JP3213697B2 - 中継ノードシステム及び同システムにおける中継制御方法 - Google Patents
中継ノードシステム及び同システムにおける中継制御方法Info
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Description
からなるビデオデータ等のデータストリームを送信ノー
ドから受信ノードに伝送する通信システムに係り、特に
ネットワーク上において、送信ノードからデータストリ
ームを受信し、そのデータを受信ノードヘ再送出する中
継ノードシステム及び同システムにおける中継制御方法
に関する。
ームを受信し、そのデータを受信ノードヘ再送出する中
継ノードは、図11のように構成されるのが一般的であ
る。
ータ蓄積部101と、通信インタフェース110を介し
てネットワークからデータストリームを構成する連続す
る一連のデータ要素であるデータパケット(或いはデー
タフレーム)を受信しこのパケットに含まれるデータを
データ蓄積部101に書き込む機能を持つデータ受信部
102と、データ蓄積部101からデータを読み出し対
応するデータストリームのデータパケットに組み立てて
通信インタフェース120を介してネットワークヘ送出
する機能を持つデータ送信部103と、データ蓄積部1
01、データ受信部102及びデータ送信部103のそ
れぞれに対して状態の獲得や動作の制御を司るノード管
理部104とから構成されるのが一般的である。
通信システムでは、送信ノードからデータストリーム、
即ち、連続する一連のデータパケットが当該中継ノード
100宛に送出されると、これらのパケットは当該中継
ノード100内のデータ受信部102によってデータ蓄
積部101に蓄えられる一方、データ送信部103によ
って再び読み出され、後段の中継ノードまたは受信端末
へと再送出される。 (a2)中継ノード挿入の目的 図11に示したような構成の中継ノード100を送受信
ノード間に挿入する目的には、一般的に網間接続、アド
レス変換、データフォーマット変換、パケット転送間隔
の再構成、指定されたルールに基づく選択的パケット廃
棄などが含まれる。特に、ビデオデータなどのリアルタ
イム情報を含むデータストリームの中継においては、安
定したストリームレート制御能力の不足する送信ノード
からバースト的にデータを受信し、このデータを高精度
なレート制御に基づき再送出する中継処理が有効であ
り、大規模なジッタを吸収できることが要求される。 (a3)中継ノードでのデータ蓄積方式 図11に示した中継ノード100内のデータ蓄積部10
2には、従来は、次の2つのデータ蓄積方式のうちのい
ずれかの形態が適用されるのが一般的である。
リに一時蓄積するデータ蓄積方式であり、第2は、到着
データを磁気ディスクなどの2次大容量記憶媒体に一時
蓄積するデータ蓄積方式である。
バッファ管理が高速に行え、入出力間の遅延が小さいと
いう利点を持つ反面、より大きなジッタ吸収のために蓄
積容量を拡大するには高価格となるという欠点を持つ。
一方、上記第2のデータ蓄積方式は、大容量蓄積には適
しているが、記憶媒体書き込み/読み出しに伴う遅延時
間及びその変動が大きいという欠点を持つ。
継する中継ノードには、大規模なジッタを吸収すること
が要求され、そのためには、中継データの蓄積容量の大
容量化と低遅延の中継動作の両方が必要となる。
のデータ蓄積方式のうちの第1のデータ蓄積方式では、
蓄積容量の大規模化がコスト的に難しく、第2のデータ
蓄積方式では、低遅延中継処理の実現が難しいという問
題があった。また、中継ノードは一般に同時に複数のデ
ータストリームの中継を取り扱う必要があることから、
メモリなどのノード内共有資源を効率的に利用すること
も要求されるが、従来技術では、このような要求に応え
られなかった。
でその目的は、比較的低価格でありながら、ストリーム
中継に伴う遅延を小さくできると共に、大容量のバース
ト的なデータをオーバフローの発生を招くことなく一時
蓄積することができる中継ノードシステム及び同システ
ムにおける制御方法を提供することにある。
テムは、送信ノードから送信された一連のデータ要素か
らなるデータストリームを受信するデータ受信手段と、
このデータ受信手段により受信されたデータストリーム
中のデータを一時蓄積するための高速メモリから構成さ
れる1次バッファ手段と、この1次バッファ手段に蓄積
されたデータを取り出して受信ノードに送出するデータ
送信手段と、上記1次バッファ手段の記憶領域を補完す
るための当該1次バッファ手段より低速大容量の2次バ
ッファ手段と、上記1次バッファ手段の入力側のオーバ
フローの危険性を検出して、当該1次バッファ手段から
上記2次バッファ手段へブロック単位でデータを移動す
る退避処理を行うと共に、上記2次バッファ手段に退避
されたデータを上記データ送信手段によるデータ送出の
ために上記1次バッファ手段へブロック単位で移動する
復帰処理を行うデータ移動手段とを備えたことを特徴と
する。
は、中継するデータストリームを一時蓄積する1次バッ
ファ手段を高速メモリで構成していることから、低遅延
中継処理が実現できるだけでなく、当該1次バッファ手
段の容量を低価格化のために小容量としても、1次バッ
ファ手段の入力側オーバフローの危険性がある場合に
は、1次バッファ手段に入力されたデータが低速ではあ
るものの大容量の2次バッファ手段にブロック単位で移
動・退避されることから、中継データの蓄積容量の大容
量化も実現できる。しかも、2次バッファ手段に退避さ
れたデータが退避処理の対象とならなかった1次バッフ
ァ手段内の蓄積データに続いて連続的に受信ノードに送
出可能なように、2次バッファ手段から1次バッファ手
段へブロック単位でデータを移動する復帰処理が行われ
ることから、出力側のアンダーフローを極力防止でき
る。
る各データストリーム毎に、退避処理の単位となるブロ
ック長bj と、そのストリームのデータを退避なしに1
次バッファ手段に一時蓄積するのに必要な領域のサイズ
である1次バッファ割り当てサイズBj とを含むパラメ
ータを設定するパラメータ設定手段を持たせ、対応する
データストリームの入力レートRinj が出力レートRou
tjより大きい場合には、上記ブロック長bj だけのデー
タの先頭部が1次バッファ手段に到来してから、当該デ
ータが1次バッファ手段及び2次バッファ手段間を往復
し、1次バッファ手段から全て送出されるまでに要する
と推定される時間Tj の間に、該当するデータストリー
ムについてデータ送信手段により1次バッファ手段から
受信ノードに送出されと推定されるデータ量以上の値に
1次バッファ割り当てサイズBjを設定するならば、2
次バッファ手段に退避したデータを1次バッファ手段に
復帰させて1次バッファ手段上のBj の領域内の蓄積デ
ータに続いて連続的に送出することが可能となる。
処理が行われていない各データストリーム毎に、そのス
トリームについての1次バッファ手段内のデータ蓄積量
と、対応するデータストリームに関して上記時間Tj の
間に送出されると推定されるデータ量とを比較すること
で、入力側オーバフローの危険性があるストリームを簡
単に検出でき、その際に当該ストリームについて退避処
理を伴わない退避なしモードから退避処理を伴う退避あ
りモードに切り替え設定することにより、入力側オーバ
フローを一層効果的に抑止できる。
ータストリーム中のデータが対応するブロック長bj だ
け1次バッファ手段に書き込まれる毎に、そのブロック
長bj のデータを2次バッファ手段に移動する退避処理
を行い、ブロック長bj のデータが2次バッファ手段に
退避される毎に、当該データの先頭部がデータ送信手段
により送出される時刻を推定して目標復帰完了時刻とし
て設定し、当該データを2次バッファ手段から1次バッ
ファ手段に移動するのに必要な時間だけ設定した目標復
帰完了時刻より溯った時刻より当該データを2次バッフ
ァ手段から1次バッファ手段に移動する復帰処理を開始
することにより、低速の2次バッファ手段を用いなが
ら、受信ノードへのデータ送出の連続性を一層確保でき
る。
するデータストリームについての後続の復帰対象データ
が所定数以内である状態が、所定回数連続した場合に
は、当該データストリームについて退避ありモードから
退避なしモードに切り替え設定するとよい。
ている各データストリームの各々に対して割り当てられ
ている1次バッファ割り当てサイズBj 、退避ありモー
ドが設定されている各データストリームにより1次バッ
ファ手段上で占められるサイズ、及び1次バッファ手段
のサイズをもとに、1次バッファ手段の利用率ρ1 を求
めると共に、退避ありモードが設定されている各データ
ストリームに関するブロック長bj のデータの退避処理
でのトラフィック及び復帰処理でのトラフィックをもと
に、2次バッファ手段に対するアクセスチャネル利用率
ρ2 を求め、利用率ρ1 及びρ2 のいずれか一方が1を
超えている場合には、少なくとも1つのデータストリー
ムについてブロック長bj を変更して利用率ρ1 及びρ
2 を再計算することをも特徴とする。
減少或いは増加操作により、対応するデータストリーム
による1次バッファ手段の占有時間を短くしたり、退避
及び復帰処理の発生回数を少なくしたりすることができ
る。
ームのBj について対応ストリームの入力変動を吸収す
るための第1のマージン値α1j(0≦α1j<1)を考慮
した総和Σ1と、退避ありモードが設定されている各デ
ータストリームにより1次バッファ手段上で占められる
1次バッファ割り当てサイズBj 以外のサイズの対応デ
ータストリームの退避並びに復帰処理時間の変動を吸収
するための第2のマージン値α2j(0≦α2j<1)を考
慮した総和Σ2との和を1次バッファ手段のサイズL1
で割った値をρ1 とすることで、α1j,α2jの設定値に
応じた対応する変動吸収が可能となる。
図面を参照して説明する。 [中継ノードの構成]図1は本発明の一実施形態に係る
中継ノード(ストリーム中継装置)10の構成を示すブ
ロック図である。
1と、通信インタフェース21を介してネットワークか
らデータストリームを構成する連続する一連のデータパ
ケット(データフレーム)を受信しこのパケットに含ま
れるデータをデータ蓄積部11に書き込む機能を持つデ
ータ受信部12と、データ蓄積部12からデータを読み
出し対応するデータストリームのデータパケットに組み
立てて通信インタフェース22を介してネットワークヘ
送出する機能を持つデータ送信部13と、データ蓄積部
11、データ受信部12及びデータ送信部13のそれぞ
れに対して状態の獲得や動作の制御を司るノード管理部
14とから構成される。
より受信されたパケット中のデータを一時蓄積するため
の1次バッファ111と、この1次バッファ111のオ
ーバフロー発生を回避するように、当該1次バッファ1
11に不足する記憶領域を補完するための2次バッファ
112と、ノード管理部14の制御のもとでバッファ1
11,112間のデータ移動を司るデータ移動部113
とから構成される。1次バッファ111は、RAM等の
半導体メモリを用いて構成される高速小容量バッファで
あり、2次バッファ112は、磁気ディスク等の大容量
記憶媒体を用いて構成される低速大容量バッファであ
る。
部11のデータ一時蓄積機能(を持つ一時蓄積バッフ
ァ)は、半導体メモリによる1次バッファ111と大容
量記憶媒体による2次バッファ112の組み合わせによ
って実現される。
は、ノード管理部14の制御のもとで上記両バッファ1
11,112間のデータ移動に関するスケジューリング
を行うようになっている。またデータ移動部113は、
ノード管理部14と連携して、バッファ111,112
内の蓄積データ量、入力データストリームの予測値、デ
ータ到着イベント、データ再送出イベントに基づくアル
ゴリズムで最適なデータ移動及び再送出を制御するよう
にもなっている。[バッファ111,112間のデータ
移動制御]ここで、データ蓄積部111におけるバッフ
ァ111,112間のデータ移動制御の要点について説
明する。
112との間でデータ移動を行う目的は、到着間隔やブ
ロック長に確率的変動のある1次バッファ111へのデ
ータ入力に対し、当該1次バッファ111のオーバフロ
ー発生を回避することと、後段(の中継ノードまたは受
信端末)へのデータ再送出のために1次バッファ111
から安定したデータ出力を行えるようにすることにあ
る。なお以下では、1次バッファ111から2次バッフ
ァ112へのデータ移動を「退避」、その逆の方向への
データ移動、即ち2次バッファ112から1次バッファ
111へのデータ移動を「復帰」と呼ぶことにする。
成では、データの退避処理及び復帰処理において、その
処理自身に有限の処理時間(固定的な処理時間)を費や
す。また、2次バッファ112を1つまたは少数の大容
量記憶媒体により構成するものとすると、上記退避処理
と復帰処理の間でアクセスの競合が発生する。また複数
のストリームが同一の2次バッファ112を利用する場
合には、ストリーム間での競合も生じる。そこで、競合
の結果生じる待ち合わせ時間に起因する1次バッファ1
11入力側のオーバフローや出力側のアンダーフローを
極力防止するように、データ移動部113において最適
なスケジューリングを行う必要がある。
リームに対するブロック長の設定値によって制御するこ
とができる。即ち、退避及び復帰の際の処理単位となる
ブロック長(退避ブロック長)をb(単位は、例えばby
te)とすると、直接的にはbを小さくするならば、1次
バッファ111の占有時間が短くなり、1次バッファ1
11のオーバフローの発生を抑制するのに寄与する。し
かしその反面、退避及び復帰の回数が多くなることか
ら、退避及び復帰に伴う前述の処理時間固定部分が全体
として増加する。その結果、2次バッファ112へのア
クセスが相対的に増加し、待ち合わせ遅延によるバッフ
ァオーバフローの発生を増加させる一因となる。このた
め、上記のスケジューリングにおいては、この点も考慮
する必要がある。 [データ移動制御の手順の概略]次に、データ蓄積部1
1内でのバッファ111,112間のデータ移動制御の
手順の概略につき、1つのストリームのデータの退避及
び復帰処理を例に図2のタイミングチャートを参照して
説明する。
111内に入力データを受信するためのサイズLin(単
位は、例えばbyte)の入力バッファ領域を確保して、デ
ータ受信部12によるネットワーク上の送信ノードから
のデータパケット受信に伴うデータの入力を待つ。ここ
でLin(入力バッファ領域長)は、1次バッファ111
に対するアクセス単位の整数倍で、且つ退避ブロック長
b以上の値に設定される。
入力の待機時間winは一般に予測困難であるが、データ
ストリーム転送途中においては1つ前のデータブロック
の最後のタイミングを参考にしてスケジューリングを行
うことにより、この待機時間winを最小にすることがで
きる。
ァ領域へのデータ入力が開始される。この入力バッファ
領域にブロック長bだけのデータが入力されるのに要す
る時間(データ入力時間)tin(の平均値)は、実際の
転送データパケット長などに依存するが、付加的な入力
バッファを置かない場合、データストリームの平均的な
入力レートをRin(単位は通常はbit/sec であるが、こ
こではブロック長bの単位byteに合わせてbyte/sec)と
すると、次式で与えられる。
データ入力が終了した段階で、データ移動部113は、
このデータをそのまま1次バッファ111に残すか、或
いは2次バッファ112ヘ退避(移動)するかを判断す
る。ここでの判断の基準については後述する。また、サ
イズLinの入力バッファ領域にLin分のデータが入力さ
れると、1次バッファ111内にサイズLinの次の入力
バッファ領域が確保される。
11に残す判断が与えられたストリームに属するデータ
は、そのまま1次バッファ111上に蓄積され(蓄積時
間をdとする)、データ送信部13による再送出(のた
めの読み出し)を待つ。
タ移動部113が2次バッファ112ヘの退避を判断し
た場合には、当該データ移動部113はその判断を変更
するまでの間、このストリームに属するデータをブロッ
ク長bを単位に全て2次バッファ112ヘ退避する。こ
の場合、1次バッファ111から2次バッファ112へ
のデータブロック移動の処理が発生する。2次バッファ
112へのデータブロック移動は、データ蓄積部11に
おいて同時に扱われるストリームの全てについて行われ
るため、競合がある場合には待ち合わせ時間(退避待ち
時間)w1 が発生する。したがって退避に要する時間
(退避時間)は、1次バッファ111から2次バッファ
112へ実際にデータブロックを転送して書き込む退避
処理に要する時間(退避処理時間)をt1 とすると、w
1 +t1 となる。
2に退避したデータブロックを、そのブロックの再送出
のタイミングに間に合うように1次バッファ111に復
帰する復帰処理を行わなければならない。そのため、1
次バッファ111上にサイズLout (単位は、例えばby
te)の出力バッファ領域を確保する。ここでLout (出
力バッファ領域長)は、1次バッファ111に対するア
クセス単位の整数倍で、且つ退避ブロック長bより大き
い値に設定される。
と同様に、待ち合わせ時間(復帰待ち時間)w2 が発生
する。したがって復帰に要する時間(復帰時間)は、2
次バッファ112から実際にデータブロックを読み出し
て1次バッファ111へ転送する復帰処理に要する時間
(復帰処理時間)をt2 とすると、w2 +t2 となる。
び復帰処理時間t2 は、2次バッファ112を構成する
蓄積デバイスの特性に依存する。例えば磁気ディスクや
光ディスクなど回転体の記録媒体を利用するデバイスで
は、データブロックの退避処理には、データ書き込みの
際にヘッドを移動するシーク時間並びに回転待ち時間
(ブロック長に依存せず)と、実際にデータを転送・書
き込みする時間(ブロック長に依存)がかかる。またデ
ータブロックの復帰処理の際も同様である。これを一般
化すると、退避・復帰処理時間は、ブロック長bに依存
しない部分と、ブロック長bに依存する部分との和にな
る。
時間t2 の推定値の近似式は、退避処理時のブロック長
bに依存しない時間(退避処理時間固定部分)をf1 、
2次バッファ112への書き込み速度をr1 、復帰処理
時のブロック長bに依存しない時間(復帰処理時間固定
部分)をf2 、2次バッファ112からの読み出し速度
をr2 とすると、以下のようになる。
は、それぞれ推定退避処理時間,推定復帰処理時間と呼
ぶことにする。
ァ111に復帰されたデータブロックは再送出を待ち、
待ち合わせ時間(送出待ち合わせ時間)wout の後、デ
ータ送信部13により後段の受信ノード(具体的には中
継ノードまたは受信端末)に再送出される。この再送出
に要する時間(データ送出時間)tout は、データスト
リームの平均的な出力レートをRout (単位は通常はbi
t/sec であるが、ここではブロック長bの単位byteに合
わせてbyte/sec)とすると、次式で与えられる。
どにおいては、上記復帰データの再送出のタイミングを
ノード管理部14にて予め推定できる。したがって、推
定した再送出のタイミングに合わせてノード管理部14
がデータ移動部113による復帰処理を起動させること
で、上記送出待ち合わせ時間wout を最小化することが
できる。
ムの動作効率は、1次バッファ111の容量及び2次バ
ッファ112ヘのアクセススループットによって制限さ
れるが、これについては後述する。 [中継制御]次に、図1の構成の中継ノード10におけ
る上述のデータ移動制御を含む中継制御について説明す
る。
の)前段の送信ノードから図1の中継ノード10に対し
てデータストリームjの転送を要求する際には、データ
入力レートRinj が通知(申告)される。ノード管理部
14は、送信ノードから通知されたデータ入力レートR
inj を内部保持した後、データ移動部113と共同し
て、データストリームjの中継制御に必要なパラメータ
群を設定するためのパラメータ設定処理を図3のフロー
チャートに従って次のように実行する。
13に対し、トラフィック特性値(推定値)である入力
パラメータセットIj ={Rinj ,Routj}を与える
(ステップ301)。このデータ移動部113には、シ
ステムパラメータセット={f1 ,f2 ,r1 ,r2 }
がノード管理部14により予め与えられているものとす
る。
jの入力の変動分を吸収するためのマージン値α1j、及
びデータストリームjの退避・復帰時間の変動分を吸収
するためのマージン値α2jの初期値(固定値)を設定す
る(ステップ302)。
ームj中のデータを退避する際の処理単位となるブロッ
ク長bj の初期値(固定値)を設定する(ステップ30
3)。
ームj中のデータを(2次バッファ112への退避なし
に)1次バッファ111に蓄積するための領域のサイズ
(1次バッファ割り当てサイズ)Bj を入力パラメータ
セットIj ={Rinj ,Routj}等をもとに決定して設
定する処理(Bj 設定処理)を、図4のフローチャート
に従って次のように行う(ステップ304)。
tjの大小を判定する(ステップ401)。もし、Rinj
≦Routjならば、1次バッファ111に溜まるのは送出
(再送出)待ち合わせ時間wout の間の到着データと入
力データの変動分によるものであることから、Bj の値
を、例えばRinj に比例した値(kRinj )に設定する
(ステップ402)。ここでk(比例係数)には、Bj
が入力変動を吸収可能となる値を用いればよい。
を、例えばサイズbだけのデータの1次バッファ111
へのデータ入力時間tini と、サイズbだけのデータが
1次バッファ111と2次バッファ112との間を往復
(退避・復帰)するのに要する時間(w1j+t1j+w2j
+t2j+woutj(=0))と、サイズbだけのデータの1次
バッファ111からのデータ出力時間toutjとの和Tj
=(tini +w1j +t1j+w2j+t2j+woutj(=0)+
toutj)の間に再送出するストリームjのデータ量Rou
tj*Tj 以上の値(ここでは、時間Tj の間に再送出す
るデータ量Routj*Tj に予め定められた一定量を加え
た値)に設定する(ステップ403)。
長)bだけのデータの先頭部が1次バッファ111に到
達してから、当該データが2次バッファ112との間を
(待ち時間なしに)往復し、当該データが1次バッファ
111から全て送出されるまでに要する推定時間を表
す。したがって、データストリームjに割り当てる1次
バッファ割り当てサイズBj の値を、上記のように、時
間Tj の間に再送出するストリームjのデータ量(=R
outj*Tj )以上に設定するならば、Bj の領域がオー
バフローする危険がある場合に、それを回避するために
ストリームjの後続のデータを2次バッファ112に一
時退避しても、その退避データを1次バッファ111に
復帰させてBj の領域内の蓄積データに続いて連続的に
再送出することが可能となる。即ち再送出の連続性が確
保される。
時間toutjは、前記tin,tout の場合と同様にして、
bj /Rinj ,bj /Routjにより求められるもので、
それぞれサイズbj だけのデータが到着するのに要する
時間の推定値,サイズbj だけのデータを再送出するの
に要する時間の推定値である。
理時間t2jは、前記t1 ,t2 の場合と同様にして、f
1 +bj /r1 ,f2 +bj /r2 により求められる。
また、退避待ち時間w1j,復帰待ち時間w2jは、例えば
同一の2次バッファ112を利用する全てのデータスト
リームjからのアクセスを入力とした単一処理モデルと
して推定可能である。一例として、退避及び復帰の要求
は同一優先度で扱われるものとし、それぞれのストリー
ムjからの要求発生がランダムで、1ブロックを処理す
る時間が指数分布に従うとした多元M/M/1型の近似
を行えば、平均待ち時間は以下のように近似表現するこ
とができる。
(Routj/bj)/{1-t2j*(Routj/bj)}] ここで、t1j,t2jは前記したようにbj に依存する。
したがって上記w1j,w2jはbj 及びRinj ,Routjに
依存する。また、w1j,w2jは推定値であることから、
以下の説明では、それぞれ推定退避待ち合わせ時間,推
定復帰待ち合わせ時間と呼ぶことにする。
Bj の値は、bj 及びRinj ,Routjに依存する。デー
タ移動部113は、以上のBj 設定処理を終了すると、
ブロック長b、マージン値α1j,α2j等の再設定処理
(パラメータ再設定処理)を行う(ステップ305)。
このパラメータ再設定処理の詳細については後述する。
パラメータ再設定処理に成功した場合には(ステップ3
06)、送信ノードから要求されたデータストリームj
の中継が可能である旨をノード管理部14に通知すると
共に、当該データストリームjの中継モードを初期モー
ドである退避なしモードに設定する(ステップ307,
308)。これに対し、パラメータ再設定処理に失敗し
た場合には、データ移動部113は送信ノードから要求
されたデータストリームjの中継が不可能である旨をノ
ード管理部14に通知する(ステップ309)。なお、
各データストリームが優先度を持つ場合には、中継中の
ストリームを含めて、最も優先度の低いストリームの中
継を放棄するようにしても構わない。
からの通知を受けて送信ノードに対して要求されたデー
タストリームjの中継の可否を通知する。次に、データ
ストリームjを中継する場合の動作について、データ移
動部113による退避・復帰処理を中心に図5及び図6
のフローチャートを適宜参照して説明する。
信ノードから送られるデータストリームj中のデータ
(データパケット)の到着を待つ。一方、データ送信部
13は、ノード管理部14からの指示により出力レート
Routjを設定した上で、データストリームj中のデータ
が1次バッファ111に書き込まれるのを待つ。
着したならば、そのパケット中のデータをデータ蓄積部
11内の1次バッファ111に書き込む書き込み(デー
タ入力)動作を開始する。一方、データ送信部13は、
1次バッファ111へのデータ書き込みを検出して、そ
の先頭から再送処理(データ送出処理)を開始する。
は、データ受信部12により1次バッファ111に書き
込まれたデータストリームjのデータが当該ストリーム
jについて設定したブロック長bj を超えると(ステッ
プ501)、退避なしモードである場合には(ステップ
502)、ストリームjのデータの1次バッファ111
内の蓄積量が、データ入力時間(bj だけのデータが到
着するのに要する推定時間)tinj と1次バッファ11
1と2次バッファ112との間のデータの往復(退避・
復帰)に要する時間(w1j+t1j+w2j+t2j+woutj
(=0))と、1次バッファ111からのデータ送出時間
(bj だけのデータを再送出するのに要する推定時間)
toutjとの和Tj の間に再送出するデータ量を超えたか
否かをチェックする(ステップ503)。
ァ111内の蓄積量が上記時間Tjの間に再送出するデ
ータ量を超えていないならば、データ移動部113は1
次バッファ111がオーバフローする危険性はないもの
と判断して退避なしモードを継続し(ステップ50
4)、超えているならば、1次バッファ111のオーバ
フローの発生を回避するために、ストリームjについて
の中継モードを退避なしモードから退避ありモードに切
り替え設定する(ステップ505)。
