JP3298838B2 - 建築用縦葺き外装材及び建築物の外装構造 - Google Patents

建築用縦葺き外装材及び建築物の外装構造

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JP3298838B2 JP34066398A JP34066398A JP3298838B2 JP 3298838 B2 JP3298838 B2 JP 3298838B2 JP 34066398 A JP34066398 A JP 34066398A JP 34066398 A JP34066398 A JP 34066398A JP 3298838 B2 JP3298838 B2 JP 3298838B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の屋根や壁
に使用される縦葺き(縦張り)の外装材及びその外装材
を用いた屋根や壁の外装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄骨製の母屋等の構造材上に縦葺
きの外装材を桁行き方向に敷設し、隣り合う外装材同士
のうちの一方の外装材の縦縁部をもう一方の外装材の縦
縁部で覆うように係合してなる縦葺き外装構造(縦葺き
外囲体)として、桁行き方向に隣り合う外装材同士を引
っ掛けて係合させるようにしたものが知られている(特
開昭62−6048号公報に記載)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭62−6048号公報に記載された外装構造には、
熱伸縮や強度性に関して以下のような問題がある。
【0004】すなわち、通常、この種の外装材は金属素
材よりなるので、主に日射の影響により外装材に熱収縮
が生じる。従って、外装材に伸びの作用が働くと、外装
材の有効幅が拡大して隣り合う外装材同士の引っ掛け式
による係合関係が弱くなる。一方、外装材に縮みの作用
が働くと、隣り合う外装材同士の係合関係は強まるが、
外装材の中央の面板部に応力歪みが発生あるいは顕在化
するので、外装材自体の意匠性が低下するのは勿論、建
築物の外装材を敷設した面(例えば、屋根面)の意匠性
が著しく低下してしまう。
【0005】また、一般に、引っ掛け係合式の外装材を
敷設する場合には、隣り合う外装材同士はそれら外装材
の有効幅方向での引っ張りによって係合されるので、一
方の外装材を引っ張りつつ、他方の外装材を外装下地に
固定しなければならない。従って、外装材の成形精度が
外装材の有効幅に対してマイナス方向、すなわち短くな
る方向に振れると、外装材を外装下地上の正規の位置に
合わせるために相当の引っ張り力が必要となり、施工性
が著しく低下してしまう。一方、成形精度が外装材の有
効幅に対してプラス方向に振れると、外装材を外装下地
上の正規の位置に合わせて敷設したのでは設計当初の係
合強度が得られないので、所望の係合強度が得られるよ
うに設計寸法を無視して外装材を敷設することとなり、
桁行き方向に長い大型の建築物では外装材の葺き終わり
の納めに狂いが生じてしまう。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、敷設後の日射等による熱伸縮に起因した歪みの発生
を防止可能であるとともに雨仕舞性能及び施工性の改善
が可能な建築用縦葺き外装材を提供することを目的とす
る。また、本発明の他の目的は、そのような縦葺き外装
材を用いることにより、敷設後の日射等による熱伸縮に
起因した歪みの発生を防止でき、また施工性及び雨仕舞
性能を改善した建築物の外装構造を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、建築躯体または該躯体に断熱材等が敷設された外装
下地上に桁行き方向に互いに隣り合わせて敷設されると
ともに、該外装下地に取り付けられる保持部材を介して
同外装下地に固定される建築用縦葺き外装材において、
略平坦な面板部を挟む左右両側の縦縁部のうちの一方の
縦縁部に、第一立上り部及び該第一立上り部の外側に第
二立上り部をそれぞれ形成するとともに、もう一方の縦
縁部に、隣接する他の外装材の前記第一立上り部を上か
ら抱持する抱持部と、前記保持部材と弾性的に係合する
係合部とを備えかつ該隣接する他の外装材の少なくとも
前記第一立上り部、前記第二立上り部及びそれらの間並
びに前記保持部材を覆うカバー部を形成し、該カバー部
は面板部から立ち上がらずに、そのまま延設され、垂下
部から前記抱持部に至り、前記一方の縦縁部にて垂下部
により面板部から一旦立ち下がってから第一立上り部に
至ることを特徴とする。
【0008】請求項2に記載した発明は、請求項1記載
の発明において、前記第二立上り部の頂部及び中腹部の
少なくとも一方に、前記保持部材と弾性的に係合する第
二係合部を形成したことを特徴とする。
【0009】請求項3に記載した発明は、建築躯体また
は該躯体に断熱材等が敷設された外装下地上に縦葺き外
装材を、桁行き方向に互いに隣り合わせ、該隣り合う外
装材のうちの一方の外装材の縦縁部をもう一方の外装材
の縦縁部で覆うように係合させて敷設し、該外装材を前
記外装下地に取り付けられる保持部材を介して同外装下
地に保持してなる建築物の外装構造であって、前記外装
材は、略平坦な面板部を挟む左右両側の縦縁部のうちの
一方の縦縁部に、第一立上り部及び該第一立上り部の外
側に第二立上り部がそれぞれ形成されているとともに、
もう一方の縦縁部に、隣接する他の外装材の前記第一立
上り部を上から抱持する抱持部と、前記保持部材と弾性
的に係合する係合部とを備えかつ該隣接する他の外装材
の少なくとも前記第一立上り部、前記第二立上り部及び
それらの間並びに前記保持部材を覆うカバー部が形成さ
れてなり、該カバー部は面板部から立ち上がらずに、そ
のまま延設され、垂下部から前記抱持部に至り、前記一
方の縦縁部にて垂下部により面板部から一旦立ち下がっ
てから第一立上り部に至り、前記保持部材は、前記外装
下地に固定される固定部と、隣り合う外装材のうちの一
方の外装材の前記第二立上り部を前記外装下地に押圧す
る押圧部と、他方の外装材の前記係合部と係合して同係
合部を保持する係合受部を有しており、前記一方の外装
材の第二立上り部を前記保持部材の押圧部で押圧保持す
ることにより該一方の外装材を前記外装下地に固定する
とともに、前記他方の外装材の抱持部を前記一方の外装
材の第一立上り部に抱持させ、かつ同他方の外装材の係
合部を前記保持部材の係合受部に弾性的に係合させるよ
うにしたことを特徴とする。
【0010】請求項4に記載した発明は、建築躯体また
は該躯体に断熱材等が敷設された外装下地上に所定の間
隔で保持部材が設置され、桁行き方向に隣り合う保持部
材間に縦葺き外装材を、桁行き方向に互いに隣り合わ
せ、該隣り合う外装材のうちの一方の外装材の縦縁部を
もう一方の外装材の縦縁部で覆うように係合させて敷設
してなる建築物の外装構造であって、前記外装材は、略
平坦な面板部を挟む左右両側の縦縁部のうちの一方の縦
縁部に、第一立上り部及び該第一立上り部の外側に第二
立上り部がそれぞれ形成され、かつ該第二立上り部の頂
部及び中腹部の少なくとも一方に、前記保持部材と弾性
的に係合する第二係合部が形成されているとともに、も
う一方の縦縁部に、隣接する他の外装材の前記第一立上
り部を上から抱持する抱持部と、前記保持部材と弾性的
に係合する係合部とを備えかつ該隣接する他の外装材の
少なくとも前記第一立上り部、前記第二立上り部及びそ
れらの間並びに前記保持部材を覆うカバー部が形成され
てなり、該カバー部は面板部から立ち上がらずに、その
まま延設され、垂下部から前記抱持部に至り、前記一方
の縦縁部にて垂下部により面板部から一旦立ち下がって
から第一立上り部に至り、前記保持部材は、前記外装下
地に固定される固定部と、隣り合う外装材のうちの一方
の外装材の前記第二係合部と係合して同第二係合部を保
持する第二係合受部と、他方の外装材の前記係合部と係
合して同係合部を保持する係合受部を有しており、前記
一方の外装材の第二係合部を前記保持部材の第二係合受
部に弾性的に係合させることにより該一方の外装材を前
