JP3241432B2 - 温度変化検出機能を有する光導電型液晶ライトバルブ表示装置 - Google Patents
温度変化検出機能を有する光導電型液晶ライトバルブ表示装置Info
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/133382—Heating or cooling of liquid crystal cells other than for activation, e.g. circuits or arrangements for temperature control, stabilisation or uniform distribution over the cell
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、投射型液晶表示装置に
用いられる光導電型液晶ライトバルブに関する。
用いられる光導電型液晶ライトバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】かかる光導電型液晶ライトバルブを用い
て構成された投射型液晶表示装置の一例を図1に示す。
図において、光導電型液晶ライトバルブ1には後述する
一方及び他方の電極間に駆動電圧源101の出力駆動電
圧信号が供給されている。光導電型液晶ライトバルブ1
に像を書き込む手段としては、例えば、ビデオアンプ2
を通じてビデオ信号Vvが供給されるCRT(CathodeRa
y Tube;陰極線管)3及びこれに表示された像を液晶ラ
イトバルブ1に導く光ファイバー4が結合されてなる光
ファイバ―管が用いられており、CRT3の出力像が液
晶ライトバルブ1の光導電膜に書き込まれる。ビデオア
ンプ2は、出力ビデオ信号のレベルを制御信号Vc に応
じて変化させ、CRT3の出力像、すなわち液晶ライト
バルブ1への書込光レベルを変化せしめることができ
る。
て構成された投射型液晶表示装置の一例を図1に示す。
図において、光導電型液晶ライトバルブ1には後述する
一方及び他方の電極間に駆動電圧源101の出力駆動電
圧信号が供給されている。光導電型液晶ライトバルブ1
に像を書き込む手段としては、例えば、ビデオアンプ2
を通じてビデオ信号Vvが供給されるCRT(CathodeRa
y Tube;陰極線管)3及びこれに表示された像を液晶ラ
イトバルブ1に導く光ファイバー4が結合されてなる光
ファイバ―管が用いられており、CRT3の出力像が液
晶ライトバルブ1の光導電膜に書き込まれる。ビデオア
ンプ2は、出力ビデオ信号のレベルを制御信号Vc に応
じて変化させ、CRT3の出力像、すなわち液晶ライト
バルブ1への書込光レベルを変化せしめることができ
る。
【0003】一方、光源5から発せられた読出光は、ミ
ラー6及びコンデンサレンズ7を経て偏光ビームスプリ
ッタ8に入射する。この入射光のうちP偏光成分はその
まま偏光ビームスプリッタ8を通過し、S偏光成分は進
行方向が直角に曲げられて液晶ライトバルブ1に入射す
る。ここで、液晶ライトバルブ1の液晶層に像が描かれ
ていると、液晶ライトバルブ1で反射された反射光中に
は液晶層の像の濃淡に応じて局部的にP偏光成分が含ま
れることになる。そして、この反射光中のP偏光成分の
みが偏光ビームスプリッタ8をそのまま通過し、投影レ
ンズ9を経てそのP偏光成分に対応した像がスクリーン
10上に投影されるのである。
ラー6及びコンデンサレンズ7を経て偏光ビームスプリ
ッタ8に入射する。この入射光のうちP偏光成分はその
まま偏光ビームスプリッタ8を通過し、S偏光成分は進
行方向が直角に曲げられて液晶ライトバルブ1に入射す
る。ここで、液晶ライトバルブ1の液晶層に像が描かれ
ていると、液晶ライトバルブ1で反射された反射光中に
は液晶層の像の濃淡に応じて局部的にP偏光成分が含ま
れることになる。そして、この反射光中のP偏光成分の
みが偏光ビームスプリッタ8をそのまま通過し、投影レ
ンズ9を経てそのP偏光成分に対応した像がスクリーン
10上に投影されるのである。
【0004】図2はこの投射型液晶表示装置に用いられ
る光導電型液晶ライトバルブ1の構成を示している。図
において、液晶層11の周りにはスペーサ12が配さ
れ、液晶層11の両面には配向膜13,14が成膜され
ている。この液晶層11と光導電膜15とが光反射膜と
しての誘電体ミラー16及び例えばCdTeにより形成
される遮光膜17を挟んで積層体を形成している。光反
射膜16は読出し側から入射される投射光を反射するた
めのもの、遮光膜17は光反射膜16からの漏れ光を吸
収し、光導電膜15への光を遮断するためのものであ
る。液晶層11及び光導電膜15の外側にはかかる積層
体を挟む一方及び他方の駆動用電極としての透明導電膜
18,19が配され、これらの全てはガラス基板20,
21によって封止されている。
る光導電型液晶ライトバルブ1の構成を示している。図
において、液晶層11の周りにはスペーサ12が配さ
れ、液晶層11の両面には配向膜13,14が成膜され
ている。この液晶層11と光導電膜15とが光反射膜と
しての誘電体ミラー16及び例えばCdTeにより形成
される遮光膜17を挟んで積層体を形成している。光反
射膜16は読出し側から入射される投射光を反射するた
めのもの、遮光膜17は光反射膜16からの漏れ光を吸
収し、光導電膜15への光を遮断するためのものであ
る。液晶層11及び光導電膜15の外側にはかかる積層
体を挟む一方及び他方の駆動用電極としての透明導電膜
18,19が配され、これらの全てはガラス基板20,
21によって封止されている。
【0005】かかる構成の光導電型液晶ライトバルブ1
において、図の右側(書込側)から入射した書込光によ
って光導電膜15上に像を描いたとき、光導電膜15の
内部抵抗が像の濃淡に従って局部的に変化するために、
これらの部分に対応する箇所に隣接する液晶層11に
