JP3225501B2 - 距離測定装置 - Google Patents

距離測定装置

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JP3225501B2
JP3225501B2 JP27846695A JP27846695A JP3225501B2 JP 3225501 B2 JP3225501 B2 JP 3225501B2 JP 27846695 A JP27846695 A JP 27846695A JP 27846695 A JP27846695 A JP 27846695A JP 3225501 B2 JP3225501 B2 JP 3225501B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、距離特に自車の前
方に位置する物体、例えば先行車両との間の距離を測定
する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両走行時の安全性を高める技術の開発
が進められており、例えば追突事故を未然に回避するた
め、走行の障害となる物体との間の距離を測定して、所
定の距離よりも近づいた場合には、運転者に注意を与え
たり、走行速度を自動的に低下させる等の制御を行わせ
る技術(例えば特公平3- 44005号公報)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】斯る装置に搭載され
て、前記距離を測定する装置としては、電荷結合素子
(CCD)等のイメージセンサを用いたカメラを車両前
方に左右一対に設け、各々のカメラの画像上における物
体の位置のずれを算出する三角測量の原理に基づいた所
謂ステレオ法により距離を求める技術(例えば特開平7-
43149号公報)が知られているが、データ量が多く処理
方法が複雑になる問題があり、これを処理するための演
算装置にも性能が高い高価なものが必要とされる問題が
ある。
【0004】このため、本件出願人は、格子状に設定さ
れた複数の測距ポイントに対応して配置された一対のセ
ンサで得られる画像信号から位相差を算出して前記測距
ポイントの測定距離からなる距離分布を求め、前記距離
分布から前記測距ポイントの相関関係を求め、前記相関
関係を用いて前記測距ポイントの少なくとも3個で画定
される二次元領域からなる検出エリヤの判定値を算出
し、前記判定値が設定値よりも小さいときにその前記検
出エリヤに物体が存在することを判定し、前記検出エリ
ヤを画定する前記測距ポイントの前記距離分布を用いて
前記物体までの距離を求める距離測定装置を提案した
(特願平7-155272号)。
【0005】また、本件発明者等は、水平方向に並んだ
複数のライン及び垂直方向に並んだ複数のウインドの格
子状に設定された複数の測距ポイントに対応して配置さ
れた一対のセンサで得られる画像信号から位相差を算出
して前記測距ポイントにおける測定距離を求め、前記測
距ポイントの少なくとも3個で画定される二次元領域か
らなる検出エリヤの各頂点に位置する前記測距ポイント
間の前記測定距離の差の絶対値を算出し、この算出値の
全てが基準値よりも小さいときにその前記検出エリヤを
物体が存在するボックスとして抽出し、このボックスを
構成する前記測距ポイントの前記測定距離を用いて前記
物体までの距離を求める距離測定装置を提案した(平成
7年8月25日提出の特許願「整理番号P950825N03」)。
【0006】先に提案したこれらの距離測定装置によれ
ば、二次元領域からなる検出エリヤを用いて物体を捕ら
えるため、カーブ等で捕捉している物体が左右の何れか
一方へ移動すると、前記物体を捕らえる検出エリヤが少
なくなり、正確な距離を測定することができない場合を
生じることがある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の距離測定装置は、水平方向に並んだ複数のライン及び
垂直方向に並んだ複数のウインドの格子状に設定された
複数の測距ポイントに対応して配置された一対のセンサ
