JP3213155B2 - 歯科診療台 - Google Patents
歯科診療台Info
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- JP3213155B2 JP3213155B2 JP04278594A JP4278594A JP3213155B2 JP 3213155 B2 JP3213155 B2 JP 3213155B2 JP 04278594 A JP04278594 A JP 04278594A JP 4278594 A JP4278594 A JP 4278594A JP 3213155 B2 JP3213155 B2 JP 3213155B2
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- Japan
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- tray table
- back plate
- arm
- chair
- lowering
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- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯科診療台に関し、も
っと詳しくは、背板にトレーテーブルが設けられる歯科
診療台のオートストップ機構に関する。
っと詳しくは、背板にトレーテーブルが設けられる歯科
診療台のオートストップ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】第1の先行技術は、たとえば実開昭60
−97123号公報に示されている。この先行技術で
は、座椅子および背板が上昇または下降しかつ背板が座
椅子に対して傾動し、背板にはアームの基端部が背板の
傾動位置に拘わらず水平な状態で鉛直軸線まわりに回動
自在に設けられ、このアームの遊端部にはトレーテーブ
ルが鉛直軸線まわりに回動自在に支持される歯科診療台
が開示されている。
−97123号公報に示されている。この先行技術で
は、座椅子および背板が上昇または下降しかつ背板が座
椅子に対して傾動し、背板にはアームの基端部が背板の
傾動位置に拘わらず水平な状態で鉛直軸線まわりに回動
自在に設けられ、このアームの遊端部にはトレーテーブ
ルが鉛直軸線まわりに回動自在に支持される歯科診療台
が開示されている。
【0003】このような先行技術では、座椅子および背
板が下降したとき、または背板を下方へ傾動させたとき
に、アームまたはトレーテーブルが術者の脚や椅子など
の物体に当接しても、前記座椅子および背板の下降動作
ならびに背板の下方への傾動動作を停止させるための構
成が設けられていないため、これらの下降動作を、停止
させることができない。したがって術者や補助者が、背
板、アームおよびトレーテーブルの下方に存在する障害
物を移動させない限り、前記下降動作は継続するため、
安全性が害されるという問題がある。
板が下降したとき、または背板を下方へ傾動させたとき
に、アームまたはトレーテーブルが術者の脚や椅子など
の物体に当接しても、前記座椅子および背板の下降動作
ならびに背板の下方への傾動動作を停止させるための構
成が設けられていないため、これらの下降動作を、停止
させることができない。したがって術者や補助者が、背
板、アームおよびトレーテーブルの下方に存在する障害
物を移動させない限り、前記下降動作は継続するため、
安全性が害されるという問題がある。
【0004】第2の先行技術は、たとえば特開昭59−
181155号公報に示されている。この先行技術で
は、座椅子および背板が上昇または下降し、背板が座椅
子に対して傾動する歯科診療台において、座椅子および
/または背板に補助部材を連結し、この補助部材と座椅
子との間または補助部材と背板との間にスイッチ手段を
設けて、座椅子および/または背板に障害物が当接した
とき、座椅子および/または背板の動作を停止するよう
にした構成が開示されている。
181155号公報に示されている。この先行技術で
は、座椅子および背板が上昇または下降し、背板が座椅
子に対して傾動する歯科診療台において、座椅子および
/または背板に補助部材を連結し、この補助部材と座椅
子との間または補助部材と背板との間にスイッチ手段を
設けて、座椅子および/または背板に障害物が当接した
とき、座椅子および/または背板の動作を停止するよう
にした構成が開示されている。
【0005】このような第2の先行技術では、座椅子お
よび背板に障害物が当接したときにだけ座椅子および背
板の下降動作を停止させることができるけれども、これ
らの座椅子および背板に設けられる補助部材によって、
構成が複雑化かつ大形化してしまう。また背板にトレー
テーブルが設けられていないので、トレーテーブルやこ
のトレーテーブルを背板に連結するアームなどに物体が
当接しても、座椅子および背板の下降動作を停止させる
ことができないという問題を有する。
よび背板に障害物が当接したときにだけ座椅子および背
板の下降動作を停止させることができるけれども、これ
らの座椅子および背板に設けられる補助部材によって、
構成が複雑化かつ大形化してしまう。また背板にトレー
テーブルが設けられていないので、トレーテーブルやこ
のトレーテーブルを背板に連結するアームなどに物体が
当接しても、座椅子および背板の下降動作を停止させる
ことができないという問題を有する。
【0006】第3の先行技術は、たとえば実開昭56−
42217号公報に示されている。この先行技術では、
診療台の一側方に設けられるユニット本体にアームによ
って水平方向に移動することができ、かつ鉛直軸線まわ
りに回動自在な本発明のトレーテーブルに相当するハン
ガーが設けられる。このハンガーには、本発明の当接部
材に相当する感知部材と、この感知部材の変位を検出す
る2つのマイクロスイッチとが設けられ、感知部材Aに
障害物が当接したとき、座椅子および背板の動作を停止
するように構成されている。
42217号公報に示されている。この先行技術では、
診療台の一側方に設けられるユニット本体にアームによ
って水平方向に移動することができ、かつ鉛直軸線まわ
りに回動自在な本発明のトレーテーブルに相当するハン
ガーが設けられる。このハンガーには、本発明の当接部
材に相当する感知部材と、この感知部材の変位を検出す
る2つのマイクロスイッチとが設けられ、感知部材Aに
障害物が当接したとき、座椅子および背板の動作を停止
するように構成されている。
【0007】このような第3の先行技術では、本発明の
トレーテーブルに相当するハンガーは、背板ではなくユ
ニット本体に設けられているので、前述の第2の先行技
術に比べて、構成の複雑化および大形化が回避されるも
のの、背板および座椅子への障害物の当接を検出するこ
とができず、また前記ハンガーとユニット本体とを連結
するアームへの障害物の当接も検出することができな
い。
トレーテーブルに相当するハンガーは、背板ではなくユ
ニット本体に設けられているので、前述の第2の先行技
術に比べて、構成の複雑化および大形化が回避されるも
のの、背板および座椅子への障害物の当接を検出するこ
とができず、また前記ハンガーとユニット本体とを連結
するアームへの障害物の当接も検出することができな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した3つの先行技
術において、第1の先行技術で示されるトレーテーブル
に、第3の先行技術に示される感知部材およびマイクロ
スイッチを設けて、座椅子および背板の下降に伴う障害
物の当接を検出して、座椅子および背板の下降動作を停
止することが容易に考えられるけれども、前記感知部材
によって障害物の当接を検出し得る領域はきわめて少な
く、しかもトレーテーブルに関連して設けられるアーム
およびその他の診療機器への障害物の当接をも検出し
て、座椅子および背板の下降動作を停止させることがで
きないという問題を有する。
術において、第1の先行技術で示されるトレーテーブル
に、第3の先行技術に示される感知部材およびマイクロ
スイッチを設けて、座椅子および背板の下降に伴う障害
物の当接を検出して、座椅子および背板の下降動作を停
止することが容易に考えられるけれども、前記感知部材
によって障害物の当接を検出し得る領域はきわめて少な
く、しかもトレーテーブルに関連して設けられるアーム
およびその他の診療機器への障害物の当接をも検出し
て、座椅子および背板の下降動作を停止させることがで
きないという問題を有する。
【0009】したがって本発明の目的は、広範囲で、ト
レーテーブルおよびそれに関連して設けられるアームお
よび診療機器などの他の物品への障害物の当接を検出し
て、座椅子および/または背板の下降動作を停止させる
ことができる安全性の向上された歯科診療台を提供する
ことである。
レーテーブルおよびそれに関連して設けられるアームお
よび診療機器などの他の物品への障害物の当接を検出し
て、座椅子および/または背板の下降動作を停止させる
ことができる安全性の向上された歯科診療台を提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、患者が着座す
る座椅子と、座椅子に傾動自在に連結される背板と、座
椅子および背板を、上昇または下降させる昇降駆動手段
と、背板を、座椅子に対し傾動させる傾動駆動手段と、
基端部が背板に、この背板の傾動位置に拘わらず水平な
状態で鉛直軸線まわりに回動自在にかつ前記鉛直軸線を
含む一平面内で水平位置から上方へ角変位自在に背板に
連結されるアームと、アームの遊端部に鉛直軸線まわり
に回動自在に支持されるトレーテーブルと、トレーテー
ブルの下面に設けられ、トレーテーブルの下方に位置す
る物体が当接したとき、昇降駆動手段および/または傾
動駆動手段の下降動作を停止させる第1停止手段と、ア
ームに設けられ、このアームが上方へ押上げられたと
き、昇降駆動手段および/または傾動駆動手段の下降動
作を停止させる第2停止手段とを含み、前記第1停止手
段は、トレーテーブルの下面に間隔をあけてほぼ平行に
懸下される板状の当接部材と、この当接部材のトレーテ
ーブルとの間隔の変化を検出する第1スイッチング素子
とを含み、第1スイッチング素子によって当接部材とト
レーテーブルとの間隙の変化が検出されたとき、前記下
降動作を停止させ、前記当接部材には、診療用機器を保
持するホルダーが設けられることを特徴とする歯科診療
台である。
る座椅子と、座椅子に傾動自在に連結される背板と、座
椅子および背板を、上昇または下降させる昇降駆動手段
と、背板を、座椅子に対し傾動させる傾動駆動手段と、
基端部が背板に、この背板の傾動位置に拘わらず水平な
状態で鉛直軸線まわりに回動自在にかつ前記鉛直軸線を
含む一平面内で水平位置から上方へ角変位自在に背板に
連結されるアームと、アームの遊端部に鉛直軸線まわり
に回動自在に支持されるトレーテーブルと、トレーテー
ブルの下面に設けられ、トレーテーブルの下方に位置す
る物体が当接したとき、昇降駆動手段および/または傾
動駆動手段の下降動作を停止させる第1停止手段と、ア
ームに設けられ、このアームが上方へ押上げられたと
き、昇降駆動手段および/または傾動駆動手段の下降動
作を停止させる第2停止手段とを含み、前記第1停止手
段は、トレーテーブルの下面に間隔をあけてほぼ平行に
懸下される板状の当接部材と、この当接部材のトレーテ
ーブルとの間隔の変化を検出する第1スイッチング素子
とを含み、第1スイッチング素子によって当接部材とト
レーテーブルとの間隙の変化が検出されたとき、前記下
降動作を停止させ、前記当接部材には、診療用機器を保
持するホルダーが設けられることを特徴とする歯科診療
台である。
【0011】
【0012】さらに本発明は、前記当接部材とトレーテ
ーブルとの間には、当接部材をトレーテーブルから離反
する方向にばね付勢する手段が介在されることを特徴と
する。
ーブルとの間には、当接部材をトレーテーブルから離反
する方向にばね付勢する手段が介在されることを特徴と
する。
【0013】
【0014】さらに本発明は、患者が着座する座椅子
と、座椅子に傾動自在に連結される背板と、座椅子およ
び背板を、上昇または下降させる昇降駆動手段と、背板
を、座椅子に対し傾動させる傾動駆動手段と、基端部が
背板に、この背板の傾動位置に拘わらず水平な状態で鉛
直軸線まわりに回動自在にかつ前記鉛直軸線を含む一平
面内で水平位置から上方へ角変位自在に背板に連結され
るアームと、アームの遊端部に鉛直軸線まわりに回動自
在に支持されるトレーテーブルと、トレーテーブルの下
面に設けられ、トレーテーブルの下方に位置する物体が
当接したとき、昇降駆動手段および/または傾動駆動手
段の下降動作を停止させる第1停止手段と、アームに設
けられ、このアームが上方へ押上げられたとき、昇降駆
動手段および/または傾動駆動手段の下降動作を停止さ
せる第2停止手段とを含み、前記第1停止手段は、トレ
ーテーブルの下面に間隔をあけてほぼ平行に懸下される
板状の当接部材と、この当接部材のトレーテーブルとの
間隔の変化を検出する第1スイッチング素子とを含み、
第1スイッチング素子によって当接部材とトレーテーブ
ルとの間隙の変化が検出されたとき、前記下降動作を停
止させ、前記第2停止手段は、鉛直軸線まわりに回動自
在に背板に連結される第1ヒンジ片と、第1ヒンジ片に
水平軸線まわりに回動自在に連結されかつ前記アームが
固定される第2ヒンジ片と、第2ヒンジ片によって押圧
される作動片を有し、この作動片の押圧およびその押圧
状態の解除によってオン/オフ状態を切換え、第1ヒン
ジ片に固定される第2スイッチング素子とを含み、第2
ヒンジ片によって第2スイッチング素子の前記作動片が
押圧されたとき、前記下降動作を停止させることを特徴
とする歯科診療台である。
と、座椅子に傾動自在に連結される背板と、座椅子およ
び背板を、上昇または下降させる昇降駆動手段と、背板
を、座椅子に対し傾動させる傾動駆動手段と、基端部が
背板に、この背板の傾動位置に拘わらず水平な状態で鉛
直軸線まわりに回動自在にかつ前記鉛直軸線を含む一平
面内で水平位置から上方へ角変位自在に背板に連結され
るアームと、アームの遊端部に鉛直軸線まわりに回動自
在に支持されるトレーテーブルと、トレーテーブルの下
面に設けられ、トレーテーブルの下方に位置する物体が
当接したとき、昇降駆動手段および/または傾動駆動手
段の下降動作を停止させる第1停止手段と、アームに設
けられ、このアームが上方へ押上げられたとき、昇降駆
動手段および/または傾動駆動手段の下降動作を停止さ
せる第2停止手段とを含み、前記第1停止手段は、トレ
ーテーブルの下面に間隔をあけてほぼ平行に懸下される
板状の当接部材と、この当接部材のトレーテーブルとの
間隔の変化を検出する第1スイッチング素子とを含み、
第1スイッチング素子によって当接部材とトレーテーブ
ルとの間隙の変化が検出されたとき、前記下降動作を停
止させ、前記第2停止手段は、鉛直軸線まわりに回動自
在に背板に連結される第1ヒンジ片と、第1ヒンジ片に
水平軸線まわりに回動自在に連結されかつ前記アームが
固定される第2ヒンジ片と、第2ヒンジ片によって押圧
される作動片を有し、この作動片の押圧およびその押圧
状態の解除によってオン/オフ状態を切換え、第1ヒン
ジ片に固定される第2スイッチング素子とを含み、第2
ヒンジ片によって第2スイッチング素子の前記作動片が
押圧されたとき、前記下降動作を停止させることを特徴
とする歯科診療台である。
【0015】さらに本発明は、前記第1ヒンジ片には、
第2ヒンジ片の下限位置を規制する手段が設けられるこ
とを特徴とする。
第2ヒンジ片の下限位置を規制する手段が設けられるこ
とを特徴とする。
【0016】
【0017】
【0018】
【作用】本発明に従えば、患者が着座する座椅子には背
板が傾動自在に連結され、これらの座椅子および背板
は、昇降駆動手段によって上昇または下降させることが
できる。また背板は、座椅子に対し傾動駆動手段によっ
て傾動させることができる。したがって座椅子に着座し
た患者は、上半身を起立させた状態、すなわち診療体位
を立位にした状態、または上半身をほぼ水平にした状
態、すなわち診療体位を水平として、術者によって診療
を受けることができる。
板が傾動自在に連結され、これらの座椅子および背板
は、昇降駆動手段によって上昇または下降させることが
できる。また背板は、座椅子に対し傾動駆動手段によっ
て傾動させることができる。したがって座椅子に着座し
た患者は、上半身を起立させた状態、すなわち診療体位
を立位にした状態、または上半身をほぼ水平にした状
態、すなわち診療体位を水平として、術者によって診療
を受けることができる。
【0019】前記背板にはアームが設けられる。このア
ームは、背板の傾動位置に拘わらず水平な状態に保た
れ、鉛直軸線まわりに回動自在であり、この鉛直軸線ま
わりの任意の位置で、鉛直軸線を含む一平面内で水平位
置から上方へ角変位自在である。したがって前記昇降駆
動手段によって座椅子および背板を下降させたとき、あ
るいは傾動駆動手段によって背板を下方へ傾動させたと
き、前記アームに障害物が当接しても、そのアームを水
平位置から上方へ退避させることができる。このような
アームは、単一本の部材によって構成されてもよく、複
数の部材によって構成されてもよい。
ームは、背板の傾動位置に拘わらず水平な状態に保た
れ、鉛直軸線まわりに回動自在であり、この鉛直軸線ま
わりの任意の位置で、鉛直軸線を含む一平面内で水平位
置から上方へ角変位自在である。したがって前記昇降駆
