JP3208652U - 添削教材 - Google Patents

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洋一 佐藤
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Abstract

【課題】小論文の反復練習を復習しながら効率よく確実に行うことができる添削教材を提供する。【解決手段】添削教材(1)は、小論文の問題に対する初回の答案を記入する原稿用紙欄(21)が設けられた第1の頁(20)と、第1の頁(20)における初回の答案の添削指導された内容をふり返るための項目欄(31〜35)が設けられた第2の頁(30)と、小論文の問題に対する2回目の答案を記入する原稿用紙欄(41)が設けられた第3の頁(40)とを少なくとも有し、第1の頁から第3の頁までの各頁(20,30,40)がこの順番で綴じられている。【選択図】図2

Description

この考案は、小論文の練習に好適な添削教材に関するものである。
小論文の試験は、入学試験、入社試験、資格試験等のさまざまな機会において採用されている。このため、小論文の試験を受ける対象者のなかには、その対策として各種の受験機関、教材会社等から提供されている小論文練習用の教材を利用して予め小論文の練習をする者もある。
このような小論文の練習を行うための教材としては、例えば、小論文の模擬試験用の問題に対する答案を作成して練習用の原稿用紙に記入した後、その答案内容についての添削指導を受けることにより学習する教材がある。
また近年においては、小論文練習用の教材として、1回目の答案と同じ問題について別の原稿用紙にもう一度答案を作成させて記入させることにより練習を繰り返させる教材も提供されている。
さらに最近では、1枚の縦長の用紙に、1回目の答案を記入する原稿用紙欄と2回目の答案を記入する原稿用紙欄が用紙の上部及び下部に分けて配置されている論文添削用の原稿用紙も提案されている(特許文献1)。
この他、小論文以外の学習分野においても、その学習がしやすいよう工夫された学習教材として以下に例示するものが知られている。
例えば、特許文献2には、理科を介して英語を指導するための学習教材として、理科の実験結果を図示する記載欄を含む実験観察シートと、その実験を伴う学習に際して出現した単語や表現が絵で解説されている英単語学習シートとを備え、その実験観察シートと英単語学習シートが実験のテーマ毎に1組をなし、所定の期間内に学習する複数のテーマに対応した複数組が綴じられている学習教材が示されている。
また、特許文献3には、新聞を教材にして学習するときに用いる学習ノートとして、ノートを開いた頁に新聞切り抜き記事を貼着する欄を設け、他方の頁には前記の欄に貼着する新聞切り抜き記事に関する学習結果を記載する欄を備えたワークシートを設けた新聞学習用ノートが示されている。
意匠登録第1188548号公報 特開2015−175970号公報 実用新案登録第3173886号公報
この考案は、小論文の反復練習を復習しながら効率よく確実に行うことができる添削教材を提供するものである。
この考案(A1)の添削教材は、小論文の問題に対する初回の答案を記入する原稿用紙欄が設けられた第1の頁と、前記第1の頁における前記初回の答案の添削指導された内容を振り返るための項目欄が設けられた第2の頁と、前記小論文の問題に対する2回目の答案を記入する原稿用紙欄が設けられた第3の頁とを少なくとも有し、前記第1の頁から第3の頁までの各頁がこの順番で綴じられているものである。
また、この考案(A2)の添削教材は、上記考案A1の添削教材において、前記第3の頁における前記2回目の答案の添削指導された内容を含めて教材全体の学習内容を振り返るための項目欄が設けられた第4の頁を有し、前記第4の頁が前記第3の頁の後に更に綴じられているのである。
この考案(A3)の添削教材は、上記考案A1の添削教材において、前記第1の頁から第3の頁までの各頁が見開き頁として構成されているものである。
この考案(A4)の添削教材は、上記考案A1からA3のいずれかの添削教材において、前記第2の頁に、前記初回の答案の添削指導された内容を振り返るための指示事項が示された複数の指示欄と、その各指示欄の指示事項に応答する内容を記入する応答欄とが対応して設けられているものである。
この考案(A5)の添削教材は、上記考案A1からA4のいずれかの添削教材において、前記第2の頁に、前記2回目の答案について予め推敲した内容を記入するメモ欄が設けられているものである。
この考案(A6)の添削教材は、上記考案A5の添削教材において、前記メモ欄が、序論の内容、本論の内容及び結論の内容に分けて記入するよう構成されているものである。
