JP3280945B2 - 劣化コンクリートの修復方法および該方法に使用する電極パネル - Google Patents

劣化コンクリートの修復方法および該方法に使用する電極パネル

Info

Publication number
JP3280945B2
JP3280945B2 JP31788199A JP31788199A JP3280945B2 JP 3280945 B2 JP3280945 B2 JP 3280945B2 JP 31788199 A JP31788199 A JP 31788199A JP 31788199 A JP31788199 A JP 31788199A JP 3280945 B2 JP3280945 B2 JP 3280945B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
concrete
water
electrode body
wires
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31788199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001132237A (ja
Inventor
五郎 首藤
紘大 加代
英介 首藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP31788199A priority Critical patent/JP3280945B2/ja
Publication of JP2001132237A publication Critical patent/JP2001132237A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3280945B2 publication Critical patent/JP3280945B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既設コンクリート
構造物の塩害、中性化などにより劣化したコンクリート
の有害物質を、界面働電現象中の電気浸透作用と電気分
解および電気泳動作用を利用して分解除去して、コンク
リート構造物を修復する方法および該方法に使用する電
極パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、既設コンクリート中に塩分が浸透
した塩害コンクリートの修復方法としては、前記塩害コ
ンクリートを機械的に破壊して除去し、塩分を含まない
モルタルで修復し、コンクリート表面を遮塩性の高い樹
脂でコーティングすることにより、塩害コンクリートの
修復をしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の修復方法では、コンクリートに浸透した塩分量を測
定することが困難であると共に、塩分浸透が深く鉄筋近
くまで達しているときは、そのコンクリートをすべて除
去することは不可能であり、更にコンクリート構造物の
強度を落としてしまうという課題があった。
【0004】本発明は、前記課題を解決すべくなされた
ものであって、機械的に塩害コンクリートを除去するの
ではなく、既設コンクリート構造物の塩害、中性化など
により劣化したコンクリートの有害物質を、界面働電現
象中の電気浸透作用と電気分解および電気泳動作用を利
用して分解除去することにより、非破壊で劣化コンクリ
ートを修復する方法および該方法に使用する電極パネル
を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、1本または複
数本の鉄線に所定間隔を有して先端部を尖鋭部とした短
い鉄線を1本、または複数本を結束して固着して、前記
各尖鋭部を放射状に突出させて全体に亜鉛鍍金を施し
て、前記尖鋭部を放電端子とする電極線を形成すると共
に、前記電極線を複数本所定間隔を有して網目状に組合
せて電極本体を形成し、且つ該電極本体の内外両側面に
保水マットを配設し、更に前記外側面に位置する保水マ
ットの外面にネットを添設し、前記電極本体および各保
水マットを取付枠に一体に装着固定して電極パネルを形
成し、且つ該電極パネルの各保水マットに電解用水を保
水せしめて、内側に位置する保水マットを劣化した既設
コンクリートの表面に密着させて、前記取付枠を既設コ
ンクリートに固定して、前記電極本体を直流電源の陽極
