JP3241987U - ノズル装置 - Google Patents

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弘幸 貝塚
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株式会社コスモホールディングス
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Abstract

【課題】髪の毛全体等、温風等を広い範囲に当てるためのヘアドライヤーの振り操作を軽減できる実用的なノズル装置を提供する。【解決手段】ヘアドライヤー本体1の吹出口に着脱自在に取り付けられるノズル装置であって、前記ヘアドライヤー本体1から吹き出される空気により該空気の吹出方向と交差する方向に首振り揺動する揺動部材2と、前記揺動部材2を首振り揺動可能に支持する支持部材3と、前記揺動部材2を首振り揺動可能な第一の状態と首振り揺動不能な第二の状態とに切り替え可能な切替機構とを有する。【選択図】図1

Description

本考案は、ノズル装置に関するものである。
特許文献1には、吹出口から吹き出す温風や冷風を髪の毛に当ててセットや乾燥を行う手持ち式のヘアドライヤーが開示されている。
ところで、この種の手持ち式のヘアドライヤーは、実際に濡れた髪の毛を乾かす場合、髪の毛を傷めないようにするためには同じ部位に温風等を当て続けるのではなく、上下左右に小刻みに振ったり、大きく振ったりしながら髪の毛全体に温風を当てて均一に乾かす必要があるが、この独特な動作はヘアドライヤー(ハンドル部)を持つ腕に大きな負荷がかかり、よって、この問題点を解消する構造の提案が望まれている。
実用新案登録第3077910号公報
本考案は、前述した問題点に鑑みなされたもので、髪の毛全体等、温風等を広い範囲に当てるためのヘアドライヤーの振り操作を軽減できる実用的なノズル装置を提供することを目的とする。
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
ヘアドライヤー本体1の吹出口に着脱自在に取り付けられるノズル装置であって、
前記ヘアドライヤー本体1から吹き出される空気により該空気の吹出方向と交差する方向に首振り揺動する揺動部材2と、
前記揺動部材2を首振り揺動可能に支持する支持部材3と、
前記揺動部材2を首振り揺動可能な第一の状態と首振り揺動不能な第二の状態とに切り替え可能な切替機構とを有することを特徴とするノズル装置に係るものである。
また、請求項1記載のノズル装置において、前記揺動部材2は前記支持部材3に揺動軸5を介して支持されており、前記揺動部材2は前記揺動軸5を中心に首振り揺動するように構成されていることを特徴とするノズル装置に係るものである。
また、請求項2記載のノズル装置において、前記揺動部材2は前記首振り揺動方向において非対称の形状であることを特徴とするノズル装置に係るものである。
また、請求項1~3いずれか1項に記載のノズル装置において、前記支持部材3の先端部には前記揺動部材2に設けられた被係止部6と係止する係止部7を有する切替部材4が設けられ、前記切替部材4は、前記係止部7が前記被係止部6と係止する第一の位置と、前記係止部7が前記被係止部6と係止しない第二の位置とに切り替え移動自在に設けられ、前記切替部材4を前記第一の位置とすることで前記第一の状態となり、前記第二の位置とすることで前記第二の状態となるように構成されていることを特徴とするノズル装置に係るものである。
また、請求項4記載のノズル装置において、前記切替部材4には前記支持部材3に設けられたガイド部8と係合し、前記切り替え移動がガイドされる被ガイド部9が設けられていることを特徴とするノズル装置に係るものである。
また、請求項5記載のノズル装置において、前記ガイド部8には前記被ガイド部9に設けられた凹凸部10と係合する第一の係合部11および第二の係合部12が設けられ、前記凹凸部10を前記第一の係合部11に係合させた状態では前記第一の位置が保持され、前記凹凸部10を前記第二の係合部12に係合させた状態では前記第二の位置が保持されるように構成されていることを特徴とするノズル装置に係るものである。