記外装下地に固定するとともに、前記他方の外装材の抱
持部を前記一方の外装材の第一立上り部に抱持させ、か
つ同他方の外装材の係合部を前記保持部材の係合受部に
弾性的に係合させるようにしたことを特徴とする。
【0011】請求項5に記載した発明は、請求項3又は
4記載の発明において、前記保持部材は、前記外装材の
第一立上り部に対応する位置に起立部を有しており、該
起立部に前記一方の外装材の第一立上り部を被せること
により該起立部が前記第一立上り部の裏面側空間に抱持
されるようにしたことを特徴とする。
【0012】請求項6に記載した発明は、請求項3乃至
5のいずれかに記載の発明において、前記保持部材は、
予め外装下地に固定される一つ以上の下部保持部材と、
該下部保持部材に合体され、かつ前記一方の外装材の第
一立上り部と第二立上り部との間または該第二立上り部
を保持する一つ以上の上部保持部材とからなることを特
徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しつつ詳細に説明する。図1〜図3は本
発明に関連する関連発明の第1の実施形態を示す図、図
4及び図5はそれぞれ同発明の第2及び第3の実施形態
を示す図、図6〜図7は同発明の第4の実施形態を示す
図、図8は、同発明の第5の実施形態を示す図である。
図9、図10、図11及び図12は、それぞれ本発明の
第1、第2、第3及び第4の実施形態を示す図である。
図13〜図14は、関連発明の第6の実施形態を示す
図、図15、図16、図17、図18、図19、図20
及び図21はそれぞれ同発明の第7、第8、第9、第1
0、第11、第12及び第13の実施形態を示す図であ
る。なお、図1〜図21において、同一の構成要素につ
いては同じ符号を付し、重複する説明を省略する。ま
た、説明の便宜上、特に区別する必要がある場合には、
各実施形態において対応する図面の左側に位置する縦葺
き外装材(以下、単に外装材と称する。)を第一外装材
と称し、右側に位置する外装材を第二外装材と称する。
【0014】この建築物の外装構造は、図1〜図3に示
す関連発明の第1実施形態のように、外装下地1上に建
築物の桁行き方向(横方向)Xに隣り合う第一外装材2
及び第二外装材2を、第一外装材2の右側の縦縁部(以
下、右縦縁部と称する。)2aを第二外装材2の左側の
縦縁部(以下、左縦縁部と称する。)2bのカバー部2
3で覆うように係合させて敷設し、それら第一外装材2
及び第二外装材2を保持部材8を介して外装下地1に保
持させた構成となっている。
【0015】外装材2の右縦縁部2aには第一立上り部
21とその外側に第二立上り部22が面板部20から起
立して形成されており、一方、左縦縁部2bのカバー部
23には抱持部230と係合部231が形成されてい
る。そして、左側の第一外装材2の第二立上り部22
は、保持部材8に設けられた押圧部80により上から外
装下地1に押圧されており、それによって第一外装材2
は外装下地1に固定される。第一外装材2の第一立上り
部21には右側の第二外装材2の抱持部230が上から
被せられており、その抱持部230により第一立上り部
21は抱持されている。また、第二外装材2の係合部2
31は、保持部材8に設けられた係合受部81と弾性的
に係合している。さらに、カバー部23は面板部20よ
りも一段高く上方に膨出するように形成されており、そ
のカバー部23の面板部20から起立する第三立上り部
232に形成された第三係合部233が、保持部材8に
設けられた係合凸部82と弾性的に係合している。この
ように、第二外装材2の係合部231及び第三係合部2
33がそれぞれ保持部材8の係合受部81及び係合凸部
82と係合し、かつその保持部材8が外装下地1に鉄骨
ビス等の固定具6により固定されていることにより、第
二外装材2は外装下地1に固定される。
【0016】ここで、弾性的に係合するとは、互いに係
合する2つの部位のうちの一方または両方が、係合の際
に弾性変形して係合可能な状態になった後、弾性復帰す
ることにより一方の部位が他方の部位に無理嵌めされた
ような状態となることである。従って、この第1実施形
態では、外装材2は、少なくともその係合部231及び
第三係合部233またはそれらの近辺において、係合時
に十分な変形が起こる程度の弾性を有している。
【0017】外装材2は、図3に示すように、略平坦な
面板部20の右縦縁部2aに上記第一立上り部21及び
第二立上り部22が屈曲形成され、かつ左縦縁部2bに
上記カバー部23が屈曲形成されてなる長尺材あるいは
所定長さの定尺材であり、縦葺き構造の屋根材または壁
面材として使用される。つまり、外装材2は、その短手
方向を建築物の桁行き方向Xに一致させるようにして屋
根や壁に敷設される。外装材2が定尺材である場合に
は、その長さは3〜8m程度、好ましくは5m前後の長
さであるのが良く、重ね継ぎ等の公知の接続手段により
上下方向に接続させればよい。
【0018】外装材2は、その略平坦な面板部20の右
縦縁部2aにて、面板部20から第一立上り部21が起
立し、適度な幅(例えば、数mm〜十数mm程度の幅)の空
間(以下、裏面側空間と称する。)21aを介して下向
きに折り返され、さらにその折り返した高さ位置よりも
低い位置でさらに右側方に延設し、再び第二立上り部2
2が起立するように成形されている。このように、裏面
側空間21aが設けられていることにより、外装材2の
熱収縮による有効幅方向の伸縮量を吸収することができ
る。その理由は、仮に外装材が熱膨張率の大きい金属で
できている場合であっても、外装材の一般的な有効幅5
00mm(本実施形態においても、有効幅寸法の一例とし
て500mmの場合がある。)に対する外装材の熱収縮に
よる有効幅方向の伸縮量は、一般に1〜2mm程度だから
である。
【0019】また、外装材2は、面板部20の左縦縁部
2bにて、面板部20からカバー部23の一側部となる
第三立上り部232がその中腹部に第三係合部233を
備えて起立し、カバー部23の上面部234を経てカバ
ー部23のもう一方の側部となる垂下部235ヘ至り、
適当な高さ位置で第三立上り部232側に上向きに折り
返され、第一起立部21の上端に対応する高さ位置で再
び第三立上り部232側に下向きに折り返されて抱持部
230が形成され、適当な高さ位置でさらに第三立上り
部232側に斜め上向きに折り返されて係合部231に
至るように成形されている。
【0020】第一立上り部21と第二立上り部22との
間には、それら両立上り部21,22によって樋状の排
水溝24が形成されている。この排水溝24は隣接する
外装材2のカバー部23により覆われて、そのカバー部
23の内側に排水空間が形成される。この排水空間が設
けられていることにより、カバー部23の内側に浸入し
た雨水等は排水溝24に案内されて速やかに流下し、例
えば屋根の場合には軒先から排水されることとなるの
で、高い防水性能が得られる。なお、排水空間がカバー
部23により覆われていることにより、排水空間にはカ
バー部23外の外圧の影響が殆ど作用しない。従って、
排水空間に浸入する水は、吹込みやしみ込み程度とな
る。
【0021】外装材2は、例えば表面化粧鋼板、ラミネ
ート鋼板、メッキ鋼板、ステンレス鋼板、アルミ合金
板、チタン合金板、銅板、真鍮板もしくは鉛板等の金属
素材、または炭素繊維積層板もしくは硬質樹脂板等の非
金属素材でできている。外装材2は、金属板材の場合に
はロール成形もしくはプレス成形またはそれらの組合せ
により成形される。外装材2が非金属素材の場合には主
に成形型を用いて成型される。板厚は、特に限定しない
が、概ね0.4〜1.6mm程度である。外装材の素材、
成形方法及び厚さについては他の実施形態においても同
じである。
【0022】なお、外装材2の面板部20などの裏面に
ポリエチレンフォーム等の裏貼り材を貼設してもよい
(他の実施形態においても同じ)。このような外装材2
を用いることによって、結露防止及び防音性能に優れる
外装構造となる。
【0023】また、外装材2を敷設する際に、面板部2
0を第一立上り部21から面板部20の中央に向かって
徐々に低くなるような凹状に湾曲させるようにしてもよ
