JP3238043U - 残塗料養生蓋 - Google Patents
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Abstract
【課題】刷毛やローラが浸した状態にあるか否かに関わらず、着脱が容易で、刷毛やローラはもとより、それ自体も汚れにくい残塗料養生蓋を提供する。【解決手段】塗料を収容可能で上面が開口した容器の上面を着脱可能に閉じる蓋1において、容器が、その上端縁外周に沿って張り出した鍔を有し、蓋1が天板8と天板8の周縁から下方に延びるスカート9とを備える。そして、天板8がその下面に筒状のポケット2を有し、スカート9がその内周に沿って張り出したリブ4を有し、そのリブ4の内径が鍔の外径よりも小さく、容器に蓋1を装着する際、リブ4が鍔より下方の容器外周面に液密に接触可能である。【選択図】図1
Description
この考案は、残塗料を養生するための蓋に関し、特に市場で量産されている塗料用下げ缶/内容器に合致させたもので塗装作業の終了後、内容器に残った塗料に刷毛やローラーを浸したまま脱着を可能にし、残塗料と刷毛等の乾燥を遅らせ、保管管理及び持運びを手軽にできるようにするために好適に利用されうる。
業務用塗料は、乾燥やこぼれを防ぐため口の狭い一斗缶などの大きい容器に入れられて販売されており、使用時には口の広い別の使い捨て容器(以下、「内容器」)に必要量だけ移され、更に安定性確保のためその内容器ごと下げ缶内に置かれる。そして、残った塗料を容器ごと一時保管あるいは持運びする場合、養生テープと養生ビニールが一体となったマスカー(非特許文献1)という養生材を用いて下げ缶/内容器の口周りにテープ部を巻付け、養生ビニール部を持ち手ごと口全体に覆い被せてからビニールの頭部をくくり締める養生を行うことが慣習となっている。
また、透明な防水性材料からなる袋状のキャップであって、その開口をゴムで弾性的に絞り可能とし、その開口を容器の外周面に沿わせた状態で容器の開口を覆い、前記ゴムの復元力で容器に取り付けるようにしたものも提案されている(特許文献1)。
また、透明な防水性材料からなる袋状のキャップであって、その開口をゴムで弾性的に絞り可能とし、その開口を容器の外周面に沿わせた状態で容器の開口を覆い、前記ゴムの復元力で容器に取り付けるようにしたものも提案されている(特許文献1)。
吉野化成株式会社ホームページTOP>養生資材マスカーとは(https://www.yoshinokasei.co.jp/benefit/about.Html) 2022年4月21日検索
しかし、マスカー養生で下げ缶/内容器の口を巻覆う手間の煩わしさと、塗装再開時にその養生材をすべて取り除き、新たに巻き覆う事が面倒であるため、復旧を楽に行う事を選び、下げ缶周囲に養生ビニールを束ね残した状態にして塗装に取りかかる場合が少なからずある。その結果、束ねた養生ビニールに塗料が垂れ落ちて、不用意に、手先、服装、周辺を汚す事がある。また、マスカーで覆われた内容器の中に浸している刷毛等が持運び等により内容器縁から外れ落ちて塗料に沈み込み、柄の部分を含む刷毛やローラー全体を汚す事もある。
他方、特許文献1に記載のキャップは、その開口を容器の開口よりも一旦広げた状態で被せなければならず、面倒である。また、刷毛やローラーの先端を浸した状態でも被せることができる程度に袋状部分を大きくすると、刷毛やローラーを外に置いている状態で被せたときに上からの落下物によって袋状部分が塗料に沈んで汚れてしまう。
それ故、この考案の課題は、刷毛やローラが浸した状態にあるか否かに関わらず、着脱が容易で、刷毛やローラはもとより、それ自体も汚れにくい残塗料養生蓋を提供することにある。
他方、特許文献1に記載のキャップは、その開口を容器の開口よりも一旦広げた状態で被せなければならず、面倒である。また、刷毛やローラーの先端を浸した状態でも被せることができる程度に袋状部分を大きくすると、刷毛やローラーを外に置いている状態で被せたときに上からの落下物によって袋状部分が塗料に沈んで汚れてしまう。
それ故、この考案の課題は、刷毛やローラが浸した状態にあるか否かに関わらず、着脱が容易で、刷毛やローラはもとより、それ自体も汚れにくい残塗料養生蓋を提供することにある。
その課題を解決するために、この考案の残塗料養生蓋は、塗料を収容可能で上面が開口した容器の前記上面を着脱可能に閉じる蓋において、
前記容器が、その上端縁外周に沿って張り出した鍔を有し、
前記蓋が天板と天板の周縁から下方に延びるスカートとを備える。
そして、前記天板がその下面に筒状のポケットを有し、前記スカートがその内周に沿って張り出したリブを有し、そのリブの内径が前記鍔の外径よりも小さく、前記容器に前記蓋を装着する際、前記リブが前記鍔より下方の容器外周面に液密に接触可能であることを特徴とする。
前記容器が、その上端縁外周に沿って張り出した鍔を有し、
前記蓋が天板と天板の周縁から下方に延びるスカートとを備える。
そして、前記天板がその下面に筒状のポケットを有し、前記スカートがその内周に沿って張り出したリブを有し、そのリブの内径が前記鍔の外径よりも小さく、前記容器に前記蓋を装着する際、前記リブが前記鍔より下方の容器外周面に液密に接触可能であることを特徴とする。
刷毛やローラーの先端を容器内の塗料に浸した状態でこの蓋を使用するときは、先ず刷毛やローラーの柄の上部を前記ポケットに収容する。その状態でリブの下面を鍔の上面に合わせ、上から押さえるだけで、前記スカートが弾性変形することにより、前記リブが前記鍔を乗り越えて鍔より下方の容器外周面に液密に接触し、容器を閉じることができる。リブが容器外周面に液密に接触しているので、予期しない外力が容器に加わって容器が傾いたり、揺れたりしても塗料がこぼれることはない。また、刷毛やローラーの柄の上部がポケットに収容されているので、柄が落下して塗料に沈むこともない。刷毛やローラーを容器内に入れずにこの蓋を使用するときは、リブの下面を鍔の上面に合わせ、上から押さえるだけでよい。ポケットは筒状であるから、柄が収容されていなくても沈むことはない。蓋を外すときは、一方の手で容器を支え、他方の手でスカートの一カ所を少し広げるように弾性変形させながら、蓋を持ち上げるだけでよい。
前記天板は、好ましくは透明又は半透明である。柄の上部をポケットに収容する過程でも柄を視認することができるので、ポケットへの収容操作がしやすいからである。また、刷毛やローラーを容器に入れっぱなしにしていることを忘れたとしても、蓋を外すこと無く探し出すことができるからでもある。
前記容器は、下げ缶とその内側に置かれる内容器とからなる二重構造を有するものであってよい。この場合、前記鍔は、下げ缶の上端縁外周に沿って設けられる。
前記容器は、下げ缶とその内側に置かれる内容器とからなる二重構造を有するものであってよい。この場合、前記鍔は、下げ缶の上端縁外周に沿って設けられる。
以上のように、この考案の蓋は、単に塗料の乾燥やこぼれを防ぐだけでなく、上から押さえるだけで容器に装着することができ、持ち上げるだけで容器から外すことができ、使いやすい。しかも、容器内に先端を浸した刷毛やローラの柄を汚れにくくするうえ、蓋自体も汚れにくい。
-実施形態1-
この実施形態の蓋1は、刷毛の先端を塗料に浸したまま丸型下げ缶/内容器に装着することのできるものである。
下げ缶7及び内容器6は、いずれも平面視円形をなし、下げ缶7の開口内縁に内容器6の開口外縁が隙間無く嵌合する。下げ缶7の内径及び内容器6の外径は下方に向かうにつれて小さくなり、しかも下げ缶の内周面と内容器6の外周面とは、前記嵌合部を除いて非接触を保ち、その間隔は下方に向かうほどに広くなっている。下げ缶7は鍔11及び持ち手5を有し、鍔11は下げ缶7の上端縁外周に沿って張り出し、持ち手5は下げ缶11の開口部直径線上を跨ぐように取り付けられている。下げ缶7は人力では容易に変形しない程度の肉厚を有し、内容器6は下げ缶7よりも薄肉である。
この実施形態の蓋1は、刷毛の先端を塗料に浸したまま丸型下げ缶/内容器に装着することのできるものである。
下げ缶7及び内容器6は、いずれも平面視円形をなし、下げ缶7の開口内縁に内容器6の開口外縁が隙間無く嵌合する。下げ缶7の内径及び内容器6の外径は下方に向かうにつれて小さくなり、しかも下げ缶の内周面と内容器6の外周面とは、前記嵌合部を除いて非接触を保ち、その間隔は下方に向かうほどに広くなっている。下げ缶7は鍔11及び持ち手5を有し、鍔11は下げ缶7の上端縁外周に沿って張り出し、持ち手5は下げ缶11の開口部直径線上を跨ぐように取り付けられている。下げ缶7は人力では容易に変形しない程度の肉厚を有し、内容器6は下げ缶7よりも薄肉である。
蓋1は、下げ缶7よりも薄肉の透明プラスチックにて形成されていて、天板8と天板8の周縁から下方に延びるスカート9とからなる。天板8は、その下面に開口し上端が閉塞した筒状のポケット2を有している。ポケット2は、蓋1の中心から偏った位置に設けられており、しかも上方に向かうほど中心から離れるように傾いている。ただし、その上端部は、下げ缶7への装着時に平面視で下げ缶7の外形範囲に位置している。スカート9は、その内周に沿って張り出した環状のリブ4を有し、リブ4以外の部分では鍔11の外径よりも若干大きい内径を有している。リブ4は、鉛直方向断面視で円弧状をなしている。リブ4の内径は、鍔11の外径よりも小さく、内容器6の外径と同じである。
刷毛の先端を内容器6内の塗料に浸した状態で蓋1を使用するときは、先ず刷毛の柄の上部をポケット2に収容する。その状態でリブ4の下面を鍔11の上面に合わせ、上から押さえる。すると、スカート9が弾性変形して少し広がることにより、リブ4が鍔11を乗り越えて鍔11より下方の下げ缶7外周面に液密に接触する。リブ4が下げ缶7外周面に液密に接触しているので、予期しない外力が下げ缶7に加わって下げ缶7が傾いたり、揺れたりしても塗料がこぼれることはない。また、刷毛の柄の上部がポケット2に収容されているので、柄が落下して塗料に沈むこともない。刷毛を内容器6内に入れずにこの蓋1を使用するときは、リブ4の下面を鍔11の上面に合わせ、上から押さえるだけでよい。ポケット2は筒状であるから、柄が収容されていなくても沈むことはない。蓋1を外すときは、一方の手で下げ缶7を支え、他方の手でスカート9の一カ所を少し広げるように弾性変形させながら、蓋1を持ち上げるだけでよい。
蓋1は、透明であるので、柄の上部をポケット2に収容する過程でも柄を視認することができ、ポケット2への収容操作がしやすい。また、刷毛を内容器6に入れっぱなしにしていることを忘れたとしても、蓋1を外すこと無く探し出すことができる。蓋1の使用中は内容器6が下げ缶7とともに、ほとんど隙間無く閉じられているので、残塗料が乾燥しにくく、刷毛の毛先も固まりにくい。
-実施形態2-
この実施形態の蓋1は、刷毛及びローラーの先端を塗料に浸したまま角型下げ缶/内容器に装着することのできるものである。
実施形態1と異なり、下げ缶7及び内容器6は、いずれも平面視方形をなす。また、蓋1には刷毛柄用のポケット2の他にローラー柄用ポケット3が設けられ、持ち手5は下げ缶の一方の側面から対向する他方の側面に開口部を跨ぐように2本対称に取り付けられている。更にまた、内容器6内に塗料量調整ネット10が着脱可能に固定されている。その他の構成は、基本的に実施形態1と同じである。
この実施形態の蓋1は、刷毛及びローラーの先端を塗料に浸したまま角型下げ缶/内容器に装着することのできるものである。
実施形態1と異なり、下げ缶7及び内容器6は、いずれも平面視方形をなす。また、蓋1には刷毛柄用のポケット2の他にローラー柄用ポケット3が設けられ、持ち手5は下げ缶の一方の側面から対向する他方の側面に開口部を跨ぐように2本対称に取り付けられている。更にまた、内容器6内に塗料量調整ネット10が着脱可能に固定されている。その他の構成は、基本的に実施形態1と同じである。
1 蓋
2 刷毛柄用ポケット
3 ローラー柄用ポケット
4 リブ
5 持ち手
6 内容器
7 下げ缶
8 天板
9 スカート
10 塗料量調整ネット
11 鍔
2 刷毛柄用ポケット
3 ローラー柄用ポケット
4 リブ
5 持ち手
6 内容器
7 下げ缶
8 天板
9 スカート
10 塗料量調整ネット
11 鍔
Claims (3)
- 塗料を収容可能で上面が開口した容器の前記上面を着脱可能に閉じる蓋において、
前記容器が、その上端縁外周に沿って張り出した鍔を有し、
前記蓋が天板と天板の周縁から下方に延びるスカートとを備え、前記天板がその下面に筒状のポケットを有し、前記スカートがその内周に沿って張り出したリブを有し、そのリブの内径が前記鍔の外径よりも小さく、前記容器に前記蓋を装着する際、前記リブが前記鍔より下方の容器外周面に液密に接触可能であることを特徴とする、残塗料養生蓋。 - 前記天板が透明又は半透明である、請求項1に記載の残塗料養生蓋。
- 前記容器が、下げ缶とその内側に置かれる内容器とからなる二重構造を有する、請求項1又は2に記載の残塗料養生蓋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022001375U JP3238043U (ja) | 2022-04-27 | 2022-04-27 | 残塗料養生蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022001375U JP3238043U (ja) | 2022-04-27 | 2022-04-27 | 残塗料養生蓋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3238043U true JP3238043U (ja) | 2022-06-24 |
Family
ID=82060579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022001375U Expired - Fee Related JP3238043U (ja) | 2022-04-27 | 2022-04-27 | 残塗料養生蓋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3238043U (ja) |
-
2022
- 2022-04-27 JP JP2022001375U patent/JP3238043U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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