JP3238355U - 走行クレーン補助装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】走行クレーンで対象物を吊り上げて移動する際に対象物が回転したり揺れることを防ぐ走行クレーン補助装置を提供する。【解決手段】対象物を吊り上げる天秤棒の両端に連結球であるヒッチボール9を備え、そのヒッチボールを包み込んで垂直にスライドさせるガイドポスト8、そのガイドポストを平行移動させるためのガイドワイヤー6からなる走行クレーン補助装置である。ガイドワイヤーは1本のワイヤーをループ状につなげたものであるが、1か所で交錯しているためガイドポストに取り付けた位置10では天秤棒3と同方向に移動する。走行クレーンからの吊り下げは1本のワイヤーながら対象物は回転することなく安全に移動できる。【選択図】図1
Description
本考案は、走行クレーンによって吊り下げられた対象物、ことに糸、布、紙、プラスチックシートなどロール状の対象物でロールの芯となるシャフトの両端を吊り上げて移動する場合、ロールが回転したり揺れ動いたりするのを防ぎ、安定して移動させることに関するものである。
天井や中空に備えられた走行クレーンで対象物を持ち上げて移動するのは生産現場において省力化を図る有効な手段である。対象物の昇降はワイヤーとチェーンブロックなどの巻取り装置によって行われ、それら巻取り装置はレールに吊り下げられていてレールに沿って水平移動し対象物を移動保管したり生産装置に載せたりする。
ロール状の対象物では積載物を傷つけないためにロールの中心を貫くシャフトの両端を吊る必要があり、天秤棒の両端でロールのシャフトを吊り、天秤棒の中心を巻取り装置から引き出されたワイヤーで吊って移動する。
ロール状の対象物では積載物を傷つけないためにロールの中心を貫くシャフトの両端を吊る必要があり、天秤棒の両端でロールのシャフトを吊り、天秤棒の中心を巻取り装置から引き出されたワイヤーで吊って移動する。
巻取り装置からのワイヤーが1本である限り対象物の水平方向での回転や揺れは起きる。移動中に対象物が回転したり揺れたりすれば周囲の設備や建物と干渉して積載物を傷つけたり安全上の問題を引き起こす。そのため対象物を吊り下げて移動し、所定の位置や生産装置に安定的に載せるために対象物の移動範囲を鉄枠で囲むなどの方策がとられているが装置としては極めて大掛かりのものとなっている。
本考案は、天秤棒によって吊り下げられた対象物を1本の走行クレーンレールおよび1本の巻取りワイヤーを使いながらも回転したりせずに走行クレーンに沿って安定的に平行移動するための補助装置である。構成および設置は簡単で掛かる費用も少額で問題を解決している。
吊り下げられる対象は重量物であるがその荷重は走行クレーンに備え付けられた巻取り装置に懸かっている。本考案で使われるガイドワイヤーは吊られている対象物の回転を抑えるだけのわずかな負荷しか懸からない。
本考案で用いられ天秤棒の両端に止められるガイドワイヤーは天秤棒の左右に走行クレーンのレールに平行に配置されるが1本のワイヤーをプーリーによって方向を変えながら1本のループ状にしている。
ループとなっているガイドワイヤーは常に左右が平行しているのではなく1か所で交錯させることで天秤棒取り付け部では同方向に動くことになる。走行クレーンの移動に伴い、天秤棒は回転することなく平行移動する。天秤棒の移動は走行クレーンの走行装置によって動くもので、ガイドワイヤーは天秤棒に引きずられるようにして移動するのである。
ループとなっているガイドワイヤーは常に左右が平行しているのではなく1か所で交錯させることで天秤棒取り付け部では同方向に動くことになる。走行クレーンの移動に伴い、天秤棒は回転することなく平行移動する。天秤棒の移動は走行クレーンの走行装置によって動くもので、ガイドワイヤーは天秤棒に引きずられるようにして移動するのである。
本考案は走行クレーンに吊り下げられた対象物の平行水平移動を補助するものである。対象物を吊り上げた天秤棒は巻取り装置によって昇降する。その昇降も天秤棒の左右に取り付けられた連結球であるヒッチボールがガイドポスト内を上下するので天秤棒が回転することはない。
ガイドポストとガイドワイヤーの接続ではガイドポストが振り子のように揺れるのを抑えるため、ガイドワイヤーとの取り付け接点を長くとるのが望ましい。
