JP3294871B2 - 網点領域抽出装置 - Google Patents
網点領域抽出装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絵柄と文字が混在する
カラー文書画像からカラー網点領域を抽出する網点領域
抽出装置に関する。
カラー文書画像からカラー網点領域を抽出する網点領域
抽出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーコピアやカラーファクシミリにお
ける出力画像の画質向上、あるいは、カラーファイリン
グ装置やカラー画像伝送装置における圧縮率の向上を図
るために、従来から種々の像域分離方法が提案され、ま
た実用に供されている。
ける出力画像の画質向上、あるいは、カラーファイリン
グ装置やカラー画像伝送装置における圧縮率の向上を図
るために、従来から種々の像域分離方法が提案され、ま
た実用に供されている。
【0003】斯る像域分離方法は、主として文字と絵柄
が混在した原稿をスキャナなどの画像入力手段によって
計算機に入力し、入力されたディジタルデータを基に絵
柄部と文字部に分離し、それぞれの領域に適合した処理
を行う方法である。
が混在した原稿をスキャナなどの画像入力手段によって
計算機に入力し、入力されたディジタルデータを基に絵
柄部と文字部に分離し、それぞれの領域に適合した処理
を行う方法である。
【0004】また、一般に印刷物の絵柄領域は、網点画
像であるので、この網点を抽出することによって絵柄と
文字の分離精度を向上させた像域分離技術がある。図8
は、従来の網点抽出方式を説明する図である。網点抽出
は、以下のようにして行う。すなわち、ピーク検出部で
は、画像信号P(Pは、例えばRGB入力信号のうちの
一色)の濃度情報を用いて、画素毎に網点の山ピーク画
素および谷ピーク画素を検出する。網点候補領域検出部
では、所定の大きさの小領域Sに含まれるピーク画素の
個数が所定の閾値以上あれば、小領域Sを網点候補領域
とする。さらに、網点領域判定部では、注目の小領域S
と周辺の小領域S’の網点候補領域の判定結果から注目
の小領域Sが網点であるか非網点であるかを決定し、結
果を出力する。
像であるので、この網点を抽出することによって絵柄と
文字の分離精度を向上させた像域分離技術がある。図8
は、従来の網点抽出方式を説明する図である。網点抽出
は、以下のようにして行う。すなわち、ピーク検出部で
は、画像信号P(Pは、例えばRGB入力信号のうちの
一色)の濃度情報を用いて、画素毎に網点の山ピーク画
素および谷ピーク画素を検出する。網点候補領域検出部
では、所定の大きさの小領域Sに含まれるピーク画素の
個数が所定の閾値以上あれば、小領域Sを網点候補領域
とする。さらに、網点領域判定部では、注目の小領域S
と周辺の小領域S’の網点候補領域の判定結果から注目
の小領域Sが網点であるか非網点であるかを決定し、結
果を出力する。
【0005】そして、カラー画像上で網点を抽出する場
合は、RGB(またはYMC)の3信号のそれぞれに対
して並列に、上記した処理を行い、最終的に得られた結
果の論理和によって網点を抽出する。
合は、RGB(またはYMC)の3信号のそれぞれに対
して並列に、上記した処理を行い、最終的に得られた結
果の論理和によって網点を抽出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の方式で
は、網点抽出処理をRGBの3信号に対して並列に行う
ため、網点抽出用の回路が3組必要となり、ハードウェ
ア規模が大きくなるという問題があった。
は、網点抽出処理をRGBの3信号に対して並列に行う
ため、網点抽出用の回路が3組必要となり、ハードウェ
ア規模が大きくなるという問題があった。
【0007】本発明の目的は、少ないハードウェア量で
カラー網点を高精度に抽出する網点領域抽出装置を提供
することにある。
カラー網点を高精度に抽出する網点領域抽出装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、カラー画像信号から網点
領域を抽出する網点領域抽出装置であって、R信号から
山ピーク画素および谷ピーク画素を検出する検出手段
と、G信号から山ピーク画素および谷ピーク画素を検出
する検出手段と、B信号から山ピーク画素および谷ピー
ク画素を検出する検出手段と、前記各検出手段の検出出
力の論理和をとる論理和手段と、前記論理和手段から出
