JP3231966B2 - 繊維板の製造装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抄造された繊維マット
を一定寸法に切断し、その繊維マットを加熱された型板
でプレス成形して繊維板を製造する繊維板の製造装置に
関するものである。
を一定寸法に切断し、その繊維マットを加熱された型板
でプレス成形して繊維板を製造する繊維板の製造装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、湿式法で生産する硬質繊維板
は、木質繊維のスラリーを長網式抄造機で抄造して繊維
マットを形成し、この繊維マットを抄造機から展開コン
ベアに乗せて連続的に送り出してカッターで一定寸法に
切断し、切断された繊維マットを多段プレスでプレス成
形して製造する。プレス成形前の繊維マットは、多くの
水分と熱硬化性接着剤を含み、プレス成形時には、図6
に示すように、搬送板51上に排水用の金網52を介し
て繊維マット12を載置して多段プレス内にセットし、
型板54と搬送板51を熱板55,56で加熱しながら
図7に示すように型板54を押し下げてプレス成形する
ことで、繊維マット12から水分を搾り出すと共に、繊
維マット12に含まれた熱硬化性接着剤を硬化させて内
層の繊維を接着して硬質繊維板を製造する。この際、プ
レス成形された繊維マット12(硬質繊維板)の型離れ
を良くするために、プレス成形前に繊維マット12の表
面に離型剤をスプレー装置で噴霧して塗布するようにし
ている。
は、木質繊維のスラリーを長網式抄造機で抄造して繊維
マットを形成し、この繊維マットを抄造機から展開コン
ベアに乗せて連続的に送り出してカッターで一定寸法に
切断し、切断された繊維マットを多段プレスでプレス成
形して製造する。プレス成形前の繊維マットは、多くの
水分と熱硬化性接着剤を含み、プレス成形時には、図6
に示すように、搬送板51上に排水用の金網52を介し
て繊維マット12を載置して多段プレス内にセットし、
型板54と搬送板51を熱板55,56で加熱しながら
図7に示すように型板54を押し下げてプレス成形する
ことで、繊維マット12から水分を搾り出すと共に、繊
維マット12に含まれた熱硬化性接着剤を硬化させて内
層の繊維を接着して硬質繊維板を製造する。この際、プ
レス成形された繊維マット12(硬質繊維板)の型離れ
を良くするために、プレス成形前に繊維マット12の表
面に離型剤をスプレー装置で噴霧して塗布するようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プレス成形
時には、図6及び図7に示すように繊維マット12の四
辺部は開放状態でプレスされるため、プレス圧が加わる
と繊維マット12の四辺部は外周囲に展延して拡がる。
このため、繊維マット12の四辺部は繊維の密度が中央
部よりも低下し、中央部ほどのプレス圧を加えることが
できないため、繊維マット12の四辺部は繊維の接着力
が弱くなって表面の繊維が剥がれやすい状態となる。前
述したように、プレス成形前に繊維マット12の表面に
離型剤を塗布するが、繊維マット12の四辺部は、外周
囲に展延して拡がることで、繊維の接着力が弱くなる上
に、離型剤が不足した状態となる。このため、繊維マッ
ト12の四辺部の繊維が型板54や金網52に焼き付い
てしまい、繊維マット12の型離れが悪くなると共に、
離型時に繊維マット12の四辺部の繊維が型板54や金
網52に焼き付いたまま剥ぎ取られてしまい、品質が悪
くなるという問題があった。しかも、型板54や金網5
2は何回も繰り返して使用されるため、上述したように
型板54や金網52に焼き付いた繊維が残ると、次回以
降のプレス成形時に益々型離れが悪くなるばかりか、そ
れまでに焼き付いた繊維の焦げかすによって繊維マット
12の表面の平滑性が悪くなったり、繊維マット12の
表面に繊維の焦げかすが付着して汚れてしまい、益々品
質が悪くなるという問題があった。このため、従来は、
品質維持のために、型板54や金網52に焼き付いた繊
維を取り除く作業を作業者が頻繁に行わなければなら
ず、生産能率も悪いという問題があった。
時には、図6及び図7に示すように繊維マット12の四
辺部は開放状態でプレスされるため、プレス圧が加わる
と繊維マット12の四辺部は外周囲に展延して拡がる。
このため、繊維マット12の四辺部は繊維の密度が中央
部よりも低下し、中央部ほどのプレス圧を加えることが
できないため、繊維マット12の四辺部は繊維の接着力
が弱くなって表面の繊維が剥がれやすい状態となる。前
述したように、プレス成形前に繊維マット12の表面に
