JP3268207B2 - 摩擦溶接方法 - Google Patents
摩擦溶接方法Info
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- B23K20/12—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転ツールと加工
物との摩擦熱による塑性流動を利用した摩擦溶接法に関
し、車両、自動車、船舶、航空、エレベータ、圧力容器
などのあらゆる構造物に利用できる。
物との摩擦熱による塑性流動を利用した摩擦溶接法に関
し、車両、自動車、船舶、航空、エレベータ、圧力容器
などのあらゆる構造物に利用できる。
【0002】
【従来の技術】摩擦溶接方法として、特開平5ー963
85号公報などが公知である。これまでの摩擦溶接方法
は、溶接する両方またはいずれか一方の加工物を回転す
る。このため、溶接する加工物の形状や寸法に限界があ
る。
85号公報などが公知である。これまでの摩擦溶接方法
は、溶接する両方またはいずれか一方の加工物を回転す
る。このため、溶接する加工物の形状や寸法に限界があ
る。
【0003】一方、加工物の長手方向に連続的に摩擦溶
接する方法として、特表平7ー505090号公報で
は、加工物より実質的に硬い材質からなるツールを加工
物の溶接部に挿入し、前記、ツールを回転させながら移
動することにより、該回転ツールと加工物との間に生じ
る摩擦熱による塑性流動によって加工物を溶接する溶接
方法が公知である。
接する方法として、特表平7ー505090号公報で
は、加工物より実質的に硬い材質からなるツールを加工
物の溶接部に挿入し、前記、ツールを回転させながら移
動することにより、該回転ツールと加工物との間に生じ
る摩擦熱による塑性流動によって加工物を溶接する溶接
方法が公知である。
【0004】従来の摩擦溶接法は、加工物同士を回転さ
せ、加工物同士の摩擦熱によって溶接する方法に対し
て、前記、特表平7ー505090号公報は溶接部材を
固定した状態で、該ツールを回転させながら移動するこ
とにより接合できる。このため、溶接方向に対して実質
的に無限に長い部材でもその長手方向に連続的に固相接
合できる利点がある。さらに、回転ツールと溶接部材と
の摩擦熱による金属の塑性流動を利用した固相接合のた
め、接合部を溶融させることなく、接合できる。また、
加熱温度が低いため、接合後の変形が少ない。接合部は
溶融されないため、欠陥が少ないなどの多くの利点があ
る。
せ、加工物同士の摩擦熱によって溶接する方法に対し
て、前記、特表平7ー505090号公報は溶接部材を
固定した状態で、該ツールを回転させながら移動するこ
とにより接合できる。このため、溶接方向に対して実質
的に無限に長い部材でもその長手方向に連続的に固相接
合できる利点がある。さらに、回転ツールと溶接部材と
の摩擦熱による金属の塑性流動を利用した固相接合のた
め、接合部を溶融させることなく、接合できる。また、
加熱温度が低いため、接合後の変形が少ない。接合部は
溶融されないため、欠陥が少ないなどの多くの利点があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記、特表平7ー50
5090号公報による回転ツールを加工物の中に挿入
し、該回転ツールを回転させながら移動することにより
溶接する方法を製品に適用した場合、次のような問題点
がある。
5090号公報による回転ツールを加工物の中に挿入
し、該回転ツールを回転させながら移動することにより
溶接する方法を製品に適用した場合、次のような問題点
がある。
【0006】(1) 前記、溶接方法は、溶接部の終了
位置、または、溶接を途中で中止した位置、つまり、回
転ツールの回転を停止し、該回転ツールを溶接部から引
抜いた部分に回転ツールとほぼ同じ形状の空洞が生じ
る。すなわち、この空洞は、加工部材に欠陥として残る
ため、構造物に適用する場合は信頼性の点で問題があ
る。
位置、または、溶接を途中で中止した位置、つまり、回
転ツールの回転を停止し、該回転ツールを溶接部から引
抜いた部分に回転ツールとほぼ同じ形状の空洞が生じ
る。すなわち、この空洞は、加工部材に欠陥として残る
ため、構造物に適用する場合は信頼性の点で問題があ
る。
【0007】(2) 前記、溶接方法は回転ツールの反
対側(溶接部の裏面)に加工物を支持する支持治具が必
要である。加工物が長い場合、溶接熱などによって加工
物が変形し、該加工物の裏面は固定治具から離れる場合
がある。この場合、加工物は回転ツールの荷重に耐えき
れず、その部分に欠陥が発生する。
対側(溶接部の裏面)に加工物を支持する支持治具が必
要である。加工物が長い場合、溶接熱などによって加工
物が変形し、該加工物の裏面は固定治具から離れる場合
がある。この場合、加工物は回転ツールの荷重に耐えき
れず、その部分に欠陥が発生する。
【0008】(3) 前記、回転ツールの切削作用によ
って、接合部の厚さが局部的に薄くなる。つまり、溶接
部の表面は回転ツールとの摩擦によって凹みができる。
このため、実質的に接合部の厚さが減少するため、溶接
部の強度が低下する。したがって、この溶接法で接合し
た加工物の信頼性に問題がある。
って、接合部の厚さが局部的に薄くなる。つまり、溶接
部の表面は回転ツールとの摩擦によって凹みができる。
このため、実質的に接合部の厚さが減少するため、溶接
部の強度が低下する。したがって、この溶接法で接合し
た加工物の信頼性に問題がある。
【0009】(4) 接合部の継手部にギャップがある
場合、欠陥が発生しやすい。
場合、欠陥が発生しやすい。
【0010】本発明は、摩擦溶接による欠陥を容易に補
修することを目的とする。
修することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、摩擦溶接に
よって溶接部に生じた空洞部に該空洞部と実質的に同じ
形状の部材を配置し、前記空洞部に配置した前記部材を
加工物に溶接により固定したのち、前記摩擦溶接方法に
よって再度溶接すること、によって達成できる。
よって溶接部に生じた空洞部に該空洞部と実質的に同じ
形状の部材を配置し、前記空洞部に配置した前記部材を
加工物に溶接により固定したのち、前記摩擦溶接方法に
よって再度溶接すること、によって達成できる。
【0012】[作用] 摩擦溶接部の空洞部(欠陥部)に補修部材を配置し、該
補修部材を加工物に固定したのち、再度、摩擦溶接する
ので、欠陥の無い摩擦溶接を行うことができる。
補修部材を加工物に固定したのち、再度、摩擦溶接する
ので、欠陥の無い摩擦溶接を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】[実施例1] 図1は前記、溶接方法によって、回転ツール1を2の方
向に回転しながら3の方向に移動して加工物4を溶接す
る場合の斜視図を示す。図2は図1の溶接部5に発生す
る溶接欠陥の例を示す断面図である。
向に回転しながら3の方向に移動して加工物4を溶接す
る場合の斜視図を示す。図2は図1の溶接部5に発生す
る溶接欠陥の例を示す断面図である。
【0014】図3の(a)は図2のAーA部の断面で、
この場合の欠陥6は溶接部の終端または溶接を中止した
位置に発生しやすい。この欠陥6の形状は、回転ツール
の先端とほぼ同じ形状の空洞である。(b)はBーB部
の断面で、この場合の欠陥7は、溶接条件が適正で無い
場合に発生しやすい。この欠陥7は溶接スタート点か
ら、溶接終端までほぼ連続して発生し、溶接部の表面か
ら肉眼で観察できることが多い。(c)はCーC部の断
面で、この場合の欠陥8も溶接条件が不適正の場合に発
生する欠陥である。この欠陥8は溶接部の内部に不連続
的に発生することが多い。
この場合の欠陥6は溶接部の終端または溶接を中止した
位置に発生しやすい。この欠陥6の形状は、回転ツール
の先端とほぼ同じ形状の空洞である。(b)はBーB部
の断面で、この場合の欠陥7は、溶接条件が適正で無い
場合に発生しやすい。この欠陥7は溶接スタート点か
ら、溶接終端までほぼ連続して発生し、溶接部の表面か
ら肉眼で観察できることが多い。(c)はCーC部の断
面で、この場合の欠陥8も溶接条件が不適正の場合に発
生する欠陥である。この欠陥8は溶接部の内部に不連続
的に発生することが多い。
【0015】本発明は図3の各欠陥部に前記の各欠陥と
同形状の部材を挿入し、再度、前記、溶接方法で溶接す
る点にある。次に本実施例を具体的に説明する。図3