走行クレーンに取り付けられた巻取り装置が作動すると天秤棒両端のヒッチボールがガイドポスト内を上下し、走行クレーンが作動すれば天秤棒はその両端のヒッチボールを使ってガイドポストを前後に移動させるのである。
ガイドポストとガイドワイヤーの接続ではガイドポストが振り子のように揺れるのを抑えるため、ガイドワイヤーとの取り付け接点を長くとるのが望ましい。
走行クレーンに取り付けられた巻取り装置が作動すると天秤棒両端のヒッチボールがガイドポスト内を上下し、走行クレーンが作動すれば天秤棒はその両端のヒッチボールを使ってガイドポストを前後に移動させるのである。
以下、添付図面に従って実施例を[図1]で説明する。1はロール状の対象物で軸となる中心にはシャフト2を有している。対象物を傷つけることなく持ち上げるにはシャフト2またはシャフト周辺を天秤棒3の両端の吊り上げ帯5を用いて吊り、天秤棒3の中心をチェーンブロックなどのワイヤー4を巻取り機を使って持ち上げる。天秤棒3の両端にはヒッチボール10が取り付けてあり、ガイドポスト9に格納されている。巻取り装置が作動して天秤棒3が上下すればヒッチボール10はガイドポスト9の中を上下し、天秤棒3の垂直移動を補助する。ガイドポスト9の上部はガイドワイヤー6に取り付けられていて、天秤棒3の水平移動に連動して移動する。ガイドワイヤー6はプーリー7によってループ状に1本として連結しているが一部を交錯させてあることで天秤棒3と連動して移動する。[図2]および[図3]はガイドポストのおよびガイドポストとガイドワイヤーの取り付け部を補助的に説明したものである。
本考案の実施例では天秤棒3を吊り上げている吊り上げワイヤー4は1本であるにも関わらず、天秤棒3すなわち吊り上げ対象物1が回転したり揺れ動いたりすることなく移動することができる。
1 吊り上げ対象物
2 ロール状対象物のシャフト
3 天秤棒
4 天秤棒を吊り上げる吊り上げワイヤー
5 天秤棒が対象物を吊り上げるスリング帯
6 ガイドワイヤー
7 プーリー
8 ガイドポスト
9 ヒッチボール
10 ガイドポストとガイドワイヤー取り付け部
2 ロール状対象物のシャフト
3 天秤棒
4 天秤棒を吊り上げる吊り上げワイヤー
5 天秤棒が対象物を吊り上げるスリング帯
6 ガイドワイヤー
7 プーリー
8 ガイドポスト
9 ヒッチボール
10 ガイドポストとガイドワイヤー取り付け部
Claims (1)
- 天秤棒の両端にヒッチボールを有し、ヒッチボールを包み込んで垂直にスライドさせることができるガイドポストに連結し、そのガイドポストの上部でガイドワイヤーに連結していることで天秤棒および吊り上げ対象物が回転したり揺れることなく平行移動することができることを特徴とする走行クレーン補助装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022001122U JP3238355U (ja) | 2022-03-22 | 2022-03-22 | 走行クレーン補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022001122U JP3238355U (ja) | 2022-03-22 | 2022-03-22 | 走行クレーン補助装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3238355U true JP3238355U (ja) | 2022-07-19 |
Family
ID=82448770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022001122U Expired - Fee Related JP3238355U (ja) | 2022-03-22 | 2022-03-22 | 走行クレーン補助装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3238355U (ja) |
-
2022
- 2022-03-22 JP JP2022001122U patent/JP3238355U/ja not_active Expired - Fee Related
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