JP3209038B2 - 内燃機関用点火装置 - Google Patents

内燃機関用点火装置

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JP3209038B2
JP3209038B2 JP11989895A JP11989895A JP3209038B2 JP 3209038 B2 JP3209038 B2 JP 3209038B2 JP 11989895 A JP11989895 A JP 11989895A JP 11989895 A JP11989895 A JP 11989895A JP 3209038 B2 JP3209038 B2 JP 3209038B2
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敦文 木下
賢司 木邨
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Kokusan Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュータ
を用いて内燃機関の点火位置を制御する内燃機関用点火
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に内燃機関用の点火装置は、点火信
号が与えられたときに点火用の高電圧を発生する点火回
路と、該点火回路に点火信号を与える時期(点火位置)
を制御する制御部とを備えていて、点火回路から得られ
る高電圧を機関の気筒に取り付けられた点火プラグに印
加することにより点火動作を行なわせるようになってい
る。
【0003】近年内燃機関に対しては、排気ガスの浄
化、燃費の向上、騒音の低減、及び出力の向上等の種々
の要求がされるようになり、これらの要求に応えるため
に、マイクロコンピュータを用いて内燃機関の点火位置
を回転数等の制御条件に対して正確に制御するデジタル
式の点火装置が必要とされるようになった。
【0004】マイクロコンピュータを用いて点火位置を
制御する内燃機関用点火装置においては、内燃機関の極
低速時の点火位置である固定点火位置を検出するための
固定点火位置信号と該固定点火位置よりも進角した位置
に設定された基準回転角度位置を検出するための基準信
号とを少なくとも発生する信号発生装置を設けるととも
に、内燃機関の回転数を演算するためのデータを求める
回転数計測手段と、内燃機関の点火位置を計測するため
のデータを求める点火位置演算手段と、点火位置を計測
して点火信号を発生させる点火信号発生手段とをマイク
ロコンピュータにより実現して、内燃機関の点火位置を
回転数に対して制御するようにしている。
【0005】回転数計測手段は、機関の基準回転角度位
置で基準信号が発生してから次の基準信号が発生するま
での間(機関が1回転する間)に発生する基準クロック
パルスを、マイクロコンピュータ内に設けられたカウン
タにより計数してその計数値を回転数計測用計数値とし
てRAMに記憶させる。
【0006】点火位置演算手段は、機関の回転数と点火
位置との関係を与えるマップを用いて、回転数計測用計
数値から求められた各回転数に対して点火位置を補間演
算する。この点火位置は、機関のクランク軸が基準回転
角度位置から点火位置まで回転する間に計数すべきクロ
ックパルスの数の形で演算されて、RAMの所定のアド
レスに記憶される。本明細書では、このクロックパルス
の計数値を点火用計数値と呼ぶ。
【0007】点火信号発生手段は、基準信号が発生した
ときにカウンタにより点火位置計測用計数値の計数を開
始し、該カウンタが点火用計数値の計数を完了した時に
点火信号を発生させる。
【0008】内燃機関用点火装置に対しては、小形化と
コストの低減とがきびしく求められるため、通常マイク
ロコンピュータとしては、MPU、ROM、RAM、カ
ウンタ等の構成要素を1つのチップ内に構成したいわゆ
るワンチップマイコンが用いられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような内燃機関
用点火装置において、点火位置を回転数に対して正確に
制御するためには、回転数計測用計数値と点火用計数値
とを16ビットの2進数として扱う必要がある。従来の
点火装置では、回転数計測用計数値及び点火用計数値を
それぞれ16ビットのカウンタを用いて計数していたた
め、マイクロコンピュータとして16ビットカウンタを
内蔵した高価なものを用いる必要があり、コストが高く
なるという問題があった。
【0010】本発明の目的は安価な8ビットのカウンタ
を用いたマイクロコンピュータにより点火位置を正確に
制御することができるようにした内燃機関用点火装置を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、点火信号が与
えられたときに点火用の高電圧を発生する点火回路と、
マイクロコンピュータと、内燃機関の固定点火位置を検
出するための固定点火位置信号と該固定点火位置よりも
進角した位置に設定された基準回転角度位置を検出する
ための基準信号とを少くとも発生する信号発生装置とを
備えて、内燃機関が1回転する間に発生する基準クロッ
クパルスを計数して16ビットの2進数からなる回転数
計測用計数値を求める回転数計測手段と、基準回転角度
位置から内燃機関の点火位置に相当する回転角度位置ま
で機関が回転する間に計数すべきクロックパルスの数を
16ビットの2進数からなる点火用計数値として各回転
数に対して演算する点火位置演算手段と、点火用計数値
を計数して点火信号を発生させる点火信号発生手段とを
