JP3214101U - 幼児用保護ベルト - Google Patents
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Abstract
【課題】 装着作業及び取付作業を容易に行うことができる幼児用保護ベルトを提供する。【解決手段】 幼児が装着する装着具と、装着具を支持体に取り付ける取付ベルトとを備え、装着具は、サポートクロス10及び左右一対の装着ベルトで構成され、サポートクロス10は、腹部を支持するフロント部100と、臀部を支持するリア部101と、フロント部100及びリア部101をつなぐ連結部102とを有し、一対の装着ベルトは、幼児の右側を通ってフロント部100及びリア部101を連結する右装着ベルト11と、幼児の左側を通ってフロント部100及びリア部101を連結する左装着ベルト12とにより構成され、連結バックル21,22をそれぞれ有し、取付ベルト13は、リア部101の左右両端を連結するとともに連結バックル23を有し、取付ベルト13は装着ベルト11,12とは異なる色を有し、視覚により互いに識別可能である。【選択図】 図1
Description
本考案は、幼児用保護ベルトに係り、さらに詳しくは、支持体への取り付けにより幼児の転落を防止する幼児用保護ベルトの改良に関する。
椅子や保護者などの支持体に取り付けることにより、幼児の転落を防止する幼児用保護ベルトが従来から知られている。通常の幼児用保護ベルトは、幼児に装着するサポートクロスに2以上のベルトを取り付けて構成される。例えば、サポートクロスを支持体に固定するための取付ベルトに加えて、サポートクロスを幼児に装着するための装着ベルトが設けられている。
これらの各ベルトには、分離自在の連結バックルがそれぞれ取り付けられている。連結バックルは、分離自在に連結された雄パーツ及び雌パーツにより構成され、連結バックルを開閉することにより、当該ベルトを分離又は連結することができる。
幼児用保護ベルトの使用開始時には、まず、サポートクロスが幼児に装着され、その後、支持体に対しサポートクロスが取り付けられる。サポートクロスの幼児への装着は、装着ベルトの連結バックルを連結することにより行われる。また、サポートクロスの支持体への取り付けは、取付ベルトの連結バックルを連結することにより行われる。
このような連結バックルの連結作業は、対となる雄パーツ及び雌パーツを把持し、雄パーツを雌パーツに差し込むことによって行われるが、幼児用保護ベルトが、複数のベルトを備えている場合、正しい組み合わせではないパーツ同士が誤って連結されるおそれがある。また、誤ったパーツ同士が連結できない場合であっても、誤ったパーツ同士を連結しようとして、連結作業に時間がかかるという問題があった。特に、このような連結作業は、幼児を支えながら行わなければならず、また、連結作業中に幼児が動いた場合に転落の危険もあるため、連結作業は、容易に行うことができ、かつ、短時間で終了することが望ましい。
本考案は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、装着作業及び取付作業を容易に行うことができる幼児用保護ベルトを提供することを目的とする。また、安全性を向上させた幼児用保護ベルトを提供することを目的とする。
本考案の第1の態様による幼児用保護ベルトは、幼児が装着する装着具と、上記装着具を支持体に取り付ける取付ベルトとを備え、上記装着具は、サポートクロス及び左右一対の装着ベルトで構成される。上記サポートクロスは、上記幼児の腹部を含む前面を支持する幅広の領域からなるフロント部と、上記幼児の臀部を含む背面を支持する幅広の領域からなるリア部と、上記幼児の股間を通って上記フロント部及びリア部をつなぐ領域からなる連結部とを有する。上記一対の装着ベルトは、上記幼児の右側を通って上記フロント部及び上記リア部を連結する右装着ベルトと、上記幼児の左側を通って上記フロント部及び上記リア部を連結する左装着ベルトとにより構成され、分離自在の連結バックルをそれぞれ有する。上記取付ベルトは、上記リア部の後方を通り、上記リア部の左右両端を連結するとともに、分離自在の連結バックルを有する。上記取付ベルトは上記装着ベルトとは異なる色を有し、視覚により互いに識別可能となるように構成される。
この様な構成を採用することにより、一対の装着ベルトの連結バックルを連結させることにより、サポートクロスを幼児に装着することができ、取付ベルトの連結バックルを連結させることにより、サポートクロスを支持体に取り付けることができる。このため、まずサポートクロスを幼児に装着し、その後にサポートクロスを支持体に取り付けることができるので、幼児用保護ベルトの装着及び取付の作業を容易化することができ、また、安全性を向上させることができる。
また、装着ベルト及び取付ベルトの色を異ならせることにより、連結すべきベルトが視覚的に容易に把握することができる。このため、連結バックルの雄パーツ及び雌パーツの組み合わせを容易に把握することができ、誤ったパーツを連結し、安全性が損なわれるのを防止することができる。また、雄パーツ及び雌パーツの正しい組み合わせが直感的に把握でき、連結作業が容易化される。
本考案の第2の態様による幼児用保護ベルトは、上記構成に加えて、上記一対の装着ベルトの連結バックルを構成する雄パーツ又は雌パーツは、上記取付ベルトの連結バックルの雌パーツ又は雄パーツに対し連結できない形状からなる。
この様な構成を採用することにより、装着ベルトの連結バックルの雄パーツと、取付ベルトの連結バックルの雌パーツとを誤って連結するのを防止することができる。また、装着ベルトの連結バックルの雌パーツと、取付ベルトの連結バックルの雄パーツとを誤って連結するのを防止することができる。従って、誤った使用方法により安全性が損なわれるのを防止することができる。
本考案によれば、装着作業及び取付作業を容易に行うことができる幼児用保護ベルトを提供することができる。また、安全性を向上させた幼児用保護ベルトを提供することができる。
図1〜図3は、本考案の実施の形態による幼児用保護ベルト1の一構成例を示した図である。図1は、幼児用保護ベルト1を展開させて内側から見た図であり、図2は、幼児用保護ベルト1を展開させて外側から見た図であり、図3は、幼児用保護ベルト1の使用時の状態を示した斜視図である。
この幼児用保護ベルト1は、サポートクロス10と、左右一対の装着ベルト11,12と、取付ベルト13と、結束リング30とを備えている。また、各ベルト11〜13は、分離自在の連結バックル21〜23をそれぞれ有する。
サポートクロス10は、幼児が装着する装着具であり、薄いシート形状からなり、幼児の下半身を包み込むように装着される。例えば、綿織物からなり、その内側にポリエステル製メッシュが裏地として配置されている。表地の綿織物は、全周にわたって縁部が内側へ折り返され、裏地と縫合される。このサポートクロス10は、フロント部100、リア部101及び連結部102の各領域により構成される。
フロント部100は、幼児の腹部を含む前面を支持する領域であり、幅広のシート形状からなる。例えば、フロント部100は、下腹部から臍付近までを覆うように幼児の前面側に配置され、幼児の臍付近から左右の両端に向かって緩やかに下がる曲線からなる上縁を有し、当該上縁から下方に向かうほど幅が狭くなっていく形状を有する。
リア部101は、幼児の臀部を含む背面を支持する領域であり、幅広のシート形状からなる。例えば、リア部101は、臀部から腰部付近までを覆うように幼児の背面側に配置され、幼児の腰部付近において略水平に延びる上縁を有し、下方に向かうほど幅が狭くなっていく形状からなる。
連結部102は、幼児の股間を通ってフロント部100及びリア部101をつなぐ領域であり、フロント部100及びリア部101よりも幅が狭いシート形状からなる。例えば、連結部102は、股下を覆うように配置され、一定の幅、又は、後方に向かって幅が緩やかに広がっていく形状を有する。
左右一対の装着ベルト11,12は、サポートクロス10を幼児に装着するためのベルトであり、サポートクロス10とともに装着具を構成する。これらの装着ベルト11,12は、分離自在の連結バックル21,22をそれぞれ有する。図1及び図2には、連結バックル21,22が分離され、装着ベルト11,12が分断された状態が示されている一方、図3には、連結バックル21,22が連結されている状態が示されている。
右装着ベルト11は、一端がフロント部100の右縁近傍の上縁付近に固定され、他端がリア部101の右縁近傍の上端付近に固定されている。いずれもサポートクロス10に対し、縫合糸103,104により縫い付けられている。また、右装着ベルト11には、分離自在の連結バックル21が設けられ、長手方向の途中で分断することができる。
同様にして、左装着ベルト12は、一端がフロント部100の左縁近傍の上縁付近に固定され、他端がリア部101の左縁近傍の上縁付近に固定されている。いずれもサポートクロス10に対し、縫合糸103,104により縫い付けられている。また、左装着ベルト12には、連結バックル22が設けられ、長手方向の途中で分断することができる。
取付ベルト13は、サポートクロス10を支持体に取り付けるための手段である。例えば、椅子のバックレストを囲むように取付ベルト13を連結し、あるいは、大人の腰を囲むように取付ベルト13を連結することにより、サポートクロス10をこれらの支持体に固定し、サポートクロス10を装着した幼児の転落を防止することができる。
取付ベルト13は、一端がリア部101の右縁近傍の上縁付近に固定され、他端がリア部101の左縁近傍の上縁付近に固定されている。取付ベルト13の両端は、左右の装着ベルト11,12のリア部側の端部とそれぞれ重ねられ、サポートクロス10に対し同時に縫付処理されている。また、取付ベルト13には、連結バックル23が設けられ、長手方向の途中で分断することができる。
連結バックル21〜23は、いずれも雄パーツ及び雌パーツにより構成される。連結バックル21〜23は、雌パーツの先端開口に雄パーツを挿入することにより連結され、連結中の雌パーツの両側開口から露出する雄パーツの一部を押し込むことにより分離される。連結バックル21〜23として、小型軽量の連結具、例えば、樹脂製バックルを用いることができる。
結束リング30は、リア部101の上縁であって左右方向の略中央に設けられた弾性素材、例えばゴムからなるリングであり、幼児用保護ベルト1を収納し、あるいは、持ち運ぶときに使用される。
図4は、幼児用保護ベルト1を幼児が装着したときの様子を示した斜視図である。この図に示した通り、幼児の右足よりも上側で連結バックル21を連結すれば、サポートクロス10の右縁と、右装着ベルト11とによって、幼児の右足が囲まれる。同様にして、幼児の左足よりも上側で連結バックル22を連結すれば、サポートクロス10の左縁と、装着ベルト12とによって、幼児の左足が囲まれる。このため、装着ベルト11,12の長さを適切に調整すれば、容易に脱落しないように、サポートクロス10を幼児に装着することができる。
図5は、幼児用保護ベルト1の保管又は運搬時の状態を示した図である。サポートクロス10をフロント部100の上縁側から巻いていくと、略円柱形状になり、その周面上に結束リング30が現れる。この結束リング30の中にサポートクロスを通すことにより、サポートクロス10が容易に展開しないように結束することができる。このとき、ベルト11〜13もサポートクロス10内に巻き込んでおくことが望ましい。
右装着ベルト11のリヤ側端は、取付ベルト13の右端と重ねられ、両者は、サポートクロス10に対し、縫合糸104により同時に縫い付けられる。また、左装着ベルト12のリヤ側端は、取付ベルト13の左端と重ねられ、両者は、サポートクロス10に対し、縫合糸104により同時に縫い付けられる。このため、製造工程を削減し、効率的に製作することができる。
また、装着ベルト11,12は、取付ベルト13とは識別可能となるように構成される。具体的には、装着ベルト11,12の色を取付ベルト13の色とは異ならせ、両者を視覚的に識別可能にしている。また、装着ベルト11,12の幅を取付ベルト13の幅とは異ならせ、両者を視覚的に識別可能にしている。このため、連結させるベルトの組を容易に認識することができる。特に、同じ位置に取り付けられた装着ベルトと取付ベルトを容易に識別することができ、ベルトの連結作業を容易化、迅速化することができる。
また、連結バックル21,22と、連結バックル23との間で、大きさ、形状を異ならせることにより、誤った組み合わせの雄パーツ及び雌パーツが互いに連結されるのを防止している。特に、同じ位置に取り付けられたベルトを取り違えた場合に、誤った組み合わせの雄パーツ及び雌パーツが連結されるのを防止している。
1 幼児用保護ベルト
10 サポートクロス
11,12 装着ベルト
13 装着ベルト
21〜23 連結バックル
30 結束リング
100 フロント部
101 リア部
102 連結部
103,104 縫合糸
10 サポートクロス
11,12 装着ベルト
13 装着ベルト
21〜23 連結バックル
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100 フロント部
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103,104 縫合糸
Claims (2)
- 幼児が装着する装着具と、上記装着具を支持体に取り付ける取付ベルトとを備え、
上記装着具は、サポートクロス及び左右一対の装着ベルトで構成され、
上記サポートクロスは、
上記幼児の腹部を含む前面を支持する幅広の領域からなるフロント部と、
上記幼児の臀部を含む背面を支持する幅広の領域からなるリア部と、
上記幼児の股間を通って上記フロント部及びリア部をつなぐ領域からなる連結部とを有し、
上記一対の装着ベルトは、上記幼児の右側を通って上記フロント部及び上記リア部を連結する右装着ベルトと、上記幼児の左側を通って上記フロント部及び上記リア部を連結する左装着ベルトとにより構成され、分離自在の連結バックルをそれぞれ有し、
上記取付ベルトは、上記リア部の後方を通り、上記リア部の左右両端を連結するとともに、分離自在の連結バックルを有し、
上記取付ベルトは上記装着ベルトとは異なる色を有し、視覚により互いに識別可能であることを特徴とする幼児用保護ベルト。 - 上記一対の装着ベルトの連結バックルを構成する雄パーツ又は雌パーツは、上記取付ベルトの連結バックルの雌パーツ又は雄パーツに対し連結できない形状からなることを特徴とする請求項1に記載の幼児用保護ベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017004594U JP3214101U (ja) | 2017-10-06 | 2017-10-06 | 幼児用保護ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017004594U JP3214101U (ja) | 2017-10-06 | 2017-10-06 | 幼児用保護ベルト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP3214101U true JP3214101U (ja) | 2017-12-21 |
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ID=60688657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017004594U Active JP3214101U (ja) | 2017-10-06 | 2017-10-06 | 幼児用保護ベルト |
Country Status (1)
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| JP (1) | JP3214101U (ja) |
-
2017
- 2017-10-06 JP JP2017004594U patent/JP3214101U/ja active Active
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