い(他の実施形態においても同じ)。そうすることによ
って、吹上風圧力に対する性能が向上するとともに、面
板部20が平坦である場合に顕在化し易いポケットウェ
ーブ現象が非顕在化されるので、高い意匠性が得られ
る。そのように面板部20を湾曲させて組み付けるよう
にする場合には、外装下地1に組み付けられた状態での
外装材2の有効幅は、単品状態(すなわち、外装下地1
に組み付けられる前の自然状態)での有効幅よりも面板
部20の湾曲分に相当する寸法だけ狭くなっているのが
よい。
【0024】さらに、外装材2の面板部20を断面2次
モーメントの計算における中立軸またはその近傍に位置
させるようにしてもよい(他の実施形態においても同
じ)。そのようにすれば、外装材2を容易かつ美麗に湾
曲させることができるので、例えばアーチ型屋根のよう
な曲面形状の屋根などを美しい状態で仕上げることがで
きる。この場合には、面板部20の裏側空間には発泡ウ
レタン層などが現場で設けられる。
【0025】保持部材8は、左側の第一外装材2の第二
立上り部22に対応する位置に上記押圧部80が形成さ
れ、さらに右側の第二外装材2の係合部231に対応す
る位置に係合受部81が形成され、固定具6により外装
下地1に固定される固定部83を挟んで、右側の第二外
装材2の第三係合部233に対応する位置に、側方に突
出する逆止爪状の係合凸部82が形成された構成となっ
ている。また、保持部材8の上部はバックアップ部84
となっており、外装材2のカバー部23の上面部234
に裏側から当接して該カバー部23を下方から支持する
バックアップ材を兼ねている。さらに、保持部材8は、
外装材2の排水溝24を上から押さえ付ける押圧片86
1を有している。
【0026】保持部材8は、例えばアルミニウム製や硬
質樹脂製の押出成形品、またはメッキ鋼板やステンレス
鋼板等よりなるプレス加工品またはセラミック等ででき
ており、その厚さは、特に限定しないが、保持部材8が
押出成形品の場合には概ね1.2〜2.5mm程度であ
る。保持部材の素材、成形方法及び厚さについては他の
実施形態においても同じである。
【0027】なお、保持部材8は、ピース材であっても
よいし、軒棟方向に沿って長尺なものでもよい(他の実
施形態においても同じ)。また、保持部材8は、単一部
材で構成されていてもよいし、例えば上下に2分割され
ていたり、さらにその上下に分割された各構成片がさら
に複数片で組み立てられているなど、複数の部材が組み
合わされて構成されていてもよい(他の実施形態におい
ても同じ)。
【0028】外装下地1は、例えば鉄骨造の母屋10等
の建築躯体上に断熱ボード11等が敷設され、さらにそ
の上にアスファルト系の防水材12を設けた構造のもの
である。なお、本明細書では、外装下地1には、木造、
鉄骨造及びコンクリート造などの、釘やビスやアンカー
等の固定具6の取付けが可能な全ての建築躯体を含み、
さらにその躯体上に断熱その他の目的によって敷設され
る木毛セメント板等のボード類も含む。従って、躯体上
に敷設されたボード類が、固定具6の取付けに対して十
分な強度を有する場合を除いて、固定具6はボード類を
貫通して躯体を構成する母屋10や垂木等の補助部材に
固定される。
【0029】上述した第1実施形態の外装構造は、以下
の手順で施工される。まず外装下地1上に左側の第一外
装材2を敷設する。その敷設した第一外装材2の上に保
持部材8を載置する。その際、第一外装材2の第二立上
り部22に保持部材8の押圧部80を合わせるようにす
る。しかる後、外装下地1に保持部材8を固定具6によ
り固定する。保持部材8を固定したら、第二外装材2を
敷設する。その際、第二外装材2のカバー部23を保持
部材8に被せるようにし、そのカバー部23の第三係合
部233を弾性変形させて保持部材8の係合凸部82に
係合させるとともに、カバー部23の係合部231を弾
性変形させて保持部材8の係合受部81に係合させれ
ば、図1に示した外装構造が完成する。
【0030】図4には、関連発明に係る外装構造の第2
実施形態が示されている。この第2実施形態では、外装
材として、面板部20の裏面にポリエチレンフォーム等
の裏貼り材200を貼設してなる外装材2Aを用い、ま
た保持部材として、下部保持部材85Aと上部保持部材
86Aとを組み合わせてなる二分割型のものでかつ左側
の第一外装材2Aの第一立上り部21の裏面側空間21
aに挿入されて抱持される起立部87を備えてなる保持
部材8Aを用いている。この第2実施形態では、裏貼り
材200を有する外装材2Aを用いることによって、結
露防止及び防音性能に優れた外装構造となっている。
【0031】外装材2Aについては、裏貼り材200を
有することとカバー部23が角張った形状をしているこ
とを除いて上記第1実施形態で使用した外装材2と同一
構成であるので、説明を省略する。
【0032】下部保持部材85Aは、左側の第一外装材
2Aの第一立上り部21に対応する位置に上記起立部8
7が形成され、上部保持部材86Aを嵌合・保持する保
持部850及び固定部83を挟んで、右側の第二外装材
2Aの第三係合部233に対応する位置に、側方に突出
する逆止爪状の係合凸部82が形成された構成となって
いる。
【0033】上部保持部材86Aは、右側の第二外装材
2Aの係合部231に対応する位置に係合受部81が形
成され、下部保持部材85Aの保持部850に対応する
位置に嵌入部860が形成され、さらにバックアップ部
84を有する構成となっている。上部保持部材86A
は、その嵌入部860が下部保持部材85Aの保持部8
50内に押し込まれて嵌入されることにより、下部保持
部材85Aと一体化される。保持部850は、嵌入部8
60が押し込まれる際に弾性変形し、押込み終了時点で
弾性復帰する。嵌入部860及び保持部850には、そ
れらが嵌合された状態で容易に外れないように、逆止爪
等による抜止機構が設けられている。
【0034】上部保持部材86Aが下部保持部材85A
と一体化されると、上部保持部材86Aの下面が上記押
圧部80となって、第一外装材2Aの第二立上り部22
の上端に当接し、該第二立上り部22を押圧することと
なる。
【0035】この第2実施形態の外装構造は、外装下地
1にまず下部保持部材85Aを固定具6により固定した
後に、左側の第一外装材2Aを敷設し、その後上部保持
部材86Aを下部保持部材85Aと一体化させて取り付
け、最後に右側の第二外装材2Aを敷設するという手順
で施工される。
【0036】図5には、関連発明に係る外装構造の第3
実施形態が示されている。この第3実施形態では、外装
材2Bは、上記第1実施形態で用いた外装材2と同様に
右縦縁部2aに第一立上り部21及び第二立上り部2
2、左縦縁部2bにカバー部23をそれぞれ有している
他に、第二立上り部22の中腹部に係合保持部220及
び第二係合部221が表裏一体となって設けられた構成
となっている。また、保持部材8Bは、上記第1実施形
態で用いた保持部材8と同様に外装材2Bのカバー部2
3の第三係合部233と係合する係合凸部82を有して
いる他に、左側の第一外装材2Bの第二係合部221に
対応する位置に第二係合受部88が設けられた構成とな
っている。そして、保持部材8Bの第二係合受部88と
第一外装材2Bの第二係合部221とが弾性的に係合
し、第一外装材2Bの係合保持部220と右側の第二外
装材2Bのカバー部23に設けられた係合部231とが
弾性的に係合しているとともに、該係合部231は第一
外装材2Bの前記係合保持部220を介して保持部材8
Bの第二係合受部88と弾性的に係合している。
【0037】外装材2Bは、少なくともその係合保持部
220、第二係合部221、係合部231及び第三係合
部233またはそれらの近辺において、係合時に十分な
変形が起こる程度の弾性を有している。外装材2Bの第
二立上り部22の上端は、第二外装材2Bのカバー部2
3の裏面に当接して該カバー部23を下方から支持する
バックアップ部222となっている。
【0038】保持部材8Bの第二係合受部88は、該第
二係合受部88と係合した第一外装材2Bの第二立上り
部22の第二係合部221よりも下側の部分を外装下地