力され、所定の大きさの領域に含まれるピーク画素の個
数に基づいて網点領域を抽出する手段とを備えたことを
特徴としている。
に、請求項1記載の発明では、カラー画像信号から網点
領域を抽出する網点領域抽出装置であって、R信号から
山ピーク画素および谷ピーク画素を検出する検出手段
と、G信号から山ピーク画素および谷ピーク画素を検出
する検出手段と、B信号から山ピーク画素および谷ピー
ク画素を検出する検出手段と、前記各検出手段の検出出
力の論理和をとる論理和手段と、前記論理和手段から出
力され、所定の大きさの領域に含まれるピーク画素の個
数に基づいて網点領域を抽出する手段とを備えたことを
特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明では、カラー画像信号
から網点領域を抽出する網点領域抽出装置であって、R
信号から山ピーク画素を検出する検出手段と、G信号か
ら山ピーク画素および谷ピーク画素を検出する検出手段
と、B信号から山ピーク画素および谷ピーク画素を検出
する検出手段と、前記各検出手段の検出出力の論理和を
とる論理和手段と、前記論理和手段から出力され、所定
の大きさの領域に含まれるピーク画素の個数に基づいて
網点領域を抽出する手段とを備えたことを特徴としてい
る。
から網点領域を抽出する網点領域抽出装置であって、R
信号から山ピーク画素を検出する検出手段と、G信号か
ら山ピーク画素および谷ピーク画素を検出する検出手段
と、B信号から山ピーク画素および谷ピーク画素を検出
する検出手段と、前記各検出手段の検出出力の論理和を
とる論理和手段と、前記論理和手段から出力され、所定
の大きさの領域に含まれるピーク画素の個数に基づいて
網点領域を抽出する手段とを備えたことを特徴としてい
る。
【0010】請求項3記載の発明では、カラー画像信号
から網点領域を抽出する網点領域抽出装置であって、R
信号から山ピーク画素を検出する検出手段と、G信号か
ら山ピーク画素および谷ピーク画素を検出する検出手段
と、前記各検出手段の検出出力の論理和をとる論理和手
段と、前記論理和手段から出力され、所定の大きさの領
域に含まれるピーク画素の個数に基づいて網点領域を抽
出する手段とを備えたことを特徴としている。
から網点領域を抽出する網点領域抽出装置であって、R
信号から山ピーク画素を検出する検出手段と、G信号か
ら山ピーク画素および谷ピーク画素を検出する検出手段
と、前記各検出手段の検出出力の論理和をとる論理和手
段と、前記論理和手段から出力され、所定の大きさの領
域に含まれるピーク画素の個数に基づいて網点領域を抽
出する手段とを備えたことを特徴としている。
【0011】請求項4記載の発明では、カラー画像信号
から網点領域を抽出する網点領域抽出装置であって、R
信号から山ピーク画素を検出する検出手段と、G信号か
ら山ピーク画素および谷ピーク画素を検出する検出手段
と、B信号から山ピーク画素を検出する検出手段と、前
記各検出手段の検出出力の論理和をとる論理和手段と、
前記論理和手段から出力され、所定の大きさの領域に含
まれるピーク画素の個数に基づいて網点領域を抽出する
手段とを備えたことを特徴としている。
から網点領域を抽出する網点領域抽出装置であって、R
信号から山ピーク画素を検出する検出手段と、G信号か
ら山ピーク画素および谷ピーク画素を検出する検出手段
と、B信号から山ピーク画素を検出する検出手段と、前
記各検出手段の検出出力の論理和をとる論理和手段と、
前記論理和手段から出力され、所定の大きさの領域に含
まれるピーク画素の個数に基づいて網点領域を抽出する
手段とを備えたことを特徴としている。
【0012】請求項5記載の発明では、カラー画像信号
から網点領域を抽出する網点領域抽出装置であって、正
規化されたR信号、G信号、B信号の内、濃度値が最大
である信号から山ピーク画素を検出する検出手段と、前
記検出手段で検出され、所定の大きさの領域に含まれる
山ピーク画素の個数に基づいて網点領域を抽出する手段
とを備えたことを特徴としている。請求項6記載の発明
では、カラー画像信号から網点領域を抽出する網点領域
抽出装置であって、R信号、G信号、B信号の濃度値を
線形演算した信号から山ピーク画素を検出する検出手段
と、前記検出手段で検出され、所定の大きさの領域 に含
まれる山ピーク画素の個数に基づいて網点領域を抽出す
る手段とを備えたことを特徴としている。
から網点領域を抽出する網点領域抽出装置であって、正
規化されたR信号、G信号、B信号の内、濃度値が最大