で得られる画像信号から位相差を求めて前記測距ポイン
トに存在する物体までの距離の算出が一定の間隔により
繰り返し行われる距離測定装置において、前回値より前
記物体の基準距離と前記物体の中心又は中心に近い前記
ラインの1個である基準ラインとからなる基準値を決定
し、前記基準ラインにおける前記測距ポイントの測定距
離の測定を夫々行うと共に前記基準距離に対して一定の
範囲内にあるものを抽出し、抽出された前記測距ポイン
トの測定距離に対して一定の範囲内にあるものを選択す
るために前記範囲内にないものを検出するまで水平方向
で前記測距ポイントの前記測定距離を順次検出し、抽出
及び選択された測距ポイントの集合から距離を算出する
ものである。
【0008】また、前記測定距離と前記基準距離との差
の絶対値が、前記基準距離に一定の割合を乗算した相対
値と前記基準距離に対して一定の値である絶対値とを加
算した値からなる判定値以下である場合に、前記基準距
離に対して一定の範囲内にある前記測距ポイントとして
抽出するものである。
【0009】また、抽出及び選択された前記測距ポイン
トの前記測定距離の平均値を求めて距離を算出し、抽出
及び選択された前記測距ポイントの内の最左端測距ポイ
ントの前記ラインと最右端測距ポイントの前記ラインと
の間の中間ラインを前記基準ラインとするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】水平方向に並んだ複数のラインm
及び垂直方向に並んだ複数のウインドnの格子状に設定
された複数の測距ポイントP(m,n)に対応して配置
された一対のセンサ12L,12Rで得られる画像信号
から位相差を求めて測距ポイントP(m,n)に存在す
る物体20までの距離DISTの算出が一定の間隔によ
り繰り返し行われる距離測定装置において、前回値より
物体20の基準距離Dsと物体20の中心又は中心に近
い前記ラインの1個である基準ラインmSとからなる基
準値を決定し、基準ラインmSにおける測距ポイントP
(m,n)の測定距離D(m,n)の測定を夫々行うと
共に基準距離D(m,n)に対して一定の範囲内にある
ものを抽出し、抽出された測距ポイントPn(m,n)
の測定距離Dn(m,n)に対して一定の範囲内にある
ものを選択するために範囲内にないものを検出するまで
水平方向で測距ポイントP(m,n)の測定距離D
(m,n)を順次検出し、抽出及び選択された測距ポイ
ントP(m,n)の集合Qから距離DISTを算出する
ことにより、まず物体20を基準ラインmSの線状で捕
らえるため、広い面積を必要としないで測定することが
でき、カーブ等で捕捉している物体20が左右の何れか
一方へ移動しても、物体20の正確な距離を測定するこ
とができる。
【0011】また、測定距離D(m,n)と基準距離D
sとの差の絶対値が、基準距離Dsに一定の割合aを乗
算した相対値と基準距離Dsに対して一定の値である絶
対値bとを加算した値からなる判定値D1以下である場
合に、基準距離Dsに対して一定の範囲内にある測距ポ
イントP(m,n)として抽出することにより、特に、
物体20が近距離のときには、基準距離Dsに一定の割
合aを乗算した相対値のみからなる判定値D1が小さく
なり、装置の測定誤差が大きいと、測定距離D(m,
n)と基準距離Dsとの差の絶対値が大きくなって測距
ポイントP(m,n)を抽出できない、すなわち物体2
0を捕捉できなくなることがあるが、絶対値bを加味す
ることで、このような問題を未然に防ぐことができる。
【0012】また、抽出及び選択された測距ポイントP
(m,n)の測定距離D(m,n)の平均値を求めて距
離DISTを算出し、抽出及び選択された測距ポイント
P(m,n)の内の最左端測距ポイントのラインmLと
最右端測距ポイントのラインmRとの間の中間ラインm
Cを基準ラインmSとすることにより、簡単な構成で距
離DISTを算出することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を、自車の前方に位置する物体