は、透明電極18,19間に供給される駆動電圧信号V
LCLVによる駆動電圧が像の濃淡に従って印加され空間変
調されるのである。
において、図の右側(書込側)から入射した書込光によ
って光導電膜15上に像を描いたとき、光導電膜15の
内部抵抗が像の濃淡に従って局部的に変化するために、
これらの部分に対応する箇所に隣接する液晶層11に
は、透明電極18,19間に供給される駆動電圧信号V
LCLVによる駆動電圧が像の濃淡に従って印加され空間変
調されるのである。
【0006】駆動電圧信号VLCLVの電圧値は、一般に、
次のようにして設定される。図3は、ライトバルブ1に
一定の読出光を入射した場合における液晶層11に印加
される電圧VLC[V]に対する出力投射光レベルIの特
性を示している。この特性図から明かな如く、液晶層1
1の印加電圧を0Vから徐々に増加させていくと、ある
電圧値のところで出力投射光を生じ始め、その後出力投
射光Iは、いわゆる標準の映像信号の黒レベルを経て同
白レベルに達するが如き曲線i0 を描く。このときの黒
レベルに対応する液晶層11の印加電圧Vblackが液晶
層11のスレッシュホールド電圧Vthであり、このスレ
ッシュホールド電圧Vthを満たすべく駆動電圧源101
の出力駆動電圧信号VLCLVの電圧値が設定される。従っ
て、スレッシュホールド電圧Vthは、ライトバルブ1の
各電極間における各層のインピーダンス比と駆動電圧信
号VLCLVの電圧値とによって決定されるのである。
次のようにして設定される。図3は、ライトバルブ1に
一定の読出光を入射した場合における液晶層11に印加
される電圧VLC[V]に対する出力投射光レベルIの特
性を示している。この特性図から明かな如く、液晶層1
1の印加電圧を0Vから徐々に増加させていくと、ある
電圧値のところで出力投射光を生じ始め、その後出力投
射光Iは、いわゆる標準の映像信号の黒レベルを経て同
白レベルに達するが如き曲線i0 を描く。このときの黒
レベルに対応する液晶層11の印加電圧Vblackが液晶
層11のスレッシュホールド電圧Vthであり、このスレ
ッシュホールド電圧Vthを満たすべく駆動電圧源101
の出力駆動電圧信号VLCLVの電圧値が設定される。従っ
て、スレッシュホールド電圧Vthは、ライトバルブ1の
各電極間における各層のインピーダンス比と駆動電圧信
号VLCLVの電圧値とによって決定されるのである。
【0007】しかしながら、再び図1において、スクリ
ーン10を除く各装置及び回路並びに部品は、当該シス
テムの筺体30に収納されており、かかる筺体内におい
ては投射光用のランプ5やビデオアンプ2等を搭載する
回路基板等の熱源によりライトバルブ1付近の温度変化
が生ずる。この温度変化に従い液晶層11に印加される
電圧もそれに印加されるべきスレッシュホールド電圧V
thから外れてしまい、出力投射光の黒レベルが駆動電圧
信号VLCLV設定時の黒レベルからずれることにより、投
射画像における階調特性やコントラストの劣化を生じて
いた。
ーン10を除く各装置及び回路並びに部品は、当該シス
テムの筺体30に収納されており、かかる筺体内におい
ては投射光用のランプ5やビデオアンプ2等を搭載する
回路基板等の熱源によりライトバルブ1付近の温度変化
が生ずる。この温度変化に従い液晶層11に印加される
電圧もそれに印加されるべきスレッシュホールド電圧V
thから外れてしまい、出力投射光の黒レベルが駆動電圧
信号VLCLV設定時の黒レベルからずれることにより、投
射画像における階調特性やコントラストの劣化を生じて
いた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した点
に鑑みてなされたものであり、ライトバルブ周辺の温度
変化が生じても、投射画像における階調特性やコントラ
ストを良好に維持することを可能とする光導電型液晶ラ
イトバルブ及びその表示装置を提供することを目的とす
る。
に鑑みてなされたものであり、ライトバルブ周辺の温度
変化が生じても、投射画像における階調特性やコントラ
ストを良好に維持することを可能とする光導電型液晶ラ
イトバルブ及びその表示装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による光導電型液
晶ライトバルブは、液晶層、光導電層及び遮光層を含む
積層体と、前記積層体を挟持して画像形成領域を形成す
る駆動電極対とを含む光導電型液晶ライトバルブであっ
て、前記画像形成領域外にあって、前記液晶層を除いた
前記積層体の層のうちの少なくとも前記遮光層を挟持す
る一対の温度検出用電極を有することを特徴としてい
る。
晶ライトバルブは、液晶層、光導電層及び遮光層を含む
積層体と、前記積層体を挟持して画像形成領域を形成す
る駆動電極対とを含む光導電型液晶ライトバルブであっ
て、前記画像形成領域外にあって、前記液晶層を除いた
前記積層体の層のうちの少なくとも前記遮光層を挟持す
る一対の温度検出用電極を有することを特徴としてい
る。
【0010】また、本発明による光導電型液晶ライトバ
ルブ表示装置は、液晶層、光導電層及び遮光層を含む積
層体と、前記積層体を挟持して画像形成領域を形成する
駆動電極対とを含む光導電型液晶ライトバルブ素子の少
なくとも1を筺体内に有する光導電型液晶ライトバルブ
表示装置であって、前記筺体内に前記光導電型ライトバ
ルブ素子と同一構造の温度検出用光導電型ライトバルブ
素子を有することを特徴としている。
ルブ表示装置は、液晶層、光導電層及び遮光層を含む積
層体と、前記積層体を挟持して画像形成領域を形成する
駆動電極対とを含む光導電型液晶ライトバルブ素子の少
なくとも1を筺体内に有する光導電型液晶ライトバルブ
表示装置であって、前記筺体内に前記光導電型ライトバ
ルブ素子と同一構造の温度検出用光導電型ライトバルブ
素子を有することを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明による光導電型液晶ライトバルブは、画