側に接続する一方、前記劣化した既設コンクリートの内
部の鉄筋の位置を確認して穴をあけて、該鉄筋を前記直
流電源の陰極側に接続し、然る後前記直流電源による直
流電圧を電極本体および鉄筋に印加することにより、前
記各尖鋭部から放電させて電流密度の高い電場を作り、
各保水マット中の電解用水が界面働電現象中の電気浸透
作用により、前記既設コンクリート中のセメント部分を
湿潤しながら陰極の鉄筋に達し、同時に電気分解が起こ
り、コンクリート中の細孔に存在する塩分は塩素イオン
となって、コンクリートの系外に電気泳動作用で排出さ
せ、ナトリウムは電気浸透水と共に陰極である鉄筋の近
傍で水酸基(OH)となり、pH12程度の高いアル
カリ水で中性化したコンクリートを再生すると共に、前
記電極本体に鍍金した亜鉛が電気分解により亜鉛イオン
となり、電気泳動作用で鉄筋に付着して鍍金状態で鉄筋
を保護する方法、または、1本または複数本の鉄線に所
定間隔を有して先端部を尖鋭部とした短い鉄線を1本、
または複数本を結束して固着して、前記各尖鋭部を放射
状に突出させて全体に亜鉛鍍金を施して、前記尖鋭部を
放電端子とする電極線を形成すると共に、前記電極線を
複数本所定間隔を有して網目状に組合せて電極本体を形
成し、且つ該電極本体の内外両側面に保水マットを配設
し、更に前記外側面に位置する保水マットの外面にネッ
トを添設し、前記電極本体および各保水マットを取付枠
に一体に装着固定して電極パネルを形成し、且つ該電極
パネルの各保水マットに電解用水を保水せしめて、内側
に位置する保水マットを劣化した既設コンクリートの表
面に密着させて、前記取付枠を既設コンクリートに固定
して、前記電極本体を直流電源の陽極側に接続する一
方、前記劣化した既設コンクリートの内部の鉄筋がない
とき、前記既設コンクリートの表面から狭い溝を刻設
し、該溝内に鉄線を埋込みモルタルを充填して、前記鉄
線を前記直流電源の陰極側に接続し、然る後前記直流電
源による直流電圧を電極本体および鉄線に印加すること
により、前記各尖鋭部から放電させて電流密度の高い電
場を作り、各保水マット中の電解用水が界面働電現象中
の電気浸透作用により、前記既設コンクリート中のセメ
ント部分を湿潤しながら陰極の鉄線に達し、同時に電気
分解が起こり、コンクリート中の細孔に存在する塩分は
塩素イオンとなって、コンクリートの系外に電気泳動作
用で排出させ、ナトリウムは電気浸透水と共に陰極であ
る鉄線の近傍で水酸基(OH)となり、pH12程度
の高いアルカリ水で中性化したコンクリートを再生する
と共に、前記電極本体に鍍金した亜鉛が電気分解により
亜鉛イオンとなり、電気泳動作用で鉄線に付着して鍍金
状態で鉄線を保護するという方法、を採用することによ
り、上記課題を解決した。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて詳細に説明すると、図1に示すように、1本または
複数本の鉄線1に所定間隔を有して先端部を尖鋭部2と
した短い鉄線3を1本、または複数本を結束して固着し
て、各尖鋭部2を片側方向に放射状に突出させると共
に、全体に亜鉛鍍金を施して、前記尖鋭部2を放電端子
とする電極線4を形成する。なお、図1においては各尖
鋭部2を片側方向に放射状に突出させているが、多方向
に放射状に突出させてもよい。好ましくは、片側方向に
放射状に突出させることが推奨される。
【0007】前記電極線4を、複数本所定間隔を有して
網目状に組合せて電極本体5を形成すると共に、該電極
本体5の内外両側面に、例えば不織布で形成された保水
性の高い保水マット6・7を配設し、且つ外側面に位置
する保水マット7の外面に、例えばナイロンで形成され
たネット8を添設して、該保水マット7の離脱を防止
し、前記電極本体5および各保水マット6・7を取付枠
9に一体に装着固定して電極パネル10を形成する。
【0008】前記電極パネル10の保水マット6・7に
はそれぞれ電解用水を含浸させるが、該電解用水として
は、例えば清水、アルカリ還元水または磁化水を用いる
が、前記電解用水は水のクラスターの小さいものが好ま
しい。そして、特に磁化水は水のクラスターが小さく、
従って単位比表面積が大きいため、接触する塩素イオン
の移動数を増大させる能力を有し、本発明方法に使用す
る電解用水として優れている。
【0009】前記電解用水を前記保水マット6・7に保
水せしめて、内側に位置する保水マット6を塩害や中性