(a)の欠陥6は、円柱状の空洞であるため、これと同
じ形状の部材9aをこの空洞部に挿入する。(b)の欠
陥7は長方形状の細長い空洞であるため、欠陥の一部を
加工して、これとほぼ同じ形状の部材9bを挿入する。
この場合は挿入した部材が長いため、この部材をTIG
溶接法によって加工部材に固定する。
同形状の部材を挿入し、再度、前記、溶接方法で溶接す
る点にある。次に本実施例を具体的に説明する。図3
(a)の欠陥6は、円柱状の空洞であるため、これと同
じ形状の部材9aをこの空洞部に挿入する。(b)の欠
陥7は長方形状の細長い空洞であるため、欠陥の一部を
加工して、これとほぼ同じ形状の部材9bを挿入する。
この場合は挿入した部材が長いため、この部材をTIG
溶接法によって加工部材に固定する。
【0016】(c)の欠陥8は溶接部の内部に発生して
いるため、溶接部の表面または裏面方向から欠陥の位置
まで機械的に切削し、その切削部分も含む空洞部にその
空洞部と同形状の部材9cを挿入する。
いるため、溶接部の表面または裏面方向から欠陥の位置
まで機械的に切削し、その切削部分も含む空洞部にその
空洞部と同形状の部材9cを挿入する。
【0017】前記のごとく、各欠陥部(空洞部)に各欠
陥と同形状の部材を挿入後、部材を挿入した位置より後
方側から、再度、前記、溶接方法で溶接する。
陥と同形状の部材を挿入後、部材を挿入した位置より後
方側から、再度、前記、溶接方法で溶接する。
【0018】なお、欠陥部に挿入する部材は、加工部材
と同じ材質が望ましい。
と同じ材質が望ましい。
【0019】本実施例におけるアルミ合金の長さは5
m、厚さ:4mm、幅:0.5m、溶接条件は、回転ツ
ールの先端径:5mm、回転数:1000rpm、溶接
速度:0.2m/minである。前記方法により、信頼
性の高い溶接部が得られ、これを鉄道用車両の溶接に適
用した。
m、厚さ:4mm、幅:0.5m、溶接条件は、回転ツ
ールの先端径:5mm、回転数:1000rpm、溶接
速度:0.2m/minである。前記方法により、信頼
性の高い溶接部が得られ、これを鉄道用車両の溶接に適
用した。
【0020】[参考例1] 図4はローラ機構による挿入部材の固定方法を示す斜視
図である。
図である。
【0021】本発明は、前記、ローラ10によって前記
欠陥部に挿入した部材9を機械的に固定するためのもの
である。つまり、溶接方向に欠陥が長い場合に、溶接方
向に対して回転ツール1の前方で、ローラ10により挿
入部材9を加工部材4に押しつける。これにより、回転
ツール1の直前で挿入部材9を固定する。なお、ローラ
10は回転ツール1と連動して溶接進行方向3に移動す
る。
欠陥部に挿入した部材9を機械的に固定するためのもの
である。つまり、溶接方向に欠陥が長い場合に、溶接方
向に対して回転ツール1の前方で、ローラ10により挿
入部材9を加工部材4に押しつける。これにより、回転
ツール1の直前で挿入部材9を固定する。なお、ローラ
10は回転ツール1と連動して溶接進行方向3に移動す
る。
【0022】一方、ローラ10は回転ツール1と独立し
て加工部材4の変形に追従して上下移動できる機構11
が備わっている。この場合のローラの押しつけ力は約5
00kgである。なお、溶接条件および加工部材の寸法
は実施例1である。
て加工部材4の変形に追従して上下移動できる機構11
が備わっている。この場合のローラの押しつけ力は約5
00kgである。なお、溶接条件および加工部材の寸法
は実施例1である。
【0023】[参考例2] 図5は押出し加工によって製作された面板12、コアー
材13からなるハニカムパネル同士の接合において、縁
材14の部分に回転ツール1を挿入して溶接する。これ
によって、複数のハニカムパネルを合体して大型のハニ
カム構造体を製作するものである。本参考例では、回転
ツール1が接する溶接部の縁材の厚さを1mm高くして
いる。幅は回転ツールの外形とほぼ同じ20mmであ
る。前記、溶接部の形状により、回転ツール1によって
接合部に凹みが生じた場合でも強度は実質的に低下しな
い。さらに、接合部のギャップが大きい場合でも欠陥な
く接合できる。このため、信頼性の高いハニカムパネル
からなる構造体が効率的に、かつ、安価に製作できる。
このハニカムパネルを鉄道用車両体として、高速車両を
製作した。
材13からなるハニカムパネル同士の接合において、縁
材14の部分に回転ツール1を挿入して溶接する。これ
によって、複数のハニカムパネルを合体して大型のハニ
カム構造体を製作するものである。本参考例では、回転
ツール1が接する溶接部の縁材の厚さを1mm高くして
いる。幅は回転ツールの外形とほぼ同じ20mmであ
る。前記、溶接部の形状により、回転ツール1によって
接合部に凹みが生じた場合でも強度は実質的に低下しな
い。さらに、接合部のギャップが大きい場合でも欠陥な
く接合できる。このため、信頼性の高いハニカムパネル
からなる構造体が効率的に、かつ、安価に製作できる。
このハニカムパネルを鉄道用車両体として、高速車両を
製作した。
【0024】[参考例3] 図6は本発明における接合部の継手構造を示す。図6の
(a)〜(b)は加工部材4がI型開先の継手構造の、
(c)と(d)はレ型開先の、(e)と(f)はV型開
先の継手構造を示す。図6のように、溶接部の厚さを局
部的に厚くすることにより、I型開先の場合はギャップ
が大きい場合でも欠陥なく溶接できる。
(a)〜(b)は加工部材4がI型開先の継手構造の、
(c)と(d)はレ型開先の、(e)と(f)はV型開
先の継手構造を示す。図6のように、溶接部の厚さを局
部的に厚くすることにより、I型開先の場合はギャップ
が大きい場合でも欠陥なく溶接できる。
【0025】本参考例では、加工部材の厚さが5mmの
アルミ合金を(a)のI型開先で溶接した場合、開先の
ギャップが1mmまで欠陥なく溶接できる。さらに、
(c)から(d)のレ型開先、(e)と(f)のV型開
先の場合も溶接部の厚さを増加することにより、その増
加した部分の厚さで各継手構造のギャップ内の空間を補
充するため、欠陥なく溶接できる。
アルミ合金を(a)のI型開先で溶接した場合、開先の
ギャップが1mmまで欠陥なく溶接できる。さらに、
(c)から(d)のレ型開先、(e)と(f)のV型開
先の場合も溶接部の厚さを増加することにより、その増
加した部分の厚さで各継手構造のギャップ内の空間を補
充するため、欠陥なく溶接できる。
【0026】[参考例4] 図7は回転ツール1の反対側、つまり、溶接面の裏側に
回転機構を備えた加工物4の支持治具15を配置して溶
接する斜視図を示す。加工物4は固定台16に固定さ
れ、さらに、回転ツール1の荷重によって変形しないよ
うに回転ツールの反対側で加工物を支持する。この場
合、支持治具15に回転機構を備えることにより、加工
物との摩擦抵抗が少なく、稼働できる。支持治具15
は、回転ツール1の溶接方向3の移動に連動して、17
方向に回転しながら18方向に移動する。また、支持治
具15は加工物4の上下方向または左右方向の変形に追
従して、上下方向19および左右方向20に自動的に移
動できる機構も備わっている。上記、回転機構の他に上
下および左右に移動する機構を備えた支持治具15によ
って長さ20m、幅1m、厚さ5mmのアルミ合金の突
合せ溶接を行った。溶接条件は実施例1と同じである。
この溶接によって、高速用の車両を製作した。
回転機構を備えた加工物4の支持治具15を配置して溶
接する斜視図を示す。加工物4は固定台16に固定さ
れ、さらに、回転ツール1の荷重によって変形しないよ
うに回転ツールの反対側で加工物を支持する。この場
合、支持治具15に回転機構を備えることにより、加工
物との摩擦抵抗が少なく、稼働できる。支持治具15
は、回転ツール1の溶接方向3の移動に連動して、17
方向に回転しながら18方向に移動する。また、支持治
具15は加工物4の上下方向または左右方向の変形に追
従して、上下方向19および左右方向20に自動的に移
動できる機構も備わっている。上記、回転機構の他に上
下および左右に移動する機構を備えた支持治具15によ
って長さ20m、幅1m、厚さ5mmのアルミ合金の突
合せ溶接を行った。溶接条件は実施例1と同じである。
この溶接によって、高速用の車両を製作した。
【0027】なお、参考例4では加工物を固定して、回
転ツール1と支持治具15を溶接方向に移動したが、こ
れらを固定して加工物を移動しても本目的を達成でき
る。
転ツール1と支持治具15を溶接方向に移動したが、こ
れらを固定して加工物を移動しても本目的を達成でき
る。
【0028】[参考例5] 図8は本発明によって鉄道車両用アルミ合金を溶接する
方法の断面図を示す。
方法の断面図を示す。
【0029】本参考例における加工物は、長さ20m、
厚さ5mm、幅500mmのアルミ合金板である。な
お、加工部材の接合部の高さはほかの部分より約1mm
高くなっている。回転ツール1は移動ロボット21に取
付けられ、加工部材4の溶接部に挿入して回転しながら
移動する。この場合、回転ツール1の反対側には支持治
具15が配置されている。この支持治具15は、実施例
5と同様の回転、上下、左右のいずれか1つ以上の機能
を有している。一方、加工部材4は、上下から固定治具
22および23によって固定されている。なお、この固
定治具22は、長尺の加工部材を安定に固定するため、
支持治具15と同様の回転機構を有している。なお、本
参考例では、前記の方法で加工部材を固定して、回転ツ
ールと支持治具を移動して実施例1と同じ条件で溶接し
た。
厚さ5mm、幅500mmのアルミ合金板である。な
お、加工部材の接合部の高さはほかの部分より約1mm
高くなっている。回転ツール1は移動ロボット21に取
付けられ、加工部材4の溶接部に挿入して回転しながら
移動する。この場合、回転ツール1の反対側には支持治
具15が配置されている。この支持治具15は、実施例
5と同様の回転、上下、左右のいずれか1つ以上の機能
を有している。一方、加工部材4は、上下から固定治具
22および23によって固定されている。なお、この固
定治具22は、長尺の加工部材を安定に固定するため、
支持治具15と同様の回転機構を有している。なお、本
参考例では、前記の方法で加工部材を固定して、回転ツ
ールと支持治具を移動して実施例1と同じ条件で溶接し
た。
【0030】図9は前記、参考例によって製作した車両
構造体を示す。図10は図9の車両構造体をさらに本発
明の溶接方法によって組立てた鉄道車両の斜視図を示
す。接合部5の長さは一部が12.5mであるが、最大
25mの長さが表裏両面から形成されて、鉄道用の車両
が製作される。
構造体を示す。図10は図9の車両構造体をさらに本発
明の溶接方法によって組立てた鉄道車両の斜視図を示
す。接合部5の長さは一部が12.5mであるが、最大
25mの長さが表裏両面から形成されて、鉄道用の車両
が製作される。
【0031】(1)溶接部の欠陥部(空洞部)に該空洞
と同じ形状の部材を挿入し、再度、溶接する。この場
合、前記、空洞部に配置した部材は回転ツールによって
溶接中に移動することがあるため、回転ツールの前方で
固定することが望ましい。
と同じ形状の部材を挿入し、再度、溶接する。この場
合、前記、空洞部に配置した部材は回転ツールによって
溶接中に移動することがあるため、回転ツールの前方で
固定することが望ましい。
【0032】(2)回転ツールと反対側に配置される加
工物の支持治具は回転機構を備えていること。さらに、
前記、回転機構を備えた加工物の固定治具は、加工物の
変形に追従して上下方向および左右方向に移動するこ
と。
工物の支持治具は回転機構を備えていること。さらに、
前記、回転機構を備えた加工物の固定治具は、加工物の
変形に追従して上下方向および左右方向に移動するこ
と。
【0033】(3)加工部材の接合部の厚さは、他の部
分の厚さより局部的に高くなっていること。
分の厚さより局部的に高くなっていること。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、摩擦溶接部の空洞部
(欠陥部)に補修部材を配置し、該補修部材を加工物に
溶接により固定して再度、摩擦溶接するので、欠陥の無
い摩擦溶接を行うことができるものである。
(欠陥部)に補修部材を配置し、該補修部材を加工物に
溶接により固定して再度、摩擦溶接するので、欠陥の無
い摩擦溶接を行うことができるものである。
【図1】摩擦溶接方法の概略図である。
【図2】摩擦溶接部を上部から見た場合の欠陥を示す図
である。
である。
【図3】図3は図2の各位置における断面である。
【図4】図4は摩擦接合を示す斜視図である。
【図5】摩擦接合部の縦断面図である。
【図6】継手部の各種を示す縦断面図である。
【図7】摩擦接合装置の斜視図である。
【図8】図7の要部の縦断面図である。
【図9】鉄道車両の構造体の斜視図である。
【図10】鉄道車両の車体の斜視図である。
1:回転ツール、6,7,8:欠陥、9a,9b,9
c:補修部材。
c:補修部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青田 欣也 山口県下松市大字東豊井794番地 株式 会社 日立製作所 笠戸工場内 (72)発明者 江角 昌邦 山口県下松市大字東豊井794番地 株式 会社 日立製作所 笠戸工場内 (72)発明者 石丸 靖男 山口県下松市大字東豊井794番地 株式 会社 日立製作所 笠戸工場内 (56)参考文献 特開 平4−75726(JP,A) 特公 昭44−15542(JP,B1) C.J.Dawes,An intr oduction to fricti on stir Welding an d its development, Welding & Metal Fa brication,英国,Inter national Trade Pub lication Ltd,1975年 2 月13日,第63巻,第1号,P.13−14, 16,国立国会図書館平成7年2月13日受 入 C.J.Dawes & W.M.T homas,Friction Sti r Process WElds Al uminum Alloys,Weld ing Journal,米国,AMe rican Welding Soci ety,1996年 5月13日,第75巻,第 3号,P41−45,国立国会図書館平成8 年5月13日受入 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 20/12
Claims (2)
- 【請求項1】加工物より実質的に硬い材質からなる棒状
の回転ツールを加工物の接合部に挿入し、前記ツールを
回転させながら移動することによって発生する前記回転
ツールと前記加工物との摩擦熱による塑性流動を利用し
た摩擦溶接方法において、摩擦溶接による溶接部に生じ
た空洞部に該空洞部と実質的に同じ形状の部材を配置
し、前記空洞部に配置した前記部材を前記加工物に溶接
により固定したのち前記摩擦溶接方法によって再度溶接
することを特徴とする摩擦溶接方法。 - 【請求項2】請求項1において、前記部材と前記加工物
との前記溶接はTIG溶接で行うこと、を特徴とする摩
擦溶接方法。
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| JP20684396A JP3268207B2 (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | 摩擦溶接方法 |
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-
1996
- 1996-08-06 JP JP20684396A patent/JP3268207B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (2)
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|---|
| C.J.Dawes & W.M.Thomas,Friction Stir Process WElds Aluminum Alloys,Welding Journal,米国,AMerican Welding Society,1996年 5月13日,第75巻,第3号,P41−45,国立国会図書館平成8年5月13日受入 |
| C.J.Dawes,An introduction to friction stir Welding and its development,Welding & Metal Fabrication,英国,International Trade Publication Ltd,1975年 2月13日,第63巻,第1号,P.13−14,16,国立国会図書館平成7年2月13日受入 |
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