JP3225874B2 - 楽音パラメータ設定装置、楽音合成装置および楽音パラメータ設定装置の制御方法 - Google Patents
楽音パラメータ設定装置、楽音合成装置および楽音パラメータ設定装置の制御方法Info
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Description
て好適な楽音パラメータ設定装置、楽音合成装置および
記録媒体に関する。
色選択スイッチ等を操作することにより、ピアノ、チェ
ンバロ等の音色を選択することができる。一般的にはこ
れら各音色に対応して各種の音色パラメータが電子楽器
に記憶されており、ユーザが音色選択を行うと、選択さ
れた音色に応じて音色パラメータが設定される。
ユーザ等によって操作される各種操作子の操作状態を一
の音色に対して複数組(ここでは、一組を「シーン」と
いう)記憶し、これらシーンを切り換えたり、各シーン
の中間状態の音色パラメータを生成できるものが知られ
ている(例えば特開平7−129167号公報)。すな
わち、この種の電子楽器においては、音色設定スイッチ
等で設定される「音色」は複数のシーンおよびこれらシ
ーンの中間状態の集合である。そこで、本明細書では、
音色選択スイッチ等で設定される「音色」を「音色組」
という。
量を出力する操作子が設けられ、この操作子の操作量に
応じて複数のシーンに係る音色パラメータを補間するこ
とによって各シーンの中間状態の音色を得ることができ
る。また、操作子の操作量に代えて時間とともに変化す
る補間値を用いることにより、あるシーンから他のシー
ンに徐々に音色を移行させることもできる。
タの中には、所定範囲(例えば「0」〜「127」)内
で連続的な数値データとして表現できるもの(以下、数
値型パラメータという)に限られず、数個程度の離散的
な状態としてしか表現できないもの(以下、選択型パラ
メータという)がある。後者の例としては、各種機能の
オン/オフ指定、LPF/BPF/HPFのフィルタ指
定、単音(MONO)/複音(POLY)の指定、SIN/TRI
ANGLE/SAWTOOTH/SQUARE の波形
の指定等が挙げられる。
択型パラメータを含めてスムーズにシーンの遷移を行う
ことは不可能であった。すなわち、仮に遷移の途中で選
択型パラメータを変更すると、ノイズが発生したり、音
色が急激に変化して聴衆に不自然な印象を与えることに
なる。従って、かかる不具合を回避するために、一の音
色組に含まれるシーンに対して共通の選択型パラメータ
を設定する必要が生じ、音楽表現が制約されるという問
題が生じた。
ものであり、選択型パラメータの変動を伴う場合であっ
ても音色をスムーズに移行し、以って多彩な音楽表現を
可能とする楽音パラメータ設定装置、楽音合成装置およ
び記録媒体を提供することを第1の目的とする。また、
各種音色パラメータを設定するための操作性を向上する
ことを第2の目的とする。
請求項1記載の構成にあっては、複数の状態のうち何れ
を適用するかによって定められる選択型パラメータと、
連続的な範囲の数値によって定められる数値型パラメー
タとから成る第1シーンの音色パラメータを記憶する第
1シーン記憶手段と、前記選択型パラメータまたは数値
型パラメータのうち少なくとも一方が前記第1シーンと
は異なる第2シーンの音色パラメータを記憶する第2シ
ーン記憶手段と、連続的な操作量を出力する操作子と、
前記操作量に応じて前記第1および第2シーンの数値型
パラメータに対して補間演算を行う補間手段と、前記操
作量に応じて前記選択型パラメータの状態を設定する選
択型パラメータ設定手段とを具備し、前記補間手段で補
間された数値型パラメータと、前記選択型パラメータ設
定手段で設定された選択型パラメータとから成る音色パ
ラメータを出力することを特徴とする。
求項1記載の楽音パラメータ設定装置において、前記第
1または第2シーンを選択する選択手段をさらに有し、
前記選択型パラメータ設定手段は、前記選択手段が操作
されると、前記操作量にかかわらず選択されたシーンの
選択型パラメータを設定することを特徴とする。
求項1または2記載の楽音パラメータ設定装置におい
て、前記選択型パラメータ設定手段は、前記操作量が予
め設定された閾値になるまでは選択型パラメータを変更
せず、前記操作量が前記閾値になった時点で、選択型パ
ラメータを他のシーンの選択型パラメータに設定するこ
とを特徴とする。
音合成装置において、請求項1ないし3のいずれかに記
載の楽音パラメータ設定装置と、楽音信号を生成する複
数のチェンネルを有する音源と、を具備し、前記各チャ
ンネルは、発音開始時において前記選択型パラメータ設
定手段によって設定された選択型パラメータと、前記補
間手段で逐次補間された数値型パラメータとに基づいて
楽音信号を生成することを特徴とする。
音パラメータ設定装置の制御方法において、複数の状態
のうち何れを適用するかによって定められる選択型パラ
メータと、連続的な範囲の数値によって定められる数値
型パラメータとから成る第1シーンの音色パラメータを
第1シーン記憶手段に記憶する過程と、前記選択型パラ
メータまたは数値型パラメータのうち少なくとも一方が
前記第1シーンとは異なる第2シーンの音色パラメータ
を第2シーン記憶手段に記憶する過程と、操作子から連
続的な操作量を受信する過程と、前記操作量に応じて前
記第1および第2シーンの数値型パラメータに対して補
間演算を行う過程と、前記操作量に応じて前記選択型パ
ラメータの状態を設定する過程と、前記補間演算された
数値型パラメータと、前記状態が設定された選択型パラ
メータとから成る音色パラメータを出力する過程とを有
することを特徴とする。
1において1はCPUであり、RAM2およびROM3
に格納された制御プログラムに基づいて各部を制御す
る。4は補助記憶装置であり、フロッピーディスクドラ
イブ、ハードディスク、CD−ROM、MOドライブ等
によって構成されている。5はネットワークインターフ
ェースであり、ネットワークに接続され、外部コンピュ
ータとの間で音色パラメータや演奏情報等のやりとりを
行う。
演奏情報その他のシリアルデータの入出力を行う。7は
演奏操作子であり、キーボード等によって構成されてい
る。8はディスプレイ&設定操作子であり、CRTある
いは液晶等によって構成されるディスプレイと、音色設
定等を行う設定操作子とから構成されている。9は音源
部であり、バス12を介して供給された演奏情報に基づ
いてデジタルの楽音信号を合成する。
のTGパラメータを記憶するTGパラメータレジスタ9
1が設けられている。ここで、TGパラメータとは、音
色パラメータに基づいて決定され、音源部9内の各部に
供給される係数等によって構成されている。10はDA
コンバータであり、デジタルの楽音信号をアナログ信号
に変換し出力する。11はサウンドシステムであり、D
Aコンバータ10から出力された楽音信号を発音する。
図2を参照し説明する。図において21は当該チャンネ
ルの音色パラメータであり、各種の音色パラメータTO
NEPAR を記憶する。この音色パラメータTONE
PAR には、楽音の基本波形を決定する波形パラメー
タVCOPRM と、フィルタ特性を決定するフィルタ
パラメータVCFPRM と、振幅制御特性を決定する
振幅制御パラメータVCAPRM と、各種の音響効果
の内容を決定する音響効果パラメータEFCTPRM
とが含まれる。
パラメータVCOPRM に基づいて、楽音の基本波形
