JP3298841B2 - 段ボール箱 - Google Patents
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- Cartons (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば液体用紙容
器用として胴貼りされて平坦に折り畳まれたカートン・
ブランクを重ねて多数枚収納し、自動開封装置により自
動的に開封されるのに好適な段ボール箱に関する。
器用として胴貼りされて平坦に折り畳まれたカートン・
ブランクを重ねて多数枚収納し、自動開封装置により自
動的に開封されるのに好適な段ボール箱に関する。
【0002】
【従来の技術】カートン・ブランク製造工場において胴
貼りされ平坦に折り畳まれたカートン・ブランクは、段
ボール箱内に重ねて収納されて、飲料充填工場に配送さ
れ、この工場内で紙容器専用充填機に供給されるが、段
ボール箱をカートン自動供給装置の段ボール箱自動開封
装置により自動的に開封し、中身のカートン・ブランク
を自動的に充填機に供給する場合、使用する段ボール箱
は、これらの操作(段ボール箱の開封、収容物であるカ
ートン・ブランクの取り出し・供給)を人手によって行
う場合に使用する段ボール箱とは自ずから細部の構造を
異にしている。
貼りされ平坦に折り畳まれたカートン・ブランクは、段
ボール箱内に重ねて収納されて、飲料充填工場に配送さ
れ、この工場内で紙容器専用充填機に供給されるが、段
ボール箱をカートン自動供給装置の段ボール箱自動開封
装置により自動的に開封し、中身のカートン・ブランク
を自動的に充填機に供給する場合、使用する段ボール箱
は、これらの操作(段ボール箱の開封、収容物であるカ
ートン・ブランクの取り出し・供給)を人手によって行
う場合に使用する段ボール箱とは自ずから細部の構造を
異にしている。
【0003】図3は、段ボール箱自動開封装置により自
動的に開封される従来の段ボール箱Dの構造を示す斜視
図である。この図3において、E1,E2はこの段ボー
ル箱Dの開封面、G1,G2はこの段ボール箱Dが開封
されるまで開封面E1,E2に貼り付けられている片面
接着テープ、F1〜F4はこの段ボール箱Dの表側開封
面E1を構成している4枚の蓋パネルを示している。
動的に開封される従来の段ボール箱Dの構造を示す斜視
図である。この図3において、E1,E2はこの段ボー
ル箱Dの開封面、G1,G2はこの段ボール箱Dが開封
されるまで開封面E1,E2に貼り付けられている片面
接着テープ、F1〜F4はこの段ボール箱Dの表側開封
面E1を構成している4枚の蓋パネルを示している。
【0004】この段ボール箱Dは、図示のような向きで
開封面E1を頭として段ボール箱自動開封装置に供給さ
れる。
開封面E1を頭として段ボール箱自動開封装置に供給さ
れる。
【0005】図4は、接着テープG1,G2を除去した
従来の段ボール箱Dの構造を示す斜視図である。F1,
F2は左右から延びる蓋パネル、F3,F4は上下から
延びる蓋パネルを示し、蓋パネルF3,F4は蓋パネル
F1,F2より先に内側に折り曲げられて閉鎖される。
従来の段ボール箱Dの構造を示す斜視図である。F1,
F2は左右から延びる蓋パネル、F3,F4は上下から
延びる蓋パネルを示し、蓋パネルF3,F4は蓋パネル
F1,F2より先に内側に折り曲げられて閉鎖される。
【0006】図5は、カートン・ブランクKを多数枚重
ねて収納している段ボール箱Dの横断面図を示してい
る。カートン・ブランクKは、段ボール箱自動開封装置
に供給される時は開封面E1,E2に平行に隙間なく重
ねて並べられた状態にあり、段ボール箱Dの裏側開封面
E2から段ボール箱自動開封装置のプッシャーにより押
されて一箱分がその状態を崩さないように一団となって
開封面E1から押し出されるようになっている。
ねて収納している段ボール箱Dの横断面図を示してい
る。カートン・ブランクKは、段ボール箱自動開封装置
に供給される時は開封面E1,E2に平行に隙間なく重
ねて並べられた状態にあり、段ボール箱Dの裏側開封面
E2から段ボール箱自動開封装置のプッシャーにより押
されて一箱分がその状態を崩さないように一団となって
開封面E1から押し出されるようになっている。
【0007】図6は、カートン・ブランクKの斜視図を
示す。図6ではカートン・ブランクKの一例として、ゲ
ーベルトップ型紙容器のカートン・ブランクKが示され
ている。該図において、Tはこのカートン・ブランクK
のトップ部、Bはボトム部、Hはこのカートン・ブラン
クKの膨らみを示す。この図6に示すカートン・ブラン
クKは、カートン・ブランク製造工場出荷時の状態を示
し、縦折り罫に従って平坦に折り畳まれ、胴貼りされて
いる。このようなカートン・ブランクKは、飲料充填工
場において成形され、中に飲料が充填され、密封され
る。
示す。図6ではカートン・ブランクKの一例として、ゲ
ーベルトップ型紙容器のカートン・ブランクKが示され
ている。該図において、Tはこのカートン・ブランクK
のトップ部、Bはボトム部、Hはこのカートン・ブラン
クKの膨らみを示す。この図6に示すカートン・ブラン
クKは、カートン・ブランク製造工場出荷時の状態を示
し、縦折り罫に従って平坦に折り畳まれ、胴貼りされて
いる。このようなカートン・ブランクKは、飲料充填工
場において成形され、中に飲料が充填され、密封され
る。
【0008】カートン・ブランクKは、1枚の厚紙をベ
ースとするシート素材を裁断し、縦折り罫に従って折っ
て、胴貼りしたものであるから、図6に示すように平ら
に折り畳んでもフラッフと呼ばれる膨らみHが生じてい
る。このため、段ボール箱D内では、多数枚重ねて収納
されその膨らみHの空気が押し出された平らな状態で収
納されている各カートン・ブランクKにも、元のフラッ
フ状態に戻ろうとする力が常に働いている。これは、段
ボール箱Dの各開封面E1,E2を押し開こうとする力
が常に存在していることを意味している。
ースとするシート素材を裁断し、縦折り罫に従って折っ
て、胴貼りしたものであるから、図6に示すように平ら
に折り畳んでもフラッフと呼ばれる膨らみHが生じてい
る。このため、段ボール箱D内では、多数枚重ねて収納
されその膨らみHの空気が押し出された平らな状態で収
納されている各カートン・ブランクKにも、元のフラッ
フ状態に戻ろうとする力が常に働いている。これは、段
ボール箱Dの各開封面E1,E2を押し開こうとする力
が常に存在していることを意味している。
