JP3220171U6 - サイクロイドピン歯車波動歯車装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】可撓性歯車の耐用年数と強度を大幅に高めることができるサイクロイドピン歯車波動歯車装置を提供する。
【解決手段】カム軸1、可撓性軸受2、可撓性歯車3、針状ころ4及び剛性歯車5を備え、可撓性軸受が楕円形のカム軸に取り付けられ、可撓性歯車の内輪が可撓性軸受の外輪と相互に嵌合し、可撓性歯車の外歯面が各針状ころに相互に接触し、針状ころが剛性歯車の半円溝内に均一に分布し、主軸受の内輪が可撓性歯車に固定して接続され、主軸受の外輪が剛性歯車に固定して接続される。歯高さと歯元がいずれもサイクロイド歯プロフィールであり、破断故障のリスクを軽減させ、深い噛み合い距離を必要とせずに非常に大きな噛合量を得られ、歯幅が大きく、すべての歯が噛合に関与し、歯面の単位圧力が小さく、非常に大きなトルクに耐えられ、所要の可撓性歯車変形量も非常に小さい。
【選択図】図1

Description

本考案は、精密減速機の分野に関し、具体的には、サイクロイドピン歯車ハーモニックドライブ装置に関する。
産業用ロボットや様々な精密機械の分野では、精密減速機は核心部品である。これらの分野では、減速機は、小型、軽量、高剛性、過負荷耐性、安定性及びスムーズさの特徴が求められているとともに、大速度比、小隙間、小角度伝達誤差及び優れた加速度性能が求められている。
K−H−V(N)型インボリュート小歯数差遊星伝動は、一対の遊星歯車が入力軸の180°離れた2つの偏心ジャーナルに取り付けられ、2つの遊星歯車が同一の内歯車と噛合し、内歯車の歯数と遊星歯車の歯数は差があり、内歯車を固定する場合、遊星歯車が1周公転すると、一定の角度で自転し、自転角度が歯数差により決定され、遊星歯車が公転するとともに自転するため、その複雑な運動に対し出力機構によって公転を相殺し、差動により形成された自転のみを出力する必要がある。通常構造の減速機に比べて、K−H−V(N)型インボリュート小歯数差行星減速機は、ギヤ比が大きく、構造がコンパクトで、軽量で、加速度性能が優れたという特徴を有し、プライマリギヤ比がi=100と高く、ギヤ比と電力が同じ円筒歯車減速機よりも大幅に軽量になる。
ハーモニックドライブは、弾性変形が制御可能な可撓性インボリュート歯車、剛性内歯車及び楕円形の波発生器を主要な機械構造とするものであり、可撓性歯車と剛性内歯車の歯数は差があるため、ハーモニックドライブも差動伝動である。ハーモニックドライブの原理はK−H−V(N)型インボリュート小歯数差遊星伝動として理解することができ、可撓性歯車は2つの遊星歯車の融合変形として理解することができ、波発生器は偏心軸の変形として理解することができ、可撓性歯車のケースはK−H−V(N)型インボリュート小歯数差遊星伝動出力機構として機能する。従って、本質的には、ハーモニックドライブもK−H−V(N)型インボリュート小歯数差遊星伝動である。この考案によれば、K−H−V(N)型インボリュート小歯数差遊星伝動は、構造がより簡単になり、よりコンパクトで軽量である。
インボリュート小歯数差遊星伝動とハーモニックドライブは、歯数差が小さすぎる場合、歯プロフィール重なり干渉や節点相手の歯先干渉が生じるという問題があり、歯高さ減少と圧力角増大の方法によって解決できるが、この問題を根本的に解決できなない。