を発生する。23はフィルタ部であり、フィルタパラメ
ータVCFPRM に基づいて、上記基本波形に各種の
フィルタリング処理を施す。
ータVCAPRM に基づいて、フィルタリング処理の
施された楽音信号に対して振幅変調を施す。25は音響
効果付与部であり、音響効果パラメータEFCTPRM
に基づいて、振幅制御部24から出力された楽音信号
に対して各種の音響効果を施す。なお、音色パラメータ
TONEPAR は、実際はTGパラメータに変換され
た後、各部に供給される。
定操作子の要部の構成を図3を参照し説明する。図にお
いて41は第1シーン選択スイッチであり、選択された
音色組の第1シーンの選択を指定するスイッチである。
同様に、43は第2シーン選択スイッチであり、該音色
組の第2シーンの選択を指定するスイッチである。
シーンが選択されている場合に点灯する。同様に、44
は第2シーン選択表示器であり、第2シーンが選択され
ている場合に点灯する。45はスライダ操作子であり、
操作位置に応じて「0」〜「127」の操作量を出力す
る。この操作量は、第1および第2シーンの補間係数等
に用いられる。
41,43によってシーンを選択する前に音色組を指定
する必要があるが、かかる機能を有する音色組選択スイ
ッチは周知の電子楽器における音色選択スイッチと同様
に構成されているため、詳細は省略する。
あり、現在選択されているシーン(表示器42,44の
うち点灯しているものに対応するシーン、以下、現在シ
ーンCURRSCENE という)についてパラメータ
グループを選択するために設けられている。すなわち、
本実施形態の電子楽器で設定可能な音色パラメータは、
「8」グループに分割されており、パラメータメニュー
選択スイッチ39を押下する毎にこれらパラメータグル
ープが循環的に選択されるようになっている。
上記波形パラメータVCOPRMを構成するグループ、
フィルタパラメータVCFPRM を構成するグルー
プ、音響効果パラメータEFCTPRM を構成するグ
ループ、振幅制御パラメータVCAPRM を構成する
グループ等がある。31〜38はノブ(ボリューム型操
作子)であり、選択されたパラメータグループに属する
個々の音色パラメータを調整するためのものである。
ラメータには、上述した数値型パラメータおよび選択型
パラメータの双方が含まれる。なお、現在選択されてい
るパラメータグループ、ノブ31〜38に割り当てられ
ている個々の音色パラメータ、および、各音色パラメー
タの現在の設定値は、ディスプレイ&設定操作子8内の
ディスプレイに表示される。ここで、ノブ31〜38お
よびパラメータメニュー選択スイッチ39の構成におい
ても、本実施形態の特徴の一つがある。
個のノブ31〜38とパラメータメニュー選択スイッチ
39とによって合計「64」の音色パラメータを設定す
ることができるから、音色パラメータに比較してノブの
数を少なくすることができ、経済的に製作可能である。
しかも、各音色パラメータはボリューム型操作子である
ノブ31〜38によって設定できるから、いわゆるアナ
ログシンセサイザと同様の操作感が得られる。すなわ
ち、アナログシンセサイザに慣れたユーザによっても、
違和感なく操作することができる。
SINGLE/DUAL/SPLIT の動作モードを
循環的に設定するものである。何れの動作モードが設定
されているかについては、ディスプレイ&設定操作子8
のディスプレイに表示される。なお、SINGLE/D
UAL/SPLIT の動作モードの意味は周知の電子
楽器と同様である。すなわち、SINGLEは単音で発
音するモードであり、DUALは重奏を行うモードであ
る。また、SPLIT は、演奏操作の条件(例えば鍵
域や押鍵速度等)に応じて、二つの楽音のうち何れかを
発音するモードである。
説明する。同図(a)においてROM3のデータマップ
を示す。ROM3は、プログラムを記憶したプログラム
領域301と、m個のプリセット音色組TONEPAR
p1〜TONEPARpmを記憶するプリセット音色組記憶
領域302とから構成されている。また、音色組は補助
記憶装置4あるいはネットワーク等を介して電子楽器に
供給することも可能である。同図(b)に示すように、
かかる音色組を外部音色組TONEPARd1〜TONE
PARdkという。
(d)に示す。RAM2は、プログラムに用いられる変
数等を格納するワーキングエリア201と、現在使用中
の音色パラメータを格納するトーンバッファ領域202
と、補間した音色パラメータ等を格納する補間データ領
域203と、ユーザによって設定された音色組を格納す
るユーザ領域204とから構成されている。ここで、ユ
ーザ領域204には最大n個の音色組を格納することが
可能になっており、これらをユーザ音色組TONEPA
Ru1〜TONEPARunとする。
NEPARpm、外部音色組TONEPARd1〜TONE
PARdkおよびユーザ音色組TONEPARu1〜TON
EPARunは同一のデータ構造を有している。これを同
図(c)に示す。
シーンにおいて共通する音色パラメータである共通パラ
メータCOMPAR と、第1シーン固有の音色パラメ
ータである第1シーン固有パラメータSCENE1
と、第2シーン固有の音色パラメータである第2シーン
固有パラメータSCENE2 とから構成されている。
NEi (iは「1」または「2」)のデータ構造を図1
3に示す。また、共通パラメータCOMPARのデータ
構造を図14に示す。図13に示すように、本実施形態
においては選択型パラメータおよび数値型パラメータの
双方をシーン固有のパラメータとして設定することがで
きる。従って、大部分の音色パラメータは第iシーン固
有パラメータSCENEi に含まれることになり、共通
パラメータCOMPARは、音色組名や動作モード、基
本音高等になる。
タについて説明しておく。まず、VCODETUNE
とは、共通パラメータの基本音高に対して、各シーンの
音高をどの程度シフトさせるかを示す数値型パラメータ
である。VCOWAVE は、基本波形発生部22にお
いて発生させる波形を指定する選択型パラメータであ
り、正弦波、鋸歯状波、または方形波から選択される。
タ部23に適用されるフィルタ特性を指定する選択型パ
ラメータであり、LPF, HPF または BPFの中か
ら指定される。CUTOFFFREQ および Q は、
選択されたフィルタのカットオフ周波数およびQを各々
指定する数値型パラメータである。
用のエンベロープ波形を発生するための各種音色パラメ
ータである。これらの内容は周知の電子楽器のものと同
様であるため省略するが、全て数値型パラメータであ
る。TREMOLOSPEEDおよびTREMOROD
EPTHは、トレモロのスピードと深さを指定する数値
型パラメータである。
ーラス効果のON/OFF を指定する選択型パラメー
タである。CHORUS DEPTH はコーラス効果
の深さを指定する数値型パラメータであり、MOD S
PEED は変調の速さを示す数値型パラメータであ
る。
は、一の音色組相当の容量を有しており、上記各種の音
色組のうち使用されるものが転送される。以下、トーン
バッファ領域202内の共通パラメータCOMPAR、
第1シーン固有パラメータSCENE1 および第2シ
ーン固有パラメータSCENE2 を、それぞれ現共通
パラメータCOMPARBUF 、現第1シーン固有パ
ラメータSCENEBUF1 および現第2シーン固有パ
ラメータSCENEBUF2 という。