離型剤を塗布するが、繊維マット12の四辺部は、外周
囲に展延して拡がることで、繊維の接着力が弱くなる上
に、離型剤が不足した状態となる。このため、繊維マッ
ト12の四辺部の繊維が型板54や金網52に焼き付い
てしまい、繊維マット12の型離れが悪くなると共に、
離型時に繊維マット12の四辺部の繊維が型板54や金
網52に焼き付いたまま剥ぎ取られてしまい、品質が悪
くなるという問題があった。しかも、型板54や金網5
2は何回も繰り返して使用されるため、上述したように
型板54や金網52に焼き付いた繊維が残ると、次回以
降のプレス成形時に益々型離れが悪くなるばかりか、そ
れまでに焼き付いた繊維の焦げかすによって繊維マット
12の表面の平滑性が悪くなったり、繊維マット12の
表面に繊維の焦げかすが付着して汚れてしまい、益々品
質が悪くなるという問題があった。このため、従来は、
品質維持のために、型板54や金網52に焼き付いた繊
維を取り除く作業を作業者が頻繁に行わなければなら
ず、生産能率も悪いという問題があった。
【0004】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、繊維マットをプレス成形する際
の型離れを良くすることができて、品質向上と生産性向
上を共に実現することができる繊維板の製造装置を提供
することにある。
たもので、その目的は、繊維マットをプレス成形する際
の型離れを良くすることができて、品質向上と生産性向
上を共に実現することができる繊維板の製造装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の繊維板の製造装置は、抄造機か
ら展開コンベアに乗って連続的に搬送されてくる繊維マ
ットを、前記展開コンベア上を横断するように走行する
カッターにより一定寸法に切断し、切断された繊維マッ
トを加熱された型板でプレス成形して繊維板を製造する
ものにおいて、前記展開コンベア上に配置され、搬送さ
れてくる繊維マットの表面に離型剤を散布する離型剤散
布装置と、前記展開コンベアの両側部上方に配置され、
搬送されてくる繊維マットの両側縁に離型剤を吹き付け
る一対の第1の離型剤吹出ノズルと、前記カッターと一
体的に走行して前記繊維マットの切断部分に離型剤を吹
き付ける第2の離型剤吹出ノズルとを備えた構成とした
ものである。
に、本発明の請求項1の繊維板の製造装置は、抄造機か
ら展開コンベアに乗って連続的に搬送されてくる繊維マ
ットを、前記展開コンベア上を横断するように走行する
カッターにより一定寸法に切断し、切断された繊維マッ
トを加熱された型板でプレス成形して繊維板を製造する
ものにおいて、前記展開コンベア上に配置され、搬送さ
れてくる繊維マットの表面に離型剤を散布する離型剤散
布装置と、前記展開コンベアの両側部上方に配置され、
搬送されてくる繊維マットの両側縁に離型剤を吹き付け
る一対の第1の離型剤吹出ノズルと、前記カッターと一
体的に走行して前記繊維マットの切断部分に離型剤を吹
き付ける第2の離型剤吹出ノズルとを備えた構成とした
ものである。
【0006】この場合、請求項2のように、離型剤散布
装置は、離型剤が流し込まれる漏斗型カップと、この漏
斗型カップの下方で高速回転する回転体とを備え、前記
漏斗型カップの下端開口から離型剤を前記回転体の上面
中央部に自然流下させることにより、該回転体の回転に
伴う遠心力により離型剤を周囲に拡散させて前記繊維マ
ットの表面に散布するように構成することが好ましい。
装置は、離型剤が流し込まれる漏斗型カップと、この漏
斗型カップの下方で高速回転する回転体とを備え、前記
漏斗型カップの下端開口から離型剤を前記回転体の上面
中央部に自然流下させることにより、該回転体の回転に
伴う遠心力により離型剤を周囲に拡散させて前記繊維マ
ットの表面に散布するように構成することが好ましい。
【0007】
【作用】請求項1の構成によれば、抄造機から展開コン
ベアに乗って連続的に搬送されてくる繊維マットの表面
に対して、離型剤散布装置から離型剤を散布する。更
に、搬送されてくる繊維マットの両側縁に対して、一対
の第1の離型剤吹出ノズルから離型剤を吹き出し、繊維
マットの両側縁に離型剤を十分に染み込ませる。また、
繊維マットの切断部分に対しては、第2の離型剤吹出ノ
ズルから離型剤を吹き出し、繊維マットの切断部分に離
型剤を十分に染み込ませる。これにより、切断された繊
維マットの四辺部全周に十分な量の離型剤が染み込んだ
状態となり、プレス成形時の型離れが良くなる。
ベアに乗って連続的に搬送されてくる繊維マットの表面
に対して、離型剤散布装置から離型剤を散布する。更
に、搬送されてくる繊維マットの両側縁に対して、一対