また、請求項6記載のノズル装置において、前記ガイド部8および前記被ガイド部9は夫々一対ずつ設けられていることを特徴とするノズル装置に係るものである。
また、請求項7記載のノズル装置において、前記係止部7は溝部であり、前記被係止部6は前記溝部と嵌合する突状部であり、前記吹出方向から見たとき、前記係止部7および前記被係止部6は、前記ガイド部8および前記被ガイド部9に対して90度異なる位置に夫々設けられていることを特徴とするノズル装置に係るものである。
本考案は上述のように構成したから、温風等を広い範囲に当てるためのヘアドライヤーの振り操作を軽減できる実用的なノズル装置となる。
本実施例の概略説明斜視図である。 ノズル装置の分解説明斜視図である。 第一の状態の概略説明断面図である。 第二の状態の概略説明断面図である。 首振り揺動を説明する概略説明断面図である。 揺動部材の概略説明正面図である。 第一の状態の揺動部材および切替部材の概略説明斜視図である。 第二の状態の揺動部材および切替部材の概略説明斜視図である。
好適と考える本考案の実施形態を、図面に基づいて本考案の作用を示して簡単に説明する。
本考案に係るノズル装置を既存のヘアドライヤー本体1の吹出口に取り付け、このノズル装置を介してヘアドライヤー本体1からの空気(温風等)を髪の毛に当てセットや乾燥を行う。
この際、ヘアドライヤー本体1から吹き出される空気により揺動部材2が自動的に首振り揺動し、ノズル装置から吹き出される空気の吹出方向が(ヘアドライヤー本体1を振り操作しなくても)自動的に揺動する。
したがって、ヘアドライヤー本体1の振り操作を小さく、少なくしても、広い範囲に温風等を当てることが可能となる。
また、狭い範囲に温風等を当てたい場合等、首振り揺動が不要な場合には揺動部材2を首振り揺動不能な状態に切り替えることも可能となる。
本考案の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、図1に図示したように、ヘアドライヤー本体1と、ヘアドライヤー本体1の吹出口に着脱自在に取り付けられるノズル装置とからなるヘアドライヤーであり、前記ノズル装置は、前記ヘアドライヤー本体1から吹き出される空気により該空気の吹出方向と交差する方向に首振り揺動する揺動部材2と、前記揺動部材2を首振り揺動可能に支持する支持部材3と、前記揺動部材2を首振り揺動可能な第一の状態と首振り揺動不能な第二の状態とに切り替え可能な切替機構とを有するものである。
ヘアドライヤー本体1は、先端部に空気吹出開口部20が設けられた筒状の空気吹出部21と、この空気吹出部21の基端部に連設され左右側面に空気吸込口22が設けられた中空状の空気吸込部23と、この空気吸込部23から下方に垂設されたハンドル部24とを有する適宜な合成樹脂製の部材からなるものである。
空気吹出部21内には電動モータと該電動モータに連結されるファンとからなる送風機構が設けられ、この空気吹出部21内にして送風機構よりも先端側部位にはヒーター部が設けられている。
また、図3等に図示したように、空気吹出開口部20の周壁部28先端には環状のスリット25が設けられ、支持部材3の基端挿入部13が挿入されるように構成されている。
また、空気吹出開口部20内には、多数の貫通孔26が設けられた円柱部材27が、空気吹出開口部20の周壁部28内面に立設された複数本の支柱(図示省略)により前記周壁部28から離間した状態で設けられている。したがって、空気吸込部23から吸い込まれた空気は、前記貫通孔26および空気吹出開口部20の周壁部28内面と円柱部材27との間隙29を通ってノズル装置へと到達する。
以下、ノズル装置について具体的に説明する。
ノズル装置は、図2に図示したように、ヘアドライヤー本体1に着脱自在に取り付け固定(差し込み固定)される支持部材3と、支持部材3に首振り揺動自在に支持される揺動部材2と、揺動部材2の首振り揺動の可不可を切り替える切替部材4と、揺動部材2・支持部材3を覆う円筒状のカバー部材14とを有する。
前記揺動部材2は環状で、左右壁部の内面に夫々先端側程先細るテーパ面15を有している。また、前記揺動部材2は、前記支持部材3に揺動軸5を介して支持されており、前記揺動部材2は前記揺動軸5を中心に首振り揺動するように構成されている。揺動部材2は吹き出される空気により容易に揺動できる程度の軽量な合成樹脂製のものである。