この考案(A7)の添削教材は、上記考案A2からA6のいずれかの添削教材において、前記第4の頁に、前記2回目の答案の添削指導された内容を含めて教材全体の学習内容を振り返るための指示事項が示された複数の指示欄と、その各指示欄の指示事項に応答する内容を記入する応答欄とが対応して設けられているものである。
この考案(A8)の添削教材は、上記考案A2からA7のいずれかの添削教材において、前記第3の頁の端部側に、前記初回及び第2回目の各答案に対する評価項目ごとの得点及び評価結果がそれぞれ記入された初回の結果表及び2回目の結果表が設けられており、前記第4の頁に、その一部分を所定の位置で谷折りしたとき、前記第3の頁における初回の結果表及び2回目の結果表が現れて見える仕組みが設けられているものである。
この考案(A9)の添削教材は、上記考案A1からA8のいずれかの添削教材において、前記第1の頁における原稿用紙欄と前記第3の頁における原稿用紙欄が、その各上方側及び下方側の少なくとも一方に空白部分を配して設けられているものである。
上記考案A1の添削教材によれば、小論文の反復練習を復習しながら効率よく確実に行うことができる。
上記考案A2の添削教材によれば、第4の頁も利用して小論文の学習をより充実した復習をしながら効率よく確実に行うことができる。
上記考案A3の添削教材によれば、第1の頁から第3の頁までの各頁が同じ見開き頁のなかに混在することがなく個々に独立した頁になり、使いやすくなる。
上記考案A4の添削教材によれば、初回の答案に対する添削指導の内容を踏まえた復習を効率よく確実に行うことができる。
上記考案A5の添削教材によれば、第2の頁におけるメモ欄を利用して2回目の答案についての推敲作業とその推敲した内容の記録を行う機会を得ることができる。
上記考案A6の添削教材によれば、第2の頁におけるメモ欄を利用して2回目の答案についての推敲作業を小論文の基本構成に沿って効率よく行うことができる。
上記考案A7の添削教材によれば、2回目の答案に対する添削指導の内容も含めた総括的な復習を効率よく確実に行うことができる。
上記考案A8の添削教材によれば、少なくとも2回分の答案に対する添削指導の結果や変化を容易に確認しながら効率よく復習することができる。
上記考案A9の添削教材によれば、各原稿用紙欄の答案に関する添削指導、学習等に必要な事項を記入しやくなり、学習すべき情報の充実化が図れる。
実施の形態1に係る添削教材をその表紙側から見たときの状態を示す概略斜視図である。 図1の添削教材における見開き頁の開いたときの状態を示す概略平面図であり、(a)は1番目の見開き頁の概略平面図、(b)は2番目の見開き頁の概略平面図、(c)は3番目の見開き頁の概略平面図である。 1番目の見開き頁を開いたときの状態で示す平面図である。 2番目の見開き頁を開いたときの状態で示す平面図である。 3番目の見開き頁を開いたときの状態で示す平面図である。 最終の頁を示す平面図である。 (a)は谷折りする前の最終の頁の状態を示す概略平面図、(b)は(a)の最終の頁を谷折りしたときの状態を示す概略平面図である。
以下、この考案を実施するための形態(以下「実施の形態」という)について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態1]
図1及び図2は、実施の形態1に係る添削教材を示すものである。このうち図1はその添削教材の全体を示し、また図2はその添削教材における複数の見開き頁を開いた状態で示している。
<添削教材の構成>
添削教材1は、小論文試験を受ける対策としての練習を復習しながら反復して行うことができるよう構成された教材である。
特にこの添削教材1は、図1等に示されるように、複数の頁を綴じた形態(ノート形式)の教材であり、その各頁をめくる等の作業により所望の頁を左右に開いた状態にして使用できる小冊子状の教材として構成されている。
また、この添削教材1は、例えば、教材の内容が印刷(記載)された複数枚の教材用紙を綴じることで製作される。
実施の形態1に係る添削教材1は、次のように製作されている。
すなわち、最初に、教材の内容が頁単位(1頁がA4判サイズとなる単位)で所要の順番で両面に印刷されたA3判サイズからなる2枚の教材用紙2,3を作成する。続いて、その2枚の教材用紙2,3における長辺の中央位置を結ぶ折り曲げ線の部分4でホッチキス(登録商標)のピン5で留めて綴じた(いわゆる「中綴じ」をした)後、その折れ線の部分4で折り曲げることで仕上げている。これにより、半分の大きさのA4判サイズからなる小冊子状に成形された添削教材1を得ている。
しかも、この添削教材1は、その折り曲げ線の部分4が表紙の右側の側端部に存在するよう右綴じされている。これにより、添削教材1は、原則として、各頁を右側にめくって使用する教材になっている。
また、この添削教材1は、例えば、その頁数が全体で8頁になるよう構成されている。