1に押し付けるように作用するので、押圧部80を兼ね
ていることになる。
【0039】この第3実施形態の外装構造は、外装下地
1にまず保持部材8Bを固定具6により固定した後に、
左側の第一外装材2Bを敷設し、最後に右側の第二外装
材2Bを敷設するという手順で施工される。
【0040】図6には、関連発明に係る外装構造の第4
実施形態が示されている。この第4実施形態では、外装
材2Cは、上記第1実施形態で用いた外装材2と同様に
右縦縁部2aに第一立上り部21及び第二立上り部2
2、左縦縁部2bにカバー部23をそれぞれ有している
他に、第二立上り部22の中腹部に係合保持部220及
び第二係合部221が表裏一体となって設けられ、さら
に面板部20の裏面にポリエチレンフォーム等の裏貼り
材200が貼設された構成となっている。また、保持部
材8Cは、上記第1実施形態で用いた保持部材8と同様
に外装材2Cのカバー部23の第三係合部233と係合
する係合凸部82を有している他に、左側の第一外装材
2Cの第二係合部221に対応する位置に第二係合受部
88が設けられ、さらに左側の第一外装材2Cの第一立
上り部21の裏面側空間21aに挿入されて抱持される
起立部87を備えた構成となっている。そして、保持部
材8Cの第二係合受部88と第一外装材2Cの第二係合
部221とが弾性的に係合し、第一外装材2Cの係合保
持部220と右側の第二外装材2Cのカバー部23に設
けられた係合部231とが弾性的に係合しているととも
に、該係合部231は第一外装材2Cの前記係合保持部
220を介して保持部材8Cの第二係合受部88と弾性
的に係合している。
【0041】外装材2Cは、少なくともその係合保持部
220、第二係合部221、係合部231及び第三係合
部233またはそれらの近辺において、係合時に十分な
変形が起こる程度の弾性を有している。外装材2Cの第
二立上り部22の上端は、第二外装材2Cのカバー部2
3の裏面に当接して該カバー部23を下方から支持する
バックアップ部222となっている。
【0042】保持部材8Cは、図7に示すように、固定
部83の上に、第二外装材2Cのカバー部23の裏面に
当接する中空のバックアップ部84を有している。その
バックアップ部84の一部には切欠部840が設けられ
ており、その切欠部840から固定具6が挿入されねじ
込まれることにより、保持部材8Cは外装下地1に固定
されるようになっている。
【0043】保持部材8Cの第二係合受部88は、該第
二係合受部88と係合した第一外装材2Cの第二立上り
部22の第二係合部221よりも下側の部分を外装下地
1に押し付けるように作用するので、押圧部80を兼ね
ていることになる。
【0044】この第4実施形態の外装構造は、外装下地
1にまず保持部材8Cを固定具6により固定した後に、
左側の第一外装材2Cを敷設し、最後に右側の第二外装
材2Cを敷設するという手順で施工される。
【0045】図8には、関連発明に係る外装構造の第5
実施形態が示されている。この第5実施形態では、外装
材2Dは、上記第1実施形態で用いた外装材2と同様に
右縦縁部2aに第一立上り部21及び第二立上り部2
2、左縦縁部2bにカバー部23をそれぞれ有してお
り、その第一立上り部21が下方に向かって広がるよう
な形状に成形された構成となっている。また、保持部材
8Dは、上記第1実施形態で用いた保持部材8と同様に
第一外装材2Dの第二立上り部22を押圧する押圧部8
0、第二外装材2Dのカバー部23の係合部231と弾
性的に係合する係合受部81及び第二外装材2Dのカバ
ー部23の第三係合部233と弾性的に係合する係合凸
部82を備えた構成となっている。
【0046】なお、外装材2D及び保持部材8Dは、単
なる形状の差異を除いて、上記第1実施形態で用いた外
装材2及び保持部材8と同一のものであるので、それら
の詳細な説明を省略する。
【0047】この第5実施形態の外装構造は、外装下地
1にまず左側の第一外装材2Dを敷設した後、保持部材
8Dを固定具6により固定し、最後に右側の第二外装材
2Dを敷設するという手順で施工される。
【0048】図9には、本発明に係る外装構造の第1実
施形態が示されている。この第1実施形態では、外装材
2Eは、上記関連発明の第1実施形態で用いた外装材2
と同様に右縦縁部2aに第一立上り部21及び第二立上
り部22、左縦縁部2bにカバー部23をそれぞれ有し
ており、そのカバー部23は面板部20から立ち上がら
ずに面板部20がそのまま延設された構成となってい
る。すなわち、面板部20とカバー部23とは同じレベ
ルの高さにあり、面板部20の右縦縁部2aにて垂下部
25により面板部20から一旦立ち下がってから第一立
上り部21に至るようになっている。また、保持部材8
Eは、上記第1実施形態で用いた保持部材8と同様に第
一外装材2Eの第二立上り部22を押圧する押圧部8
0、第二外装材2Eのカバー部23の係合部231と弾
性的に係合する係合受部81を備えた構成となってい
る。
【0049】外装材2Eは、少なくともその係合部23
1またはその近辺において、係合時に十分な変形が起こ
る程度の弾性を有している。外装材2Eの面板部20と
外装下地1との間には、施工時に現場で、面板部20の
裏側空間に発泡ウレタン層201などが設けられる。
【0050】保持部材8Eは、単なる形状の差異を除い
て、上記関連発明の第1実施形態で用いた保持部材8と
同等のものであるので、その詳細な説明を省略する。
【0051】この第1実施形態の外装構造は、外装下地
1にまず左側の第一外装材2Eを敷設した後、保持部材
8Eを固定具6により固定し、最後に右側の第二外装材
2Eを敷設するという手順で施工される。
【0052】図10には、本発明に係る外装構造の第2
実施形態が示されている。この第2実施形態は、外装材
2Fの垂下部25と第一立上り部21との間が上記本発
明の第1実施形態で用いた外装材2Eよりも広くなって
いる点を除いて、本発明の第1実施形態と同じである。
従って、詳細な説明を省略する。
【0053】図11には、本発明に係る外装構造の第3
実施形態が示されている。この第3実施形態では、外装
材2Gは、上記関連発明の第1実施形態で用いた外装材
2と同様に右縦縁部2aに第一立上り部21及び第二立
上り部22、左縦縁部2bにカバー部23をそれぞれ有
しており、そのカバー部23は面板部20から立ち上が
らずに面板部20がそのまま延設された構成となってい
る。すなわち、面板部20とカバー部23とは同じレベ
ルの高さにあり、面板部20の右縦縁部2aにて垂下部
25により面板部20から一旦立ち下がってから第一立
上り部21に至るようになっている。そして、第二立上
り部22の中腹部には第二係合部221が設けられてい
る。また保持部材として、下部保持部材85Gと上部保
持部材86Gとを組み合わせてなる二分割型のものでか
つ左側の第一外装材2Gの第一立上り部21の裏面側空
間21aに挿入されて抱持される起立部87を下部保持
部材85Gに有してなる保持部材8Gを用いている。
【0054】外装材2Gは、少なくともその第二係合部
221及び係合部231またはそれらの近辺において、
係合時に十分な変形が起こる程度の弾性を有している。
【0055】保持部材8Gは、第二外装材2Gのカバー
部23の係合部231と弾性的に係合する係合受部81
を上部保持部材86Gに有しているとともに、左側の第
一外装材2Gの第二係合部221と弾性的に係合する第
二係合受部88が下部保持部材85Gに設けられ、さら
に排水溝24を押さえ付ける押圧片861を上部保持部
材86Gに備えた構成となっている。
【0056】下部保持部材85Gの上端には例えば2つ
のスライドレール部851,851が形成されており、
また上部保持部材86Gの裏面にはそれら2つのスライ
ドレール部851,851にそれぞれ対応する2つのレ
ール受部862、862が形成されている。そして、2
つのスライドレール部851,851とレール受部86
2,862とをそれぞれスライド嵌合させることによ
り、上部保持部材86Gと下部保持部材85Gとは一体
化される。
【0057】この第3実施形態の外装構造は、外装下地
1にまず下部保持部材85Gを固定具6により固定した