また、前記揺動部材2の上下壁部の基端側には突片16が設けられており、この突片16の外側に揺動軸5が夫々突設されている。また、突片16の揺動軸5の近傍(揺動軸5より先端側)には後述する被係止部6(突状部)が突設されている。
前記揺動軸5は、前記支持部材3の挿通孔17に回動自在に保持される。
具体的には、前記支持部材3は合成樹脂製のものであり、図3等に図示したように、その先端部に前記挿通孔17が上下一対形成された円筒状の外筒部30と、前記揺動部材2内にヘアドライヤー本体1からの空気を導く内筒部31とを有している。内筒部31の基部は基端側から先端側に先細る形状を呈し、先端部は直線円筒形状を呈する。
外筒部30と内筒部31とは基端側で一体化されており、支持部材3の基端部には空気吹出開口部20のスリット25に差し込まれる円筒状の基端挿入部13が設けられている。
また、前記揺動部材2および支持部材3は、前記揺動軸5を前記支持部材3の挿通孔17に挿入した状態では上下左右の壁部内に内筒部31の先端が若干入り込むように構成されている。したがって、ヘアドライヤー本体1からの空気は良好に揺動部材2内へ導かれる。
また、前記揺動部材2は前記首振り揺動方向において非対称の形状(揺動軸5を対称軸として非対称の形状)である(図6参照)。具体的には、左壁部先端(図6における右側)が右壁部先端(図6における左側)に対し肉厚に形成され、左壁部先端に右壁部の先端面に対して広大な平坦先端面18が形成されている。図中符号19はテーパ面である。
したがって、重量等が首振り揺動方向(左右方向)でアンバランスとなり、いずれかの方向に回動し易くなる。首振り揺動が可能な第一の状態において(図3参照)、空気吹出開口部20からの温風等により揺動部材2が一度いずれかの方向へ回動すれば(例えば図5(a)参照)、揺動部材2の左右いずれか一方の壁部のテーパ面15が当該内壁に当たる温風等に相対し他方が温風等が当たらない(若しくは当たり難い)状態となり逆方向への回動(図5(b)参照)が容易に生じ、これが繰り返されることで(送風量等を変更せずとも)温風等を吹き出している間、継続的・連続的に往復回動(首振り揺動)が生じ、揺動部材2の先端開口が左右に振られることで当該先端開口から吹き出す温風等が当たる範囲が広がる効果が得られる。
特に本実施例においては、首を振っていない状態では平坦先端面18の裏面が吹出方向と直交した状態となって当該裏面で空気を受け止めやすくなり、図5(b)の状態となり易く、首振り揺動の始動が良好に行われる。
前記支持部材3の先端部には前記揺動部材2に設けられた被係止部6と係止する係止部7を有する切替部材4が設けられている。前記切替部材4は、前記係止部7が前記被係止部6と係止する第一の位置と、前記係止部7が前記被係止部6と係止しない第二の位置とに切り替え移動自在に設けられ、前記切替部材4を前記第一の位置とすることで前記第一の状態となり(図3および図7参照)、前記第二の位置とすることで前記第二の状態(図4および図8参照)となるように構成されている。
具体的には、切替部材4は合成樹脂製で、環状部32と該環状部32の外周を囲むように設けられ該環状部32の先端縁と連設された円筒状部33とからなり、前記環状部32の基端部には左右一対の被ガイド部9としての突出板部が突設されている。また、前記環状部32の下端部には前記係止部7としての溝部が形成された係止部材34が設けられている。係止部7(溝部)の先端側はテーパ溝形状を呈し、基端側は前記被係止部6が嵌合する直線溝形状を呈する。したがって、被係止部6を係止部7の直線溝形状部分まで差し込むことで揺動部材2の首振り揺動が不能な第二の状態となる。
前記被ガイド部9は、前記支持部材3の外筒部30の先端部に設けられた左右一対のガイド部8としての凹部に前後方向(吹出方向)にスライド移動可能に嵌合せしめられる。前記ガイド部8の上下縁には夫々第一の係合部11(本実施例では凹部)および第二の係合部12(本実施例では凹部)が設けられている。被ガイド部9にはいずれかの係合部と係合する凹凸部10(本実施例では凸部)が上下一対設けられている。
そして、図3のように前記凹凸部10を前記第一の係合部11に係合させた状態では前記第一の位置が保持され、図4のように前記凹凸部10を前記第二の係合部12に係合させた状態では前記第二の位置が保持されるように構成されている。
