JP3280573B2 - ファクシミリ中継伝送装置 - Google Patents

ファクシミリ中継伝送装置

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JP3280573B2
JP3280573B2 JP15971796A JP15971796A JP3280573B2 JP 3280573 B2 JP3280573 B2 JP 3280573B2 JP 15971796 A JP15971796 A JP 15971796A JP 15971796 A JP15971796 A JP 15971796A JP 3280573 B2 JP3280573 B2 JP 3280573B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ信号
をデータ信号化して伝送するファクシミリ中継伝送装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル回線を利用する際に回線容量
の有効利用を図るためファクシミリ信号変換再生装置が
用いられる。通常、長距離のディジタル回線内では、フ
ァクシミリ信号変換再生装置によってデータ信号化され
たファクシミリ信号を伝送し、装置間等の近距離のディ
ジタル回線では、通常のファクシミリ信号で伝送および
交換している。以下、長距離のディジタル回線のことを
伝送路と記述する。
【0003】図5はファクシミリ信号変換再生が2回繰
り返されるファクシミリ信号伝送形態の構成例を示すブ
ロック図であり、同図に示すような伝送形態において、
A局61でデータ信号化されたファクシミリ信号は、伝送
路(ディジタル回線)72を通り中継局62でファクシミリ信
号に再生され、交換機66で交換される。この際、接続相
手先がB局63であると、再生されたファクシミリ信号
は、再び、データ信号化されて伝送路75を通って伝送さ
れる。
【0004】なお、図5において、64,67はA局61と中
継局62に設けられるファクシミリ信号変換装置71,74を
有するファクシミリ中継伝送装置であり、65,68は中継
局62とB局63に設けられるファクシミリ再生装置73,76
を有するファクシミリ中継装置である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す例では、送
り手のファクシミリ信号は、ファクシミリ信号変換再生
を2回経由して受け手へ伝送されることになる。しかし
ながら、一般的に、ファクシミリ端末間においてファク
シミリ中継伝送装置を介して行うファクシミリ変換再生
では処理時間がかかる。したがって、処理時間における
伝送路での遅延時間が少ない場合は問題ないが、遅延時
間が大きくなるとファクシミリ・コマンドの衝突により
ファクシミリ通信が異常終了する場合が生じる。すなわ
ち、ファクシミリ信号変換再生を複数回繰り返すと、遅
延時間を増大させ通信不可となるおそれが生じる。
【0006】そこで、本発明は、前記問題を解決し、フ
ァクシミリ端末間に多段のファクシミリ中継伝送装置を
介しても、良好なファクシミリ通信が行われるようにし
たファクシミリ中継伝送装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ファクシミリ信号再生装置と、このファ
クシミリ信号再生装置と同一チャネルで組み合わせて使
用されるファクシミリ信号変換装置とを備えたファクシ
ミリ中継伝送装置であって、データ信号化されたファク
シミリ信号を元のファクシミリ信号に戻すファクシミリ
信号再生部と、所定のビット位置にデータ信号を埋め込
み、-交換機側に出力する1リンク信号を生成する1リ
ンク信号生成部と、所定のビットパターンである第1パ
ターンを生成する第1パターン生成部と、所定のビット
パターンである第2パターンを生成する第2パターン生
成部と、前記ファクシミリ信号変換装置が第2パターン
を検出したときは、前記1リンク信号生成部の出力に切
り替え、検出しないときは前記ファクシミリ信号再生部
の出力に切り替えてビットパターン埋込部に出力するモ
ード切替部と、前記ファクシミリ信号変換装置が第1パ
ターンまたは第2パターンを検出したときは、前記ファ
クシミリ信号または前記1リンク信号に第2パターンを
埋め込み、検出しないときは第1パターンを埋め込んで
交換機側に出力するビットパターン埋込部とからなるフ
ァクシミリ信号再生装置と、ファクシミリ信号をデータ
信号化するファクシミリ信号変換部と、交換機側から入
力される信号の所定のビット位置からデータ信号を取り
出すデータ信号抽出部と、前記ファクシミリ信号または
前記交換機側から入力される信号に前記第1パターンが
埋め込まれていることを検出する第1パターン検出監視