化等により劣化した既設コンクリート11の表面に密着
させると共に、前記取付枠9をアンカーボルト等により
前記既設コンクリート11に固定して、前記電極本体5
を直流電源(図示しない)の陽極側に接続する。
【0010】一方、前記劣化した既設コンクリート11
の内部の鉄筋12の位置を確認して、ドリルなどで穴を
あけ、該鉄筋12を前記直流電源の陰極側に接続する。
【0011】前記直流電源による直流電圧を電極本体5
および鉄筋12に印加すると、図3においては前記電極
パネル10の電極線4の各尖鋭部2は鉄線1から内側
(片側)の既設コンクリート11方向に放射状に突出し
て設けられていて、前記各尖鋭部2から前記鉄筋12方
向へ向って放電して電流密度の高い電場を作るので、陽
極側の保水マット6・7中の電解用水は、界面働電現象
中の電気浸透作用で前記既設コンクリート11中のセメ
ント部分を湿潤しながら陰極の鉄筋12に達する。
【0012】そして、電極先端部がより鋭くとがってい
るほど電気力線が集まり易く、電極付近の電界が非常に
強くなるので、前記鉄線1に内側(片側)の既設コンク
リート11方向に放射状に突出して設けられた各尖鋭部
2から陰極の鉄筋12に向って強く放電して、界面働電
現象中の電気浸透作用で前記既設コンクリート11中の
砂利や粗骨材に阻害されることなく電解用水は該既設コ
ンクリート11中に浸透すると共に、同時に電気分解が
起こり、コンクリート中の細孔に存在する塩分は塩素イ
オンとなって、コンクリートの系外に電気泳動作用で排
出され、ナトリウムは電気浸透水と共に陰極である鉄筋
12の近傍で水酸基(OH)となり、pH12程度の
高いアルカリ水で中性化したコンクリートは再生される
と共に、電極本体5に鍍金した亜鉛が電解により亜鉛イ
オンとなり、電気泳動作用で鉄筋12の表面に付着し、
該鉄筋12は亜鉛イオンで鍍金状態で保護される。前記
各尖鋭部2が図2と異なり、鉄線1から多方向へ放射状
に突出していても陰極の鉄筋12が内方側にのみにある
ので、外方側に突出した各尖鋭部2でも、陰極の鉄筋1
2方向に向って強く放電して電流密度の高い電場を作る
ことができるので、本発明方法に充分使用できる。
【0013】なお、前記保水マット6・7に電解用水を
保水させる方法は任意であるが、電界用水が経時と共に
保水マット6・7の下方に流下するので、一定時間毎に
散水機を用いて注水して保水させて補充することが推奨
される。
【0014】なお、前記電極本体5を構成する電極線4
は、図4に示すように、複数本の鉄線1に所定間隔を有
して先端部を尖鋭部2とした短い鉄線3を複数本結束し
て、各尖鋭部2を多方向に放射状に突出させると共に、
亜鉛鍍金を施して販売されている有刺鉄線13をそのま
ま用いてもよい。そして、前記有刺鉄線13を用いて電
極本体5を形成した場合、各尖鋭部2は多方向に放射状
に突出しているが、陰極の鉄筋12が内方側にのみにあ
るので、外方側に突出した各尖鋭部2でも、陰極の鉄筋
12方向に向って強く放電して電流密度の高い電場を作
ることができるので、本発明方法に充分使用できる。
【0015】また、前記電極本体5を図5に示すよう
に、鉄線14を網目状に組合せて販売されている金網1
5を使用し、且つ該金網15の片側方向に、一定間隔を
有して先端部を尖鋭部2とした短い鉄線を1本、または
複数本を結束して放射状に突出させると共に、全体に亜
鉛鍍金を施したものを使用してもよい。なお、前記尖鋭
部2が、図5と異なり、鉄線14から多方向へ放射状に
突出していても陰極の鉄筋12が内方側にのみにあるの
で、外方側に突出した各尖鋭部2でも、陰極の鉄筋12
方向に向って強く放電して電流密度の高い電場を作るこ
とができるので、本発明方法に充分使用できる。
【0016】そして、前記劣化した既設コンクリート1
1中に鉄筋がない場合、図6に示すように、前記既設コ
ンクリートの表面にコンクリートカッターの刃巾程度の
狭い溝16を刻設し、該溝16内に鉄線17を埋込み、
モルタル18で充填して、前記鉄線17を陰極とするこ
とにより、前記鉄筋12がある場合と同様の効果を得る
ことができる。なお、劣化コンクリートの修復が完了し
ても、前記鉄線17は除去することなく埋め殺しとす
る。この場合も、前記同様電極本体5に鍍金した亜鉛が
電気分解により亜鉛イオンとなり、電気泳動作用で鉄線
17の表面に付着し、該鉄線17は亜鉛イオンで鍍金状
態で保護される。
【0017】本発明劣化コンクリートの修復方法に使用