また、前記吹出方向から見たとき、前記係止部7および前記被係止部6は、前記ガイド部8および前記被ガイド部9に対して90度異なる位置に夫々設けられている。本実施例ではガイド部8および被ガイド部9は夫々3時位置と9時位置に、係止部7および被係止部6は夫々6時位置に設けられている。
カバー部材14は合成樹脂製で、先端が切替部材4の環状部32と円筒状部33との間に形成されるスリット部35に挿入され、先端側に設けられた爪36が支持部材3の外筒部30の先端の溝37に係止すると共に、基端側に設けられた孔38に支持部材3の外筒部30の基端部に設けられた爪39が係止することで取り付け固定されている。
本実施例は上述のように構成したから、ノズル装置を介してヘアドライヤー本体1からの空気(温風等)を髪の毛に当てセットや乾燥を行う際、ヘアドライヤー本体1から吹き出される空気により揺動部材2が自動的に首振り揺動し、ノズル装置から吹き出される空気の吹出方向が(ヘアドライヤー本体1を振り操作しなくても)自動的に揺動する。
したがって、ヘアドライヤー本体1の振り操作を小さく、少なくしても、広い範囲に温風等を当てることが可能となる。
また、狭い範囲に温風等を当てたい場合等、首振り揺動が不要な場合には揺動部材2を首振り揺動不能な状態に切り替えることも可能となる。
よって、本実施例は、温風等を広い範囲に当てるためのヘアドライヤーの振り操作を軽減できる実用的なものとなる。
1 ヘアドライヤー本体
2 揺動部材
3 支持部材
4 切替部材
5 揺動軸
6 被係止部
7 係止部
8 ガイド部
9 被ガイド部
10 凹凸部
11 第一の係合部
12 第二の係合部

Claims (8)

  1. ヘアドライヤー本体の吹出口に着脱自在に取り付けられるノズル装置であって、
    前記ヘアドライヤー本体から吹き出される空気により該空気の吹出方向と交差する方向に首振り揺動する揺動部材と、
    前記揺動部材を首振り揺動可能に支持する支持部材と、
    前記揺動部材を首振り揺動可能な第一の状態と首振り揺動不能な第二の状態とに切り替え可能な切替機構とを有することを特徴とするノズル装置。
  2. 請求項1記載のノズル装置において、前記揺動部材は前記支持部材に揺動軸を介して支持されており、前記揺動部材は前記揺動軸を中心に首振り揺動するように構成されていることを特徴とするノズル装置。
  3. 請求項2記載のノズル装置において、前記揺動部材は前記首振り揺動方向において非対称の形状であることを特徴とするノズル装置。
  4. 請求項1~3いずれか1項に記載のノズル装置において、前記支持部材の先端部には前記揺動部材に設けられた被係止部と係止する係止部を有する切替部材が設けられ、前記切替部材は、前記係止部が前記被係止部と係止する第一の位置と、前記係止部が前記被係止部と係止しない第二の位置とに切り替え移動自在に設けられ、前記切替部材を前記第一の位置とすることで前記第一の状態となり、前記第二の位置とすることで前記第二の状態となるように構成されていることを特徴とするノズル装置。
  5. 請求項4記載のノズル装置において、前記切替部材には前記支持部材に設けられたガイド部と係合し、前記切り替え移動がガイドされる被ガイド部が設けられていることを特徴とするノズル装置。
  6. 請求項5記載のノズル装置において、前記ガイド部には前記被ガイド部に設けられた凹凸部と係合する第一の係合部および第二の係合部が設けられ、前記凹凸部を前記第一の係合部に係合させた状態では前記第一の位置が保持され、前記凹凸部を前記第二の係合部に係合させた状態では前記第二の位置が保持されるように構成されていることを特徴とするノズル装置。
  7. 請求項6記載のノズル装置において、前記ガイド部および前記被ガイド部は夫々一対ずつ設けられていることを特徴とするノズル装置。
  8. 請求項7記載のノズル装置において、前記係止部は溝部であり、前記被係止部は前記溝部と嵌合する突状部であり、前記吹出方向から見たとき、前記係止部および前記被係止部は、前記ガイド部および前記被ガイド部に対して90度異なる位置に夫々設けられていることを特徴とするノズル装置。
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