データストリームjのデータがブロック長bj を超えた
場合に(ステップ501)、退避ありモードが設定され
ているならば(ステップ502)、その先頭からbj だ
けのデータ(データブロック)について1次バッファ1
11から2次バッファ112への退避処理を開始する
(ステップ506)。このとき、退避なしモードから退
避ありモードへの切り替え直後の退避処理が開始された
場合であれば、1次バッファ111に蓄積されたストリ
ームjのデータのうち、退避されない分のデータの再送
出がデータ送信部13により続けられる。この退避処理
の開始時点においては、bj を超えた分のデータが1次
バッファ111に書き込まれたデータとされる。
112に退避したデータブロックについて、その先頭部
が再送出される時刻を対応するデータストリームjの出
力レートRoutjをもとに推定して、目標復帰完了時刻と
して設定する(ステップ507)。
まれたデータストリームjのデータがブロック長bj を
超えていない場合には(ステップ501)、退避なしモ
ードであるならば(ステップ508)、ステップ501
に戻る。
データストリームjのデータがブロック長bj を超えて
おらず(ステップ501)、しかも退避ありモードであ
るならば(ステップ508)、データ移動部113は以
下の処理を行う。
についての退避データブロックについて設定してある目
標復帰完了時刻より復帰時間(w2j+t2j)だけ溯った
時刻が到来したか否かをチェックし(ステップ60
1)、到来したならば、該当する退避データブロックを
2次バッファ112から1次バッファ111へ復帰する
復帰処理を開始する(ステップ602)。
了したならば(ステップ603)、データ移動部113
は、ストリームjのデータの2次バッファ112内の蓄
積ブロック数をチェックする(ステップ604)。
即ち退避したデータブロックが即刻復帰された場合(こ
れを、即復帰と呼ぶ)には、データ移動部113は、蓄
積ブロック数=0の判定(即復帰の判定)が予め定めら
れた一定回数続いたか否かをチェックし(ステップ60
5)、一定回数続いたならば、ストリームjのバースト
的な入力変動が収まって当該ストリームj用に割り当て
たサイズBj の領域に余裕ができ、オーバフローの危険
性はなくなったものとして、ストリームjについての中
継モードを退避ありモードから退避なしモードに切り替
え設定する(ステップ606)。そしてデータ移動部1
13はステップ501に戻る。
2j+t2j)だけ溯った時刻が到来していない場合(ステ
ップ601)、蓄積ブロック数が0でない場合(ステッ
プS604)、或いは蓄積ブロック数=0の判定が一定
回数続いていない場合(ステップ605)には、そのま
まステップ501に戻る。
05)の詳細について、図7及び図8のフローチャート
を適宜参照して説明する。データ移動部113は、新規
ストリームの追加時、既存ストリームの中継処理の終了
時、著しい予測不一致の検出時などにおいて、ブロック
長b、マージン値α1j,α2j等のパラメータの再設定処
理(更新処理)を次のように行う。なお、著しい予測不
一致の検出時とは、送信ノードから通知されたデータス
トリームjの入力レートRinに対する入力変動が予め定
められた許容範囲を超えていることが実測値から検出さ
れた場合である(ストリームjの入力レートRinj の計
測は、当該ストリームjの受信中、データ受信部12に
て行われるものとする)。この予測不一致の検出には、
データストリームjの転送の突然の終了も含まれる。
動部113は、各ストリームjの最新のトラフィック特
性値Rinj ,Routj等に基づき、1次バッファ利用率ρ
1 及び2次バッファアクセスチャネル利用率ρ2 を求め
る(ステップ701,702)。
退避なしストリームj(退避なしモードにあるストリー
ムj)の各々に対して割り当てられている1次バッファ
111内の領域のサイズ(1次バッファ割り当てサイ
ズ)Bj の(マージン値α1jを考慮した)総和Σ1(即
ち全ての退避なしストリームが1次バッファ111上で
占めると予想される全体サイズ)と、各退避ありストリ
ームjに関して、1次バッファ111内の入力バッファ
領域長Linj と出力バッファ領域長Loutjの和(Linj
+Loutj)に、1次バッファ111内の退避バッファ長
bj と復帰バッファ長(=退避ブロック長)bj に各々
の推定利用時間の割合を掛け合わせた値を加えたものの
(マージン値α2jを考慮した)総和Σ2(即ち全ての退
避ありストリームが1次バッファ111上で占めると予
想される全体サイズ)とを足し合わせた値を、1次バッ
ファ111のサイズ(1次バッファ量)L1 で割った値
であり、 ρ1 =(Σ1+Σ2)/Li のように表される。
ァ長(=退避ブロック長)bj については、ストリーム
jのデータがサイズbだけ到着するのに要する時間(サ
イズbのデータの入力時間)に対する、サイズbのデー
タ(データブロック)を1次バッファ111から2次バ
ッファ112に退避するのに要する時間(復帰時間)の
割合、即ち(w1j+t1j)/tinj であり、復帰バッフ
ァ長(=退避ブロック長)bj については、ストリーム
jのデータをサイズbだけ再送出するのに要する時間
(サイズbのデータの出力時間)に対する、サイズbの
データ(データブロック)が2次バッファ112から1
次バッファ111に復帰するのに要する時間(復帰時
間)の割合、即ち(w2j+t2j)/toutjである。
+bj *(w2j+t2j)/toutj }*(1+α2j)] のように表される。
ρ2 の値は、退避ありストリームjに関する退避データ
トラフィックt1j/tinj と復帰データトラフィックt
2j/toutjとの和の総和であり、 ρ2 =Σ(t1j/tinj +t2j/toutj) のように表される。
与えられた1次バッファ割り当てサイズBj 及びブロッ
ク長bj の値により変化する。データ移動部113は、
ρ1 ,ρ2 を算出すると、ρ1 及びρ2 と(容量限界を
意味する)1とを比較して、ρ1 及びρ2 が共に1以下
であるか否かを判定し(ステップ703)、共に1以下
であるならば、現在各ストリームjに与えているBj 及
びbj の値は適性であると判断し、パラメータ再設定処
理を終了する。
ρ1 が1を超えているならば(ステップ704)、デー
タ移動部113はまず、1つのストリームjを選択し、
そのストリームjに割り当てられているブロック長(退
避ブロック長)bj を予め定められた一定値Δbだけ小
さくした場合のρ1 及びρ2 の値を(上記ステップ70
1,702と同様にして)再計算する(ステップ70
5,706)。ここで、bj =bj −Δbの操作の対象
には任意のストリームを選択しても構わないが、本処理
が新規ストリームの追加、或いは著しい予測不一致の検
出によって起動された場合には、その要因となったスト
リームを選択するとよい。
びρ2 の値が共に1以下であるならば(ステップ70
7)、データ移動部113はその際のbj を該当するス
トリームj用に採用し、パラメータ再設定処理を終了す
る。一方、再計算したρ1 及びρ2 のうちの少なくとも
一方が1を超えているならば、全ての退避ありストリー
ムjについて、そのブロック長(退避ブロック長)bj
をΔbだけ小さくした場合のρ1 及びρ2 の値を再計算
する(ステップ708,709)。
及びρ2 の値が共に1以下であるならば(ステップ71
0)、データ移動部113はその際の各bj を該当する
ストリームj用に採用し、パラメータ再設定処理を終了
する。これに対し、ステップ709での再計算を行って
もρ1 及びρ2 のうちの少なくとも一方が1を超えてい
るならば、後述するマージン軽減処理(ステップ71
1)に移る。
ストリームjについて、そのブロック長(退避ブロック
長)bj をΔbだけ小さくして、ステップ709でρ1
及びρ2 を再計算し、その再計算後のρ1 ,ρ2 の値の
少なくとも一方が依然として1を超えている場合には、
bj をΔbだけ小さくするストリームjを切り替えて、
ρ1 ,ρ2 の再計算と評価を、一定回数を超えない範囲
で、ρ1 ,ρ2 の値が共に1以下となるか、或いは対象
となるストリームjがなくなるまで繰り返すようにして
も構わない。
たρ1 ,ρ2 のうち、ρ1 は1以下であるものの、ρ2
が1を超えているならば(ステップ703,704,8
01)、データ移動部113はまず、1つのストリーム
jを選択し、そのストリームjに割り当てられているブ
ロック長(退避ブロック長)bj をΔbだけ大きくした
場合のρ1 及びρ2 の値を(上記ステップ701,70
2と同様にして)再計算する(ステップ802,80
3)。
びρ2 の値が共に1以下であるならば(ステップ80
4)、データ移動部113はその際のbj を該当するス
トリームj用に採用し、パラメータ再設定処理を終了す
る。一方、再計算したρ1 及びρ2 のうちの少なくとも
一方が1を超えているならば、全ての退避ありストリー
ムjについて、そのブロック長(退避ブロック長)bj
をΔbだけ大きくした場合のρ1 及びρ2 の値を再計算
する(ステップ805,806)。
及びρ2 の値が共に1以下であるならば(ステップ80
7)、データ移動部113はその際の各bj を該当する
ストリームj用に採用し、パラメータ再設定処理を終了
する。これに対し、ステップ807での再計算を行って
もρ1 及びρ2 のうちの少なくとも一方が1を超えてい
るならば、後述するストリーム中継棄却処理(ステップ
808)に移る。
たρ1 ,ρ2 が共に1を超えている場合には(ステップ
703,704,801)、データ移動部113はステ
ップ711のマージン軽減処理に移る。
処理について図9のフローチャートを参照して説明す
る。まずデータ移動部113は、各ストリームjの退避
・復帰時間の変動分を吸収するために割り当てたマージ
ン値α2j(通常は1未満の正の小数値)が正である範囲
で、当該α2jの値を予め定められた一定値Δαだけ減じ
た後(ステップ901,902)、ρ1 の値を(上記ス
テップ701と同様にして)再計算する(ステップ90
3)。
値が1以下となったならば(ステップ904)、データ
移動部113はその際の各α2jを該当するストリームj
用に採用し、パラメータ再設定処理を終了する。
ρ1 の値が依然として1を超えているならば、データ移
動部113は上記ステップ901以降の処理を再度実行
する。そして各α2jを0にして(ステップ905)、ρ
1 を再計算しても(ステップ906)、ρ1 の値が1以
下とならないならば(ステップ907)、データ移動部
113は、各ストリームjの入力の変動分を吸収するた
めに割り当てたマージン値α1j(通常は1未満の正の小
数値)が正である範囲で、当該α1jの値をΔαだけ減じ
た後(ステップ908,909)、ρ1 の値を(上記ス
テップ701と同様にして)再計算する(ステップ91
0)。
値が1以下となったならば(ステップ911)、データ
移動部113はその際の各α1j,α2jを該当するストリ
ームj用に採用し、パラメータ再設定処理を終了する。
ρ1 の値が依然として1を超えているならば、データ移
動部113は上記ステップ908以降の処理を再度実行
する。そして各α1jを0にして(ステップ912)、ρ
1 を再計算しても(ステップ913)、ρ1 の値が1以
下とならないならば(ステップ914)、データ移動部
113は、図8中のステップ808のストリーム中継棄
却処理に移る。
継棄却処理について図10のフローチャートを参照して
説明する。まずデータ移動部113は、中継棄却の対象
となるストリームを選択し、その選択したストリームの
中継処理を放棄する(ステップA1)。このステップA
1では、新規ストリームの追加時(新たにストリームの
中継が要求された場合)であれば、その新規ストリーム
か、中継中のストリームを含めて、最も優先度の低いス
トリームを選択すればよい。また、新規ストリームの追
加時以外であれば、中継中のストリームの中で最も優先
度の低いストリームを選択すればよい。
のフローチャートに示すパラメータ再設定処理を呼び出
して、残りのストリームjについて、ρ1 ,ρ2 の計算
等を行うことでブロック長bj 等のパラメータを再設定
し(ステップA2)、中継処理を継続する(再度のフレ
ーム中継棄却処理が不要の場合)。
についての1次バッファ111内のデータ蓄積量が時間
Tj の間に再送出するデータ量を超えた場合には、直ち
に退避モードに切り替えるものとして説明したが、例え
ばその差分以上の空き領域(非割り当て領域)が1次バ
ッファ111上に存在する場合には、その差分、或いは
その差分に予め定められた一定量を加えた値だけBj を
増やして退避なしモードを継続し、それでも不足する場
合に、退避モードに切り替えるようにしても構わない。
理機能、即ちデータ受信部12、データ送信部13、ノ
ード管理部14、及びデータ蓄積部11内のデータ移動
部113の処理機能は、その処理機能をCPUを備えた
コンピュータ等の情報処理機器により実現させるための
プログラムを記録した(メモリカード、フロッピーディ
スク、CD−ROM等の)記録媒体を用い、当該記録媒
体を情報処理機器に装着して、当該記録媒体に記録され
ているプログラムを情報処理機器で読み取り実行させる
ことによっても実現される。
継ノードにおける一時蓄積バッファを高速メモリによる
1次バッファ手段と低速大容量の2次バッファ手段との
組み合わせによって構成し、1次及び2次バッファ手段
間の適切なデータ移動及び1次バッファからの適切なデ
ータ送出を制御することにより、比較的低価格でありな
がら、ストリーム中継に伴う遅延を小さくできると共
に、大容量のバースト的なデータをオーバフローの発生
を招くことなく一時蓄積することができる。
示すブロック図。
1,112間のデータ移動制御の手順の概略を説明する
ためのタイミングチャート。
するためのフローチャート。
のフローチャート。
移動部113による退避・復帰処理を中心に説明するた
めのフローチャートの一部を示す図。
移動部113による退避・復帰処理を中心に説明するた
めのフローチャートの残りを示す図。
明するためのフローチャートの一部を示す図。
明するためのフローチャートの残りを示す図。
説明するためのフローチャート。
処理を説明するためのフローチャート。
定手段、退避手段、復帰手段)
Claims (14)
- 【請求項1】 送信ノードから送信された一連のデータ
要素からなるデータストリームを受信するデータ受信手
段と、 前記データ受信手段により受信されたデータストリーム
中のデータを一時蓄積するための高速メモリから構成さ
れる1次バッファ手段と、 前記1次バッファ手段に蓄積されたデータを取り出して
受信ノードに送出するデータ送信手段と、 前記1次バッファ手段の記憶領域を補完するための当該
1次バッファ手段より低速大容量の2次バッファ手段
と、 前記1次バッファ手段の入力側のオーバフローの危険性
を検出して、前記1次バッファ手段から前記2次バッフ
ァ手段へブロック単位でデータを移動する退避処理を行
うと共に、前記2次バッファ手段に退避されたデータを
前記データ送信手段によるデータ送出のために前記1次
バッファ手段へブロック単位で移動する復帰処理を行う
データ移動手段とを具備し、 前記データ移動手段は、中継の対象となる前記各データ
ストリーム毎に、前記退避処理の単位となるブロック長
bj と、そのストリームのデータを退避なしに前記1次
バッファ手段に一時蓄積するのに必要な領域のサイズで
ある1次バッファ割り当てサイズBj とを含むパラメー
タを設定するパラメータ設定手段を有しており、 前記パラメータ設定手段は、対応する前記データストリ
ームの入力レートRinj が出力レートRoutjより大きい
場合には、前記ブロック長bj だけのデータの先頭部が
前記1次バッファ手段に到来してから、当該データが前
記1次バッファ手段及び前記2次バッファ手段間を往復
し、前記1次バッファ手段から全て送出されるまでに要
すると推定される時間Tj の間に、該当する前記データ
ストリームについて前記データ送信手段により前記1次
バッファ手段から送出されと推定されるデータ量以上の
値に前記1次バッファ割り当てサイズBj を設定する こ
とを特徴とする中継ノードシステム。 - 【請求項2】 前記データ移動手段は、前記退避処理が
行われていない前記 各データストリーム毎に、そのスト
リームについての前記1次バッファ手段内のデータ蓄積
量を監視し、前記データ蓄積量が対応する前記データス
トリームに関して前記時間Tj の間に送出されると推定
されるデータ量を超えた場合に前記入力側オーバフロー
の危険性を検出し、当該データストリームについて前記
退避処理を伴わない退避なしモードから前記退避処理を
伴う退避ありモードに切り替え設定するモード設定手段
を有している請求項1記載の中継ノードシステム。 - 【請求項3】 前記データ移動手段は、前記退避ありモ
ードが設定されている前記データストリーム中のデータ
が対応する前記ブロック長bj だけ前記1次バッファ手
段に書き込まれる毎に、そのブロック長bj のデータを
前記2次バッファ手段に移動する前記退避処理を行う退
避手段と、前記退避手段により前記ブロック長bj のデ
ータが前記2次バッファ手段に移動される毎に、当該デ
ータの先頭部が前記データ送信手段により送出される時
刻を推定して目標復帰完了時刻として設定し、当該デー
タを前記2次バッファ手段から前記1次バッファ手段に
移動するのに必要な時間だけ前記設定した目標復帰完了
時刻より溯った時刻より当該データを前記2次バッファ
手段から前記1次バッファ手段に移動する前記復帰処理
を開始する復帰手段とを有していることを特徴とする請
求項2記載の中継ノードシステム。 - 【請求項4】 前記モード設定手段は、前記復帰手段に
よる前記復帰処理の完了時において対応するデータスト
リームについての後続の復帰対象データが所定数以内で
ある状態が、所定回数連続した場合には、当該データス
トリームについて前記退避ありモードから前記退避なし
モードに切り替え設定することを特徴とする請求項3記
載の中継ノードシステム。 - 【請求項5】 前記パラメータ設定手段は、前記退避な
しモードが設定されている前記各データストリームの各
々に対して割り当てられている前記1次バッファ割り当
てサイズBj 、前記退避ありモードが設定されている前
記各データストリームにより前記1次バッファ手段上で
占められるサイズ、及び前記1次バッファ手段のサイズ
をもとに、前記1次バッファ手段の利用率ρ1 を求める
と共に、前記退避ありモードが設定されている前記各デ
ータストリームに関する前記ブロック長bj のデータの
退避処理でのトラフィック及び復帰処理でのトラフィッ
クをもとに、前記2次バッファ手段に対するアクセスチ
ャネル利用率ρ2 を求め、前記利用率ρ1 及びρ2 のい
ずれか一方が1を超えている場合には、少なくとも1つ
の前記データストリームについて前記ブロック長bj を
変更して前記利用率ρ1 及びρ2 を再計算することを特
徴とする請求項1記載の中継ノードシステム。 - 【請求項6】 前記パラメータ設定手段は、前記利用率
ρ1 が1を超えている場合には、少なくとも1つの前記
データストリームについて前記ブロック長bj を減少す
る方向に変更し、前記利用率ρ2 が1を超えている場合
には、少なくとも1つの前記データストリームについて
前記ブロック長bj を増加する方向に変更することを特
徴とする請求項5記載の中継ノードシステム。 - 【請求項7】 前記パラメータ設定手段は、前記退避な
しモードが設定されている前記各データストリームの各
々に対して割り当てられている前記1次バッファ割り当
てサイズBj の対応データストリームの入力変動を吸収
するための第1のマージン値α1j(0≦α1j<1)を考
慮した総和Σ1と、前記退避ありモードが設定されてい
る前記各データストリームにより前記1次バッファ手段
上で占められるサイズの対応データストリームの退避並
びに復帰処理時間の変動を吸収するための第2のマージ
ン値α2j(0≦α2j<1)を考慮した総和Σ2と、前記
1次バッファ手段のサイズL1 とから、前記利用率ρ1
を ρ1 =(Σ1+Σ2)/L1 の演算により求めると共に、前記退避ありモードが設定
されている前記各データストリームに関する前記ブロッ
ク長bj のデータの退避処理でのトラフィック及び復帰
処理でのトラフィックをもとに、前記2次バッファ手段
に対するアクセスチャネル利用率ρ2 を求め、前記利用
率ρ1 及びρ2 のいずれか一方が1を超えている場合に
は、少なくとも1つの前記データストリームについて前