シーン固有パラメータSCENEBUF1 、現第2シー
ン固有パラメータSCENEBUF2 、あるいはこれら
を補間した内容が記憶される。以下、補間データ領域2
03に記憶されている音色パラメータをシーンバッファ
補間パラメータ SCENEBUFintpという。
るTGパラメータレジスタ91のメモリーマップを示
す。図においてTGパラメータレジスタ91は第1〜第
jチャンネルに対応した領域に分割されており、各チャ
ンネルに対応する部分をTGパラメータレジスタTGP
ARREGch1〜TGPARREGchjという。
ータレジスタTGPARREGchjの内容は、同図
(f)に示すように、シーンの切替や補間演算等によっ
て変動するシーン従属パラメータSCENEchjと、シ
ーンの切替や補間演算等によって変動しないシーン共通
パラメータCOMPARchjとから成る。
電子楽器の電源が投入されると、図4に示すメインルー
チンが起動される。図において処理がステップSP10
1に進むと、所定の初期設定が行われる。ここでは、プ
リセット音色組記憶領域302の先頭に記憶されている
プリセット音色組TONEPARp1が、電子楽器のデフ
ォルトの音色組として設定される。すなわち、プリセッ
ト音色組TONEPARp1の内容がトーンバッファ領域
202に転送される。
ーンが選択される。すなわち、プリセット音色組TON
EPARp1の第1シーン固有パラメータSCENE1
が補間データ領域203に転送される。また、この初期
設定においては、セットフラグsetflg_1に「1」
が、セットフラグsetflg_2に「0」が、各々代入
される。また、所定の変数(現在シーンCURRSCE
NE )に、第1シーンを示す「1」が代入される。
etflg_2は、対応するシーンおよび補間状態を示す
フラグである。すなわち、第1シーンが選択された場合
はセットフラグsetflg_1が「1」にされ、第2シ
ーンが選択された場合はセットフラグsetflg_2が
「1」に設定される。また、第1および第2シーン間で
補間が行われる場合は、セットフラグsetflg_1,
setflg_2は共に「0」に設定される。
setflg_2の状態は必ずしも現在シーンCURRS
CENE に一意に対応するわけではない。セットフラ
グsetflg_1,setflg_2が共に「0」である
場合であっても、現在シーンCURRSCENE は
「1」または「2」のうち何れかに設定される。
プ(これをメインループという)が繰返される。このメ
インループにおける動作を以下詳述する。まず、ステッ
プSP102においては、イベント検出処理が行われ
る。すなわち、演奏操作子7におけるイベント発生、シ
リアルインターフェース部6あるいはネットワークイン
ターフェース5を介してのMIDI信号等のイベント入
力が検出される。
すサブルーチンが呼び出され、音色指定・補間・編集処
理が実行される。その詳細を以下説明する。図5におい
て処理がステップSP1に進むと、先にステップSP1
02において音色選択イベントが検出されたか否かが判
定される。ここに、音色選択イベントとは、ディスプレ
イ&設定操作子8における音色組選択スイッチのイベン
トの意味である。なお、シリアルインターフェース部6
等から入力されたMIDI信号のプログラムチェンジ等
については後述する処理(SP82)で検出される。
は「YES」と判定され、処理はステップSP2に進
む。ここでは、新たに選択された音色組TONEPAR
q (ここに音色組TONEPARq は、プリセット音色
組、外部音色組、ユーザ音色組のうち何れか一の音色組
である)がトーンバッファ領域202に転送される。
シーン固有パラメータSCENE1が新たなシーンバッ
ファ補間パラメータ SCENEBUFintpとして、補
間データ領域203に転送される。これに伴って、現在
シーンCURRSCENEに「1」が代入される。次
に、処理がステップSP3に進むと、セットフラグse
tflg_1に「1」が、セットフラグsetflg_2に
「0」が、各々代入される。このように、新たな音色組
が選択された場合には、デフォルトのシーンとして、第
1シーンが設定されることになる。なお、勿論、ここで
第2シーンを、あるいは第1シーンと第2シーンの中間
値をデフォルトとしてもよい。
が代入される。そして、処理がステップSP5に進む
と、先にステップSP102においてi番目のノブの操
作イベントが検出されたか否かが判定される。なお、図
3におけるノブ31〜38が、各々「1」番目〜「8」
番目のノブである。
ステップSP6に進み、トーンバッファ領域202内の
現第1シーン固有パラメータSCENEBUF1 または
現第2シーン固有パラメータSCENEBUF2 のう
ち、現在シーンCURRSCENE で指定されている
側のパラメータが修正される。すなわち、i番目のノブ
に予め割り当てられている音色パラメータの値が、該ノ
ブの操作量に応じて修正されるのである。
数datachange に「1」が代入される。これ
は、何らかの音色パラメータが修正されたことを示すた
めである。なお、i番目のノブについてイベントが無か
った場合は、ステップSP6,7はスキップされる。そ
して、処理がステップSP8に進むと、変数iが「8」
であるか否か、すなわちノブ31〜38の全てについて
の処理が終了したか否かが判定される。
と判定され、処理はステップSP9に進み、変数iが
「1」だけインクリメントされる。すなわち、変数iが
「2」に設定される。以後、変数iが「8」になるまで
ステップSP5〜8の処理が繰返され、各ノブに対応す
る音色パラメータが適宜修正される。
「1」が代入される。そして、ステップSP11におい
ては、先にステップSP102においてi番目のシーン
選択スイッチ(すなわち第1シーン選択スイッチ41)
のイベントが検出されたか否かが判定される。ここで、
「YES」と判定されると、処理はステップSP12に
進む。
ファ領域202内のi番目のシーン固有パラメータ(す
なわちSCENEBUF1 )が、新たなシーンバッファ
補間パラメータ SCENEBUFintpとして、補間デ
ータ領域203に転送される。また、これに伴って、現
在シーンCURRSCENE に「1」が代入され、フ
ラグintp_startable が「0」に設定され
る。このフラグの意味については後述する。
セットフラグsetflg_i(すなわちsetflg_
1)が「1」に設定されるとともに、他方のセットフラ
グsetflg_j(setflg_2)に「0」が設定さ
れる。なお、第1シーン選択スイッチ41においてイベ
ントが検出されなかった場合は、ステップSP12,1
3はスキップされる。
変数iは「2」であるか否かが判定される。ここでは変
数iは「1」であるから「NO」と判定され、ステップ
SP15を介して変数iが「1」だけインクリメントさ
れた後、処理はステップSP11に戻る。従って、第2
シーン選択スイッチ43について、上述したのと同様の
処理が行われる。
ベントが検出された場合は、現第2シーン固有パラメー
タSCENEBUF2 の内容がシーンバッファ補間パラ
メータ SCENEBUFintpに代入され、現在シーン
CURRSCENE が「2」に設定され、セットフラ
グsetflg_1が「0」に設定されるとともにセット
フラグsetflg_2が「1」に設定される。
イッチ41,43のイベントが検出された場合は、該イ
ベントに応じて、シーンバッファ補間パラメータ SC