部と、前記第2パターンが前記ファクシミリ信号または
前記交換機側から入力される信号に埋め込まれているこ
とを検出する第2パターン検出監視部と、この第2パタ
ーン検出監視部が第2パターンを検出したときは、前記
データ信号抽出部に切り替え、検出しないときは前記フ
ァクシミリ信号変換部に切り替えて出力するモード切替
部とからなるファクシミリ信号変換装置とを備えたもの
であって、この構成により、ファクシミリ信号または1
リンク信号に埋め込むビットパターンを第1パターンと
第2パターンとの2種類持つことによって、交換機が一
方の通話路のみを接続しても1リンク中継状態とはなら
ず、通話路が両方接続されたときに1リンク中継状態と
なる。
【0008】また、本発明は、ファクシミリ信号再生装
置と、このファクシミリ信号再生装置と同一チャネルで
組み合わせて使用されるファクシミリ信号変換装置とを
備えたファクシミリ中継伝送装置であって、データ信号
化されたファクシミリ信号を元のファクシミリ信号に戻
すファクシミリ信号再生部と、所定のビット位置にデー
タ信号を埋め込み、交換機側に出力する1リンク信号を
生成する1リンク信号生成部と、前記ファクシミリ信号
変換装置が所定のビットパターンを検出し、かつシグナ
リング送信信号とシグナリング受信信号がメイク状態で
あるときは、前記1リンク信号生成部の出力に対して前
記所定のビットパターンを埋め込んで交換機側に出力す
るとともに、それ以外のときは前記ファクシミリ信号再
生部の出力に対して前記所定のビットパターンを埋め込
んで交換機側に出力するビットパターン埋込部とからな
るファクシミリ信再生装置と、ファクシミリ信号をデー
タ信号化するファクシミリ信号変換部と、交換機側から
入力される信号の所定のビット位置からデータ信号を取
り出すデータ信号抽出部と、前記ファクシミリ信号また
前記交換機側から入力される信号に前記所定のビット
パターンが埋め込まれており、かつシグナリング送信信
号とシグナリング受信信号がメイク状態であるときは、
前記データ信号抽出部に切り替え、それ以外のときは前
記ファクシミリ信号変換部に切り替えて出力するモード
切替部とからなるファクシミリ信号変換装置とを備えた
ものであって、この構成により、1リンク中継状態に移
行する条件に、シグナリングの状態を含めることによ
り、発呼側から着呼側までの通話路が完全に確立してか
ら1リンク中継状態に移行することになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0010】図1は本発明の第1実施形態を説明するた
めのファクシミリ中継伝送装置の中継局における構成を
示すブロック図であり、同図では、ファクシミリ信号変
換装置17とファクシミリ信号再生装置16を備えたファク
シミリ中継伝送装置12と、ファクシミリ信号再生装置19
とファクシミリ信号変換装置18を備えたファクシミリ中
継伝送装置14とが交換機13を介して接続されている状態
を示している。
【0011】前記ファクシミリ中継伝送装置12,14にお
けるファクシミリ信号再生装置16,19とファクシミリ信
号変換装置17,18とは、それぞれ同様な機能の部材から
構成されているので、以下にそれらをまとめて説明する
ことにする。
【0012】すなわち、ファクシミリ信号再生部21,51
は伝送路11から受信したデータ信号を元のファクシミリ
信号に再生する。1リンク信号生成部22,52は、伝送路
11から受信したデータ信号を、交換機13側に出力する信
号のあらかじめ決めたビット位置に埋め込み、その他の
ビットはすべて固定とした1リンク信号を生成する。第
1パターン生成部25,55はあらかじめ決めたビットパタ
ーンを生成する。第2パターン生成部26,56はあらかじ
め決めた前記第1パターンとは異なるパターンを生成す
る。ビットパターン埋込部24,54は、前記ファクシミリ
信号再生部21,51または1リンク信号生成部22,52から
の出力信号に第1パターン生成部25,55または第2パタ
ーン生成部26,56からのビットパターンを埋め込む。
【0013】ファクシミリ信号変換部31,41は、交換機
13側から受信したファクシミリ信号をデータ信号化す
る。データ信号抽出部32,42は交換機13側から受信した
1リンク信号のあらかじめ決めたビット位置からデータ
信号を取り出す。第1パターン検出監視部34,44は、フ
ァクシミリ信号または1リンク信号に前記第1パターン
があるか否かを検出する。第2パターン検出監視部35,
45はファクシミリ信号または1リンク信号に前記第2パ
ターンがあるか否かを検出する。
【0014】OR回路36,46は、前記第1パターン検出
監視部34,44と、前記第2パターン検出監視部35,45と
のどちらかがパターンを検出すると、パターン切替部2