像形成領域外に形成される遮光層に電圧信号を供給する
ことが可能となる。また、本発明による光導電型型液晶
ライトバルブ表示装置は、筺体内に配設されかつ画像形
成用光導電型液晶ライトバルブとは別の温度変化検出用
光導電型液晶ライトバルブの一対の電極間のインピーダ
ンス変化を検出することが可能となる。
像形成領域外に形成される遮光層に電圧信号を供給する
ことが可能となる。また、本発明による光導電型型液晶
ライトバルブ表示装置は、筺体内に配設されかつ画像形
成用光導電型液晶ライトバルブとは別の温度変化検出用
光導電型液晶ライトバルブの一対の電極間のインピーダ
ンス変化を検出することが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図4は、本発明の一実施例たる光導電型液晶
ライトバルブ装置の構造を示す図であり、図2と同等な
部分には同一の符号が付されている。なお、図4におい
てはその特徴部分をより明らかにするために当該ライト
バルブの電極層部分のみを実線にて描いており、その他
の層については破線にて描きその詳細を省略している。
説明する。図4は、本発明の一実施例たる光導電型液晶
ライトバルブ装置の構造を示す図であり、図2と同等な
部分には同一の符号が付されている。なお、図4におい
てはその特徴部分をより明らかにするために当該ライト
バルブの電極層部分のみを実線にて描いており、その他
の層については破線にて描きその詳細を省略している。
【0013】図4に示されているように、本実施例にお
けるライトバルブ1aは、その各電極層が本来の画像形
成用の電極部分18a,19aと、本発明の特徴たる温
度変化検出用の電極部分18b,19bとに分割されて
いる。書込側電極層における画像形成用電極18aと温
度変化検出用電極18bとの間、及び読出側電極層にお
ける画像形成用電極19aと温度変化検出用電極19b
との間は、それぞれ電気的に十分なギャップgW ,gR
を有している。書込側の画像形成用電極18aは端子e
aWに導出され、読出側の画像形成用電極19aは端子e
aRに導出される。また、書込側の温度変化検出用電極1
8bは端子ebWに導出され、読出側の温度変化検出用電
極19bは端子ebRに導出される。
けるライトバルブ1aは、その各電極層が本来の画像形
成用の電極部分18a,19aと、本発明の特徴たる温
度変化検出用の電極部分18b,19bとに分割されて
いる。書込側電極層における画像形成用電極18aと温
度変化検出用電極18bとの間、及び読出側電極層にお
ける画像形成用電極19aと温度変化検出用電極19b
との間は、それぞれ電気的に十分なギャップgW ,gR
を有している。書込側の画像形成用電極18aは端子e
aWに導出され、読出側の画像形成用電極19aは端子e
aRに導出される。また、書込側の温度変化検出用電極1
8bは端子ebWに導出され、読出側の温度変化検出用電
極19bは端子ebRに導出される。
【0014】図5は、この図4のライトバルブ1aにC
RT3を結合した構成の一部断面図であり、図1及び図
2と同等な部分には同一の符号が付されている。また、
このライトバルブ1aを電極層のみを残して図4の上方
から透視した図が図6である。なお、図6における各電
極部は、互いにその重なり程度をより明らかに表すため
に上下方向に少しずらして描かれている。
RT3を結合した構成の一部断面図であり、図1及び図
2と同等な部分には同一の符号が付されている。また、
このライトバルブ1aを電極層のみを残して図4の上方
から透視した図が図6である。なお、図6における各電
極部は、互いにその重なり程度をより明らかに表すため
に上下方向に少しずらして描かれている。
【0015】図において、CRT3からの出力画像は、
光ファイバー4を介してライトバルブ1aに入射する
が、この入射画像は、ライトバルブ1aにおいては画像
形成領域たる標準の書込有効エリアAa内に導かれる。
この書込有効エリアAaは、読出及び書込側画像形成用
電極18a,19aに挟まれ、かつその電極面内に納ま
る。一方、読出及び書込側温度変化検出用電極18b,
19bに挟まれ、かつその電極面内に納まる温度変化検
出用エリアAbは、書込有効エリアAaの下方に位置す
ることとなる。
光ファイバー4を介してライトバルブ1aに入射する
が、この入射画像は、ライトバルブ1aにおいては画像
形成領域たる標準の書込有効エリアAa内に導かれる。
この書込有効エリアAaは、読出及び書込側画像形成用
電極18a,19aに挟まれ、かつその電極面内に納ま
る。一方、読出及び書込側温度変化検出用電極18b,
19bに挟まれ、かつその電極面内に納まる温度変化検
出用エリアAbは、書込有効エリアAaの下方に位置す
ることとなる。
【0016】さらに、ライトバルブ1aの等価回路は図
7において示される。すなわち、ライトバルブ1aの書
込有効エリアAaは、各画像形成用電極18a,19a
間インピーダンスZLCLVで表され、温度変化検出用エリ
アAbは、各温度検出用電極18b,19b間インピー
ダンスZLCLV´で表される。端子eaW及びeaRにはライ
トバルブ駆動用の交流電圧信号VLCLVを供給する電圧源
101が接続され、端子ebW及びebRには温度変化検出
用の交流電圧信号Vmを供給する電圧源101dとRs
なる抵抗値を有する温度変化検出用抵抗31との直列回
路が接続される。
7において示される。すなわち、ライトバルブ1aの書
込有効エリアAaは、各画像形成用電極18a,19a
間インピーダンスZLCLVで表され、温度変化検出用エリ
アAbは、各温度検出用電極18b,19b間インピー
ダンスZLCLV´で表される。端子eaW及びeaRにはライ
トバルブ駆動用の交流電圧信号VLCLVを供給する電圧源
101が接続され、端子ebW及びebRには温度変化検出
用の交流電圧信号Vmを供給する電圧源101dとRs