【0009】次に、段ボール箱Dの各開封面E1,E2
が開封され、中身のカートン・ブランクKが充填機に供
給されるまでの工程を、図に従って説明する。
が開封され、中身のカートン・ブランクKが充填機に供
給されるまでの工程を、図に従って説明する。
【0010】図7は、段ボール箱Dの開封面E1の図で
ある。図において、C1,C2,C3は段ボール箱自動
開封装置のカッターの切り目、Qは段ボール箱Dの角で
ある。
ある。図において、C1,C2,C3は段ボール箱自動
開封装置のカッターの切り目、Qは段ボール箱Dの角で
ある。
【0011】段ボール箱Dは、中身のカートン・ブラン
クKを充填機に供給するため図示しない段ボール箱自動
供給装置に掛けられており、特願昭61−154665
号等に記載された段ボール箱開封装置が上述の自動供給
装置の一部として自動的に段ボール箱Dの開封を行う。
クKを充填機に供給するため図示しない段ボール箱自動
供給装置に掛けられており、特願昭61−154665
号等に記載された段ボール箱開封装置が上述の自動供給
装置の一部として自動的に段ボール箱Dの開封を行う。
【0012】段ボール箱開封装置のカッターにより切り
目が入れられるのは、切り目C1〜C3で示された箇所
である。段ボール箱開封装置においては、先ず図9に示
される横カッターCT1,CT2が段ボール箱Dの蓋パ
ネルF3,F4上で、且つ横折り罫Kyの近傍の、しか
もこの横折り罫Kyに平行に接着テープG1の上下を切
り目C1,C2で示すように切断する。次に、図示しな
い縦カッターによって蓋パネルF1,F2の間に跨って
接着された接着テープG1の中央を切り目C3として示
すように切断する。
目が入れられるのは、切り目C1〜C3で示された箇所
である。段ボール箱開封装置においては、先ず図9に示
される横カッターCT1,CT2が段ボール箱Dの蓋パ
ネルF3,F4上で、且つ横折り罫Kyの近傍の、しか
もこの横折り罫Kyに平行に接着テープG1の上下を切
り目C1,C2で示すように切断する。次に、図示しな
い縦カッターによって蓋パネルF1,F2の間に跨って
接着された接着テープG1の中央を切り目C3として示
すように切断する。
【0013】図8は、段ボール箱開封装置上において、
段ボール箱Dから中身のカートン・ブランクKを押し出
そうとするところを示す斜視図である。この図におい
て、Pは段ボール箱開封装置のプッシャー、Y1〜Y4
は各蓋パネルF1〜F4が開く方向を示す矢印である。
開封面E1,E2を共に開封した後、開封面E2からプ
ッシャーPにより中身のカートン・ブランクKを図で手
前側に押し出して充填機に供給する。接着テープG1,
G2の切断直後には、カートン・ブランクKの膨らみH
を回復しようとする回復力により、各蓋パネルF1〜F
4は自然に矢印Y1〜Y4で示した方向に開こうとす
る。
段ボール箱Dから中身のカートン・ブランクKを押し出
そうとするところを示す斜視図である。この図におい
て、Pは段ボール箱開封装置のプッシャー、Y1〜Y4
は各蓋パネルF1〜F4が開く方向を示す矢印である。
開封面E1,E2を共に開封した後、開封面E2からプ
ッシャーPにより中身のカートン・ブランクKを図で手
前側に押し出して充填機に供給する。接着テープG1,
G2の切断直後には、カートン・ブランクKの膨らみH
を回復しようとする回復力により、各蓋パネルF1〜F
4は自然に矢印Y1〜Y4で示した方向に開こうとす
る。
【0014】図9は、段ボール箱開封装置上の段ボール
箱Dの蓋パネルF1側の側面図である。該図において、
CT1,CT2は接着テープG1を切断する横カッタ
ー、A1は蓋パネルF3,F4と接着テープG1との間
の空間である。図示のように、この段ボール箱Dにおい
ては、蓋パネルF1(F2)が先端で僅かに突出してお
り、また蓋パネルF1(F2)自体もある程度の厚さを
有しているため、蓋パネルF1,F2の内側に折り畳ま
れている蓋パネルF3,F4と接着テープG1との間に
空間A1が形成され、この空間A1により蓋パネルF
3,F4と接着テープG1に未接着領域ができる。
箱Dの蓋パネルF1側の側面図である。該図において、
CT1,CT2は接着テープG1を切断する横カッタ
ー、A1は蓋パネルF3,F4と接着テープG1との間
の空間である。図示のように、この段ボール箱Dにおい
ては、蓋パネルF1(F2)が先端で僅かに突出してお
り、また蓋パネルF1(F2)自体もある程度の厚さを
有しているため、蓋パネルF1,F2の内側に折り畳ま
れている蓋パネルF3,F4と接着テープG1との間に
空間A1が形成され、この空間A1により蓋パネルF
3,F4と接着テープG1に未接着領域ができる。
【0015】横カッターCT1,CT2は、段ボール箱
D内に収納されているカートン・ブランクKを傷つけな
い深さで、また接着テープG1を段ボール箱Dの表面に
押し付けることにならない角度をもって、空間A1上で
接着テープG1のみを切断する。その後に、図示しない
縦カッターにより接着テープG1がその幅方向の中央部
で切断される。
D内に収納されているカートン・ブランクKを傷つけな
い深さで、また接着テープG1を段ボール箱Dの表面に
押し付けることにならない角度をもって、空間A1上で
接着テープG1のみを切断する。その後に、図示しない
縦カッターにより接着テープG1がその幅方向の中央部
で切断される。
【0016】図10は、段ボール箱開封装置上の段ボー
ル箱Dから中身のカートン・ブランクが飛び出した状態
を示す側面図である。該図において、BOは該段ボール
箱開封装置上で各カートン・ブランクKを支える支え板
である。
ル箱Dから中身のカートン・ブランクが飛び出した状態
を示す側面図である。該図において、BOは該段ボール
箱開封装置上で各カートン・ブランクKを支える支え板
である。
【0017】段ボール箱Dの前後の開封面E1,E2が
開かれ、開封面E2よりプッシャーPにより中身のカー
トン・ブランクKを押し出す直前に、各カートン・ブラ
ンクKはフラッフHの存在により自ら蓋パネルF1〜F
4を押し開いて外側に重なりながら倒れ出ようとする。
これは、以下に記述するように従来の段ボール箱Dの展
開構造が蓋パネルF1〜F4を開き易くしているからで
ある。このため支え板BOの作動前にカートン・ブラン
クKが倒れ出てしまうことがある。また、支え板BO
は、必ずしも全ての段ボール箱開封装置に設置されてい
ない。加えて、支え板BOはプッシャーP側には設置し
難いため、後方に控えているプッシャーPがカートン・
ブランクKを押し出す動作を始める前に、プッシャーP
側からカートン・ブランクKが倒れ出てきた場合、これ
を防止することができなかった。
開かれ、開封面E2よりプッシャーPにより中身のカー
トン・ブランクKを押し出す直前に、各カートン・ブラ
ンクKはフラッフHの存在により自ら蓋パネルF1〜F
4を押し開いて外側に重なりながら倒れ出ようとする。
これは、以下に記述するように従来の段ボール箱Dの展
開構造が蓋パネルF1〜F4を開き易くしているからで
ある。このため支え板BOの作動前にカートン・ブラン
クKが倒れ出てしまうことがある。また、支え板BO
は、必ずしも全ての段ボール箱開封装置に設置されてい
ない。加えて、支え板BOはプッシャーP側には設置し
難いため、後方に控えているプッシャーPがカートン・
ブランクKを押し出す動作を始める前に、プッシャーP
側からカートン・ブランクKが倒れ出てきた場合、これ
を防止することができなかった。
【0018】図11は、従来の段ボール箱Dの下方の展
開図を示している。上方の展開図も同様の構造になって
いる。この図11において、DO1〜DO4は段ボール
箱Dの胴部を構成する4枚の胴パネル、Ktは4枚の胴
パネルDO1〜DO4間の縦折り罫、Kyは各胴パネル
DO1〜DO4とこれに連設されている蓋パネルF1〜
F4との間の横折り罫、Kiは各蓋パネルF1〜F4同
士を区画する短い縦切り目、Nは隣接する蓋パネルF1
〜F4間の逃がし幅を示す。
開図を示している。上方の展開図も同様の構造になって
いる。この図11において、DO1〜DO4は段ボール
箱Dの胴部を構成する4枚の胴パネル、Ktは4枚の胴
パネルDO1〜DO4間の縦折り罫、Kyは各胴パネル
DO1〜DO4とこれに連設されている蓋パネルF1〜
F4との間の横折り罫、Kiは各蓋パネルF1〜F4同
士を区画する短い縦切り目、Nは隣接する蓋パネルF1
〜F4間の逃がし幅を示す。
【0019】従来の段ボール箱Dにおいては、平坦に折
り畳まれたカートン・ブランクK数百枚(例えば、普通
400枚)からなる重量が10数kgの中身が収納され
る。この段ボール箱Dの下方展開図においては、各蓋パ
ネルF1〜F4は縦切り目Kiによって区画されている
が、収納する中身の重量に耐えるよう段ボール箱Dは厚
みが厚い(普通2〜6mm)段ボール紙からなるので、
段ボール箱Dの各蓋パネルF1〜F4は、箱の形に成形
される工程において、直角に折られて角Qで互いに接す
る場合に、抵抗なく折ることができ、且つ角Qが直角と
なるように、これらの縦切り目Kiに段ボールシートの
厚さに見合う逃がし幅Nが設けられている。
り畳まれたカートン・ブランクK数百枚(例えば、普通
400枚)からなる重量が10数kgの中身が収納され
る。この段ボール箱Dの下方展開図においては、各蓋パ
ネルF1〜F4は縦切り目Kiによって区画されている
が、収納する中身の重量に耐えるよう段ボール箱Dは厚
みが厚い(普通2〜6mm)段ボール紙からなるので、
段ボール箱Dの各蓋パネルF1〜F4は、箱の形に成形
される工程において、直角に折られて角Qで互いに接す
る場合に、抵抗なく折ることができ、且つ角Qが直角と
なるように、これらの縦切り目Kiに段ボールシートの
厚さに見合う逃がし幅Nが設けられている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の段
ボール箱Dにおいては、4枚の蓋パネルF1〜F4の相
互の境界の縦切り目Kiが逃がし幅Nを有する結果、蓋
パネルF1〜F4が開き易くなっており、段ボール箱開
封装置の支え板BOの作動前において、接着テープG1
の切断と同時にこれらの蓋パネルF1〜F4が自然に開
いてしまい、図12に示すように中身のカートン・ブラ
ンクKが段ボール箱Dの外に倒れて出てしまう問題点が
あった。このような状態になると、段ボール箱開封装置
は以降の自動動作をとることができず、ひいてはその後
のカートン・ブランクKの成形、内容物の充填等の工程
を中断せざるを得なくなる問題点があった。
ボール箱Dにおいては、4枚の蓋パネルF1〜F4の相
互の境界の縦切り目Kiが逃がし幅Nを有する結果、蓋
パネルF1〜F4が開き易くなっており、段ボール箱開
封装置の支え板BOの作動前において、接着テープG1
の切断と同時にこれらの蓋パネルF1〜F4が自然に開
いてしまい、図12に示すように中身のカートン・ブラ
ンクKが段ボール箱Dの外に倒れて出てしまう問題点が
あった。このような状態になると、段ボール箱開封装置
は以降の自動動作をとることができず、ひいてはその後
のカートン・ブランクKの成形、内容物の充填等の工程
を中断せざるを得なくなる問題点があった。
【0021】また、図13に従来の段ボール箱Dの開封
面を示すように、蓋パネルF1,F2の上下の辺が斜め
になっているので、開封面E1の上下端寄りの箇所にお
いて内側の蓋パネルF3,F4が大きく露出し、その結
果、領域Rの部位で蓋パネルF3,F4と接着テープG
1が接着することがあり、縦カッターが接着テープG1
をその幅方向の中央に沿って切断しても、開封面E1,
E2が開かず、プッシャーPによって各カートン・ブラ
ンクKを押し出すことができないことがあった。
面を示すように、蓋パネルF1,F2の上下の辺が斜め
になっているので、開封面E1の上下端寄りの箇所にお
いて内側の蓋パネルF3,F4が大きく露出し、その結
果、領域Rの部位で蓋パネルF3,F4と接着テープG
1が接着することがあり、縦カッターが接着テープG1
をその幅方向の中央に沿って切断しても、開封面E1,
E2が開かず、プッシャーPによって各カートン・ブラ
ンクKを押し出すことができないことがあった。
【0022】これは図11において、切り目Kiに逃が
し幅Nが設けられており、蓋パネルF1〜F4が容易に
折り罫から開き易くなっているため、接着テープG1で
接着されている蓋パネルF1,F2により押さえられて
いるにも拘らず、蓋パネルF3,F4が収納された各カ
ートン・ブランクKの膨らみHを回復しようとする回復
力をうけ、必要程度以上に手前に突出してしまうからで
ある。このように蓋パネルF3,F4が手前に突出して
いると、これら蓋パネルF3,F4が接着テープG1に
接着する現象は、該段ボール箱Dが流通段階にある間に
生ずる他に、該段ボール箱Dの開封面E1に貼り付けら
れている接着テープG1を、段ボール箱開封装置のカッ
ターで切断する時にも、接着テープG1がカッターによ
りパネルF3,F4に押し付けられて生ずる場合があ
る。
し幅Nが設けられており、蓋パネルF1〜F4が容易に
折り罫から開き易くなっているため、接着テープG1で
接着されている蓋パネルF1,F2により押さえられて
いるにも拘らず、蓋パネルF3,F4が収納された各カ
ートン・ブランクKの膨らみHを回復しようとする回復
力をうけ、必要程度以上に手前に突出してしまうからで
ある。このように蓋パネルF3,F4が手前に突出して
いると、これら蓋パネルF3,F4が接着テープG1に
接着する現象は、該段ボール箱Dが流通段階にある間に
生ずる他に、該段ボール箱Dの開封面E1に貼り付けら
れている接着テープG1を、段ボール箱開封装置のカッ
ターで切断する時にも、接着テープG1がカッターによ
りパネルF3,F4に押し付けられて生ずる場合があ
る。
【0023】本発明の目的は、蓋パネルが自然に開いて
しまうのを防止し、自動開封装置においてカートン・ブ
ランクをスムーズに取り出すことのできる段ボール箱を
提供することにある。
しまうのを防止し、自動開封装置においてカートン・ブ
ランクをスムーズに取り出すことのできる段ボール箱を
提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、所
期の目的を達成する請求項1に記載の発明は、展開形状
において縦折り罫を介して横方向に連設される4枚の胴
部パネルと、これら4枚の胴部パネルの上下に横折り罫
を介して連設されて相互間が切れ目によって区画されて
いる各4枚の蓋パネルとを有する段ボール箱において、
前記各4枚の蓋パネル間の各切れ目を構成する各4枚の
蓋パネルの辺のうち、外側に位置することになる2枚の
蓋パネルの辺は、前記縦折り罫の端部を基部として該縦
折り罫の延長線と一致する突出辺部が前記基部から所定
寸法だけ形成され、また、内側に位置することになる2
枚の蓋パネルの辺は、前記縦折り罫の端部を基部とし
て、該基部から縦折り罫の延長線の内側に傾斜するよう
に形成され、前記各4枚の蓋パネルの辺の基部間に段ボ
ールシートの厚みに合わせて通常設けられている逃がし
幅を有さず、出来上った段ボール箱の各角部で隣接する
前記各蓋パネルの辺の基部付近同士が摩擦的に接触し合
う状態になっていることを特徴とする。
期の目的を達成する請求項1に記載の発明は、展開形状
において縦折り罫を介して横方向に連設される4枚の胴
部パネルと、これら4枚の胴部パネルの上下に横折り罫
を介して連設されて相互間が切れ目によって区画されて
いる各4枚の蓋パネルとを有する段ボール箱において、
前記各4枚の蓋パネル間の各切れ目を構成する各4枚の
蓋パネルの辺のうち、外側に位置することになる2枚の
蓋パネルの辺は、前記縦折り罫の端部を基部として該縦
折り罫の延長線と一致する突出辺部が前記基部から所定
寸法だけ形成され、また、内側に位置することになる2
枚の蓋パネルの辺は、前記縦折り罫の端部を基部とし
て、該基部から縦折り罫の延長線の内側に傾斜するよう
に形成され、前記各4枚の蓋パネルの辺の基部間に段ボ
ールシートの厚みに合わせて通常設けられている逃がし
幅を有さず、出来上った段ボール箱の各角部で隣接する
前記各蓋パネルの辺の基部付近同士が摩擦的に接触し合
う状態になっていることを特徴とする。
【0025】かかる構成から、段ボール箱自動開封装置
上で開封面の外側の蓋パネルに接着している接着テープ
をカッターで切断し内側の蓋パネルの押さえを解いて
も、封止状態で隣接する各蓋パネルの辺の基部付近同士
が摩擦的に接触しているので、その摩擦抵抗が蓋パネル
の開きを阻止する抵抗となって働き、蓋パネルは自然に
開かず、中身のカートン・ブランクが倒れて飛び出さな
いように保持することができる。また、前記のように、
封止状態で隣接する各蓋パネルの辺の基部付近同士が摩
擦的に接触しているので、封止時に、例えば中身のカー
トン・ブランクが膨らみを回復しようとして蓋パネルに
対して内側から圧力を及ぼしても、その摩擦抵抗により
蓋パネルが外側に突き出ることが阻止され、内側の蓋パ
ネルと接着テープとの間の空間を確保でき、内側の蓋パ
ネルと接着テープとの接着が防止され、前記接着による
障害を防ぐことができる。
上で開封面の外側の蓋パネルに接着している接着テープ
をカッターで切断し内側の蓋パネルの押さえを解いて
も、封止状態で隣接する各蓋パネルの辺の基部付近同士
が摩擦的に接触しているので、その摩擦抵抗が蓋パネル
の開きを阻止する抵抗となって働き、蓋パネルは自然に
開かず、中身のカートン・ブランクが倒れて飛び出さな
いように保持することができる。また、前記のように、
封止状態で隣接する各蓋パネルの辺の基部付近同士が摩
擦的に接触しているので、封止時に、例えば中身のカー
トン・ブランクが膨らみを回復しようとして蓋パネルに
対して内側から圧力を及ぼしても、その摩擦抵抗により
蓋パネルが外側に突き出ることが阻止され、内側の蓋パ
ネルと接着テープとの間の空間を確保でき、内側の蓋パ
ネルと接着テープとの接着が防止され、前記接着による
障害を防ぐことができる。
【0026】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の前記外側に位置することになる2枚の蓋パネルの辺
は、該辺の基部側に形成されている突出辺部の先の部分
が前記縦折り罫の延長線にほぼ並行で且つ延長線に隣接
するように形成されていることを特徴とする。
の前記外側に位置することになる2枚の蓋パネルの辺
は、該辺の基部側に形成されている突出辺部の先の部分
が前記縦折り罫の延長線にほぼ並行で且つ延長線に隣接
するように形成されていることを特徴とする。
【0027】かかる構成から、内側に折り込まれた蓋パ
ネルはその殆どが外側に折り畳まれる蓋パネルにより覆
われ、内側の蓋パネルの露出部分は僅かであるといった
ことから、外側の蓋パネルに接着している接着テープと
内側の蓋パネルとの接着が防止され、前記接着による障
害をより確実に防ぐことができる。
ネルはその殆どが外側に折り畳まれる蓋パネルにより覆
われ、内側の蓋パネルの露出部分は僅かであるといった
ことから、外側の蓋パネルに接着している接着テープと
内側の蓋パネルとの接着が防止され、前記接着による障
害をより確実に防ぐことができる。
【0028】請求項3に記載の発明は、展開形状におい
て縦折り罫を介して横方向に連設される4枚の胴部パネ
ルと、これら4枚の胴部パネルの上下に横折り罫を介し
て連設されて相互間が切れ目によって区画されている各
4枚の蓋パネルとを有する段ボール箱において、前記各
4枚の蓋パネルの前記各切れ目が段ボールシートの厚み
に合わせて通常設けられている逃がし幅を有し、前記各
4枚の蓋パネルにおける前記各切れ目をそれぞれ構成す
る対向する辺の少なくとも一方には胴部パネルに近接し
て前記逃がし幅を塞ぐ小突片が形成され、出来上った段
ボール箱の各角部或いは各角部近傍で、隣接する前記蓋
パネルの小突片と蓋パネルもしくはその蓋パネルの小突
片とが又は隣接する蓋パネルの小突片と胴部パネルとが
摩擦的に接触し合う状態になっていることを特徴とす
る。
て縦折り罫を介して横方向に連設される4枚の胴部パネ
ルと、これら4枚の胴部パネルの上下に横折り罫を介し
て連設されて相互間が切れ目によって区画されている各
4枚の蓋パネルとを有する段ボール箱において、前記各
4枚の蓋パネルの前記各切れ目が段ボールシートの厚み
に合わせて通常設けられている逃がし幅を有し、前記各
4枚の蓋パネルにおける前記各切れ目をそれぞれ構成す
る対向する辺の少なくとも一方には胴部パネルに近接し
て前記逃がし幅を塞ぐ小突片が形成され、出来上った段
ボール箱の各角部或いは各角部近傍で、隣接する前記蓋
パネルの小突片と蓋パネルもしくはその蓋パネルの小突
片とが又は隣接する蓋パネルの小突片と胴部パネルとが
摩擦的に接触し合う状態になっていることを特徴とす
る。
【0029】かかる構成から、段ボール箱自動開封装置
上で開封面の外側の蓋パネルに接着している接着テープ
をカッターで切断し内側の蓋パネルの押さえを解いて
も、隣接する前記蓋パネルの小突片と蓋パネル若しくは
その蓋パネルの小突片とが又は隣接する蓋パネルの小突
片と胴部パネルとが摩擦的に接触しているので、その摩
擦抵抗が蓋パネルの開きを阻止する抵抗となって働き、
蓋パネルは自然に開かず、中身のカートン・ブランクが
倒れて飛び出さないように保持することができる。ま
た、前記のように、封止状態で隣接する前記蓋パネルの
小突片と蓋パネルもしくはその蓋パネルの小突片とが又
は隣接する蓋パネルの小突片と胴部パネルとが摩擦的に
接触しているので、封止時に、例えば中身のカートン・
ブランクが膨らみを回復しようとして蓋パネルに対して
内側から圧力を及ぼしても、その摩擦抵抗により蓋パネ
ルが外側に突き出ることが阻止され、内側の蓋パネルと
接着テープとの間の空間を確保でき、内側の蓋パネルと
接着テープとの接着が防止され、前記接着による障害を
防ぐことができる。
上で開封面の外側の蓋パネルに接着している接着テープ
をカッターで切断し内側の蓋パネルの押さえを解いて
も、隣接する前記蓋パネルの小突片と蓋パネル若しくは
その蓋パネルの小突片とが又は隣接する蓋パネルの小突
片と胴部パネルとが摩擦的に接触しているので、その摩
擦抵抗が蓋パネルの開きを阻止する抵抗となって働き、
蓋パネルは自然に開かず、中身のカートン・ブランクが
倒れて飛び出さないように保持することができる。ま
た、前記のように、封止状態で隣接する前記蓋パネルの
小突片と蓋パネルもしくはその蓋パネルの小突片とが又
は隣接する蓋パネルの小突片と胴部パネルとが摩擦的に
接触しているので、封止時に、例えば中身のカートン・
ブランクが膨らみを回復しようとして蓋パネルに対して
内側から圧力を及ぼしても、その摩擦抵抗により蓋パネ
ルが外側に突き出ることが阻止され、内側の蓋パネルと
接着テープとの間の空間を確保でき、内側の蓋パネルと
接着テープとの接着が防止され、前記接着による障害を
防ぐことができる。
【0030】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の前記外側に位置することになる2枚の蓋パネルの辺
が、前記縦折り罫の延長線にほぼ並行で且つ延長線に隣
接するように形成されていることを特徴とする。
の前記外側に位置することになる2枚の蓋パネルの辺
が、前記縦折り罫の延長線にほぼ並行で且つ延長線に隣
接するように形成されていることを特徴とする。
【0031】かかる構成から、内側に折り込まれた蓋パ
ネルはその殆どが外側に折り畳まれる蓋パネルにより覆
われ、内側の蓋パネルの露出部分は僅かであるといった
ことから、外側の蓋パネルに接着している接着テープと
内側の蓋パネルとの接着が防止され、前記接着による障
害をより確実に防ぐことができる。
ネルはその殆どが外側に折り畳まれる蓋パネルにより覆
われ、内側の蓋パネルの露出部分は僅かであるといった
ことから、外側の蓋パネルに接着している接着テープと
内側の蓋パネルとの接着が防止され、前記接着による障
害をより確実に防ぐことができる。
【0032】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る段ボール箱
における実施の形態の第1例における下方展開図であ
る。なお、前述した図3〜図13と対応する部分には、
同一符号を付けて示している。
における実施の形態の第1例における下方展開図であ
る。なお、前述した図3〜図13と対応する部分には、
同一符号を付けて示している。
【0033】本例の段ボール箱D1は、展開形状におい
て縦折り罫Ktを介して横方向に連設される4枚の胴部
パネルDO1,DO2,DO3,DO4と、これら4枚
の胴部パネルDO1〜DO4の上下に横折り罫Kyを介
して連設されて相互間が切れ目K2によって区画されて
いる各4枚の蓋パネルF1,F2,F3,F4とを有し
ている。
て縦折り罫Ktを介して横方向に連設される4枚の胴部
パネルDO1,DO2,DO3,DO4と、これら4枚
の胴部パネルDO1〜DO4の上下に横折り罫Kyを介
して連設されて相互間が切れ目K2によって区画されて
いる各4枚の蓋パネルF1,F2,F3,F4とを有し
ている。
【0034】前記各4枚の蓋パネルF1〜F4間の各切
れ目K1を構成する各4枚の蓋パネルF1〜F4の辺L
1,L2,L3,L4のうち、外側に位置することにな
る2枚の蓋パネルF1,F2の辺L1,L2は、前記縦
折り罫Ktの端部を基部として該縦折り罫Ktの延長線
と一致する突出辺部Lt1,Lt2が前記基部から所定
寸法だけ形成されている。
れ目K1を構成する各4枚の蓋パネルF1〜F4の辺L
1,L2,L3,L4のうち、外側に位置することにな
る2枚の蓋パネルF1,F2の辺L1,L2は、前記縦
折り罫Ktの端部を基部として該縦折り罫Ktの延長線
と一致する突出辺部Lt1,Lt2が前記基部から所定
寸法だけ形成されている。
【0035】更に、前記外側に位置することになる2枚
の蓋パネルF1,F2の辺L1,L2は、該辺L1,L
2の基部側に形成されている突出辺部Lt1,Lt2の
先の部分が前記縦折り罫Ktの延長線にほぼ並行で且つ
延長線に隣接する(本例では前記縦折り罫Ktの延長線
より若干内側(概ね1センチメートル以下))ように形
成されている。
の蓋パネルF1,F2の辺L1,L2は、該辺L1,L
2の基部側に形成されている突出辺部Lt1,Lt2の
先の部分が前記縦折り罫Ktの延長線にほぼ並行で且つ
延長線に隣接する(本例では前記縦折り罫Ktの延長線
より若干内側(概ね1センチメートル以下))ように形
成されている。
【0036】また、前記蓋パネルF1,F2の内側に折
り込まれる2枚の蓋パネルF3,F4の辺L3,L4
は、前記縦折り罫Ktの端部を基部として、該基部から
縦折り罫Ktの延長線の内側に傾斜するように形成さ
れ、前記各4枚の蓋パネルF1〜F4の辺L1〜L4の
基部間に段ボールシートの厚みに合わせて通常設けられ
ている逃がし幅Nを有さず、出来上った段ボール箱の各
角部Qで隣接する前記各蓋パネルF1〜F4の辺L1〜
L4の基部付近同士が摩擦的に接触し合う状態になって
いる。その他の構成は、前述した図3〜図13とほぼ同
様になっている。
り込まれる2枚の蓋パネルF3,F4の辺L3,L4
は、前記縦折り罫Ktの端部を基部として、該基部から
縦折り罫Ktの延長線の内側に傾斜するように形成さ
れ、前記各4枚の蓋パネルF1〜F4の辺L1〜L4の
基部間に段ボールシートの厚みに合わせて通常設けられ
ている逃がし幅Nを有さず、出来上った段ボール箱の各
角部Qで隣接する前記各蓋パネルF1〜F4の辺L1〜
L4の基部付近同士が摩擦的に接触し合う状態になって
いる。その他の構成は、前述した図3〜図13とほぼ同
様になっている。
【0037】かかる構成から、段ボール箱自動開封装置
上で開封面E1,E2の外側の蓋パネルF1,F2に接
着している接着テープG1をカッターで切断し内側の蓋
パネルF3,F4の押さえを解いても、封止状態で隣接
する各蓋パネルF1〜F4の辺L1〜L4の基部付近同
士が摩擦的に接触しているので、その摩擦抵抗が蓋パネ
ルF1〜F4の開きを阻止する抵抗となって働き、蓋パ
ネルF1〜F4は自然に開かず、中身のカートン・ブラ
ンクが倒れて飛び出さないように保持することができ
る。
上で開封面E1,E2の外側の蓋パネルF1,F2に接
着している接着テープG1をカッターで切断し内側の蓋
パネルF3,F4の押さえを解いても、封止状態で隣接
する各蓋パネルF1〜F4の辺L1〜L4の基部付近同
士が摩擦的に接触しているので、その摩擦抵抗が蓋パネ
ルF1〜F4の開きを阻止する抵抗となって働き、蓋パ
ネルF1〜F4は自然に開かず、中身のカートン・ブラ
ンクが倒れて飛び出さないように保持することができ
る。
【0038】また、前記のように、封止状態で隣接する
各蓋パネルF1〜F4の辺L1〜L4の基部付近同士が
摩擦的に接触しているので、封止時に、例えば中身のカ
ートン・ブランクが膨らみを回復しようとして蓋パネル
F1〜F4に対して内側から圧力を及ぼしても、その摩
擦抵抗により蓋パネルF1〜F4が外側に突き出ること
が阻止され、内側の蓋パネルF3,F4と接着テープG
1との間の空間A1を確保でき、内側の蓋パネルF3,
F4と接着テープG1との接着が防止され、前記接着に
よる障害を防ぐことができる。
各蓋パネルF1〜F4の辺L1〜L4の基部付近同士が
摩擦的に接触しているので、封止時に、例えば中身のカ
ートン・ブランクが膨らみを回復しようとして蓋パネル
F1〜F4に対して内側から圧力を及ぼしても、その摩
擦抵抗により蓋パネルF1〜F4が外側に突き出ること
が阻止され、内側の蓋パネルF3,F4と接着テープG
1との間の空間A1を確保でき、内側の蓋パネルF3,
F4と接着テープG1との接着が防止され、前記接着に
よる障害を防ぐことができる。
【0039】また、前記外側に位置することになる2枚
の蓋パネルF1,F2の辺L1,L2は、該辺L1,L
2の基部側に形成されている突出辺部Lt1,Lt2の
先の部分が前記縦折り罫Ktの延長線にほぼ並行で且つ
延長線に隣接するように形成されているので、内側に折
り込まれた蓋パネルF3,F4はその殆どが外側に折り
畳まれる蓋パネルF1,F2により覆われ、内側の蓋パ
ネルF3,F4の露出部分は僅かであるといったことか
ら、外側の蓋パネルF1,F2に接着している接着テー
プG1と内側の蓋パネルF3,F4との接着が防止さ
れ、前記接着による障害をより確実に防ぐことができ
る。
の蓋パネルF1,F2の辺L1,L2は、該辺L1,L
2の基部側に形成されている突出辺部Lt1,Lt2の
先の部分が前記縦折り罫Ktの延長線にほぼ並行で且つ
延長線に隣接するように形成されているので、内側に折
り込まれた蓋パネルF3,F4はその殆どが外側に折り
畳まれる蓋パネルF1,F2により覆われ、内側の蓋パ
ネルF3,F4の露出部分は僅かであるといったことか
ら、外側の蓋パネルF1,F2に接着している接着テー
プG1と内側の蓋パネルF3,F4との接着が防止さ
れ、前記接着による障害をより確実に防ぐことができ
る。
【0040】図2は、本発明に係る段ボール箱における
実施の形態の第2例における下方展開図である。なお、
前述した図1及び図3〜図13と対応する部分には、同
一符号を付けて示している。
実施の形態の第2例における下方展開図である。なお、
前述した図1及び図3〜図13と対応する部分には、同
一符号を付けて示している。
【0041】本例の段ボール箱D2においては、各4枚
の蓋パネルF1〜F4の各切れ目K2は段ボールシート
の厚みに合わせて通常設けられている逃がし幅Nを有し
ている。この逃がし幅Nを有している各切れ目K2を構
成する各4枚の蓋パネルF1〜F4の各辺L1〜L4に
は、胴部パネルDO1〜DO4に近接して前記逃がし幅
Nを塞ぐ小突片S1〜S4が形成され、出来上った段ボ
ール箱D3の各角部Q或いは各角部Q近傍で隣接する前
記各蓋パネルF1〜F4の小突片S1〜S4同士又は隣
接する蓋パネルF1〜F4の小突片S1〜S4と胴部パ
ネルDO1〜DO4とが摩擦的に接触し合う状態になっ
ている。
の蓋パネルF1〜F4の各切れ目K2は段ボールシート
の厚みに合わせて通常設けられている逃がし幅Nを有し
ている。この逃がし幅Nを有している各切れ目K2を構
成する各4枚の蓋パネルF1〜F4の各辺L1〜L4に
は、胴部パネルDO1〜DO4に近接して前記逃がし幅
Nを塞ぐ小突片S1〜S4が形成され、出来上った段ボ
ール箱D3の各角部Q或いは各角部Q近傍で隣接する前
記各蓋パネルF1〜F4の小突片S1〜S4同士又は隣
接する蓋パネルF1〜F4の小突片S1〜S4と胴部パ
ネルDO1〜DO4とが摩擦的に接触し合う状態になっ
ている。
【0042】また、前記外側に位置することになる2枚
の蓋パネルのF1,F2の辺L1,L2は、前記縦折り
罫Ktの延長線にほぼ並行で且つ延長線に隣接する(本
例では前記縦折り罫Ktの延長線より若干内側(概ね1
センチメートル以下))ように形成されている。その他
の構成は、前述した図3〜図13とほぼ同様になってい
る。
の蓋パネルのF1,F2の辺L1,L2は、前記縦折り
罫Ktの延長線にほぼ並行で且つ延長線に隣接する(本
例では前記縦折り罫Ktの延長線より若干内側(概ね1
センチメートル以下))ように形成されている。その他
の構成は、前述した図3〜図13とほぼ同様になってい
る。
【0043】かかる構成から、段ボール箱自動開封装置
上で開封面E1,E2の外側の蓋パネルF1,F2に接
着している接着テープG1をカッターで切断し内側の蓋
パネルF3,F4の押さえを解いても、隣接する前記蓋
パネルF1〜F4の小突片S1〜S4同士又は隣接する
蓋パネルF1〜F4の小突片S1〜S4と胴部パネルD
O1〜DO4とが摩擦的に接触しているので、その摩擦
抵抗が蓋パネルF1〜F4の開きを阻止する抵抗となっ
て働き、蓋パネルF1〜F4は自然に開かず、中身のカ
ートン・ブランクが倒れて飛び出さないように保持する
ことができる。
上で開封面E1,E2の外側の蓋パネルF1,F2に接
着している接着テープG1をカッターで切断し内側の蓋
パネルF3,F4の押さえを解いても、隣接する前記蓋
パネルF1〜F4の小突片S1〜S4同士又は隣接する
蓋パネルF1〜F4の小突片S1〜S4と胴部パネルD
O1〜DO4とが摩擦的に接触しているので、その摩擦
抵抗が蓋パネルF1〜F4の開きを阻止する抵抗となっ
て働き、蓋パネルF1〜F4は自然に開かず、中身のカ
ートン・ブランクが倒れて飛び出さないように保持する
ことができる。
【0044】また、前記のように、封止状態で隣接する
前記蓋パネルF1〜F4の小突片S1〜S4同士又は隣
接する蓋パネルF1〜F4の小突片S1〜S4と胴部パ
ネルDO1〜DO4とが摩擦的に接触しているので、封
止時に、例えば中身のカートン・ブランクが膨らみを回
復しようとして蓋パネルF1〜F4に対して内側から圧
力を及ぼしても、その摩擦抵抗により蓋パネルF1〜F
4が外側に突き出ることが阻止され、内側の蓋パネルF
3,F4と接着テープG1との間の空間A1を確保で
き、内側の蓋パネルF3,F4と接着テープG1との接
着が防止され、前記接着による障害を防ぐことができ
る。
前記蓋パネルF1〜F4の小突片S1〜S4同士又は隣
接する蓋パネルF1〜F4の小突片S1〜S4と胴部パ
ネルDO1〜DO4とが摩擦的に接触しているので、封
止時に、例えば中身のカートン・ブランクが膨らみを回
復しようとして蓋パネルF1〜F4に対して内側から圧
力を及ぼしても、その摩擦抵抗により蓋パネルF1〜F
4が外側に突き出ることが阻止され、内側の蓋パネルF
3,F4と接着テープG1との間の空間A1を確保で
き、内側の蓋パネルF3,F4と接着テープG1との接
着が防止され、前記接着による障害を防ぐことができ
る。
【0045】また、前記外側に位置することになる2枚
の蓋パネルのF1,F2の辺L1,L2は、前記縦折り
罫Ktの延長線にほぼ並行で且つ延長線に隣接するよう
に形成されているので、内側に折り込まれた蓋パネルF
3,F4はその殆どが外側に折り畳まれる蓋パネルF
1,F2により覆われ、内側の蓋パネルF3,F4の露
出部分は僅かであるといったことから、外側の蓋パネル
F1,F2に接着している接着テープG1と内側の蓋パ
ネルF3,F4との接着が防止され、前記接着による障
害をより確実に防ぐことができる。
の蓋パネルのF1,F2の辺L1,L2は、前記縦折り
罫Ktの延長線にほぼ並行で且つ延長線に隣接するよう
に形成されているので、内側に折り込まれた蓋パネルF
3,F4はその殆どが外側に折り畳まれる蓋パネルF
1,F2により覆われ、内側の蓋パネルF3,F4の露
出部分は僅かであるといったことから、外側の蓋パネル
F1,F2に接着している接着テープG1と内側の蓋パ
ネルF3,F4との接着が防止され、前記接着による障
害をより確実に防ぐことができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明に係る段ボール箱に
おいては、開封面で接着テープを切り離したときに蓋パ
ネルが自然に開かないので、段ボール箱自動開封装置の
支え板が支え位置に達する前に、或いはプッシャーが作
動開始する前に、中身の各カートン・ブランクが倒れて
出てくるのを防止でき、また、蓋パネルが接着テープで
封止されている間は、中身の各カートン・ブランクの復
元力によって該蓋パネルが開き気味になるのを抑制する
ことができるので、貯蔵運搬中に、或いは段ボール箱自
動開封装置のカッターが接着テープを切断する際に、蓋
パネルが接着テープに付着してしまうのを防止でき、段
ボール箱自動開封装置のプッシャーが作動した時には、
カートン・ブランクが支障なく段ボール箱から押し出さ
れることになり、従ってカートン・ブランクを充填機に
自動的に供給する機械が停止してしまうのを防止するこ
とができる。
おいては、開封面で接着テープを切り離したときに蓋パ
ネルが自然に開かないので、段ボール箱自動開封装置の
支え板が支え位置に達する前に、或いはプッシャーが作
動開始する前に、中身の各カートン・ブランクが倒れて
出てくるのを防止でき、また、蓋パネルが接着テープで
封止されている間は、中身の各カートン・ブランクの復
元力によって該蓋パネルが開き気味になるのを抑制する
ことができるので、貯蔵運搬中に、或いは段ボール箱自
動開封装置のカッターが接着テープを切断する際に、蓋
パネルが接着テープに付着してしまうのを防止でき、段
ボール箱自動開封装置のプッシャーが作動した時には、
カートン・ブランクが支障なく段ボール箱から押し出さ
れることになり、従ってカートン・ブランクを充填機に
自動的に供給する機械が停止してしまうのを防止するこ
とができる。
【図1】本発明に係る段ボール箱における実施の形態の
第1例における下方展開図である。
第1例における下方展開図である。
【図2】本発明に係る段ボール箱における実施の形態の
第2例における下方展開図である。
第2例における下方展開図である。
【図3】開封面が接着テープで接着された従来の段ボー
ル箱の斜視図である。
ル箱の斜視図である。
【図4】開封面が接着テープで接着されていない従来の
段ボール箱の斜視図である。
段ボール箱の斜視図である。
【図5】カートン・ブランクを多数枚重ねて収容してい
る従来の段ボール箱の横断面図である。
る従来の段ボール箱の横断面図である。
【図6】胴貼りして平坦に折り畳まれたカートン・ブラ
ンクの斜視図である。
ンクの斜視図である。
【図7】従来の段ボール箱の表側開封面の図である。
【図8】段ボール箱開封装置上において、段ボール箱か
ら中身のカートン・ブランクを押し出そうとするところ
を示す斜視図である。
ら中身のカートン・ブランクを押し出そうとするところ
を示す斜視図である。
【図9】段ボール箱開封装置上の段ボール箱の蓋パネル
側の側面図である。
側の側面図である。
【図10】段ボール箱開封装置上の段ボール箱から中身
のカートン・ブランクが飛び出して支え板で支えられて
いる状態を示す側面図である。
のカートン・ブランクが飛び出して支え板で支えられて
いる状態を示す側面図である。
【図11】従来の段ボール箱の下方の展開図である。
【図12】段ボール箱開封装置上の段ボール箱から中身
のカートン・ブランクが飛び出して倒れている状態を示
す側面図である。
のカートン・ブランクが飛び出して倒れている状態を示
す側面図である。
【図13】従来の段ボール箱の表側開封面の図である。
A1 蓋パネルと接着テープとの間の空間 B ボトム部 BO 支え板 CT1 ,CT2 横カッター C1,C2,C3 切り目 D,D1,D2 段ボール箱 DO1,DO2,DO3,DO4 胴パネル E1,E2 表側開封面 F1〜F4 蓋パネル G1,G2 接着テープ H 膨らみ K カートン・ブランク Ky 横折り罫 Ki 縦切り目 Kt 縦折り罫 K1,K2 切れ目 L1〜L4 蓋パネルの辺 Lt1〜Lt2 突出辺部 N 逃がし幅 P プッシャー Q 角部 S1〜S4 小突片 T トップ部 Y1〜Y4 蓋パネルF1〜F4の開く方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 5/42 B65D 5/02
Claims (4)
- 【請求項1】 展開形状において縦折り罫を介して横方
向に連設される4枚の胴部パネルと、これら4枚の胴部
パネルの上下に横折り罫を介して連設されて相互間が切
れ目によって区画されている各4枚の蓋パネルとを有す
る段ボール箱において、 前記各4枚の蓋パネル間の各切れ目を構成する各4枚の
蓋パネルの辺のうち、外側に位置することになる2枚の
蓋パネルの辺は、前記縦折り罫の端部を基部として該縦
折り罫の延長線と一致する突出辺部が前記基部から所定
寸法だけ形成され、また、内側に位置することになる2
枚の蓋パネルの辺は、前記縦折り罫の端部を基部とし
て、該基部から縦折り罫の延長線の内側に傾斜するよう
に形成され、前記各4枚の蓋パネルの辺の基部間に段ボ
ールシートの厚みに合わせて通常設けられている逃がし
幅を有さず、出来上った段ボール箱の各角部で隣接する
前記各蓋パネルの辺の基部付近同士が摩擦的に接触し合
う状態になっていることを特徴とする段ボール箱。 - 【請求項2】 前記外側に位置することになる2枚の蓋
パネルの辺は、該辺の基部側に形成されている突出辺部
の先の部分が前記縦折り罫の延長線にほぼ並行で且つ延
長線に隣接するように形成されていることを特徴とする
請求項1に記載の段ボール箱。 - 【請求項3】 展開形状において縦折り罫を介して横方
向に連設される4枚の胴部パネルと、これら4枚の胴部
パネルの上下に横折り罫を介して連設されて相互間が切
れ目によって区画されている各4枚の蓋パネルとを有す
る段ボール箱において、 前記各4枚の蓋パネルの前記各切れ目が段ボールシート
の厚みに合わせて通常設けられている逃がし幅を有し、
前記各4枚の蓋パネルにおける前記各切れ目をそれぞれ
構成する対向する辺の少なくとも一方には胴部パネルに
近接して前記逃がし幅を塞ぐ小突片が形成され、出来上
った段ボール箱の各角部或いは各角部近傍で、隣接する
前記蓋パネルの小突片と蓋パネルもしくはその蓋パネル
の小突片とが又は隣接する蓋パネルの小突片と胴部パネ
ルとが摩擦的に接触し合う状態になっていることを特徴
とする段ボール箱。 - 【請求項4】 前記外側に位置することになる2枚の蓋
パネルの辺が、前記縦折り罫の延長線にほぼ並行で且つ
延長線に隣接するように形成されていることを特徴とす
る請求項3に記載の段ボール箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09345899A JP3298841B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 段ボール箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09345899A JP3298841B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 段ボール箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000281049A JP2000281049A (ja) | 2000-10-10 |
| JP3298841B2 true JP3298841B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=14082897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP09345899A Expired - Fee Related JP3298841B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 段ボール箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3298841B2 (ja) |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP09345899A patent/JP3298841B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000281049A (ja) | 2000-10-10 |
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