である信号から山ピーク画素を検出する検出手段と、前
記検出手段で検出され、所定の大きさの領域に含まれる
山ピーク画素の個数に基づいて網点領域を抽出する手段
とを備えたことを特徴としている。請求項6記載の発明
では、カラー画像信号から網点領域を抽出する網点領域
抽出装置であって、R信号、G信号、B信号の濃度値を
線形演算した信号から山ピーク画素を検出する検出手段
と、前記検出手段で検出され、所定の大きさの領域 に含
まれる山ピーク画素の個数に基づいて網点領域を抽出す
る手段とを備えたことを特徴としている。
【0013】
【作用】ピーク検出部では、RGB信号を用いて、画素
毎に網点の山ピーク画素および谷ピーク画素を検出し、
網点候補領域検出部では、所定の大きさの小領域に含ま
れるピーク画素の個数が所定の閾値以上あれば、該小領
域を網点候補領域として検出し、網点領域判定部は、
R,G,Bの画信号を用いて検出された網点候補領域の
検出結果の論理和から、網点領域を抽出する。これによ
り、網点領域判定部が共通化され、従来の網点抽出回路
に比べて回路が簡単化される。
毎に網点の山ピーク画素および谷ピーク画素を検出し、
網点候補領域検出部では、所定の大きさの小領域に含ま
れるピーク画素の個数が所定の閾値以上あれば、該小領
域を網点候補領域として検出し、網点領域判定部は、
R,G,Bの画信号を用いて検出された網点候補領域の
検出結果の論理和から、網点領域を抽出する。これによ
り、網点領域判定部が共通化され、従来の網点抽出回路
に比べて回路が簡単化される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体
的に説明する。前述したように、従来の網点抽出方式で
は、3組の網点抽出回路を備え、RGB信号のそれぞれ
に対して、網点抽出を行い、抽出結果の論理和によって
最終的な網点領域を判定していたが、本発明では、3組
の網点抽出回路の部分的な共通化を図ることによって、
ハードウェア量を削減している。以下に、本実施例に係
るハードウェア量を削減した網点抽出方式について詳述
する。
的に説明する。前述したように、従来の網点抽出方式で
は、3組の網点抽出回路を備え、RGB信号のそれぞれ
に対して、網点抽出を行い、抽出結果の論理和によって
最終的な網点領域を判定していたが、本発明では、3組
の網点抽出回路の部分的な共通化を図ることによって、
ハードウェア量を削減している。以下に、本実施例に係
るハードウェア量を削減した網点抽出方式について詳述
する。
【0015】〈実施例1〉 本実施例では、R,G,Bの画信号を用いて検出された
網点候補領域の検出結果の論理和を求め、この結果を基
に、網点領域の判定を行うものである。図1は、実施例
1のカラー網点抽出方式のブロック構成図である。図1
において、ピーク検出部1、網点候補領域検出部2、網
点領域判定部4は、前述した従来のものと同様のもので
ある。
網点候補領域の検出結果の論理和を求め、この結果を基
に、網点領域の判定を行うものである。図1は、実施例
1のカラー網点抽出方式のブロック構成図である。図1
において、ピーク検出部1、網点候補領域検出部2、網
点領域判定部4は、前述した従来のものと同様のもので
ある。
【0016】網点候補領域検出部2は、各色信号に対応
した網点候補領域を抽出し、何れかの色信号において網
点候補領域であるならば、OR回路3から網点候補領域
を表す信号が出力され、その領域を網点候補領域とみな
して網点領域判定部4は、網点領域の判定を行う。これ
により、網点領域判定部4が共通化され、ハードウェア
量が削減される。
した網点候補領域を抽出し、何れかの色信号において網
点候補領域であるならば、OR回路3から網点候補領域
を表す信号が出力され、その領域を網点候補領域とみな
して網点領域判定部4は、網点領域の判定を行う。これ
により、網点領域判定部4が共通化され、ハードウェア
量が削減される。
【0017】〈実施例2〉 本実施例では、R,G,Bの画信号を用いて検出された
ピーク画素の論理和を求め、この結果を基に、網点候補
領域の検出を行い、さらに網点領域の判定を行う。図2
は、実施例2のブロック構成を示す。実施例2によれ
ば、網点候補領域検出部2と網点領域判定部4の共通化
が図られる。
ピーク画素の論理和を求め、この結果を基に、網点候補
領域の検出を行い、さらに網点領域の判定を行う。図2
は、実施例2のブロック構成を示す。実施例2によれ
ば、網点候補領域検出部2と網点領域判定部4の共通化