ENEBUFintp等の内容が変更される。
5の操作量も検出され、これが変数SCSLDOP に
代入される。すなわち、スライダ操作子45が第1シー
ン側の終端まで倒されている場合はスライダ操作量SC
SLDOP は「0」になり、第2シーン側の終端まで
倒されている場合はスライダ操作量SCSLDOP は
「127」になる。また、スライダ操作子45が第1お
よび第2シーンの間に位置する場合は、その位置に応じ
て、スライダ操作量SCSLDOP は「1」〜「12
6」の範囲に設定される。
6に進むと、セットフラグsetflg_1が「1」であ
るか否かが判定される。ここで、音色選択イベントまた
は第1シーン選択スイッチ41のイベントが直前に発生
した場合を想定すると、上記ステップSP2または13
によってセットフラグsetflg_1は「1」に設定さ
れている筈である。従って、かかる場合は「YES」と
判定され、処理はステップSP17に進む。
作量SCSLDOP が「0」であるか否か(スライダ
操作子45が第1シーン側の終端まで倒されているか否
か)が判定される。ここで「NO」と判定された場合
は、セットフラグsetflg_1が「0」に設定され
る。次に、処理がステップSP19に進むと、セットフ
ラグsetflg_2が「1」であるか否かが判定され
る。
3のイベントが検出された場合を想定すると、上記ステ
ップSP13においてセットフラグsetflg_2が
「1」に設定されている筈である。従って、かかる場合
は「YES」と判定され処理はステップSP20に進
む。ステップSP20においては、スライダ操作量SC
SLDOP が「127」であるか否か(スライダ操作
子45が第2シーン側の終端まで倒されているか否か)
が判定される。ここで「NO」と判定されると、処理は
ステップSP21に進み、セットフラグsetflg_2
が「0」に設定される。
1,第2シーン選択スイッチ41,43のイベントが検
出された場合は、セットフラグsetflg_1,set
flg_2のうち一方が一旦は「1」に設定されるのであ
るが、スライダ操作子45が対応するシーンの終端側に
位置していない場合は、該セットフラグは直ちに「0」
に設定されることになる。
サブルーチンが呼び出され、補間条件の再設定処理が実
行される。その内容を詳細に説明する。
むと、セットフラグsetflg_1とセットフラグse
tflg_2の論理和が計算され、これが「1」であるか
否かが判定される。この論理和はセットフラグsetf
lg_1,setflg_2の何れか一方が「1」であると
き、すなわち、スライダ操作子45が対応するシーンの
側に位置する場合に「1」になる。
ステップSP202に進む。ここでは、フラグintp
_startable (このフラグは、スライダ操作子
45が第1および第2シーンの中間に位置する場合に補
間演算等を許容する旨を示す)が「1」に設定される。
第2シーンの終端側に位置しているため、フラグint
p (このフラグは、実際に補間演算等を行うことを指
定するフラグである)は「1」に設定される。
tflg_2が共に「0」である場合は、ステップSP2
01において「NO」と判定され、処理はステップSP
203に進む。ここでは、スライダ操作量SCSLDO
P および現在シーンCURRSCENE の値に応じて
処理が分岐されるため、以下、場合を分けて説明する。
「0」である場合であって現在シーンCURRSCEN
E が「1」である場合 スライダ操作量SCSLDOP が「0」である場合
は、処理はステップSP204に進む。ここで、フラグ
intp は「0」に設定される。今回はスライダ操作
量SCSLDOP が終端に位置するため、補間の必要
がないためである。
と、現在シーンCURRSCENEが「1」であるか否
かが判定される。ここで「YES」と判定されると、処
理はステップSP206に進む。この場合、選択されて
いる第1シーン側にスライダ操作子45が位置している
ことになる。さて、ステップSP206においては、変
数iが「1」に設定され、上記ステップSP12,13
と同様の処理が実行される。
SCENEBUF1 の内容がシーンバッファ補間パラメ
ータ SCENEBUFintpに転送され、セットフラグ
setflg_1に「1」が、セットフラグsetflg
_2に「0」が設定される。
と、フラグintp_startable が「1」に設
定される。すなわち、かかる処理が行われる点でステッ
プSP12,13を単に実行するの場合の処理とは異な
る。これは、スライダ操作子45が選択された側のシー
ンに位置するから、次回より補間を可能ならしめるたも
のである。
と異なり、この場合はフラグintp_startab
le に「1」が代入される。これは、スライダ操作子
45が選択された側のシーンに位置するから、次回より
補間を可能ならしめるためである。
「0」である場合であって現在シーンCURRSCEN
E が「2」である場合 スライダ操作量SCSLDOP が「0」であり、現在
シーンCURRSCENE が「2」であれば、ステッ
プSP205において「NO」と判定され、処理はステ
ップSP208に進む。なお、かかる状態は、選択され
ていない側の第1シーンにスライダ操作子45が位置し
ていることになる。
ntp_startable が「1」であるか否かが判
定される。ここで「YES」と判定されと判定される
と、処理はステップSP209に進み、変数iに「1」
が代入された後、ステップSP12,13と同様の処理
が実行される。
le が「1」である場合は、補間可能な状態でスライ
ダ操作子45が第2シーンから第1シーン側に移動され
たことを意味するからである。すなわち、現第1シーン
固有パラメータ SCENEBUF1 の内容がシーンバ
ッファ補間パラメータ SCENEBUFintpに転送さ
れ、セットフラグsetflg_1に「1」が、セットフ
ラグsetflg_2に「0」が設定される。
e が「0」である場合には、ステップSP208で
「NO」と判定され、処理は呼出元のルーチンに戻る。
すなわち、第1シーンへの移行は認められないことにな
る。
「127」である場合であって現在シーンCURRSC
ENE が「2」である場合 スライダ操作量SCSLDOP が「127」である場
合は、処理はステップSP210。ここで、フラグin
tp は「0」に設定される。今回はスライダ操作量S
CSLDOP が終端に位置するため、補間の必要がな
いためである。
と、現在シーンCURRSCENEが「2」であるか否
かが判定される。ここで「YES」と判定されると、処
理はステップSP212に進む。この場合、選択されて
いる第2シーン側にスライダ操作子45が位置している
ことになる。さて、ステップSP212においては、変
数iが「2」に設定され、上記ステップSP12,13
と同様の処理が実行される。
SCENEBUF2 の内容がシーンバッファ補間パラメ
ータ SCENEBUFintpに転送され、セットフラグ
setflg_1に「1」が、セットフラグsetflg
_2に「0」が設定される。次に、処理がステップSP2
13に進むと、フラグintp_startableが
「1」に設定される。これは、上記ステップSP207
を実行するのと同様の理由による。
「127」である場合であって現在シーンCURRSC
ENE が「1」である場合 スライダ操作量SCSLDOP が「127」であり、
