JP3306480B2 - 熱輸送装置 - Google Patents
熱輸送装置Info
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Description
輸送性の粒子を液体に混濁させた混濁液を、ポンプ等を
用いて循環させながら熱輸送を行うのに好適な熱輸送装
置に関する。
ン粒子やアルミナ粒子等の比熱の大きな材料を用いた顕
熱蓄熱型粒子又は潜熱蓄熱材を、微小容器内又は被覆膜
内に封入したマイクロカプセルを、水又は油等の液体と
ともに循環パイプを通して受熱用熱交換器と放熱用熱交
換器との間を循環させて熱の輸送を行うシステムが知ら
れている。この熱輸送システムは、循環パイプ間にギヤ
ーポンプやスラリーポンプ等の循環ポンプを設け、循環
ポンプ内に粒子を含む混濁液を通して熱輸送していた。
しかし粒子が循環ポンプ内に入ると羽根やケーシング等
に衝突して羽根の摩耗や粒子の破損を起こす欠点があ
る。これを解决する一方法として特開昭62-272094号公
報に記載のものがある。これは循環パイプの一部に粒子
の通過を阻止するフィルタを設けた分岐管によって液体
のみをポンプによって吸引し、液体を元の循環パイプ内
に噴出することによって、粒子をポンプ内に直接流入さ
せないようにするものである。
っては、分岐管のフィルタに粒子が付着して目詰りし、
循環ポンプの循環量を低下させる問題点があった。
し、ポンプによる循環量の低下を防止することのできる
熱輸送装置を提供することにある。
め、本発明に係る熱輸送装置は、熱輸送性の粒子を液体
に混濁させた混濁液を循環して熱輸送する循環パイプ
と、該循環パイプに接続しポンプにより前記液体を吸引
しかつ噴出するバイパス管とを備えた熱輸送装置におい
て、前記バイパス管の吸引パイプを前記液体の流れ方向
に対向して開口させて前記循環パイプ内に挿着すると共
に、前記バイパス管の噴出パイプを前記液体の流れ方向
に開口させて前記循環パイプ内に挿着し、前記吸引パイ
プ及び前記噴出パイプを覆いかつ回転可能に前記吸引パ
イプと前記噴出パイプの支持部に軸支させてケーシング
を設け、前記吸引パイプの開口端面と前記噴出パイプの
開口端面の向かい合う位置の前記ケーシングに前記粒子
の通過を阻止するフィルタを設け、前記ケーシングは前
記吸引パイプ側に向かい合うフィルタを前記噴出パイプ
側へ移動させるよう回転可能に形成されてなることを特
徴とする。
混濁液を循環し熱輸送する循環パイプと、該循環パイプ
に接続しポンプにより前記液体を吸引しかつ噴出するバ
イパス管とを備えた熱輸送装置において、前記バイパス
管の吸引パイプと噴出パイプとを前記循環パイプ内に挿
着し、前記吸引パイプと前記噴出パイプの前記液体の流
れ方向を切換える流路切換装置を設け、前記吸引パイプ
の端部と前記噴出パイプの端部とに前記粒子の通過を阻
止するフィルタを設け、前記吸引パイプの端部と前記噴
出パイプの端部とに位置させて回動可能な蓋を設け、該
蓋は、前記流路切換装置により切換えられた液体の吐出
圧と該蓋に設けたおもりとのバランスで回動され、前記
吸入パイプ側の蓋はフィルタに平行となり、前記噴出パ
イプ側の蓋は前記噴出パイプから噴出される液体が循環
パイプ内の流れに合流するように傾くように形成されて
なることを特徴とする。
濁液を循環し熱輸送する循環パイプと、該循環パイプに
接続しポンプにより前記液体を吸引しかつ噴出するバイ
パス管とを備えた熱輸送装置において、前記バイパス管
の吸引パイプと噴出パイプとを前記循環パイプ内に挿着
し、前記吸引パイプの先端部にスリット付きの回転可能
な円錐型の回転体を設け、該回転体の外面に前記粒子の
通過を阻止する可撓性のフィルタを設け、前記回転体を
回転させる駆動源とを設けたことを特徴とする。
ポンプとよりなるバイパス管の吸引パイプを液体の流れ
方向に対向して開口させて循環パイプ内に挿着すると共