後に、左側の第一外装材2Gを敷設し、その後上部保持
部材86Gを下部保持部材85Gと一体化させて取り付
け、最後に右側の第二外装材2Gを敷設するという手順
で施工される。
【0058】図12には、本発明に係る外装構造の第4
実施形態が示されている。この第4実施形態は、外装材
2Hの垂下部25と第一立上り部21との間が上記本発
明の第3実施形態で用いた外装材2Gよりも広くなって
いる点を除いて、本発明の第3実施形態と同じである。
従って、詳細な説明を省略する。
【0059】図13及び図14には、関連発明の外装構
造の第6実施形態が示されている。この第6実施形態で
は、外装材2Iは、右縦縁部2aに第一立上り部21及
び第二立上り部22、左縦縁部2bにカバー部23をそ
れぞれ有している他に、第二立上り部22の中腹部に係
合保持部220が設けられ、第二立上り部22のさらに
外方に固定部223が設けられるとともに、第二立上り
部22と固定部223との間に係合凸部224が設けら
れた構成となっている。そして、左側の第一外装材2I
の係合凸部224と右側の第二外装材2Iのカバー部2
3に形成された第四係合部236(上述した各実施形態
における第三係合部233と同一構成のものであり、外
装構造の構成によっては両係合部236,233を兼用
できる場合もある。)とが弾性的に係合し、第一外装材
2Iの係合保持部220と第二外装材2Iのカバー部2
3に設けられた係合部231とが弾性的に係合してい
る。
【0060】外装材2Iは、少なくともその係合保持部
220、係合凸部224、係合部231及び第四係合部
236またはそれらの近辺において、係合時に十分な変
形が起こる程度の弾性を有している。外装材2Iは、そ
の固定部223にて固定具6により外装下地1に固定さ
れる。
【0061】この第6実施形態の外装構造は、外装下地
1にまず左側の第一外装材2Iを敷設して固定具6によ
り固定した後に、右側の第二外装材2Iを敷設するとい
う手順で施工される。
【0062】図15には、関連発明に係る外装構造の第
7実施形態が示されている。この第7実施形態は、外装
材2J及び保持部材8Jのそれぞれの形状の差異、保持
部材8Jが2箇所の固定部83,83にて固定具6,6
により外装下地1に固定されている点、保持部材8Jに
バックアップ部が設けられていない点並びに外装材2J
に裏貼り材が貼設されていない点を除いて、上述した関
連発明の第4実施形態と同一の構成である。従って、詳
細な説明を省略する。
【0063】図16には、関連発明に係る外装構造の第
8実施形態が示されている。この第8実施形態は、外装
材2K及び保持部材8Kのそれぞれの形状の差異を除い
て、上述した関連発明の第3実施形態と同一の構成であ
る。従って、詳細な説明を省略する。
【0064】図17には、関連発明に係る外装構造の第
9実施形態が示されている。この第9実施形態は、外装
材2L及び保持部材8Lのそれぞれの形状の差異、保持
部材8Lが2箇所の固定部83,83にて固定具6,6
により外装下地1に固定されている点、保持部材8Lに
バックアップ部が設けられていない点並びに外装材2L
に裏貼り材が貼設されていない点を除いて、上述した関
連発明の第4実施形態と同一の構成である。従って、詳
細な説明を省略する。
【0065】図18には、関連発明に係る外装構造の第
10実施形態が示されている。この第10実施形態は、
外装材2M及び上部保持部材86Mと下部保持部材85
Mとからなる保持部材8Mのそれぞれの形状の差異、下
部保持部材85Mが2箇所の固定部83,83にて固定
具6,6により外装下地1に固定されている点、外装材
2Mに裏貼り材が貼設されていない点並びに上部保持部
材86Mに排水溝24を押さえ付ける押圧片861が設
けられている点を除いて、上述した関連発明の第2実施
形態と同一の構成である。従って、詳細な説明を省略す
る。
【0066】図19には、関連発明に係る外装構造の第
11実施形態が示されている。この第11実施形態で
は、外装材2Nは、上記関連発明の第1実施形態で用い
た外装材2と同様に右縦縁部2aに第一立上り部21及
び第二立上り部22、左縦縁部2bにカバー部23をそ
れぞれ有している他に、第二立上り部22の中腹部に係
合保持部220が設けられた構成となっている。また、
保持部材8Nは、上記第1実施形態で用いた保持部材8
と同様に外装材2Nのカバー部23の第三係合部233
と係合する係合凸部82を有しているとともに、左側の
第一外装材2Nの第二立上り部22を押圧する押圧部8
0が設けられた構成となっている。そして、保持部材8
Nの係合凸部82と右側の第二外装材2Nの第三係合部
233とが弾性的に係合し、第一外装材2Nの係合保持
部220と第二外装材2Nのカバー部23に設けられた
係合部231とが弾性的に係合している。
【0067】外装材2Nは、少なくともその係合保持部
220、係合部231及び第三係合部233またはそれ
らの近辺において、係合時に十分な変形が起こる程度の
弾性を有している。
【0068】この第11実施形態の外装構造は、外装下
地1にまず左側の第一外装材2Nを敷設した後、保持部
材8Nを固定具6により固定し、最後に右側の第二外装
材2Nを敷設するという手順で施工される。
【0069】図20には、関連発明に係る外装構造の第
12実施形態が示されている。この第12実施形態で
は、外装材2Pは、上記第1実施形態で用いた外装材2
と同様に右縦縁部2aに第一立上り部21及び第二立上
り部22、左縦縁部2bに面板部20に延設されたカバ
ー部23をそれぞれ有している他に、第二立上り部22
の中腹部に第二係合部221が設けられた構成となって
いる。また保持部材として、下部保持部材85Pと上部
保持部材86Pとを組み合わせてなる二分割型のもので
かつ右側の第二外装材2Pのカバー部23の係合部23
1と弾性的に係合する係合受部81を上部保持部材86
Pに有するとともに、左側の第一外装材2Pの第二係合
部221及び第三係合部233とそれぞれ弾性的に係合
する第二係合受部88及び係合凸部82が下部保持部材
85Pに設けられ、さらに排水溝24を押さえ付ける押
圧片861を上部保持部材86Pに備えてなる保持部材
8Pを用いている。
【0070】外装材2Pは、少なくともその第二係合部
221、係合部231及び第三係合部233またはそれ
らの近辺において、係合時に十分な変形が起こる程度の
弾性を有している。
【0071】下部保持部材85Pには、上部保持部材8
6Pを嵌合・保持する保持部850が形成されており、
また上部保持部材86Pには、下部保持部材85Pの保
持部850に対応する位置に嵌入部860が形成されて
いる。そして、保持部850に嵌入部860を押し込ん
で弾性嵌合させることにより、上部保持部材86Pと下
部保持部材85Pとは一体化される。上部保持部材86
Pが下部保持部材85Pと一体化されると、上部保持部
材86Pの下面が上記押圧部80となって、第一外装材
2Pの第二立上り部22の上端に当接し、該第二立上り
部22を押圧することとなる。
【0072】また、上部保持部材86Pと外装材2Pの
カバー部23との間には、バックアップ材7が介設され
ている。バックアップ材7は、ポリウレタン、ポリスチ
レンもしくはフェノール等の樹脂発泡材、またはグラス
ウールもしくは木毛等の繊維系成形材等でできている。
このバックアップ材7を介装させることにより、外圧に
よりカバー部23が変形するのを防止できる。なお、こ
の第12実施形態に限らず、他の実施形態においても必
要に応じてバックアップ材7を設けることができるのは
言うまでもない。
【0073】この第12実施形態の外装構造は、外装下
地1にまず下部保持部材85Pを固定具6により固定し
た後に、左側の第一外装材2Pを敷設し、その後上部保
持部材86Pを下部保持部材85Pと一体化させて取り
付け、最後に右側の第二外装材2Pを敷設するという手
順で施工される。
【0074】図21には、関連発明に係る外装構造の第
13実施形態が示されている。この第13実施形態で
は、外装材2Qは、右縦縁部2aに第一立上り部21及
び第二立上り部22、左縦縁部2bにカバー部23をそ
れぞれ有している他に、第二立上り部22の中腹部に係
合保持部220が設けられ、第二立上り部22のさらに
外方に固定部223が設けられた構成となっている。そ
して、左側の第一外装材2Qの係合保持部220と右側
の第二外装材2Qのカバー部23に設けられた係合部2
31とが弾性的に係合している。
【0075】外装材2Qは、少なくともその係合保持部
220及び係合部231またはそれらの近辺において、
係合時に十分な変形が起こる程度の弾性を有している。
外装材2Qは、その固定部223にて固定具6により外
装下地1に固定される。
【0076】この第13実施形態の外装構造は、外装下
地1にまず左側の第一外装材2Qを敷設して固定具6に
より固定した後に、右側の第二外装材2Qを敷設すると
いう手順で施工される。
【0077】上記本発明の第1〜第4の各実施形態及び
関連発明の第1〜第13の各実施形態によれば、第一外
装材2,2A〜2Qの第一立上り部21が第二外装材
2,2A〜2Qの抱持部230により抱持されるので、
敷設後に、建築物の外装材2,2A〜2Qを敷設した面
に日が当たることによって外装材2,2A〜2Qの面板
部20に熱伸縮作用が働いても、外装材2,2A〜2Q
同士の施工当初の係合関係を安定的に維持することがで
きる。また、隣接する外装材2,2A〜2Q同士が、引
っ掛け係合ではなく、弾性係合により係合するので、施
工性が極めて高い。さらに、外装材2,2A〜2Qの第
一立上り部21の裏面側空間21aは、外装材2,2A
〜2Qの有効幅方向の最大伸縮量を許容し得る寸法を有
するようにされているので、外装材2,2A〜2Qに熱
伸縮作用による応力歪みが生じるのを防止または緩和す
ることができる。さらにまた、強風雨等により第一立上
り部21を越えて第二立上り部22側に来た雨水等は、
外装材2,2A〜2Qの排水溝24によって円滑に軒方
向に流下して軒先から排出されるので、優れた雨仕舞性
能が得られる。
【0078】加えて、関連発明の第3、第4、第7、第
8、第9及び第11実施形態では、各外装材2B,2
C,2J,2K,2L,2Nのカバー部23の係合部2
31と第二立上り部22の係合保持部220とが弾性的
に係合するようになっているため、保持部材8B,8
C,8J,8K,8L,8Nが小型化かつ簡略化した構
成となるとともに、単位容積あたりの輸送数量を増やす
ことができるので、部材コスト及び輸送コストを低減す
ることができる。
【0079】また、関連発明の第3、第4、第7、第
8、第9及び第12実施形態では、各外装材2B,2
C,2J,2K,2L,2Pのカバー部23の係合部2
31と保持部材8B,8C,8J,8K,8L,8Pの
係合受部81または第二立上り部22の係合保持部22
0とが弾性的に係合するとともに、第二立上り部22の
第二係合部221と保持部材8B,8C,8J,8K,
8L,8Pの第二係合受部88とが弾性的に係合するよ
うになっているため、予め外装下地1に固定した保持部
材8B,8C,8J,8K,8L,8P間に外装材2
B,2C,2J,2K,2L,2Pを敷設し、該外装材
2B,2C,2J,2K,2L,2Pを保持部材8B,
8C,8J,8K,8L,8Pに弾性係合させるだけで
外装材2B,2C,2J,2K,2L,2Pの取付けが
容易に完了するので、さらに施工性が高くなる。
【0080】さらに、本発明の第3、第4及び関連発明
の第2、第4、第7、第9及び第10の各実施形態で
は、保持部材8A,8C,8G,8J,8L,8Mの起
立部87を外装材2A,2C,2G,2H,2J,2
L,2Mの第一立上り部21の裏面側空間21aにより
抱持するようになっているため、負荷重となる吹上風圧
力や正荷重となる積雪荷重が作用した時に、外装材2
A,2C,2G,2H,2J,2L,2Mの左右側縁部
が有効幅中央方向へ動くのが抑制されるとともに、第一
立上り部21の外側が塑性変形するのが防止されて排水
空間24が安定して維持されるので、対荷重性能が高ま
るとともに雨仕舞性能の低下を防止することができる。
【0081】さらにまた、本発明の第3、第4の各実施
形態、関連発明の第1、第10及び第12実施形態で
は、保持部材8、または保持部材8G,8M,8Pの上
部保持部材86G,86M,86Pにそれぞれ押圧片8
61が設けられているため、その押圧片861により第
一外装材2,2G,2H,8M,8Pの第一立上り部2
1と第二立上り部22との間が保持されるので、吹上風
圧力による外装材2,2G,2H,8M,8Pの浮き上
がり現象の防止または抑制に有効である。
【0082】また、関連発明の第1〜第5及び第7〜1
2実施形態では、保持部材8A〜8D,8J〜8Pの係
合凸部82と外装材2A〜2D,2J〜2Pの第三係合
部233とが弾性的に係合するようになっているため、
それらの係合により吹上風圧力に対する外装材2A〜2
D,2J〜2Pの保持強度を高めることができる。ま
た、その係合形式が弾性係合であるので、施工性の低下
を招くことがない。
【0083】さらに、関連発明の第6及び第13実施形
態では、保持部材を用いていないため、部材コスト及び
輸送コストを低減することができる。
【0084】さらにまた、関連発明の第6実施形態で
は、第一外装材2Iの係合凸部224と第二外装材2I
の第四係合部236とが弾性的に係合するようになって
いるため、それらの係合により吹上風圧力に対する外装
材2Iの保持強度を高めることができる。また、その係
合形式が弾性係合であるので、施工性の低下を招くこと
がない。
【0085】なお、外装材及び保持部材は、上記各実施
形態において用いたものに限らず、種々設計変更可能で
あるのはいうまでもない。また、本発明に係る外装構造
は、上記外装下地1以外の構成の外装下地にも適用可能
であるのは言うまでもない。
【0086】さらに、保持部材が複数の部材の組合せよ
りなる構成の場合には、それら複数の部材を、上記関連
発明の第2実施形態の弾性嵌合方式や上記本発明の第3
実施形態のスライド嵌合方式により一体化させる以外に
も、ビスやボルト・ナットなどを用いて一体化させるよ
うにしてもよい。
【0087】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、略平坦な
面板部を挟む左右両側の縦縁部のうちの一方の縦縁部
に、第一立上り部及び該第一立上り部の外側に第二立上
り部をそれぞれ形成するとともに、もう一方の縦縁部
に、隣接する他の外装材の前記第一立上り部を上から抱
持する抱持部と、保持部材と弾性的に係合する係合部と
を備えかつ該隣接する他の外装材の少なくとも前記第一
立上り部、前記第二立上り部及びそれらの間並びに前記
保持部材を覆うカバー部を形成した構成としたため、こ
の外装材を用いることにより、外装材の第一立上り部が
隣接する外装材の抱持部により抱持されるので、敷設後
に、建築物の外装材を敷設した面に日が当たることによ
って外装材の面板部に熱伸縮作用が働いても、外装材同
士の施工当初の係合関係を安定的に維持することができ
る。また、隣接する外装材同士が、引っ掛け係合ではな
く、弾性係合により係合するので、施工性が極めて高
い。さらに、外装材の第一立上り部の裏面側空間は、外
装材の有効幅方向の最大伸縮量を許容し得る寸法を有す
るようにされているので、外装材に熱伸縮作用による応
力歪みが生じるのを防止または緩和することができる。
さらにまた、強風雨等により第一立上り部を越えて第二
立上り部側に来た雨水等は、外装材の第一立上り部と第
二立上り部とによってそれら両立上り部の間に形成され
る排水溝によって円滑に軒方向に流下して軒先から排出
されるので、優れた雨仕舞性能が得られる。
【0088】請求項2記載の発明によれば、第二立上り
部の頂部及び中腹部の少なくとも一方に、保持部材と弾
性的に係合する第二係合部を形成したため、この外装材
を用いることにより、上記請求項1記載の発明により得
られる効果の他に、予め外装下地に固定した保持部材間
に外装材を敷設し、該外装材を保持部材に弾性係合させ
るだけで外装材の取付けが容易に完了するので、施工性
が極めて高いという効果が得られる。
【0089】請求項3記載の発明によれば、建築躯体ま
たは該躯体に断熱材等が敷設された外装下地上に縦葺き
外装材を、桁行き方向に互いに隣り合わせ、該隣り合う
外装材のうちの一方の外装材の縦縁部をもう一方の外装
材の縦縁部で覆うように係合させて敷設し、該外装材を
前記外装下地に取り付けられる保持部材を介して同外装
下地に保持してなる建築物の外装構造であって、前記外
装材は、略平坦な面板部を挟む左右両側の縦縁部のうち
の一方の縦縁部に、第一立上り部及び該第一立上り部の
外側に第二立上り部がそれぞれ形成されているととも
に、もう一方の縦縁部に、隣接する他の外装材の前記第
一立上り部を上から抱持する抱持部と、前記保持部材と
弾性的に係合する係合部とを備えかつ該隣接する他の外
装材の少なくとも前記第一立上り部、前記第二立上り部
及びそれらの間並びに前記保持部材を覆うカバー部が形
成されてなり、前記保持部材は、前記外装下地に固定さ
れる固定部と、隣り合う外装材のうちの一方の外装材の
前記第二立上り部を前記外装下地に押圧する押圧部と、
他方の外装材の前記係合部と係合して同係合部を保持す
る係合受部とを有しており、前記一方の外装材の第二立
上り部を前記保持部材の押圧部で押圧保持することによ
り該一方の外装材を前記外装下地に固定するとともに、
前記他方の外装材の抱持部を前記一方の外装材の第一立
上り部に抱持させ、かつ同他方の外装材の係合部を前記
保持部材の係合受部に弾性的に係合させるようにしたた
め、前記一方の外装材の第一立上り部が前記他方の外装
材の抱持部により抱持されるので、敷設後に、建築物の
外装材を敷設した面に日が当たることによって外装材の
面板部に熱伸縮作用が働いても、外装材同士の施工当初
の係合関係を安定的に維持することができる。また、隣
接する外装材同士が、引っ掛け係合ではなく、弾性係合
により係合するので、施工性が極めて高い。さらに、外
装材の第一立上り部の裏面側空間は、外装材の有効幅方
向の最大伸縮量を許容し得る寸法を有するようにされて
いるので、外装材に熱伸縮作用による応力歪みが生じる
のを防止または緩和することができる。さらにまた、強
風雨等により第一立上り部を越えて第二立上り部側に来
た雨水等は、外装材の第一立上り部と第二立上り部とに
よってそれら両立上り部の間に形成される排水溝によっ
て円滑に軒方向に流下して軒先から排出されるので、優
れた雨仕舞性能が得られる。
【0090】請求項4記載の発明によれば、建築躯体ま
たは該躯体に断熱材等が敷設された外装下地上に所定の
間隔で保持部材が設置され、桁行き方向に隣り合う保持
部材間に縦葺き外装材を、桁行き方向に互いに隣り合わ
せ、該隣り合う外装材のうちの一方の外装材の縦縁部を
もう一方の外装材の縦縁部で覆うように係合させて敷設
してなる建築物の外装構造であって、前記外装材は、略
平坦な面板部を挟む左右両側の縦縁部のうちの一方の縦
縁部に、第一立上り部及び該第一立上り部の外側に第二
立上り部がそれぞれ形成され、かつ該第二立上り部の頂
部及び中腹部の少なくとも一方に、前記保持部材と弾性
的に係合する第二係合部が形成されているとともに、も
う一方の縦縁部に、隣接する他の外装材の前記第一立上
り部を上から抱持する抱持部と、前記保持部材と弾性的
に係合する係合部とを備えかつ該隣接する他の外装材の
少なくとも前記第一立上り部、前記第二立上り部及びそ
れらの間並びに前記保持部材を覆うカバー部が形成され
てなり、前記保持部材は、前記外装下地に固定される固
定部と、隣り合う外装材のうちの一方の外装材の前記第
二係合部と係合して同第二係合部を保持する第二係合受
部と、他方の外装材の前記係合部と係合して同係合部を
保持する係合受部とを有しており、前記一方の外装材の
第二係合部を前記保持部材の第二係合受部に弾性的に係
合させることにより該一方の外装材を前記外装下地に固
定するとともに、前記他方の外装材の抱持部を前記一方
の外装材の第一立上り部に抱持させ、かつ同他方の外装
材の係合部を前記保持部材の係合受部に弾性的に係合さ
せるようにしたため、上記請求項3記載の発明と同様
に、外装材同士の施工当初の係合関係の安定的な維持、
極めて高い施工性、外装材に対する応力歪みの発生防止
もしくは緩和、優れた雨仕舞性能という効果が得られる
だけでなく、予め外装下地に固定した保持部材間に外装
材を敷設し、該外装材を保持部材に弾性係合させるだけ
で外装材の取付けが容易に完了するので、さらに施工性
が高くなる。
【0091】請求項5記載の発明によれば、保持部材
は、外装材の第一立上り部に対応する位置に起立部を有
しており、該起立部に一方の外装材の第一立上り部を被
せることにより該起立部が前記第一立上り部の裏面側空
間に抱持されるようにしたため、上記請求項3または4
記載の発明により得られる効果の他に、負荷重となる吹
上風圧力や正荷重となる積雪荷重が作用した時に、外装
材の左右側縁部が有効幅中央方向へ動くのが抑制される
とともに、第一立上り部の外側が塑性変形するのが防止
されて排水空間が安定して維持されるので、対荷重性能
が高まるとともに雨仕舞性能の低下を防止することがで
きる。また、請求項5記載の発明を上記請求項4記載の
発明に適用した場合には、一方の外装材の第二係合部を
保持部材の第二係合受部に弾性的に係合させることによ
る作用と、保持部材の起立部が第一立上り部の裏面側空
間に抱持されることによる作用との相乗効果により、外
装材が保持部材に強固に保持される。
【0092】請求項6記載の発明によれば、保持部材
は、予め外装下地に固定される一つ以上の下部保持部材
と、該下部保持部材に合体され、かつ一方の外装材の第
一立上り部と第二立上り部との間または該第二立上り部
を保持する一つ以上の上部保持部材とからなる構成とし
たため、上記請求項3または4記載の発明により得られ
る効果の他に、上部保持部材により一方の外装材の第一
立上り部と第二立上り部との間または該第二立上り部が
保持されるので、吹上風圧力による外装材の浮き上がり
現象の防止または抑制に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】関連発明に係る第1実施形態の桁行き方向にお
ける縦葺き外装材同士の接続部を示す要部断面図であ
る。
【図2】その第1実施形態の接続部の要部分解斜視図で
ある。
【図3】その第1の実施形態で用いた縦葺き外装材の全
体斜視図である。
【図4】関連発明に係る第2実施形態の桁行き方向にお
ける縦葺き外装材同士の接続部を示す要部断面図であ
る。
【図5】同発明に係る第3実施形態の桁行き方向におけ
る縦葺き外装材同士の接続部を示す要部断面図である。
【図6】同発明に係る第4実施形態の桁行き方向におけ
る縦葺き外装材同士の接続部を示す要部断面図である。
【図7】その第4実施形態で用いた保持部材の全体斜視
図である。
【図8】関連発明に係る第5実施形態の桁行き方向にお
ける縦葺き外装材同士の接続部を示す要部断面図であ
る。
【図9】本発明に係る第1実施形態の桁行き方向におけ
る縦葺き外装材同士の接続部を示す要部断面図である。
【図10】本発明に係る第2実施形態の桁行き方向にお
ける縦葺き外装材同士の接続部を示す要部断面図であ
る。
【図11】本発明に係る第3実施形態の桁行き方向にお
ける縦葺き外装材同士の接続部を示す要部断面図であ
る。
【図12】本発明に係る第4実施形態の桁行き方向にお
ける縦葺き外装材同士の接続部を示す要部断面図であ
る。
【図13】関連発明に係る第6実施形態の桁行き方向に
おける縦葺き外装材同士の接続部を示す要部断面図であ
る。
【図14】その第6実施形態の接続部の要部分解斜視図
である。
【図15】関連発明に係る第7実施形態の桁行き方向に
おける縦葺き外装材同士の接続部を示す要部断面図であ
る。
【図16】関連発明に係る第8実施形態の桁行き方向に
おける縦葺き外装材同士の接続部を示す要部断面図であ
る。
【図17】関連発明に係る第9実施形態の桁行き方向に
おける縦葺き外装材同士の接続部を示す要部断面図であ
る。
【図18】関連発明に係る第10実施形態の桁行き方向
における縦葺き外装材同士の接続部を示す要部断面図で
ある。
【図19】関連発明に係る第11実施形態の桁行き方向
における縦葺き外装材同士の接続部を示す要部断面図で
ある。
【図20】関連発明に係る第12実施形態の桁行き方向
