JP3284591B2 - 光ディスクの記録方法 - Google Patents

光ディスクの記録方法

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JP3284591B2 JP18032492A JP18032492A JP3284591B2 JP 3284591 B2 JP3284591 B2 JP 3284591B2 JP 18032492 A JP18032492 A JP 18032492A JP 18032492 A JP18032492 A JP 18032492A JP 3284591 B2 JP3284591 B2 JP 3284591B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ディスクの記録方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、CD−Rの記録再生においては、
ディスク媒体の分光感度特性上最も使用しやすい780
nm帯の半導体レーザが光源として用いられている。図3
および図4は、CD−R規格を満たす二種の光ディスク
A,Bについての分光感度特性を示している。縦軸はレ
ーザ光源から照射された光ビームのうち光ディスクで反
射されて戻ってくる光の割合、すなわち反射率を示して
いる。ここで反射率は、主要には光ディスクを透過して
上面で反射されて戻る成分の割合であり、ほぼ透過率に
対応する。800nm帯以上の光は、光ディスク媒体では
殆ど吸収されることなく透過するため、記録用光源とし
ては用いることができない。記録と再生のためには適度
の吸収と反射が必要であり、この意味で従来は、反射率
が十分大きく、かつ吸収率が10〜20%程度となる7
80nm帯のレーザ光源が記録再生用として用いられてい
る。
【0003】一方、光ディスクに対する機能上の要求が
高くなるにつれて、光源についても例えば、記録パワー
をより大きくという要求がなされている。これは、高速
記録を行うためにはより大きな出力パワーを必要とする
からであり、また光記録再生装置としての機能レベルが
レーザ光源の出力レベルに依存している考えられている
ためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、光ディスクの
高速記録等のためにレーザ光源の記録時出力パワーを大
きくすることは、光ピックアップの大型化や駆動電流増
大をもたらす。この発明はこの様な点に鑑みなされたも
ので、光ピックアップの大型化や駆動電流増大をもたら
すことなく、例えば従来の再生時のパワー以下での記録
を可能とし、更に従来より高密度記録を可能とした光デ
ィスクの記録方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、CD−R型
光ディスクの記録方法であって、再生用レーザ光より短
波長で且つ光ディスクでの吸収率が50%以上となる記
録用レーザ光を用いて、前記再生用レーザ光の出力パワ
ーより低パワーで記録を行うことを特徴としている。
【0006】
【作用】この発明によれば、従来に比べて光ディスクで
の吸収率が非常に高い短波長領域、換言すれば反射率が
非常に小さい短波長領域のレーザ光源を用いて記録を行
うことにより、記録時のレーザ光源パワーを従来の再生
時のパワーより小さいものとすることが可能になる。こ
れにより、光ピックアップの小型化や駆動回路の消費電
流低減が図られる。また記録波長を短くすることによっ
て従来よりも高密度記録が可能になる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
を説明する。図1は、この発明の一実施例に係る光ディ
スク記録再生装置の光学系の概略構成を示している。光
ディスク1は、CD−R型ディスクである。この光ディ
スク1の記録再生を行う光ピックアップ部は、半導体レ
ーザ2、コリメータレンズ3、ハーフミラー4、対物レ
ンズ5、集光レンズ6およびフォトダイオード7により
構成されている。実際の装置の光学系は、トラッキング
制御等を行うためにより複雑であるが、ここでは記録再
生に必要な基本要素のみを示している。
【0008】半導体レーザ2からの光ビームは、コリメ
ータレンズ3で平行光に変換され、ハーフミラー4を介
し、対物レンズ5を介して光ディスク1の下面に照射さ
れる。光ディスク1からの反射光ビームは、対物レンズ
5を通り、ハーフミラー4で反射されて、集光レンズ6
によりフォトダイオード7上に集光される。
【0009】半導体レーザ2は、光ディスク1での吸収
率が50%以上となる短波長レーザである。具体的に
は、図3或いは図4に示すような分光感度を持つ光ディ
スクに対して、波長750nm以下の半導体レーザが用い
られる。半導体レーザ2の記録時の出力パワーは、従来
のCD−Rディスクでの再生時のパワー以下に設定され
る。すなわち従来は、記録時パワーが6〜8mW、再生
時パワーが5mW程度である。これに対してこの実施例
では、半導体レーザ2として680nm帯の短波長レーザ
を用いて、記録時パワーは、1.5mWに設定される。
これは、従来の再生時パワー以下であってかつ50%程
度の損失を考慮した結果である。また再生時パワーは、
データ破壊を防止する必要上、記録が可能となるパワー
以下に設定することが必要で、0.2mW程度に設定さ
れる。
【0010】この実施例によれば、記録時のレーザ光源
パワーを従来の再生時のパワーより小さいものとするこ
とができ、これにより、光ピックアップの小型化や駆動
回路の消費電流低減が図られる。また記録波長を短くす
ることによって従来よりも高密度記録が可能になる。と
ころでこの実施例では、記録光源の短波長化と低パワー
化により、再生時も同じ波長を用いると再生時パワーは
極めて小さいものとなり、安定なレーザ発振が得られな
くなる可能性がある。
【0011】図2は、この問題を解決した別の実施例に
係る光ディスク記録再生装置の光学系の概略構成を示し
ている。図1と対応する部分には図1と同一符号を付し
て説明は省略する。この実施例では、記録用光源と再生
用光源とを分けている。すなわち記録用半導体レーザ2
a,コリメータレンズ3aと別に再生用半導体レーザ2
b,コリメータレンズ3bを用意し、これらを切り替え
駆動してハーフミラー8を介して光ディスク1に照射す
るようにしている。記録用半導体レーザ2aは、先の実
施例と同様に、波長750nm以下、例えば680nmの半
導体レーザである。記録時パワーは先の実施例と同様に
例えば、1.5mWとする。これに対して再生用半導体
レーザ2bは、例えば従来の780nmの半導体レーザで
ある。再生時パワーは5mW程度とする。
【0012】この実施例よれば、再生時のレーザ光源の
安定性を確保しながら、記録用レーザ光源の短波長化に
よる効果を得ることができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
記録用レーザ光源の短波長化により、光ピックアップの
大型化や駆動電流増大をもたらすことなく、従来の再生
時のパワー以下での記録を可能とし、従来より高密度記
録を可能とした光ディスクの記録方法を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る光ディスク記録再生
装置の光学系の概略構成を示す。
【図2】この発明の別の実施例に係る光ディスク記録再
生装置の光学系の概略構成を示す。
【図3】CD−R型光ディスクAの反射率スペクトルを
示す図である。
【図4】CD−R型光ディスクBの反射率スペクトルを
示す図である。
【符号の説明】
1…光ディスク、2…半導体レーザ、3…コリメータレ
ンズ、4…ハーフミラー、5…対物レンズ、6…集光レ
ンズ、7…フォトダイオード、2a…記録用半導体レー
ザ、2b…再生用半導体レーザ、3a,3b…コリメー
タレンズ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−199630(JP,A) 特開 平2−278519(JP,A) 特開 平2−29931(JP,A) 特開 平3−292630(JP,A) 特開 昭61−40194(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CD−R型光ディスクの記録方法であっ
    て、再生用レーザ光より短波長で且つ光ディスクでの吸
    収率が50%以上となる記録用レーザ光を用いて、前記
    再生用レーザ光の出力パワーより低パワーで記録を行う
    ことを特徴とする光ディスクの記録方法。
JP18032492A 1992-06-15 1992-06-15 光ディスクの記録方法 Expired - Fee Related JP3284591B2 (ja)

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