マイクロコンピュータにより実現して、内燃機関の点火
位置を回転数に対して制御する内燃機関用点火装置に係
わるものである。
【0012】本発明においては、マイクロコンピュータ
として、所定の基準クロック周波数で計数動作を行う8
ビットの第1のカウンタと、基準クロック周波数を設定
された分周比で分周した周波数で計数動作を行う8ビッ
トの第2のカウンタとを備えたものを用いる。
【0013】本発明においては、上記回転数計測手段
が、基準信号により基準回転角度位置が検出される毎に
第1のカウンタをクリアするカウンタクリア手段と、マ
イクロコンピュータに設けられたRAMの所定のアドレ
スを桁上げビット記憶用メモリとして第1のカウンタの
全計数動作が完了する毎に該桁上げビット記憶用メモリ
の記憶内容を1ずつ増加させる桁上げ記憶手段と、第1
のカウンタがクリアされる直前における桁上げ記憶手段
の記憶内容から得られる回転数計測用計数値の上位8ビ
ット及び該第1のカウンタの計数値から得られる回転数
計測用計数値の下位8ビットを記憶させる回転数記憶手
段とを備えている。
【0014】また点火信号発生手段は、点火位置演算手
段により演算された16ビットの点火用計数値の上位8
ビットが0であるか1以上であるかを判定して点火用計
数値の上位8ビットが1以上であると判定されたときに
点火用計数値の上位8ビットが0になるまで該点火用計
数値の各桁を下位の桁側にシフトさせる計数値シフト手
段と、計数値シフト手段によるシフトの回数C(Cは1
以上の整数)が0のときには点火位置演算手段により演
算された点火用計数値の下位8ビットをそのまま第2の
カウンタの計数値とし、シフトの回数Cが1以上である
ときにはシフト後の点火用計数値の下位8ビットを第2
のカウンタの計数値として設定する第2のカウンタ計数
値設定手段と、分周比を1/(2)に設定する分周比
設定手段と、基準回転角度位置が検出されたときに基準
クロック周波数を設定された分周比で分周した周波数で
第2のカウンタに設定された計数値の計数動作を行わせ
る第2のカウンタ制御手段とを備えていて、第2のカウ
ンタの計数動作が完了したときに点火信号を発生させる
ように構成される。
【0015】マイクロコンピュータのRAMとして8ビ
ットのRAMが用いられる場合には、回転数計測用計数
値の上位8ビット及び下位8ビットをそれぞれ第1及び
第2の回転数記憶用メモリに記憶させ、点火用計数値の
上位8ビット及び下位8ビットをそれぞれ第1及び第2
の点火位置記憶用メモリに記憶させる。
【0016】この場合、点火信号発生手段は、第1の点
火位置記憶用メモリの内容が0であるか1以上であるか
を判定して該メモリの内容が1以上であると判定された
ときに該第1の点火位置記憶用メモリの内容が0になる
まで第1及び第2の点火位置記憶用メモリにそれぞれ記
憶された2進数の各桁を下位の桁側にシフトさせる計数
値シフト手段と、計数値シフト手段によるシフトの回数
C(Cは0を含む正の整数)が0のときには点火位置演
算手段により演算された点火用計数値の下位8ビットを
記憶した第2の点火位置記憶用メモリの内容をそのまま
第2のカウンタの計数値とし、シフトの回数Cが1以上
であるときにはシフト後に第2の点火位置記憶用メモリ
に記憶されている内容を第2のカウンタの計数値として
設定する第2のカウンタ計数値設定手段と、分周比を1
/(2)に設定する分周比設定手段と、基準回転角度
位置が検出されたときに基準クロック周波数を設定され
た分周比で分周した周波数で第2のカウンタに設定され
た計数値の計数動作を行わせる第2のカウンタ制御手段
とにより構成できる。
【0017】第1のカウンタ及び第2のカウンタとして
ダウンカウンタを用いる場合、回転数記憶手段は、第1
のカウンタがクリアされる直前における該第1のカウン
タの計数値の下位8ビットの各桁を反転させて得た2進
数に1を加えることにより回転数計測用計数値の下位8
ビットを得るように構成する。
【0018】本発明においては、機関の回転数が設定値
を超えているか否かを判定する回転数判定手段と、回転
数判定手段により回転数が設定値を超えていると判定さ
れたときに第2のカウンタの計数動作を許可して該第2
のカウンタの計数動作が完了したときに点火信号を発生
させ、回転数が設定値以下であると判定されたときには
第2のカウンタの計数動作を禁止して固定点火位置信号
により固定点火位置が検出されたときに点火信号を発生
させる点火信号切り替え手段とを、上記点火信号発生手
段に更に設けることが望ましい。
【0019】
【作用】上記のように構成すると、2個の8ビットのカ
ウンタを用いて、回転数及び点火位置を16ビットの2
進数で処理することができるため、2個の8ビットカウ
ンタを備えた安価なマイクロコンピュータを用いて内燃
機関の点火位置を正確に制御することができる。
【0020】
【実施例】図1は本発明の実施例のハードウェアの構成
を示したもので、同図において1は点火信号が与えられ
たときに点火用の高電圧を発生する点火回路である。こ
の点火回路はコンデンサ放電式の回路として周知のもの
で、1次コイル2a及び2次コイル2bを有する点火コ
イル2と、図示しない内燃機関の出力軸に取付けられた
磁石発電機内に設けられたエキサイタコイル3と、点火
エネルギ蓄積用コンデンサ4と、放電用サイリスタ5
と、ダイオード6及び7とからなっている。更に詳述す
ると、点火コイルの一次コイル2aの一端はエキサイタ
コイル3の一端とともに接地され、一次コイル2aの他
端は二次コイル2bの一端に接続されている。一次コイ
ル2aの他端にはまたコンデンサ4の一端が接続され、