との間の距離を測定する装置として適用する場合を想定
した添付図面に記載の実施例に基づき説明する。
【0014】図1は、実施例の構成を示すブロック図で
あり、10は格子状に設定された複数の測距ポイントP
(m,n)に対応した自車の前方に位置する物体(車
両)20を含む画像信号を得る測距ユニット(カメラ)
であり、センサとして左右一対のレンズ11L,11R
の基線方向に一致した垂直方向を有するCCDからなる
イメージセンサ12L,12Rが配置され、イメージセ
ンサ12L,12Rのアナログの出力信号は増幅器13
L,13Rで増幅され、AD変換器14L,14Rで所
定周期のサンプリングによりデジタルの変換信号とな
り、夫々メモリ15L,15Rに記憶され、このメモリ
15L,15Rで記憶された画像信号は、測距ユニット
10の後段に接続されるマイクロコンピュータ30へ出
力され、物体20までの距離DIST及び方向ANGL
を算出する演算が行われる。
【0015】図2は、図1の測距ユニット10のイメー
ジセンサ12L,12Rで測定される測距ポイントP
(m,n)の配列を説明する図であり、本実施例では、
水平方向に並んだラインは16個、垂直方向に並んだウイ
ンドは7個の合計 112個の測距ポイントP(1,1)〜
P(16,7)を設定しており、これら測距ポイントP
(1,1)〜P(16,7)は、ライン及びウインドに規
則的に並んだ格子状で、測距ポイントP(m,n)〜P
(m+1,n)のライン間角度は0.56度、測距ポイント
P(m,n)〜P(m,n+1)のウインド間角度は0.
97度となっている。なお、測距ポイントP(m,n)の
「m」はラインの左側からの順位、「n」はウインドの
下側からの順位であり、m=8.5 の位置が自車の中心m
0となるように設定されている。イメージセンサ12
L,12Rは、駆動パルス信号により走査されて測距ポ
イントP(m,n)毎に順次読み出されるもので、例え
ばn=1の測距ポイントP(1,1)〜P(16,1)が
ラインの左端から1個ずつ読み出され、n=2の測距ポ
イントP(1,2)〜P(16,2)、n=3の測距ポイ
ントP(1,3)〜P(16,3)のように最終のn=7
の測距ポイントP(1,7)〜P(16,7)まで済む
と、この測距ポイントP(m,n)の一連の走査が一定
の間隔(数十〜百ミリ秒間隔)により繰り返し行われ、
各走査終了毎に物体20までの距離DIST及び方向A
NGLが算出される。
【0016】図3は、マイクロコンピュータ30での処
理を説明する流れ図であり、図1のイメージセンサ12
L,12Rから得られた測距ポイントP(m,n)の画
像信号は、マイクロコンピュータ30へ出力されて、三
角測量の原理に基づき測距ポイントP(m,n)の測定
距離D(m,n)の測定を行い、この測定から物体20
の距離DIST及び方向ANGLを算出する手順を示し
ている。本実施例では、物体20が図4(a)の位置か
ら次の走査後に図4(b)の位置へ移動したときの図4
(b)における物体20の距離DIST及び方向ANG
Lを算出する場合について説明する。なお、図4(b)
の破線が前回の走査後の物体20の位置すなわち図4
(a)における物体20の位置である。
【0017】まず、図4(a)で示す前回の走査におい
て算出された物体20の距離DIST及び方向ANGL
である「前回値」から、その物体20の基準距離Dsと
中心又は中心に近い基準ラインmSとからなる「基準
値」を決定する(図3のステップ100)。このステッ
プ100については、後で追加説明する。ここでは、図
4の(a)で示す前回の走査において、物体20は、自
車の前方30メートルの地点及びその中心はラインm=8
(自車の中心であるm=8.5 に対して半ライン分左側)
の位置にあったとして、前回値として「距離DIST=
30メートル」及び「方向ANGL=−0.28度(正は右
側、負は左側を示す)」が測定されていたものとして説
明するため、基準距離Ds=30メートル及び基準ライン
mS=8と決定されている。
【0018】次に、図4(b)で示した今回の走査にお
いて、基準ラインmSであるラインm=8における測距
ポイントP(8,1)〜P(8,7)の測定距離D
(8,1)〜D(8,7)の測定を夫々行うと共に下記
の数1で示す判定式により判定を行い、満足する測距ポ
イントPn(m,n)を抽出する(図3のステップ20
0)。図5は、このステップ200の結果を示してお
り、○印の測距ポイントP(8,3),P(8,4)及
びP(8,5)は、数1を満足し、×印を付したその他
は満足しないことを示している。なお、判定値D1は測
定誤差を考慮して任意に設定することができ、例えば数
1で示したように、基準距離Dsに一定の割合aを乗算
した相対値で構成する他に、数2で示したように、測定
距離D(m,n)と基準距離Dsとの差の絶対値が、基
準距離Dsに一定の割合aを乗算した相対値と基準距離
Dsに対して一定の値である絶対値bとを加算した値か
らなる判定値D1とすることができる。特に、物体20
が近距離のときには、基準距離Dsに一定の割合aを乗
算した相対値のみからなる判定値D1が小さくなり(数
1参照)、装置の測定誤差が大きいと、測定距離D
(m,n)と基準距離Dsとの差の絶対値が大きくなっ
て測距ポイントP(m,n)を抽出できない、すなわち
物体20を捕捉できなくなることがあるが、絶対値bを
加味することにより(数2参照)、このような問題を未
然に防ぐことができる。
【0019】
【数1】
【0020】数1で、a=10%とすると、図5の○印の
測距ポイントP(8,3),P(8,4)及びP(8,
5)の測定距離D(8,3),D(8,4)及びD
(8,5)は、27〜33メートルの範囲にあったこととな
る。
【0021】
【数2】
【0022】数2で、a=10%,b=1メートルとする
と、図5の○印の測距ポイントP(8,3),P(8,
4)及びP(8,5)の測定距離D(8,3),D
(8,4)及びD(8,5)は、26〜34メートルの範囲
にあったこととなる。なお、絶対値bは、基準距離Ds
に応じて段階的に変化するように設定しても良い。
【0023】次に、抽出された測距ポイントPn(m,
n)である測距ポイントP(8,3),P(8,4)及
びP(8,5)について、その測定距離D(8,3),
D(8,4)及びD(8,5)を夫々ウインド基準距離
Dn(m,n)として、水平方向で順次下記の数3で示
す判定式により判定を行い、満足しない測距ポイントP
(m,n)まで繰り返してエッジを検出することによ
り、数3で示す判定式を満足する測距ポイントP(m,
n)を選択する(図3のステップ300)。図6は、こ
のステップ300の結果を示しており、○印の測距ポイ
ントP(4,3)〜P(7,3)、P(4,4)〜P
(7,4)及びP(5,5)〜P(7,5)は、数3を
満足することにより選択され、×印を付したその他は満
足しないことにより選択されないを示している。なお、
判定距離D2は測定誤差を考慮して任意に設定すること
ができ、例えば数3で示したように、基準ラインmS上
に位置してステップ200により抽出された測距ポイン
トP(m,n)の測定距離D(m,n)を、抽出された
測距ポイントPn(m,n)が存在する各ウインドn
(本実施例では、n=3〜5)におけるウインド基準距
離Dn(m,n)として、このウインド基準距離Dn
(m,n)に一定の割合cを乗算した相対値とすること
ができる。なお、数3におけるcは適宜選択することが
でき、例えば10%程度が望ましい。
【0024】
【数3】
【0025】このように、抽出された測距ポイントP
(8,3),P(8,4)及びP(8,5)について、
その測定距離D(8,3),D(8,4)及びD(8,
5)を夫々ウインド基準距離Dn(m,n)として、水
平方向で順次下記の数3で示す判定式により判定を行
い、満足しない測距ポイントP(m,n)まで繰り返し
てエッジを検出することにより、その満足しない測距ポ
イントP(m,n)以降の測距ポイントP(m,n)に
ついては判定を行わない、すなわち、例えばウインドn
=3においては、測距ポイントP(3,3)及びP
(9,3)の測定距離D(3,3)及びD(9,3)が
