JP3244748U - 集合住宅の玄関構造 - Google Patents

集合住宅の玄関構造 Download PDF

Info

Publication number
JP3244748U
JP3244748U JP2023003562U JP2023003562U JP3244748U JP 3244748 U JP3244748 U JP 3244748U JP 2023003562 U JP2023003562 U JP 2023003562U JP 2023003562 U JP2023003562 U JP 2023003562U JP 3244748 U JP3244748 U JP 3244748U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage
entrance
cloak
depth
apartment complex
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2023003562U
Other languages
English (en)
Inventor
奈津子 西牟田
Original Assignee
株式会社中央住宅
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社中央住宅 filed Critical 株式会社中央住宅
Priority to JP2023003562U priority Critical patent/JP3244748U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3244748U publication Critical patent/JP3244748U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

【課題】下足入れの奥行きの範囲で、大人用および子供用の衣服を覆って収納できる集合住宅の玄関構造を提供する。【解決手段】集合住宅の玄関構造であって、玄関ホールの壁部に設けられる開閉扉33を有したキャビネット21を備え、キャビネット21は、室内の床23と玄関のたたきとの境である上がり框の位置で、たたき側の下足入れ29と、下足入れ29の奥行寸法と同一の奥行寸法を有して少なくともコートや上着等を収容する床側の収納クローク部31と、を備え、収納クローク部31の内側における上方には、奥行方向を長手方向とするハンガーパイプ57が設けられ、ハンガーパイプ57の長手方向に平行な収納クローク部31の内壁面61には、ハンガーパイプ57に掛けられる大人用上着59の袖口67より下方となる高さに位置する子供用ハンガーを掛けるフック65が設けられている。【選択図】図4

Description

本考案は、集合住宅の玄関構造に関する。
靴等を収納することができると共に従来、デッドスペースとなりがちであった部分を利用して目立つことなく外出時に使用するコート等の衣服を掛けておくことができる玄関用収納ボックスが提案されている(特許文献1参照)。この玄関用収納ボックスは、玄関の上り框上に壁面に沿って縦長収納ボックスを配置し、この縦長収納ボックスの玄関の出入り口と反対側に位置する側板に衣服等を引っ掛けるための引掛手段を設け、この引掛手段を側板の上端縁より下方に位置するように側板より突設された載置板と、載置板の下方に位置するように側板より突設されたフックとで構成して成る。
また、必要に応じて収納部を付加することにより収納量の増大を図り、又、外観意匠性の統一感を保持でき、使い勝手に優れた収納装置が提案されている(特許文献2参照)。この収納装置は、玄関等に設置された家具の側面に当接し、この側面を正面として設けられる収納装置であって、この収納装置が上記家具の側壁の上方に当接するハンガーボード部と、このハンガーボード部の下方に設けられた収納部とにより構成され、且つ、正面視の外形寸法が上記家具の側面の外形寸法と同等である。