コンデンサ4の他端はカソードを該コンデンサ側に向け
たダイオード6を通してエキサイタコイル3の他端に接
続されている。コンデンサ4とダイオード6との接続点
にサイリスタ5のアノードが接続され、該サイリスタの
カソードは接地されている。また点火コイルの一次コイ
ル2aの両端に、カソードを接地側に向けてダイオード
7が接続されている。点火コイルの二次コイル2bの他
端は、図示しない機関の気筒に取り付けられた点火プラ
グ8の非接地側端子に接続されている。
【0021】上記の点火回路1において、エキサイタコ
イル3は機関の回転に同期して交流電圧Ve を誘起す
る。エキサイタコイル3が図示の矢印方向の正の半サイ
クルの交流電圧Ve を発生すると、エキサイタコイル3
→ダイオード6→コンデンサ4→ダイオード7及び一次
コイル2a→エキサイタコイル3の経路でコンデンサ4
が図示の極性に充電される。サイリスタ5のゲートに点
火信号Vi が与えられると、該サイリスタ5が導通する
ため、コンデンサ4の電荷がサイリスタ5を通して点火
コイルの一次コイル2aに放電する。この放電により点
火コイルの二次コイル2bに点火用の高電圧が誘起し、
該高電圧が点火プラグ8に印加される。これにより点火
プラグ8に火花が生じ、機関が点火される。
【0022】10はマイクロコンピュータで、このマイ
クロコンピュータは、MPU(特に図示せず。)と、R
OM10a及びRAM10bと、6ビットの第1のプリ
スケーラ10dを前段に備えた8ビットの第1のカウン
タ10eと、6ビットの第2のプリスケーラ10fを前
段に備えた8ビットの第2のカウンタ10gと、カウン
タにクロックパルスを与えるクロック回路10hとを1
チップに構成したワンチップマイコンからなっている。
この例では、第1のカウンタ10e及び第2のカウンタ
10gがともに8ビットのダウンカウンタからなってい
て、これらのカウンタが計数する計数値は00H〜FF
H(ここでHは16進表示であることを示す。)の範囲
でソフトウェア上で適宜に設定し得るようになってい
る。
【0023】クロック回路10hは、1μsecの周期
で基準クロックパルスVp を発生する発振回路からな
り、該基準クロックパルスは、プリスケーラ10d及び
10fを通して第1及び第2のカウンタ10e及び10
gに入力されている。
【0024】プリスケーラ10d及び10fは、基準ク
ロックパルスVp の周波数を設定された分周比n(nは
1以上の整数)で分周して、分周した周波数のクロック
パルスをカウンタ10e及び10gに与える。
【0025】本実施例では、プリスケーラ10dの分周
比が1に設定され、第1のカウンタ10eの計数値はF
FHに設定される。従って第1のカウンタ10eには、
基準クロックパルスVp と同じ周波数のクロックパルス
が与えられる。第1のカウンタ10eは、基準位置で割
り込み信号INT1 が与えられたときにクリアされて計
数動作を開始し、00H、FFH,FEH,FDH,
…、03H,02H,01Hの計数動作を繰り返して、
その計数値が01Hになる毎に(全計数動作が完了する
毎に)割り込み制御回路10cに割り込み信号INT2
を与える。
【0026】またプリスケーラ10fの分周比は、点火
位置を計測するための計数値のビット数に応じてソフト
ウェア上で適宜に設定され、第2のカウンタ10gは、
基準クロックパルスVp の周波数を設定された分周比で
分周した周波数のクロックパルスを第2のカウンタ10
gに与える。第2のカウンタ10gは、ソフトウェア上
で設定された計数値をダウンカウントして、その計数が
終了したときに(計数値が01Hになったときに)割込
み制御回路10cに割り込み信号INT3 を与える。
【0027】11は内燃機関の出力軸に取り付けられた
信号発電機(パルサ)に設けられた信号コイルで、この
信号コイルは、図7(A)に示したように、機関の低速
時の点火位置である固定点火位置よりも進角した位置
(通常は最大進角位置)に設定された基準位置θ1 でス
レショルドレベル以上になる第1の信号Vs1と、固定点
火位置θ2 でスレショルドレベル以上になる第2の信号
Vs2とを機関の1回転当り1回発生する。固定点火位置
は機関の低速時の点火位置で、この固定点火位置は機関
の最小進角位置に等しく設定する場合もあり、最小進角
位置より進角した位置(機関の低速時の点火位置として
適当な位置)に設定する場合もある。
【0028】図示の例では、第1の信号Vs1が負極性の
パルスからなり、第2の信号Vs2が正極性のパルスから
なっている。信号コイル11の出力は波形整形回路12
に入力されている。波形整形回路12は信号コイル11
の出力波形をパルス波形に整形する回路で、この波形整
形回路は、第1の信号Vs1及び第2の信号Vs2をそれぞ
れパルス波形の基準信号P1 (図7B)及び固定点火位
置信号P2 (図7C)に変換する。波形整形回路12は
また、固定点火位置信号P2 を反転させたものに相当す
る信号P2 ´を出力するようになっていて、波形整形回
路12が出力する基準信号P1 、固定点火位置信号P2
及び固定点火位置信号を反転させた信号P2 ´がマイク
ロコンピュータ10の入力ポートを通して割り込み制御
回路10cに入力されている。マイクロコンピュータ1
0は、入力信号の高レベルから低レベルへの立下りを認
識するようになっていて、基準回転角度位置θ1 で生じ
る基準信号P1 の立下りが割り込み信号INT1 として
認識される。また固定点火位置信号P2 の立下りが割り
込み信号INT4 として認識され、固定点火位置θ2 で
生じる信号P2 ´の立下り(固定点火位置信号P2 の立