する電極パネル10の電極本体5に施された亜鉛鍍金の
亜鉛は、修復工事の経過と共に徐々に消失して行くた
め、時々電極本体5に亜鉛鍍金を施す必要がある。
【0018】
【発明の効果】本発明は上述のようであるから、従来の
ように塩分が浸透した塩害コンクリートを機械的に除去
するのではなく、界面働電現象中の電気浸透作用と電気
分解および電気泳動作用を利用して、非破壊で劣化した
コンクリートの有害物質を分解除去するようにしたの
で、従来のように機械的に除去する手間がなく、極めて
簡単な装置で劣化コンクリートの修復が可能であると共
に、内部鉄筋も保護することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法に使用する電極線の側面図である。
【図2】本発明方法に使用する電極パネルの一部を切り
欠いた正面図である。
【図3】本発明方法に使用する電極パネルを既設コンク
リートに取付けた状態を示す縦断面図である。
【図4】本発明方法に使用する電極線の他の実施の形態
を示す側面図である。
【図5】本発明方法に使用する電極本体の他の実施の形
態を示す正面図である。
【図6】本発明方法において既設コンクリートが無筋の
場合に電極パネルを取付けた状態を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 鉄線、 2 尖鋭部、3 短い鉄線、 4 電極
線、 5 電極本体、 6・7 保水マット、 8 ネ
ット、 9 取付枠、 10 電極パネル、 11既設
コンクリート、 12 鉄筋、 13 有刺鉄線、 1
4 鉄線、 15金網、 16 溝、 17 鉄線、
18 モルタル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 首藤 英介 東京都中野区鷺宮6丁目2番1号 (56)参考文献 特開 平7−315957(JP,A) 特開 平7−232976(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 23/02 E04G 23/08 C04B 41/60 C25B 11/03

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1本または複数本の鉄線に所定間隔を有し
    て先端部を尖鋭部とした短い鉄線を1本、または複数本
    を結束して固着して、前記各尖鋭部を放射状に突出させ
    て全体に亜鉛鍍金を施して、前記尖鋭部を放電端子とす
    る電極線を形成すると共に、前記電極線を複数本所定間
    隔を有して網目状に組合せて電極本体を形成し、且つ該
    電極本体の内外両側面に保水マットを配設し、更に前記
    外側面に位置する保水マットの外面にネットを添設し、
    前記電極本体および各保水マットを取付枠に一体に装着
    固定して電極パネルを形成し、且つ該電極パネルの各保
    水マットに電解用水を保水せしめて、内側に位置する保
    水マットを劣化した既設コンクリートの表面に密着させ
    て、前記取付枠を既設コンクリートに固定して、前記電
    極本体を直流電源の陽極側に接続する一方、前記劣化し
    た既設コンクリートの内部の鉄筋の位置を確認して穴を
    あけて、該鉄筋を前記直流電源の陰極側に接続し、然る
    後前記直流電源による直流電圧を電極本体および鉄筋に
    印加することにより、前記各尖鋭部から放電させて電流
    密度の高い電場を作り、各保水マット中の電解用水が界
    面働電現象中の電気浸透作用により、前記既設コンクリ
    ート中のセメント部分を湿潤しながら陰極の鉄筋に達
    し、同時に電気分解が起こり、コンクリート中の細孔に
    存在する塩分は塩素イオンとなって、コンクリートの系
    外に電気泳動作用で排出させ、ナトリウムは電気浸透水
    と共に陰極である鉄筋の近傍で水酸基(OH)とな
    り、pH12程度の高いアルカリ水で中性化したコンク
    リートを再生すると共に、前記電極本体に鍍金した亜鉛
    が電気分解により亜鉛イオンとなり、電気泳動作用で鉄
    筋に付着して鍍金状態で鉄筋を保護するようにしたこと
    を特徴とする劣化コンクリートの修復方法。
  2. 【請求項2】1本または複数本の鉄線に所定間隔を有し
    て先端部を尖鋭部とした短い鉄線を1本、または複数本
    を結束して固着して、前記各尖鋭部を放射状に突出させ
    て全体に亜鉛鍍金を施して、前記尖鋭部を放電端子とす
    る電極線を形成すると共に、前記電極線を複数本所定間
    隔を有して網目状に組合せて電極本体を形成し、且つ該
    電極本体の内外両側面に保水マットを配設し、更に前記
    外側面に位置する保水マットの外面にネットを添設し、
    前記電極本体および各保水マットを取付枠に一体に装着
    固定して電極パネルを形成し、且つ該電極パネルの各保
    水マットに電解用水を保水せしめて、内側に位置する保
    水マットを劣化した既設コンクリートの表面に密着させ
    て、前記取付枠を既設コンクリートに固定して、前記電
    極本体を直流電源の陽極側に接続する一方、前記劣化し
    た既設コンクリートの内部の鉄筋がないとき、前記既設
    コンクリートの表面から狭い溝を刻設し、該溝内に鉄線
    を埋込みモルタルを充填して、前記鉄線を前記直流電源
    の陰極側に接続し、然る後前記直流電源による直流電圧
    を電極本体および鉄線に印加することにより、前記各尖
    鋭部から放電させて電流密度の高い電場を作り、各保水
    マット中の電解用水が界面働電現象中の電気浸透作用に
    より、前記既設コンクリート中のセメント部分を湿潤し
    ながら陰極の鉄線に達し、同時に電気分解が起こり、コ
    ンクリート中の細孔に存在する塩分は塩素イオンとなっ
    て、コンクリートの系外に電気泳動作用で排出させ、ナ
    トリウムは電気浸透水と共に陰極である鉄線の近傍で水
    酸基(OH)となり、pH12程度の高いアルカリ水
    で中性化したコンクリートを再生すると共に、前記電極
    本体に鍍金した亜鉛が電気分解により亜鉛イオンとな
    り、電気泳動作用で鉄線に付着して鍍金状態で鉄線を保
    護するようにしたことを特徴とする劣化コンクリートの
    修復方法。
  3. 【請求項3】電極本体を構成する電極線が、有刺鉄線で
    ある請求項1または2記載の劣化コンクリートの修復方
    法。
  4. 【請求項4】電極本体が、鉄線を網目状に組合せて形成
    された金網の鉄線に、一定間隔を有して先端部を尖鋭部
    とした短い鉄線を1本、または複数本を結束して放射状
    に突出させると共に、全体に亜鉛鍍金を施したものであ
    る請求項1または2記載の劣化コンクリートの修復方
    法。
  5. 【請求項5】1本または複数本の鉄線に所定間隔を有し
    て先端部を尖鋭部とした短い鉄線を1本、または複数本
    を結束して固着して、前記各尖鋭部を放射状に突出させ
    て全体に亜鉛鍍金を施して、前記尖鋭部を放電端子とす
    る電極線を形成すると共に、前記電極線を複数本所定間
    隔を有して網目状に組合せて電極本体を形成し、且つ該
    電極本体の内外両側面に保水マットを配設し、更に前記
    外側面に位置する保水マットの外面にネットを添設し、
    前記電極本体および各保水マットを取付枠に一体に装着
    固定したことを特徴とする劣化コンクリートの修復方法
    に使用する電極パネル。
  6. 【請求項6】電極本体を構成する電極線が、有刺鉄線で
    ある請求項5記載の劣化コンクリートの修復方法に使用
    する電極パネル。
  7. 【請求項7】電極本体が、鉄線を網目状に組合せて形成
    された金網の鉄線に、一定間隔を有して先端部を尖鋭部
    とした短い鉄線を1本、または複数本を結束して固着し
    て、前記各尖鋭部を放射状に突出させると共に、全体に
    亜鉛鍍金を施したものである請求項5記載の劣化コンク
    リートの修復方法に使用する電極パネル。
JP31788199A 1999-11-09 1999-11-09 劣化コンクリートの修復方法および該方法に使用する電極パネル Expired - Fee Related JP3280945B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31788199A JP3280945B2 (ja) 1999-11-09 1999-11-09 劣化コンクリートの修復方法および該方法に使用する電極パネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31788199A JP3280945B2 (ja) 1999-11-09 1999-11-09 劣化コンクリートの修復方法および該方法に使用する電極パネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001132237A JP2001132237A (ja) 2001-05-15
JP3280945B2 true JP3280945B2 (ja) 2002-05-13

Family

ID=18093105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31788199A Expired - Fee Related JP3280945B2 (ja) 1999-11-09 1999-11-09 劣化コンクリートの修復方法および該方法に使用する電極パネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3280945B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001132237A (ja) 2001-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE69018510T2 (de) Verfahren zum Sanieren von innen bewehrtem Beton durch Chloridentfernung.
JP5894365B2 (ja) 鉄筋コンクリート構造物に於ける電気防食工法
US5366670A (en) Method of imparting corrosion resistance to reinforcing steel in concrete structures
AU739084B2 (en) Method for cathodic protection of reinforced concrete
JP3280945B2 (ja) 劣化コンクリートの修復方法および該方法に使用する電極パネル
JP3300762B2 (ja) 劣化コンクリートの修復方法および該方法に使用する電極本体並びに電極パネル
KR100929602B1 (ko) 습한 및 젖은 해양 구조물에서의 보강재 부식을 음극방식하는 방법
GB2458268A (en) Discrete sacrifical anode assembly
AT404270B (de) Vorrichtung und verfahren zur entfeuchtung von bauwerken
JP2003129262A (ja) コンクリート鋼材の防食用具電気防食用部品
JP3325316B2 (ja) コンクリートの再生方法
JPS61221434A (ja) 老朽化した鉄筋及び鉄骨コンクリ−トの構造物及建造物の蘇生法
JP3808017B2 (ja) 鉄筋コンクリート構造物の電気防食併用補修・補強に用いられる電気絶縁補修・補強材及び鉄筋コンクリート構造物の電気防食併用補修・補強方法
JP3877339B2 (ja) コンクリートへの通電方法
JP3766043B2 (ja) 防食補強コンクリート組立体及びその防食方法
JP4113020B2 (ja) 法面補修工法
JP3455198B2 (ja) コンクリート製構築物における埋設筋の補修方法
JPH11200516A (ja) 防食補強コンクリート組立体並びにその防食方法及び組立方法
DE102024125743A1 (de) Verfahren zur Instandsetzung von dünnwandigen Betondecken und Betondecke
JP2024007864A (ja) 既設鉄筋コンクリート構造物の塩害対策工法
WO1993021130A1 (en) Method for inhibiting concrete cancer
JP2007138556A (ja) 既設鉄筋コンクリート構造物の断面修復構造
JP2001182333A (ja) 外部電極構造
WO1992011399A1 (de) Verfahren zum sanieren von bauwerken mit in diesen eingebetteten metallteilen
JPH0873284A (ja) コンクリートの電気化学的処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees