JP3219302B2 - トランスの製造方法 - Google Patents

トランスの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、宇宙ロケットや航空
機等に使用されるような比較的厳しい耐環境性が要求さ
れ、また、コイルに組込む鉄心の材質が物理的に比較的
もろい性質の物を使用するトランスの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のトランスは、コイルが巻
回されたコイルボビンに鉄心を組込んだ後、モールドし
た樹脂硬化時に生じる鉄心へのストレスを防止するた
め、まず、鉄心にストレス緩和用の緩衝材を塗布してか
ら全体をモールドして構成していた。
【0003】このように従来のトランスでは鉄心へのス
トレス緩和のため、シリコン等の緩衝材を鉄心周囲に塗
布する必要があるため、作業性の上で手間がかかり、ま
た、塗布した緩衝材の上に、更に樹脂をモールドするこ
とから、寸法が大きくなってしまったり、モールドの
際、金型内のトランス本体の位置決めにも手間が取られ
る、という課題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のこと
に鑑み提案されたもので、その目的とするところは、鉄
心がもろい材質のものであっても高衝撃、高振動に耐え
ることができ、優れた耐環境性を有し宇宙ロケットや航
空機用として使用すると好適なトランスの製造方法を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、コイル(1
0)を樹脂にてモールドしてモールド成形品(1)を形
成し、このモールド成形品(1)には開口部(3a)を
介し内部に鉄心(2)全体を収納し得る鉄心形状に対応
した形状をなす中空状の鉄心収納部(3)が形成され、
この鉄心収納部(3)内に、前記鉄心(2)の全体を収
納し、ついで、前記開口部(3a)に樹脂注入穴(8
a)を有する蓋(8)を取付けて塞ぎ、前記樹脂注入穴
(8a)から樹脂を注入して前記鉄心(2)の周囲に緩
衝材(11)を設けてトランスを製造することを特徴と
する。すなわち、本発明のトランスは、コイル(10)
を樹脂にてモールドしてなり、開口部(3a)を介して
内部に鉄心(2)全体を収納し得る鉄心形状に対応した
形状をなす鉄心収納部(3)が形成されたモールド成形
品(1)と、このモールド成形品(1)の前記鉄心収納
部(3)に収納された鉄心(2)と、前記開口部(3
a)を塞ぐ、樹脂注入穴(8a)を有する蓋(8)と、
この樹脂注入穴(8)から注入された樹脂からなり前記
鉄心(2)の周囲に設けられた緩衝材(1 1)とを備え
てなることを特徴としている。
【0006】
【作用】この発明では、コイルのみ先モールドし、この
コイルモールド成形品1の形状を鉄心2の対面寸法の長
さまで形造ったため、ストレス緩和用の樹脂を塗布する
工程を省いている。また、鉄心2の周囲には緩衝用の樹
脂を注入し、優れた高衝撃、高振動性をもたせ、比較的
厳しい耐環境基準を満足させている。
【0007】
【実施例】図1ないし図5は本発明の一実施例で、この
うち図1は本発明のトランスの分解斜視図であり、図中
1はコイルをエポキシ樹脂等でモールドしてなるモール
ド成形品を示す。このモールド成形品1の内部に、例え
ばU型鉄心2aやI型鉄心2bからなる鉄心2を挿入す
るための鉄心収納部3が形成され、また、両端には鉄心
挿入用の開口部3aが形成されている。なお、4,5は
モールド成形品1の上部,下部にそれぞれ一部が埋設さ
れた端子であり、コイルモールド成形品1の成形時に設
けられる。また、6は開口部3aの側部に形成されたネ
ジ穴である。
【0008】しかして、組立てにあたり、開口部3aか
らフェライトのように、もろい材質からなる鉄心2を挿
入すると、鉄心2はモールド成形品1の鉄心収納部3中
に収まるようになっている。すなわち、モールド成形品
1の形状は、鉄心2の対面寸法の長さまで形造られてい
る。
【0009】鉄心組込後は開口部3aにネジ7を用いて
蓋8を取付けている。この蓋8は開口部3aを塞ぐ形状