における縦葺き外装材同士の接続部を示す要部断面図で
ある。
【図21】関連発明に係る第13実施形態の桁行き方向
における縦葺き外装材同士の接続部を示す要部断面図で
ある。
【符号の説明】
X 建築物の桁行き方向 1 外装下地 10 母屋 11 断熱ボード 12 アスファルト系の防水材 2,2A,2B,2C,2D,2E,2F,2G,2
H,2I,2J,2K,2L,2M,2N,2P,2Q
外装材 2a 右縦縁部 2b 左縦縁部 20 面板部 200 裏貼り材 201 発泡ウレタン層 21 第一立上り部 21a 裏面側空間 22 第二立上り部 220 係合保持部 221 第二係合部 222 バックアップ部 223 固定部 224 係合凸部 23 カバー部 230 抱持部 231 係合部 232 第三立上り部 233 第三係合部 234 上面部 235 垂下部 236 第四係合部 24 排水溝 25 垂下部 6 固定具 7 バックアップ材 8,8A,8B,8C,8D,8E,8G,8J,8
K,8L,8M,8N,8P 保持部材 80 押圧部 81 係合受部 82 係合凸部 83 固定部 84 バックアップ部 840 切欠部 85A,85G,85M,85P 下部保持部材 850 保持部 851 スライドレール部 86A,86G,86M,86P 上部保持部材 860 嵌入部 861 押圧片 862 レール受部 87 起立部 88 第二係合受部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−230945(JP,A) 特開 平7−113292(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 3/00 - 3/40

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築躯体または該躯体に断熱材等が敷設
    された外装下地上に桁行き方向に互いに隣り合わせて敷
    設されるとともに、該外装下地に取り付けられる保持部
    材を介して同外装下地に固定される建築用縦葺き外装材
    において、 略平坦な面板部を挟む左右両側の縦縁部のうちの一方の
    縦縁部に、第一立上り部及び該第一立上り部の外側に第
    二立上り部をそれぞれ形成するとともに、 もう一方の縦縁部に、隣接する他の外装材の前記第一立
    上り部を上から抱持する抱持部と、前記保持部材と弾性
    的に係合する係合部とを備えかつ該隣接する他の外装材
    の少なくとも前記第一立上り部、前記第二立上り部及び
    それらの間並びに前記保持部材を覆うカバー部を形成
    し、 該カバー部は面板部から立ち上がらずに、そのまま延設
    され、垂下部から前記抱持部に至り、 前記一方の縦縁部にて垂下部により面板部から一旦立ち
    下がってから第一立上り部に至ることを特徴とする建築
    用縦葺き外装材。
  2. 【請求項2】 前記第二立上り部の頂部及び中腹部の少
    なくとも一方に、前記保持部材と弾性的に係合する第二
    係合部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の建
    築用縦葺き外装材。
  3. 【請求項3】 建築躯体または該躯体に断熱材等が敷設
    された外装下地上に縦葺き外装材を、桁行き方向に互い
    に隣り合わせ、該隣り合う外装材のうちの一方の外装材
    の縦縁部をもう一方の外装材の縦縁部で覆うように係合
    させて敷設し、該外装材を前記外装下地に取り付けられ
    る保持部材を介して同外装下地に保持してなる建築物の
    外装構造であって、 前記外装材は、略平坦な面板部を挟む左右両側の縦縁部
    のうちの一方の縦縁部に、第一立上り部及び該第一立上
    り部の外側に第二立上り部がそれぞれ形成されていると
    ともに、もう一方の縦縁部に、隣接する他の外装材の前
    記第一立上り部を上から抱持する抱持部と、前記保持部
    材と弾性的に係合する係合部とを備えかつ該隣接する他
    の外装材の少なくとも前記第一立上り部、前記第二立上
    り部及びそれらの間並びに前記保持部材を覆うカバー部
    が形成されてなり、 該カバー部は面板部から立ち上がらずに、そのまま延設
    され、垂下部から前記抱持部に至り、 前記一方の縦縁部にて垂下部により面板部から一旦立ち
    下がってから第一立上り部に至り、 前記保持部材は、前記外装下地に固定される固定部と、
    隣り合う外装材のうちの一方の外装材の前記第二立上り
    部を前記外装下地に押圧する押圧部と、他方の外装材の
    前記係合部と係合して同係合部を保持する係合受部を有
    しており、前記一方の外装材の第二立上り部を前記保持
    部材の押圧部で押圧保持することにより該一方の外装材
    を前記外装下地に固定するとともに、前記他方の外装材
    の抱持部を前記一方の外装材の第一立上り部に抱持さ
    せ、かつ同他方の外装材の係合部を前記保持部材の係合
    受部に弾性的に係合させるようにしたことを特徴とする
    建築物の外装構造。
  4. 【請求項4】 建築躯体または該躯体に断熱材等が敷設
    された外装下地上に所定の間隔で保持部材が設置され、
    桁行き方向に隣り合う保持部材間に縦葺き外装材を、桁
    行き方向に互いに隣り合わせ、該隣り合う外装材のうち
    の一方の外装材の縦縁部をもう一方の外装材の縦縁部で
    覆うように係合させて敷設してなる建築物の外装構造で
    あって、 前記外装材は、略平坦な面板部を挟む左右両側の縦縁部
    のうちの一方の縦縁部に、第一立上り部及び該第一立上
    り部の外側に第二立上り部がそれぞれ形成され、かつ該
    第二立上り部の頂部及び中腹部の少なくとも一方に、前
    記保持部材と弾性的に係合する第二係合部が形成されて
    いるとともに、もう一方の縦縁部に、隣接する他の外装
    材の前記第一立上り部を上から抱持する抱持部と、前記
    保持部材と弾性的に係合する係合部とを備えかつ該隣接
    する他の外装材の少なくとも前記第一立上り部、前記第
    二立上り部及びそれらの間並びに前記保持部材を覆うカ
    バー部が形成されてなり、 該カバー部は面板部から立ち上がらずに、そのまま延設
    され、垂下部から前記抱持部に至り、 前記一方の縦縁部にて垂下部により面板部から一旦立ち
    下がってから第一立上り部に至り、 前記保持部材は、前記外装下地に固定される固定部と、
    隣り合う外装材のうちの一方の外装材の前記第二係合部
    と係合して同第二係合部を保持する第二係合受部と、他
    方の外装材の前記係合部と係合して同係合部を保持する
    係合受部を有しており、 前記一方の外装材の第二係合部を前記保持部材の第二係
    合受部に弾性的に係合させることにより該一方の外装材
    を前記外装下地に固定するとともに、前記他方の外装材
    の抱持部を前記一方の外装材の第一立上り部に抱持さ
    せ、かつ同他方の外装材の係合部を前記保持部材の係合
    受部に弾性的に係合させるようにしたことを特徴とする
    建築物の外装構造。
  5. 【請求項5】 前記保持部材は、前記外装材の第一立上
    り部に対応する位置に起立部を有しており、 該起立部に前記一方の外装材の第一立上り部を被せるこ
    とにより該起立部が前記第一立上り部の裏面側空間に抱
    持されるようにしたことを特徴とする請求項3又は4記
    載の建築物の外装構造。
  6. 【請求項6】 前記保持部材は、予め外装下地に固定さ
    れる一つ以上の下部保持部材と、該下部保持部材に合体
    され、かつ前記一方の外装材の第一立上り部と第二立上
    り部との間または該第二立上り部を保持する一つ以上の
    上部保持部材とからなることを特徴とする請求項3乃至
    5のいずれかに記載の建築物の外装構造。
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