に、バイパス管の噴出パイプを液体の流れ方向に開口さ
せて循環パイプ内に挿着し、吸引パイプ及び噴出パイプ
を覆いかつ回転自在に吸引パイプ又は噴出パイプの支持
部に軸支させてケーシングを設け、吸引パイプの開口端
面と噴出パイプの開口端面の向かい合う位置のケーシン
グに粒子の通過を阻止するフィルタを設け、ケーシング
は吸引パイプ側に向かい合うフィルタを噴出パイプ側へ
移動させるよう回転可能に形成されてなるので、フィル
タに目詰りした粒子は噴出パイプからの吐出圧によりフ
ィルタより分離され、バイパス管内の液体の循環量の低
下に起因する循環パイプ内の混濁液の循環量の低下が防
止される。
がら説明する。図1及び図2に本実施例の構成図を示
す。図1及び図2に示すように、顕熱蓄熱型粒子又は潜
熱蓄熱材等を、微小容器内又は被覆膜内に封入した熱輸
送性の粒子3を液体32に混濁させた混濁液を循環し熱輸
送する循環パイプ2と、循環パイプ2に接続しポンプ5に
より液体32を吸引しかつ噴出するバイパス管24とを備え
た熱輸送装置であって、バイパス管24の吸引パイプ4及
び噴出パイプ6を循環パイプ2内に挿着し、循環パイプ2
の管壁に挿着され液体32の流れ方向に対向して開口する
吸引パイプ4と、循環パイプ2の管壁に挿着され液体32の
流れ方向に開口する噴出パイプ6とをポンプ5に接続し、
吸引パイプ4及び噴出パイプ6を覆いかつ回転自在に吸引
パイプ4又は噴出パイプ6の支持部25a,25bで軸支される
ケーシング25にフィルタ7を設けるとともに、ケーシン
グ25とともにフィルタ7を回転させて付着した粒子3を分
離する回転させる手段を付設し、回転させる手段は、液
体32の流れ方向に水車状に配置されかつフィルタ7の両
側面に固設されて液体32の運動エネルギーにより回転す
る左右2個の羽根8を具備している構成とする。
換器1bは、循環パイプ2によって循環路を形成して連結
されている。この循環パイプ2の途中には、吸引パイプ4
及び噴出パイプ6が循環パイプ2の流路に開口するように
設けてあり、吸引パイプ4及び噴出パイプ6はポンプ5を
設けたバイパス管24によって連結されている。また吸引
パイプ4と噴出パイプ6の端部の周りにはフィルタ7が設
けてある。図3は図2のa-a矢視図であり、図2及び
図3に示すように、吸引パイプ4と噴出パイプ6は、ケー
シング25によって覆われており、吸引パイプ4と噴出パ
イプ6の支持部25a,25bにより、ケーシング25が回転可能
に支持されている。吸引パイプ4の吸入口と噴出パイプ6
の噴出口は、好ましくは循環パイプ2の軸線方向に互い
に反対方向になるように設け、回転中心付近で対称的に
曲げるのがよい。このケーシング25には、吸引パイプ4
の吸引口端面と噴出パイプ6の噴出口端面の向い合う位
置に、粒子3の通過を阻止するフィルタ7が設けてある。
フィルタ7をケーシング25の外周全体に渡って設けても
かまわない。この実施例ではケーシング25を回転させる
ことによって、吸引パイプ4側のフィルタ7で目詰りした
粒子3を、噴出パイプ6からの噴流の吐出圧を利用して、
粒子3をフィルタ7より分離して目詰りを改善するもので
ある。
イプ2内の混濁液は、循環する過程において、受熱側熱
交換器1bで受熱し、放熱側熱交換器1aで放熱する。この
循環経路の途中で混濁液中の液体32は、フィルタ7を通
して吸引パイプ4よりポンプ5によって吸引され、バイパ
ス管24を経て噴出パイプ6から循環パイプ2内に再び戻さ
れる。このとき吸引パイプ4側で粒子3が目詰りしたフィ
ルタ7を、ケーシング25とともに回転させることによっ
て噴出パイプ6側へ移動させ、噴出パイプ6から噴出する
液体32の吐出圧によって粒子3を吹きとばす。循環パイ
プ2内に戻された液体32は、その周りの粒子3に、エネル
ギーを与えながら粒子3と一緒に循環パイプ2内を循環す
る。また本実施例では、ケーシング25の回転動力は、循
環パイプ2内の液体32の運動エネルギーによって、ケー
シング25に固定された羽根8に回転力を与えて得るよう
になっているが、外部から図示しないモータ(外部動
力)等を利用してケーシング25を回転してもよい。
説明する。図4は他の実施例の構成図である。この実施
例では、ケーシング25を回転させる手段として、噴出パ
イプ6内の液体32の運動エネルギーを利用して羽根8aを
回転させ、この回転力をかさ歯車等の歯車36,38を利用
してケーシング25に伝達させて回転させる構成である。
噴出パイプ6内の軸受部33によって回転可能に支持され
たシャフト35aと、吸引パイプ4外の軸受部34によって回
転可能に支持されているシャフト35とを有し、シャフト
35aに取り付けられた羽根8aが、噴出パイプ6内の噴流の
運動エネルギーによって回転する。これによって、歯車
36が回転し、それに連結されているシャフト37も歯車36
の軸心を中心として回転する。このときシャフト37の他
端に取り付けられている歯車38と噛み合っている内歯歯
車等の歯列39が回転するため、歯列39に一体に取付けら
れているケーシング25が回転を始める。
説明する。図5は、粒子の体積混合率が比較的小さい混
濁液の場合に有効な他の実施例の構成図である。吸引パ
イプ4に噴出パイプ6が挿通された2重管構造に、吸引パ
イプ4に連通する吸引孔4aと噴出パイプ6に連通する噴出
孔6aとを穿設した固定部40を固設し、固定部40に駆動源
29を内蔵するとともに吸引孔4aにセンサ31を設け、固定
部40の外周に、吸引孔4b及び噴出孔6bの各端面にフィル
タ7を設けた外側ローター16を回転自在に装着してい
る。吸引パイプ4側のフィルタ7における粒子3の目詰り
をセンサ31によって検出し、その信号を制御装置30に送
る。さらに制御装置30からの制御信号によってモータ等
の駆動源29を動作させ、間欠的に外側ローター16を回転
させる構成である。駆動源29から外側ローター16への駆
動力の伝達は、駆動源29の回転軸に取り付けられたプー
リー45と、外側ローター16の中心軸に固定されたプーリ
ー46とを連結しているVベルト44によって行われる。こ
れによって吸引パイプ4側で目詰りしたフィルタ7を、噴
出パイプ6側に移動して目詰りをフィルタ7より分離す
る。センサ31としては、吸引パイプ4内の圧力変動を検
出する圧力センサ等が適用される。また本実施例は、外
側ローター16の回転により、フィルタ7の目詰りを間欠
的に改善させるが、同一の循環パイプ2内に上記構成の
吸引パイプ4及び噴出パイプ6を複数個設けることによ
り、目詰りした粒子3の分離が連続的に行われることに
なる。
しながら説明する。図6及び図7は本実施例の構成図で
あり、フィルタ7に目詰りした粒子3を、噴出パイプ6か
らの吐出圧を利用して除去する実施例である。その手段
として、循環パイプ2の外側に設けたバイパス管24(図1
参照)における吸引パイプ4及び噴出パイプ6の端部10a(1
0b)を流れる液体32の流れ方向を切り換える構成であ
る。図6は端部10aが液体32を吸引している状態を示し
たものであり、シャフト11を中心として回動する可動蓋
13は、フィルタ7に対して平行になっている。また図7
は端部10aより液体32が噴出している状態を示したもの
であり、可動蓋13は図6に対して45度傾けられて位置が
変り、循環パイプ2内の主流からの端部10aへの混濁液の
流れを遮断する。またこの端部10aから噴出される液体3
2が、循環パイプ2内の液体32の流れにスムーズに合流す
るように働く。可動蓋13は、吸引パイプ4又は噴出パイ
プ6の断面形状より大きい断面形状を有してシャフト11
に支持される支持部材13aを備え、断面形状は平面又は
曲面で形成され、その外周は直線又は曲線形状である。
そして端部10a(10b)のフィルタ7の近傍にセンサ31と、
支持部材13aの両端に2個のおもり12とを設け、センサ3
1によりフィルタ7の目詰りを検出すると、例えば図8に
示す流路切換装置により流れ方向を切換えて吐出圧で可
動蓋13を傾け、液体32の吸入を遮断して粒子3を除去す
る。この際、フィルタ7が目詰りして吸入量が減少する
と各おもり12のバランスが崩れて可動蓋13が傾き易くな
るように各おもり12の位置及び重量等を調節するように
してもよい。
説明する。図8は、図6,図7に示す吸引パイプ兼噴出
パイプの端部10a,10bの流路切換装置の構成図である。
端部10a,10bの切換えは、フィルタ7の目詰り検出用のセ
ンサ31からの信号により、これに連なる制御装置30を経
由して外部駆動装置47によって、可動ローター14を90
度回転させることにより行なわれる。図9及び図10は
各々図8に示すA−A線断面図であり、図10は図9に
対して可動ローター14を90度回転させた状態を示して
いる。円環状の固定ローター15の断面のほぼ十字方向に
吸引パイプ兼噴出パイプの端部10a,10bと連通する4個
の連通孔15aが穿設され、その内面に各連通孔15aと連通
可能なX字状の2個の連通孔14aが穿設された円柱状の
可働ローター14が回転自在に挿着されている。この流路
切換装置により、循環パイプ2内の吸引パイプの端部10b
と噴出パイプの端部10a内の液体32の流れ方向を切換
え、フィルタ7に目詰りした粒子を液体の吐出圧で除去
することができる。
ら説明する。図11は他の実施例の構成図、図12は図
11のc-c矢視図である。この実施例はフィルタ7を、間
欠的又は周期的に振動させて、循環パイプ2内の液体32
の運動エネルギーを、フィルタ7に付着して停滞した粒
子3へ与えることにより、フィルタ7に目詰りした粒子3
を除去するものである。吸引パイプ4の先端部には、円
錐型スリット(スリット付回転体)9及びその外面に取
り付けたフィルタ7が設けてある。またこの円錐形スリ
ット9の底面には、シャフト26の一端が固定されてい
て、このシャフト26の他端には、かさ歯車等の歯車41と
噛み合っている歯車42が取り付けられている。円錐形ス
リット9は、歯車41と一体化されたシャフト43を、駆動
源29によって回転させることができる。また駆動源29の
回転制御は、吸引パイプ4の中に取り付けたセンサ31か
らの信号を、制御装置30で処理して、この制御信号を駆
動源29に伝達して制御することができ、駆動源29は外部
又は循環パイプ2内あるいは吸引パイプ4内に設けられ
る。円錐形スリット9には、スリット部9bと非スリット
部9aとを有し、非スリット部9aは図11に示すように外
側に向ってやや膨らみをもった曲線構造となっている。
円錐形スリット9を前記の制御方法で回転させると可撓
性のフィルタ7は非スリット部9aの曲面に沿って変形を
起し、周期的又は連続的にフィルタ7が振動する。それ
と同時に循環パイプ2内の液体32の運動エネルギーが、
フィルタ7に付着して停滞した粒子3に与えられるため、
スリット部9bでフィルタ7に吸い寄せられて付着してい
た粒子3が非スリット部9aで除去される。図13は、液
体32の吸引によって、フィルタ7に粒子3が詰りかけた状
態を示したものであり、図14は、フィルタ7の内側の
円錐型スリット9を回転させることによって、非スリッ
ト部9aの膨らみ部を、詰まっているフィルタ7の裏側に
移動して目詰りした粒子3を振動し、目詰りを解消した
様子を示したものである。
ら説明する。図15は他の実施例の構成図であり、図1
6は図15のB−B線断面図である。この実施例では、
スリット付回転体91は、円筒形フィルタ28と、円筒形フ
ィルタ28と同心の円筒形スリット17及びその外側の同心
円管27とよりなり、円筒形フィルタ28は同心円管27の一
端側の端部27aに固定され、円筒形スリット17の一端が
この端部27aに回転自在に支持され、同心円管27の外周
が循環パイプ2より支持材により支持されている。液体3
2は、同心円管27に取り付けられている吸引パイプ4を通
して吸引される。円筒形スリット17は、循環パイプ2内
の液体32の運動エネルギーによって回転する他端側の羽
根8bの回転が、羽根8b及び円筒形スリット17の他端と歯
合する歯車40を介し伝達されて回転する。これによって
円筒形スリット17は、円筒形フィルタ28の外周を回転す
る。この円筒形スリット17は、外部駆動源によって、周
期的もしくは間欠的に回転させることも可能である。ま
た図16に示すように、円筒形スリット17の内側半径
を、円筒形フィルタ28の外径よりも僅かに小さくする、
つまり円筒形フィルタ28に凸部を設けることにより、こ
の円筒形スリット17の回転によって、円筒形フィルタ28
は、円筒形フィルタ28の中心軸に向かう振動が与えられ
る。これによって、円筒形フィルタ28に吸い寄せられて
付着していた粒子3は、円筒形フィルタ28からはぎ取ら
れ、液体32が循環パイプ2内に戻され易くなる。
実施例を示す構成図である。この実施例は円筒形スリッ
ト17の内側に多数のボール18を収納した構成であり、円
筒形フィルタ28に与える振動をよりスムーズに行わせる
ことができる。
9はそのC−C線断面図である。この実施例は主に円筒
形フィルタ28及び同心状の円筒形スリット17と、その外
側の同心円管27と、この同心円管27に取り付けられた吸
引パイプ4とからなっている。前記の実施例と同様に環
状形の固-液分離構造を持つものであるが、本実施例で
は、円筒形フィルタ28を循環パイプ2内の液体32の流れ
と並行に振動させることができる。円筒形スリット17
は、循環パイプ2内の液体32の運動エネルギーを受け
て、円筒形スリット17の他端と歯車40を介して歯合する
羽根8bにより回転する。一方、円筒形フィルタ28は、循
環パイプ2内の液体32の運動エネルギーを受けて回転す
る羽根8cからの動力によって回転するカム20により、当
接する部材21を介して流れ方向の変位が与えられ、他端
で当接するスプリング19の反力によって、循環パイプ2
内の流れ方向に振動される。この振動によって、円筒形
フィルタ28に吸い寄せられて付着した粒子3は、円筒形
フィルタ28からはぎ取られ、循環パイプ2内の液体32内
に戻される。
1はそのC-C線断面図である。この実施例は主に円筒
形フィルタ28及び同心状の円筒形スリット17と、円筒形
フィルタ28内の長手方向に収納された一列以上のプロペ
ラ22と、円筒形スリット17の外側の同心円管27と、この
同心円管27に取り付けられた吸引パイプ4とよりなる。
図15に示す実施例と同様に環状形の固-液分離構造を
持つものであるが、円筒形フィルタ28をその半径方向及
び主流方向に振動させることができる点に特徴がある。
円筒形スリット17は、その他端に歯合する歯車40を介し
て伝達される羽根8bの回転力によって回転される。この
羽根8bは前記実施例と同様に、液体32の運動エネルギー
によって回転される。また円筒形フィルタ28内に軸22a
を有しかつこの軸22aの他端が羽根8bに係合されるプロ
ペラ22の列も、液体32の運動エネルギーによって回転す
る羽根8bとともに回転する。このプロペラ22の列の翼形
状は図21に示すように軸22aに対して非対称であり、
一方の翼形状が他方より大きくなっている。大きいプロ
ペラ22の方が、円筒形フィルタ28の内径よりも少し大き
く作ってあるため、プロペラ22の回転に応じて円筒形フ
ィルタ28が半径方向に振動する。また図20に示すよう
に、プロペラ22は軸22aに対して非対称であるため、一
個ごとに大きいプロペラ22の位置を変えて取り付けるこ
とにより、長手方向断面において図示のように円筒形フ
ィルタ28の壁面が曲面を持つようになる。この曲面によ
り、円筒形フィルタ28は半径方向に振動するようになり
液体32の流れ方向にも振動する。振動は、円筒形フィル
タ28と円筒形スリット17との間にゴム等の弾性体23及び
ボール18を充填することによりスムーズに制御すること
ができる。以上のように、円筒形フィルタ28の半径方向
と循環パイプ2内の主流方向との二方向の振動と、循環
パイプ2内の液体32の流れの運動エネルギーを用いて、
円筒形フィルタ28に付着して停滞した粒子3を取り除
き、この円筒形フィルタ28の目詰りを解消することがで
きる。
子を分離する回転させる手段等を設けたため、フィルタ
の目詰りを解消してポンプ循環量の低下を防止すること
ができ、かつ粒子を循環ポンプ内に通すことが不要とな
って粒子の破損が低減し、混濁液をスムーズに連続輸送
することが可能となる。
る。
する図である。
視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 熱輸送性の粒子を液体に混濁させた混濁
液を循環して熱輸送する循環パイプと、該循環パイプに
接続しポンプにより前記液体を吸引しかつ噴出するバイ
パス管とを備えた熱輸送装置において、前記バイパス管の吸引パイプを前記液体の流れ方向に対
向して開口させて前記循環パイプ内に挿着すると共に、
前記バイパス管の噴出パイプを前記液体の流れ方向に開
口させて前記循環パイプ内に挿着し、 前記吸引パイプ及び前記噴出パイプを覆いかつ回転可能
に前記吸引パイプと前記噴出パイプの支持部に軸支させ
てケーシングを設け、 前記吸引パイプの開口端面と前記噴出パイプの開口端面
の向かい合う位置の前記ケーシングに前記粒子の通過を
阻止するフィルタを設け、 前記ケーシングは前記吸引パイプ側に向かい合うフィル
タを前記噴出パイプ側へ移動させるよう回転可能に形成
されてなる ことを特徴とする熱輸送装置。 - 【請求項2】 熱輸送性の粒子を液体に混濁させた混濁
液を循環し熱輸送する循環パイプと、該循環パイプに接
続しポンプにより前記液体を吸引しかつ噴出するバイパ
ス管とを備えた熱輸送装置において、 前記バイパス管の吸引パイプと噴出パイプとを前記循環
パイプ内に挿着し、前記吸引パイプと前記噴出パイプの前記液体の流れ方向
を切換える流路切換装置を設け、前記吸引パイプの端部
と前記噴出パイプの端部とに前記粒子の通過を阻止する
フィルタを設け、前記吸引パイプの端部と前記噴出パイ
プの端部とに位置させて回動可能な蓋を設け、 該蓋は、前記流路切換装置により切換えられた液体の吐
出圧と該蓋に設けたおもりとのバランスで回動され、 前記吸入パイプ側の蓋はフィルタに平行となり、前記噴
出パイプ側の蓋は前記噴出パイプから噴出される液体が
循環パイプ内の流れに合流するように傾くように形成さ
れてなる ことを特徴とする熱輸送装置。 - 【請求項3】 熱輸送性の粒子を液体に混濁させた混濁
液を循環し熱輸送する循環パイプと、該循環パイプに接
続しポンプにより前記液体を吸引しかつ噴出するバイパ
ス管とを備えた熱輸送装置において、 前記バイパス管の吸引パイプと噴出パイプとを前記循環
パイプ内に挿着し、前記吸引パイプの先端部にスリット付きの回転可能な円
錐型の回転体を設け、該回転体の外面に前記粒子の通過
を阻止する可撓性のフィルタを設け、 前記回転体を回転させる駆動源とを設けた ことを特徴と
する熱輸送装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
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1994
- 1994-01-27 JP JP00755394A patent/JP3306480B2/ja not_active Expired - Fee Related
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