JP3244076U - トイレ用ブラシ - Google Patents

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光雄 谷田
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カネヨシ商事株式会社
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Abstract

【課題】便器の汚れを簡単かつ効率的に落とし、ごみ削減に貢献することができるとともに、安全に作業できるトイレ用ブラシを提供する。
【解決手段】略直方体をなし、第1面31に所定深さの切れ込み33を有する、多孔質性の柔軟なヘッド3と、切れ込みに着脱自在に挿入される取付部を有する柄5と、を具備することを特徴とするトイレ用ブラシとする。
【選択図】図7

Description

本考案は、トイレ用ブラシに関する。
便器の汚れを落とすためにトイレ用ブラシが用いられる。一般的なトイレ用ブラシは柄部とその先端に固定されたブラシ部とを有する(例えば特許文献1:特許第4177444号公報)。
例えば尿石その他の溜まった汚れに対しては、便器に酸性クリーナーをふりかけ、ブラシでこすり落とすのが一般的である。しかし、ブラシにより酸性液が飛び跳ねるなど、危険を伴う可能性がある。
また、便器の縁の汚れに対応したブラシが種々提案されているが、狭い縁に堆積した汚れには適切に対応できないことが多く、また、視認しにくい部分に均一にブラシを当てることは容易でない。
あるいは、スプレーでクリーナーを吹き付けて汚れを落とす方法もあるが、薬液を汚れにまんべんなく吹き付けることが難しく、無駄が多い。
特許第4177444号公報
そこで、本考案は、便器の汚れを簡単かつ効率的に落とし、ごみ削減に貢献することができるとともに、安全に作業でき、かつ用いる洗浄剤の種類によって簡易に交換できるヘッドを具備するトイレ用ブラシを提供することを目的とする。
上述した課題を解決すべく、本考案は、
略直方体をなし、所定の第1面に所定深さの切れ込みを有する、多孔質性の柔軟なヘッドと、
前記切れ込みに着脱自在に挿入される取付部を有する柄と、
を具備することを特徴とするトイレ用ブラシ、を提供する。
本考案のトイレ用ブラシでは、前記ヘッドにおいて前記第1面に対向する第2面が、前記第1面に対して所定角度だけ傾斜していること、が好ましい。
また、本考案のトイレ用ブラシでは、前記所定角度が95°~120°であること、が好ましい。
また、本考案のトイレ用ブラシでは、前記取付部が、前記切れ込みの幅と略同一の幅を持つ枠体又は板体であること、が好ましい。
また、本考案のトイレ用ブラシでは、前記取付部が、前記切れ込みを構成する内面に向かって突出する突起を有すること、が好ましい。この突起は、前記取付部の基端側に傾斜していること、が好ましい。
また、本考案のトイレ用ブラシでは、前記柄が、前記切れ込みに挿入された前記ヘッドを前記取付部との間で挟み込む保持部を有すること、が好ましい。
更に、本考案は、
略直方体をなし、所定の第1面に所定深さの切れ込みを有する、多孔質性の柔軟なヘッド3種類と、
前記切れ込みに着脱自在に挿入される取付部を有する柄と、
を具備することを特徴とするトイレ用ブラシセット、も提供する。
かかるトイレ用ブラシセットによれば、例えば中性、酸性及びアルカリ性の洗浄剤を用いる場合に、用いる洗浄剤の種類によってヘッドを簡易に交換することができ、作業を安全に実施することができる。
本考案によれば、便器の汚れを簡単かつ効率的に落とし、ごみ削減に貢献することができるとともに、安全に作業でき、かつ用いる洗浄剤の種類によって簡易に交換できるヘッドを具備するトイレ用ブラシを提供することができる。
本実施形態に係るトイレ用ブラシ1の概略図である。 トイレ用ブラシ1の正面側及び背面側斜視図である。 トイレ用ブラシ1の正面図、背面図、右側面図、上面図及び底面図である。 柄5の取付部51の概略図である。 ヘッド3が取付部51の先端に差し入れられた状態を示す図である。 ヘッド3が取付部51に差し込まれた状態を示す図である。 ヘッド3が取付部51に固定された状態を示す図である。 トイレ用ブラシ1で便器7を清掃する様子の一例を示す図である。
以下、本考案に係るトイレ用ブラシの代表的な実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、本考案はこれら図面に限定されるものではない。また、図面は、本考案を概念的に説明するためのものであるから、理解容易のために、必要に応じて寸法、比又は数を誇張又は簡略化して表している場合もある。
図7に例示するように、トイレ用ブラシ1は便器7の清掃に用いられ、特に便器7の縁部の洗浄に好適に用いられる。
図1に示すように、トイレ用ブラシ1は、ヘッド3及び柄5を有する。以下、各構成要素を詳細に説明する。
図4~図7に示すように、ヘッド3は、柄5に着脱自在に装着されるスポンジ状の柔軟な多孔質部材である。図2及び図3に示すように、ヘッド3は、第1面~第6面を有する略直方体状をなす。ヘッド3は例えばポリウレタンなどの樹脂材料の発泡体から構成されるが、他の材料で作製されてもよい。
ヘッド3は、ある面(第1面31)に所定深さの切れ込み33ないし溝を有する。切れ込み33は、柄5の取付部51を受け入れるために設けられる。
切れ込み33の深さは、柄5の取付部51の長さと略同じであり、例えば5cm~10cm(7cm~8cm)である。切れ込み33の幅は、取付部51の幅と略同じかやや広く、例えば2cm~5cmである。
例えば図2に示すように、切れ込み33が設けられた第1面31とは反対側の又は対向する面(第2面32)は、一部が第1面31に対して傾斜している。図3(C)に示す傾斜の角度αは例えば30°~60°である。
第2面32は、例えば、第1面31に略平行であった面を削ることで形成される。これにより、第2面32側の先端は、鋭角の部分と鈍角の部分とを有することになり(例えば図2(A),(B)参照)、便器の様々な部位の形状への追従性が向上する。
ヘッド3の角部(略直方体の頂点及び辺に相当する部分)は概ね丸みを帯びている。丸みは例えば角部を削ることで形成される。