現在シーンCURRSCENE が「1」であれば、ス
テップSP211において「NO」と判定され、処理は
ステップSP214に進む。なお、かかる状態は、選択
されていない側の第2シーンにスライダ操作子45が位
置していることになる。
ntp_startable が「1」であるか否かが判
定される。ここで「YES」と判定されと判定される
と、処理はステップSP215に進み、変数iに「2」
が代入された後、ステップSP12,13と同様の処理
が実行される。
le が「1」である場合は、補間可能な状態でスライ
ダ操作子45が第1シーンから第2シーン側に移動され
たことを意味するからである。すなわち、現第2シーン
固有パラメータ SCENEBUF2 の内容がシーンバ
ッファ補間パラメータ SCENEBUFintpに転送さ
れ、セットフラグsetflg_1に「0」が、セットフ
ラグsetflg_2に「1」が設定される。
e が「0」である場合には、ステップSP214で
「NO」と判定され、処理は呼出元のルーチンに戻る。
すなわち、第1シーンへの移行は認められないことにな
る。
「1」〜「126」の範囲である場合 スライダ操作量SCSLDOP が「1」〜「126」
の範囲であれば、処理はステップSP216に進み、フ
ラグintp_startable の値がフラグint
p に代入される。すなわち、補間可能な状態(フラグ
intp_startable が「1」)であれば補間
を行う(フラグintp を「1」にする)一方、補間
が禁止されていれば(フラグintp_startab
le が「0」であれば)補間を行わない(フラグin
tp を「0」にする)ことになる。
intp が「1」であるか否かが判定される。ここで
「NO」と判定されると、処理はメインルーチンに戻
る。一方、「YES」と判定されると、ステップSP3
2以降の補間処理等が行われる。
スライダ操作量SCSLDOP に応じて、数値型パラ
メータに対して補間演算が行われる。ここで、現第1シ
ーン固有パラメータ SCENEBUF1 における数値
型パラメータ群をnd(SCENEBUF1)、現第2シ
ーン固有パラメータ SCENEBUF2 における数値
型パラメータ群をnd(SCENEBUF2)とし、この
二者の補間結果である数値型パラメータ群をnd(SCE
NEBUFintp)と表記すると、nd(SCENEBUF
intp)は、一般的に、下式によって表現される。
関数であり、スライダ操作量SCSLDOP の最大値
(127)をSCSLDOPmaxとした場合に、下式に
より表わされる。
全ての数値型パラメータに対して補間演算が行われたか
否かが判定される。ここで「NO」と判定されると、処
理はステップSP32に戻り、残っている数値型パラメ
ータに対して、同様の処理が繰返される。そして、全て
の数値型パラメータに対して補間演算が完了すると、処
理はステップSP34に進む。
メータ(その集合をsd(対応音色パラメータ名)と表
す)に対して、設定処理が行われる。この設定処理も一
般的に表記すれば式(1)と同様に、下式(3)のようにな
る。
設定に用いられるため、典型例は下式(4)〜(6)のよう
になる。
SCSLDOP が「0」になると、現第1シーン固有
パラメータ SCENEBUF1 の音色パラメータがシ
ーンバッファ補間パラメータ SCENEBUFintpの
音色パラメータに設定される一方、スライダ操作量SC
SLDOP が「127」になると、現第2シーン固有
パラメータ SCENEBUF2 の音色パラメータがシ
ーンバッファ補間パラメータ SCENEBUFintpの
音色パラメータに設定される。そして、スライダ操作量
SCSLDOP が「1」〜「126」の範囲において
は、シーンバッファ補間パラメータ SCENEBUF
intpは変更されない。
が「1」〜「126」の範囲においては、先にスライ
ダ操作量SCSLDOP が「0」あるいは「127」
になった時点の選択型パラメータが用いられることにな
り、スライダ操作子45にヒステリシス特性を付与する
ことができる。
対する閾値を設定し、閾値>スライダ操作量SCSLD
OP の場合は現第1シーン固有パラメータ SCENE
BUF1 、閾値≦スライダ操作量SCSLDOP の場
合は現第2シーン固有パラメータ SCENEBUF2
を選択するようにしてもよい。
類以上存在する場合は、複数の閾値を設定し、スライダ
操作量SCSLDOP がどの範囲に属するかに基づい
て音色パラメータを設定するとよい。何れの設定方法を
採用するかについては、音色パラメータの種類に応じて
適宜決定するとよい。
全ての選択型パラメータに対して設定処理が行われたか
否かが判定される。ここで「NO」と判定されると、処
理はステップSP34に戻り、残っている選択型パラメ
ータに対して、同様の処理が繰返される。そして、全て
の選択型パラメータに対して設定処理が完了すると、処
理はメインルーチンに戻る。
ダ操作子45の操作によって補間を行うことができ、し
かも第1,第2シーン選択スイッチ41,43イベント
によって第1および第2シーンをワンタッチで選択する
ことができ、きわめて操作性に優れることが解る。
むと、図8〜10に示すサブルーチンが呼び出される。
図8において処理がステップSP40に進むと、先にス
テップSP102においてキーオンイベントが検出され
たか否かが判定される。ここにキーオンイベントとは、
演奏操作子7におけるキーオンイベントのみならず、ネ
ットワークインターフェース5あるいはシリアルインタ
ーフェース部6を介して供給されるMIDI信号のノー
トオンイベントも含む。
P41に進み、ここで動作モードがSINGLEモード
であるか否かが判定される。ここで「YES」と判定さ
れると処理はステップSP42に進み、発音チャンネル
割当処理が実行される。すなわち、音源部9における空
きチャンネルが検索され、一の空きチャンネルが当該キ
ーオンイベントに割り当てられる。
は、リリース処理中のチャンネルが強制的に中断され、
当該キーオンイベントに割り当てられる。ここで、割り
当てられたチャンネル番号をxとする。また、各チャン
ネルに対応して設けられたフラグFL(1)〜FL
(j)(rはチャンネル数)のうち、フラグFL(x)
が「0」に設定される。
シーンバッファ補間パラメータ SCENEBUFintp
に基づいてTGパラメータレジスタTGPARREGch
1〜TGPARREGchj内の数値型パラメータを変更し
て良いか否かを表示するものであり、「0」である場合
は変更可、「1」である場合は変更不可であることを示
す。本実施形態においては、スライダ操作子45の操作
に応じて発音中のチャンネルの音色も変更させることと
しているため、新たに割り当てられたチャンネルに対応
するフラグFL(x)を「0」に設定することとしてい
る。
音源部9内のチャンネル番号xのTGパラメータレジス
タTGPARREGchx の設定処理が行われる。すなわ
ち、押鍵情報(キーコード、タッチ速度等)と、現共通
パラメータCOMPARBUF と、シーンバッファ補
間パラメータ SCENEBUFintpとに基づいて、T
Gパラメータが計算され、その結果がTGパラメータレ
ジスタ91の該当チャンネルに格納される。次に、処理
がステップSP44に進むと、音源部9のチャンネル番
号xに対してキーオン信号が供給される。これにより、
音源部9においては、チャンネル番号xにおける発音処
理が開始される。
必要に応じて時変補間値発生EGの動作が開始される。