サイクロイドピン歯車遊星伝動は、K−H−V(N)型インボリュート小歯数差遊星伝動の歯形を徹底的に変更し、インボリュート内歯車とインボリュート遊星歯車をピン歯車及びサイクロイド歯車に変更する。サイクロイド歯車の歯プロフィールの形成原理、針状ころの直径及び偏心運動半径等の間の独特な関係によって、1歯数差サイクロイドピン歯車遊星伝動は、理論上、半分の歯数の針状ころがサイクロイド歯車と同時噛合し、すべての針状ころがサイクロイド歯車に同時接触する。このような歯形の噛合伝動は、インボリュート小歯数差遊星伝動の歯プロフィール重なり干渉と節点相手の歯先干渉の問題を徹底的に解決するとともに、伝動精度と機構の剛性を大幅に向上させ、ノイズを低減させる。
現在、ハーモニックドライブではサイクロイドピン歯車噛合の伝動形式を用いるものが見出されておらず、本考案は、上記背景に鑑みてサイクロイドピン歯車ハーモニックドライブを提供する。インボリュート歯形ハーモニックドライブの歯プロフィール重なり干渉と節点相手の歯先干渉の問題を回避するために、ハーモニックドライブの波発生器の長軸と短軸の長さ差をできるだけ大きくする必要があるが、可撓性歯車及び軸受の材料性能は波発生器の長軸と短軸の長さ差をできるだけ小さくすることが求められ、この矛盾によって、ハーモニック減速機は設計において剛性と耐衝撃性を犠牲にし、本考案は上記矛盾の問題を改善できるとともに、噛合率と剛性を高める。
本考案が解決しようとする技術的問題は、従来技術の欠陥を効果的に解決するサイクロイドピン歯車ハーモニックドライブ装置を提供することである。
本考案は以下の技術案によって実現される。サイクロイドピン歯車ハーモニックドライブ装置であって、カム軸、可撓性軸受、可撓性歯車、針状ころ及び剛性歯車を備え、可撓性軸受が楕円形のカム軸に取り付けられ、可撓性歯車の内輪が可撓性軸受の外輪と相互に嵌合し、可撓性歯車の外歯面が各針状ころに相互に接触し、針状ころが剛性歯車の半円溝内に均一に分布し、主軸受の内輪が可撓性歯車に固定して接続され、主軸受の外輪が剛性歯車に固定して接続される。
好ましくは、前記カム軸が可撓性軸受の内輪に密着しており、両者が波発生器を構成し、可撓性歯車の内輪が可撓性軸受の外輪に密着している。
好ましくは、前記針状ころは剛性歯車の半円溝内に円周方向に均一に分布し、剛性歯車の半円溝はフランジを有する構造であり、フランジの内径は針状ころの分布円直径より小さくすべきではない。
好ましくは、前記可撓性歯車がカップ型構造であり、可撓性歯車の底部が貫通孔として設計され、主軸受の内輪が対応するねじ穴を有し、両者がねじによって固定して接続され、剛性歯車の外輪がねじ穴であり、主軸受の外輪が対応する貫通孔を有し、両者もねじによって固定して接続され、主軸受がクロスローラー軸受である。
サイクロイド歯車が固定され、針状ころは所定の法則に従ってサイクロイド歯車に対して相対運動し、前記運動法則は減速機の機構とギヤ比によって決定され、針状ころはサイクロイド歯車の周辺で所定の運動法則に従って連続的に移動し、針状ころ外円はサイクロイド歯車の周辺で連続的に密閉した包絡線を形成し、この包絡線はサイクロイド歯車の歯プロフィール曲線である。
サイクロイドの設計パラメータはそれぞれ、針状ころの中心のピン歯車ハウジング上に分布する基準円の半径R、針状ころの数Z、針状ころの半径r、遊星運動の偏心距離Eである。サイクロイド歯車の中心を座標原点とし、時間tに対する針状ころの中心座標(x,y)のパラメータ方程式は以下の通りである。
x=E*Cos(Z*t)+R*Cos(t)
y=E*Sin(Z*t)+R*Sin(t)
上記の方法及びパラメータを用いて設計される1歯数差サイクロイドピン歯車遊星伝動は、伝動中、すべての針状ころ外円が常にサイクロイド歯車の歯プロフィール曲線に接し、サイクロイド歯車全体の輪郭曲線が連続的で且つどこでも微分可能であり、噛合伝動中の噛合率が50%であり、歯先干渉や歯プロフィール重なり干渉がなく、歯高さが偏心距離の2倍であり、サイクロイド歯車の歯数がZ−1であるという特徴を有する。