本実施形態では、正面側の角部は、背面側の角部よりも大きな(つまり曲率半径の大きい)丸みを有する(例えば図3(D),(E)参照)。これにより、ヘッド3は便器7の縁への追従性(縁の奥へ十分に入り込むこと)を備えるのである。
それゆえ、便器7の縁にヘッド3を差し入れたときに、ヘッド3は便器7の縁にフィットし、狭い縁にも容易に届く(図7参照)。
ヘッド3は1本の柄5に対して1個でもよいし、複数個セットで提供されてもよい(図1参照)。
後者の場合、個々のヘッド3が異なる色で着色されてもよい。例えば、使用する洗剤の性質(例えば中性、塩素系、及びアルカリ性の洗剤)に応じて別のヘッド3を使用することで、一貫したヘッド3の使用が可能となり、また、ヘッド3における洗剤の混ざりを防止することができる。
次いで、柄5について説明する。
柄5は棒体をなす。柄5は、例えばポリプロピレン、ABS樹脂、ポリエチレンなどの樹脂材料により作製されてもよいし、木材や金属などの他の材料で作製されてもよい。
柄5は、その先端に、ヘッド3を装着するための取付部51を有する。つまり、柄5は先端の近傍において屈曲して取付部51を形成する。取付部51は、略U字状、略環状又は略矩形状をなす枠体又は板体であり、ヘッド3の切れ込み33に差し込まれる。
なお、柄5における屈曲部位は、後述する保持部52の軸部522を受ける軸受け512としての役割をも果たす(図5参照)。
取付部51は、切れ込み33への挿入時に切れ込み33を構成する内面33A,33Bに向かって突出する突起511を有する(例えば図3(F)及び図4参照)。突起511は、ヘッド3が取付部51の先端側へ(つまり取付部51から外れる方向に)移動しようとすると切れ込み33の内面33A,33Bに食い込んで、ヘッド3の更なる移動又は取付部51からの脱落を規制する規制手段である。本実施形態において、突起511は、切れ込み33を構成する内面33A,33Bのうち一方の面に向かっているが、突起511は両方の面に向かって突出してもよい。
突起511は、取付部51の基端側に傾斜している。突起511が取付部51となす、図4(B)に示す角度βは概ね40°~50°であることが好適である。
柄5は、装着されたヘッド3を取付部51との間で挟み込む保持部52を有してもよい(図6参照)。
保持部52は棒状であり、先端の近傍において屈曲して押圧部521を形成している。保持部52の屈曲は、柄5の屈曲と概ね同程度でよい。
押圧部521の先端からは、ヘッド3に向かって突出する突起523を有する。突起523は、取付部51に装着されたヘッド3の表面に食い込んで、ヘッド3の移動を規制する。
保持部52の屈曲部位からは軸部522が突出している(図5参照)。軸部522は柄5の軸受け512で受けられ、これにより保持部52は柄5に対して回動することができる。したがって、保持部52を柄5に対して回動させることで、ヘッド3を取付部51上に保持したり、あるいは保持を解除したりすることができる(図6参照)。
柄5は、保持部52を収納するための凹部53ないし収納空間を有してもよい(図7参照)。
凹部53は、柄5に沿って設けられている。保持部52を柄5に対して回動させて、凹部53に保持部52を収納すると、同時に、押圧部521が取付部51との間にヘッド3を挟持する。したがって、保持部52が凹部53に収納されて柄5と保持部52とが一体化した状態では、ヘッド3が取付部51に固定されることとなる。
次いで、トイレ用ブラシ1の使用手順を説明する。
ヘッド3及び柄5を準備する。このとき、色違いの複数のヘッド3を準備してもよい。
ヘッド3の切れ込み33に柄5の取付部51を差し込んで、取付部51にヘッド3を装着する(図5参照)。このとき、使用する洗剤に応じてヘッド3を選択あるいは交換してもよい。
また、保持部52の回動操作により、保持部52の押圧部521と取付部51との間でヘッド3を挟持する(図6参照)。
それによりヘッド3が柄5に固定され、トイレ用ブラシ1の準備が整う(図7参照)。
次いで、トイレ用ブラシ1で便器7を掃除する。
まず、ヘッド3に洗剤を吹き付け、かけ、塗り付ける。つまり、洗剤を便器7にかけるのではなく、ヘッド3につけることで、洗剤の飛び散りなどの無駄を抑制することができる。
そして、トイレ用ブラシ1で便器7を擦る。このとき、ヘッド3の尖った先端が便器7の縁に入り込むので、便器7を隅々まできれいにすることができる(図8参照)。
なお、別の種類の洗剤で便器7を更に掃除する場合には、装着中のヘッド3を柄5から取り外し、別のヘッド3を装着する。あるいは、使用中のヘッド3が傷んだ場合には、ヘッド3だけを交換することができる。
本実施形態によれば、1つのトイレ用ブラシ1で、あらゆる便器7に対応可能である。すなわち、ヘッド3に洗剤(液又は泡)をつけ、ヘッド3で洗剤を便器7の汚れに塗り付け、汚れを落とすことで、洗剤の飛び散りや垂れを抑制することができ、洗剤の無駄がない。
また、ヘッド3は取り替え式であるから、ごみの削減が可能である。また、ヘッド3が交換式で、ごみの減量化に貢献できる。これに対して、既存のトイレブラシは柄5付きの一体物で、汚れたら全て廃棄しなければならず、柄の部分が長く処分に困る。
更に、異なる種類の洗剤に対して異なる色のヘッド3を使い分けることで、掃除の安全性が高まる。例えば、白、黒及び赤の3色のヘッド3を、それぞれアルカリ性、中性及び酸性の洗剤のために使用するなど、洗剤とのマッチングにより使い分けができる。この使い分けにより安全性の問題、つまり酸性洗剤とアルカリ性洗剤の混ぜるといった危険な行為を避けることができる。また、ヘッド3を視覚的に判別できて、洗剤の混合による塩素ガスの発生をより安全に防ぐことができる。
以上、本考案の一実施形態であるトイレ用ブラシについて説明したが、本考案はこれらのみに限定されるものではなく、本考案の技術的思想を具備する限りは種々の設計変更が可能であり、かかる設計変更態様は全て本考案の技術的範囲に含まれる。
1 トイレ用ブラシ
3 ヘッド
31 第1面
32 第2面
33 切れ込み
5 柄
51 取付部
511 突起
512 軸受け
52 保持部
521 押圧部
522 軸部
523 突起
53 凹部
7 便器

Claims (7)

  1. 略直方体をなし、第1面に所定深さの切れ込みを有する、多孔質性の柔軟なヘッドと、
    前記切れ込みに着脱自在に挿入される取付部を有する柄と、
    を具備することを特徴とするトイレ用ブラシ。
  2. 前記ヘッドにおいて前記第1面に対向する第2面が、前記第1面に対して所定角度だけ傾斜していること、
    を特徴とする請求項1に記載のトイレ用ブラシ。
  3. 前記所定角度が30°~60°であること、
    を特徴とする請求項2に記載のトイレ用ブラシ。
  4. 前記取付部が、前記切れ込みの幅と略同一の幅を持つ枠体又は板体であること、
    を特徴とする請求項1に記載のトイレ用ブラシ。
  5. 前記取付部が、前記切れ込みを構成する内面に向かって突出する突起を有すること、
    を特徴とする請求項4に記載のトイレ用ブラシ。
  6. 前記柄が、前記切れ込みに挿入された前記ヘッドを前記取付部との間で挟み込む保持部を有すること、
    を特徴とする請求項1に記載のトイレ用ブラシ。
  7. 略直方体をなし、第1面に所定深さの切れ込みを有する、多孔質性の柔軟なヘッド3種類と、
    前記切れ込みに着脱自在に挿入される取付部を有する柄と、
    を具備することを特徴とするトイレ用ブラシセット。
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