数3で示す判定式を満足しないため、それ以降の測距ポ
イントP(2,3)〜P(1,3)及びP(10,3)〜
P(16,3)については判定を行わないため(図6の空
白の測距ポイントP(m,n)は、判定を行わないこと
を示している)、処理が簡素化され、マイクロコンピュ
ータ30の負担軽減を図ることができる。なお、このエ
ッジを検出する場合、数3を満足しない測距ポイントP
(m,n)を得た後、直ちにそれ以降の判定を行わない
のではなく、念のため次の測距ポイントP(m,n)ま
で判定するように余裕を持たせても良い。その場合、次
の測距ポイントP(m,n)が満足するものであれば更
に続けて判定を行い、満足しないものであれば前述の通
りそれ以降の判定を行わない。
【0026】そして、図7で示すように、抽出及び選択
された測距ポイントP(4,3)〜P(8,3),P
(4,4)〜P(8,4)及びP(5,5)〜P(8,
5)の集合Qから、この位置に物体20が存在すると判
断し、距離DIST及び方向ANGLを算出する。な
お、距離DISTの算出方法としては、本実施例のよう
に、抽出及び選択された測距ポイントP(4,3)〜P
(8,3),P(4,4)〜P(8,4)及びP(5,
5)〜P(8,5)の測定距離D(4,3)〜D(8,
3),D(4,4)〜D(8,4)及びD(5,5)〜
D(8,5)の平均値を求めたり、あるいは測定距離D
(4,3)〜D(8,3),D(4,4)〜D(8,
4)及びD(5,5)〜D(8,5)の最大値と最小値
を除いた平均値を求めたり、適宜選択することができ
る。また、方向ANGLの算出方法としては、抽出及び
選択された測距ポイントP(4,3)〜P(8,3),
P(4,4)〜P(8,4)及びP(5,5)〜P
(8,5)の内の最左端測距ポイントのラインmL=4
と最右端測距ポイントのラインmR=8との間の中間ラ
インmC=6を求め、下記の数4で示す計算式により計
算を行い求めることができる。なお、数3において、m
0は自車の中心に当たるライン(=8.5 )、Kは測距ポ
イントP(m,n)〜P(m+1,n)のライン間角度
(=0.56度)であり、この値が負の場合は自車の左前
方、正の場合は自車の右前方に物体20の中心が位置し
ていることを示し、本実施例では、方向ANGL=−1.
40度となる。以上の処理により、図4(b)で示した今
回の走査における物体20の距離DIST及び方向AN
GLが算出される。
【0027】
【数4】
【0028】方向ANGLの算出方法としては、下記の
数5で示すように、今回の走査後に得られた物体20の
中心mCと前回の走査後に得られた物体20の中心mS
との差にライン間角度Kを乗算してΔANGLを求め、
これに前回の走査後に得られた方向ANGL’を加算す
ることによっても、算出することができる。本実施例で
は、mC=6,mS=8よりΔANGL=−1.12,方向
ANGL’=−0.28度であるから、数5によれば方向A
NGL=−1.40度となり、数4による場合と一致する。
【0029】
【数5】
【0030】求められた距離DISTが及び方向ANG
Lは、次回の走査後において「前回値」となり、その物
体20の基準距離Dsと中心又は中心に近い基準ライン
mSである「基準値」を決定する際に用いられる(図3
のステップ100)。具体的には、基準距離Ds=距離
DIST及び基準ラインmS=中間ラインmCとなる。
なお、中間ラインmCが端数、例えば7.5 となった場合
には、基準ラインmSとしては、近いラインm=7又は
m=8の何れかを選択するように予め設定しておく。ま
た、「基準値」の一つである基準ラインmSは、「前回
値」である方向ANGLから求めるのに対して、中間ラ
インmCをそのまま用いる方が処理が簡単である。
【0031】そして、これらの測定及び計算を継続又は
終了するかを判断する(図3のステップ500)。
【0032】こうして得られた少なくとも物体20まで
の距離DISTは、図1で示すように、車両のECU
(エンジンコントロールユニット)やメータ側へ送られ
て、従来の技術と同様、運転者に注意を与えたり、走行
速度を自動的に下げる等の制御を行わせる情報として利
用することができる。
【0033】ところで、スタート時や物体20を見失っ
た時のように、前回の走査において算出された物体20
の距離DIST及び方向ANGLが存在しない場合にお
ける図3のステップ100の基準値には、「前回値」を
用いることができない。そのため、例えば前述した平成
7年8月25日提出の特許願「整理番号P950825N03」の距
離測定装置で開示した方法により、まず物体20の距離
DIST及び方向ANGLを求めてこれを「前回値」と
して「基準値」を求めたり、あるいは、予め決めておい
た所定のライン例えばm=8及びこのライン上の測距ポ
イントP(8,n)の測定距離D(8,n)の平均値を
「基準値」として用いる等、適宜方法で「基準値」を定
める。
【0034】なお、格子状に設定された複数の測距ポイ
ントP(m,n)は、その個数を任意とすることができ
る。また、ライン及びウインドが垂直及び水平方向に沿
わない歪んだ状態例えば4個の測距ポイントP(m,
n)で画定される投影形状が菱形の二次元領域を検出エ
リヤとするように設定しても良いが、物体20の多くを
占める車両が水平方向及び垂直方向のエッジ(距離の切
り変わり個所)を多く有することから、これらのエッジ
を効率良く検出する構成としては、測距ポイントP
(m,n)を垂直及び水平方向に沿わせた格子状に設定
することが望ましい。
【0035】また、測距ユニット10のイメージセンサ
11L,11Rの代わりに、センサとして例えばフォト
ダイオード等の光センサを二次元的に配置したもの等で
も良いが、測距ユニット10を小型にすることができる
点においてCCDが望ましい。また、これら所謂パッシ
ブ型に対し、光ビームを障害物に照射してその反射光を
受けて距離を測定する所謂アクティブ型も利用すること
ができるが、小型,低消費電力の点から前記パッシブ型
が望ましい。
【0036】
【発明の効果】本発明は、水平方向に並んだ複数のライ
ン及び垂直方向に並んだ複数のウインドの格子状に設定
された複数の測距ポイントに対応して配置された一対の
センサで得られる画像信号から位相差を求めて前記測距
ポイントに存在する物体までの距離の算出が一定の間隔
により繰り返し行われる距離測定装置において、前回値
より前記物体の基準距離と前記物体の中心又は中心に近
い前記ラインの1個である基準ラインとからなる基準値
を決定し、前記基準ラインにおける前記測距ポイントの
測定距離の測定を夫々行うと共に前記基準距離に対して
一定の範囲内にあるものを抽出し、抽出された前記測距
ポイントの測定距離に対して一定の範囲内にあるものを
選択するために前記範囲内にないものを検出するまで水
平方向で前記測距ポイントの前記測定距離を順次検出
し、抽出及び選択された測距ポイントの集合から距離を
算出するものであり、まず前記物体を前記基準ラインの
線状で捕らえるため、広い面積を必要としないで測定す
ることができ、カーブ等で捕捉している前記物体が左右
の何れか一方へ移動しても、前記物体の正確な距離を測
定することができる。
【0037】また、前記測定距離と前記基準距離との差
の絶対値が、前記基準距離に一定の割合を乗算した相対
値と前記基準距離に対して一定の値である絶対値とを加
算した値からなる判定値以下である場合に、前記基準距
離に対して一定の範囲内にある前記測距ポイントとして
抽出するものであり、特に、前記物体が近距離のときに
は、前記基準距離に一定の割合を乗算した相対値のみか
らなる前記判定値が小さくなり、装置の測定誤差が大き
いと、前記測定距離と前記基準距離との差の絶対値が大
きくなって前記測距ポイントを抽出できない、すなわち
前記物体を捕捉できなくなることがあるが、絶対値を加
味することにより、このような問題を未然に防ぐことが
できる。
【0038】また、抽出及び選択された前記測距ポイン
トの前記測定距離の平均値を求めて距離を算出し、抽出
及び選択された前記測距ポイントの内の最左端測距ポイ
ントの前記ラインと最右端測距ポイントの前記ラインと