の第1の離型剤吹出ノズルから離型剤を吹き出し、繊維
マットの両側縁に離型剤を十分に染み込ませる。また、
繊維マットの切断部分に対しては、第2の離型剤吹出ノ
ズルから離型剤を吹き出し、繊維マットの切断部分に離
型剤を十分に染み込ませる。これにより、切断された繊
維マットの四辺部全周に十分な量の離型剤が染み込んだ
状態となり、プレス成形時の型離れが良くなる。
【0008】ところで、離型剤散布装置を、多数の微小
な噴霧孔から離型剤を霧状に噴霧するスプレイ方式の構
成にすると、噴霧孔が目詰りしやすく、離型剤の散布が
不均一になりやすい。これに対し、請求項2の離型剤散
布装置では、漏斗型カップの下方で回転体を高速回転さ
せながら、離型剤を漏斗型カップ内に流し込み、この漏
斗型カップの下端開口から離型剤を回転体の上面中央部
に自然流下させる。これにより、回転体上に流下した離
型剤が遠心力により回転体の外周方向に向けて拡散しな
がら霧状又はシャワー状になって繊維マットの表面にま
んべんなく散布される。この構成では、離型剤が通る孔
(つまり漏斗型カップの下端開口)は口径が大きいの
で、目詰りのおそれが無く、長時間安定した離型剤の散
布が可能となる。
な噴霧孔から離型剤を霧状に噴霧するスプレイ方式の構
成にすると、噴霧孔が目詰りしやすく、離型剤の散布が
不均一になりやすい。これに対し、請求項2の離型剤散
布装置では、漏斗型カップの下方で回転体を高速回転さ
せながら、離型剤を漏斗型カップ内に流し込み、この漏
斗型カップの下端開口から離型剤を回転体の上面中央部
に自然流下させる。これにより、回転体上に流下した離
型剤が遠心力により回転体の外周方向に向けて拡散しな
がら霧状又はシャワー状になって繊維マットの表面にま
んべんなく散布される。この構成では、離型剤が通る孔
(つまり漏斗型カップの下端開口)は口径が大きいの
で、目詰りのおそれが無く、長時間安定した離型剤の散
布が可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。長網式の抄造機11は、図2に示すように、大
プレスローラ2,複数の小ローラ3,複数の小プレスロ
ーラ6にベルト状の上金網4を巻装して、該上金網4を
回転させ、濾過用の下金網7上で木質繊維のスラリーを
抄き上げて作った繊維マット12を、上下の金網4,7
間に挟み込んで平坦な繊維マット12を形成する。この
際、上金網4を複数の小プレスローラ6で下方に押さえ
付けることで、上下の金網4,7間で繊維マット12の
厚みを圧縮しながら平坦化すると共に、上金網4は、繊
維マット12表面の繊維が小プレスローラ6側にめくれ
上がることを防ぐ役割も果たす。このようにして抄造機
11で抄造された繊維マット12は、展開コンベア13
に乗って送り出される。
明する。長網式の抄造機11は、図2に示すように、大
プレスローラ2,複数の小ローラ3,複数の小プレスロ
ーラ6にベルト状の上金網4を巻装して、該上金網4を
回転させ、濾過用の下金網7上で木質繊維のスラリーを
抄き上げて作った繊維マット12を、上下の金網4,7
間に挟み込んで平坦な繊維マット12を形成する。この
際、上金網4を複数の小プレスローラ6で下方に押さえ
付けることで、上下の金網4,7間で繊維マット12の
厚みを圧縮しながら平坦化すると共に、上金網4は、繊
維マット12表面の繊維が小プレスローラ6側にめくれ
上がることを防ぐ役割も果たす。このようにして抄造機
11で抄造された繊維マット12は、展開コンベア13
に乗って送り出される。
【0010】この展開コンベア13上には、図1に示す
ように、カッター走行フレーム14が傾斜状に設けられ
ている。このカッター走行フレーム14の両側部には、
図3に示すように、一対のスプロケット15,16が回
転可能に取り付けられ、両スプロケット15,16にチ
ェーン17が掛け渡されている。このチェーン17に
は、連結金具18を介してスライド部材19が連結さ
れ、このスライド部材19がチェーン17の回転に連動
してカッター走行フレーム14に沿ってローラ20でス
ライドできるようになっている。このスライド部材19
の下部には、取付金具21を介してカッター22と第2
の離型剤吹出ノズル23とが並設されている。カッター
22は、チェーン17の回転によりカッター走行フレー
ム14に沿って図1の矢印A方向に走行しながら高圧水
をノズルから噴射して繊維マット12を切断し、その切
断部分に第2の離型剤吹出ノズル23から吹き出した液
状の離型剤(例えばパラフィン)を吹き付けていく。切
断終了後、カッター22は、高圧水の噴射を停止し、切
断開始位置へ戻る。切断終了から次の切断開始に至るま