なる抵抗値を有する温度変化検出用抵抗31との直列回
路が接続される。
【0017】検出抵抗31は、ライトバルブ1a周辺の
温度変化による当該ライトバルブの温度変化検出エリア
AbにおけるインピーダンスZLCLV´の変化を検出する
ためのものであり、該検出抵抗の両端間電圧Vs をモニ
タすることによりその温度変化を検出することができ
る。検出抵抗31の両端間電圧Vs は、図8の如き具体
的回路例によって構成される検出回路32によって直流
レベルの検出電圧Vtに変換され、この検出電圧Vtを
例えば温度変化モニタ用メータ33にて視認することが
可能となる。
温度変化による当該ライトバルブの温度変化検出エリア
AbにおけるインピーダンスZLCLV´の変化を検出する
ためのものであり、該検出抵抗の両端間電圧Vs をモニ
タすることによりその温度変化を検出することができ
る。検出抵抗31の両端間電圧Vs は、図8の如き具体
的回路例によって構成される検出回路32によって直流
レベルの検出電圧Vtに変換され、この検出電圧Vtを
例えば温度変化モニタ用メータ33にて視認することが
可能となる。
【0018】検出回路32は、図8に示されるように、
検出抵抗31の両端間電圧Vs を半波整流回路32a 及
びローパスフィルタ32b を介して差動増幅器32c に
供給し、基準電圧源32d の出力基準電圧Vref との比
較出力を電圧Vtとして得るものであり、上記の検出メ
ータ33の他に、例えば、操作部においてその電圧Vt
のレベルに応じた表示をなすことによってライトバルブ
温度をユーザーに告知したり、また、システムコントロ
ーラに同電圧レベルの情報データを伝送してライトバル
ブ温度に応じた制御処理をしたりすることを可能として
いる。
検出抵抗31の両端間電圧Vs を半波整流回路32a 及
びローパスフィルタ32b を介して差動増幅器32c に
供給し、基準電圧源32d の出力基準電圧Vref との比
較出力を電圧Vtとして得るものであり、上記の検出メ
ータ33の他に、例えば、操作部においてその電圧Vt
のレベルに応じた表示をなすことによってライトバルブ
温度をユーザーに告知したり、また、システムコントロ
ーラに同電圧レベルの情報データを伝送してライトバル
ブ温度に応じた制御処理をしたりすることを可能として
いる。
【0019】従って、ライトバルブ1a周辺の温度が基
準電圧Vref に対応する所定温度から外れていることを
知ったユーザーもしくはシステムコントローラが、制御
信号Vc を用いてライトバルブ1aの駆動電圧信号VLC
LVの電圧レベルを、その所定温度から外れた分だけ補正
することができるのである。この補正によって、ライト
バルブ1aは、その投射画像において階調特性及びコン
トラストを一定に維持することが可能となる。また、ラ
イトバルブ1aの温度変化の検出は、ライトバルブ1a
自身の各層におけるインピーダンスの温度感応性を用い
ているので、簡単にかつ正確な温度検出が可能である。
準電圧Vref に対応する所定温度から外れていることを
知ったユーザーもしくはシステムコントローラが、制御
信号Vc を用いてライトバルブ1aの駆動電圧信号VLC
LVの電圧レベルを、その所定温度から外れた分だけ補正
することができるのである。この補正によって、ライト
バルブ1aは、その投射画像において階調特性及びコン
トラストを一定に維持することが可能となる。また、ラ
イトバルブ1aの温度変化の検出は、ライトバルブ1a
自身の各層におけるインピーダンスの温度感応性を用い
ているので、簡単にかつ正確な温度検出が可能である。
【0020】次に、上記検出抵抗31によってなされる
ライトバルブ1aの温度変化検出の原理を詳細に説明す
る。いま、図4及び図5に示した如きライトバルブ1a
の温度変化検出用電極間における液晶層11、誘電体ミ
ラー16、及び遮光膜17の各インピーダンスをそれぞ
れ順にZLC´,ZDM´,ZPMO´とし、光導電膜15の
暗時におけるインピーダンスをZa(dark)´とすると、
温度変化検出用電極間インピーダンスZLCLV´は、
ライトバルブ1aの温度変化検出の原理を詳細に説明す
る。いま、図4及び図5に示した如きライトバルブ1a
の温度変化検出用電極間における液晶層11、誘電体ミ
ラー16、及び遮光膜17の各インピーダンスをそれぞ
れ順にZLC´,ZDM´,ZPMO´とし、光導電膜15の
暗時におけるインピーダンスをZa(dark)´とすると、
温度変化検出用電極間インピーダンスZLCLV´は、
【0021】
【数1】 ZLCLV´=ZLC´+ZDM´+ZPMO´+Za(dark)´ である。そしてこのインピーダンスZLCLV´に流れる電
流をIとすると、
流をIとすると、
【0022】
【数2】Vm=I(Rs +ZLCLV´) なので、
【0023】
【数3】I=Vm/(Rs +ZLCLV´) であるから、検出抵抗31の両端間に表れる電圧Vs
は、
は、
【0024】
【数4】 Vs=I・Rs=Vm・Rs /(Rs +ZLCLV´) となる。
【0025】ここで、数1の如きインピーダンスZLCLV
´において温度変化による液晶層11の印加電圧変動に
大きく影響を及ぼすのはインピーダンスZPMO´の変化
すなわち遮光膜17の温度依存性であり、その他のイン
ピーダンスの変化は十分に小さいので無視できるもので
あるから、よって、Vs は遮光膜17のインピーダンス
ZPMO´の変化に大きく依存することとなる。従って、
この電圧Vs をモニタすることによりライトバルブ1a
における温度変化を検出することができるのである。
´において温度変化による液晶層11の印加電圧変動に
大きく影響を及ぼすのはインピーダンスZPMO´の変化
すなわち遮光膜17の温度依存性であり、その他のイン
ピーダンスの変化は十分に小さいので無視できるもので
あるから、よって、Vs は遮光膜17のインピーダンス
ZPMO´の変化に大きく依存することとなる。従って、