その各頁については、1頁を(表)表紙10として、2頁及び3頁を1番目の見開き頁である第1の頁20として、4頁及び5頁を2番目の見開き頁である第2の頁30として、6頁及び7頁を3番目の見開き頁である第3の頁40として、8頁を裏表紙も兼ねる第4の頁50として、それぞれ構成している。1番目〜3番目の各見開き頁はいずれも、左右の見開き頁になっている。各頁(1頁を除く)の右下角部や左下角部には、図2等に示されるように頁の番号を示す数字が付されている。
このうち表紙10は、例えば、図1に示されるように、添削教材1のタイトルに関する情報を示すタイトル欄11、教材の内容を説明する教材説明欄12、答案者の識別情報を記入するための答案者識別欄13などが設けられている。答案者とは、本教材を利用して答案を記入する者をいう。
タイトル欄11には、例えば、教材の学習の対象又は分野を示す情報や、教材の特徴を集約して示すタイトル情報や、使用年度、シリーズ企画等に関する情報などが表示される。本例では、上記学習の対象又は分野を示す情報として「小論文トレーニング」との表示、上記タイトル情報として「リピート完成ノート」との表示を採用している。
また、教材説明欄12には、例えば、教材の特徴的な企画内容や、教材の使い方などが表示される。本例では、上記特徴的な企画内容として「リピートのねらい」との表示やその説明、上記教材の使い方として「リピート完成ノートの使い方」との表示やその説明を採用している。
さらに、答案者識別欄13は、答案者の識別情報を記入することができる空欄を備えた記入欄であり、具体的には、答案者の氏名、学校名、学年などに関する情報を答案者に記入させるようになっている。
次に、第1の頁20は、図2や図3に示されるように、小論文の問題に対する初回の答案を記入するための原稿用紙欄21が少なくとも設けられている頁である。
実施の形態1では、第1の頁20について、2頁及び3頁を使用した1番目の見開き頁として構成している。また、第1の頁20については、学習段階の「ステップ1」になる初回の答案作成を行うための初回練習用頁としている。
原稿用紙欄21は、小論文の問題内容やその回答量に応じて予め設定される文字数の升目を備えた書式が示された欄である。実施の形態1では、例えば600字詰め用の原稿用紙欄21を採用しており、その原稿用紙欄21を2頁と3頁に跨った状態で設けている。
また、実施の形態1における第1の頁20には、原稿用紙欄21以外の他の欄として、例えば以下の欄を設けている。その他の欄としては、例えば、問題番号記入欄22や、原稿用紙欄21の上方側及び下方側にそれぞれ配される空白部分23A、23Bや、添削結果欄24、講評欄25、学習日欄26、表紙10と同じ答案者識別欄13等である。
問題番号記入欄22は、小論文に関する複数の問題(課題)の中から答案者が初回の答案対象として任意に選択した問題の番号を記入するための欄である。空白部分23A、23Bは、主に採点者(添削者)が採点時(添削時)に必要な内容を書き込むことができる空欄である。添削結果欄24は、初回の答案に対して採点者が採点時に評価した項目(評価項目)ごとに付す得点やそのときの評価の結果を記入するための欄である。この添削結果欄24は、例えば、評価項目ごとに各項目の内容、項目別の得点、評価結果等を示す評価の結果表24aや、総合得点を示す得点の結果表24bにて構成されている。講評欄25は、採点者の講評を記入するための欄である。学習日欄26は、答案者が初回の答案を記入したときの日付を記入するための欄である。
次に、第2の頁30は、図2や図4に示されるように、第1の頁20における初回の答案の添削指導された内容を振り返るための項目欄が設けられている頁である。
実施の形態1では、第2の頁30について、4頁及び5頁を使用した2番目の見開き頁として構成している。また、第2の頁30については、学習段階の「ステップ2」になる振り返りの学習を行うための復習用頁としている。
上記初回答案の添削内容を振り返るための項目欄としては、例えば、図4に示されるように、初回の答案に対する添削指導の内容を答案者が振り返るべき点を誘導する指示事項(項目や文章など)を示す複数の指示欄31,32や、その各指示欄31,32の指示事項に応答する内容をそれぞれ記入する応答欄33,34や、2回目の答案について予め推敲した内容を記入するメモ欄35等が設けられる。複数の指示欄31,32とその応答欄33,34は、第2の頁30の上部及び下部の領域に対応するような位置関係で配置されている。また、メモ欄35は、第2の頁30の最後の部分(左側の端部)に位置するように配置されている。
1つ目の指示欄31は、例えば、初回の答案に対する添削指導の内容のうちでほめられた点を答案者に見直してもらう指示事項が印字されている欄である。応答欄33は、この指示欄31の下方に配置されているとともに答案者が自由に記入できる空白部が形成されている空欄である。
