JP3246847B2 - ラッピング樹脂を用いる樹脂モールド装置 - Google Patents

ラッピング樹脂を用いる樹脂モールド装置

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JP3246847B2
JP3246847B2 JP3035395A JP3035395A JP3246847B2 JP 3246847 B2 JP3246847 B2 JP 3246847B2 JP 3035395 A JP3035395 A JP 3035395A JP 3035395 A JP3035395 A JP 3035395A JP 3246847 B2 JP3246847 B2 JP 3246847B2
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラッピング樹脂を用いる
樹脂モールド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂モールド型の半導体装置の製造に使
用する樹脂モールド装置には、ポットにラッピング樹脂
を供給して樹脂モールドする装置がある。ラッピング樹
脂とは図10に示すようにラッピングフィルム10a、
10bを2枚合わせにし、ラッピングフィルム10a、
10bの側縁部をシールすることによって樹脂12を密
封したものである。10cは樹脂12を収納するための
ポケット部である。
【0003】図11はポット14にラッピング樹脂10
をセットして樹脂モールドする樹脂モールド装置の従来
例を示す。図示例はキャビティ22の内面をリリースフ
ィルム20で覆って樹脂モールドする装置で、リリース
フィルム20を介して上型16aと下型16bで被成形
品18をクランプして樹脂モールドする。ポット14は
マルチプランジャタイプのトランスファモールド装置の
ように円柱状に形成することもできるがこの例では平面
形状で細長のポット14とし、ラッピング樹脂10は細
長のポット14に合わせて図10(b) に示すように細長
のスティック状の樹脂12をラッピングフィルム10
a、10bで密封したものを使用している。
【0004】図11で中心線の左半部はキャビティ22
に樹脂を充填する前の状態、右半部はキャビティ22に
樹脂12を充填した後の状態を示す。ラッピング樹脂1
0に密封されていた樹脂はプランジャ24によって押し
上げられ、ゲート26部分でラッピングフィルム10
a、10bを押し広げるようにしてキャビティ22に注
入される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにラッピン
グ樹脂10は樹脂12を密封するから、空気中の水分を
吸収したりすることが防止でき、ラッピングフィルム1
0a、10bで密封したままポット14に供給して樹脂
モールドすることによりボイド等の発生を抑えて信頼性
の高い樹脂モールドができるという利点を有する。しか
しながら、ラッピング樹脂10を使用する場合は樹脂モ
ールド時にラッピングフィルム10a、10bがモール
ドの妨げになるという次のような問題があった。
【0006】図12、11は樹脂モールド時のラッピン
グ樹脂10の様子を拡大して示す説明図である。図12
で中心線の左半部はキャビティ22に樹脂を注入する前
の状態、右半部はプランジャ24が上昇開始してゲート
26からキャビティ22内へ溶融樹脂12を注入開始し
た状態を示す。プランジャ24によってラッピング樹脂
10を押し上げることによってポケット部10cを構成
していたラッピングフィルム10bが樹脂12とともに
押し上げられる様子を示す。
【0007】図13で中心線の左半部はキャビティ22
に樹脂12が充填完了する直前の状態、右半部は樹脂1
2の充填が完了した状態を示す。プランジャ24によっ
てラッピングフィルム10bが押し上げられ、たるんだ
ラッピングフィルム10bがポット14内を充満するよ
うに押し詰められている。このように従来のラッピング
樹脂10を用いた樹脂モールド装置ではプランジャ24
によってラッピングフィルム10bを押し上げることに
よりラッピングフィルム10bがキャビティ22へ樹脂
を送るランナー部分を塞いでしまいキャビティ22への
樹脂の注入が妨げられること、ポット14内に押し詰め
られたフィルムがプランジャ24の上昇を妨げフィルム
間に残った樹脂がそのまま硬化して未使用のままになっ
てしまうといった問題があった。
【0008】また、従来の方法ではボイドがキャビティ
22へそのまま注送されやすく、樹脂充填時でのボイド
の圧縮作用も不十分で樹脂モールド部内にボイドがその
まま残りやすくなる。また、樹脂硬化後にポット14か
ら樹脂を排出しようとする際にポット14内で硬化した
樹脂がフィルムとともに強くポット14の壁面に押し付
けられているからスムーズにプランジャ24で押し上げ
て取り除くことができず、そのためランナーが破損する
といった問題もあった。
【0009】本発明はこれら問題点を解消すべくなされ
たものであり、その目的とするところは、プランジャに
よるキャビティへの樹脂の注入が好適になされ、樹脂硬
化後においてはポットからの樹脂の除去も容易にできる
ラッピング樹脂を用いる樹脂モールド装置を提供しよう
とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、細長のスティッ
ク状に形成した樹脂をラッピングフィルムのポケット部
に収納して密封して成るラッピング樹脂を、前記ポケッ
ト部を収納する平面形状が細長に形成されたポットに供
給し、該ポットと略同形の平面形状が細長に形成された
プランジャにより前記ポケット部を押し上げ、ゲート部
分でラッピング樹脂内から樹脂を押し出して樹脂モール
ドするラッピング樹脂を用いる樹脂モールド装置におい
て、前記プランジャの押圧端側の外側面に、プランジャ
により前記ポケット部を押し上げる際にプランジャの先
端部とポットの内壁面との間でラッピングフィルムをた
るませて収容する収容空間を形成すべく、断面形状で徐
々に先細となるテーパ部形成したことを特徴とする。
また、ラッピングフィルムにより樹脂を密封したラッピ
ング樹脂をポットに供給しプランジャにより樹脂を圧送
して樹脂モールドするラッピング樹脂を用いる樹脂モー
ルド装置において、前記ポットの開口部側に外開きのテ
ーパ面を形成したことを特徴とする。また、前記ポット
の開口部側に外開きのテーパ面を形成したことを特徴と
する。また、前記キャビティへの樹脂充填が完了した時
点での前記プランジャのテーパ基部の高さ位置が前記ポ
ットのテーパ面基部の高さ位置よりも上位置に設定され
たことを特徴とする。また、前記プランジャあるいはポ
ットの少なくとも一方に、ポットとキャビティとを連絡
する少なくとも樹脂路を設ける部位に前記テーパ部ある
いはテーパ面を設けたことを特徴とする。また、前記ポ
ットに対向するモールド金型のカル部にエアトラップ部
を設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明に係るラッピング樹脂を用いる樹脂モー
ルド装置ではプランジャの押圧端側にテーパ部を設ける
ことにより、プランジャで樹脂を圧送する際にラッピン
グフィルムが巻き上がることを防止し、ポット内でラッ
ピングフィルムが押し詰めるられることを防止して、キ
ャビティに好適に樹脂を充填できる。また、ポットの内
面に設けたテーパ面が硬化樹脂を剥離除去する際に抜き
テーパとして作用し硬化樹脂を容易に除去可能とする。
【0012】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて説明する。図1、2は本発明に係るラッピング樹
脂を用いる樹脂モールド装置の第1実施例についてその
主要部の構成とプランジャ24によってキャビティ22
へ樹脂12が充填される様子を示す。
【0013】本実施例で示す上型16a、下型16b、
リリースフィルム20を介して被成形品18をクランプ
する構成等は図12、11で示す従来例と同様である
が、ポット14の開口部側の内壁面を上方が開いたテー
パ面14aとしたこと、ポット14に対向する上型16
aのカル部にエアトラップ部28を設けたこと、および
プランジャ24の先端部の外側面に断面形状で先細とな
るテーパ部24aを形成した点が異なっている。前記エ
アトラップ部28はポット14内で溶融された樹脂から
分離されたエアをトラップするためのものでポット14
に対向して凹溝状に形成する。
【0014】ポット14に供給するラッピング樹脂10
は上記従来例で使用したものと同じもので、樹脂12を
ラッピングフィルム10a、10bで密封したものであ
る。ラッピングフィルム10a、10bの側縁はポット
14にラッピング樹脂10をセットした際にゲート26
とキャビティ22との接続部であるゲート口に一致す
る。これによって被成形品18に樹脂を付着させずに樹
脂モールドすることが可能になる。なお、プランジャ2
4の外面とポット14の内壁面との隙間はラッピングフ
ィルム10a、10bが隙間内に入り込まない間隔とす
る。
【0015】図1で中心線の左半部はポット14にラッ
ピング樹脂10をセットし被成形品18をクランプして
キャビティ22に樹脂を注入する直前の状態、右半部は
プランジャ24を上昇開始してポット14内で溶融した
樹脂12をキャビティ22内に注入開始した状態であ
る。本実施例ではプランジャ24の先端部にテーパ部2
4aを設けたからプランジャ24を押し上げて樹脂12
を圧送する際にプランジャ24の側面でのラッピングフ
ィルム10bの巻き込みが防止され樹脂12が好適にキ
ャビティ22側に圧送される。
【0016】なお、溶融された樹脂12で分離されたエ
アは浮力によってポット14内で上昇し、図のようにエ
アトラップ部28内に溜まり、キャビティ22側へエア
ボイドがそのまま注送されることを防止する。プランジ
ャ24による樹脂圧によりゲート26の内面およびポッ
ト14のテーパ面14aにならってラッピングフィルム
10a、10bが押し広げられる。
【0017】図2で中心線から左半部はキャビティ22
内に樹脂12が充填完了する直前の状態、右半部はキャ
ビティ22に樹脂12が完全に充填された状態を示す。
プランジャ24が上昇することによってラッピングフィ
ルム10bは徐々にたるみ、たるみ部分はプランジャ2
4の外側面に折り重なるようにたまってくるが、本実施
例ではプランジャ24の先端部にテーパ部24aを設け
たこととポット14の内壁面にテーパ面14aを設けた
ことによってプランジャ24の先端部とポット14の内
壁面との間にたるんだラッピングフィルム10bを収容
する収容空間が形成され、ラッピングフィルム10bが
キャビティ22に樹脂12を充填する樹脂路を塞ぐこと
を防止する。
【0018】そして、プランジャ24で樹脂12を圧送
する際にラッピングフィルム10bが樹脂路を塞ぐこと
がなくなることにより、キャビティ22内の樹脂12に
対して確実に樹脂圧をかけつつ最後まで樹脂12を充填
することができ、エアボイドを十分に圧縮して樹脂12
を充填できることからラッピング樹脂10を用いた樹脂
モールド装置で信頼性の高い樹脂モールドを可能にす
る。
【0019】また、本実施例で樹脂硬化後にポット14
から樹脂を取り除く場合は、プランジャ24の押動動作
によってラッピングフィルム10bがポット14の内面
に過度に押し付けられることがないことと、ポット14
の内壁面に設けたテーパ面14aが抜き方向のテーパ面
となっていることからプランジャ24で硬化樹脂を押す
だけで容易に取り除くことが可能になるという利点があ
る。
【0020】実施例ではプランジャ24の先端部をテー
パ状に形成することを特徴とするが、このプランジャ2
4のテーパ部の角度が鉛直に対しわずかな傾斜角の場合
はプランジャ24を上昇させる際のフィルムの押し上げ
作用を抑える作用が有効に機能するが樹脂を圧送する作
用が分散し減退する。一方、テーパ部の角度を鉛直に対
して大きくしていくと樹脂を圧送する作用は良好になる
もののフィルムが押し上げられてフィルムの巻き込み作
用が減退する。これらを勘案するとプランジャ24の先
端部に設けるテーパ部の角度は鉛直に対して45°程度
が適当であるが、フィルムをたるみ込ませる量あるいは
フィルムの硬さ等を考慮すると30°〜60°程度であ
ってもほぼ同様の結果が得られる。また、ポット14の
内壁面に設けるテーパ面14aの角度を鉛直に対して大
きく設定するとポット14に供給する樹脂量が多く必要
になるからテーパ面14aの角度は鉛直に対して小さな
角度(1〜15°程度)に設定するのが適当である。
【0021】図3、4は樹脂モールド時のプランジャ2
4とポット14との高さ位置関係、とくにプランジャ2
4のテーパ部24aとポット14の内壁面のテーパ面1
4aの高さ位置関係およびプランジャ24を上昇させた
際のラッピングフィルム10bのたるみを示す。図3で
中心線の左半部に示す状態はプランジャ24が充填開始
前の最下位置にある状態、右半部に示す状態はプランジ
ャ24が上昇して樹脂12を圧送開始した状態である。
このとき、テーパ部24aの垂直との起点はテーパ面1
4aの垂直との起点よりも下方にある。図でA位置はプ
ランジャ24の外面でストレート部からテーパ部24a
が始まるテーパ基部、B位置はポット14の内面でスト
レート面からテーパ面14aが始まるテーパ面基部の高
さ位置を示す。
【0022】図4で中心線の左半部は樹脂充填が完了す
る直前の状態で、テーパ基部とテーパ面基部(A位置と
B位置)が一致している状態、右半部はキャビティ22
への樹脂の充填が最終的に完了してテーパ基部(A位
置)がテーパ面基部(B位置)よりも上位置にある状態
である。このように、最終的にプランジャ24を押し上
げた状態でテーパ基部(A位置)をテーパ面基部(B位
置)よりも上位置にすることにより、プランジャ24の
外側で押し詰められていたラッピングフィルム10bが
若干上に引き上げられてたるみが延ばされ、ポット14
から樹脂を剥離して取り除きやすくすることができる。
【0023】図5および図6はラッピング樹脂を用いる
樹脂モールド装置の第2実施例を示す。この実施例では
上記第1実施例とは異なりポット14の内面にテーパ面
14aを設けず単なる平坦面状に形成したことを特徴と
する。図5の中心線の左半部はキャビティ22に樹脂1
2を充填開始する前の状態、右半部はキャビティ22に
樹脂を充填開始した後の状態を示し、図6の左半部は樹
脂充填が完了する直前の状態、右半部はキャビティ22
への樹脂の充填が最終的に完了した状態を示す。
【0024】本実施例の場合もプランジャ24にテーパ
部24aを設けたことによって、ポット14内で溶融し
た樹脂をプランジャ24により圧送する際にラッピング
フィルム10bがポット14内で押し詰められてポット
14とキャビティ22とを連絡する樹脂路を塞ぐ作用を
抑えることが可能である。また、ポット14内で過度に
ラッピングフィルム10bが押し付けられないことか
ら、樹脂硬化後にポット14からラッピング樹脂10を
除去することも容易になる。ただし、この実施例の場合
は第1実施例にくらべてプランジャ24の外側でラッピ
ングフィルム10bのたるんで固まりやすく、樹脂硬化
後にポット14からラッピング樹脂10を剥離除去する
作用が難しくなる傾向にある。
【0025】図7はさらに他の実施例としてポット14
の内面にテーパ面14aを設け、プランジャ24の押圧
端面を平坦面に形成した例を示す。図で中心線の左半部
は樹脂充填を開始する前の状態、右半部は樹脂充填が完
了した状態を示す。プランジャ24の押圧端面を平坦面
にした場合でも図のようにポット14の内面にテーパ面
14aを設けることによりプランジャ24によって押し
上げられてポット14内でたるんだラッピングフィルム
10bが過度にポット14に押し付けられることを防止
することができ、樹脂硬化後にポット14からラッピン
グ樹脂10を剥離除去する操作が容易になる。
【0026】この実施例ではプランジャ24を最終的に
押し上げた状態でプランジャ24の押圧端面の高さ位置
(A位置)がポット14のテーパ面基部(B位置)より
も高くなるように設定しているが、これはポット14内
でたるんだラッピングフィルム10bを若干引き上げて
たるみを延ばすようにし、樹脂硬化後にポット14から
ラッピング樹脂10を取り除きやすくするためである。
本実施例ではテーパ面14aの抜きテーパにより樹脂硬
化後にポット14からラッピング樹脂10を剥離除去す
ることが容易である一方、ポット14内でラッピング樹
脂が巻き上げられやすくなる傾向がある。
【0027】図8はラッピングフィルムの巻き上げを防
止するプランジャ24の他の実施例を示す。この実施例
のプランジャ24はその先端にテーパ部24aを設ける
とともに、テーパ部24aの基部位置に段差部24bを
設け、段差部24bから下方部分をポット14の内面に
摺合可能としたものである。このように段差部24bを
設けることでテーパ部24aの側面部分にたるんだラッ
ピングフィルムを収容する空間を確保できるとともに段
差部24aから下方部分にラッピングフィルムが入り込
まないようにすることができる。このような構成は、ラ
ッピングフィルム10bとして50μmあるいはそれ以
下といったきわめて薄いフィルムを使用する場合にも対
応することが可能である。
【0028】図9はプランジャ24の側面にテーパ部2
4aを設ける場合およびポット14の内面にテーパ面1
4aを設ける場合に、ポット14とキャビティ22とを
連絡する樹脂路たるランナーを配置する部位にのみテー
パ部24aおよびテーパ面14aを設けた例を示す。こ
のように平面形状で細長のポット14を形成したモール
ド金型の場合はテーパ部24aおよびテーパ面14aを
ポット14およびプランジャ24の全長にわたって設け
る方がラッピングフィルムの巻き上げを防止しポット1
4から硬化樹脂を取り除きやすくできる点で有効である
が、本実施例のように少なくともランナー部分でのラッ
ピングフィルムの巻き上げを抑えることによりラッピン
グフィルムによってランナーが塞がれることを防止で
き、キャビティ22への樹脂の注入が好適になされると
いう利点がある。
【0029】また、このようにポット14に部分的にテ
ーパ面14aを設ける場合あるいはプランジャ24に部
分的にテーパ部24aを設ける場合に、ポット14につ
いてはランナー位置に合わせて部分的にテーパ面14a
を設けプランジャ24については全長にわたってテーパ
部24aを設ける方法、あるいはポット14については
全長にわたってテーパ面14aを設けプランジャ24に
ついてはランナー位置に合わせてテーパ部24aを設け
る方法も可能である。
【0030】なお、上記各実施例では樹脂硬化後にポッ
ト14およびプランジャ24からラッピング樹脂10を
剥離除去する操作を容易にするため、ポット14および
プランジャ24の表面にフッ素樹脂加工を施すことが有
効である。また、上記実施例ではリリースフィルム20
によりモールド金型のキャビティ内面を被覆して樹脂モ
ールドしたが、もちろんリリースフィルム20を使用し
ない樹脂モールド装置についても同様に適用できるもの
である。
【0031】
【発明の効果】本発明に係るラッピング樹脂を用いる樹
脂モールド装置によれば、上述したように、ラッピング
樹脂をポットに供給して樹脂モールドする際に、ラッピ
ングフィルムがポット内で巻き上げられポットとキャビ
ティとを連絡する樹脂路を塞いで樹脂の注入作用が妨げ
られたり、ポット内で硬化したラッピング樹脂が取り除
く難くなるといった問題を好適に解消することができ、
信頼性の高い樹脂モールドを可能にする等の著効を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラッピング樹脂を用いる樹脂モールド装置の第
1実施例の構成および樹脂モールド方法を示す断面図。
【図2】ラッピング樹脂を用いる樹脂モールド装置の第
1実施例の構成および樹脂モールド方法を示す断面図。
【図3】樹脂モールド時におけるプランジャ先端部およ
びポット内面を拡大して示す断面図。
【図4】樹脂モールド時におけるプランジャ先端部およ
びポット内面を拡大して示す断面図。
【図5】ラッピング樹脂を用いる樹脂モールド装置の第
2実施例の構成および樹脂モールド方法を示す断面図。
【図6】ラッピング樹脂を用いる樹脂モールド装置の第
2実施例の構成および樹脂モールド方法を示す断面図。
【図7】ラッピング樹脂を用いる樹脂モールド装置のさ
らに他の実施例の構成および樹脂モールド方法を示す断
面図。
【図8】ラッピング樹脂を用いる樹脂モールド装置で使
用するプランジャの他の実施例を示す断面図。
【図9】プランジャおよびポットに設けるテーパ部およ
びテーパ面の平面配置を示す説明図。
【図10】ラッピング樹脂の構成を示す説明図。
【図11】ラッピング樹脂を用いる樹脂モールド装置の
従来例の構成を示す説明図。
【図12】ラッピング樹脂を用いる従来の樹脂モールド
装置による樹脂モールド方法を示す説明図。
【図13】ラッピング樹脂を用いる従来の樹脂モールド
装置による樹脂モールド方法を示す説明図。
【符号の説明】
10 ラッピング樹脂 10a、10b ラッピングフィルム 12 樹脂 14 ポット 14a テーパ面 16a 上型 16b 下型 18 被成形品 20 リリースフィルム 22 キャビティ 24 プランジャ 24a テーパ部 24b 段差部 26 ゲート 28 エアトラップ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84 H01L 21/56

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長のスティック状に形成した樹脂を
    ッピングフィルムのポケット部に収納して密封して成る
    ラッピング樹脂を、前記ポケット部を収納する平面形状
    が細長に形成されたポットに供給し、該ポットと略同形
    の平面形状が細長に形成されたプランジャにより前記ポ
    ケット部を押し上げ、ゲート部分でラッピング樹脂内か
    ら樹脂を押し出して樹脂モールドするラッピング樹脂を
    用いる樹脂モールド装置において、 前記プランジャの押圧端側の外側面に、プランジャによ
    り前記ポケット部を押し上げる際にプランジャの先端部
    とポットの内壁面との間でラッピングフィルムをたるま
    せて収容する収容空間を形成すべく、断面形状で徐々に
    先細となるテーパ部形成したことを特徴とするラッピ
    ング樹脂を用いる樹脂モールド装置。
  2. 【請求項2】 ラッピングフィルムにより樹脂を密封し
    たラッピング樹脂をポットに供給しプランジャにより樹
    脂を圧送して樹脂モールドするラッピング樹脂を用いる
    樹脂モールド装置において、 前記ポットの開口部側に外開きのテーパ面を形成したこ
    とを特徴とするラッピング樹脂を用いる樹脂モールド装
    置。
  3. 【請求項3】 ポットの開口部側に外開きのテーパ面を
    形成したことを特徴とする請求項1記載のラッピング樹
    脂を用いる樹脂モールド装置。
  4. 【請求項4】 キャビティへの樹脂充填が完了した時点
    での前記プランジャのテーパ基部の高さ位置が前記ポッ
    トのテーパ面基部の高さ位置よりも上位置に設定された
    ことを特徴とする請求項3記載のラッピング樹脂を用い
    る樹脂モールド装置。
  5. 【請求項5】 プランジャあるいはポットの少なくとも
    一方に、ポットとキャビティとを連絡する少なくとも樹
    脂路を設ける部位に前記テーパ部あるいはテーパ面を設
    けたことを特徴とする請求項3記載のラッピング樹脂を
    用いる樹脂モールド装置。
  6. 【請求項6】 ポットに対向するモールド金型のカル部
    にエアトラップ部を設けたことを特徴とする請求項1、
    2、3、4または5記載のラッピング樹脂を用いる樹脂
    モールド装置。
JP3035395A 1994-11-21 1995-02-20 ラッピング樹脂を用いる樹脂モールド装置 Expired - Lifetime JP3246847B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3035395A JP3246847B2 (ja) 1995-02-20 1995-02-20 ラッピング樹脂を用いる樹脂モールド装置
DE69501632T DE69501632T2 (de) 1994-11-21 1995-11-17 Harzformmaschine mit Trennfolie
EP95308258A EP0730937B1 (en) 1994-11-21 1995-11-17 A resin molding machine with release film
CN95121509A CN1061929C (zh) 1994-11-21 1995-11-20 使用分离薄膜的树脂模制装置
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