この電圧Vs をモニタすることによりライトバルブ1a
における温度変化を検出することができるのである。
【0026】所定の動作周波数における温度変化検出用
電極間の温度T[゜C]に対する遮光膜17のインピー
ダンスZPMO [Ω]の特性を図9に、同温度T[゜C]
に対する検出抵抗31の両端間電圧Vs [V]の特性を
図10に示す。両図において、Trefは、上述した如き
ライトバルブ1aの出力投射光における標準的な黒レベ
ルに対応する駆動電圧信号VLCLVの電圧値を設定したと
きの基準となる温度であり、Vref は、その基準温度に
対応する上記検出回路32における差動増幅器32c の
入力基準電圧を示している。従って差動増幅器32c
は、基準温度Trefからのずれ量を示すいわゆる温度変
化信号を電圧Vtとして出力することとなる。
電極間の温度T[゜C]に対する遮光膜17のインピー
ダンスZPMO [Ω]の特性を図9に、同温度T[゜C]
に対する検出抵抗31の両端間電圧Vs [V]の特性を
図10に示す。両図において、Trefは、上述した如き
ライトバルブ1aの出力投射光における標準的な黒レベ
ルに対応する駆動電圧信号VLCLVの電圧値を設定したと
きの基準となる温度であり、Vref は、その基準温度に
対応する上記検出回路32における差動増幅器32c の
入力基準電圧を示している。従って差動増幅器32c
は、基準温度Trefからのずれ量を示すいわゆる温度変
化信号を電圧Vtとして出力することとなる。
【0027】次に、上述の如く検出された温度変化に基
づくライトバルブ1aの駆動電圧信号レベルの補正につ
いて説明する。図11は、かかる補正回路の一例を示す
ブロック図であり、図7と同等な部分には同一の符号が
付されている。図において、検出回路32の出力検出電
圧Vtは、例えばCPU等を含む演算回路34に供給さ
れる。演算回路34は、検出電圧Vtに基づき、駆動用
電圧源101と端子eaWとの間に介されるゲインコント
ロール回路35のゲインを変化させるための制御信号V
c を演算する。ゲインコントロール回路35は制御信号
Vc に応じてそのゲインを変化させ、ライトバルブ1a
に供給する駆動電圧信号レベルを変化させる。
づくライトバルブ1aの駆動電圧信号レベルの補正につ
いて説明する。図11は、かかる補正回路の一例を示す
ブロック図であり、図7と同等な部分には同一の符号が
付されている。図において、検出回路32の出力検出電
圧Vtは、例えばCPU等を含む演算回路34に供給さ
れる。演算回路34は、検出電圧Vtに基づき、駆動用
電圧源101と端子eaWとの間に介されるゲインコント
ロール回路35のゲインを変化させるための制御信号V
c を演算する。ゲインコントロール回路35は制御信号
Vc に応じてそのゲインを変化させ、ライトバルブ1a
に供給する駆動電圧信号レベルを変化させる。
【0028】かかる構成において、暗時における液晶層
11に印加される電圧VLC(dark)は、
11に印加される電圧VLC(dark)は、
【0029】
【数5】 VLC(dark)=K・VLCLV・ZLC/(ZLC+ZDM+ZPMO+Za(dark)) である。但し、ZLC,ZDM,ZPMO,及びZa(dark)は、
それぞれ順に画像形成用電極間における液晶層11,誘
電体ミラー16,遮光膜17,及び光導電膜15のイン
ピーダンスであり、Kはゲインコントロール回路35の
ゲインに応じた変化をなす係数である。遮光膜17のイ
ンピーダンスZPMOは、その温度上昇に伴い先の図9の
如く小さくなるので、Kが一定の場合、かかる液晶印加
電圧VLC(dark)は図12の如く変化する。すなわち、図
12において、上記基準温度Trefにて黒レベルに対応
する駆動電圧信号VLCLVの電圧値を設定したときの当該
液晶印加電圧VLC(dark)は、基準値としてVLC(dark),r
efにて示されており、基準温度Trefからの温度変化と
ともに液晶印加電圧が基準値から外れていくことが分か
る。よって温度変化に応じてこの外れた分を補正すべく
ゲインコントロール回路35により係数Kを変化させる
ことにより液晶印加電圧を基準値たるVLC(dark),refに
て一定に保つことができるのである。
それぞれ順に画像形成用電極間における液晶層11,誘
電体ミラー16,遮光膜17,及び光導電膜15のイン
ピーダンスであり、Kはゲインコントロール回路35の
ゲインに応じた変化をなす係数である。遮光膜17のイ
ンピーダンスZPMOは、その温度上昇に伴い先の図9の
如く小さくなるので、Kが一定の場合、かかる液晶印加
電圧VLC(dark)は図12の如く変化する。すなわち、図
12において、上記基準温度Trefにて黒レベルに対応
する駆動電圧信号VLCLVの電圧値を設定したときの当該
液晶印加電圧VLC(dark)は、基準値としてVLC(dark),r
efにて示されており、基準温度Trefからの温度変化と
ともに液晶印加電圧が基準値から外れていくことが分か
る。よって温度変化に応じてこの外れた分を補正すべく
ゲインコントロール回路35により係数Kを変化させる
ことにより液晶印加電圧を基準値たるVLC(dark),refに
て一定に保つことができるのである。
【0030】これを実現するために、演算回路34は、
検出回路32の出力検出信号Vtにより基準温度からの
温度変化量を知ると、図12の特性に基づいてこの温度
変化量に対応する液晶印加電圧の補正量を算出し、さら
にこれに応じたゲインコントロール回路35に供給すべ
き制御信号Vc を算出する。例えば、図12において、
検出信号Vtから基準温度Tref よりも大なる方向の温
度変動量+△T1 を得ると、演算回路34はこれに対応
する補正電圧値−△T1 を算出し、また、検出信号Vt
から基準温度Tref よりも小なる方向の温度変動量−△
T2 を得ると、演算回路34はこれに対応する補正電圧