の間の中間ラインを前記基準ラインとするものであり、
簡単な構成で距離及び方向を算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示すブロック図。
【図2】同上実施例における測距ポイントの配列を説明
する図。
【図3】同上実施例における処理を説明する流れ図。
【図4】(a)は前回の走査後(b)は今回の走査後を
夫々示した同上実施例による測定を説明する図。
【図5】図3の測距ポイント抽出処理を説明する図。
【図6】図3のエッジ検出処理を説明する図。
【図7】図3の距離及び方向算出処理を説明する図。
【符号の説明】
10 測距ユニット 20 物体(車両) 30 マイクロコンピュータ Ds 基準距離(基準値) mS 基準ライン(基準値)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−9813(JP,A) 特開 昭64−61606(JP,A) 特開 平6−266828(JP,A) 特開 平6−273170(JP,A) 特開 平6−293236(JP,A) 特開 平7−44680(JP,A) 特開 平7−129898(JP,A) 特開 平7−182484(JP,A) 特開 平9−35197(JP,A) 谷口恭弘、白井良明、浅田稔「異種視 覚センサ情報処理の中間結果の融合によ る画像理解」日本ロボット学会誌、1994 年7月、Vol.12 No.5 pp. 700−707 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 3/06 G01B 11/00 G01S 11/12 G01S 17/08 G08G 1/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に並んだ複数のライン及び垂直
    方向に並んだ複数のウインドの格子状に設定された複数
    の測距ポイントに対応して配置された一対のセンサで得
    られる画像信号から位相差を求めて前記測距ポイントに
    存在する物体までの距離の算出が一定の間隔により繰り
    返し行われる距離測定装置において、前回値より前記物
    体の基準距離と前記物体の中心又は中心に近い前記ライ
    ンの1個である基準ラインとからなる基準値を決定し、
    前記基準ラインにおける前記測距ポイントの測定距離の
    測定を夫々行うと共に前記基準距離に対して一定の範囲
    内にあるものを抽出し、抽出された前記測距ポイントの
    測定距離に対して一定の範囲内にあるものを選択するた
    めに前記範囲内にないものを検出するまで水平方向で前
    記測距ポイントの前記測定距離を順次検出し、抽出及び
    選択された測距ポイントの集合から距離を算出する、こ
    とを特徴とする距離測定装置。
  2. 【請求項2】 前記測定距離と前記基準距離との差の絶
    対値が、前記基準距離に一定の割合を乗算した相対値と
    前記基準距離に対して一定の値である絶対値とを加算し
    た値からなる判定値以下である場合に、前記基準距離に
    対して一定の範囲内にある前記測距ポイントとして抽出
    する、ことを特徴とする請求項1に記載の距離測定装
    置。
  3. 【請求項3】 抽出及び選択された前記測距ポイントの
    前記測定距離の平均値を求めて距離を算出し、抽出及び
    選択された前記測距ポイントの内の最左端測距ポイント
    の前記ラインと最右端測距ポイントの前記ラインとの間
    の中間ラインを前記基準ラインとする、ことを特徴とす
    る請求項1に記載の距離測定装置。
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谷口恭弘、白井良明、浅田稔「異種視覚センサ情報処理の中間結果の融合による画像理解」日本ロボット学会誌、1994年7月、Vol.12 No.5 pp.700−707

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