ここで、時変補間値発生EGとは、時間変動に伴ってス
ライダ操作量SCSLDOP と同様の値を発生させる
プログラムであり、スタート時からの経過時間に応じて
時変補間値EG_intpを発生させる。このプログラムが
起動されている場合は、ステップSP102においてス
ライダ操作子45の操作量を検出するルーチンがフェッ
チされ、スライダ操作量SCSLDOP に、該時変補
間値EG_intpが代入される。
を操作しない場合であっても、シーン間の移動を自動的
に行うことができる。なお、時変補間値発生EGを動作
させるか否かはユーザが設定できるようになっており、
動作させないように設定されている場合は、ステップS
P45において実質的な処理は行われない。以上の処理
が終了すると、処理はメインルーチンに戻る。
NGLEモードでなければ、ステップSP41において
「NO」と判定され、処理はステップSP46に進む。
ここでは、動作モードがDUAL モードであるか否か
が判定される。ここで「YES」と判定されると処理は
ステップSP46に進み、発音チャンネル割当処理が実
行される。すなわち、音源部9における空きチャンネル
が検索され、二の空きチャンネルが当該キーオンイベン
トに割り当てられる。
空きチャンネルが存在しない場合は、リリース処理中の
チャンネルが強制的に中断され、当該キーオンイベント
に割り当てられる。ここで、割り当てられたチャンネル
番号をxおよびyとする。さらに、ここでは、フラグF
L(x),FL(y)が「0」に設定される。
チャンネル番号xに対するTGパラメータレジスタTG
PARREGchx の設定処理が行われる。この処理の内
容は、上記ステップSP43のものと同様である。次
に、ステップSP49においては、TGパラメータレジ
スタTGPARREGchy の設定処理が行われる。この
処理もステップSP43,48とほぼ同様である。但
し、ステップSP49においてはシーンバッファ補間パ
ラメータ SCENEBUFintpに代えて現第2シーン
固有パラメータ SCENEBUF2 が用いられる点が
異なっている。
音源部9のチャンネル番号x,yに対してキーオン信号
が供給され、重奏楽音の発音が開始される。そして、処
理がステップSP51に進むと、必要に応じて時変補間
値発生EGが起動される。ところで、このDUAL モ
ードの動作においても本実施形態の特徴の一つがある。
SCENEBUF1 および現第2シーン固有パラメータ
SCENEBUF2 に全く異なる音色パラメータを設
定し、シーンバッファ補間パラメータ SCENEBU
Fintpとして現第1シーン固有パラメータ SCENE
BUF1 を用いるならば、全く異なる二音色の重奏が行
われる。
作したり時変補間値発生EGをスタートさせると、シー
ンバッファ補間パラメータ SCENEBUFintpの内
容が徐々に現第2シーン固有パラメータ SCENEB
UF2 に近づいたり離れたりすることになる。
った効果であり、かかるDUALモードの動作によっ
て、一層豊かな演奏表現が可能になる。特に時変補間値
発生EGを用いる場合は、時変補間値EG_intpの特性
をサインカーブ状、三角波状など各種の波形に設定する
ことができ、ユーザが演奏中に格別の操作を行うことな
く、興味深い楽音を得ることができる。
NGLE/DUALモードでなければ、ステップSP4
1,46において「NO」と判定され、処理はステップ
SP60(図9)に進む。ここでは、動作モードがSP
LIT モードであるか否かが判定される。ここで「Y
ES」と判定されると処理はステップSP61進む。
えば鍵域やタッチの強さに応じて複数種類の音色のうち
何れかを選択する動作モードである。本実施形態では、
所定の条件(Ch.x_Split)が満たされた場合にはシーン
バッファ補間パラメータ SCENEBUFintpに基づ
いて音色が設定され、他の条件(Ch.y_Split)が満たさ
れた場合は現第2シーン固有パラメータ SCENEB
UF2 に基づいて音色が設定されることとする。
plitが満たされたか否かが判定される。ここで「YE
S」と判定されると、ステップSP62〜65の処理が
実行される。その内容は上記ステップSP42〜45の
ものと同様である。次に、かかる条件が満たされたか否
かにかかわらず、処理はステップSP66に進み、他方
の条件Ch.y_Splitが満たされたか否かが判定される。
プSP67〜70の処理が実行される。その内容は上記
ステップSP42〜45のものとほぼ同様であるが、シ
ーンバッファ補間パラメータ SCENEBUFintpに
代えて現第2シーン固有パラメータ SCENEBUF2
が用いられる点が異なっている。
とは同時に満たされる場合があり、かかる場合にはDU
AL モードと同様に重奏楽音が発音されることにな
る。以上のように、動作モードに応じた発音処理が行わ
れると、処理はメインルーチンに戻る。
たなかった場合は、処理はステップSP80(図10参
照)に進む。ここでは、先のステップSP102におい
てキーオフイベントが検出されたか否かが判定される。
ここで「YES」と判定されると、処理はステップSP
81に進み、キーオフ処理が行われたる。すなわち、キ
ーオフ信号が音源部9の該当チャンネルに供給され、当
該チャンネルにおいてリリース処理が行われることにな
る。そして、処理はメインルーチンに戻る。
号に対する処理,他 キーオフイベントが検出されなかった場合はステップS
P80において「NO」と判定され、処理はステップS
P82に進む。ここでは、先のステップSP102にお
いてMIDIプログラムチェンジ信号のイベントが検出
されたか否かが判定される。
はステップSP83に進み、このMIDIプログラムチ
ェンジ信号によって新たな音色組への移行が指示された
か否かが判定される。ここで「NO」と判定されると、
処理はメインルーチンに戻る。すなわち、仮にMIDI
プログラムチェンジ信号が供給されたとしても、現在発
音中の音色組と同一のものが指定された場合は、実質的
な処理は行われないことになる。
S」と判定されると、処理はステップSP84,85の
処理が実行される。かかる処理は、上述したステップS
P2,3の処理と同様であり、新たに選択された音色組
TONEPARq がトーンバッファ領域202に転送さ
れ、その第1シーン固有パラメータSCENE1 が新
たなシーンバッファ補間パラメータ SCENEBUF
intpとして、補間データ領域203に転送される。
「1」が代入され、セットフラグsetflg_1に
「1」が、セットフラグsetflg_2に「0」が、各
々代入される。そして、以上の処理が終了すると、処理
はメインルーチンに戻る。なお、ステップSP82にお
いて「NO」と判定された場合には処理はステップSP
86に進み、その他のイベント処理が行われた後、処理
はメインルーチンに戻る。
むと、図11に示すサブルーチンが呼び出される。図に
おいて処理がステップSP86に進むと、今回のメイン
ループ内で音色組の変更が行われたか(ステップSP
2,3または84,85が実行されたか)否かが判定さ
れる。
テップSP88に進み、発音中であってフラグFL
(x)(但し、x=1,……,j)が「0」であるチャ
ンネルxに対して、TGパラメータレジスタTGPAR
REGchx 内の数値型パラメータの変更処理が行われ
る。すなわち、数値型パラメータはシーンバッファ補間
パラメータ SCENEBUFintpの現在値に応じて変
更されるが、選択型パラメータは変更されない。
ステップSP87に進み、発音中のチャンネルについて
はフラグFL(x)が「1」に設定される一方、その他
のチャンネルについては「0」に設定される。そして、
上述した処理が終了すると、処理はメインルーチンに戻
る。
であったとしても、TGパラメータレジスタTGPAR
REGch1〜TGPARREGchjの数値型パラメータが
直ちにシーンバッファ補間パラメータ SCENEBU
Fintpの内容に即したものに変更されるわけではない。
これは、ノイズが発生したり楽音が不自然になることを
防止するためである。
プSP88が実行される毎に、所定の最大値(例えば
「4」)以下の範囲で、シーンバッファ補間パラメータ
SCENEBUFintpに即した値に近づくように変更
される。この場合、数値型パラメータの値を「0」から
「127」に変動させる必要が生じると、この変動はメ
インループを「32」回実行しすることによって達成さ
れることになる。
ついて、具体例を想定して説明しておく。まず、音色組
「ピアノ」およびその第1シーンが選択されており、動
作モードはSINGLEモードであったとする。ここ
で、キーオンイベントが発生すると、そのキーオンイベ
ントに対して音源部9のチャンネル(ここでは第1チャ
ンネルとする)が割り当てられ、音色組「ピアノ」の第
1シーンの楽音の発音が開始される。
シーン側の終端に位置させると、フラグintp_st
artable が「1」になるから、補間演算等が可
能になる。しかる後にスライダ操作子45を第2シーン
側に向かって操作すると、シーンバッファ補間パラメー
タ SCENEBUFintpが徐々に現第2シーン固有パ
ラメータ SCENEBUF2 に近づいてゆく。
テップSP88が実行されるから、第1チャンネルのT
Gパラメータのうち数値型パラメータは、徐々に第2シ
ーンのものに近づいてゆき、発音される楽音の音色もこ
れに応じて変化することになる。
側の終端まで移動した場合、あるいは、第2シーン選択
スイッチ43のイベントが発生した場合は、シーンバッ
ファ補間パラメータ SCENEBUFintpは現第2シ
ーン固有パラメータ SCENEBUF2 に等しくな
る。
型パラメータしか変更されないから、第1チャンネルの
楽音は第2シーンの楽音に近いものになるが、完全な第
2シーンの楽音にはならない。ここで、新たなキーオン
イベントが発生すると、該キーオンイベントに対して新
たなチャンネル(第2チャンネル)が割り当てられる。
割当時点のシーンバッファ補間パラメータ SCENE
BUFintpに従って設定される(ステップSP43参
照)ため、第2チャンネルの楽音は完全に第2シーンの
音色パラメータに基づいて発音されることになる。ここ
に本実施形態の特徴の一つがあり、シーン設定後に新た
に発生したイベントに対しては、完全に当該シーンに応
じた音色パラメータを設定する一方、シーン設定前に発
生したイベントに係るチャンネル対しても、シーン設定
の結果を大部分(選択型パラメータを除いて)反映させ
ることができる。
に音色選択イベント(ここでは音色組「チェンバロ」が
選択されたこととする)が発生すると、ステップSP
2,3またはSP84,85が実行され、新たな音色組
およびその第1シーンに従って、シーンバッファ補間パ
ラメータ SCENEBUFintpが設定される。この音
色選択イベントの発生したメインループ内でステップS
P86が実行されると、「YES」と判定されステップ
SP87の処理が実行されるから、フラグFL(1),
FL(2)が共に「1」に設定される。
されたとしても、第1および第2チャンネルは「ピア
ノ」に係る音色パラメータ(TGパラメータ)に基づい
て発音が継続されることになる。これにより、第1およ
び第2チャンネルの楽音は、第1,第2シーン選択スイ
ッチ41,43やスライダ操作子45のイベントによっ
て影響されなくなる。
ベントに対しては、「チェンバロ」の音色パラメータに
基づいた発音処理が行われ、第1,第2シーン選択スイ
ッチ41,43やスライダ操作子45のイベントに応じ
て音色が制御されることは言うまでもない。このよう
に、本実施形態によれば、シーンバッファ補間パラメー
タ SCENEBUFintpによって影響を受けるチャン
ネルと、影響を受けないチャンネルとをフラグFL
(1)〜FL(j)によって区別することができるか
ら、音色組を切り換えた場合においても、既存のイベン
トに係る楽音に影響を与えることなく、シーン設定を行
うことができる。
6に進むと、補間値EG処理が行われる。すなわち、上
述したステップSP45において時変補間値発生EGの
動作が開始された場合には、開始後の経過時間に応じて
時変補間値EG_intpが計算される。
例えば以下のように各種の変形が可能である。 4.1.上記実施形態においては、音源部9はバス12
に接続されるハードウエアとして実現されたが、音源部
9はCPU1上で動作するソフトウエアとして実現する
こともできる。この場合、楽音信号はバス12を介して
DAコンバータ10に直接供給される。
して実現されたが、本発明はゲームやカラオケ等のアミ
ューズメント機器、テレビなどの各種家電機器、パソコ
ン等のコンピュータ装置、あるいはこれらを統合したシ
ステムに適用可能であることは言うまでもない。
ROM3等に音色パラメータを記憶させたが、補助記憶
装置4にセットされる記録媒体や、ネットワークインタ
ーフェース5に接続されるネットワーク機器に音色デー
タライブラリを設け、これらネットワーク機器が音色デ
ータを供給するようにしてもよい。
ダ操作子45を第1または第2シーン側の終端まで操作
した場合は、シーンバッファ補間パラメータ SCEN
EBUFintpの全ての内容を、現第1シーン固有パラメ
ータ SCENEBUF1 または現第2シーン固有パラ
メータ SCENEBUF2 の内容と等しくなるように
設定した。
SCENEBUFintpのうち数値型パラメータのみを現
第1シーン固有パラメータ SCENEBUF1 または
現第2シーン固有パラメータ SCENEBUF2 のも
のに設定するようにしてもよい。すなわち、選択型パラ
メータは、スライダ操作子45の操作によっては変化さ
せず、第1,第2シーン選択スイッチ41,43のイベ
ントによってのみ変化させるようにしてもよい。
間を制御する操作子としてスライダ操作子45を用いた
が、かかる操作子の仕様や形態は実施形態のものに限定
されず、回転型ボリュームや、操作面上での指などの押
圧位置を検出する押圧操作センサや、ペダル操作子など
各種のものを使用してもよい。
シーン選択スイッチ41,43に対応する操作子の操作
態様に基づいて補間制御を行ってもよい。例えば、第
1,第2シーン選択スイッチ41,43を連打すると、
その連打数や連打の時間間隔に応じて、連打したスイッ
チに対応するシーンの方向に補間することなどが考えら
れる。
係る構成によれば、前記補間手段で補間された数値型パ
ラメータと、前記選択型パラメータ設定手段で設定され
た選択型パラメータとから成る音色パラメータを出力す
るから、選択型パラメータの変動を伴う場合であっても
音色をスムーズに移行し、多彩な音楽表現を行うことが
可能である。
ば、操作子の操作量に応じて第1および第2シーンの音
色パラメータを補間して出力する一方、選択手段が操作
されると、操作子の操作量にかかわらず選択されたシー
ンに係る音色パラメータを出力する。これにより、操作
性をきわめて向上させることができる。
ック図である。
要部の平面図である。
トである。
である。
である。
である。
である。
である。
トである。
トである。
である。
である。
トである。
2シーン記憶手段)、3……ROM(記録媒体)、4…
…補助記憶装置、5……ネットワークインターフェー
ス、6……シリアルインターフェース部、7……演奏操
作子、8……ディスプレイ&設定操作子、9……音源
部、10……DAコンバータ、11……サウンドシステ
ム、12……バス、21……音色パラメータレジスタ、
22……基本波形発生部、23……フィルタ部、24…
…振幅制御部、25……音響効果付与部、31〜38…
…ノブ、39……パラメータメニュー選択スイッチ、4
0……モード切替スイッチ、41,43……第1,第2
シーン選択スイッチ(選択手段、設定手段)、42,4
4……表示器、45……スライダ操作子(操作子、補間
手段、設定手段)、91……TGパラメータレジスタ、
202……トーンバッファ領域、203……補間データ
領域、204……ユーザ領域、301……プログラム領
域、302……プリセット音色組記憶領域。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の状態のうち何れを適用するかによ
って定められる選択型パラメータと、連続的な範囲の数
値によって定められる数値型パラメータとから成る第1
シーンの音色パラメータを記憶する第1シーン記憶手段
と、 前記選択型パラメータまたは数値型パラメータのうち少
なくとも一方が前記第1シーンとは異なる第2シーンの
音色パラメータを第2シーン記憶手段に記憶する過程
と、 連続的な操作量を出力する操作子と、 前記操作量に応じて前記第1および第2シーンの数値型
パラメータに対して補間演算を行う補間手段と、 前記操作量に応じて前記選択型パラメータの状態を設定
する選択型ラメータ設定手段とを具備し、前記補間手段
で補間された数値型パラメータと、前記選択型パラメー
タ設定手段で設定された選択型パラメータとから成る音
色パラメータを出力することを特徴とする楽音パラメー
タ設定装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の楽音パラメータ設定装置
において、 前記第1または第2シーンを選択する選択手段をさらに
有し、 前記選択型パラメータ設定手段は、 前記選択手段が操作
されると、前記操作量にかかわらず選択されたシーンの
選択型パラメータを設定することを特徴とする楽音パラ
メータ設定装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の楽音パラメータ
設定装置において、 前記選択型パラメータ設定手段は、前記操作量が予め設
定された閾値になるまでは選択型パラメータを変更せ
ず、前記操作量が前記閾値になった時点で、選択型パラ
メータを他のシーンの選択型パラメータに設定すること
を特徴とする楽音パラメータ設定装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の楽
音パラメータ設定装置と、 楽音信号を生成する複数のチェンネルを有する音源と、 を具備し、前記各チャンネルは、発音開始時において前
記選択型パラメータ設 定手段によって設定された選択型
パラメータと、前記補間手段で逐次補間された数値型パ
ラメータとに基づいて楽音信号を生成することを特徴と
する楽音合成装置。 - 【請求項5】 複数の状態のうち何れを適用するかによ
って定められる選択型パラメータと、連続的な範囲の数
値によって定められる数値型パラメータとから成る第1
シーンの音色パラメータを第1シーン記憶手段に記憶す
る過程と、 前記選択型パラメータまたは数値型パラメータのうち少
なくとも一方が前記第1シーンとは異なる第2シーンの
音色パラメータを第2シーン記憶手段に記憶する過程
と、 操作子から連続的な操作量を受信する過程と、 前記操作量に応じて前記第1および第2シーンの数値型
パラメータに対して補間演算を行う過程と、 前記操作量に応じて前記選択型パラメータの状態を設定
する過程と、 前記補間演算された数値型パラメータと、前記状態が設
定された選択型パラメータとから成る音色パラメータを
出力する過程とを有することを特徴とする楽音パラメー
タ設定装置の制御方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00414197A JP3225874B2 (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 楽音パラメータ設定装置、楽音合成装置および楽音パラメータ設定装置の制御方法 |
| US09/005,784 US5969284A (en) | 1997-01-13 | 1998-01-12 | Music apparatus using boolean and numerical parameters settable by manipulator |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00414197A JP3225874B2 (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 楽音パラメータ設定装置、楽音合成装置および楽音パラメータ設定装置の制御方法 |
Publications (2)
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|---|---|
| JPH10198372A JPH10198372A (ja) | 1998-07-31 |
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Family
ID=11576511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP00414197A Expired - Fee Related JP3225874B2 (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 楽音パラメータ設定装置、楽音合成装置および楽音パラメータ設定装置の制御方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JP3225874B2 (ja) |
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1997
- 1997-01-13 JP JP00414197A patent/JP3225874B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-01-12 US US09/005,784 patent/US5969284A/en not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Publication date |
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| JPH10198372A (ja) | 1998-07-31 |
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