値+△T2 を算出するとともに、それぞれ補正電圧値に
応じた制御信号Vc を算出する。他のポイントについて
も同様に算出される。これにより、ゲインコントロール
回路35は、供給される制御信号Vc に応じてライトバ
ルブ1aに供給する駆動電圧信号レベルをその液晶印加
電圧が一定となるよう変化させるので、ライトバルブ1
aは、その投射画像において階調特性及びコントラスト
を一定に維持することができるのである。
検出回路32の出力検出信号Vtにより基準温度からの
温度変化量を知ると、図12の特性に基づいてこの温度
変化量に対応する液晶印加電圧の補正量を算出し、さら
にこれに応じたゲインコントロール回路35に供給すべ
き制御信号Vc を算出する。例えば、図12において、
検出信号Vtから基準温度Tref よりも大なる方向の温
度変動量+△T1 を得ると、演算回路34はこれに対応
する補正電圧値−△T1 を算出し、また、検出信号Vt
から基準温度Tref よりも小なる方向の温度変動量−△
T2 を得ると、演算回路34はこれに対応する補正電圧
値+△T2 を算出するとともに、それぞれ補正電圧値に
応じた制御信号Vc を算出する。他のポイントについて
も同様に算出される。これにより、ゲインコントロール
回路35は、供給される制御信号Vc に応じてライトバ
ルブ1aに供給する駆動電圧信号レベルをその液晶印加
電圧が一定となるよう変化させるので、ライトバルブ1
aは、その投射画像において階調特性及びコントラスト
を一定に維持することができるのである。
【0031】図13は、本発明の他の実施例たる光導電
型液晶ライトバルブ装置の構造を示す図であり、図2及
び図4と同等な部分には同一の符号が付されている。な
お、図13においても図4と同様当該ライトバルブの電
極層部分のみを実線にて描いている。本実施例において
は、液晶印加電圧の変動に大きく影響を及ぼすのは遮光
膜17の温度依存性であり、その他の各層におけるイン
ピーダンス変化は十分に小さく無視できる程度であるこ
とに鑑みてなされており、温度変化検出用の層を光導電
膜15及び遮光膜17のみとしている。
型液晶ライトバルブ装置の構造を示す図であり、図2及
び図4と同等な部分には同一の符号が付されている。な
お、図13においても図4と同様当該ライトバルブの電
極層部分のみを実線にて描いている。本実施例において
は、液晶印加電圧の変動に大きく影響を及ぼすのは遮光
膜17の温度依存性であり、その他の各層におけるイン
ピーダンス変化は十分に小さく無視できる程度であるこ
とに鑑みてなされており、温度変化検出用の層を光導電
膜15及び遮光膜17のみとしている。
【0032】すなわち、図13において、ライトバルブ
1bは、その各電極層が本来の画像形成用の電極部分1
8a,19aの他に、本実施例の特徴たる温度変化検出
用の電極部分18b,19bを有している。書込側の温
度変化検出用電極19bは、図3のライトバルブ1aと
同様にガラス基板21上に形成されるが、読出側の温度
変化検出用電極18bは、書込側の温度変化検出用電極
19bの領域まで延びた遮光膜17及び光導電膜15上
に形成される。
1bは、その各電極層が本来の画像形成用の電極部分1
8a,19aの他に、本実施例の特徴たる温度変化検出
用の電極部分18b,19bを有している。書込側の温
度変化検出用電極19bは、図3のライトバルブ1aと
同様にガラス基板21上に形成されるが、読出側の温度
変化検出用電極18bは、書込側の温度変化検出用電極
19bの領域まで延びた遮光膜17及び光導電膜15上
に形成される。
【0033】また、書込側の画像形成用電極18aと温
度変化検出用電極18bとの間は、電気的に十分なギャ
ップgW を有している。書込側の画像形成用電極18a
は端子eaWに導出され、読出側の画像形成用電極19a
は端子eaRに導出される。また、書込側の温度変化検出
用電極18bは端子ebWに導出され、読出側の温度変化
検出用電極19bは端子ebRに導出される。
度変化検出用電極18bとの間は、電気的に十分なギャ
ップgW を有している。書込側の画像形成用電極18a
は端子eaWに導出され、読出側の画像形成用電極19a
は端子eaRに導出される。また、書込側の温度変化検出
用電極18bは端子ebWに導出され、読出側の温度変化
検出用電極19bは端子ebRに導出される。
【0034】図14は、この図13のライトバルブ1b
にCRT3を結合した構成の一部断面図であり、図1及
び図2と同等な部分には同一の符号が付されている。ま
た、このライトバルブ1bを電極層のみを残して図13
の上方から透視した図が図15である。この図15にお
ける各電極部も、図6と同様に上下方向に少しずらして
描かれている。
にCRT3を結合した構成の一部断面図であり、図1及
び図2と同等な部分には同一の符号が付されている。ま
た、このライトバルブ1bを電極層のみを残して図13
の上方から透視した図が図15である。この図15にお
ける各電極部も、図6と同様に上下方向に少しずらして
描かれている。
【0035】図において、CRT3からの出力画像は、
光ファイバー4を介してライトバルブ1bに入射する
が、この入射画像は、ライトバルブ1bにおいては画像
形成領域たる標準の書込有効エリアAa内に導かれる。
この書込有効エリアAaは、読出及び書込側画像形成用
電極18a,19aに挟まれ、かつその電極面内に納ま
る。一方、読出及び書込側温度変化検出用電極18b,
19bに挟まれ、かつその電極面内に納まる温度変化検
出用エリアAbは、書込有効エリアAaの下方に延びた
光導電膜15及び遮光膜17を含んで位置することとな
る。なお、図15において示されるが如き読出側におけ
る画像形成用の電極18aと温度検出用の電極19bと
の間のギャップgR は、それら各電極の層が互いに異な
るので有せずしても良いことは勿論である。
光ファイバー4を介してライトバルブ1bに入射する