動手段によって座椅子および背板を下降させたとき、あ
るいは傾動駆動手段によって背板を下方へ傾動させたと
き、前記アームに障害物が当接しても、そのアームを水
平位置から上方へ退避させることができる。このような
アームは、単一本の部材によって構成されてもよく、複
数の部材によって構成されてもよい。
【0020】前記アームの遊端部には、トレーテーブル
が鉛直軸線まわりに回動自在に支持される。このトレー
テーブルには、診療に必要な薬品や各種のインスツルメ
ントが乗載されたトレーが載置される。
が鉛直軸線まわりに回動自在に支持される。このトレー
テーブルには、診療に必要な薬品や各種のインスツルメ
ントが乗載されたトレーが載置される。
【0021】このようなトレーテーブルの下面には、第
1停止手段が設けられる。この第1停止手段にトレーテ
ーブルの下方に位置する物体が当接したとき、第1停止
手段は昇降駆動手段および/または傾動駆動手段の下降
動作を停止させる。すなわち昇降駆動手段だけを停止さ
せたときは、背板は一定の傾動位置に保たれたままで座
椅子が背板とともに下降動作を停止する。また傾動駆動
手段だけを停止させたときには、座椅子は一定の昇降位
置に保たれたままで背板の下方への傾動動作が停止し、
さらに昇降駆動手段および傾動駆動手段の両者を停止さ
せたときには、座椅子の下降動作がともに停止するとと
もに、背板の下方への傾動動作が停止する。
1停止手段が設けられる。この第1停止手段にトレーテ
ーブルの下方に位置する物体が当接したとき、第1停止
手段は昇降駆動手段および/または傾動駆動手段の下降
動作を停止させる。すなわち昇降駆動手段だけを停止さ
せたときは、背板は一定の傾動位置に保たれたままで座
椅子が背板とともに下降動作を停止する。また傾動駆動
手段だけを停止させたときには、座椅子は一定の昇降位
置に保たれたままで背板の下方への傾動動作が停止し、
さらに昇降駆動手段および傾動駆動手段の両者を停止さ
せたときには、座椅子の下降動作がともに停止するとと
もに、背板の下方への傾動動作が停止する。
【0022】前記アームには、第2停止手段が設けられ
る。このアームが水平位置から上方へ押し上げられたと
き、第2停止手段は昇降駆動手段または傾動駆動手段、
もしくは昇降駆動手段および傾動駆動手段の双方の下降
動作を停止させる。このようにして下降中のトレーテー
ブルに障害物が当接したときには、第1停止手段が応答
して、その下降動作を停止させることができ、また下降
中のアームに障害物が当接したときには、第2停止手段
が応答してその下降動作を停止させることができる。し
たがってトレーテーブルおよびアームが鉛直軸線まわり
に回動させた状態であっても、障害物に当接したときに
は、その下降動作を停止させることができ、安全性が向
上される。
る。このアームが水平位置から上方へ押し上げられたと
き、第2停止手段は昇降駆動手段または傾動駆動手段、
もしくは昇降駆動手段および傾動駆動手段の双方の下降
動作を停止させる。このようにして下降中のトレーテー
ブルに障害物が当接したときには、第1停止手段が応答
して、その下降動作を停止させることができ、また下降
中のアームに障害物が当接したときには、第2停止手段
が応答してその下降動作を停止させることができる。し
たがってトレーテーブルおよびアームが鉛直軸線まわり
に回動させた状態であっても、障害物に当接したときに
は、その下降動作を停止させることができ、安全性が向
上される。
【0023】また本発明に従えば、第1停止手段は、第
1スイッチング素子によってトレーテーブルの下面に配
置される当接部材のトレーテーブルに対する間隔の変化
を検出して、この間隔が変化したとき、昇降駆動手段お
よび/または傾動駆動手段の下降動作を停止させる。当
接部材は板状であるので、両側部に各一個の第1スイッ
チング素子によってトレーテーブルの下方で広い範囲で
検出することができ、トレーテーブルあるいはアームの
可動範囲全てにおいての広い範囲で、障害物との接触を
検出して昇降駆動手段および/または傾動駆動手段の下
降動作を停止させることができる。
1スイッチング素子によってトレーテーブルの下面に配
置される当接部材のトレーテーブルに対する間隔の変化
を検出して、この間隔が変化したとき、昇降駆動手段お
よび/または傾動駆動手段の下降動作を停止させる。当
接部材は板状であるので、両側部に各一個の第1スイッ
チング素子によってトレーテーブルの下方で広い範囲で
検出することができ、トレーテーブルあるいはアームの
可動範囲全てにおいての広い範囲で、障害物との接触を
検出して昇降駆動手段および/または傾動駆動手段の下
降動作を停止させることができる。
【0024】
【0025】さらに本発明に従えば、前記当接部材には
診療用機器を保持するホルダが設けられる。このような
ホルダに障害物が当接したときにも、昇降駆動手段およ
び/または傾動駆動手段の下降動作を停止させることが
できる。さらに本発明に従えば、当接部材とトレーテー
ブルとの間には、ばね付勢手段が設けられる。このばね
付勢手段によって当接部材に障害物が当接してその当接
部材がトレーテーブル側に変位しても、この当接部材を
トレーテーブルから離反する方向に確実に復帰させて、
第1停止手段がオフ状態のままになるなどの、誤動作を
防ぐことができる。
診療用機器を保持するホルダが設けられる。このような
ホルダに障害物が当接したときにも、昇降駆動手段およ
び/または傾動駆動手段の下降動作を停止させることが
できる。さらに本発明に従えば、当接部材とトレーテー
ブルとの間には、ばね付勢手段が設けられる。このばね
付勢手段によって当接部材に障害物が当接してその当接
部材がトレーテーブル側に変位しても、この当接部材を
トレーテーブルから離反する方向に確実に復帰させて、
第1停止手段がオフ状態のままになるなどの、誤動作を
防ぐことができる。
【0026】さらに本発明に従えば、前記第2停止手段
は、背板に鉛直軸線まわりに回動自在に連結される第1
ヒンジ片に第2ヒンジ片が水平軸線まわりに回動自在に
連結され、この第2ヒンジ片はアームに固定され、前記
第1ヒンジ片には第2スイッチング素子が取付けられ
る。したがって下降中のアームが障害物に当接して上方
へ押し上げられると、第2ヒンジ片が第1ヒンジ片に対
して角変位し、第2スイッチング素子の作動片が第2ヒ
ンジ片によって押圧されてスイッチング態様が変化す
る。このようにしてアームは背板に連結されるので、前
記アームを鉛直軸線まわりに回動させても、第2スイッ
チング素子の作動片に前記アームの回動によって外力が
作用するおそれはなく、第2スイッチング素子の損傷が
防がれ、前記アームがどのような回動位置にあっても確
実にアームの上方への変位を検出して、昇降駆動手段お
よび/または傾動駆動手段の下降動作を停止させること
ができる。
は、背板に鉛直軸線まわりに回動自在に連結される第1
ヒンジ片に第2ヒンジ片が水平軸線まわりに回動自在に
連結され、この第2ヒンジ片はアームに固定され、前記
第1ヒンジ片には第2スイッチング素子が取付けられ
る。したがって下降中のアームが障害物に当接して上方
へ押し上げられると、第2ヒンジ片が第1ヒンジ片に対
して角変位し、第2スイッチング素子の作動片が第2ヒ
ンジ片によって押圧されてスイッチング態様が変化す
る。このようにしてアームは背板に連結されるので、前
記アームを鉛直軸線まわりに回動させても、第2スイッ
チング素子の作動片に前記アームの回動によって外力が
作用するおそれはなく、第2スイッチング素子の損傷が
防がれ、前記アームがどのような回動位置にあっても確
実にアームの上方への変位を検出して、昇降駆動手段お
よび/または傾動駆動手段の下降動作を停止させること
ができる。
【0027】さらに本発明に従えば、第1ヒンジ片には
第2ヒンジ片の下限位置を規制する手段が設けられる。
第2ヒンジ片にはアームが固定されるので、下限位置規
制手段によってアームの下限位置を規制することがで
き、これによってアームおよびトレーテーブルを希望す
る高さで鉛直軸線まわりに回動自在に位置決めすること
がでいる。
第2ヒンジ片の下限位置を規制する手段が設けられる。
第2ヒンジ片にはアームが固定されるので、下限位置規
制手段によってアームの下限位置を規制することがで
き、これによってアームおよびトレーテーブルを希望す
る高さで鉛直軸線まわりに回動自在に位置決めすること
がでいる。
【0028】
【0029】
【0030】
【実施例】図1は本発明の一実施例の歯科診療台1を示
す側面図であり、図2は図1の左側から見た歯科診療台
1の正面図であり、図3は図1の上方から見た歯科診療
台1の平面図である。本実施例の歯科診療台1は、患者
3が着座する座椅子4と、座椅子4に自動または手動に
よって矢符A1,A2方向に傾動自在に連結される背板
5と、自動または手動によって座椅子4および背板5を
矢符B1方向に上昇させ、または矢符B2方向に下降さ
せる昇降駆動手段である昇降用複動油圧シリンダ6と、
背板5を座椅子4に対して矢符A1,A2方向に傾動さ
せる傾動駆動手段である傾動用複動油圧シリンダ7と、
基端部8が背板5にこの背板5の傾動位置に拘わらず水
平な状態で鉛直軸線9まわりに回動自在にかつ前記鉛直
軸線9を含む一平面内で水平位置から上方へ矢符C1,
C2方向に角変位自在に連結されるアーム10と、アー
ム10の遊端部11に鉛直軸線13まわりに回動自在に
支持されるトレーテーブル14と、トレーテーブル14
の下面に設けられ、トレーテーブル14の下方に位置す
る物体が当接したとき、昇降用複動油圧シリンダ6およ
び/または傾動用複動油圧シリンダ7の下降動作を停止
させる第1停止手段15と、アーム10に設けられ、こ
のアーム10が上方へ押し上げられたとき、昇降用複動
油圧シリンダ6および/または傾動用複動油圧シリンダ
7の下降動作を停止させる第2停止手段16とを含む。
す側面図であり、図2は図1の左側から見た歯科診療台
1の正面図であり、図3は図1の上方から見た歯科診療
台1の平面図である。本実施例の歯科診療台1は、患者
3が着座する座椅子4と、座椅子4に自動または手動に
よって矢符A1,A2方向に傾動自在に連結される背板
5と、自動または手動によって座椅子4および背板5を
矢符B1方向に上昇させ、または矢符B2方向に下降さ
せる昇降駆動手段である昇降用複動油圧シリンダ6と、
背板5を座椅子4に対して矢符A1,A2方向に傾動さ
せる傾動駆動手段である傾動用複動油圧シリンダ7と、
基端部8が背板5にこの背板5の傾動位置に拘わらず水
平な状態で鉛直軸線9まわりに回動自在にかつ前記鉛直
軸線9を含む一平面内で水平位置から上方へ矢符C1,
C2方向に角変位自在に連結されるアーム10と、アー
ム10の遊端部11に鉛直軸線13まわりに回動自在に
支持されるトレーテーブル14と、トレーテーブル14
の下面に設けられ、トレーテーブル14の下方に位置す
る物体が当接したとき、昇降用複動油圧シリンダ6およ
び/または傾動用複動油圧シリンダ7の下降動作を停止
させる第1停止手段15と、アーム10に設けられ、こ
のアーム10が上方へ押し上げられたとき、昇降用複動
油圧シリンダ6および/または傾動用複動油圧シリンダ
7の下降動作を停止させる第2停止手段16とを含む。
【0031】患者3は、座椅子4に両脚をあげて腰掛け
た状態で、図1の仮想線17で示されるように起立させ
た背板5にもたれた立位の状態で、術者18は椅子19
に座り、フートペダル20を操作することによって、背
板5は仮想線17で示される状態から矢符A1方向に傾
動し、患者3は横に寝た状態である水平位の治療体位と
し、この患者3の頭頂側正中を図3の平面図において1
2時の位置としたとき、術者18は11時前後の位置で
体幹中心線を患者3の作業点、すなわち口腔にほぼ一致
させた状態で、診療作業を行う。このときトレーテーブ
ル14は、図3および後述の図5の仮想線14aで示さ
れる位置にあり、このトレーテーブル14上の診療用イ
ンスツルメントに充分に手が届く距離まで矢符D1方向
に引き寄せた状態とし、患者3の診療作業を行う。この
場合、患者3の作業点が術者18が明瞭に認識できる位
置となるように、フートペダル20を操作し、背板5の
矢符A1,A2方向の傾動位置および座椅子4および背
板5の矢符B1,B2方向の昇降位置を調整する。また
治療部位によっては、患者3を立位のままで術者18が
図3の仮想線21で示される位置に移動し、図3および
図5の仮想線14bで示されるように、インスツルメン
ト23が手前側となるようにトレーテーブル14を鉛直
軸線13まわりに矢符E2方向に反転させ、アーム10
とともに矢符D2方向に引き寄せて、診療を行う場合も
ある。この場合もまた、診療部位が仮想線21の術者1
8から明瞭に認識し得るように、フートペダル20を操
作し、患者3の高さを調整する。
た状態で、図1の仮想線17で示されるように起立させ
た背板5にもたれた立位の状態で、術者18は椅子19
に座り、フートペダル20を操作することによって、背
板5は仮想線17で示される状態から矢符A1方向に傾
動し、患者3は横に寝た状態である水平位の治療体位と
し、この患者3の頭頂側正中を図3の平面図において1
2時の位置としたとき、術者18は11時前後の位置で
体幹中心線を患者3の作業点、すなわち口腔にほぼ一致
させた状態で、診療作業を行う。このときトレーテーブ
ル14は、図3および後述の図5の仮想線14aで示さ
れる位置にあり、このトレーテーブル14上の診療用イ
ンスツルメントに充分に手が届く距離まで矢符D1方向
に引き寄せた状態とし、患者3の診療作業を行う。この
場合、患者3の作業点が術者18が明瞭に認識できる位
置となるように、フートペダル20を操作し、背板5の
矢符A1,A2方向の傾動位置および座椅子4および背
板5の矢符B1,B2方向の昇降位置を調整する。また
治療部位によっては、患者3を立位のままで術者18が
図3の仮想線21で示される位置に移動し、図3および
図5の仮想線14bで示されるように、インスツルメン
ト23が手前側となるようにトレーテーブル14を鉛直
軸線13まわりに矢符E2方向に反転させ、アーム10
とともに矢符D2方向に引き寄せて、診療を行う場合も
ある。この場合もまた、診療部位が仮想線21の術者1
8から明瞭に認識し得るように、フートペダル20を操
作し、患者3の高さを調整する。
【0032】また、治療部位に応じて適切に患者3の治
療体位がとれるよう、座椅子4および背板5の高さまた
は背板5の角度を、一種類または数種類設定しておき、
治療作業の際、選択によって適宜自動的に座椅子4およ
び背板5を予め設定された所望の高さまで昇降させ、ま
たは背板5を予め設定された所望の角度まで傾動させる
ことができる自動位置制御スイッチ100を設けること
もできる。
療体位がとれるよう、座椅子4および背板5の高さまた
は背板5の角度を、一種類または数種類設定しておき、
治療作業の際、選択によって適宜自動的に座椅子4およ
び背板5を予め設定された所望の高さまで昇降させ、ま
たは背板5を予め設定された所望の角度まで傾動させる
ことができる自動位置制御スイッチ100を設けること
もできる。
【0033】なお、この自動位置制御スイッチ100
は、たとえばボタンスイッチやタッチセンサなどであ
り、背板5の肩にあたる部分の他、トレー用アーム、フ
ートコントローラ、その他いずれでも、適宜な場所に設
けてよく、治療台とは独立したスイッチとしてもよい。
は、たとえばボタンスイッチやタッチセンサなどであ
り、背板5の肩にあたる部分の他、トレー用アーム、フ
ートコントローラ、その他いずれでも、適宜な場所に設
けてよく、治療台とは独立したスイッチとしてもよい。
【0034】このように患者3の診療体位が立位または
水平位のいずれの場合であっても、トレーテーブル14
をインスツルメント23に確実に手が届く範囲に引き寄
せておく必要があるけれども、このとき術者18は患者
3の診療部位を中心に患者3の高さを調整しているた
め、術者18の脚部24に下降してきたアーム10およ
びトレーテーブル14が当接する場合がある。このよう
に下降動作中にアーム10およびトレーテーブル14の
下方に配置される物体としての術者18の脚部24が前
記アーム10またはトレーテーブル14に当接したと
き、前述した第1停止手段15または第2停止手段16
によって昇降用複動油圧シリンダ6および/または傾動
用複動油圧シリンダ7の下降動作を停止させることがで
きる。
水平位のいずれの場合であっても、トレーテーブル14
をインスツルメント23に確実に手が届く範囲に引き寄
せておく必要があるけれども、このとき術者18は患者
3の診療部位を中心に患者3の高さを調整しているた
め、術者18の脚部24に下降してきたアーム10およ
びトレーテーブル14が当接する場合がある。このよう
に下降動作中にアーム10およびトレーテーブル14の
下方に配置される物体としての術者18の脚部24が前
記アーム10またはトレーテーブル14に当接したと
き、前述した第1停止手段15または第2停止手段16
によって昇降用複動油圧シリンダ6および/または傾動
用複動油圧シリンダ7の下降動作を停止させることがで
きる。
【0035】図4はアーム10およびトレーテーブル1
4の断面図であり、図5はアーム10およびトレーテー
ブル14付近の平面図である。前記アーム10は、背板
5の一側部から背板5の座椅子4に対する傾動軸26
(図3参照)に平行な軸線方向に突出する連結軸25に
連結される。この連結軸25は、背板5に内蔵される図
示しないリンク機構によって、背板5の矢符A1,A2
方向の傾動位置に拘わらず、トレーテーブル14が常に
水平となるように背板5に対して回動する。
4の断面図であり、図5はアーム10およびトレーテー
ブル14付近の平面図である。前記アーム10は、背板
5の一側部から背板5の座椅子4に対する傾動軸26
(図3参照)に平行な軸線方向に突出する連結軸25に
連結される。この連結軸25は、背板5に内蔵される図
示しないリンク機構によって、背板5の矢符A1,A2
方向の傾動位置に拘わらず、トレーテーブル14が常に
水平となるように背板5に対して回動する。
【0036】このような連結軸25の遊端部には、アー
ム10の基端部8が鉛直軸線9を有する第1軸27によ
って鉛直軸線9まわりに矢符D1,D2方向に回動自在
に連結される。アーム10の遊端部11には、鉛直軸線
13を有する第2軸28によってトレーテーブル16が
鉛直軸線13まわりに矢符E1,E2方向に回動自在に
連結される。この第2軸28は、つまみ29によって、
アーム10の遊端部11に鉛直軸線13に沿う上下方向
に任意の位置で位置決めして、固定することができる。
このような第2軸28の上部は軸受30に軸支され、軸
受30はトレーテーブル14の下面31に固定される。
ム10の基端部8が鉛直軸線9を有する第1軸27によ
って鉛直軸線9まわりに矢符D1,D2方向に回動自在
に連結される。アーム10の遊端部11には、鉛直軸線
13を有する第2軸28によってトレーテーブル16が
鉛直軸線13まわりに矢符E1,E2方向に回動自在に
連結される。この第2軸28は、つまみ29によって、
アーム10の遊端部11に鉛直軸線13に沿う上下方向
に任意の位置で位置決めして、固定することができる。
このような第2軸28の上部は軸受30に軸支され、軸
受30はトレーテーブル14の下面31に固定される。
【0037】トレーテーブル14は、前記軸受30が固
定されるアルミニウム製の支持板33と、支持板33に
乗載されて支持される合成樹脂製のテーブル本体34
と、テーブル本体34に乗載される、たとえば汚物器ホ
ルダ、薬瓶ホルダおよびガーゼホルダなどが取付けられ
るトレー35とを含む。このようなトレーテーブル14
には、前述した第1停止手段15が設けられる。
定されるアルミニウム製の支持板33と、支持板33に
乗載されて支持される合成樹脂製のテーブル本体34
と、テーブル本体34に乗載される、たとえば汚物器ホ
ルダ、薬瓶ホルダおよびガーゼホルダなどが取付けられ
るトレー35とを含む。このようなトレーテーブル14
には、前述した第1停止手段15が設けられる。
【0038】図6は、第1停止手段15とトレーテーブ
ル14との取付状態を示す一部の断面図である。前記第
1停止手段15は、トレーテーブル14の下面31に間
隔L1をあけてほぼ平行に懸下される板状のアルミニウ
ム製の当接部材36と、この当接部材36とトレーテー
ブル14との間隔L1の変化を検出する第1スイッチン
グ素子であるマイクロスイッチ37とを含む。当接部材
36は複数(本実施例では6)のダンパ38によってト
レーテーブル14の下面31に懸下される。またマイク
ロスイッチ37は、逆L字状の取付部材39の下端部に
固定される。このマイクロスイッチ37の作動片40
は、当接部材36の上面41に接触している。したがっ
て当接部材36がトレーテーブル14に近接する方向に
下方から上方へ押し上げられたとき、すなわち間隔L1
が小さくなる方向に変化したとき、オン/オフ状態を切
換える。このようなマイクロスイッチ37の信号の変化
は、リード線43を介して図示しない制御装置に導か
れ、昇降用複動油圧シリンダ6および/または傾動用複
動油圧シリンダ7の下降動作を停止させる。
ル14との取付状態を示す一部の断面図である。前記第
1停止手段15は、トレーテーブル14の下面31に間
隔L1をあけてほぼ平行に懸下される板状のアルミニウ
ム製の当接部材36と、この当接部材36とトレーテー
ブル14との間隔L1の変化を検出する第1スイッチン
グ素子であるマイクロスイッチ37とを含む。当接部材
36は複数(本実施例では6)のダンパ38によってト
レーテーブル14の下面31に懸下される。またマイク
ロスイッチ37は、逆L字状の取付部材39の下端部に
固定される。このマイクロスイッチ37の作動片40
は、当接部材36の上面41に接触している。したがっ
て当接部材36がトレーテーブル14に近接する方向に
下方から上方へ押し上げられたとき、すなわち間隔L1
が小さくなる方向に変化したとき、オン/オフ状態を切
換える。このようなマイクロスイッチ37の信号の変化
は、リード線43を介して図示しない制御装置に導か
れ、昇降用複動油圧シリンダ6および/または傾動用複
動油圧シリンダ7の下降動作を停止させる。
【0039】前記ダンパ38は、トレーテーブル14の
支持板33に軸線方向一端部がビス44によって固定さ
れ、軸線方向他端部には環状のフランジ45が形成され
るピストン棒46と、当接部材36にビス47によって
固定される有底直円筒状のケーシング48と、ケーシン
グ48内に収納される圧縮コイルばね49と、ケーシン
グ48内に収納され、前記圧縮コイルばね49によって
ばね付勢される前記フランジ45をケーシング48の開
放端側で抜止めする環状の抜止め片50とを有する。
支持板33に軸線方向一端部がビス44によって固定さ
れ、軸線方向他端部には環状のフランジ45が形成され
るピストン棒46と、当接部材36にビス47によって
固定される有底直円筒状のケーシング48と、ケーシン
グ48内に収納される圧縮コイルばね49と、ケーシン
グ48内に収納され、前記圧縮コイルばね49によって
ばね付勢される前記フランジ45をケーシング48の開
放端側で抜止めする環状の抜止め片50とを有する。
【0040】このような構成を有するダンパ38を設け
ることによって、当接部材36が下降して障害物に当接
したとき、その衝撃を緩和することができるとともに、
当接部材36を間隔L1を成す初期位置へ確実に復帰さ
せることができる。
ることによって、当接部材36が下降して障害物に当接
したとき、その衝撃を緩和することができるとともに、
当接部材36を間隔L1を成す初期位置へ確実に復帰さ
せることができる。
【0041】このような当接部材36は、前述の図5に
明らかに示されるように、鉛直軸線13とインスツルメ
ント23が配置される側の周縁部との間の領域で、トレ
ーテーブル14の長手方向(図5の上下方向)両端部間
にわたって設けられている。
明らかに示されるように、鉛直軸線13とインスツルメ
ント23が配置される側の周縁部との間の領域で、トレ
ーテーブル14の長手方向(図5の上下方向)両端部間
にわたって設けられている。
【0042】再び図4を参照して、前記当接部材36に
は、大略的にU字状のコネクタホルダ51と、診療用機
器を保持するホルダであるインスツルメント用ホルダ5
3とが前記当接部材36よりも下方に突出して設けられ
る。コネクタホルダ51には、ソケット55が固定さ
れ、ソケット55には、各インスツルメント23に連な
るチューブ54にそれぞれ接続されるプラグ56が着脱
自在に装着される。ソケット55には、チューブ57が
接続され、前記リード線43とともに可撓性ホース58
内に装填され、背板5の背面に接続される。
は、大略的にU字状のコネクタホルダ51と、診療用機
器を保持するホルダであるインスツルメント用ホルダ5
3とが前記当接部材36よりも下方に突出して設けられ
る。コネクタホルダ51には、ソケット55が固定さ
れ、ソケット55には、各インスツルメント23に連な
るチューブ54にそれぞれ接続されるプラグ56が着脱
自在に装着される。ソケット55には、チューブ57が
接続され、前記リード線43とともに可撓性ホース58
内に装填され、背板5の背面に接続される。
【0043】図7は第2停止手段16付近の拡大断面図
であり、図8は第2停止手段16の分解斜視図である。
前記第2停止手段16は、第2スイッチング素子である
マイクロスイッチ59が取付けられ、かつ背板5に鉛直
軸線9まわりに回動自在に連結される第1ヒンジ片60
と、第1ヒンジ片60に水平軸線61まわりに回動自在
に連結される第2ヒンジ片63と、第1および第2ヒン
ジ片60,63を前記水平軸線61まわりに回動自在に
連結する第3軸64とを含む。マイクロスイッチ59
は、第1ヒンジ片60に前述のように取付けられて固定
される。このマイクロスイッチ59は、作動片を有し、
この作動片は、第2ヒンジ片63によって押圧され、こ
の押圧およびその押圧状態の解除によってマイクロスイ
ッチ59は、オン/オフ状態を切換える。
であり、図8は第2停止手段16の分解斜視図である。
前記第2停止手段16は、第2スイッチング素子である
マイクロスイッチ59が取付けられ、かつ背板5に鉛直
軸線9まわりに回動自在に連結される第1ヒンジ片60
と、第1ヒンジ片60に水平軸線61まわりに回動自在
に連結される第2ヒンジ片63と、第1および第2ヒン
ジ片60,63を前記水平軸線61まわりに回動自在に
連結する第3軸64とを含む。マイクロスイッチ59
は、第1ヒンジ片60に前述のように取付けられて固定
される。このマイクロスイッチ59は、作動片を有し、
この作動片は、第2ヒンジ片63によって押圧され、こ
の押圧およびその押圧状態の解除によってマイクロスイ
ッチ59は、オン/オフ状態を切換える。
【0044】前記第1ヒンジ片60は、大略的に階段状
に形成され、前記連結軸25側に配置される第1部分6
5と、第1部分65の一側部に一体的に連なって形成さ
れる第2部分66と、第2部分66に一体的に連なる第
3部分67とを有する。第1部分65には、第1軸27
の一端部が挿入して図示しないテーパーピンによって抜
止めされる。第1軸27は、直円柱状の軸部68と、軸
部68の軸線方向両端部間に一体的に形成されるフラン
ジ部69とを有し、軸部67の下端部側には合成樹脂製
のスラストワッシャ70が装着される。このスラストワ
ッシャ70が装着された状態で、前述の図7に明らかに
示されるように、連結軸25の受部71に形成される挿
通孔73に挿通され、この挿通孔73から下方に突出し
た軸部68の下端部には、合成樹脂製のスラストワッシ
ャ74、円錐台状の皿ばね75が装着された後、2つの
ナット76,77が螺着される。
に形成され、前記連結軸25側に配置される第1部分6
5と、第1部分65の一側部に一体的に連なって形成さ
れる第2部分66と、第2部分66に一体的に連なる第
3部分67とを有する。第1部分65には、第1軸27
の一端部が挿入して図示しないテーパーピンによって抜
止めされる。第1軸27は、直円柱状の軸部68と、軸
部68の軸線方向両端部間に一体的に形成されるフラン
ジ部69とを有し、軸部67の下端部側には合成樹脂製
のスラストワッシャ70が装着される。このスラストワ
ッシャ70が装着された状態で、前述の図7に明らかに
示されるように、連結軸25の受部71に形成される挿
通孔73に挿通され、この挿通孔73から下方に突出し
た軸部68の下端部には、合成樹脂製のスラストワッシ
ャ74、円錐台状の皿ばね75が装着された後、2つの
ナット76,77が螺着される。
【0045】このような構成によって、連結軸25の受
部71は、各ナット76,77を締付けることによっ
て、前記皿ばね75のばね力によって両面にスラストワ
ッシャ70,74が介在された状態で、フランジ69と
皿ばね75とによって弾発的に挟持される。したがって
このような第1軸27に連結された第1ヒンジ片60
は、第1軸27の鉛直軸線9に沿って上方に皿ばね75
のばね力に抗して変位することができる。このような構
成によって、アーム10が上方へむやみに大きな力で押
し上げられた場合であっても、連結軸25および背板5
に大きな力が作用することなく、板ばね75が圧縮変形
することによってアーム10の上方への変位を許容する
ことができる。
部71は、各ナット76,77を締付けることによっ
て、前記皿ばね75のばね力によって両面にスラストワ
ッシャ70,74が介在された状態で、フランジ69と
皿ばね75とによって弾発的に挟持される。したがって
このような第1軸27に連結された第1ヒンジ片60
は、第1軸27の鉛直軸線9に沿って上方に皿ばね75
のばね力に抗して変位することができる。このような構
成によって、アーム10が上方へむやみに大きな力で押
し上げられた場合であっても、連結軸25および背板5
に大きな力が作用することなく、板ばね75が圧縮変形
することによってアーム10の上方への変位を許容する
ことができる。
【0046】第1ヒンジ片60の第2部分66には、前
記第3軸64が挿通する軸孔78が形成される。
記第3軸64が挿通する軸孔78が形成される。
【0047】また第1ヒンジ片60の第3部分67に
は、前記挿通孔75とほぼ平行なねじ孔79が形成さ
れ、このねじ孔79には第2ヒンジ片69の下限位置を
規制するための調整用ボルト80が螺着される。この調
整用ボルト80のねじ孔79から上方に突出する端面
は、第2ヒンジ片63の下面に当接し、第2ヒンジ片6
3を支持している。この第3部分67の一側面83には
前記マイクロスイッチ59がビスなどによって固定され
る。
は、前記挿通孔75とほぼ平行なねじ孔79が形成さ
れ、このねじ孔79には第2ヒンジ片69の下限位置を
規制するための調整用ボルト80が螺着される。この調
整用ボルト80のねじ孔79から上方に突出する端面
は、第2ヒンジ片63の下面に当接し、第2ヒンジ片6
3を支持している。この第3部分67の一側面83には
前記マイクロスイッチ59がビスなどによって固定され
る。
【0048】前記第2ヒンジ片63は、アーム10に複
数のビス84によって固定される板状の基部85と、基
部85に一体的に形成され、前記第3軸64が挿通する
軸孔86,87がそれぞれ形成される一対の軸受部8
8,89とを有する。各軸受部88,89間には、第1
ヒンジ片60の第2部分66が嵌まり込む嵌合凹所90
が形成される。この嵌合凹所90に第2部分66が嵌ま
り込んだ状態で、各軸孔86,87および第2部分66
の軸孔78は同一軸線上で連通し、第3軸64が挿通さ
れて第1ヒンジ片60と第2ヒンジ片63とは相互に回
動自在に連結される。
数のビス84によって固定される板状の基部85と、基
部85に一体的に形成され、前記第3軸64が挿通する
軸孔86,87がそれぞれ形成される一対の軸受部8
8,89とを有する。各軸受部88,89間には、第1
ヒンジ片60の第2部分66が嵌まり込む嵌合凹所90
が形成される。この嵌合凹所90に第2部分66が嵌ま
り込んだ状態で、各軸孔86,87および第2部分66
の軸孔78は同一軸線上で連通し、第3軸64が挿通さ
れて第1ヒンジ片60と第2ヒンジ片63とは相互に回
動自在に連結される。
【0049】第2ヒンジ片63の前記下面81には、ビ
ス91によって押さえばね93の長手方向一端部が固定
される。押さえばね93の他端部は、第1ヒンジ片66
の第3部分67の下面94に弾発的に当接する。アーム
10が上方へ持ち上げられたときに、押さえばね93は
第1ヒンジ片60に対して第2ヒンジ片63を第3軸6
4の水平軸線61まわりに矢符F2方向に弾発的に付勢
し、アーム10を確実に水平な位置に復帰させる。
ス91によって押さえばね93の長手方向一端部が固定
される。押さえばね93の他端部は、第1ヒンジ片66
の第3部分67の下面94に弾発的に当接する。アーム
10が上方へ持ち上げられたときに、押さえばね93は
第1ヒンジ片60に対して第2ヒンジ片63を第3軸6
4の水平軸線61まわりに矢符F2方向に弾発的に付勢
し、アーム10を確実に水平な位置に復帰させる。
【0050】図9は昇降用複動油圧シリンダ6および傾
動用複動油圧シリンダ7を制御するための概略的な構成
を説明するためのブロック図である。前述した2つのマ
イクロスイッチ37,59は、CPU(中央演算処理装
置)などによって実現される制御手段95に接続され、
各マイクロスイッチ37,59のスイッチング態様が変
化する度に、制御手段95への入力信号はローレベルか
らハイレベルに切換わる。マイクロスイッチ59の作動
片が、第2ヒンジ片63によって押圧されると、制御手
段95への入力信号がローレベルからハイレベルに切換
わる。少なくとも一方のマイクロスイッチ37または5
9からの入力信号がハイレベルになったとき、各駆動手
段96,97は各電磁弁98,99に閉弁信号を同時に
出力して各複動油圧シリンダ6,7への油圧源90から
の圧油の供給方向を切換える。このようにして各マイク
ロスイッチ37,59のうち少なくとも一方がローレベ
ルからハイレベルに切換わったとき、各複動油圧シリン
ダ6,7の下降動作が停止される。
動用複動油圧シリンダ7を制御するための概略的な構成
を説明するためのブロック図である。前述した2つのマ
イクロスイッチ37,59は、CPU(中央演算処理装
置)などによって実現される制御手段95に接続され、
各マイクロスイッチ37,59のスイッチング態様が変
化する度に、制御手段95への入力信号はローレベルか
らハイレベルに切換わる。マイクロスイッチ59の作動
片が、第2ヒンジ片63によって押圧されると、制御手
段95への入力信号がローレベルからハイレベルに切換
わる。少なくとも一方のマイクロスイッチ37または5
9からの入力信号がハイレベルになったとき、各駆動手
段96,97は各電磁弁98,99に閉弁信号を同時に
出力して各複動油圧シリンダ6,7への油圧源90から
の圧油の供給方向を切換える。このようにして各マイク
ロスイッチ37,59のうち少なくとも一方がローレベ
ルからハイレベルに切換わったとき、各複動油圧シリン
ダ6,7の下降動作が停止される。
【0051】本発明の他の実施例として、前記第1停止
手段15を、当接部材36の下面に貼り付けけられた感
圧シートスイッチによって実現するようにしてもよい。
また第1停止手段15のマイクロスイッチ37に代え
て、ホトインタラプタなどの光学検出素子を取付部材3
9に設け、当接部材36には前記ホトインタラプタを構
成する発光素子と受光素子との間の光経路内に挿入する
ことができる遮蔽部材を設け、当接部材36に障害物が
当接して押し上げられたとき、発光素子から発せられた
光を遮断してスイッチング態様を変化させる構成であっ
てもよい。
手段15を、当接部材36の下面に貼り付けけられた感
圧シートスイッチによって実現するようにしてもよい。
また第1停止手段15のマイクロスイッチ37に代え
て、ホトインタラプタなどの光学検出素子を取付部材3
9に設け、当接部材36には前記ホトインタラプタを構
成する発光素子と受光素子との間の光経路内に挿入する
ことができる遮蔽部材を設け、当接部材36に障害物が
当接して押し上げられたとき、発光素子から発せられた
光を遮断してスイッチング態様を変化させる構成であっ
てもよい。
【0052】以上のように本発明によれば、当接部材3
6に障害物が当接したときには、第1スイッチング素子
であるマイクロスイッチ37によって検出し、アーム1
0に障害物が当接して押し上げられたときには、第2ス
イッチング素子であるマイクロスイッチ59によって検
出するようにしたので、アーム10およびトレーテーブ
ル14の回動位置に拘わらず、両者が下降時に障害物に
当接したことを確実に検出することができ、これによっ
て安全性を向上することができる。
6に障害物が当接したときには、第1スイッチング素子
であるマイクロスイッチ37によって検出し、アーム1
0に障害物が当接して押し上げられたときには、第2ス
イッチング素子であるマイクロスイッチ59によって検
出するようにしたので、アーム10およびトレーテーブ
ル14の回動位置に拘わらず、両者が下降時に障害物に
当接したことを確実に検出することができ、これによっ
て安全性を向上することができる。
【0053】以上の実施例では、歯科治療台に第1およ
び第2停止手段15,16を設けるようにしたけれど
も、本発明の他の実施例として、第1または第2停止手
段15,16のいずれか一方だけを設けるようにしても
よい。
び第2停止手段15,16を設けるようにしたけれど
も、本発明の他の実施例として、第1または第2停止手
段15,16のいずれか一方だけを設けるようにしても
よい。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、座椅子および背板の下
降または背板の傾動下降の際、第1停止手段にトレーテ
ーブルの下方に位置する物体が当接したとき、第1停止
手段は昇降駆動手段および/または傾動駆動手段の下降
動作を停止させる。すなわち昇降駆動手段だけを停止さ
せたときは、背板は一定の傾動位置に保たれたままで座
椅子が背板とともに下降動作を停止し、また傾動駆動手
段だけを停止させたときには、座椅子は一定の昇降位置
に保たれたままで背板の下方への傾動動作が停止し、さ
らに昇降駆動手段および傾動駆動手段の両者を停止させ
たときには、座椅子の下降動作が停止するとともに、背
板の下方への傾動動作が停止する。
降または背板の傾動下降の際、第1停止手段にトレーテ
ーブルの下方に位置する物体が当接したとき、第1停止
手段は昇降駆動手段および/または傾動駆動手段の下降
動作を停止させる。すなわち昇降駆動手段だけを停止さ
せたときは、背板は一定の傾動位置に保たれたままで座
椅子が背板とともに下降動作を停止し、また傾動駆動手
段だけを停止させたときには、座椅子は一定の昇降位置
に保たれたままで背板の下方への傾動動作が停止し、さ
らに昇降駆動手段および傾動駆動手段の両者を停止させ
たときには、座椅子の下降動作が停止するとともに、背
板の下方への傾動動作が停止する。
【0055】前記アームには、第2停止手段が設けられ
る。このアームが水平位置から上方へ押し上げられたと
き、第2停止手段は昇降駆動手段または傾動駆動手段、
もしくは昇降駆動手段および傾動駆動手段の双方の下降
動作を停止させる。このようにして下降中のトレーテー
ブルに障害物が当接したときには、第1停止手段が反応
して、その下降動作を停止させることができ、また下降
中のアームに障害物が当接したときには、第2停止手段
が反応してその下降動作を停止させることができる。し
たがってトレーテーブルおよびアームが鉛直軸線まわり
に回動させた状態であっても、障害物に当接したときに
はその下降動作を停止させることができ、安全性が向上
される。
る。このアームが水平位置から上方へ押し上げられたと
き、第2停止手段は昇降駆動手段または傾動駆動手段、
もしくは昇降駆動手段および傾動駆動手段の双方の下降
動作を停止させる。このようにして下降中のトレーテー
ブルに障害物が当接したときには、第1停止手段が反応
して、その下降動作を停止させることができ、また下降
中のアームに障害物が当接したときには、第2停止手段
が反応してその下降動作を停止させることができる。し
たがってトレーテーブルおよびアームが鉛直軸線まわり
に回動させた状態であっても、障害物に当接したときに
はその下降動作を停止させることができ、安全性が向上
される。
【0056】また本発明によれば、第1停止手段は、第
1スイッチング素子によってトレーテーブルの下面に配
置される当接部材のトレーテーブルに対する間隔の変化
を検出して、この間隔が変化したとき、走行駆動手段お
よび/または傾動駆動手段の下降動作を停止させる。当
接部材は板状であるので、単一個の第1スイッチング素
子によってトレーテーブルの下方で広い範囲の検出面積
を得ることができ、広い範囲で障害物との接触を検出し
て、昇降駆動手段および/または傾動駆動手段の下降動
作を停止させることができる。
1スイッチング素子によってトレーテーブルの下面に配
置される当接部材のトレーテーブルに対する間隔の変化
を検出して、この間隔が変化したとき、走行駆動手段お
よび/または傾動駆動手段の下降動作を停止させる。当
接部材は板状であるので、単一個の第1スイッチング素
子によってトレーテーブルの下方で広い範囲の検出面積
を得ることができ、広い範囲で障害物との接触を検出し
て、昇降駆動手段および/または傾動駆動手段の下降動
作を停止させることができる。
【0057】
【0058】さらに本発明によれば、前記当接部材には
診療用機器を保持するホルダが設けられる。このような
ホルダに障害物が当接したときにも、昇降駆動手段およ
び/または傾動駆動手段の下降動作を停止させることが
できる。さらに本発明によれば、当接部材とトレーテー
ブルとの間には、ばね付勢手段が設けられる。このばね
付勢手段によって当接部材に障害物が当接してその当接
部材がトレーテーブル側に変位しても、この当接部材を
トレーテーブルから離反する方向に確実に復帰させて誤
動作を防ぐことができる。
診療用機器を保持するホルダが設けられる。このような
ホルダに障害物が当接したときにも、昇降駆動手段およ
び/または傾動駆動手段の下降動作を停止させることが
できる。さらに本発明によれば、当接部材とトレーテー
ブルとの間には、ばね付勢手段が設けられる。このばね
付勢手段によって当接部材に障害物が当接してその当接
部材がトレーテーブル側に変位しても、この当接部材を
トレーテーブルから離反する方向に確実に復帰させて誤
動作を防ぐことができる。
【0059】さらに本発明によれば、前記第2停止手段
は、背板に鉛直軸線まわりに回動自在に連結される第1
ヒンジ片に第2ヒンジ片が水平軸線まわりに回動自在に
連結され、この第2ヒンジ片はアームに固定され、前記
第1ヒンジ片には第2スイッチング素子が取付けられ
る。したがって下降中のアームが障害物に当接して上方
へ押し上げられると、第2ヒンジ片が第1ヒンジ片に対
して角変位し、第2スイッチング素子の作動片が第2ヒ
ンジ片によって押圧されてスイッチング態様が変化す
る。このようにしてアームは背板に連結されるので、前
記アームを鉛直軸線まわりに回動させても、第2スイッ
チング素子の作動片に前記アームの回動によって外力が
作用するおそれはなく、第2スイッチング素子の損傷が
防がれ、前記アームがどのような回動位置にあっても確
実にアームの上方への変位を検出して、昇降駆動手段お
よび/または傾動駆動手段の下降動作を停止させること
ができる。
は、背板に鉛直軸線まわりに回動自在に連結される第1
ヒンジ片に第2ヒンジ片が水平軸線まわりに回動自在に
連結され、この第2ヒンジ片はアームに固定され、前記
第1ヒンジ片には第2スイッチング素子が取付けられ
る。したがって下降中のアームが障害物に当接して上方
へ押し上げられると、第2ヒンジ片が第1ヒンジ片に対
して角変位し、第2スイッチング素子の作動片が第2ヒ
ンジ片によって押圧されてスイッチング態様が変化す
る。このようにしてアームは背板に連結されるので、前
記アームを鉛直軸線まわりに回動させても、第2スイッ
チング素子の作動片に前記アームの回動によって外力が
作用するおそれはなく、第2スイッチング素子の損傷が
防がれ、前記アームがどのような回動位置にあっても確
実にアームの上方への変位を検出して、昇降駆動手段お
よび/または傾動駆動手段の下降動作を停止させること
ができる。
【0060】さらに本発明によれば、第1ヒンジ片には
第2ヒンジ片の下限位置を規制する手段が設けられる。
第2ヒンジ片にはアームが固定されるので、下限位置規
制手段によってアームの下限位置を規制することがで
き、これによってアームおよびトレーテーブルを希望す
る高さで鉛直軸線まわりに回動自在に位置決めすること
がでいる。
第2ヒンジ片の下限位置を規制する手段が設けられる。
第2ヒンジ片にはアームが固定されるので、下限位置規
制手段によってアームの下限位置を規制することがで
き、これによってアームおよびトレーテーブルを希望す
る高さで鉛直軸線まわりに回動自在に位置決めすること
がでいる。
【0061】
【0062】
【図1】本発明の一実施例の歯科診療台1を示す側面図
である。
である。
【図2】歯科診療台1を図1の左方から見た正面図であ
る。
る。
【図3】図1の上方から見た歯科診療台1の平面図であ
る。
る。
【図4】アーム10およびトレーテーブル14の断面図
である。
である。
【図5】アーム10およびトレーテーブル14付近を拡
大して示す平面図である。
大して示す平面図である。
【図6】第1停止手段15の具体的構成を示す一部の断
面図である。
面図である。
【図7】第2停止手段16の具体的構成を示す一部の断
面図である。
面図である。
【図8】第2停止手段16の分解斜視図である。
【図9】昇降用複動油圧シリンダ6および傾動用複動油
圧シリンダ7を制御するための概略的構成を示すブロッ
ク図である。
圧シリンダ7を制御するための概略的構成を示すブロッ
ク図である。
1 歯科診療台 3 患者 4 座椅子 5 背板 6 昇降用複動油圧シリンダ 7 傾動用複動油圧シリンダ 8 基端部 9,13 鉛直軸線 10 アーム 11 遊端部 14 トレーテーブル 15 第1停止手段 16 第2停止手段 17,21 仮想線 18 術者 20 フートペダル 23 インスツルメント 24 脚部 25 連結軸 27 第1軸 28 第2軸 31 下面 36 当接部材 37,59 マイクロスイッチ 38 ダンパ 51 コネクタホルダ 53 インスツルメントホルダ 54,57 チューブ 60 第1ヒンジ片 61 水平軸線 63 第2ヒンジ片 64 第3軸 80 調整用ボルト 95 制御手段 96,97 駆動手段 98,99 電磁弁
Claims (4)
- 【請求項1】 患者が着座する座椅子と、 座椅子に傾動自在に連結される背板と、 座椅子および背板を、上昇または下降させる昇降駆動手
段と、 背板を、座椅子に対し傾動させる傾動駆動手段と、 基端部が背板に、この背板の傾動位置に拘わらず水平な
状態で鉛直軸線まわりに回動自在にかつ前記鉛直軸線を
含む一平面内で水平位置から上方へ角変位自在に背板に
連結されるアームと、 アームの遊端部に鉛直軸線まわりに回動自在に支持され
るトレーテーブルと、 トレーテーブルの下面に設けられ、トレーテーブルの下
方に位置する物体が当接したとき、昇降駆動手段および
/または傾動駆動手段の下降動作を停止させる第1停止
手段と、 アームに設けられ、このアームが上方へ押上げられたと
き、昇降駆動手段および/または傾動駆動手段の下降動
作を停止させる第2停止手段とを含み、 前記第1停止手段は、トレーテーブルの下面に間隔をあ
けてほぼ平行に懸下される板状の当接部材と、この当接
部材のトレーテーブルとの間隔の変化を検出する第1ス
イッチング素子とを含み、第1スイッチング素子によっ
て当接部材とトレーテーブルとの間隙の変化が検出され
たとき、前記下降動作を停止させ、前記当接部材には、
診療用機器を保持するホルダーが設けられることを特徴
とする歯科診療台。 - 【請求項2】 前記当接部材とトレーテーブルとの間に
は、当接部材をトレーテーブルから離反する方向にばね
付勢する手段が介在されることを特徴とする請求項1記
載の歯科診療台。 - 【請求項3】 患者が着座する座椅子と、 座椅子に傾動自在に連結される背板と、 座椅子および背板を、上昇または下降させる昇降駆動手
段と、 背板を、座椅子に対し傾動させる傾動駆動手段と、 基端部が背板に、この背板の傾動位置に拘わらず水平な
状態で鉛直軸線まわりに回動自在にかつ前記鉛直軸線を
含む一平面内で水平位置から上方へ角変位自在に背板に
連結されるアームと、 アームの遊端部に鉛直軸線まわりに回動自在に支持され
るトレーテーブルと、 トレーテーブルの下面に設けられ、トレーテーブルの下
方に位置する物体が当接したとき、昇降駆動手段および
/または傾動駆動手段の下降動作を停止させる第1停止
手段と、 アームに設けられ、このアームが上方へ押上げられたと
き、昇降駆動手段および/または傾動駆動手段の下降動
作を停止させる第2停止手段とを含み、 前記第1停止手段は、トレーテーブルの下面に間隔をあ
けてほぼ平行に懸下される板状の当接部材と、この当接
部材のトレーテーブルとの間隔の変化を検出する第1ス
イッチング素子とを含み、第1スイッチング素子によっ
て当接部材とトレーテーブルとの間隙の変化が検出され
たとき、前記下降動作を停止させ、 前記第2停止手段は、 鉛直軸線まわりに回動自在に背板に連結される第1ヒン
ジ片と、 第1ヒンジ片に水平軸線まわりに回動自在に連結されか
つ前記アームが固定される第2ヒンジ片と、 第2ヒンジ片によって押圧される作動片を有し、この作
動片の押圧およびその押圧状態の解除によってオン/オ
フ状態を切換え、第1ヒンジ片に固定される第2スイッ
チング素子とを含み、 第2ヒンジ片によって第2スイッチング素子の前記作動
片が押圧されたとき、前記下降動作を停止させることを
特徴とする歯科診療台。 - 【請求項4】 前記第1ヒンジ片には、第2ヒンジ片の
下限位置を規制する手段が設けられることを特徴とする
請求項3記載の歯科診療台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04278594A JP3213155B2 (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 歯科診療台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04278594A JP3213155B2 (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 歯科診療台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07250871A JPH07250871A (ja) | 1995-10-03 |
| JP3213155B2 true JP3213155B2 (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=12645627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04278594A Expired - Lifetime JP3213155B2 (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 歯科診療台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3213155B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4512847B2 (ja) * | 2004-10-10 | 2010-07-28 | 株式会社 シコク | 昇降椅子 |
| DE102011000628A1 (de) * | 2011-02-10 | 2012-08-16 | Maquet Gmbh & Co. Kg | Operationstischsäule |
| CN115381668B (zh) * | 2022-09-22 | 2024-03-15 | 广东省新黄埔中医药联合创新研究院 | 一种针灸诊疗床椅 |
-
1994
- 1994-03-14 JP JP04278594A patent/JP3213155B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07250871A (ja) | 1995-10-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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