での間は、第2の離型剤吹出ノズル23からの離型剤の
吹き出しも停止する。
ように、カッター走行フレーム14が傾斜状に設けられ
ている。このカッター走行フレーム14の両側部には、
図3に示すように、一対のスプロケット15,16が回
転可能に取り付けられ、両スプロケット15,16にチ
ェーン17が掛け渡されている。このチェーン17に
は、連結金具18を介してスライド部材19が連結さ
れ、このスライド部材19がチェーン17の回転に連動
してカッター走行フレーム14に沿ってローラ20でス
ライドできるようになっている。このスライド部材19
の下部には、取付金具21を介してカッター22と第2
の離型剤吹出ノズル23とが並設されている。カッター
22は、チェーン17の回転によりカッター走行フレー
ム14に沿って図1の矢印A方向に走行しながら高圧水
をノズルから噴射して繊維マット12を切断し、その切
断部分に第2の離型剤吹出ノズル23から吹き出した液
状の離型剤(例えばパラフィン)を吹き付けていく。切
断終了後、カッター22は、高圧水の噴射を停止し、切
断開始位置へ戻る。切断終了から次の切断開始に至るま
での間は、第2の離型剤吹出ノズル23からの離型剤の
吹き出しも停止する。
【0011】また、カッター走行フレーム14の後方
(抄造機11側)には、図1及び図4に示すように、抄
造機11から送り出されてくる繊維マット12の表面及
び両側縁に液状の離型剤(例えばパラフィン)を塗る離
型剤散布装置24と一対の第1の離型剤吹出ノズル25
とが設けられている。一対の第1の離型剤吹出ノズル2
5は、図4に示すように、繊維マット12の両側縁上方
に設置され、離型剤がホース26,27を通して送られ
てくる。この実施例では、ホース26,27の先端部を
下向きに固定して、これを第1の離型剤吹出ノズル25
として使用しているが、第1の離型剤吹出ノズル25を
ホース26,27とは別体部品として構成するようにし
ても良い。両ホース26,27は、離型剤を吐出するポ
ンプ28に接続され、各離型剤吹出ノズル25から吹き
出す離型剤の流量調整は、両ホース26,27の途中に
設けられた操作バルブ29,30によって行うことがで
きるようになっている。
(抄造機11側)には、図1及び図4に示すように、抄
造機11から送り出されてくる繊維マット12の表面及
び両側縁に液状の離型剤(例えばパラフィン)を塗る離
型剤散布装置24と一対の第1の離型剤吹出ノズル25
とが設けられている。一対の第1の離型剤吹出ノズル2
5は、図4に示すように、繊維マット12の両側縁上方
に設置され、離型剤がホース26,27を通して送られ
てくる。この実施例では、ホース26,27の先端部を
下向きに固定して、これを第1の離型剤吹出ノズル25
として使用しているが、第1の離型剤吹出ノズル25を
ホース26,27とは別体部品として構成するようにし
ても良い。両ホース26,27は、離型剤を吐出するポ
ンプ28に接続され、各離型剤吹出ノズル25から吹き
出す離型剤の流量調整は、両ホース26,27の途中に
設けられた操作バルブ29,30によって行うことがで
きるようになっている。
【0012】一方、離型剤散布装置24は、繊維マット
12の幅方向中央上方に位置する円錐型の回転体31
と、この回転体31の真上に位置する漏斗型カップ32
とを備え、上記回転体31を支持するシャフト33が本
体フレーム34に軸受35,36を介して回転可能に支
持されている。このシャフト33は、図5に示すように
漏斗型カップ32内の中心を上下方向に貫通し、シャフ
ト33と漏斗型カップ32の下端開口37との間の隙間
から離型剤が回転体31の中央部に自然流下するように
なっている。漏斗型カップ32の下端開口37の開口径
(離型剤の自然流下量)は、繊維マット12の表面全面
に離型剤の散布が行き渡るように設定されている。
12の幅方向中央上方に位置する円錐型の回転体31
と、この回転体31の真上に位置する漏斗型カップ32
とを備え、上記回転体31を支持するシャフト33が本
体フレーム34に軸受35,36を介して回転可能に支
持されている。このシャフト33は、図5に示すように
漏斗型カップ32内の中心を上下方向に貫通し、シャフ
ト33と漏斗型カップ32の下端開口37との間の隙間
から離型剤が回転体31の中央部に自然流下するように
なっている。漏斗型カップ32の下端開口37の開口径
(離型剤の自然流下量)は、繊維マット12の表面全面
に離型剤の散布が行き渡るように設定されている。
【0013】また、漏斗型カップ32を支持する支持板
43には、長孔44が形成され、この長孔44に挿通し
たボルト45を、本体フレーム34に固定された取付板