が、この入射画像は、ライトバルブ1bにおいては画像
形成領域たる標準の書込有効エリアAa内に導かれる。
この書込有効エリアAaは、読出及び書込側画像形成用
電極18a,19aに挟まれ、かつその電極面内に納ま
る。一方、読出及び書込側温度変化検出用電極18b,
19bに挟まれ、かつその電極面内に納まる温度変化検
出用エリアAbは、書込有効エリアAaの下方に延びた
光導電膜15及び遮光膜17を含んで位置することとな
る。なお、図15において示されるが如き読出側におけ
る画像形成用の電極18aと温度検出用の電極19bと
の間のギャップgR は、それら各電極の層が互いに異な
るので有せずしても良いことは勿論である。
【0036】この図13ないし図15の如き構成のライ
トバルブ1bを用いても上記図4ないし図6の如き構成
のライトバルブ1aと同様の温度変化検出及び駆動電圧
信号レベルの補正をなすことができる。また、ライトバ
ルブ1bにおいては、各温度検出用電極が液晶層11を
挟まない構成なので、液晶層11の面積は小さくて済む
こととなり、歩留まりの向上に寄与することができる。
トバルブ1bを用いても上記図4ないし図6の如き構成
のライトバルブ1aと同様の温度変化検出及び駆動電圧
信号レベルの補正をなすことができる。また、ライトバ
ルブ1bにおいては、各温度検出用電極が液晶層11を
挟まない構成なので、液晶層11の面積は小さくて済む
こととなり、歩留まりの向上に寄与することができる。
【0037】なお、上記各実施例においては、1のライ
トバルブについてのみ説明したが、カラー表示装置を構
成する場合においてはR(赤),G(緑),B(青)3
つのライトバルブそれぞれについて適用され得ることは
勿論である。この場合、各々のライトバルブに温度変化
検出手段が付加されるので、場所による温度差がリアル
タイムで補正可能である。
トバルブについてのみ説明したが、カラー表示装置を構
成する場合においてはR(赤),G(緑),B(青)3
つのライトバルブそれぞれについて適用され得ることは
勿論である。この場合、各々のライトバルブに温度変化
検出手段が付加されるので、場所による温度差がリアル
タイムで補正可能である。
【0038】他方、図2の如き従来のライトバルブ1を
温度変化検出用にそのまま用いても良く、システムの構
成を図16の如き構成としても良い。なお、図16にお
いては、本実施例の主旨の説明に必要な部分以外はその
構成の記載を省略している。図16において、筺体30
内には本来のカラー画像形成用のR(赤),G(緑),
B(青)のライトバルブ1R,1G,1Bが収納され、
この他に温度変化検出用のライトバルブ1dが収納され
ている。そして画像形成用の各ライトバルブにはそれぞ
れ対応する駆動電圧源101R,101G,101Bの
出力駆動電圧信号がゲインコントロール回路35R,3
5G,35Bを介して供給される。温度変化検出用のラ
イトバルブ1dは、図示されてはいないが、画像形成用
の各ライトバルブにおける温度変化を最も正確に検出し
得る箇所に配設されており、既述の如き構成における検
出回路32の出力によって温度変化信号たる検出電圧V
tを演算回路34´に供給する。演算回路34´は、検
出電圧Vtに基づいて画像形成用の各ライトバルブのス
レッシュホールド電圧を一定に保つべく各ゲインコント
ロール回路に供給すべき制御信号VcR,VcG,VcBを演
算する。
温度変化検出用にそのまま用いても良く、システムの構
成を図16の如き構成としても良い。なお、図16にお
いては、本実施例の主旨の説明に必要な部分以外はその
構成の記載を省略している。図16において、筺体30
内には本来のカラー画像形成用のR(赤),G(緑),
B(青)のライトバルブ1R,1G,1Bが収納され、
この他に温度変化検出用のライトバルブ1dが収納され
ている。そして画像形成用の各ライトバルブにはそれぞ
れ対応する駆動電圧源101R,101G,101Bの
出力駆動電圧信号がゲインコントロール回路35R,3
5G,35Bを介して供給される。温度変化検出用のラ
イトバルブ1dは、図示されてはいないが、画像形成用
の各ライトバルブにおける温度変化を最も正確に検出し
得る箇所に配設されており、既述の如き構成における検
出回路32の出力によって温度変化信号たる検出電圧V
tを演算回路34´に供給する。演算回路34´は、検
出電圧Vtに基づいて画像形成用の各ライトバルブのス
レッシュホールド電圧を一定に保つべく各ゲインコント
ロール回路に供給すべき制御信号VcR,VcG,VcBを演
算する。
【0039】この構成においても、上述の如き温度変化
検出及びこれに基づくスレッシュホールド電圧の補正と
同様の作用が画像形成用の各ライトバルブにつきなされ
ることになるので、投射画像における階調特性やコント
ラストを良好に維持することができる。また、本実施例
においては、ライトバルブ自体に温度変化検出用の層を
設ける構成とせず、画像形成用のライトバルブと同等の
ライトバルブを別個に用意してこれにより温度変化検出
するものなので、いわゆる温度変化検出を可能とする電
極構造のライトバルブを新たに設計及び製造する必要が
なく、汎用的な図2の如きライトバルブだけで構成する
ことができるので、設計の容易性及び製造工程の簡略化
に寄与し得ることとなる。
検出及びこれに基づくスレッシュホールド電圧の補正と
同様の作用が画像形成用の各ライトバルブにつきなされ
ることになるので、投射画像における階調特性やコント
ラストを良好に維持することができる。また、本実施例
においては、ライトバルブ自体に温度変化検出用の層を
設ける構成とせず、画像形成用のライトバルブと同等の
ライトバルブを別個に用意してこれにより温度変化検出
するものなので、いわゆる温度変化検出を可能とする電
極構造のライトバルブを新たに設計及び製造する必要が
なく、汎用的な図2の如きライトバルブだけで構成する
ことができるので、設計の容易性及び製造工程の簡略化