に形成されている。図示例では横長の矩形をなし、かつ
材質は金属からなっているが、他の形状、他の材質であ
っても良い。
【0010】また、蓋8にはモールド成形品1の内部に
シリコンの如き樹脂を注入するための樹脂注入穴8aが
形成され、そこから樹脂を注入・硬化させれば、図2に
示すように、トランスを完成させることができる。な
お、蓋8は樹脂硬化後、取外しても良い。この場合、若
干ではあるがその分重量が軽減し、かつ寸法もコンパク
トになる。
【0011】図3ないし図5は上記のようにして構成さ
れたトランスの内部構造を示す半断面平面図,側断面
図,半断面正面図である。モールド成形品1の中にはコ
イルボビン9に巻回されたコイル10が完全に埋設され
ている。そして、この例では鉄心収納部3に設けられた
鉄心2の各脚部2a’の周囲にそれぞれコイル10が配
設されている。また、鉄心2の周囲には樹脂からなる緩
衝材11が設けられている。なお、この緩衝材11は耐
衝撃、耐振動性をもたせるためのものであり、かつ熱サ
イクルに依り鉄心2に加わるストレスを防止するもので
ある。また、作業性の面においては、従来では鉄心の表
面に樹脂をヘラにて塗布するなどし、この塗布作業は手
間を要していたが、本発明は樹脂を単に注入だけで、塗
布作業が無いため、作業性が良く、塗布量のバラツキも
無くなる。なお、コイル10の引出線10aは、図4に
示すように、所定の端子4に接続されている。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明では、まず、コイル
10を樹脂にてモールドしてモールド成形品1を形成
し、このモールド成形品1中に形成された鉄心収納部3
内に、もろい材質からなる鉄心2の全体を収納してしま
うようにし、従来のように手間のかかるストレス緩衝用
の樹脂の塗布作業を行わなくても良いようにしたので、
組立作業性が良く、塗布量のバラツキも無くなるため、
品質的にも安定する。また、鉄心2の周囲には緩衝用の
樹脂が注入されてなる緩衝材11があるため、高衝撃、
高振動に耐えることができ、優れた耐環境性を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって製造されるトランスの分解斜視
図。
【図2】同上の組立状態の外観斜視図。
【図3】同上の半断面平面図。
【図4】同上の側断面図。
【図5】同上の半断面正面図。
【符号の説明】
1 モールド成形品 2 鉄心 2a U型鉄心 2b I型鉄心 3 鉄心収納部 3a 開口部 4,5 端子 6 ネジ穴 7 ネジ 8 蓋 8a 樹脂注入穴 9 コイルボビン 10 コイル 11 緩衝材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル(10)を樹脂にてモールドして
    モールド成形品(1)を形成し、このモールド成形品
    (1)には開口部(3a)を介し内部に鉄心(2)全体
    を収納し得る鉄心形状に対応した形状をなす中空状の鉄
    心収納部(3)が形成され、この鉄心収納部(3)内
    に、前記鉄心(2)の全体を収納し、ついで、前記開口
    部(3a)に樹脂注入穴(8a)を有する蓋(8)を取
    付けて塞ぎ、前記樹脂注入穴(8a)から樹脂を注入し
    て前記鉄心(2)の周囲に緩衝材(11)を設けること
    を特徴としたトランスの製造方法。
  2. 【請求項2】 コイル(10)を樹脂にてモールドして
    なり、開口部(3a)を介して内部に鉄心(2)全体を
    収納し得る鉄心形状に対応した形状をなす鉄心収納部
    (3)が形成されたモールド成形品(1)と、 このモールド成形品(1)の前記鉄心収納部(3)に収
    納された鉄心(2)と、 前記開口部(3a)を塞ぐ、樹脂注入穴(8a)を有す
    る蓋(8)と、 この樹脂注入穴(8)から注入された樹脂からなり前記
    鉄心(2)の周囲に設けられた緩衝材(11)と、 を備えてなることを特徴とするトランス。
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