46のねじ孔47に締め込むことにより、漏斗型カップ
32を本体フレーム34に対して固定する構成になって
いる。従って、ボルト45を緩めて長孔44に沿って漏
斗型カップ32の高さ位置を上下に調節して、漏斗型カ
ップ32の下端開口37と回転体31との間の隙間Gを
調整することで、この隙間Gから流出する離型剤(パラ
フィン溶液)の流量を調整することができる。この漏斗
型カップ32内への離型剤の供給は、ポンプ28(図4
参照)に接続されたホース38を通して行われる。ま
た、回転体31を駆動するモータ39は、本体フレーム
34に固定され、モータ39の回転軸に嵌着された駆動
プーリ40と、回転体31のシャフト33に嵌着された
従動プーリ41との間にベルト42が掛け渡されてい
る。
43には、長孔44が形成され、この長孔44に挿通し
たボルト45を、本体フレーム34に固定された取付板
46のねじ孔47に締め込むことにより、漏斗型カップ
32を本体フレーム34に対して固定する構成になって
いる。従って、ボルト45を緩めて長孔44に沿って漏
斗型カップ32の高さ位置を上下に調節して、漏斗型カ
ップ32の下端開口37と回転体31との間の隙間Gを
調整することで、この隙間Gから流出する離型剤(パラ
フィン溶液)の流量を調整することができる。この漏斗
型カップ32内への離型剤の供給は、ポンプ28(図4
参照)に接続されたホース38を通して行われる。ま
た、回転体31を駆動するモータ39は、本体フレーム
34に固定され、モータ39の回転軸に嵌着された駆動
プーリ40と、回転体31のシャフト33に嵌着された
従動プーリ41との間にベルト42が掛け渡されてい
る。
【0014】以上のように構成した実施例によれば、抄
造機11で木質繊維のスラリーを抄き上げて作った繊維
マット12を展開コンベア13によって搬送する。この
搬送中に、第1の離型剤吹出ノズル25から離型剤を繊
維マット12の両側縁に吹き付けて繊維マット12の両
側縁に離型剤を十分に染み込ませる。更に、漏斗型カッ
プ32内にホース38から離型剤を流し込んで、漏斗型
カップ32内に離型剤を溜めながら、その下端開口37
から離型剤を高速回転する回転体31の中央部に自然流
下させる。これにより、回転体31上に流下した離型剤
が遠心力により回転体31の外周方向に向けて拡散しな
がら霧状又はシャワー状になって繊維マット12の表面
にまんべんなく散布される。従って、繊維マット12
は、回転体31と第1の離型剤吹出ノズル25の下方を
通過することで、表面及び両側縁に離型剤が十分に塗ら
れていく。
造機11で木質繊維のスラリーを抄き上げて作った繊維
マット12を展開コンベア13によって搬送する。この
搬送中に、第1の離型剤吹出ノズル25から離型剤を繊
維マット12の両側縁に吹き付けて繊維マット12の両
側縁に離型剤を十分に染み込ませる。更に、漏斗型カッ
プ32内にホース38から離型剤を流し込んで、漏斗型
カップ32内に離型剤を溜めながら、その下端開口37
から離型剤を高速回転する回転体31の中央部に自然流
下させる。これにより、回転体31上に流下した離型剤
が遠心力により回転体31の外周方向に向けて拡散しな
がら霧状又はシャワー状になって繊維マット12の表面
にまんべんなく散布される。従って、繊維マット12
は、回転体31と第1の離型剤吹出ノズル25の下方を
通過することで、表面及び両側縁に離型剤が十分に塗ら
れていく。
【0015】このようにして表面及び両側縁に離型剤が
塗られた繊維マット12は、カッター走行フレーム14
の下方を通過する際に、カッター走行フレーム14に沿
って図1の矢印A方向に走行するカッター22から噴射
される高圧水により切断される。この際、カッター22
と一体的に第2の離型剤吹出ノズル23がカッター走行
フレーム14に沿って図1の矢印A方向に走行し、この
第2の離型剤吹出ノズル23から繊維マット12の切断
部分に離型剤を吹き付けて、繊維マット12の切断部分
に離型剤を十分に染み込ませる。切断終了後、カッター
22は、高圧水の噴射を停止し、切断開始位置へ戻る。
切断終了から次の切断開始に至るまでの間は、第2の離
型剤吹出ノズル23からの離型剤の吹き出しも停止す
る。
塗られた繊維マット12は、カッター走行フレーム14
の下方を通過する際に、カッター走行フレーム14に沿
って図1の矢印A方向に走行するカッター22から噴射
される高圧水により切断される。この際、カッター22
と一体的に第2の離型剤吹出ノズル23がカッター走行
フレーム14に沿って図1の矢印A方向に走行し、この
第2の離型剤吹出ノズル23から繊維マット12の切断
部分に離型剤を吹き付けて、繊維マット12の切断部分