上記の特徴によって、伝動過程が安定し、伝動過程では噛合歯の交互衝撃がなく、噛合率が大きい利点を有する。
本考案のサイクロイドピン歯車ハーモニックドライブにおける可撓性歯車は、組立前に標準的な円形可撓性歯車であり、組立後にそれと隣接する部品の制限で変形して楕円形になる。
以下、可撓性歯車のサイクロイド歯プロフィール曲線と波発生器の具体的な設計過程を説明する。
前記可撓性歯車のサイクロイド歯プロフィール曲線の設計方法は包絡法であり、可撓性歯車のサイクロイド歯プロフィール曲線形成原理は上記の1歯数差サイクロイドピン歯車遊星伝動のサイクロイド歯車の歯プロフィール曲線形成原理と同じである。
前記可撓性歯車サイクロイドの設計パラメータはそれぞれ、針状ころの中心の剛性歯車上に分布する基準円の半径R、針状ころの数Z、針状ころの半径r、遊星運動の偏心距離Eである。可撓性歯車の中心を座標原点として、時間tに対する針状ころの中心座標(x,y)のパラメータ方程式は以下の通りである。
x=E*Cos(t*(Z−1))+(R−E)*Cos(t)
y=E*Sin(t*(Z−1))+(R+E)*Sin(t)
上記のパラメータ方程式は可撓性歯車の変形後の瞬時状態であり、可撓性歯車の実際変形が仮設と近似する状態でもある。
上記の方法によって可撓性歯車曲線の設計パラメータを得て、さらに上記の1歯数差サイクロイドピン歯車遊星伝動のサイクロイド歯車設計方法によって円形可撓性歯車の歯プロフィール曲線を得て、円形の可撓性歯車歯プロフィール曲線が加工可能性を有し、可撓性歯車の実際動作状態は隣接する部品によって制限された変形状態である。
カム軸101の輪郭曲線は密閉した楕円曲線であり、長軸半径bと短軸半径aとの差が偏心距離の2倍である。前記楕円の具体的なサイズは選択した薄肉軸受の内輪直径dによって決定され、前記楕円曲線のパラメータ方程式は以下の通りである。
x=a*cos(t)
y=b*sin(t)
コンピュータによって楕円の周囲長を積分して計算し、さらに対応する円の直径を計算し、結果を選択した軸受102の内径dと比較し、反復を繰り返してaとbの正確値を得ることができ、このようにして楕円の輪郭曲線が決定される。
上記の方法及びパラメータによって設計されるサイクロイドピン歯車ハーモニックドライブは、伝動中、すべての針状ころ外円が常に可撓性歯車の歯プロフィール曲線に接し、可撓性歯車全体の輪郭曲線が連続的で且つどこでも微分可能であり、噛合伝動中の噛合率が50%であり、歯先干渉や歯プロフィール重なり干渉がなく、歯高さが偏心距離の2倍であり、可撓性歯車の歯数がZ−2であるという特徴を有する。従って、本考案のハーモニックドライブは2歯数差の差動伝動である。
上記の特徴によって、普通歯形のハーモニックドライブに比べて、サイクロイドピン歯車ハーモニックドライブは、過程が安定し、伝動過程では噛合歯の交互衝撃がなく、噛合率が大きい利点を有する。波発生器の長軸と短軸の半径差が大幅に減少し、可撓性歯車の長さをより短く設計することができ、可撓性歯車をより厚く設計することができ、さらにハーモニックドライブのねじり剛性を向上させる。
図1はサイクロイドピン歯車ハーモニックドライブの構造原理概略図である。 図2はサイクロイドピン歯車ハーモニックドライブの分解模式図である。 図3はサイクロイドピン歯車ハーモニックドライブの構造断面図である。 図4はサイクロイドピン歯車ハーモニックドライブの正面図である。 図5はサイクロイドピン歯車ハーモニックドライブにおけるカム軸が一定の角度で回転する時の噛合状況概略図である。 図6は外サイクロイドの形成原理概略図である。
本考案の実施例又は従来技術の技術案をより明瞭に説明するために、以下、実施例又は従来技術の説明に必要な図面を簡単に説明し、明らかなように、後述する図面は本考案のいくつかの実施例に過ぎず、当業者であれば、創造的な努力をせずに、これらの図面に基づきほかの図面を想到し得る。また、本明細書に開示されてすべての特徴、又は開示されるすべての方法又はプロセスのステップは、互いに排他的な特徴及び/又はステップを除き、任意の形態で組み合わせることができる。
本明細書(添付の請求項、要約及び図面を含む)に開示される任意の特徴は、別段の記載がない限り、ほかの同等、又は類似目的を有する代替特徴に置き換えることができる。すなわち、別段の記載がない限り、各特徴は一連の同等又は類似の特徴の一例に過ぎない。
図1−図4に示すように、可撓性軸受2が楕円形のカム軸1に取り付けられ、可撓性歯車3の内輪が可撓性軸受2の外輪と相互に嵌合し、可撓性歯車3の外歯面が各針状ころ4に相互に接触し、針状ころ4が剛性歯車5の半円溝内に均一に分布し、主軸受6の内輪が可撓性歯車2に固定して接続され、主軸受6の外輪が剛性歯車5に固定して接続される。
さらに、使用されるカム軸1が可撓性軸受2の内輪に密着しており、両者が波発生器を構成し、可撓性歯車3の内輪が可撓性軸受2の外輪に密着しており、カム軸1の外形が楕円曲線であるため、理論上、可撓性軸受2の内輪、可撓性軸受2の外輪及び可撓性歯車3の内輪がいずれもにカム軸1の楕円の等距離曲線である。
さらに、針状ころ4は剛性歯車5の半円溝内に円周方向に均一に分布し、針状ころ2の軸方向脱出を防止するために、剛性歯車5の半円溝はフランジを有する構造として設計され、可撓性歯車2との干渉を防止するために、フランジの内径は針状ころ4の分布円直径より小さくすべきではない。
さらに、可撓性歯車3がカップ型構造であり、可撓性歯車3の底部が貫通孔として設計され、主軸受6の内輪が対応するねじ穴を有し、それらがねじによって固定して接続され、剛性歯車5の外輪がねじ穴として設計され、主軸受6の外輪が対応する貫通孔を有し、それらもねじによって固定して接続され、主軸受6がクロスローラー軸受であり、それにより半径方向荷重に耐えられるとともに、軸方向荷重及び曲げモーメントに耐えられる。
さらに、理論上、可撓性歯車3の歯プロフィールの設計パラメータはそれぞれ、針状ころ4の中心の剛性歯車5上に分布する基準円の半径R、針状ころ4の数Z、針状ころ4の半径r、遊星運動の偏心距離Eである。可撓性歯車3の中心を座標原点とし、時間tに対する針状ころ4の中心座標(x,y)のパラメータ方程式は以下の通りである。
x=E*Cos(t*(Z−1))+(R−E)*Cos(t)
y=E*Sin(t*(Z−1))+(R+E)*Sin(t)
可撓性歯車3の歯プロフィールは針状ころ4の中心の曲線の等距離曲線であり、曲線のオフセット量は針状ころ4の半径であり、オフセット方向は中心に沿う。針状ころ4を可撓性歯車3に接させるために、遊星運動の偏心距離Eはカム軸1の長半軸と短半軸との差の半分に等しいことが求められる。
さらに、上記のような楕円形の歯プロフィールは加工し難く且つ使用できないため、本考案は以下の方法によって可撓性歯車3の歯プロフィールを得る。
以下の設計方程式を採用する。
x=E*Cos(t*(Z−1))+R*Cos(t)
y=E*Sin(t*(Z−1))+R*Sin(t)
ここで、偏心距離Eはカム軸1の長半軸と短半軸との差の半分に等しく、Rは針状ころ4の分布円半径に等しく、Zは針状ころ4の数である。この曲線を中心へ等距離オフセットさせ、オフセット距離が針状ころ4の半分に等しく、得られた曲線は可撓性歯車3の自由時の曲線であり、カム軸1が可撓性軸受2内に嵌入され、可撓性軸受2内に可撓性歯車3が嵌入されると、カム軸1の楕円によって可撓性歯車3の曲線が変化し、その結果、針状ころ4が可撓性歯車2にどこでも接する。
動作時、カム軸1が可撓性軸受2に取り付けられ、可撓性軸受2がさらに可撓性歯車3に取り付けられると、可撓性歯車3が弾性変形して楕円状になり、その長軸では可撓性歯車3の歯元が針状ころ4に嵌入され、歯元で2箇所接する状態を形成し、その短軸では可撓性歯車3の歯先が針状ころ4にも接し、接触保持状態にある。カム軸1が連続的に回転すると、可撓性歯車3が連続的に変形し、可撓性歯車3と針状ころ4が接触する位置が連続的に変化し、所謂歯ずらし運動を発生させ、それにより運動伝達を実現する。
さらに、図5に示すように、剛性歯車5が固定されると仮定し、カム軸1が0°回転する時、可撓性歯車2と剛性歯車5が矢印で重なり、カム軸1が時計回りに180°回転する時、図中の可撓性歯車の矢印に示すように、可撓性歯車2が反時計回りに1歯の距離回転し、カム軸1が時計回りに360°回転する時、図中の可撓性歯車の矢印に示すように、可撓性歯車2が反時計回りに2歯の距離回転し、従って、剛性歯車が固定され、可撓性歯車が回転する時、減速比が可撓性歯車2の歯数の半分に等しい。
カム軸1の楕円は数値制御加工方式により形成され、可撓性歯車2は低速ワイヤーカット又はホッビングにより加工され、剛性歯車5はCNCフライス盤、低速ワイヤーカット又は歯車形削りにより加工され、加工が極めて簡単である。
針状ころ4は軸受鋼材質からなり、熱処理後の硬度がHRC60−62、粗度がRa0.4以上であり、摩耗軽減及び耐用年数延長に寄与する。
図6に示すように、サイクロイド歯車201が固定され、針状ころ202は一定の法則に従ってサイクロイド歯車に対して相対運動し、前記運動法則は減速機の機構とギヤ比によって決定され、針状ころはサイクロイド歯車の周辺で所定の運動法則に従って連続的に移動し、針状ころ外円はサイクロイド歯車の周辺で連続的に密閉した包絡線を形成し、この包絡線はサイクロイド歯車の歯プロフィール曲線である。
以上は、本考案の具体的な実施形態に過ぎず、本考案の保護範囲を限定するものではなく、創造的な努力をせずに想到し得る変更や置換はすべて、本考案の保護範囲に属する。従って、本考案の保護範囲は実用新案登録請求の範囲に限定される保護範囲に準じるべきである。

Claims (4)

  1. カム軸、可撓性軸受、可撓性歯車、針状ころ及び剛性歯車を備え、可撓性軸受が楕円形のカム軸に取り付けられ、可撓性歯車の内輪が可撓性軸受の外輪と相互に嵌合し、可撓性歯車の外歯面が各針状ころに相互に接触し、針状ころが剛性歯車の半円溝内に均一に分布し、主軸受の内輪が可撓性歯車に固定して接続され、主軸受の外輪が剛性歯車に固定して接続されることを特徴とするサイクロイドピン歯車ハーモニックドライブ装置。
  2. 前記カム軸が可撓性軸受の内輪に密着しており、両者が波発生器を構成し、可撓性歯車の内輪が可撓性軸受の外輪に密着していることを特徴とする請求項1に記載のサイクロイドピン歯車ハーモニックドライブ装置。
  3. 前記針状ころは剛性歯車の半円溝内に円周方向に均一に分布し、剛性歯車の半円溝はフランジを有する構造であり、フランジの内径は針状ころの分布円直径より小さくすべきではないことを特徴とする請求項1に記載のサイクロイドピン歯車ハーモニックドライブ装置。
  4. 前記可撓性歯車がカップ型構造であり、可撓性歯車の底部が貫通孔として設計され、主軸受の内輪が対応するねじ穴を有し、両者がねじによって固定して接続され、剛性歯車の外輪がねじ穴であり、主軸受の外輪が対応する貫通孔を有し、両者もねじによって固定して接続され、主軸受がクロスローラー軸受であることを特徴とする請求項1に記載のサイクロイドピン歯車ハーモニックドライブ装置。
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