7,57をb側へ切り替え、どちらもパターンが検出され
ていないとa側へ切り替える。モード切替部23,33,4
3,53は第2パターン検出監視部35,45において第2パ
ターンが検出されるとb側へ切り替え、第2パターンが
検出されないとa側へ切り替える。
【0015】交換機13において、ファクシミリ中継伝送
装置12,14がファクシミリと接続された場合および未接
続状態では、ファクシミリ中継伝送装置12,14で受信さ
れるファクシミリ信号に第1パターン,第2パターンの
いずれもが検出されないことから、モード切替部23,3
3,43,52およびパターン切替部27,57はa側になって
いる。この状態にあってファクシミリ信号再生装置16,
19では伝送路11からのデータ信号をファクシミリ信号再
生部21,51によって再生し、第1パターン生成部25,55
からの第1パターンをビットパターン埋込部24,54で埋
め込んだファクシミリ信号を交換機13に対して出力す
る。ビットパターンは再生したファクシミリ信号の品質
に影響を与えないビット位置,周期で埋め込む。このフ
ァクシミリ信号の例を図2に示す。またファクシミリ信
号変換装置17,18は、交換機13から受けたファクシミリ
信号をファクシミリ信号変換部31,41でデータ信号化
し、伝送路11,15へ出力する。
【0016】交換機13が接続の過度状態であって、通話
路bのみ接続した場合、ファクシミリ信号再生装置19か
ら出力されたファクシミリ信号に含まれる第1パターン
を第1パターン検出監視部34で検出し、パターン切替部
27をb側へ切り換える。この状態では、モード切替部2
3,33はa側のままであり、1リンク中継状態には移行
していない。
【0017】その後、交換機13が通話路a,b両方共に
接続した場合、ファクシミリ中継伝送装置14は、ファク
シミリ信号再生装置16から出力されるファクシミリ信号
に含まれる第2パターンを第2パターン検出部監視45で
検出し、パターン切替部57をb側へ切り替えるとともに
モード切替部43,53をb側へ切り替えて、1リンク中継
状態となる。ファクシミリ中継伝送装置12は、ファクシ
ミリ信号再生装置19が出力する1リンク信号に含まれる
第2パターンを第2パターン検出監視部35で検出し、モ
ード切替部23,33をb側に切り換えて1リンク中継状態
へ移行する。
【0018】1リンク中継状態では、ファクシミリ信号
再生装置16,19では、伝送路11,15から受信したデータ
信号を1リンク信号生成部22,52にて交換機13側に出力
する信号のあらかじめ決めたビット位置に埋め込んで、
モード切替部23,53を経由して第2パターン生成部26,
56からの第2パターンをビットパターン埋込部24,54で
埋め込んで交換機13へ出力する。
【0019】この場合の信号例を図3に示す。図3は、
64kbit/sのPCM信号に8kbit/sのデータ信号を埋め
込んだ例であり、下位から2ビット目にデータ信号を埋
め込んでいる。データ信号化レートに応じて埋め込むビ
ット数を決めれば良い。
【0020】ファクシミリ信号変換装置17,18は、交換
機13から受信した1リンク信号から、あらかじめ決めた
ビット位置に埋め込まれているデータ信号をデータ信号
抽出部32,42で取り出し、モード切替部33,43を経由し
て伝送路へ出力する。
【0021】通話が終了し、交換機13で通話路a,bが
切断されると第2パターン検出監視部35,45においてパ
ターンが未検出となり、モード切替部23,33,43,53を
a側へ切り替えて通常の状態へ戻る。
【0022】このようにしてファクシミリ信号または1
リンク信号に埋め込むビットパターンを第1パターンと
第2パターンの2種類持つことにより、交換機13が通話
路bのみを接続しても1リンク中継状態とはならず、通
話路a,bが両方接続されてから1リンク中継状態とな
る。
【0023】図4は本発明の第2実施形態を説明するた
めのファクシミリ中継伝送装置の中継局における構成を
示すブロック図であり、同図では、ファクシミリ信号変
換装置217とファクシミリ信号再生装置216を備えたファ
クシミリ中継伝送装置212と、ファクシミリ信号再生装
置219とファクシミリ信号変換装置218を備えたファクシ
ミリ中継伝送装置214とが交換機213を介して接続されて
いる状態を示している。なお、図中のSS,SRは音声
チャネル1チャネルにつき送信受信に各1ビット使用さ
れるシグナリングビットであり、通話中を1空き状態を
「0」とする。
【0024】前記ファクシミリ中継伝送装置212,214に
おけるファクシミリ信号再生装置216,219とファクシミ
リ信号変換装置217,218とは、それぞれ同様な機能の部
材から構成されているので、以下にそれらをまとめて説
