
しかるに、本考案は、既存のラックを構成する周縁壁部を構成する上方水平線材に引掛けると同時に、下方水平線材を下方部より押圧支持し、フックとしての機能を持たせることができる構造をしている。
さらに本考案は、のぼり用ポールを確実且つ迅速に、しかも強固に固定することができる構造としている。
さらに、本考案の金属ラック用クランプは、前記のようにのぼり用ポールを固定した後、取外すときは、クランプ体の螺孔に螺着せしめている締付けボルトを螺戻すれば、極めて簡単に取外しができる構造としている。
課題を解決するための手段として、請求項1に記載の考案は、クランプ体aの一側方部1の上辺に、ラックRを構成する周縁壁部12の中、上方部の上方水平線材13に引掛ける引掛け部2が形成され、且つ前記クランプ体aの一側方部1の下辺に、下方部の下方水平線材14を押圧支持する押圧支持部3を取着せしめると共に、前記クランプ体aの上辺部に上向き開口部4を有する上方引掛け部5を形成せしめることを特徴とする金属ラック用クランプである。
請求項2に記載の考案は、前記クランプ体aの前記上方引掛け部5の下方部に、ねじ6a付き締付けボルト6が螺入する螺孔7を穿設せしめることを特徴とする請求項1に記載の金属ラック用クランプである。
請求項3に記載の考案は、前記クランプ体aが板状にて形成せしめられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の金属ラック用クランプである。
請求項4に記載の考案は、前記クランプ体aの押圧支持部3が、前記クランプ体aの下辺に、前記クランプ体aの垂直面に対し、直角状に取着せしめられている板状取付け部8に穿設の螺孔9に螺着せしめられていることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の金属ラック用クランプである。
請求項5に記載の考案は、前記押圧支持部3の取付け位置が、前記クランプ体aの中心線よりも稍外側部に設けられていると共に、前記上向き開口部4を有する前記上方引掛け部5の下方部に穿設の螺孔7が、同一軸線上に形成せしめられていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4に記載の金属ラック用クランプである。
請求項6に記載の考案は、前記クランプ体aに嵌脱自在に立設せしめるポールbにおいて、前記ポールbを構成する下方端部に、前記クランプ体aの上向き開口部4に引掛け係止する上方係止部10を形成せしめ、前記上方係止部10の下辺部に前記クランプ体aの螺孔7に螺入するねじ6a付き締付けボルト6に嵌挿する下向き嵌挿部11を形成せしめることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5に記載の金属ラック用クランプである。
本考案は上述のとおりの構成なので、既存のラックの周縁壁部を構成する2本の上方水平線材と下方水平線材に対し、上方水平線材に引掛けると同時に、下方水平線材を下方部より押圧支持することができるので、小物類の取手部分や紐類を引掛けることができる。
さらに、本考案は、前記のように既存のラックを構成する周縁壁部の上方水平線材と下方水平線材に引掛けると同時に、押圧支持してしっかりと固定せしめることができると共に、のぼり用ポールの下方端部に上方係止部と下向き嵌挿部を形成せしめることによって、のぼり用ポールを確実にして強固に固定できる利点がある。
また本考案は、既存のラックのサイズがメーカー毎に異なっていても対応できるように、ラックを構成する周縁壁部の中、上方部の上方水平線材に引掛ける引掛け部をいびつな円弧形状にて形成せしめているので、何れのサイズにも対応できる利点がある。
加えて、本考案の金属ラック用クランプは、のぼり用ポールをクランプ体に対し着脱自在にセットすることができるので、従来のラック用フックよりも極めて有益性が著増した。
本考案の実施に関する実施例は、共通しているので、一括して以下のとおり説明する。
図において、aは本考案の金属ラック用クランプAを構成する構成部材のクランプ体であり、所定の厚さを有する金属製板材をもって構成されている。
前記クランプ体aは、図示されているように、切欠状の一側方部1の内側にして、且つ上辺に凹ませた引掛け部2が形成されている。そしてこの引掛け部2は、既存のラックRを構成する周縁壁部12の中、上方部の上方水平線材13に引掛けることができる機能を有している。さらに、前記引掛け部2は、いびつな円弧形状にて形成されている。そのため各メーカー毎にサイズが異なるラックRの周縁壁部12を構成する上方水平線材13と所定の間隔おいて設けられている下方部の下方水平線材14に対応できるようにしたものである。
図において、2aは前記いびつな円弧形状をして引掛け部2を形成せしめることによって形成された突出部である。
前記クランプ体aの切欠状となっている一側方部1は、既存のラックRを構成する周縁壁部12の両方の水平線材13、14が嵌り易ければ、直線状以外の形状でも良いので図面図示の形状に限定するものではない。
図において、3は前記クランプ体aの一側方部1の下辺に設けられた既存のラックRを構成する周縁壁部12の下方部の下方水平線材14を通常下方より押圧支持する押圧支持部であって、この押圧支持部3は本考案の金属ラック用クランプAを構成する主要な構成部材である。
さらに前記押圧支持部3の具体的な構成について説明する。
前記押圧支持部3は、前記クランプ体aの下方部にして、且前記クランプ体aの板状の垂直面に対し、直角状に取着せしめられた板状取付け部8に穿設せしめられた螺孔9に螺着すると共に、螺着すると前記押圧支持部3は、ねじ3b付きボルト3aの頭部に螺着せしめた袋ナット3cを上方にして、ねじ廻し部3dが下方に位置し、さらに前記引掛け部2よりも若干外側方に位置した状態で前記引掛け部2と対向状に螺着されている。
前記押圧支持部3が、前記引掛け部2より若干外側方に位置せしめた状態で螺孔9に螺着しているので、前記ラックRの下方水平線材14に対し図面図示のように、下方より前記袋ナット3cが下方水平線材14の外側面に当接し、押圧支持すると、クランプ体aが確実に引掛り、離脱したりする恐れがない利点がある。
さらに前記押圧支持体3の上方に螺着の袋ナット3cの頭部は、丸味を持たせて形成されているので、前記袋ナット3cが前記下方水平線材14の外側面に当接しても損傷しない。
図において、5は前記クランプ体aの上辺部より下辺部にかけて形成せしめた開口部4を有する上方引掛け部であって、後述する広告宣伝用の貼り紙、はり札、ポスターの類を吊り下げるポールbの下方部に形成せしめた引掛け係止する上方係止部10が嵌挿できる形状をしている。
さらに前記ポールbの下方部には、前記上方係止部10よりも下方部に下向き嵌挿部11が形成されている。前記下向き嵌挿部11は、前記クランプ体aの上辺部に形成せしめられた上方引掛け部5の下方部に穿設した螺孔7に螺入するねじ6a付きの締付けボルト6に嵌挿できるように形成されている。
前記ポールbの下方部に形成された上方係止部10と下向き嵌挿部11は、図面に図示されているように、前記クランプ体aの上方引掛け部5内に上方係止部10が嵌り込んでいるときは、ポールbの下方部の下向き嵌挿部11が、ねじ6a付きの締付けボルト6に嵌り込んでいる。
図において、15はポールbの上方部に設けられた吊下げ棒cを挿入する嵌挿孔である。
図において、16はポールbの上面部より前記ポールbの嵌挿孔15にかけて穿設せしめられた雌ねじ孔15aに螺入し、且つ前記嵌挿孔15に挿入した前記吊下げ棒cを固定するための上方締付け具である。
図において、17は前記ラックRの上方水平線材13と下方水平線材14の間に設けられた補強枠である。
図において、18は前記ラックRを構成する支柱である。
図において、19は前記吊下げ棒cに吊下げられたポスターである。
図において、20は前記ポスター19を止めているクリップである。
(使用方法)
本考案の金属ラック用クランプAの使用の一例を説明すると以下のとおりである。
本考案の金属ラック用クランプAの使用の一例を説明すると以下のとおりである。
第1の使用例としては、既存のラックRを構成する周縁壁部12の中の上方部の上方水平線材13に、前記クランプ体aを上方水平線材13の軸線方向に対し直角状に前記クランプ体aの引掛け部2を引掛けてやる。
その際前記クランプ体aの引掛け部2がいびつな円弧形状に形成されているので、メーカー毎にサイズが異なるラックRの上方水平線材13であっても、対応して確実に嵌込んで十分に引掛け機能を発揮できる構造を有している。
前記のようにして前記上方水平線材13に対し前記クランプ体aの引掛け部2が引掛り係止されたら、前記クランプ体aの下辺に取着されている押圧支持部3を構成しているねじ廻し部3dを回転してやる。
前記ねじ廻し部3dを回転すると、ボルト3aの頭部に螺着している袋ナット3cが、前記ラックRの下方水平線材14の下方の外側周面部に当接し、同時に押圧支持して前記クランプ体aが前記ラックRの周縁壁部12に確実にして、しかも強固に固定する。
前記のようにして固定された本考案の金属ラック用クランプAを構成しているクランプ体aの上辺に上向き開口部4を有する上方引掛け部5は、構造的に凹形状となっているので、種々の物品である、例えばかばんの取手とか、袋物類の紐とかを引掛け使用したりができる。
従って、引掛けるものは限定しない。
第2の使用例は以下のとおりである。
図面に図示せしめたように、クランプ体aの引掛け部2をラックRを構成する周縁壁部12の上方水平線材13に引掛けると共に、押圧支持部3を回転せしめて下方水平線材14を押圧支持部した後、前記ポールbを構成する下向き嵌挿部11を前記クランプ体aに螺着の締付けボルト6に跨ぐようにして嵌込むと、前記締付けボルト6の上方部に突設せしめられている上方係止部10が、前記クランプ体aの上向き開口部4を有する上方引掛け部5に嵌込んでストップ状態となる。
前記のように前記ポールbがストップ状態となったら、前記締付けボルト6を回転せしめる。前記回転によって、前記ポールbの下方部が前記クランプ体aの表面部と密着し、前記ポールbが固定される。
前記のようにしてセットされ固定されたポールbの上方部の嵌挿孔15に、吊下げ棒cを挿入する。そして前記上方締付け具16を回動することによって、前記吊下げ棒cが固定される。