が図られる。
【0018】上記した実施例においては、同一の画素に
ついて、R,G,Bの各画信号によってピーク画素を検
出している。例えば、カラースキャナを用いた場合、
R,G,Bの画信号によって抽出可能な網点の種類は次
の通りである。すなわち、 R信号−黒網点、シアン網点 G信号−黒網点、マゼンタ網点、シアン網点(ただし、
低網点率を除く) B信号−黒網点、イエロー網点、マゼンタ網点の一部 となることから、黒網点、低網点率を除いたシアン網点
およびマゼンタ網点の一部は、複数の画信号によって、
そのピーク画素の検出が可能となる。
ついて、R,G,Bの各画信号によってピーク画素を検
出している。例えば、カラースキャナを用いた場合、
R,G,Bの画信号によって抽出可能な網点の種類は次
の通りである。すなわち、 R信号−黒網点、シアン網点 G信号−黒網点、マゼンタ網点、シアン網点(ただし、
低網点率を除く) B信号−黒網点、イエロー網点、マゼンタ網点の一部 となることから、黒網点、低網点率を除いたシアン網点
およびマゼンタ網点の一部は、複数の画信号によって、
そのピーク画素の検出が可能となる。
【0019】そこで、本発明の他の実施例では、代表信
号(例えば、G信号)によって抽出できない網点のみを
他の画信号によって抽出することにより、ピーク画素検
出部のハードウェア量がより少なくなるように最適化す
ることができる。
号(例えば、G信号)によって抽出できない網点のみを
他の画信号によって抽出することにより、ピーク画素検
出部のハードウェア量がより少なくなるように最適化す
ることができる。
【0020】〈実施例3〉 例えば、代表信号としてG信号を選択した場合、該信号
によって抽出できない網点は、低網点率のシアン網点と
イエロー網点であり、また、網点抽出は、網点率の低い
領域を山ピーク画素で抽出し、網点率の高い領域を谷ピ
ーク画素で抽出しているので、本実施例のR信号からピ
ーク画素を検出する検出部は、図3に示す如く、低網点
率のシアン網点を検出するために、山ピーク画素検出部
11のみで構成される。
によって抽出できない網点は、低網点率のシアン網点と
イエロー網点であり、また、網点抽出は、網点率の低い
領域を山ピーク画素で抽出し、網点率の高い領域を谷ピ
ーク画素で抽出しているので、本実施例のR信号からピ
ーク画素を検出する検出部は、図3に示す如く、低網点
率のシアン網点を検出するために、山ピーク画素検出部
11のみで構成される。
【0021】G信号によって抽出できないイエロー網点
は、B信号の山ピーク画素および谷ピーク画素を検出す
ることにより抽出される。R,G,Bの画信号を用いて
検出されたピーク画素は、前述した実施例2と同様にし
て、論理和回路3でOR結合され、その結果を基に網点
候補領域検出部2において、網点候補領域の検出が行わ
れ、次いで、網点領域判定部4で網点領域の判定が行わ
れる。
は、B信号の山ピーク画素および谷ピーク画素を検出す
ることにより抽出される。R,G,Bの画信号を用いて
検出されたピーク画素は、前述した実施例2と同様にし
て、論理和回路3でOR結合され、その結果を基に網点
候補領域検出部2において、網点候補領域の検出が行わ
れ、次いで、網点領域判定部4で網点領域の判定が行わ
れる。
【0022】このように、本実施例3によれば、実施例
2の構成に比べて、R信号の谷ピーク画素を検出する回
路を省略することができる。なお、上記した実施例で
は、R信号の谷ピーク画素検出回路を省略したものだ
が、本実施例はこれに限定されるものではなく、入力装
置の特性に応じて、ピーク画素検出部のハードウェア構
成を最適化することができる。
2の構成に比べて、R信号の谷ピーク画素を検出する回
路を省略することができる。なお、上記した実施例で
は、R信号の谷ピーク画素検出回路を省略したものだ
が、本実施例はこれに限定されるものではなく、入力装
置の特性に応じて、ピーク画素検出部のハードウェア構
成を最適化することができる。
【0023】〈実施例4〉 前述したように、従来の網点抽出方法では、網点領域を
全て抽出することを前提とし、R,G,Bの3信号をす
べて同様に処理している。しかしながら、網点抽出の利
用の仕方によっては一部の網点領域のみを抽出すればよ
い場合もある。本実施例4は、全ての網点を抽出する必
要がない場合における実施例である。例えば、網点モア
レの除去を目的として網点抽出を行う場合、イエロー網
点はほとんどモアレが目立たないので、必ずしも網点と
して検出しなくてもよい。そこで、実施例4では、図4
に示すように、実施例3の構成から、B信号によってイ
エロー網点を検出するピーク検出回路を削除している。
全て抽出することを前提とし、R,G,Bの3信号をす
べて同様に処理している。しかしながら、網点抽出の利
用の仕方によっては一部の網点領域のみを抽出すればよ
い場合もある。本実施例4は、全ての網点を抽出する必
要がない場合における実施例である。例えば、網点モア
レの除去を目的として網点抽出を行う場合、イエロー網
点はほとんどモアレが目立たないので、必ずしも網点と
して検出しなくてもよい。そこで、実施例4では、図4
に示すように、実施例3の構成から、B信号によってイ
エロー網点を検出するピーク検出回路を削除している。
【0024】〈実施例5〉 実施例5は、上記実施例4と同様に、全ての網点を抽出
する必要がない場合における他の実施例である。本出願
人が先に提案した適応符号化方式(特願平3−3271
36号)における網点抽出では、網点モアレの除去のた
めに、MCKの網点を抽出するとともに、絵柄領域の分
離精度の向上のためにハイライト網点を抽出する必要が
ある。すなわち、MCK網点+ハイライトY網点の抽出
のために、本実施例5では、図5に示すように、MとY
のハイライト網点を、R,B信号の山ピーク画素で検出
し、残余の網点領域をG信号によって検出する。
する必要がない場合における他の実施例である。本出願
人が先に提案した適応符号化方式(特願平3−3271
36号)における網点抽出では、網点モアレの除去のた
めに、MCKの網点を抽出するとともに、絵柄領域の分
離精度の向上のためにハイライト網点を抽出する必要が
ある。すなわち、MCK網点+ハイライトY網点の抽出
のために、本実施例5では、図5に示すように、MとY
のハイライト網点を、R,B信号の山ピーク画素で検出
し、残余の網点領域をG信号によって検出する。
【0025】ところで、適応符号化方式において絵柄領
域と文字領域に像域分離する際に、あるいはコピーなど
における地肌汚れを除去する際には、特に、地肌とハイ
ライト絵柄領域を高精度に分離する必要があり、その有
効な分離方法の一つとして、ハイライト網点を抽出する
方法がある。
域と文字領域に像域分離する際に、あるいはコピーなど
における地肌汚れを除去する際には、特に、地肌とハイ
ライト絵柄領域を高精度に分離する必要があり、その有
効な分離方法の一つとして、ハイライト網点を抽出する
方法がある。
【0026】本発明の更に他の実施例は、このようなハ
イライト網点を抽出する方法に係るものである。前述し
たように、網点抽出は、濃度情報から局所的に山ピーク
と谷ピークを検出することによって網点領域を抽出する
ものであるが、R,G,B単色の信号を用いた網点の抽
出では、分光感度がインク色によって極端に異なるた
め、分光感度の低い色網点のピーク成分が失われ、この
結果網点の抽出が困難になる。
イライト網点を抽出する方法に係るものである。前述し
たように、網点抽出は、濃度情報から局所的に山ピーク
と谷ピークを検出することによって網点領域を抽出する
ものであるが、R,G,B単色の信号を用いた網点の抽
出では、分光感度がインク色によって極端に異なるた
め、分光感度の低い色網点のピーク成分が失われ、この
結果網点の抽出が困難になる。
【0027】そこで、本実施例では、後述するように、
RGBのピーク成分を保持するような合成色を生成する
ことにより、一つの信号を用いてカラー網点を検出する
ようにしたものである。以下に、RGBの濃度値の最大
値を用いて合成色を生成する場合のハイライト網点抽出
の実施例と、RGBの濃度値の線形合成によって合成色
を生成する場合のハイライト網点抽出の実施例について
説明する。
RGBのピーク成分を保持するような合成色を生成する
ことにより、一つの信号を用いてカラー網点を検出する
ようにしたものである。以下に、RGBの濃度値の最大
値を用いて合成色を生成する場合のハイライト網点抽出
の実施例と、RGBの濃度値の線形合成によって合成色
を生成する場合のハイライト網点抽出の実施例について
説明する。
【0028】〈実施例6〉 本実施例は、RGBの濃度値の最大値(つまり、RGB
信号の何れかにピーク成分があるとき、その信号の濃度
値が3信号のなかで最大になる)を合成色の値とし、そ
の合成色を基にハイライト網点を検出する実施例であ
る。
信号の何れかにピーク成分があるとき、その信号の濃度
値が3信号のなかで最大になる)を合成色の値とし、そ
の合成色を基にハイライト網点を検出する実施例であ
る。
【0029】図6は、そのブロック構成図である。ま
ず、スキャナからのRGB信号の入力値の正規化を行
う。すなわち、これはスキャナ入力値のグレーバランス
をRGBにおいて等しくする処理であり、例えば、白紙
などの純粋な白に近い画像をスキャナで読み込んだ場
合、一般には入力データは、RGBがそれぞれ等しくな
らず、例えば、256階調でR=20,G=5,B=1
0の如き値となる。
ず、スキャナからのRGB信号の入力値の正規化を行
う。すなわち、これはスキャナ入力値のグレーバランス
をRGBにおいて等しくする処理であり、例えば、白紙
などの純粋な白に近い画像をスキャナで読み込んだ場
合、一般には入力データは、RGBがそれぞれ等しくな
らず、例えば、256階調でR=20,G=5,B=1
0の如き値となる。
【0030】このように、グレーバランスが歪んだ状態
でRGB濃度値の最大値を合成色の値とすると、正確
に、ピーク成分を持つ色信号を選択できないので、各色
成分毎に正規化を行う。次いで、正規化されたRGB信
号の濃度値を比較して、その最大の濃度値を合成色の値
とする。本実施例では、ハイライト網点のみを検出する
ので、生成された合成色から山ピークを検出する。そし
て、前述した実施例と同様に、網点候補領域を検出し、
網点領域の判定を行って網点が抽出される。
でRGB濃度値の最大値を合成色の値とすると、正確
に、ピーク成分を持つ色信号を選択できないので、各色
成分毎に正規化を行う。次いで、正規化されたRGB信
号の濃度値を比較して、その最大の濃度値を合成色の値
とする。本実施例では、ハイライト網点のみを検出する
ので、生成された合成色から山ピークを検出する。そし
て、前述した実施例と同様に、網点候補領域を検出し、
網点領域の判定を行って網点が抽出される。
【0031】〈実施例7〉 本実施例は、RGBの濃度値の線形合成によって合成色
を生成し、その合成色を基にハイライト網点を検出する
実施例である。図7は、実施例7のブロック構成図であ
る。まず、RGB信号の濃度値の線形演算によって合成
色の値を計算する。線形演算としては、次式を用いる。
を生成し、その合成色を基にハイライト網点を検出する
実施例である。図7は、実施例7のブロック構成図であ
る。まず、RGB信号の濃度値の線形演算によって合成
色の値を計算する。線形演算としては、次式を用いる。
【0032】 P=Rr*(R+Rd)+Gr*(G+Gd)+Br*(B+Bd) ここで、Pは、合成色の値、R,G,Bはスキャナの入
力値、Rr,Rd,Gr,Gd,Br,Bdは、任意の
定数である。
力値、Rr,Rd,Gr,Gd,Br,Bdは、任意の
定数である。
【0033】各定数としては、例えば以下のものが選ば
れる。すなわち、Pの値としては、出来るだけY,M,
Cの各色網点が同等に検出できることが望ましく、Yの
み、Mのみ、Cのみに対するPの値がほぼ等しくなるよ
うに各係数を決定したところ次のような値になった。
れる。すなわち、Pの値としては、出来るだけY,M,
Cの各色網点が同等に検出できることが望ましく、Yの
み、Mのみ、Cのみに対するPの値がほぼ等しくなるよ
うに各係数を決定したところ次のような値になった。
【0034】 Rr=0.384, Gr=0.229 ,Br=0.507 Rd=4 Gd=3 Bd=0 なお、上記値は、スキャナの入力特性に依存するので、
入力条件が異なれば、その値を変更しなければならない
ことは勿論である。
入力条件が異なれば、その値を変更しなければならない
ことは勿論である。
【0035】RGBの何れかにピーク成分があれば、線
形演算された合成色Pもピーク成分を保持することがで
きる。以下、合成色を基に、前述した実施例と同様にし
て網点が抽出される。
形演算された合成色Pもピーク成分を保持することがで
きる。以下、合成色を基に、前述した実施例と同様にし
て網点が抽出される。
【0036】なお、上記した実施例は、いずれもRGB
信号から網点を抽出するものであったが、画像信号とし
ては、YMCであってもよい。また、本実施例に係るハ
ードウェア量を削減する考え方は、他の網点抽出方式に
も適用可能である。
信号から網点を抽出するものであったが、画像信号とし
ては、YMCであってもよい。また、本実施例に係るハ
ードウェア量を削減する考え方は、他の網点抽出方式に
も適用可能である。
【0037】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、各色信号に対応した網点候補領域を抽出してから、
何れかの色信号において網点候補領域であるならば、そ
の領域を網点候補領域とみなして網点領域の判定を行っ
ているので、1組の網点領域判定回路によって構成する
ことができ、網点領域抽出のためのハードウェア量を少
なくすることができる。
ば、各色信号に対応した網点候補領域を抽出してから、
何れかの色信号において網点候補領域であるならば、そ
の領域を網点候補領域とみなして網点領域の判定を行っ
ているので、1組の網点領域判定回路によって構成する
ことができ、網点領域抽出のためのハードウェア量を少
なくすることができる。
【0038】本発明によれば、各色信号に対応したピー
ク画素を抽出してから、何れかの色信号においてピーク
画素が検出されたならば、該画素をピーク画素とみなし
て網点候補領域の検出および網点領域の判定を行ってい
るので、1組の網点候補領域検出回路と1組の網点領域
判定回路によって構成することができ、網点領域抽出の
ためのハードウェア量を少なくすることができる。ま
た、各色信号毎に抽出するピーク画素の種類を変えるこ
とができるので、抽出すべき網点の種類に応じてピーク
検出回路のハードウェア構成を最適化することができ、
網点領域抽出のためのハードウェア量を少なくすること
ができる。
ク画素を抽出してから、何れかの色信号においてピーク
画素が検出されたならば、該画素をピーク画素とみなし
て網点候補領域の検出および網点領域の判定を行ってい
るので、1組の網点候補領域検出回路と1組の網点領域
判定回路によって構成することができ、網点領域抽出の
ためのハードウェア量を少なくすることができる。ま
た、各色信号毎に抽出するピーク画素の種類を変えるこ
とができるので、抽出すべき網点の種類に応じてピーク
検出回路のハードウェア構成を最適化することができ、
網点領域抽出のためのハードウェア量を少なくすること
ができる。
【0039】本発明によれば、スキャナから入力された
複数の色信号を1つの色信号に変換した後、網点を検出
しているので、YMCKすべてのインク色の網点を1つ
の色信号によって高精度に抽出することができる。
複数の色信号を1つの色信号に変換した後、網点を検出
しているので、YMCKすべてのインク色の網点を1つ
の色信号によって高精度に抽出することができる。
【0040】本発明によれば、スキャナから入力された
複数の色信号の最大値を1つの色信号の値としているの
で、簡単な回路で網点率の低いカラー網点を高精度に抽
出することができる。
複数の色信号の最大値を1つの色信号の値としているの
で、簡単な回路で網点率の低いカラー網点を高精度に抽
出することができる。
【0041】本発明によれば、スキャナから入力された
複数の色信号の線形演算を行って1つの色信号の値を生
成しているので、網点率の低いカラー網点を高精度に抽
出することができる。
複数の色信号の線形演算を行って1つの色信号の値を生
成しているので、網点率の低いカラー網点を高精度に抽
出することができる。
【図1】本発明の実施例1のブロック構成図である。
【図2】本発明の実施例2のブロック構成図である。
【図3】本発明の実施例3のブロック構成図である。
【図4】本発明の実施例4のブロック構成図である。
【図5】本発明の実施例5のブロック構成図である。
【図6】本発明のハイライト網点抽出のブロック構成図
である。
である。
【図7】他の実施例のハイライト網点抽出のブロック構
成図である。
成図である。
【図8】従来の網点抽出方式のブロック構成図である。
1 ピーク検出部 2 網点候補領域検出部 3 論理和回路 4 網点領域判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−84879(JP,A) 特開 平2−112077(JP,A) 特開 平2−292956(JP,A) 特開 平5−83544(JP,A) 特開 平3−219774(JP,A) 特開 平5−63970(JP,A) 特開 平5−227425(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 H04N 1/60
Claims (6)
- 【請求項1】 カラー画像信号から網点領域を抽出する
網点領域抽出装置であって、R信号から山ピーク画素お
よび谷ピーク画素を検出する検出手段と、G信号から山
ピーク画素および谷ピーク画素を検出する検出手段と、
B信号から山ピーク画素および谷ピーク画素を検出する
検出手段と、前記各検出手段の検出出力の論理和をとる
論理和手段と、前記論理和手段から出力され、所定の大
きさの領域に含まれるピーク画素の個数に基づいて網点
領域を抽出する手段とを備えたことを特徴とする網点領
域抽出装置。 - 【請求項2】 カラー画像信号から網点領域を抽出する
網点領域抽出装置であって、R信号から山ピーク画素を
検出する検出手段と、G信号から山ピーク画素および谷
ピーク画素を検出する検出手段と、B信号から山ピーク
画素および谷ピーク画素を検出する検出手段と、前記各
検出手段の検出出力の論理和をとる論理和手段と、前記
論理和手段から出力され、所定の大きさの領域に含まれ
るピーク画素の個数に基づいて網点領域を抽出する手段
とを備えたことを特徴とする網点領域抽出装置。 - 【請求項3】 カラー画像信号から網点領域を抽出する
網点領域抽出装置であって、R信号から山ピーク画素を
検出する検出手段と、G信号から山ピーク画素および谷
ピーク画素を検出する検出手段と、前記各検出手段の検
出出力の論理和をとる論理和手段と、前記論理和手段か
ら出力され、所定の大きさの領域に含まれるピーク画素
の個数に基づいて網点領域を抽出する手段とを備えたこ
とを特徴とする網点領域抽出装置。 - 【請求項4】 カラー画像信号から網点領域を抽出する
網点領域抽出装置であって、R信号から山ピーク画素を
検出する検出手段と、G信号から山ピーク画素および谷
ピーク画素を検出する検出手段と、B信号から山ピーク
画素を検出する検出手段と、前記各検出手段の検出出力
の論理和をとる論理和手段と、前記論理和手段から出力
され、所定の大きさの領域に含まれるピーク画素の個数
に基づいて網点領域を抽出する手段とを備えたことを特
徴とする網点領域抽出装置。 - 【請求項5】 カラー画像信号から網点領域を抽出する
網点領域抽出装置であって、正規化されたR信号、G信
号、B信号の内、濃度値が最大である信号から山ピーク
画素を検出する検出手段と、前記検出手段で検出され、
所定の大きさの領域に含まれる山ピーク画素の個数に基
づいて網点領域を抽出する手段とを備えたことを特徴と
する網点領域抽出装置。 - 【請求項6】 カラー画像信号から網点領域を抽出する
網点領域抽出装置であって、R信号、G信号、B信号の
濃度値を線形演算した信号から山ピーク画素を検出する
検出手段と、前記検出手段で検出され、所定の大きさの
領域に含まれる山ピーク画素の個数に基づいて網点領域
を抽出する手段とを備えたことを特徴とする網点領域抽
出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10089892A JP3294871B2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 網点領域抽出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10089892A JP3294871B2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 網点領域抽出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05300368A JPH05300368A (ja) | 1993-11-12 |
| JP3294871B2 true JP3294871B2 (ja) | 2002-06-24 |
Family
ID=14286165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10089892A Expired - Fee Related JP3294871B2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 網点領域抽出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3294871B2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-21 JP JP10089892A patent/JP3294871B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05300368A (ja) | 1993-11-12 |
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