に離型剤を十分に染み込ませる。切断終了後、カッター
22は、高圧水の噴射を停止し、切断開始位置へ戻る。
切断終了から次の切断開始に至るまでの間は、第2の離
型剤吹出ノズル23からの離型剤の吹き出しも停止す
る。
【0016】以上のようにして一定寸法に切断された繊
維マット12をプレス成形工程へ搬送し、図6に示すよ
うに、搬送板51上に排水用の金網52を介して繊維マ
ット12を載置して多段プレス内にセットし、型板54
と搬送板51を熱板55,56で加熱しながら図7に示
すように型板54を押し下げてプレス成形することによ
って、繊維マット12から水分を搾り出すと共に、繊維
マット12に含まれた熱硬化性接着剤を硬化させて内層
の繊維を接着して一体化し、硬質繊維板を製造する。
維マット12をプレス成形工程へ搬送し、図6に示すよ
うに、搬送板51上に排水用の金網52を介して繊維マ
ット12を載置して多段プレス内にセットし、型板54
と搬送板51を熱板55,56で加熱しながら図7に示
すように型板54を押し下げてプレス成形することによ
って、繊維マット12から水分を搾り出すと共に、繊維
マット12に含まれた熱硬化性接着剤を硬化させて内層
の繊維を接着して一体化し、硬質繊維板を製造する。
【0017】この場合、プレス成形時に繊維マット12
の四辺部が外周囲に展延して拡がることで、該四辺部の
繊維の接着力が弱くなるという事情があっても、離型剤
散布装置24と第1及び第2の離型剤吹出ノズル25,
23によって、繊維マット12の表面全体及び四辺部全
周に十分な量の離型剤が染み込んだ状態となっているた
め、その離型剤によって繊維マット12の表面全体及び
四辺部全周と型板54との間の型離れが良くなり、繊維
マット12の繊維(特に四辺部の繊維)が型板54に焼
き付いて剥がれてしまうことを防止できる。また、繊維
マット12の四辺部全周に染み込んだ離型剤が金網52
側にも染み出るので、プレス成形された繊維マット12
(硬質繊維板)を金網52から剥がす際にも、離型剤の
作用によって繊維マット12(硬質繊維板)を金網52
から剥がしやすくなり、金網52に繊維マット12の繊
維が焼き付いて剥がれてしまうことを防止できる。この
ため、平滑で汚れのない品質の良い硬質繊維板を製造で
きると共に、型板54や金網52から繊維を取り除く作
業の回数を従来よりも大幅に少なくすることができ、生
産性も向上できる。
の四辺部が外周囲に展延して拡がることで、該四辺部の
繊維の接着力が弱くなるという事情があっても、離型剤
散布装置24と第1及び第2の離型剤吹出ノズル25,
23によって、繊維マット12の表面全体及び四辺部全
周に十分な量の離型剤が染み込んだ状態となっているた
め、その離型剤によって繊維マット12の表面全体及び
四辺部全周と型板54との間の型離れが良くなり、繊維
マット12の繊維(特に四辺部の繊維)が型板54に焼
き付いて剥がれてしまうことを防止できる。また、繊維
マット12の四辺部全周に染み込んだ離型剤が金網52
側にも染み出るので、プレス成形された繊維マット12
(硬質繊維板)を金網52から剥がす際にも、離型剤の
作用によって繊維マット12(硬質繊維板)を金網52
から剥がしやすくなり、金網52に繊維マット12の繊
維が焼き付いて剥がれてしまうことを防止できる。この
ため、平滑で汚れのない品質の良い硬質繊維板を製造で
きると共に、型板54や金網52から繊維を取り除く作
業の回数を従来よりも大幅に少なくすることができ、生
産性も向上できる。
【0018】ところで、繊維マット12の表面に離型剤
を散布する離型剤散布装置を、多数の微小な噴霧孔から
離型剤を霧状に噴霧するスプレイ方式の構成にすると、
噴霧孔が目詰りしやすく、離型剤の散布が不均一になり
やすい。しかも、離型剤の吐出圧力を高圧にする必要が
あり、離型剤供給系の構造が高価になってしまう。
を散布する離型剤散布装置を、多数の微小な噴霧孔から
離型剤を霧状に噴霧するスプレイ方式の構成にすると、
噴霧孔が目詰りしやすく、離型剤の散布が不均一になり
やすい。しかも、離型剤の吐出圧力を高圧にする必要が
あり、離型剤供給系の構造が高価になってしまう。
【0019】この点、上記実施例によれば、漏斗型カッ
プ32の下端開口37から離型剤を高速回転する回転体
31の上面中央部に自然流下させることで、回転体31
の遠心力により回転体31上の離型剤を外周方向に向け
て拡散させながら繊維マット13の表面に散布するよう
にしたので、目詰りの原因となる噴霧孔が不要であり、
長時間安定した離型剤の散布が可能となる。しかも、離
型剤を漏斗型カップ32内に流し込み、この漏斗型カッ