2つ目の指示欄32は、例えば、上記添削指導の内容を答案の採点時に適用する評価項目に沿って振り返るように評価項目の解説やその評価項目の得点をアップさせるため指導内容を含む指示事項が印字されている欄である。応答欄34は、この指示欄32の下方に配置されているとともに答案者が評価項目に関する必要な事項を自由に記入できる空白部が形成されている空欄である。
実施の形態1では、指示欄32について、例えば、「主題の明確さ・独創性」、「具体性・説得力」、「構成力・思考力」及び「文章表現力・表記力」という4つの評価項目ごとに分けるとともに各指示事項を印字した欄(32a,32b,32c,32d)として構成されている。また、応答欄34については、指示欄32の上記評価項目ごとに答案者の改善点や注意点などを注意喚起させて記入させるための指示コメントや、答案を作成する際の基本事項を明示して再確認させるよう選択肢を与えて学ばせる選択部などを付記した欄(34a,34b,34c,34d)として構成されている。
メモ欄35は、例えば、2回目の答案を作成するに先立ち答案者がその答案の構成を具体的に意識して学習できるように構成される欄である。実施の形態1では、このメモ欄35について、答案者が序論の内容、本論の内容及び結論の内容に分けて記入することができる欄として構成している。つまり、メモ欄35は、答案者が2回目の答案で予定している序論、本論及び結論に関して推敲した各内容をこの順番で区分けされた枠内にそれぞれ振り分けて記入できる欄(35a,35b,35c)として形成されている。
次に、第3の頁40は、図2や図5に示されるように、初回の答案で選択した小論文の問題に対する2回目の答案を記入するための原稿用紙欄41が少なくとも設けられている頁である。
実施の形態1では、第3の頁40について、6頁及び7頁を使用した3番目の見開き頁として構成している。また、第3の頁40については、学習段階の「ステップ3」になるリピート回の答案作成を行うための反復練習用頁としている。
原稿用紙欄41は、第1の頁20における原稿用紙欄21と同様に、小論文の問題内容やその回答量に応じて予め設定される文字数の升目を備えた書式が示された欄である。この原稿用紙欄41は、実際には、初回の答案として選択した同じ問題に対する答案を記入することから原稿用紙欄21と同じ構成のものが採用される。実施の形態1では、600字詰め用の原稿用紙欄41を採用しており、その原稿用紙欄41を6頁と7頁に跨った状態で設けている。
また、実施の形態1における第3の頁40には、原稿用紙欄41以外の他の欄として、例えば以下の欄が設けられている。その他の欄としては、例えば、問題番号記入欄42、原稿用紙欄41の上方側に配される空白部分43、添削結果欄44、答案者の感想欄46、採点者からのアドバイス欄47、表紙10と同じ答案者識別欄13、第2の頁20と同じ学習日欄26等である。
問題番号記入欄42は、答案者が初回の答案として選択した問題の番号を同様に記入するための欄である。空白部分43は、第1の頁20における空白部分23Aとほぼ同様の空欄である。添削結果欄44は、第1の頁30における添削結果欄24とほぼ同様のものであり、その構成についても添削結果欄24の場合とほぼ同様に評価の結果表44aと得点の結果表44bからなる構成を適用している。
感想欄46は、例えば、答案者が2回目の答案を作成するときに気をつけて取り組んだ点などを記入できる欄である。アドバイス欄47は、採点者が2回目の答案を添削した結果を踏まえて答案者への指導となる事項を記入する欄である。このアドバイス欄47では、例えば、よくなった点、さらに改善や発展させたい点などの観点からの採点者による助言が伝えられるようになっている。
第3の頁40では、図5等に示されるように、2回目の添削結果欄44に加えて、初回の評価結果や得点に関する初回の添削結果欄45が併せて設けられている。初回の添削結果欄45は、簡易な評価の結果表45aと得点の結果表45bにて構成されており、2回目の添削結果欄44よりも上方の位置に配置されている。
そして、この初回の添削結果欄(結果表)45と2回目の添削結果欄(結果表)44は、特に第4の頁50における後述の谷折りの仕組みを実現する観点から、第3の頁40のなかで左側の端部(実際には7頁の左端)に片寄らせた状態で設けられている。
最後に、第4の頁50は、図6に示されるように、第3の頁40における2回目の答案の添削指導された内容を含めて教材全体の学習内容を振り返るための項目欄が設けられている頁である。
実施の形態1では、第4の頁50について、最終頁である8頁のみを使用した片面頁(非見開き頁)として構成している。また、第4の頁50については、学習段階の「ステップ4」になる学習全体のまとめを行うための再復習用(又は総括復習用)頁としている。
上記全体的な学習内容を振り返るための項目欄としては、例えば、図6に示されるように、2回目の答案に対する添削指導の内容を含む教材全体の学習内容を通して答案者に小論文の書き方について習得できたかを確認させる確認欄51や、答案者が教材全体の学習を通して得られたことを自由に記入させる自由振り返り欄52や、2回の答案作成に対する添削指導の内容が変化した点を見直してもらう最終点検欄53等が設けられる。第4の頁50には、その他の欄として、例えば、第2の頁20と同じ学習日欄26等も設けられている。
実施の形態1では、確認欄51について、小論文の書き方に関する確認事項(指示事項)を複数列挙した指示欄部51aと、その確認事項のうちで習得できた事項にチェックを入れる応答欄部51bとを有する欄として構成している。自由振り返り欄52については、添削教材1による学習を通してわかったこと、気づいたこと、考えたことなどの指示事項が印字された指示欄部52aと、その指示事項に応答する内容を自由に記入できる空欄を有する応答欄部52bとを有する欄として構成している。最終点検欄53については、2回の添削指導の内容を振り返るための指示事項が印字された指示欄部53aと、2回の添削指導で得点がアップした評価項目をチェックさせる第1応答欄部53bとその得点がアップしなかった評価項目をチェックさせる第2応答欄部53cとを有する欄として構成している。
また、第4の頁50には、図7等に示されるように、その一部分を所定の位置で谷折りしたとき、第3の頁40において初回及び第2回目の各答案に対する評価項目ごとの得点及び評価結果がそれぞれ記入された初回の結果表45(45a,45b)及び2回目の結果表44(44a,44b)が現れて見える仕組みが設けられている。
この仕組みは、初回の結果表45(45a,45b)及び2回目の結果表44(44a,44b)を第3の頁40における所要の位置に設けることと、第4の頁50の一部分の谷折りにより初回の結果表45及び2回目の結果表44が第4の頁50側に存在するように見える状態するために谷折りする位置を第4の頁50における所要の位置に設定することで機能するようになっている。
実施の形態1では、初回の結果表45及び2回目の結果表44を第3の頁40における左側の側端部の位置(7頁における左側の約1/3の広さからなる端部領域)に設けているとともに、第4の頁50における右側の側端部を谷折りするよう所要の位置(8頁における右端から1/3程度内側に入り込んだ箇所)に黒塗りの三角形からなる目印55を設けることにより、上記仕組みを構成している。
谷折りの位置を示す目印55については、第4の頁50に右寄りになる上下の端部に分けて設けられている。また、目印55の近傍には、谷折りをすることの説明文56が記載されている。説明文56としては、例えば「印で谷折りすると、得点が確認できます。」の文章が適用される。
また、実施の形態1では、この仕組みにより第4の頁50の一部分を谷折りしたときに、初回の結果表45(45a,45b)及び2回目の結果表44(44a,44b)が、第4の頁50における最終点検欄53と横に並んだ位置関係位になるように設定している(図7(b))。
<添削教材の使用例>
このような構成からなる添削教材1は、以下のようにして使用される。
まず、添削教材1は、小論文の問題(課題)と組み合わせて使用される。小論文の問題は、添削教材1の提供者側によって添削教材1とは別の書面として用意されるか又は別の形式で発表される。小論文の問題が複数出題されている場合は、答案者がその中から1つの問題を選択する。
初回の答案作成(練習)に際しては、添削教材1は、所定の机やテーブルの上において答案者により第1頁の表紙10が右側にめくられて、図2や図3に示されるように、1番目の見開き頁として構成された第1の頁20(2頁及び3頁)が開いた状態にされる。続いて、答案者により、添削教材1の第1の頁20にある原稿用紙欄21に、選択された問題に対する初回の答案が記入される。
この際、添削教材1の表紙10における答案者識別欄13や、第1の頁20における答案者識別欄13、問題番号記入欄22及び学習日欄26に対しても、答案者により必要な情報が記入される。
また、この答案の作成時においては、図2や図3に示されるように、原稿用紙欄21が設けられている第1の頁20が左右の見開き頁になっているため、左右方向のサイズよりも上下方向のサイズが相対的に長い教材に比べて、添削教材1が第1の頁20を開いた状態でも、机やテーブルの限られた広さの天板面に収まって、添削教材1の一部がはみ出した状態になりにくくなり、この結果、答案者には答案内容等の記入作業がしやすい。
次に、初回の答案が記入された添削教材1は、その教材提供者が居る所要の場所に回収(提出)された後、初回の答案に対する採点者による採点(添削)の作業に供される。