記ブロック長bj を変更して前記利用率ρ1 及びρ2 を
再計算することを特徴とする請求項1記載の 中継ノード
システム。 - 【請求項8】 前記パラメータ設定手段は、前記利用率
ρ1 が1を超えている場合には、少なくとも1つの前記
データストリームについて前記ブロック長bj を減少す
る方向に変更し、前記利用率ρ2 が1を超えている場合
には、少なく とも1つの前記データストリームについて
前記ブロック長bj を増加する方向に変更し、前記利用
率ρ1 及びρ2 が共に1を超えている場合には、前記第
1のマージン値α1jまたは第2のマージン値α2jの少な
くとも一方を減少する方向に変更して前記利用率ρ1 及
びρ2 を再計算することを特徴とする請求項7記載の中
継ノードシステム。 - 【請求項9】 送信ノードから送信された一連のデータ
要素からなるデータストリームを受信して、そのデータ
を受信ノードヘ再送出する中継ノードシテムにおける中
継制御方法であって、 前記送信ノードから送信された前記データストリームを
受信して、そのストリーム中のデータを高速メモリから
構成される1次バッファ手段に書き込み、通常はその1
次バッファ手段に書き込んだデータを該当するデータス
トリームに要求される出力レートに応じて読み出して受
信ノードへ送出し、 前記1次バッファ手段の入力側のオーバフローの危険性
が生じた場合には、それ以降のデータについて前記1次
バッファ手段から当該1次バッファ手段の記憶領域を補
完するための当該1次バッファ手段より低速大容量の2
次バッファ手段へブロック単位で移動する退避処理を行
い、 前記退避処理によって前記2次バッファ手段に退避され
たデータを、前記退避処理の対象とならなかった前記1
次バッファ手段内の蓄積データに続いて連続的に前記受
信ノードに送出可能なように、前記2次バッファ手段か
ら前記1次バッファ手段へブロック単位で移動する復帰
処理を行う一方、 中継の対象となる前記各データストリーム毎に、前記退
避処理の単位となるブロック長bj と、そのストリーム
のデータを退避なしに前記1次バッファ手段に一時蓄積
するのに必要な領域のサイズである1次バッファ割り当
てサイズBj とを含むパラメータを設定し、対応する前
記データストリームの入力レートRinjが出力レートRo
utjより大きい場合には、前記ブロック長bj だけのデ
ータの先頭部が前記1次バッファ手段に到来してから、
当該データが前記1次バッファ手段及び前記2次バッフ
ァ手段間を往復し、前記1次バッファ手段から全て送出
されるまでに要すると推定される時間Tj の間に、該当
する前記データストリームについて前記1次バッファ手
段から送出されと推定されるデータ量以上の値に前 記1
次バッファ割り当てサイズBj を設定する ことを特徴と
する中継ノードシステムにおける中継制御方法。 - 【請求項10】 前記退避処理が行われていない前記各
データストリーム毎に、そのストリームについての前記
1次バッファ手段内のデータ蓄積量を監視し、前記デー
タ蓄積量が対応する前記データストリームに関して前記
時間Tj の間に送出されると推定されるデータ量を超え
た場合に前記入力側オーバフローの危険性を検出し、当
該データストリームについて前記退避処理を伴わない退
避なしモードから前記退避処理を伴う退避ありモードに
切り替え設定する請求項9記載の中継ノードシステムに
おける中継制御方法。 - 【請求項11】 前記退避ありモードが設定されている
前記データストリーム中のデータが対応する前記ブロッ
ク長bj だけ前記1次バッファ手段に書き込まれる毎
に、そのブロック長bj のデータを前記2次バッファ手
段に移動する前記退避処理を行うと共に、当該データの
先頭部が前記受信ノードに送出される時刻を推定して目
標復帰完了時刻として設定し、当該データを前記2次バ
ッファ手段から前記1次バッファ手段に移動するのに必
要な時間だけ前記設定した目標復帰完了時刻より溯った
時刻より当該データを前記2次バッファ手段から前記1
次バッファ手段に移動する前記復帰処理を開始すること
を特徴とする請求項10記載の中継ノードシステムにお
ける中継制御方法。 - 【請求項12】 前記復帰処理の完了時において対応す
るデータストリームについての後続の復帰対象データが
所定数以内である状態が、所定回数連続した場合には、
当該データストリームについて前記退避ありモードから
前記退避なしモードに切り替え設定することを特徴とす
る請求項11記載の中継ノードシステムにおける中継制
御方法。 - 【請求項13】 前記退避なしモードが設定されている
前記各データストリームの各々に対して割り当てられて
いる前記1次バッファ割り当てサイズBj 、前記退避あ
りモードが設定されている前記各データストリームによ
り前記1次バッファ手段上で占められるサイズ、及び前
記1次バッファ手段のサイズをもとに、前記1次バッフ
ァ手段の利用率ρ1 を求めると共に、前記退避ありモー
ドが設定されている前記各データストリームに関する前
記ブロック長bj のデータの退 避処理でのトラフィック
及び復帰処理でのトラフィックをもとに、前記2次バッ
ファ手段に対するアクセスチャネル利用率ρ2 を求め、
前記利用率ρ1 及びρ2のいずれか一方が1を超えてい
る場合には、少なくとも1つの前記データストリームに
ついて前記ブロック長bj を変更して前記利用率ρ1 及
びρ2 を再計算することを特徴とする請求項12記載の
中継ノードシステムにおける中継制御方法。 - 【請求項14】 前記退避なしモードが設定されている
前記各データストリームの各々に対して割り当てられて
いる前記1次バッファ割り当てサイズBj の対応データ
ストリームの入力変動を吸収するための第1のマージン
値α1j(0≦α1j<1)を考慮した総和Σ1と、前記退
避ありモードが設定されている前記各データストリーム
により前記1次バッファ手段上で占められるサイズの対
応データストリームの退避並びに復帰処理時間の変動を
吸収するための第2のマージン値α2j(0≦α2j<1)
を考慮した総和Σ2と、前記1次バッファ手段のサイズ
L1 とから、前記利用率ρ1 を ρ1 =(Σ1+Σ2)/L1 の演算により求めると共に、前記退避ありモードが設定
されている前記各データストリームに関する前記ブロッ
ク長bj のデータの退避処理でのトラフィック及び復帰
処理でのトラフィックをもとに、前記2次バッファ手段
に対するアクセスチャネル利用率ρ2 を求め、前記利用
率ρ1 及びρ2 のいずれか一方が1を超えている場合に
は、少なくとも1つの前記データストリームについて前
記ブロック長bj を変更して前記利用率ρ1 及びρ2 を
再計算することを特徴とする請求項12記載の 中継ノー
ドシステムにおける中継制御方法。
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