明することにする。
【0025】すなわち、ファクシミリ信号再生部221,2
51は伝送路211,215から受信したデータ信号を元のファ
クシミリ信号に再生する。1リンク信号生成部222,252
は、伝送路211,215から受信したデータ信号を、交換機
213側に出力する信号のあらかじめ決めたビット位置に
埋め込み、その他のビットはすべて固定した1リンク信
号を生成する。ビットパターン生成/埋込部224,254
は、ファクシミリ信号生成部221,251または1リンク信
号生成部222,252からの出力信号にあらかじめ決めたビ
ットパターンを埋め込む。
【0026】ファクシミリ信号変換部231,241は、交換
機213側から受信したファクシミリ信号をデータ信号化
する。データ信号抽出部232,242は交換機213側から受
信した1リンク信号のあらかじめ決めたビット位置から
データ信号を取り出す。ビットパターン検出/監視部23
4,244は、交換機213側から受信したファクシミリ信号
または1リンク信号にあらかじめ決めたビットパターン
が含まれているか否かを検出し、検出時は、「1」を、未
検出時は、「0」を出力する。
【0027】モード切替部223,233,243,253は、AN
D回路235,245からのモード切替信号によりスイッチを
切り替える。AND回路235,245は、ビットパターン検
出/監視部234,244からの出力およびシグナリングビッ
トSS,SRがすべて「1」となった場合、モード切替部
223,233,243,253をb側に切り替え、入力のどれか1
つでも「0」であった場合、モード切替部223,233,24
3,253をa側へ切り替える。
【0028】交換機213でファクシミリ中継伝送装置21
2,214がファクシミリと接続されていない状態または未
接続の状態では、ビットパターン検出/監視部234,244
であらかじめ決めたビットパターンが検出されないこと
からAND回路235,245の条件が成立せず、ファクシミ
リ中継伝送装置212,214のモード切替部223,233,24
3,253はa側になっている。このとき、ファクシミリ信
号再生装置216,219は、伝送路211,215からのデータ信
号をファクシミリ信号再生部221,251によって再生され
たファクシミリ信号に、ビットパターン生成/埋込部22
4,254であらかじめ決めたビットパターンを埋め込み、
交換機213に対して出力する。
【0029】このときのファクシミリ信号の例を図2に
示す。ファクシミリ信号変換装置217,218は、交換機21
3から受けたファクシミリ信号をファクシミリ信号変換
部231,241でデータ信号化し、伝送路211,215へ出力す
る。
【0030】伝送路211側を発呼側とし、伝送路215側を
着呼側とする。まず発呼側を収容する最前段の交換機が
送信シグナリングを「0」から「1」とすることでSR1が
「0」から「1」へ変化し、交換機213は着信準備を行う。
その後、ダイヤル情報が交換機213に入力される。交換
機213がダイヤル情報の一部を受信して通話路bのみを
接続する。交換機213はSS2を「0」から「1」にして着
呼側を収容している交換機を起動させる。伝送路bが接
続されたことによりビットパターン生成/埋込部254で
ファクシミリ信号に埋め込まれたビットパターンがビッ
トパターン検出/監視部234で検出され、出力を「0」か
ら「1」とする。
【0031】AND回路235は、ビットパターン検出/
監視部234の出力と受信シグナリングビットSR1が
「1」であるが、送信シグナリングビットSS1が「0」で
あるので、モード切替部223,233はa側のままとする。
この状態で伝送路211から送られてくるダイヤル情報は
交換機213へ渡される。
【0032】その後、交換機213がダイヤル情報を受信
して接続動作を完了し、通話路a,b両方を接続する。
送信シグナリングSS1は「0」のままであるので、AN
D回路235の条件が変化せず、モード切替部223,233は
a側のままである。
【0033】通話路aが接続されたことによって、ビッ
トパターン生成/埋込部224でファクシミリ信号に埋め
込まれたビットパターンがビットパターン検出/監視部
244で検出され、AND回路245への出力を「0」から「1」
とする。AND回路245はビットパターン検出/監視部2
44の出力と送信シグナリングビットSS2が「1」である
が、受信シグナリングビットSR2が「0」であるので、
モード切替部243,253はa側のままとする。
【0034】その後、着呼側を収容する伝送路215側の
最終の交換機が着呼側の応答を検出して、着呼側から発
呼側へのシグナリングを「1」にすることにより、SR2
は「0」から「1」に変化する。交換機213がSR2が「1」
であることを検出し、SS1を「0」から「1」として、発
呼側を収容する交換機に対して着呼者の応答を知らせ
る。その後、通話状態に入る。
【0035】SR2が「1」となったことから、AND回
路245の入力すべてが「1」となり、モード切替部243,25
3をb側へ切り換えて1リンク中継状態とする。また、
SS1が「1」となったことにより、AND回路235の入
力すべてが「1」となり、モード切替部223,233をb側へ
切り換えて、1リンク中継状態とする。
【0036】1リンク中継状態では、ファクシミリ信号
再生装置216,219では、伝送路211,215から受信したデ
ータ信号を1リンク信号生成部222,252にて1リンク信
号のあらかじめ決めたビット位置に埋め込んで、モード
切替部223,253を経由してあらかじめ決めたビットパタ
ーンをビットパターン生成/埋込部224,254で埋め込ん
で交換機213へ出力する。この場合の信号例を図3に示
す。図3は64kbit/sのPCM信号に8kbit/sのデータ
信号を埋め込んだ例であり、下位から2ビット目にデー
タ信号を埋め込んでいる。データ信号化レートに応じて
埋め込むビット数を決めれば良い。
【0037】ファクシミリ信号変換装置217,218は、交
換機213から受信した1リンク信号から、あらかじめ決
めたビット位置に埋め込まれているデータ信号をデータ
信号抽出部232,242で取り出し、モード切替部233,243
を経由して伝送路211,215へ出力する。
【0038】通話が終了すると、SS1,SR1,SS
2,SR2の信号は「1」から「0」となる。また通話路
a,bが切断されるためビットパターン検出/監視部23
4,244ではビットパターンが未検出となり、AND回路
253,245への出力信号は「0」となる。AND回路235,2
45では、入力信号のどれかが「0」となった時点で、モー
ド切替部223,233,243,253をb側からa側へ切り替え
て、元の状態へ戻る。
【0039】なお、シグナリングSS,SRは、通話状
態を示す以外にダイヤル情報等の他の目的でも使用され
る場合があるので、AND回路235,245に入力されるS
S,SRの変化により通話,空き状態を検出するには、
タイマによる保護時間が必要となる。
【0040】このようにして1リンク中継状態に移行す
る条件に、シグナリングSS,SRの状態を含めること
により、発呼側から着呼側までの通話路が完全に確立し
てから1リンク中継状態へ移行することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のファクシ
ミリ中継伝送装置によれば、ファクシミリ端末間にファ
クシミリ中継伝送装置を多段に介した場合でも、遅延時
間が増大せず、確実で良好なファクシミリ通信が実現す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を説明するためのファク
シミリ中継伝送装置の中継局における構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】ファクシミリ信号にビットパターンを埋め込ん
だときの信号例を示す説明図である。
【図3】1リンク信号にデータ信号とビットパターンと
を埋め込んだときの信号例を示す説明図である。
【図4】本発明の第2実施形態を説明するためのファク
シミリ中継伝送装置の中継局における構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】ファクシミリ信号変換再生が2回繰り返される
ファクシミリ信号伝送形態の構成例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
11,15,211,215…伝送路、 12,14,212,214…ファ
クシミリ中継伝送装置、16,19,216,219…ファクシミリ
信号再生装置、 17,18,217,218…ファクシミリ信号
変換装置、 21,51,221,251…ファクシミリ信号再生
部、 22,52,222,252…1リンク信号生成部、 23,
33,43,53,223,233,243,253…モード切替部、 2
4,54…ビットパターン埋込部、 25,55…第1パター
ン生成部、26,56…第2パターン生成部、 27,57…パ
ターン切替部、 31,41,231,241…ファクシミリ信号
変換部、 32,42,232,242…データ信号抽出部、 3
4,44…第1パターン検出監視部、 35,45…第2パタ
ーン検出監視部、 36,46…OR回路、 224,254…ビ
ットパターン生成/埋込部、 234,244…ビットパター
ン検出/監視部、 235,245…AND回路、 a,b…
通話路、 SS1,SR1,SS2,SR2…シグナリ
ング信号。
フロントページの続き (72)発明者 武佐 睦 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 浜越 玲臣 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 鷲江 敏夫 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 日野 泰宏 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−154138(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ信号再生装置と、このファ
    クシミリ信号再生装置と同一チャネルで組み合わせて使
    用されるファクシミリ信号変換装置とを備えたファクシ
    ミリ中継伝送装置であって、 データ信号化されたファクシミリ信号を元のファクシミ
    リ信号に戻すファクシミリ信号再生部と、所定のビット
    位置にデータ信号を埋め込み、交換機側に出力する1リ
    ンク信号を生成する1リンク信号生成部と、所定のビッ
    トパターンである第1パターンを生成する第1パターン
    生成部と、所定のビットパターンである第2パターンを
    生成する第2パターン生成部と、前記ファクシミリ信号
    変換装置が第2パターンを検出したときは、前記1リン
    ク信号生成部の出力に切り替え、検出しないときは前記
    ファクシミリ信号再生部の出力に切り替えてビットパタ
    ーン埋込部に出力するモード切替部と、前記ファクシミ
    リ信号変換装置が第1パターンまたは第2パターンを検
    出したときは、前記ファクシミリ信号または前記1リン
    ク信号に第2パターンを埋め込み、検出しないときは第
    1パターンを埋め込んで交換機側に出力するビットパタ
    ーン埋込部とからなるファクシミリ信号再生装置と、 ファクシミリ信号をデータ信号化するファクシミリ信号
    変換部と、交換機側から入力される信号の所定のビット
    位置からデータ信号を取り出すデータ信号抽出部と、
    ファクシミリ信号または前記交換機側から入力される
    信号に前記第1パターンが埋め込まれていることを検
    る第1パターン検出監視部と、前記第2パターンが
    ファクシミリ信号または前記交換機側から入力される
    信号に埋め込まれていることを検出する第2パターン検
    出監視部と、この第2パターン検出監視部が第2パター
    ンを検出したときは、前記データ信号抽出部に切り替
    え、検出しないときは前記ファクシミリ信号変換部に切
    り替えて出力するモード切替部とからなるファクシミリ
    信号変換装置と、 を備えたことを特徴とするファクシミリ中継伝送装置。
  2. 【請求項2】 ファクシミリ信号再生装置と、このファ
    クシミリ信号再生装置と同一チャネルで組み合わせて使
    用されるファクシミリ信号変換装置とを備えたファクシ
    ミリ中継伝送装置であって、 データ信号化されたファクシミリ信号を元のファクシミ
    リ信号に戻すファクシミリ信号再生部と、所定のビット
    位置にデータ信号を埋め込み、交換機側に出力する1リ
    ンク信号を生成する1リンク信号生成部と、前記ファク
    シミリ信号変換装置が所定のビットパターンを検出し、
    かつシグナリング送信信号とシグナリング受信信号がメ
    イク状態であるときは、前記1リンク信号生成部の出力
    に対して前記所定のビットパターンを埋め込んで交換機
    側に出力するとともに、それ以外のときは前記ファクシ
    ミリ信号再生部の出力に対して前記所定のビットパター
    ンを埋め込んで交換機側に出力するビットパターン埋込
    部とからなるファクシミリ信再生装置と、 ファクシミリ信号をデータ信号化するファクシミリ信号
    変換部と、交換機側から入力される信号の所定のビット
    位置からデータ信号を取り出すデータ信号抽出部と、
    ファクシミリ信号または前記交換機側から入力される
    信号に前記所定のビットパターンが埋め込まれており、
    かつシグナリング送信信号とシグナリング受信信号がメ
    イク状態であるときは、前記データ信号抽出部に切り替
    え、それ以外のときは前記ファクシミリ信号変換部に
    り替えて出力するモード切替部とからなるファクシミリ
    信号変換装置と、 を備えたことを特徴とするファクシミリ中継伝送装置。
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