また、使い勝手を適切且つ合理的により向上させる玄関用キャビネットが提案されている(特許文献3参照)。この玄関用キャビネットは、建物の玄関に設置されて土間上空間を、クローク室として機能する一方空間と、ホール側に位置する他方空間とに仕切るようにするキャビネットであって、天板、底板及び左右の側板を備え、これらからなる枠状主体部によって一方空間に面する一方開放部と、他方空間に面する他方開放部とを形成すると共に、他方開放部を開放可能に閉塞する戸を備えており、側板の水平方向の板幅を30cm~40cmの範囲とすると共に、枠状主体部内にパイプ中心軸を左右方向に沿わせたハンガーパイプを備えており、しかも、ハンガーパイプを、ハンガーパイプの中心軸と戸の内面間の距離が、ハンガーパイプにハンガーを介して掛けられる衣服の肩幅の半分と等しくなるように、位置づけさせてなる。
実公平7-7796号公報 特開平10-123号公報 実用新案登録第3237385号号公報
特許文献1に開示の玄関用収納ボックス、特許文献2に開示の収納装置、特許文献3に開示の玄関用キャビネットは、いずれも、玄関ホールに設けたキャビネットに、コートハンガーが露出して掛けられるため、扉で隠し、収納したい要請がある。
しかしながら、コートなどの上着をハンガーに掛けた状態では、奥行きが約60センチの収納部分を必要とする。一方、下足入れは、履物を収納する専用の家具であり、奥行45センチ前後であり、ハンガーを掛けるには、奥行が足りない。また、コートなどの上着を掛けるのは、大人だけではなく子供も同様であり、大人同様に、部屋内に持ち込まない仕様にしたいが、子供専用の家具を配置するのはスペース確保の点が問題となる。
本考案は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、下足入れの奥行きの範囲で、大人用および子供用の衣服を覆って収納できる集合住宅の玄関構造を提供することにある。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本考案の請求項1記載の集合住宅の玄関構造は、集合住宅の玄関構造であって、
玄関ホールの壁部19に設けられる開閉扉33を有したキャビネット21を備え、
前記キャビネット21は、
室内の床23と玄関13のたたき25との境である上がり框27の位置で、
たたき側の下足入れ29と、
前記下足入れ29の奥行寸法と同一の奥行寸法を有して少なくともコートや上着等を収容する床側の収納クローク部31と、を備え、
前記収納クローク部31の内側における上方には、奥行方向を長手方向とするハンガーパイプ57が設けられ、
前記ハンガーパイプ57の長手方向に平行な前記収納クローク部31の内壁面61には、前記ハンガーパイプ57に掛けられる大人用上着59の袖口67より下方となる高さに位置する子供用ハンガーを掛けるフック65が設けられていることを特徴とする。
この集合住宅の玄関構造では、室内の床23と玄関13のたたき25との境である上がり框27の位置に、開閉扉33を有したキャビネット21が、玄関ホールの壁部19に沿って設けられる。キャビネット21は、ほぼ上がり框27を挟んで、たたき側が下足入れ29となり、床側が収納クローク部31となる。キャビネット21は、これら下足入れ29と、収納クローク部31とが、壁部19に垂直な奥行き方向を同一寸法として構成される。つまり、キャビネット21は、従来と同じ奥行きで設けることができ、厚み(奥行)が増さないので、奥行を建物側に負担することがない。
下足入れ29は、基本的に奥行の寸法が、靴35が収納される寸法で家具としては浅い。この奥行は、例えば430mm程度となる。男性の靴35や、扉裏に傘41を入れたりすると、だいたい450mm程度で作られる。一方、クローゼットは、従来、奥行を600mm程度としている。理由は、上着のハンガーをかけて難なく入るサイズになっている。この600mmをそのまま下足入れ29にすると、無駄な空間が生まれ、つまり奥行が大きすぎる。また、建物側への負担が生じる。
そこで、キャビネット21の収納クローク部31は、下足入れ29の奥行で、正面からコートを正面向きとして入れるように、ハンガーパイプ57を縦(壁部19に垂直)に、奥行方向に真っ直ぐに通している。すなわち、収納クローク部31は、横向きにコートを入れるのではなく、正面向きでコートをしまう。このような収納方法を採ると、コートや上着は、正面から見て、ハンガーにかけた状態で、両袖を含めた幅より、下の方、すなわち、裾側が狭い。
つまり、袖の下に空間が生まれる。そこに子供が使える位置で、フック65が内壁面61に設けられている。子供のコートであると、幅長に600mmは要らない。すなわち、肩幅が狭いので450mmの奥行きで十分となる。つまり、集合住宅の玄関構造において、収納クローク部31は、大人は上に掛け、子供は下の横に掛けられる。収納クローク部31では、正面向きの大人用と横向きの子供用を、掛ける向きを90度変えている。集合住宅の玄関構造では、コートが下足入れ29(すなわち、収納クローク部31)に掛けられるようになるとともに、袖の部分で子供用コートが掛けられるようになる。
フック65は、子供用のコートでなくても、エコバッグやバッグなどを掛けるフック65としても使える。
従来、下足入は、クローゼット機能がついていることが少ない。帰宅時、帽子やコート、マフラーなど、身に着けたまま室内に入り、リビングのソファやダイニングチェアなどに掛けておくなど、各居室のクローゼットにすぐさま仕舞うことに抵抗がある人が多い。クローゼットの中に、外の埃、花粉、或いは雨粒などを呼び込むことになるので、クローゼットにしまいたくない、という考えの方が多い。ただし、家族人数分のコートなどがリビング・ダイニングに置かれると、雑多の雰囲気になり、散らかった印象になってしまうことに、不満を抱いている人が多かった。
集合住宅の玄関構造では、下足入れ29に連続して、収納クローク部31を設けることで、外の埃、花粉、雨滴がついているコートやマフラー、帽子を気軽に仕舞えるようになる。収納クローク部31は、下足入れ29の奥行に合わせて作られているので、通常のクロークとしての奥行には寸法が足りないものの、従来のクロークと90度反転して収納することを可能としている。また、コートの袖の下の空き空間は、結果、子どもの手が届く位置(高さ)となり、子ども自身が1人でコートをしまうことができるようになる。また、集合住宅の玄関構造では、子供は、自分で手が届く高さの位置にコートが掛かるので、コートを玄関13で脱いで掛けることができ、また出かけるときには、そこで着ることもできるようになる。
本考案の請求項2記載の集合住宅の玄関構造は、請求項1に記載の集合住宅の玄関構造であって、
前記フック65が、
前記内壁面61における奥行寸法の1/3の寸法位置で一方の内壁面61に2つ、奥行寸法の1/2の寸法位置で対向する他方の内壁面61に1つで取り付けられていることを特徴とする。
この集合住宅の玄関構造では、子供の成長に伴い、子供用ハンガーも幅広のサイズに変える必要がある。複数のフック65は、収納クローク部31における奥行寸法の1/3の寸法位置で一方の内壁面61に2つ、奥行寸法の1/2の寸法位置で他方の内壁面61に1つで取り付けられることにより、20~30センチの子供用ハンガーが無駄なスペースを生まずに適材適所で掛けられるようになっている。
本考案の請求項3記載の集合住宅の玄関構造は、請求項2に記載の集合住宅の玄関構造であって、
前記フック65が、
掛ける向きを90°変更してたためることを特徴とする。
この集合住宅の玄関構造では、フック65が、例えばJ字型に形成され、垂直軸部分で回転可能となる。フック65は、J曲部先端が内壁面61と平行となるように回転されることでたたむことができる。これにより、収納クローク部31は、袖下空間が、子供用ハンガーを掛ける以外に利用される場合、フック65がたためられた分、広く空間が使えるようになる。
本考案の請求項4記載の集合住宅の玄関構造は、請求項1~3のいずれか1つに記載の集合住宅の玄関構造であって、
前記収納クローク部31が、
収納棚73を下部に有することを特徴とする。
この集合住宅の玄関構造では、収納クローク部31が、下部の空間に、収納棚73を有する。収納棚73は、例えばランドセル81等のもの入れとして使える。また、外出時に必要なものや、外出先ごとに異なる持ちものを、例えば前日の準備時に、予め揃えておくことで、リマインダー的な効果も得ることができる。
また、これとは逆に、帰宅時に、使用したリックやエコバッグ、携帯品を纏めて収納棚73に仮置きできるので、複数箇所に分散して置くのに比べ、置き忘れが生じにくくなり、かつ迅速な着替えも可能となる。
本考案の請求項5記載の集合住宅の玄関構造は、請求項4に記載の集合住宅の玄関構造であって、
前記収納棚73が、
可動棚板77を含むことを特徴とする。
この集合住宅の玄関構造では、収納棚73に可動棚板77が含まれるので、外出時に必要な携帯品や、帰宅時に仮置きするランドセル81や購入物品等に合わせて、仮置きスペースとなる収納棚73を最適に調整することが可能となる。
本考案に係る請求項1記載の集合住宅の玄関構造によれば、下足入れの奥行きの範囲で、大人用および子供用の衣服を覆って見栄えよく収納できる。また、下足入れの奥行きの範囲で玄関ホールに収納クローク部を壁部に沿って設けることができ、玄関ホールを狭めることがない。さらに、帰宅直後のコートを室内へ持ち込んで雑多になることがなくなり、玄関ホールにて親子揃って片づけることができ、すなわち子供自身がコートを自分から進んで片付けることを可能とするフックを備えていることで、自発性を育むことも可能となる。
本考案に係る請求項2記載の集合住宅の玄関構造によれば、大人用のコートを掛けた際に、コートの袖の下の空き空間を利用し、20~30センチ前後の異なる幅の子供用ハンガーを使用して子供用の小さい洋服も掛けることができる。
本考案に係る請求項3記載の集合住宅の玄関構造によれば、フックが折りたためることで、コートの袖の下の空き空間にフックが突出しなくなり、空き空間を住まい手に合わせて利用することができる。
本考案に係る請求項4記載の集合住宅の玄関構造によれば、収納クローク部が収納棚を備えるので、重たいもの、収容スペースを確保したいものなど、住まい手に合わせて、収納空間をカスタマイズすることができる。
本考案に係る請求項5記載の集合住宅の玄関構造によれば、収納棚が固定棚板と可動棚板で構成できるので、帰宅時に直接、居室にしまいたくないランドセル、スポーツ用具等の大きさに合わせて、収納空間を無駄なく割り振ることができる。
本実施形態に係る集合住宅の玄関構造を備えた一住戸の平面図である。 キャビネットの正面図である。 開閉扉が開かれた下足入れの正面図である。 開閉扉の開かれた収納クローク部の正面図である。 収納クローク部の右側の内壁面を示す側面図である。 収納クローク部の左側の内壁面を示す側面図である。 帰宅時に子供が下足入れに対して行う収納状況を表した説明図である。 帰宅時に子供が収納クローク部に対して行う収納状況を表した説明図である。
以下、本考案に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る集合住宅の玄関構造を備えた一住戸11の平面図である。
この一住戸11は、手前入口側の玄関13と、奥側のバルコニー15とを有し、バルコニー15に面して奥行き方向に長い矩形のリビング・ダイニング室17を有している。
本実施形態に係る集合住宅の玄関構造は、玄関ホールの壁部19に設けられるキャビネット21を備える。キャビネット21は、室内の床23と玄関13のたたき25との境である上がり框27の位置で、たたき側の下足入れ29と、下足入れ29の奥行寸法と同一の奥行寸法を有して少なくともコートや上着等を収容する室内床側の収納クローク部31と、を備える。下足入れ29と収納クローク部31とは、共に開閉扉33を有する。
図2は、キャビネット21の正面図である。
玄関13は、たたき25の居室側が、たたき25よりも高い上がり框27となる。上がり框27の上面は、リビング・ダイニング室17に通じる廊下の床23と面一となる。下足入れ29は、ほぼ中央が、上がり框27と一致する。下足入れ29に連続する収納クローク部31は、全てが床上に位置する。収納クローク部31は、開閉扉33の下端と、床23との間に、収納空間が開口する。収納クローク部31は、この収納空間が、後述する収納棚の一部分となる。
図3は、開閉扉33が開かれた下足入れ29の正面図である。
下足入れ29は、間口が広い左側(居室側)の幅広下足キャビネットと、間口が狭い右側(玄関扉側)の幅狭下足キャビネットとが接続されている。下足入れ29は、たたき25および床23から浮上して設置されている。それにより生じるたたき25と下足入れ29との間の空間は、靴35やブーツを入れたり、収納ボックスや低背の植物を置いたり、住まい手に合わせて利用が可能となっている。
幅広下足キャビネットには観音開きの開閉扉33が取り付けられ、幅狭下足キャビネットには片開きの開閉扉33が取り付けられている。幅広下足キャビネットの開閉扉33には、裏面にスリッパ37の掛けられる複数のスリッパ用ハンガー39が設けられている。幅狭下足キャビネットの開閉扉33には、裏面に傘41の掛けられる傘掛43が設けられている。その他は、靴35や靴箱45、靴35の手入れ用品47等が複数の棚49に収容可能となっている。
図4は、開閉扉33の開かれた収納クローク部31の正面図である。