上がり)が割り込み信号INT5 として認識されるよう
になっている。
【0029】マイクロコンピュータ10の出力ポートA
に抵抗14を通してPNPトランジスタ15のベースが
接続され、トランジスタ15のエミッタは図示しない直
流電源回路出力端子につながる電源ラインEに接続され
ている。またトランジスタ15のエミッタベース間に抵
抗16が接続され、該トランジスタのコレクタが抵抗1
7とダイオード18とを通して放電用サイリスタ5のゲ
ートに接続されている。
【0030】この例では、抵抗14,16,17と、ト
ランジスタ15と、ダイオード18とにより、点火信号
出力回路19が構成され、マイクロコンピュータ10が
点火位置検出信号Vf を出力したときに点火信号出力回
路19から点火回路1に点火信号Vi が与えられるよう
になっている。
【0031】マイクロコンピュータ10は、図示しない
直流電源により電源電圧が与えられて動作する。この直
流電源としては、機関に取り付けられた磁石発電機の出
力を整流して直流電圧を発生する電源回路を有するも
の、または磁石発電機の出力を整流して直流電圧を発生
する電源回路とバッテリとを併用したものを用いるのが
好ましい。機関に取り付けられた磁石発電機を電源とし
て直流電圧を発生する電源によりマイクロコンピュータ
を動作させるように構成しておくと、バッテリが搭載さ
れない車両等を駆動する内燃機関にも適用することがで
きる。
【0032】またバッテリのみによりマイクロコンピュ
ータを駆動するようにした場合、バッテリが過放電状態
になるとマイクロコンピュータを動作させることができ
なくなって機関を運転することができなくなり、特に船
外機の場合には、洋上でバッテリが過放電状態になると
帰港することができなくなるおそれがあるが、機関に取
り付けられた磁石発電機を電源としてマイクロコンピュ
ータを動作させ得るようにしておけば、このような問題
が生じるのを防ぐことができる。
【0033】マイクロコンピュータ10は、ROMに記
憶されたプログラムを実行することにより機関の回転数
[rpm]を演算し、該回転数に対する点火位置を演算
する。マイクロコンピュータ10はまた、回転数が設定
値を超えているか否かを判定して、回転数が設定値を超
えているときに演算された点火位置の計測を行ない、機
関の回転角度が点火位置に相当する回転角度位置θi に
一致したことを検出したときに出力ポートAの電位を高
レベルの状態から低レベル(接地電位)の状態へと変化
させる。この出力ポートAの電位の低下が点火指令信号
Vf として用いられる。回転数が設定値以下の場合に
は、点火位置の計測を行なうことなく、固定点火位置θ
2 で割り込み信号INT5 が発生したときに出力ポート
Aの電位を低下させて点火指令信号Vf を発生させる。
【0034】点火指令信号Vf が発生すると(出力ポー
トAの電位が低下すると)、トランジスタ15が導通す
るため、図示しない直流電源回路からトランジスタ15
と抵抗17とダイオード18とを通して点火回路1の放
電用サイリスタ5に点火信号Vi が与えられる。
【0035】マイクロコンピュータ10が実行するプロ
グラムのアルゴリズムを示すフローチャートを図2ない
し図6に示した。図2はマイクロコンピュータ10に電
源電圧が印加されたときに開始されるメインルーチンを
示し、図3は割り込み信号INT1 が発生したときに実
行される割り込みルーチンを示している。また図4は割
り込み信号INT2 が発生したときに実行される割り込
みルーチンを示し、図5及び図6はそれぞれ割り込み信
号INT3 及びINT4 が発生したときに実行される割
り込みルーチンを示している。
【0036】マイクロコンピュータ10に電源電圧が印
加されると、図2に示すメインルーチンが開始される。
このメインルーチンでは、先ず各部の初期化(イニシャ
ライズ)を行い、第1の回転数記憶用メモリNRPM
1、及び第2の回転数記憶用メモリNRPM2にそれぞ
れ記憶された回転数計測用計数値から機関の回転数を演
算して、演算した回転数をRAMの所定のアドレスに記
憶させる。
【0037】第1及び第2の回転数記憶用メモリNRP
M1及びNRPM2はRAMの所定のアドレスを割り当
てたもので、これらのメモリNRPM1及びNRPM2
にはそれぞれ、機関が1回転する間に第1のカウンタ1
0eが計数したクロックパルス数(16ビットの2進
数)の上位8ビット及び下位8ビットが記憶されてい
る。メモリNRPM1及びNRPM2に回転数計測用計
数値を記憶させる過程については後述する。
【0038】回転数を演算した後、回転数と点火位置と
の関係を与えるマップを用いて、演算された回転数にお
ける点火位置を演算する。この演算に用いるマップは、
回転数と点火位置との関係を与える特性(一般に折れ線
グラフで表される。)の各屈曲点をマップポイントとし
て、各マップポイントにおける回転数と点火位置とをテ
ーブルの形で記憶したもので、点火位置はこのマップを
用いて補間法により演算される。
【0039】次いで、基準回転角度位置から演算された
点火位置に相当する回転角度位置まで機関が回転する間
に計数すべき基準クロックパルスの数を点火用計数値と
して、この点火用計数値を16ビットの2進数で演算
し、この計数値の上位8ビット及び下位8ビットをそれ
ぞれRAM10bの所定のアドレスに割り当てられた第
1及び第2の点火位置記憶用メモリIGTIME1及び
IGTIME2に記憶させる。
【0040】次いで、シフトの回数Cを0とし、第1の
点火位置記憶用メモリIGTIME1に記憶された点火