前記吊下げ棒cに所定のポスター19をクリップ20によって挾着すれば、前記ポスター19は固持せしめられる。
さらに、前記ポールbに形成せしめられている嵌挿孔15の貫通方向の軸線と、ポールbの下端部に形成せしめられている上方係止部10と下向き嵌挿部11を一体とする平板状固定部10aの平板面10bとは、直角状になって形成されている。
以上、実施形態を図面に基づいて説明したが、本考案は、図示例の限りではなく、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変更、応用のバリエーションの範囲を含むことを念のために言及する。
A 金属ラック用クランプ
R ラック
a クランプ体
b ポール
c 吊下げ棒
1 一側方部
2 引掛け部
2a 突出部
3 押圧支持部
3a ボルト
3b ねじ
3c 袋ナット
3d ねじ廻し部
4 上向き開口部
5 上方引掛け部
6 締付けボルト
6a ねじ
7 螺孔
8 板状取付け部
9 螺孔
10 上方係止部
10a 平板状固定部
10b 平板面
11 下向き嵌挿部
12 周縁壁部
13 上方水平線材
14 下方水平線材
15 嵌挿孔
15a 雌ねじ孔
16 上方締付け具
17 補強枠
18 支柱
19 ポスター
20 クリップ
R ラック
a クランプ体
b ポール
c 吊下げ棒
1 一側方部
2 引掛け部
2a 突出部
3 押圧支持部
3a ボルト
3b ねじ
3c 袋ナット
3d ねじ廻し部
4 上向き開口部
5 上方引掛け部
6 締付けボルト
6a ねじ
7 螺孔
8 板状取付け部
9 螺孔
10 上方係止部
10a 平板状固定部
10b 平板面
11 下向き嵌挿部
12 周縁壁部
13 上方水平線材
14 下方水平線材
15 嵌挿孔
15a 雌ねじ孔
16 上方締付け具
17 補強枠
18 支柱
19 ポスター
20 クリップ
Claims (6)
- クランプ体の一側方部の上辺に、ラックを構成する周縁壁部の中、上方部の上方水平線材に引掛ける引掛け部が形成され、且つ前記クランプ体の一側方部の下辺に、下方部の下方水平線材を押圧支持する押圧支持部を取着せしめると共に、前記クランプ体の上辺部に上向き開口部を有する上方引掛け部を形成せしめることを特徴とする金属ラック用クランプ。
- 前記クランプ体の前記上方引掛け部の下方部に、ねじ付き締付けボルトが螺入する螺孔を穿設せしめることを特徴とする、請求項1に記載の金属ラック用クランプ。
- 前記クランプ体が板状にて形成せしめられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の金属ラック用クランプ。
- 前記クランプ体の押圧支持部が、前記クランプ体の下辺に、前記クランプ体の垂直面に対し、直角状に取着せしめられている板状取付け部に穿設の螺孔に螺着せしめられていることを特徴とする、請求項1又は2又は3に記載の金属ラック用クランプ。
- 前記押圧支持部の取付け位置が、前記クランプ体の中心線よりも稍外側部に設けられていると共に、前記上向き開口部を有する前記上方引掛け部の下方部に穿設の螺孔が、同一軸線上に形成せしめられていることを特徴とする、請求項1又は2又は3又は4に記載の金属ラック用クランプ。
- 前記クランプ体に嵌脱自在に立設せしめるポールにおいて、前記ポールを構成する下方端部に、前記クランプ体の上向き開口部に引掛け係止する上方係止部を形成せしめ、前記上方係止部の下辺部に前記クランプ体の螺孔に螺入するねじ付き締付けボルトに嵌挿する下向き嵌挿部を形成せしめることを特徴とする、請求項1又は2又は3又は4又は5に記載の金属ラック用クランプ。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016005093U JP3208253U (ja) | 2016-10-21 | 2016-10-21 | 金属ラック用クランプ |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016005093U JP3208253U (ja) | 2016-10-21 | 2016-10-21 | 金属ラック用クランプ |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| JP (1) | JP3208253U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7128498B1 (ja) * | 2021-07-30 | 2022-08-31 | 株式会社玉俊工業所 | ワゴン取付用支持柱の取付構造とワゴン取付用支持柱 |
-
2016
- 2016-10-21 JP JP2016005093U patent/JP3208253U/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7128498B1 (ja) * | 2021-07-30 | 2022-08-31 | 株式会社玉俊工業所 | ワゴン取付用支持柱の取付構造とワゴン取付用支持柱 |
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