収納クローク部31は、上縁と下縁の位置(高さ)を下足入れ29と同一とした開閉扉33が、取り付けられている。収納クローク部31は、開閉扉33が床23から浮上して取り付けられる。それにより生じる床23と開閉扉33との間の空間は、開放されたオープン収納部51となっている。オープン収納部51は、底板53が載置面となる。オープン収納部51は、重い収納品が開閉扉33を開閉せずに収納可能となっている。このオープン収納部51は、後述の可動棚板と共に収納棚の下段部分を構成する。
下足入れ29と収納クローク部31とは、壁部19に平行となって重なる同一平面の背板55(図5参照)を有し、室内における家具、所謂造り付け家具(造作家具)として構成されている。
集合住宅の玄関構造では、この収納クローク部31の内側における天井面に沿う上方中央に、奥行方向(壁部19に垂直方向)を長手方向とするハンガーパイプ57が設けられている。ハンガーパイプ57には、コートなど大人用上着59を掛けた大人用のハンガーが正面を向いて掛けられるようになっている。収納クローク部31の奥行きは、下足入れ29の奥行きと同じ450mm程度であるので、ハンガーパイプ57には、複数、例えば6~7着程度の大人用上着59が奥行き方向に重ねて掛けられるようになっている。
収納クローク部31は、ハンガーパイプ57の長手方向に平行な内壁面61に、子供用上着63を掛けた子供用ハンガーを掛けることのできる複数のフック65が設けられている。この子供用ハンガーを掛けるフック65は、ハンガーパイプ57に掛けられる大人用上着59の袖口67より下方となる高さに位置して設けられている。
図5は、収納クローク部31の右側の内壁面61を示す側面図である。
子供用ハンガーを掛けるフック65は、内壁面61における奥行寸法の1/3の寸法位置で一方、本実施形態では右方の内壁面61に2つが取り付けられている。
図6は、収納クローク部31の左側の内壁面61を示す側面図である。
また、子供用ハンガーを掛けるフック65は、内壁面61における奥行寸法の1/2の寸法位置で、対向する他方、本実施形態では左方の内壁面61に1つが取り付けられている。
子供用ハンガーを掛けるフック65は、床23からの高さを120センチに設定される。この高さは、子供が手を伸ばして届く高さである。また、子供用ハンガーを掛けるフック65は、掛ける向きを90°変更してたたむことが可能となっている。フック65は、J字型で、垂直軸部分で回転可能となる。フック65は、J曲部先端が内壁面61と平行となるように回転されることでたたまれる。
集合住宅の玄関構造では、子供用ハンガーを掛けるフック65の他に、それらよりも高い位置、例えば床23から160センチの位置で、小物掛用フック69が取り付けられていてもよい。なお、収納クローク部31は、それぞれの内壁面61における開口側の縁に、開閉扉33の複数のヒンジ71が、上下に間隔を空けて取り付けられている。
収納クローク部31は、図4に示す収納棚73を下部に有する。図5、図6に示すように、収納棚73は、開閉扉33の下端よりも上方となって、開閉扉33の内側に配置される固定棚板75と、上述したオープン収納部51の底板53とを有する。さらに、収納棚73は、固定棚板75と底板53との間に、可動棚板77を有する。可動棚板77は、内壁面61の上下方向に穿設された複数の調整孔79(図5参照)に、支持ピン(不図示)を挿入固定して調整が可能となる。可動棚板77は、開閉扉33の下端を中心に、所定の上下範囲で取付位置が調整可能となっている。つまり、収納棚73は、可動棚板77を調整することで、オープン収納部51の高さと、固定棚板75と可動棚板77との間隔とが、変更可能となっている。
図7は、帰宅時に子供が下足入れ29に対して行う収納状況を表した説明図である。
集合住宅の玄関構造では、帰宅時に、子供は、靴35を脱ぎ、床23に上がった後に、自分で下足入れ29の棚49に、靴35を収納することができる。
図8は、帰宅時に子供が収納クローク部31に対して行う収納状況を表した説明図である。
そして、靴35を収納し終えた子供は、隣接する収納クローク部31の低いフック65に、自分で子供用上着63を掛けて収納することができる。また、図示は省略するが外出時には、逆に、収納クローク部31から子供用上着63を取り出して床23で着た後、下足入れ29から靴35を出してたたき25に置き、履くことができる。
すなわち、子供自身から靴35や上着63の片付けや脱ぎ着を自発的に行いやすい環境となる。
次に、上記した構成の作用を説明する。
本実施形態に係る集合住宅の玄関構造では、室内の床23と玄関13のたたき25との境である上がり框27の位置に、開閉扉33を有したキャビネット21が、玄関ホールの壁部19に沿って設けられる。キャビネット21は、ほぼ上がり框27を挟んで、たたき側が下足入れ29となり、床側が収納クローク部31となる。キャビネット21は、これら下足入れ29と、収納クローク部31とが、壁部19に垂直な奥行き方向を同一寸法として構成される。つまり、キャビネット21は、従来と同じ奥行きで設けることができ、厚み(奥行き)が増さないので、奥行を建物側に負担することがない。
下足入れ29は、基本的に奥行の寸法が、靴35が収納される寸法で家具としては浅い。この奥行は、例えば430mm程度となる。男性の靴35や、扉裏に傘41を入れたりすると、だいたい450mm程度で作られる。一方、クローゼットは、従来、奥行を600mm程度としている。理由は、上着のハンガーをかけて難なく入るサイズになっている。この600mmをそのまま下足入れ29にすると、無駄な空間が生まれ、つまり奥行が大きすぎ、また、建物側への負担が生じる。
そこで、キャビネット21の収納クローク部31は、下足入れ29の奥行で、正面からコートを入れるように、ハンガーパイプ57を縦(壁部19に垂直)に、奥行方向に真っ直ぐに通している。すなわち、収納クローク部31は、横向きにコートを入れるのではなく、正面向きでコートをしまう。このような収納方法を採ると、コートや上着は、正面から見て、ハンガーにかけた状態で、両袖を含めた幅より、下の方、すなわち、裾側が狭い。
つまり、袖の下に空間が生まれる。そこに子供が使える位置、高さで、フック65が内壁面61に設けられている。子供のコートであると、幅長に600mmは必要ない。すなわち、肩幅が狭いので450mmの奥行きで十分となる。つまり、集合住宅の玄関構造において、収納クローク部31は、大人は上に掛け、子供は下の横に掛けられる。収納クローク部31では、正面向きの大人用と横向きの子供用を、掛ける向きを90度変えている。集合住宅の玄関構造では、コートが収納クローク部31に掛けられるようになるとともに、袖の部分で子供用コートが掛けられるようになる。
フック65は、子供用のコートでなくても、エコバッグやバッグなどを掛けるためのものとしても使える。
従来、下足入は、クローゼット機能がついていることが少ない。帰宅時、帽子やコート、マフラーなど、身に着けたまま室内に入り、リビング・ダイニング室17のソファやダイニングチェアなどに掛けておくなど、各居室のクローゼットにすぐさま仕舞うことに抵抗がある人が多い。クローゼットの中に、外の埃、花粉、或いは雨粒などを呼び込むことになるので、クローゼットにしまいたくない、という考えの方が多い。ただし、家族人数分のコートなどがリビング・ダイニング室17に置かれると、雑多の雰囲気になり、散らかった印象になってしまうことに、不満を抱いている人が多かった。
集合住宅の玄関構造では、下足入れ29に連続して、収納クローク部31を設けることで、外の埃、花粉、雨滴がついているコートやマフラー、帽子を気軽に仕舞えるようになる。収納クローク部31は、下足入れ29の奥行に合わせているので、通常のクロークとしての奥行には寸法が足りないものの、従来のクロークと90度反転して収納を可能としている。
また、コートの袖の下の空き空間は、結果、子どもの手が届く位置(高さ)となり、子ども自身が1人でコートをしまうことができるようになる。また、子供は、自分で手が届く高さの位置にコートが掛かるので、コートを玄関13で脱いで掛けることができ、また出かけるときには、そこで着ることもできるようになり、自発性が生まれる。
そして、子供の成長に伴い、子供用ハンガーは幅広のサイズに変える必要がある。複数のフック65は、収納クローク部31における奥行寸法の1/3の寸法位置で一方の内壁面61に2つ、奥行寸法の1/2の寸法位置で他方の内壁面61に1つで取り付けられることにより、20~30センチの子供用ハンガーが無駄なスペースを生まずに適材適所で掛けられるようになっている。その結果、大人用のコートを掛けた際に、コートの袖口67の下の空き空間を利用し、20~30センチ前後の異なる幅、例えば、ベビー用約28センチ、トドラー用約32センチ、キッズ用約35センチなどの各種の子供用ハンガーを使用して小さい洋服も掛けることができるようになる。
また、この集合住宅の玄関構造では、フック65が、J字型のフック65で、垂直軸部分で回転可能となる。フック65は、J曲部先端が内壁面61と平行となるように回転されることでたたむことができる。これにより、収納クローク部31は、袖下空間が、子供用ハンガーを掛ける以外に利用される場合、フック65がたためられた分、広く空間が使えるようになる。その結果、コートの袖の下の空間にフック65が突出しなくなり、空き空間を住まい手に合わせて利用することができるようになる。
さらに、この集合住宅の玄関構造では、収納クローク部31が、下部の空間に、収納棚73を有する。収納棚73は、例えばランドセル81(図4参照)等のもの入れとして使える。ランドセル81は、高さ寸法が約30センチであるので、十分に収納可能である。また、外出時に必要なものや、外出先ごとに異なる持ちものを、例えば前日の準備時に、予め揃えておくことで、リマインダー的な効果も得ることができる。
また、これとは逆に、帰宅時に、使用したバックパックやエコバッグ、携帯品を纏めて収納棚73に仮置きできるので、これらを複数箇所に分散して置くのに比べ、置き忘れが生じにくくなり、かつ迅速な着替えも可能となる。その結果、収納クローク部31が収納棚73を備えるので、重たいもの、収容スペースを確保したいものなど、住まい手に合わせて、収納空間をカスタマイズできるようになる。
また、この集合住宅の玄関構造では、収納棚73に可動棚板77が含まれるので、外出時に必要な携帯品や、帰宅時に仮置きするランドセル81やバッグ、荷物、購入物品等に合わせて、仮置きスペースとなる収納棚73を最適に調整することができる。その結果、帰宅時に直接、居室へ持ち込みたくないランドセル81、スポーツ用具等の大きさに合わせて、収納空間を無駄なく割り振ることができる。
従って、本実施形態に係る集合住宅の玄関構造によれば、下足入れ29の奥行きの範囲で、大人用および子供用の衣服を覆って見栄えよく収納できる。また、下足入れ29の奥行きの範囲で玄関ホールに収納クローク部31を壁部に沿って設けることができ、玄関ホールを狭めることがない。さらに、帰宅直後のコートを室内へ持ち込んで雑多になることがなくなり、玄関ホールにて親子揃って片づけることができ、すなわち子供自身がコートを自分から進んで片付けることを可能とするフックを備えていることで、自発性を育むことも可能となる。
また、本実施形態に係る集合住宅の玄関構造によれば、大人用のコートを掛けた際に、コートの袖口の下の空き空間を利用し、20~30センチ前後の異なる幅の子供用ハンガーを使用して子供用の小さい洋服も掛けることができる。さらに、フック65が折りたためることで、コートの袖の下の空き空間にフック65が突出しなくなり、空き空間を住まい手に合わせて利用することができる。また、収納クローク部31が収納棚73を備えるので、重たいもの、収容スペースを確保したいものなど、住まい手に合わせて、収納空間をカスタマイズすることができる。また、収納棚73が固定棚板75と可動棚板77で構成できるので、帰宅時に直接、居室へ持ち込みたくないランドセルやスポーツ用具等の大きさに合わせて、収納空間を無駄なく割り振ることができる。
13…玄関
19…壁部
21…キャビネット
23…床
25…たたき
27…上がり框
29…下足入れ
31…収納クローク部
33…開閉扉
57…ハンガーパイプ
61…内壁面
65…フック
67…袖口
73…収納棚
77…可動棚板

Claims (5)

  1. 集合住宅の玄関構造であって、
    玄関ホールの壁部に設けられる開閉扉を有したキャビネットを備え、
    前記キャビネットは、
    室内の床と玄関のたたきとの境である上がり框の位置で、
    たたき側の下足入れと、
    前記下足入れの奥行寸法と同一の奥行寸法を有して少なくともコートや上着等を収容する床側の収納クローク部と、を備え、
    前記収納クローク部の内側における上方には、奥行方向を長手方向とするハンガーパイプが設けられ、
    前記ハンガーパイプの長手方向に平行な前記収納クローク部の内壁面には、前記ハンガーパイプに掛けられる大人用上着の袖口より下方となる高さに位置する子供用ハンガーを掛けるフックが設けられていることを特徴とする集合住宅の玄関構造。
  2. 前記フックが、
    前記内壁面における奥行寸法の1/3の寸法位置で一方の内壁面に2つ、奥行寸法の1/2の寸法位置で対向する他方の内壁面に1つで取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の集合住宅の玄関構造。
  3. 前記フックが、
    掛ける向きを90°変更してたためることを特徴とする請求項2に記載の集合住宅の玄関構造。
  4. 前記収納クローク部が、
    収納棚を下部に有することを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の集合住宅の玄関構造。
  5. 前記収納棚が、
    可動棚板を含むことを特徴とする請求項4に記載の集合住宅の玄関構造。
JP2023003562U 2023-09-28 2023-09-28 集合住宅の玄関構造 Active JP3244748U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023003562U JP3244748U (ja) 2023-09-28 2023-09-28 集合住宅の玄関構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023003562U JP3244748U (ja) 2023-09-28 2023-09-28 集合住宅の玄関構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3244748U true JP3244748U (ja) 2023-11-27

Family

ID=88917338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023003562U Active JP3244748U (ja) 2023-09-28 2023-09-28 集合住宅の玄関構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3244748U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6839914B2 (ja) 住宅
JP6889844B2 (ja) 住宅
JP2003184327A (ja) クロゼットルームの配置構造
US3437181A (en) Self-supporting luggage unit
JP3244748U (ja) 集合住宅の玄関構造
JP6984428B2 (ja) 住宅の収納構造
JP3116490U (ja) ウォークインクローゼット
JP3244897U (ja) 集合住宅用玄関の構造
DK3179887T3 (en) SYSTEM FOR THE PROVISION OF PACKAGED OBJECTS
JP2000139594A (ja) 収納家具
US20110278244A1 (en) Decorative wall hanging having a dropdown storage shelf
JP7667939B2 (ja) 住宅
JP7421848B2 (ja) 住居構造
JP6811408B2 (ja) 玄関構造
JP6822464B2 (ja) 住宅
CN206576579U (zh) 玄关
US1043590A (en) Portable wardrobe.
US20110018405A1 (en) Personal storage valet system and method of compact storage utilizing unused door, stile or other small space
JP3248636U (ja) 集合住宅における住戸の部屋構造
WO2020046095A1 (ru) Индивидуальное переносное устройство для сушки и хранения белья на открытом воздухе
US347308A (en) Claea k
Strawn Ideas for better clothes closets
JP2023120018A (ja) 住宅構造
JPS621962Y2 (ja)
JP3208609U (ja) 収納棚

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3244748

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150