用計数値の上位8ビットが0であるか否かを判定する。
その結果、第1の点火位置記憶用メモリIGTIME1
に記憶された点火用計数値の上位8ビットが1以上であ
る場合には、マイクロコンピュータに設けられたキャリ
ーフラグCYに0を入れた後、点火位置記憶用メモリI
GTIME1及びIGTIME2にそれぞれ記憶された
点火用計数値の上位8ビット及び下位8ビットの末尾の
1ビットをキャリーフラグCYに移動させるとともに、
キャリーフラグCYに記憶された「0」を点火用計数値
の上位8ビット及び下位8ビットの最上位の桁に移動さ
せる。これにより、IGTIME1及びIGTIME2
にそれぞれ記憶された点火用計数値の上位8ビット及び
下位8ビットが下位の桁側に1ビットシフトする。次い
でシフトの回数Cを1だけ増加させた後、第1の点火位
置記憶用メモリIGTIME1に記憶された点火用計数
値の上位8ビットが0になったか否かを判定する過程に
戻り、該点火用計数値の上位8ビットが0でない場合に
は、IGTIME1及びIGTIME2に記憶された上
位8ビット及び下位8ビットの各桁を1ビットずつ下位
の桁側にシフトする過程を繰り返す。これらの過程によ
り、点火用計数値の上位8ビットが0になるまで、該計
数値の各桁が下位の桁側にシフトさせられる。点火用計
数値の各桁が下位の桁側に1回シフトする毎に、点火用
計数値の大きさは1/2になっていく。例えば点火用計
数値の上位8ビットが零になるまでに2回シフトが行わ
れたとすると、シフト後の点火用計数値の値は演算され
た値の1/4になり、3回シフトが行われたとすると、
シフト後の点火用計数値の値は演算された値の1/8に
なる。
【0041】第1の点火位置記憶用メモリIGTIME
1に記憶された点火用計数値の上位8ビットが0である
か否かを判定した結果、該上位8ビットが0であると判
定された場合には、プリスケーラ10fでの分周比1/
(Cは0を含む正の整数)を分周比記憶用メモリI
GPREに記憶させる。次いで点火位置記憶用メモリI
GTIME2に記憶された点火用計数値の下位8ビット
を点火用計数値記憶用メモリIGTIMEに記憶させ
て、回転数を求める過程に戻る。本発明においては、メ
モリIGTEMEに記憶されたシフト後の点火用計数値
を第2のカウンタ10gにセットして、該カウンタ10
gに計数動作を行わせる。シフトがC回行われた場合、
第2のカウンタ10gが計数するシフト後の点火用計数
値は、基準クロックパルスの計数値として演算された点
火用計数値の1/2となっているが、本発明では、第
2のカウンタ10gに、基準クロックパルスの周波数を
1/2に分周した周波数のパルスを計数させるため、
点火位置の計測を支障なく行わせることができる。
【0042】前述のように、第1のカウンタ10eは、
基準クロックパルスVp を計数して、00H,FFH,
…01Hのダウンカウントを繰り返し、計数値が01H
になる毎に割り込み信号INT2 を発生する。この割り
込み信号INT2 が発生すると、図4の割り込みルーチ
ンが実行される。この割り込みルーチンでは、RAMの
所定のアドレスに割り当てられた桁上げビット記憶用メ
モリREVRAMの内容をインクリメントし(REVR
AMの内容に1を加え)、REVRAMがオーバフロー
したか否かを判定する。REVRAMがオーバフローし
ていない場合にはメインルーチンに復帰し、オーバフロ
ーしている場合には、オーバフロー判定用フラグOVE
RFLを1としてメインルーチンに復帰する。
【0043】信号発生装置13が基準信号を発生して、
マイクロコンピュータ10に割込信号INT1 が与えら
れると、図3に示した割り込みルーチンが実行される。
この割り込みルーチンでは、先ず第2のカウンタ10g
に点火用計数値記憶用メモリIGTIMEに記憶された
点火用計数値をセットし、分周比記憶用メモリIGPR
Eに記憶された分周比を第2のプリスケーラ10fにセ
ットする。次いでオーバフロー判定フラグOVERFL
が1であるか否かを判定し、OVERFLが1でない場
合(0の場合)には、桁上げビット記憶用メモリREV
RAMの内容を回転数計測用計数値の上位8ビットとし
て第1の回転数記憶用メモリNRPM1に記憶させ、第
1のカウンタ10eの計数値とFFHとの排他的論理和
(エクスクルーシブオア)に1を加えた8ビットの2進
数を回転数計測用計数値の下位8ビットとして第2の回
転数記憶用メモリNRPM2に記憶させる。第1のカウ
ンタ10eの計数値とFFHとの排他的論理和(エクス
クルーシブオア)に1を加える操作は、第1のカウンタ
10eの計数値の各桁を反転させて得た2進数に1を加
える操作である。このような操作を行うことにより、ダ
ウンカウントの計数値をアップカウントの計数値に変換
することができる。
【0044】オーバフロー判定用フラグOVERFLが
1でない場合(桁上げビット記憶用メモリREVRAM
がオーバフローしていない場合)には、上記のようにし
て、第1及び第2の回転数記憶用メモリNRPM1及び
NRPM2に回転数計測用計数値の上位8ビット及び下
位8ビットを記憶させた後、桁上げビット記憶用メモリ
REVRAMをクリアし、第1のカウンタ10eをクリ
アして、該第1のカウンタの計数動作を開始させる。
【0045】オーバフロー判定用フラグOVERFLが
1であると判定された場合には、該フラグOVERFL
を0とした後、第1及び第2の回転数記憶用メモリNR
PM1及びNRPM2の双方にFFH(第2のカウンタ
の計数値の最大値)を入れて回転数計測用計数値を最大
にし、次いで桁上げビット記憶用メモリREVRAM及
び第1のカウンタ10eをクリアして、該第1のカウン
タの計数動作を開始させる。
【0046】桁上げビット記憶用メモリREVRAM及
び第1のカウンタ10eをクリアした後、第1及び第2
の回転数記憶用メモリNRPM1及びNRPM2に記憶
された回転数が設定値(この例では1000[rp
m])を超えているか否かを判定し、回転数が設定値を
超えている場合には、割り込み信号INT5 による割り
込みを禁止して、第2のカウンタ10gの計数動作を許
可した後、メインルーチンに戻る。また回転数が設定値
以下である場合には、割り込み信号INT5 による割り
込みを許可した後、第2のカウンタ10gの計数動作を
禁止してメインルーチンに戻る。
【0047】回転数が設定値を超えている場合には、第
2のカウンタ10gの動作が許可されたときに該第2の
カウンタ10gの計数動作が開始される。第2のカウン
タ10gの計数動作が実際に開始されるのは、基準信号
が発生して割り込み信号INT1 が発生した後、第2の
カウンタへの計数値のセット、第2のプリスケーラへの
分周比のセット、回転数記憶用メモリNRPM1,NR
PM2への計数値の転送、桁上げビット記憶用メモリR
EVRAMのクリア等の各種の処理が行われた後である
が、これらの処理はきわめて短い時間で行われるため、
基準信号が発生したときに第2のカウンタ10gの計数
動作が開始されると見なすことができる。第2のカウン
タ10gは、セットされた計数値の計数動作を完了した
ときに割り込み信号INT3 を発生する。この割り込み
信号INT3 が発生すると、割り込み制御回路10cが
図5に示す割り込みルーチンを実行させてポートAの電
位を低レベル(2値信号の論理が「0」の状態)にす
る。このポートAの電位の低下が点火指令信号Vf とな
る。点火指令信号Vf が発生すると、トランジスタ15
が導通して放電用サイリスタ5に点火信号Vi を与える
ため、点火動作が行われる。固定点火位置θ2 よりも僅
かに遅れた位置で割り込み信号INT4 が発生すると、
図6に示す割り込みルーチンが実行されて、マイクロコ
ンピュータ10のポートAの電位が高レベル(2値信号
の論理が「1」の状態)にされ、点火指令信号が消滅す
る。これによりトランジスタ15が遮断状態になり、放
電用サイリスタ5への点火信号Vi の供給が停止され
る。
【0048】回転数が設定値以下で、第2のカウンタ1
0gの動作が禁止され、割り込み信号INT5 による割
り込みが許可されたときには、固定点火位置θ2 で割り
込み信号INT5 が発生したときにポートAの電位が低
レベルの状態にされ、該固定点火位置で放電用サイリス
タ5に点火信号が与えられる。この点火信号は割り込み
信号INT4 が発生したときに消滅させられる。即ち、
機関の回転数が設定値以下である場合には、常に固定点
火位置で点火信号が発生し、点火位置が固定点火位置に
固定される。
【0049】上記の実施例では、図3に示す割り込みル
ーチンにおいて第1のカウンタをクリアする過程によ
り、カウンタクリア手段が実現され、図4に示した割り
込みルーチンにより、第1のカウンタの全計数動作が完
了する毎に該桁上げビット記憶用メモリの記憶内容を1
ずつ増加させる桁上げ記憶手段が実現される。また図3
に示した割り込みルーチンにおいて、メモリNRPM1
にメモリREVRAMの内容を転送する過程、及び第1
のカウンタの計数値の各桁を反転させて1を加えた数値
をメモリNRPM2に記憶させる過程により、回転数記
憶手段が実現される。更に、図2のメインルーチンにお
いて、IGTEME1及びIGTIME2の記憶内容の
各桁をシフトする過程により計数値シフト手段が実現さ
れ、同メインルーチンにおいてIGPREに分周比を記
憶させる過程と、図3の割り込みルーチンにおいて第2
のプリスケーラ10fにIGPREの内容を転送する過
程とにより、分周比設定手段が実現される。また図2の
割り込みルーチンにおいてIGTIME2の内容をIG
TIMEに転送する過程と、図3の割り込みルーチンに
おいて、第2のカウンタ10gにIGTIMEの内容を
転送する過程により、第2のカウンタ計数値設定手段が
実現され、図3に示した割り込みルーチンにおいて、第
2のカウンタの計数動作を許可する過程により、第2の
カウンタ制御手段が実現される。
【0050】また図3の割り込みルーチンにおいて、回
転数が設定値を超えているか否かを判定する過程により
回転数判定手段が実現され、その判定結果に応じて第2
のカウンタの動作を許可したり禁止したりする過程によ
り、点火信号切り替え手段が実現される。
【0051】上記の実施例では、第1及び第2のカウン
タ10e及び10gとしてダウンカウンタを用いたが、
これらのカウンタとしてアップカウンタを用いることも
できる。第1のカウンタ10eとしてアップカウンタを
用いる場合には、基準信号が発生して割り込み信号IN
T1 が発生したときに、第1のカウンタ10eの計数値
をそのまま下位8ビットとしてNRPM2に転送すれば
よい。
【0052】上記の実施例では、回転数が設定値以下の
とき(極低速時)に、固定点火位置でマイクロコンピュ
ータ10から点火信号を発生させるようにしているが、
固定点火位置信号P2 を極低速時の点火信号として、該
固定点火位置信号P2 と、マイクロコンピュータ側から
与えられる点火信号Vi とをオア回路を通して点火回路
に供給する構成をとることもできる。
【0053】上記の実施例では、点火回路1としてエキ
サイタコイルにより点火エネルギ蓄積用コンデンサを充
電するコンデンサ放電式の回路を用いたが、エキサイタ
コイルを用いずに、バッテリを電源としたDC−DCコ
ンバータ(昇圧回路)により点火エネルギ蓄積用コンデ
ンサを充電するようにしたコンデンサ放電式の点火回路
を用いる場合にも本発明を適用できる。また点火回路
は、点火信号が与えられたときに点火用の高電圧を発生
する回路であればよく、コンデンサ放電式の点火回路に
代えて、電流遮断式の点火回路が用いられる場合にも本
発明を適用することができるのはもちろんである。
【0054】上記の実施例では、信号発生装置の信号源
として信号コイルを有する信号発電機を用いたが、ホー
ル素子などの磁気検出素子を用いて磁束の変化を検出す
ることにより信号を発生する信号発電機を用いることも
できる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、2個の
8ビットのカウンタを用いて、回転数及び点火位置を1
6ビットの2進数で処理することができるため、2個の
8ビットカウンタを備えた安価なマイクロコンピュータ
を用いて内燃機関の点火位置を正確に制御することがで
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のハードウェアの構成を示した
構成図である。
【図2】本発明の実施例において実行されるメインルー
チンのアルゴリズムを示したフローチャートである。
【図3】本発明の実施例において基準信号が発生したと
きに実行される割り込みルーチンのアルゴリズムを示し
たフローチャートである。
【図4】本発明の実施例において第1のカウンタが計数
動作を完了する毎に実行される割り込みルーチンのアル
ゴリズムを示したフローチャートである。
【図5】本発明の実施例において第2のカウンタが計数
動作を完了する毎に実行される割り込みルーチンのアル
ゴリズムを示したフローチャートである。
【図6】本発明の実施例において固定点火位置信号が発
生する毎に実行される割り込みルーチンのアルゴリズム
を示したフローチャートである。
【図7】本発明の実施例の各部の信号波形を示した波形
図である。
【符号の説明】
1 点火回路 2 点火コイル 3 エキサイタコイル 4 点火エネルギ蓄積用コンデンサ 5 放電用サイリスタ 10 マイクロコンピュータ 13 信号発生装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−25595(JP,A) 特開 昭54−22742(JP,A) 特開 平3−264773(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02P 5/15 F02D 45/00 372

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点火信号が与えられたときに点火用の高
    電圧を発生する点火回路と、マイクロコンピュータと、
    内燃機関の固定点火位置を検出するための固定点火位置
    信号と該固定点火位置よりも進角した位置に設定された
    基準回転角度位置を検出するための基準信号とを少くと
    も発生する信号発生装置とを備え、内燃機関が1回転す
    る間に発生する基準クロックパルスを計数して16ビッ
    トの2進数からなる回転数計測用計数値を求める回転数
    計測手段と、前記基準回転角度位置から内燃機関の点火
    位置まで機関が回転する間に計数すべきクロックパルス
    の数を16ビットの2進数からなる点火用計数値として
    各回転数に対して演算する点火位置演算手段と、前記点
    火用計数値を計数して前記点火信号を発生させる点火信
    号発生手段とを前記マイクロコンピュータにより実現し
    て、内燃機関の点火位置を回転数に対して制御する内燃
    機関用点火装置であって、 前記マイクロコンピュータは所定の基準クロック周波数
    で計数動作を行う8ビットの第1のカウンタと、前記基
    準クロック周波数を所定の分周比で分周した周波数で計
    数動作を行う8ビットの第2のカウンタとを備え、 前記回転数計測手段は、前記基準信号により基準回転角
    度位置が検出される毎に前記第1のカウンタをクリアす
    るカウンタクリア手段と、前記マイクロコンピュータに
    設けられたRAMの所定のアドレスを桁上げビット記憶
    用メモリとして前記第1のカウンタの全計数動作が完了
    する毎に該桁上げビット記憶用メモリの記憶内容を1ず
    つ増加させる桁上げ記憶手段と、前記第1のカウンタが
    クリアされる直前における前記桁上げ記憶手段の記憶内
    容から得られる前記回転数計測用計数値の上位8ビット
    と、前記第1のカウンタがクリアされる直前における該
    第1のカウンタの計数値から得られる前記回転数計測用
    計数値の下位8ビットとを記憶させる回転数記憶手段と
    を備え、 前記点火信号発生手段は、前記点火位置演算手段により
    演算された16ビットの点火用計数値の上位8ビットが
    0であるか1以上であるかを判定して点火用計数値の上
    位8ビットが1以上であると判定されたときに点火用計
    数値の上位8ビットが0になるまで該点火用計数値の各
    桁を下位の桁側にシフトさせる計数値シフト手段と、前
    記計数値シフト手段によるシフトの回数C(Cは0を含
    む正の整数)が0のときには前記点火位置演算手段によ
    り演算された点火用計数値の下位8ビットをそのまま第
    2のカウンタの計数値とし、シフトの回数Cが1以上で
    あるときにはシフト後の点火用計数値の下位8ビットを
    第2のカウンタの計数値として設定する第2のカウンタ
    計数値設定手段と、前記分周比を1/(2)に設定す
    る分周比設定手段と、基準回転角度位置が検出されたと
    きに基準クロック周波数を設定された分周比で分周した
    周波数で前記第2のカウンタに設定された計数値の計数
    動作を行わせる第2のカウンタ制御手段とを備えて、前
    記第2のカウンタの計数動作が完了したときに前記点火
    信号を発生させるように構成されている内燃機関用点火
    装置。
  2. 【請求項2】 点火信号が与えられたときに点火用の高
    電圧を発生する点火回路と、マイクロコンピュータと、
    内燃機関の固定点火位置を検出するための固定点火位置
    信号と該固定点火位置よりも進角した位置に設定された
    基準回転角度位置を検出するための基準信号とを少くと
    も発生する信号発生装置とを備え、内燃機関が1回転す
    る間に発生する基準クロックパルスを計数して16ビッ
    トの2進数からなる回転数計測用計数値を求める回転数
    計測手段と、前記基準回転角度位置から内燃機関の点火
    位置まで機関が回転する間に計数すべきクロックパルス
    の数を16ビットの2進数からなる点火用計数値として
    各回転数に対して演算して演算された点火用計数値の上
    位8ビット及び下位8ビットをそれぞれ第1及び第2の
    点火位置記憶用メモリに記憶させる点火位置演算手段
    と、前記点火用計数値を計数して前記点火信号を発生さ
    せる点火信号発生手段とを前記マイクロコンピュータに
    より実現して、内燃機関の点火位置を回転数に対して制
    御する内燃機関用点火装置であって、 前記マイクロコンピュータは所定の基準クロック周波数
    で計数動作を行う8ビットの第1のカウンタと、前記基
    準クロック周波数を所定の分周比で分周した周波数で計
    数動作を行う8ビットの第2のカウンタとを備え、 前記回転数計測手段は、前記基準信号により基準回転角
    度位置が検出される毎に前記第1のカウンタをクリアす
    るカウンタクリア手段と、前記マイクロコンピュータに
    設けられたRAMの所定のアドレスを桁上げビット記憶
    用メモリとして前記第1のカウンタの全計数動作が完了
    する毎に該桁上げビット記憶用メモリの記憶内容を1ず
    つ増加させる桁上げ記憶手段と、前記第1のカウンタが
    クリアされる直前における前記桁上げ記憶手段の記憶内
    容から得られる前記回転数計測用計数値の上位8ビット
    及び前記第1のカウンタの計数値から得られる前記回転
    数計測用計数値の下位8ビットをそれぞれ第1及び第2
    の回転数記憶用メモリに記憶させる回転数記憶手段とを
    備え、 前記点火信号発生手段は、前記第1の点火位置記憶用メ
    モリの内容が0であるか1以上であるかを判定して該メ
    モリの内容が1以上であると判定されたときに該第1の
    点火位置記憶用メモリの内容が0になるまで第1及び第
    2の点火位置記憶用メモリにそれぞれ記憶された2進数
    の各桁を下位の桁側にシフトさせる計数値シフト手段
    と、前記シフトの回数C(Cは0を含む正の整数)が0
    のときには前記点火位置演算手段により演算された点火
    用計数値の下位8ビットを記憶した第2の点火位置記憶
    用メモリの内容をそのまま第2のカウンタの計数値と
    し、シフトの回数Cが1以上であるときにはシフト後に
    第2の点火位置記憶用メモリに記憶されている内容を第
    2のカウンタの計数値として設定する第2のカウンタ計
    数値設定手段と、前記分周比を1/(2)に設定する
    分周比設定手段と、基準回転角度位置が検出されたとき
    に基準クロック周波数を設定された分周比で分周した周
    波数で前記第2のカウンタに設定された計数値の計数動
    作を行わせる第2のカウンタ制御手段とを備えて、前記
    第2のカウンタの計数動作が完了したときに前記点火信
    号を発生させるように構成されている内燃機関用点火装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1のカウンタ及び第2のカウンタ
    はダウンカウンタからなり、 前記回転数記憶手段は、第1のカウンタがクリアされる
    直前における該第1のカウンタの計数値の下位8ビット
    の各桁を反転させて得た2進数に1を加えることにより
    前記回転数計測用計数値の下位8ビットを得ることを特
    徴とする請求項1または2に記載の内燃機関用点火装
    置。
  4. 【請求項4】 前記点火信号発生手段は、機関の回転数
    が設定値を超えているか否かを判定する回転数判定手段
    と、前記回転数判定手段により回転数が設定値を超えて
    いると判定されたときには前記第2のカウンタの計数動
    作を許可して該第2のカウンタの計数動作が完了したと
    きに点火信号を発生させ、回転数が設定値以下であると
    判定されたときには前記第2のカウンタの計数動作を禁
    止して前記固定点火位置信号により固定点火位置が検出
    されたときに点火信号を発生させる点火信号切り替え手
    段とを更に備えていることを特徴とする請求項1,2ま
    たは3のいずれかに記載の内燃機関用点火装置。
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