に寄与し得ることとなる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明による光導
電型液晶ライトバルブは、画像形成領域外に形成される
遮光層に電圧信号を供給することが可能となるので、当
該遮光層のインピーダンス変化の検出が可能となり、当
該ライトバルブの温度変化を検出することができる。そ
してこの検出された温度変化に基づいて駆動用電極に供
給される駆動電圧信号レベルを変化させることにより、
ライトバルブに温度変動が生じても投射画像における階
調特性及びコントラストを黒レベルの初期設定時から一
定に保つことができる。
電型液晶ライトバルブは、画像形成領域外に形成される
遮光層に電圧信号を供給することが可能となるので、当
該遮光層のインピーダンス変化の検出が可能となり、当
該ライトバルブの温度変化を検出することができる。そ
してこの検出された温度変化に基づいて駆動用電極に供
給される駆動電圧信号レベルを変化させることにより、
ライトバルブに温度変動が生じても投射画像における階
調特性及びコントラストを黒レベルの初期設定時から一
定に保つことができる。
【0041】また、本発明による導電型型液晶ライトバ
ルブ表示装置は、筺体内に配設されかつ画像形成用光導
電型液晶ライトバルブとは別の温度変化検出用光導電型
液晶ライトバルブの一対の電極間のインピーダンス変化
を検出するので、画像形成用光導電型液晶ライトバルブ
の温度変化を等価的に検出することができる。そしてこ
の検出された温度変化に基づいて画像形成用光導電型液
晶ライトバルブの駆動用電極に供給される駆動電圧信号
レベルを変化させることにより、該画像形成用ライトバ
ルブに温度変動が生じても投射画像における階調特性及
びコントラストを黒レベルの初期設定時から一定に保つ
ことができる。さらに両ライトバルブともに汎用のライ
トバルブを用いることが可能なので、設計の容易性及び
製造工程の簡略化に寄与し得る。
ルブ表示装置は、筺体内に配設されかつ画像形成用光導
電型液晶ライトバルブとは別の温度変化検出用光導電型
液晶ライトバルブの一対の電極間のインピーダンス変化
を検出するので、画像形成用光導電型液晶ライトバルブ
の温度変化を等価的に検出することができる。そしてこ
の検出された温度変化に基づいて画像形成用光導電型液
晶ライトバルブの駆動用電極に供給される駆動電圧信号
レベルを変化させることにより、該画像形成用ライトバ
ルブに温度変動が生じても投射画像における階調特性及
びコントラストを黒レベルの初期設定時から一定に保つ
ことができる。さらに両ライトバルブともに汎用のライ
トバルブを用いることが可能なので、設計の容易性及び
製造工程の簡略化に寄与し得る。
【図1】 従来の投射型液晶表示装置の構成を示す図。
【図2】 従来の光導電型液晶ライトバルブの構成を示
す図。
す図。
【図3】 ライトバルブに一定の読出光を入射した場合
における液晶層に印加される電圧に対する出力投射光レ
ベルの特性図。
における液晶層に印加される電圧に対する出力投射光レ
ベルの特性図。
【図4】 本発明の一実施例の光導電型液晶ライトバル
ブの構造を示す図。
ブの構造を示す図。
【図5】 図4の光導電型液晶ライトバルブにCRTを
結合した構成を示す一部断面図。
結合した構成を示す一部断面図。
【図6】 図4の光導電型液晶ライトバルブの電極層の
みを残して読出側より透視した図。
みを残して読出側より透視した図。
【図7】 図4の光導電型液晶ライトバルブに温度検出
手段を付加した構成を示す図。
手段を付加した構成を示す図。
【図8】 図7の検出回路の具体的回路例を示す図。
【図9】 温度に対する遮光膜のインピーダンスの特性
図。
図。
【図10】 温度に対する検出抵抗の両端間電圧の特性
図。
図。
【図11】 図7の構成にさらに駆動電圧補正のための
制御手段を付加した構成を示す図。
制御手段を付加した構成を示す図。
【図12】 温度に対する液晶印加電圧の特性図。
【図13】 本発明の他の実施例の光導電型液晶ライト
バルブの構造を示す図。
バルブの構造を示す図。
【図14】 図13の光導電型液晶ライトバルブにCR
Tを結合した構成を示す一部断面図。
Tを結合した構成を示す一部断面図。
【図15】 図13の光導電型液晶ライトバルブの電極
層のみを残して読出側より透視した図。
層のみを残して読出側より透視した図。
【図16】 本発明の別の実施例における光導電型液晶
ライトバルブ表示装置の構成を示す図。
ライトバルブ表示装置の構成を示す図。
1a,1b 光導電型液晶ライトバルブ 11 液晶層 12 スペーサ 13,14 配向膜 15 光導電膜 16 誘電体ミラー 17 遮光膜 18a,19a 画像形成用電極 18b,19b 温度変化検出用電極 20,21 ガラス基板 31 検出抵抗 32 検出回路 34,34´ 演算回路 35 ゲインコントロール回路 101 駆動電圧源 101d 温度変化検出用電圧源 1R,1G,1B 画像形成用光導電型液晶ライトバ
ルブ 35R,35G,35B ゲインコントロール回路 101R,101G,101B 駆動用電圧源
ルブ 35R,35G,35B ゲインコントロール回路 101R,101G,101B 駆動用電圧源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/133 580 G02F 1/1343 G02F 1/135
Claims (1)
- 【請求項1】 液晶層、光導電層及び遮光層を含む積層
体と、前記積層体を挟持して画像形成領域を形成する駆
動電極対とを含む光導電型液晶ライトバルブであって、
前記画像形成領域外にあって、前記液晶層を除いた前記
積層体の層のうちの少なくとも前記遮光層を挟持する一
対の温度検出用電極を有することを特徴とする光導電型
液晶ライトバルブ。
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