JP3214664U - 装飾置物 - Google Patents

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Abstract

【課題】目的は入射光によって効果的に装飾性を高められると共に、カスタマイズ性を向上させることができる装飾置物を提供することにある。【解決手段】透明のガラス容器20と、このガラス容器20に収容されたシリコーンオイル30、シリコーンオイル30とともにガラス容器20に収容され、シリコーンオイル30に浸漬されるプリザーブドフラワー40と、ガラス容器20にシリコーンオイル30及びプリザーブドフラワー40とともに収容され、ガラス容器20の底部に沈下する複数個の透明又は半透明の多面体の反射屈折石50とを具備し、シリコーンオイル30と反射屈折石(アメシスト等)50との可視光領域における相対屈折率が1.1以上である。【選択図】 図1

Description

本考案は、ガラス瓶の内部に保存料で加工された花卉(草花)や草木(プリザーブドフラワーという)がオイルと共に封入された観賞用の装飾置物に関し、特に、入射光を効果的に利用して装飾性を高めたものに関する。
観賞用に適した生花や葉等の花卉又は草木を特殊液に浸して水分を抜いて保存性を高めたプリザーブドフラワーが知られている。さらに、このようなプリザーブドフラワーは、ガラス瓶の内部に透明なオイルと共に封入して、装飾性及び保存性を高める装飾置物が知られており、ハーバリウム等と称されている。なお、封入されるオイルとしては、ミネラルオイルや流動パラフィン、シリコーンオイル等の様々な種類のものが用いられている。
しかしながら、このような装飾置物の観賞性は、主に、封入される花卉や草木の種類、花瓶の形状に依存し、新たな工夫をする余地が少なく、さらに装飾性を加えたいという要望や、プレゼント用としてカスタマイズしたいという要望に応えることができなかった。
そこで本考案は、入射光によって効果的に装飾性を高められると共に、カスタマイズ性を向上させることができる装飾置物を提供することを目的とする。
本考案に係る装飾置物は、透明の容器を有する。容器には透明のオイルが収容される。容器にオイルとともにプリザーブドフラワーが収容される。プリザーブドフラワーはオイルに浸漬される。容器にオイル及びプリザーブドフラワーとともに複数個の反射屈折石が収容される。反射屈折石は容器の底部に沈下する、反射屈折石は透明又は半透明の多面体である。オイルに対する反射屈折石の可視光領域における相対屈折率は1.1以上である。
本考案によれば、入射光が反射屈折石に照射されることで反射屈折石がキラキラと輝き、装飾性が高まり、そして反射屈折石で反射した反射光がプリザーブドフラワーをその下方から照らすことによりプリザーブドフラワーが浮遊しているように視認でき、その幻想的な光景によりさらに装飾性が高まる。またオイルに対する可視光領域における相対屈折率が1.1以上を確保できる反射屈折石を任意に選択することにより、上記装飾性を確保しながらも、カスタマイズ性の向上をも実現できる。
本考案の第1の実施形態に係る装飾置物を示す断面図。 同装飾置物における入射光に対する屈折原理を示す説明図。 同装飾置物における相対屈折率の一例を示す説明図。 同装飾置物における相対屈折率の別の例を示す説明図。 本考案の第2の実施形態に係る装飾置物を示す断面図。 同装飾置物の変形例を示す要部断面図。
図1は本考案の第1の実施形態に係る装飾置物10を示す断面図、図2は装飾置物10における入射光に対する屈折原理を示す説明図である。なお、本説明中に用いる絶対屈折率及び相対屈折率はいずれも可視光線に対するものである。
装飾置物10は、無色透明のガラス材製のガラス容器20と、ガラス容器20に収容されたオイル30と、ガラス容器20にオイル30とともに収容され、オイル30に浸漬されるプリザーブドフラワー(保存加工された花卉や草木)40と、ガラス容器20にオイル30及びプリザーブドフラワーとともに収容され、ガラス容器20の底部に沈下する複数個の透明又は半透明の多面体の反射屈折石50とを備えている。典型的には反射屈折石50は直径数mm〜十数mm程度のものが用いられる。
ガラス容器20は、容器本体21と、この容器本体21の上部に設けられた口部22と、この口部22を液密に閉塞するキャップ23とを備えている。
オイル30としては、シリコーンオイル、流動パラフィン、又は、ミネラルオイル等から選択される。反射屈折石50としても誕生石等様々なものから選択される。オイル30と反射屈折石50との組み合わせは、両者の相対屈折率nXが所定値以上、好ましくは1.1以上になるように選ばれる。典型的には反射屈折石50は使用者の好みに応じて任意に選択され、任意に選択された反射屈折石50に応じてオイル30がシリコーンオイル、流動パラフィン、ミネラルオイル又は他の液剤から選択される。それにより反射屈折石50の表面反射率を高めて、反射光を増大させ、プリザーブドフラワー40を下方からより照らすことができる。
プリザーブドフラワー40は、保存加工用の特殊液によって脱水された観賞用の花卉(草花)や草木であり、長期間、色あせを防止できる。
反射屈折石50は、例えば、月長石(ムーンストーン)、石英/紅玉髄(カーネリアン)、真珠(パール)、石英/水晶(クリスタル)、石英/紫水晶(アメシスト)、石英/黄水晶(シトリン)、緑柱石/翠玉(エメラルド)、緑柱石/藍玉(アクアマリン)、トルコ石(ターコイズ)、黄玉(トパーズ)、電気石(トルマリン)、橄欖石(ペリドット)、翡翠(ジェイド)、柘榴石(ガーネット)、珊瑚(コーラル)、鋼玉/紅玉(ルビー)、鋼玉/青玉(サファイア)、金剛石(ダイヤモンド)等から1種類又は複数種類が適宜選択される。なお、これらの反射屈折石50は、いわゆる誕生石と呼ばれるものである。なお、多面体としたことにより、境界面が平面となり、所望の相対屈折率が得られると共に、多方向への反射、拡散も期待できる。
オイル30にシリコーンオイルを選択した場合、その絶対屈折率n1は1.4であり、反射屈折石50は、アメシストを選択した場合、絶対屈折率n2が1.54である。オイル30と反射屈折石50との相対屈折率nX=n2/n1であることから、オイル30としてシリコーンオイルを選択し、反射屈折石50としてアメシストを選択したとき、その相対屈折率nX=約1.1となる。
このように構成された装飾置物10は、次のような効果が得られる。すなわち、ガラス容器20の外部から入射する入射光Nがオイル30を透過し、さらに反射屈折石50を照射する。このとき、オイル30と反射屈折石50との絶対屈折率が異なっていると、図2に示すようにオイル30と反射屈折石50との界面において入射光Nの一部が反射し、また一部が屈折する。すなわち、界面に対しオイル30内を角度θ1で入射した入射光Nは、反射屈折石50に入るところで界面に対し角度θ2で屈折する。臨界角を超える入射光Nの一部は反射屈折石50の表面で反射し、プリザーブドフラワー40をその下方から照らす。それによりプリザーブドフラワー40が浮遊し、オイル30内で幻想的に浮かび上がるように視認できる。反射屈折石50に入った光は内部反射を繰り返して、反射屈折石50を煌かせる。反射屈折石50とオイル30との相対屈折率nXが好ましくは1.1以上であると、これら現象が増大し、より装飾性が向上する。
また、上述したように反射屈折石50を使用者の好みに応じた例えば誕生石を選択し、相対屈折率nXが好ましくは1.1以上になるようにオイル30の種類を選択することで、上述のように高い装飾性を確保できるとともに、使用者の好みに応じたカスタマイズが可能となり、使用者の満足度を向上させることも実現し得る。
図3Aは、絶対屈折率n1が1.4のシリコーンオイルを用いた場合における絶対屈折率n2が反射屈折石50との相対屈折率nXを示す図である。すなわち、絶対屈折率n2が1.54以上の反射屈折石50を選択すれば、相対屈折率nXが1.1以上となる。例えば、反射屈折石50としてアメシストを選択することができる。
図3Bは、絶対屈折率n1が1.48の流動パラフィン又はミネラルオイルを用いた場合における絶対屈折率n2が反射屈折石50との相対屈折率nXを示す図である。すなわち、絶対屈折率n2が1.65以上の反射屈折石50を選択すれば、相対屈折率nXが1.1以上となる。例えば、反射屈折石50としてガーネットを選択することができる。
このように本実施形態によれば、入射光によって反射屈折石50及びプリザーブドフラワー40の装飾性が高まると共に、反射屈折石50を使用者の好みによって選択すればカスタマイズ性を向上させることも可能となる。
図4は本考案の第2の実施形態に係る装飾置物10Aを示す断面図である。なお、図4において図1と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
装飾置物10Aにおいては、ガラス容器20の底部に照射台座60が配置されている。照射台座60は、円筒形に形成された台座本体61を備えている。台座本体61は少なくとも上面62及び側面63が光透過性の例えばガラス材製となっている。この台座本体61の底部64には、側面63からの入射光Nを上面62側に反射させる反射部70が形成されている。反射部70は、上面62側を指向するようにその頂点が上側、底面が下側に設けられた円錐形又は角錐形の鏡面体である。
このように構成されていることにより、ガラス容器20に入射した入射光Nは、上述したように上方から反射屈折石50に入射し、反射屈折石50を輝かせると共に、照射台座60に例えば側方から入射した入射光Nは反射部70で反射して、下方から上面62を透過して反射屈折石50に入射し、反射屈折石50を輝かせることになる。
したがって、上述した装飾置物10に加え、さらに装飾性を向上させることが可能となる。
図5は上述した装飾置物10Aの変形例に係る装飾置物10Bを示す要部断面図である。なお、図5において図4と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
装飾置物10Bにおいては、ガラス容器20の底部に照射台座60Aが配置されている。照射台座60Aは、円筒形に形成された台座本体61を備えている。台座本体61は少なくとも上面62及び側面63が光透過性の例えばガラス材製となっている。また、底部65は鏡面となっている。底部65には、反射部として円錐状の凸部66が形成されている。凸部66は下方から見ると凹部である。凸部66は、側面63からの入射光Nを上面62側に反射させる形状となっている。
このように構成されていると、ガラス容器20に入射した入射光Nは、上述したように上方から反射屈折石50に入射し、反射屈折石50を輝かせると共に、照射台座60Aに入射した入射光Nは凸部66で反射して、下方から上面62を透過して反射屈折石50に入射し、反射屈折石50を輝かせることになる。
したがって、上述した装飾置物10Aと同様に装飾性を向上させることが可能となる。
なお、本考案は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。
10,10A,10B…装飾置物、20…ガラス容器、21…容器本体、30…オイル、40…プリザーブドフラワー(保存加工された花卉や草木)、50…反射屈折石、60,60A…照射台座、61…台座本体、70…反射部。

Claims (5)

  1. 透明の容器と、
    前記容器に収容された透明のオイル、
    前記容器に前記オイルとともに収容され、前記オイルに浸漬されたプリザーブドフラワーと、
    前記容器に前記オイル及び前記プリザーブドフラワーとともに収容され、前記容器の底部に沈下する複数個の透明又は半透明の多面体の反射屈折石とを具備し、
    前記オイルと前記反射屈折石との可視光領域における相対屈折率が1.1以上であることを特徴とする装飾置物。
  2. 前記反射屈折石は任意に選択され、前記任意に選択された反射屈折石に応じて前記オイルがシリコーンオイル、流動パラフィンおよびミネラルオイルから選択されることを特徴とする請求項1に記載の装飾置物。
  3. 前記容器を下方から支持する台座をさらに備え、
    前記台座は、側面に光透過部を有すると共に、底部に前記光透過部からの入射光を光透過性の上面側に反射させる反射部を有することを特徴とする請求項1に記載の装飾置物。
  4. 前記反射部は、前記台座の底部に設置された、前記容器側を頂点とする円錐形又は角錐形の鏡面体であることを特徴とする請求項3に記載の装飾置物。
  5. 前記台座の底部は鏡面に形成され、
    前記反射部は、前記台座の底部に形成された凸部であることを特徴とする請求項3に記載の装飾置物。
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CN117321142A (zh) * 2021-05-20 2023-12-29 普雷斯弗雷克斯股份公司 匹配透明材料的折射率的硅油/运动粘度在明确范围内的光学透明液体

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