プ32の下端開口37から離型剤を回転体31の上面中
央部に自然流下させれば良いので、離型剤供給系の離型
剤吐出圧力を高める必要が無く、離型剤供給系の構造も
簡単で、安価な構成で済む。
プ32の下端開口37から離型剤を高速回転する回転体
31の上面中央部に自然流下させることで、回転体31
の遠心力により回転体31上の離型剤を外周方向に向け
て拡散させながら繊維マット13の表面に散布するよう
にしたので、目詰りの原因となる噴霧孔が不要であり、
長時間安定した離型剤の散布が可能となる。しかも、離
型剤を漏斗型カップ32内に流し込み、この漏斗型カッ
プ32の下端開口37から離型剤を回転体31の上面中
央部に自然流下させれば良いので、離型剤供給系の離型
剤吐出圧力を高める必要が無く、離型剤供給系の構造も
簡単で、安価な構成で済む。
【0020】但し、本発明は離型剤散布装置24をスプ
レイ方式にしても良く、この場合でも本発明の所期の目
的は十分に達成できる。また、上記実施例では、回転体
31を円錐型に形成したが、円盤等、他の形状に形成し
ても良く、また、回転体31の表面に離型剤の拡散を促
進する手段(突部,凹部等)を形成するようにしても良
い。
レイ方式にしても良く、この場合でも本発明の所期の目
的は十分に達成できる。また、上記実施例では、回転体
31を円錐型に形成したが、円盤等、他の形状に形成し
ても良く、また、回転体31の表面に離型剤の拡散を促
進する手段(突部,凹部等)を形成するようにしても良
い。
【0021】また、上記実施例では、カッター走行フレ
ーム14の後方(抄造機11側)に離型剤散布装置24
と第1の離型剤吹出ノズル25とを配置して、繊維マッ
ト12の切断前にその表面と両側縁に離型剤を塗るよう
にしたが、これとは反対に、カッター走行フレーム14
の前方に離型剤散布装置24と第1の離型剤吹出ノズル
25とを配置して、繊維マット12の切断後にその表面
と両側縁に離型剤を塗るようにしても良い。
ーム14の後方(抄造機11側)に離型剤散布装置24
と第1の離型剤吹出ノズル25とを配置して、繊維マッ
ト12の切断前にその表面と両側縁に離型剤を塗るよう
にしたが、これとは反対に、カッター走行フレーム14
の前方に離型剤散布装置24と第1の離型剤吹出ノズル
25とを配置して、繊維マット12の切断後にその表面
と両側縁に離型剤を塗るようにしても良い。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1の構成によれば、離型剤散布装置と第1及び
第2の離型剤吹出ノズルによって、繊維マットの表面全
体及び四辺部全周に十分な量の離型剤を染み込ませるこ
とができて、繊維マットをプレス成形する際の型離れを
良くすることができ、平滑で汚れのない品質の良い硬質
繊維板を製造できると共に、型板や金網から繊維を取り
除く作業の回数を従来よりも大幅に少なくすることがで
き、生産性も向上させることができる。
の請求項1の構成によれば、離型剤散布装置と第1及び
第2の離型剤吹出ノズルによって、繊維マットの表面全
体及び四辺部全周に十分な量の離型剤を染み込ませるこ
とができて、繊維マットをプレス成形する際の型離れを
良くすることができ、平滑で汚れのない品質の良い硬質
繊維板を製造できると共に、型板や金網から繊維を取り
除く作業の回数を従来よりも大幅に少なくすることがで
き、生産性も向上させることができる。
【0023】しかも、請求項2では、離型剤散布装置
は、漏斗型カップの下端開口から離型剤を高速回転する
回転体に自然流下させて、回転体の遠心力により離型剤
を拡散させながら繊維マットの表面に散布する構成とな
っているので、従来のような噴霧孔の目詰りが全くな
く、長時間安定した離型剤の散布が可能になると共に、
離型剤供給系の離型剤吐出圧力を高める必要が無く、離
型剤供給系の構造を安価な構成とすることができる。
は、漏斗型カップの下端開口から離型剤を高速回転する
回転体に自然流下させて、回転体の遠心力により離型剤
を拡散させながら繊維マットの表面に散布する構成とな
っているので、従来のような噴霧孔の目詰りが全くな
く、長時間安定した離型剤の散布が可能になると共に、
離型剤供給系の離型剤吐出圧力を高める必要が無く、離
型剤供給系の構造を安価な構成とすることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す繊維マット製造ライン
の上面図
の上面図
【図2】繊維マット製造ラインの側面図
【図3】カッター走行フレーム部分の斜視図
【図4】図1のIV−IV線に沿って示す縦断面図
【図5】離型剤散布装置の主要部の縦断面図
【図6】多段プレス内に繊維マットをセットした状態を