この際、採点者による添削指導の内容が、第1の頁20における原稿用紙欄21に記入される他、原稿用紙欄21の上方側及び下方側にある空白部分23A,23Bにも必要に応じて記入される。また、採点者による添削結果が第1の頁20における添削結果欄24に記入され、さらに採点者による講評が第1の頁20における講評欄25に記入される。
また、この答案の採点や添削時においては、図3等に示されるように、原稿用紙欄21が設けられている第1の頁20が左右の見開き頁になっているため、上記答案の作成時における場合と同様に、採点者にも添削指導の内容や添削結果の記入作業がしやすいものになる。
さらに、第1の頁20では、図3等に示されるように、原稿用紙欄21の上方側及び下方側に空白部分23A,23Bが設けられているので、その空白部分23A等が設けられていない場合に比べて、採点者には添削指導の内容をより自由に多めに記入しやすくなり、また、答案者には添削指導の内容が多くなったときに多くの学習情報を得られやすくなる。これにより、学習情報が充実した教材になる。
次に、初回の答案に対する添削指導がされた後の添削教材1は、答案者に戻される。
この際、答案者は、最初に添削教材1の第1の頁20を開いて、初回の添削指導の内容や結果を実際に見て確認する。
続いて、答案者は、図2や図4に示されるように、添削教材1における2番目の見開き頁である第2の頁30(4頁及び5頁)を開いた状態にしたうえで、ステップ2の振り返りの学習を行うことになる。
この振り返り学習に際しては、図4等に示されるように、第2の頁30に指示欄31,32やその応答欄33,34が設けられているため、答案者はその指示欄31,32に記載の指示事項について確認し、その指示事項に応答するかたちで必要な内容を応答欄33,34に記入することになる。これにより、答案者は、初回の答案に対する添削指導の内容などを効率よく確実に振り返って学ぶこと(復習)ができる。特に指示欄31,32やその応答欄33,34が評価項目に沿う内容で構成されているので、添削指導の内容の振り返りを効率よく有効に行うことができる。
またこの振り返り学習に際しては、図4等に示されるように、第2の頁30に2回目の答案について予め推敲した内容を記入するメモ欄35が設けられているため、答案者にはメモ欄35を利用することにより2回目の答案についての推敲作業とその推敲した内容の記録を行う機会を得ることができる。しかも、そのメモ欄35が序論の内容、本論の内容及び結論の内容に分けて記入するよう構成されているので、答案者には2回目の答案についての推敲作業を小論文の基本構成(序論、本論及び結論)に沿って効率よく的確に行うことができる。
次に、この添削教材1は、振り返り学習を終えた後に、同じ添削教材1において2回目の答案作成を行うことができる。
2回目の答案作成(反復練習)に際しては、添削教材1は、初回の答案作成の場合とほぼ同様に机やテーブルの上において答案者により必要な頁が右側にめくられて、図2や図5に示されるように、3番目の見開き頁として構成された第3の頁40(6頁及び7頁)が開いた状態にされる。続いて、答案者により、添削教材1の第3の頁40にある原稿用紙欄41に、初回の答案時と同じ問題に対する2回目の答案が記入される。
この際、添削教材1の第3の頁40における答案者識別欄13、問題番号記入欄42及び学習日欄26に対しても、答案者により必要な情報が記入される。
また、2回目の答案の作成時においては、図2や図5に示されるように、原稿用紙欄41が設けられている第3の頁40が左右の見開き頁になっているため、上記初回の答案の作成時における場合と同様に、答案者には答案内容等の記入作業がしやすくなる。また、第3の頁40には、例えば答案者自身が2回目の答案作成に際してどのように取り組んだかなどを自由に記入できる感想欄46が設けられているため、答案者には反復練習するときの心構えを再認識させて小論文の答案作成に臨むときの注意力の向上につなげることができる。
次に、2回目の答案が記入された添削教材1は、初回の答案作成後の場合と同様に所要の場所に回収された後、その2回目の答案に対する採点者による採点の作業に供される。
この際、採点者による添削指導の内容が、第3の頁40における原稿用紙欄41に記入される他、原稿用紙欄41の上方側にある空白部分43にも必要に応じて記入される。また、採点者による添削結果が第3の頁40における添削結果欄44に記入され、さらに採点者が2回目の答案を添削した結果を踏まえて答案者への指導となる事項が第3の頁40におけるアドバイス欄47に記入される。この第3の頁40には、初回の添削結果欄(結果表)45が設けられているため、その添削結果欄45に初回の添削結果や得点の情報が採点者によって記入される。
また、この答案の採点や添削時においては、図5等に示されるように、原稿用紙欄41が設けられている第3の頁40が左右の見開き頁になっているため、上記初回の答案の採点時における場合と同様に、採点者にも添削指導の内容や添削結果を記入する作業がしやすいものになる。
さらに、第3の頁40では、図5等に示されるように、原稿用紙欄41の上方側に空白部分43が設けられているので、その空白部分43が設けられていない場合に比べて、上記初回の答案の採点時における場合とほぼ同様に、採点者には添削指導の内容を自由により多めに記入しやすくなり、また、答案者には添削指導の内容が多くなったときに多くの学習情報を得られやすくなる。
次に、2回目の答案に対する添削指導がされた後の添削教材1は、答案者に再び戻される。
この際、答案者は、最初に添削教材1の第3の頁40を開いて、2回目の添削指導の内容や結果を実際に見て確認する。
続いて、答案者は、図6に示されるように、添削教材1における最終頁で片面頁でもある第4の頁50(8頁)をめくった状態にしたうえで、ステップ4のまとめの学習(最終の振り返り学習)を行うことになる。
この振り返り学習に際しては、図6に示されるように、第4の頁50に確認欄51や自由振り返り欄52や最終点検欄53が設けられているため、答案者はその各欄51〜53の指示欄51a〜53aにそれぞれ印字された質問も含む指示事項について確認し、その各指示事項に応答するかたちで必要な内容を各欄51〜53の応答欄51b〜53bに記入することになる。これにより、答案者は、2回目の答案に対する添削指導の内容を含む教材1全体の学習内容を効率よく確実に振り返って学ぶこと(再復習)ができ、学習のまとめを行うことができる。
特に最終点検欄53については、2回目の添削指導で得点がアップした評価項目をチェックする第1応答欄部53bとその得点がアップしなかった評価項目をチェックする第2応答欄部53cを有する欄として構成されているので、答案者に2回の答案作成に対する添削指導の内容が変化した点を評価項目別に点検してもらうことができる。この結果、答案者は、学習のまとめとして、添削教材1による学習の成果や課題点(弱点)を客観的に認識することができる。
また、この添削教材1では、第4の頁50におけるまとめの学習を行う際、上記谷折りの仕組みを利用することができる。この仕組みの利用により、答案者は2回分の添削指導の結果を容易に確認することができる。
つまり、添削教材1では、答案者が2回目の添削指導の結果を確認したいときに、図7に示すように、第4の頁50の一部分を目印55で示される位置(図7において上下の目印55を結ぶ二点鎖線で示される折り曲げ線L)で谷折りして折り曲げると、図7(b)に示すように、第3の頁40における初回の結果表45(45a,45b)及び2回目の結果表44(44a,44b)が第4の頁50の面側に現れて見ることができる。
これにより、答案者は、第3の頁40にある初回の結果表45及び2回目の結果表44を、第4の頁50(8頁)をその都度めくって見るという作業をすることなく、容易に確認することができる。なお、この谷折りをした場合、第4の頁50の谷折りで折り曲げた一部分40aが存在していた下方には、図7(b)に示されるように、第3の頁40における一部分(右側の端部領域)30aが露出した状態になる。
しかも、この添削教材1では、上記谷折りの仕組みを利用して谷折りをすると、その谷折りしたときの初回の結果表45及び2回目の結果表44は、図7(b)に示すように、第4の頁50における最終点検欄53の横に並んだ状態で見ることができる。
これにより、答案者は、最終点検欄53の横に並ぶように現れる初回の結果表45及び2回目の結果表44の内容を単に視線の移動で確認しながら、最終点検欄53の点検と記入の作業を効率よく行うことができる。
以上のようにして、添削教材1は小論文の反復練習に使用することができる。
そして以上説明したように、この添削教材1によれば、初回練習用頁である第1の頁20と、復習用頁である第2の頁30と、反復練習用頁である第3の頁40と、再復習(総括復習)用頁である第4の頁50とからなる一連の頁がこの順番で1つに綴じられた小冊子状の教材になっているので、小論文の2回にわたる反復練習をする際、その各頁を順番にめくって使用するだけで、その反復練習を添削指導に基づく復習もしながら効率よく確実に行うことができる。
このため、この添削教材1においては、例えば、復習をする際に、本来別の書面でもある初回の答案(その添削指導の内容も含む)と2回目の答案(その添削指導の内容も含む)をその都度所定の保管場所から集めて一式揃えるという煩雑な作業が不要になる。また、この添削教材1では、第2の頁30を使用した学習や第4の頁50を使用した学習を行うだけで、初回の答案に対する添削指導及び指示事項に基づく復習や2回目の答案に対する添削指導及び指示事項に基づく復習を、添削教材1に誘導されるようにして効率よく確実に行うことが可能になる。
また、この添削教材1では、特に初回練習用頁である第1の頁20と復習用頁である第2の頁30と反復練習用頁である第3の頁40とが見開き頁になっているので、その各頁を使用する際に、他の頁が混在することがなく個々に独立した頁になり、使いやすいものになる。
ちなみに、実施の形態1に係る添削教材1では、見開き頁が左右に開かれる形態を採用しているので、上下に開かれる見開き頁の形態の教材や2回分の原稿用紙欄が上下に配置されている教材に比べて、横方向のサイズが小さくなり、また使用する際に上下方向の設置スペースが増加することや机等の縦方向の寸法より広くなりすぎること等の不具合がない。
[他の実施の形態]
実施の形態1に係る添削教材1については、その構成の一部を必要に応じて適宜変更することができる。
例えば、添削教材1は、第1の頁20、第2の頁30、第3の頁40及び第4の頁50を有する構成例に限らず、第1の頁20、第2の頁30及び第3の頁40を有する構成(つまり第4の頁50を除いた構成)の教材としてもよい。
また、添削教材1は、3回目以上の回数の答案を作成するための頁や、その3回目以上の回数の各答案に対する添削指導の内容等を振り返るための頁を追加し、すべての頁を頁順に綴じた構成の教材としても構わない。
また、表紙等を含む各頁における構成(欄や文章などの構成)は、実施の形態1で示した構成例に限定されず、適宜変更してもよい。答案を作成する原稿用紙欄は、答案を作成する頁においては必須の欄として設ける必要があるが、原稿用紙欄を構成する文字数や枠線等の要素の変更は可能である。また、原稿用紙欄は、その下方側のみに空白部分が配される構成であってもよい。
さらに、各頁の綴じ方や綴じる手段についても、実施の形態1で示した構成例に限定されず、必要な変更をしてもよい。
この他にも、添削教材1は、例えば小論文の答案作成や学習に役立つ知識、情報などが示された頁を更に付加した構成の教材とすることも可能である。
1 …添削教材
20…第1の頁(見開き頁)
21…初回の答案を記入する原稿用紙欄
23A,23B,43…空白部分
30…第2の頁(見開き頁)
31〜35…初回の答案の添削指導された内容を振り返る項目欄
31,32…複数の指示欄
33,34…応答欄
35…メモ欄
40…第3の頁(見開き頁)
41…2回目の答案を記入する原稿用紙欄
44…2回目の添削結果欄(2回目の結果表)
45…初回の添削結果欄(初回の結果表)
50…第4の頁
51〜53…2回目の答案の添削指導された内容等を振り返る項目欄
51a〜53a…指示欄部
51a〜53a…応答欄部
55…谷折り位置を示す目印

Claims (9)

  1. 小論文の問題に対する初回の答案を記入する原稿用紙欄が設けられた第1の頁と、
    前記第1の頁における前記初回の答案の添削指導された内容を振り返るための項目欄が設けられた第2の頁と、
    前記小論文の問題に対する2回目の答案を記入する原稿用紙欄が設けられた第3の頁と
    を少なくとも有し、
    前記第1の頁から第3の頁までの各頁がこの順番で綴じられている添削教材。
  2. 前記第3の頁における前記2回目の答案の添削指導された内容を含めて教材全体の学習内容を振り返るための項目欄が設けられた第4の頁を有し、前記第4の頁が前記第3の頁の後に更に綴じられている請求項1に記載の添削教材。
  3. 前記第1の頁から第3の頁までの各頁が見開き頁として構成されている請求項1に記載の添削教材。
  4. 前記第2の頁に、前記初回の答案の添削指導された内容を振り返るための指示事項が示された複数の指示欄と、その各指示欄の指示事項に応答する内容を記入する応答欄とが対応して設けられている請求項1〜3のいずれかに記載の添削教材。
  5. 前記第2の頁に、前記2回目の答案について予め推敲した内容を記入するメモ欄が設けられている請求項1〜4のいずれかに記載の添削教材。
  6. 前記メモ欄は、序論の内容、本論の内容及び結論の内容に分けて記入するよう構成されている請求項5に記載の添削教材。
  7. 前記第4の頁に、前記2回目の答案の添削指導された内容を含めて教材全体の学習内容を振り返るための指示事項が示された複数の指示欄と、その各指示欄の指示事項に応答する内容を記入する応答欄とが対応して設けられている請求項2〜6のいずれかに記載の添削教材。
  8. 前記第3の頁の端部側に、前記初回及び第2回目の各答案に対する評価項目ごとの得点及び評価結果がそれぞれ記入された初回の結果表及び2回目の結果表が設けられており、
    前記第4の頁に、その一部分を所定の位置で谷折りしたとき、前記第3の頁における初回の結果表及び2回目の結果表が現れて見える仕組みが設けられている請求項2〜7のいずれかに記載の添削教材。
  9. 前記第1の頁における原稿用紙欄と前記第3の頁における原稿用紙欄は、その各上方側及び下方側の少なくとも一方に空白部分を配して設けられている請求項1〜8のいずれかに記載の添削教材。
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