示す縦断面図
示す縦断面図
【図7】多段プレスで繊維マットをプレスした状態を示
す縦断面図
す縦断面図
11…抄造機、12…繊維マット、13…展開コンベ
ア、14…カッター走行フレーム、17…チェーン、1
9…スライド部材、22…カッター、23…第2の離型
剤吹出ノズル、24…離型剤散布装置、25…第1の離
型剤吹出ノズル、26,27…ホース、28…ポンプ、
31…回転体、32…漏斗型カップ、33…シャフト、
37…下端開口、38…ホース、39…モータ、51…
搬送板、52…金網、54…型板、55,56…熱板。
ア、14…カッター走行フレーム、17…チェーン、1
9…スライド部材、22…カッター、23…第2の離型
剤吹出ノズル、24…離型剤散布装置、25…第1の離
型剤吹出ノズル、26,27…ホース、28…ポンプ、
31…回転体、32…漏斗型カップ、33…シャフト、
37…下端開口、38…ホース、39…モータ、51…
搬送板、52…金網、54…型板、55,56…熱板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D21F 1/00 - 13/12 D21J 1/00 - 3/12
Claims (2)
- 【請求項1】 抄造機から展開コンベアに乗って連続的
に搬送されてくる繊維マットを、前記展開コンベア上を
横断するように走行するカッターにより一定寸法に切断
し、切断された繊維マットを加熱された型板でプレス成
形して繊維板を製造する繊維板の製造装置において、 前記展開コンベア上に配置され、搬送されてくる繊維マ
ットの表面に離型剤を散布する離型剤散布装置と、 前記展開コンベアの両側部上方に配置され、搬送されて
くる繊維マットの両側縁に離型剤を吹き付ける一対の第
1の離型剤吹出ノズルと、 前記カッターと一体的に走行して前記繊維マットの切断
部分に離型剤を吹き付ける第2の離型剤吹出ノズルとを
備えたことを特徴とする繊維板の製造装置。 - 【請求項2】 離型剤散布装置は、離型剤が流し込まれ
る漏斗型カップと、この漏斗型カップの下方で高速回転
する回転体とを備え、前記漏斗型カップの下端開口から
離型剤を前記回転体の上面中央部に自然流下させること
により、該回転体の回転に伴う遠心力により離型剤を周
囲に拡散させて前記繊維マットの表面に散布するように
構成されていることを特徴とする請求項1に記載の繊維
板の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01094095A JP3231966B2 (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 繊維板の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01094095A JP3231966B2 (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 繊維板の製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08197629A JPH08197629A (ja) | 1996-08-06 |
| JP3231966B2 true JP3231966B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=11764218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01094095A Expired - Fee Related JP3231966B2 (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 繊維板の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3231966B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112853820A (zh) * | 2020-12-17 | 2021-05-28 | 江苏沛阳环保设备制造有限公司 | 一种可降解餐盒成型设备及其成型方法 |
-
1995
- 1995-01-26 JP JP01094095A patent/JP3231966B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08197629A (ja) | 1996-08-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |