JP3314497B2 - 無人移動体の制御装置 - Google Patents

無人移動体の制御装置

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JP3314497B2
JP3314497B2 JP30954293A JP30954293A JP3314497B2 JP 3314497 B2 JP3314497 B2 JP 3314497B2 JP 30954293 A JP30954293 A JP 30954293A JP 30954293 A JP30954293 A JP 30954293A JP 3314497 B2 JP3314497 B2 JP 3314497B2
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  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無人搬送車や移動ロボッ
ト等に用いて好適な無人移動体の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】無人化が進行する車両や半導体の製造工
場等では、各種の部材や部品等を移載、運搬する無人搬
送車や移動ロボット等の無人移動装置が、移載区域(以
後、移載ステーションと称す)に配備される。この無人
移動装置は、例えば、各種センサや走行用モータ、マニ
ュピレータ、送受信器、これらを制御する制御装置を有
しており、自身の記憶装置に予め記憶された作業手順
と、各種センサや送受信器の出力信号とに基づいて、移
載ステーション内を自走し、各種の部材や部品を移載す
る。
【0003】ところで、上述した無人移動体は、所定の
製造工程を経て製造され、製造工場から出荷される前
に、その挙動(性能)特性を検査するために、試験を受
ける。試験では、試験官が試験要領書に基づいて無人移
動体を操作し、無人移動体の挙動を視認するとともに、
その挙動特性を試験要領書の結果記入欄に記録する。
【0004】なお、上記試験要領書には、無人移動体の
各種挙動特性を検査するために、各試験項目毎の操作手
順が記載されている。例えば、試験項目には、各種入出
力信号、走行特性および作業特性等を確認する項目があ
る。走行特性の確認では、走行用モータに供給される作
動電流値や、舵取り特性、走行用センサの特性等が確認
される。また、作業特性の確認ではマニュピレータや各
種の移載装置等の動作特性が確認される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、無人
移動装置は走行用モータ等の移動装置を備えるため、そ
の試験では、試験官が無人移動装置の走行に伴って移動
し、その挙動を確認する場合がある。また、試験は項目
が多く、試験要領書に基づいて行われるために、試験官
は試験要領書と、各種の試験結果を記録する筆記用具を
携帯する必要がある。したがって、試験官は、無人移動
装置とともに移動する場合にも、試験要領書および筆記
用具を携行せねばならず、極めて煩雑な作業となるとい
う欠点がある。
【0006】また、試験において、試験官は、試験要領
書から操作手順を読み取りながら無人移動装置を操作
し、当該試験要領書に試験結果を記入する必要があるた
め、無人移動装置の挙動を視認することに専念できない
という問題もある。すなわち、従来の無人移動体は、試
験を容易に行うことができないという欠点を備えてい
る。
【0007】ところで、試験を終えて納入先に納められ
た無人移動装置の保守作業において、保守対象の無人移
動装置の特性を示す試験結果を参照するようにすれば、
保守作業を的確かつ効率的に行うことができる。しかし
ながら、一般に、保守作業において、試験結果が参照さ
れることはない。これは、詳細な試験結果が記載された
試験結果表が納入先に納められなかったり、見たい結果
表を即座に取り出せない納入先で試験結果表を紛失して
しまう等の理由による。
【0008】本発明は、上述した背景に鑑みて為された
ものであり、試験官にかかる負担を低減して試験を容易
に行うとともに、試験結果に基づいた保守作業を容易に
行うことができる無人移動体の制御装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による無人移動体
の制御装置は、無人移動体内に設けられ、試験官の操作
に呼応して前記無人移動体の試験を行う装置であって、
前記無人移動体の動作を規定する制御情報と試験官が為
すべき操作手順とからなる試験要領を記憶する記憶手段
と、前記試験官の操作に呼応して前記試験要領を順次読
み出し、読み出された試験要領に含まれる制御情報に応
じて前記無人移動体を制御するとともに、該制御に応じ
た試験結果を前記記憶手段に記憶させる移動体制御手段
と、前記移動体制御手段により読み出される試験要領に
含まれる操作手順を前記試験官に伝達する出力手段とを
具備することを特徴としている。
【0010】
【作用】上記構成によれば、移動体制御手段は試験に応
じた試験要領を記憶手段から順次読み出し、読み出され
た試験要領に含まれる制御情報に応じて前記無人移動体
を制御するとともに、制御に応じた試験結果を記憶手段
に記憶させる。また、出力手段が、移動体制御手段によ
り読み出される試験要領に含まれる操作手順を試験官に
伝達する。すなわち、試験官は伝達された操作手順に従
って移動体制御手段への操作を行えば良い。こうして、
試験官にかかる負担が低減され、試験が容易に行われ
る。また、記憶手段に記憶された試験結果は、納入先に
おける無人移動体の保守作業に利用される。すなわち、
試験結果に基づいた保守作業が容易に行われる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例に
ついて説明する。図1は本発明の一実施例による制御装
置1を有する無人移動装置2の概略構成を示すブロック
図であり、図2は無人移動装置2の外観を示す斜視図で
ある。図2において、3は無人移動装置本体、4は本体
3に取り付けられるマニュピレータである。
【0012】5a,5bは走行用モータ(図示略)に応
じて回転駆動する駆動輪である。6は本体3に回転自在
に取り付けられる舵取り車輪であり、その回転面の向き
は、本体3内の舵取り制御装置(図示略)により制御さ
れる。7は本体3に取り付けられる操作パネルである。
【0013】次に、図1を参照し、無人移動装置2の構
成について説明する。この図において、8は操作パネル
7(図2参照)上に設けられる入力装置であり、操作子
9,9,…(図2参照)を有する。この入力装置8は、
操作子9の操作に応じた入力データを発生し、移動体制
御装置10(後述する)へ供給する。11は本体3内に
設けられる送受信装置であり、移動体制御装置10から
供給される送信データを発信するとともに、地上側の制
御装置から送信される各種データを受信し、受信データ
を移動体制御装置10へ供給する。
【0014】12は本体3内に取り付けられる検知装置
であり、各種センサやカメラ等を備える。この検知装置
12は、例えば、移載ステーション内の所定の位置に配
置されたマークや、近接する物体への距離等を検知し、
検知データを移動体制御装置10へ供給する。13は駆
動制御装置であり、移動体制御装置10から供給される
駆動制御データに応じて、前述した各走行用モータや舵
取り制御装置、マニュピレータ4等を制御する。なお、
マニュピレータ制御装置については図示を省略する。1
4は本体3内に設けられる駆動検出装置であり、各走行
モータやマニュピレータ4へ供給される動作電流値等を
検出し、検出データを移動体制御装置10へ供給する。
【0015】15は操作パネル7上に設けられるディス
プレイであり、移動体制御装置11から供給される表示
データに応じた表示を行う。16はICカード入出力装
置であり、操作パネル7の操作面に設けられるカード挿
入口16aを有する。ICカード入出力装置16は、I
Cカードに記録された試験プログラム(後述する)およ
び試験要領データを読み取り、移動体制御装置10へ供
給する。17は音声出力装置であり、移動体制御装置1
0から供給される出力データを音声出力する。
【0016】また、上述した移動体制御装置10は、入
力装置8から供給される入力データに応じて、ICカー
ドに記憶された試験プログラム、あるいはICカードに
記憶された地図データを読み出す為のプログラム、移載
動作データをICカードに記憶する為のプログラム、I
Cカードに記憶された地図データおよび移載動作データ
に応じて移載作業を行う為のプログラム等を実行する。
【0017】移動体制御装置10は、ICカード入出力
装置16を制御し、試験要領書に記載された操作手順に
応じた試験要領データ(制御情報)をICカードから読
み出し、当該装置10内部の不揮発性メモリ(図示略)
に記憶させる。そして、試験プログラムを実行する場合
には、試験要領データに応じた表示データおよび出力デ
ータを順次、ディスプレイ15および音声出力装置17
へ供給するとともに、試験要領データおよび入力装置8
を介して供給される入力データに応じた送信データまた
は駆動制御データを送信装置11または駆動制御装置1
3へ供給する。
【0018】また、移動体制御装置10は、図示せぬC
PU、不揮発性メモリ、各種I/Oインタフェースを有
し、駆動検出装置14から供給される検出データをディ
スプレイ15へ供給するとともに、検出データと試験要
領データとを関連付けた試験結果データを不揮発性メモ
リに記憶させる。上述した入力装置8、移動体制御装置
10、ディスプレイ15、ICカード入出力装置16、
音声出力装置17は、制御装置1を構成する。
【0019】このような構成の無人移動装置2に対し
て、試験が施される過程を、図3,図4を参照して以下
に説明する。図3は、移動体制御装置10の試験動作を
説明する為のフローチャートである。また、図4は、試
験において、ディスプレイ15に表示される操作手順の
例を示す図であり、この図において、Nは任意の自然数
であり、操作手順は、STEP N,STEP N+
1,STEP N+2というように、ディスプレイ15
に表示される順に示されている。
【0020】図3において、試験官が所定の操作子9を
操作し、試験開始の旨を表す入力データが移動体制御装
置10へ供給されると、当該装置10は、ICカード入
出力装置16を介して挿入口16aに挿入されたICカ
ードから試験プログラムを読み出し、不揮発性メモリに
記憶させる。そして、不揮発性メモリに記憶された試験
プログラムを読み出し、当該プログラムを起動する。こ
うして、移動体制御装置10の処理はステップS1へ進
む。
【0021】ステップS1では、試験が終了したか否か
が判断される。試験は、不揮発性メモリに記憶された試
験要領データを読み出し、読み出された試験要領データ
に応じた試験(制御処理)を順次行うことにより為され
る。したがって、次に実行すべき試験、すなわち試験要
領データが存在しなければ、試験が終了する。この場
合、試験は未終了であるから、判断結果は「No」とな
り、次のステップS2へ進む。
【0022】ステップS2では、次に為すべき試験に関
する試験要領データが、不揮発性メモリから読み出され
る。次に、ステップS3では、不揮発性メモリから読み
出された試験要領データに応じた表示データあるいは出
力データを、ディスプレイ15あるいは音声出力装置1
7へ供給する。これにより、当該試験要領データに応じ
た操作手順がディスプレイ15に表示されるか、あるい
は、出力装置17から音声出力される。
【0023】ディスプレイ15には、例えば、図4の
「STEP N」に示すように、「走行モータの電流を
測定します」という予告メッセージや、「走行路を確保
して下さい」,「準備ができたら、スイッチを押して下
さい」という手順メッセージ等が表示される。試験官
は、ディスプレイ15に表示された操作手順を視認し、
手順メッセージに指示される処理(例えば、走行路の確
保)を行う。
【0024】次に、ステップS4では、試験官が入力装
置8を操作することにより供給される入力データが、試
験の続行を表す入力データであるか否かを判断する。こ
こでは、例えば、走行路を確保した後に、試験の続行を
指示する操作子9が操作されるので、この判断結果は
「Yes」となり、処理はステップS6へ進む。
【0025】ステップS6では、ディスプレイ15に表
示された、あるいは、音声出力装置17から音声出力さ
れた操作手順が、送受信装置11または駆動制御装置1
3の動作を伴うか否かが判断される。例えば、図4の
「STEP N」の操作手順は、上記装置11または1
3の動作を伴わないので、ここでは、判断結果は「N
o」となり、処理はステップS1へ戻る。逆に、例え
ば、図4の「STEP N+2」,「STEP N+
4」のように、駆動制御装置13の動作を伴う操作手順
であれば、判断結果は「Yes」となり、処理はステッ
プS7へ進む。
【0026】ステップS7では、操作手順に対応する試
験要領データに応じて、送信データまたは駆動制御デー
タを送受信装置11または駆動制御装置13へ供給す
る。これにより、送受信装置11が送信データを発信し
たり、各走行用モータやマニュピレータ4等が駆動制御
データに応じて作動したりする。例えば、操作手順が図
4の「STEP N+2」に示すものであった場合、所
定の駆動制御データが駆動制御装置13へ供給され、当
該装置13が作動する。
【0027】次に、ステップS8では、送受信装置11
に供給される送信データの内容や、図示せぬバッテリか
ら各走行用モータあるいはマニュピレータ4へ供給され
る動作電流値等の検出データが、駆動検出装置14から
移動体制御装置10へ供給される。移動体制御装置10
は、上記検出データに応じた表示データあるいは出力デ
ータをディスプレイ15あるいは音声出力装置17へ供
給するとともに、検出データとディスプレイ15に表示
された操作手順に対応する試験要領データとを関連付
け、試験結果データとして不揮発性メモリに記憶させ
る。これにより、ディスプレイ15には、例えば、図4
の「STEP N+3」,「STEP N+5」に示す
ような試験結果(例えば、作動電流の平均値と最大値)
が所定時間表示される。そして、処理はステップS1へ
戻る。
【0028】一方、ステップS5は、ステップS4での
判断結果が「No」であった場合の処理であり、ここで
は、入力データが試験の途中終了を表すものであるか否
かが判断される。この判断結果が「No」であれば、試
験官の誤操作が発生したものとみなし、処理はステップ
S4へ戻る。逆に、ステップS5での判断結果が「Ye
s」であれば、試験は終了する。ステップS1では、次
に実行すべき試験が存在しなければ、判断結果が「Ye
s」となり、試験が終了する。このようにして、試験が
行われる。
【0029】以上、説明したように、試験要領書に応じ
た試験要領データがICカードに記憶されているため
に、試験官は試験要領書を携行する必要が無い。また、
不揮発性メモリにより試験結果が自動的に記録されるた
めに、作業者は試験結果データを記録する必要がない。
したがって、試験官は所定の操作子9を順次押下するだ
けで良く、試験官にかかる負担が軽減される。これによ
り、試験官は、無人移動装置2の挙動の監視作業を十分
に行うことができる。
【0030】また、ディスプレイ15の他に音声出力装
置17を設けたために、試験官は音声出力される操作手
順を聞きながら、無人移動装置2の動作を視認すること
ができる。さらに、試験結果をディスプレイ15に表示
したまま、次の操作手順を音声出力装置17から音声出
力することもできる。
【0031】なお、上述した一実施例においては、出力
手段としてディスプレイ15および音声出力装置17を
併設したが、どちらか一方でもよい。また、ディスプレ
イ15を視認性に優れたものにすれば、暗所での試験に
も対応できる。さらに、試験結果データを不揮発性メモ
リに記録するようにしたが、ICカード挿入口16aに
挿入されるICカードに記録するようにしてもよい。
【0032】また、プリンタ等の外部機器とのインタフ
ェースコネクタを設け、ICカードを経由することな
く、試験結果等のデータを出力できるようにしてもよ
い。さらに、移動体制御装置10は、ICカードに記録
されている試験プログラムを、不揮発性メモリに一旦記
憶(ロード)させることなく、直接実行するようにして
もよい。また、不揮発性メモリまたはICカードに、自
動的に測定されたデータだけではなく、入力装置8等を
介して試験官が直接手入力したデータ(例えば、自動測
定できないような試験結果データ等)をも記録するよう
にしてもよいことは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
移動体制御手段は試験に応じた試験要領を記憶手段から
順次読み出し、読み出された試験要領に含まれる制御情
報に応じて前記無人移動体を制御するとともに、制御に
応じた試験結果を記憶手段に記憶させる。また、出力手
段が、移動体制御手段により読み出される試験要領に含
まれる操作手順を試験官に伝達する。すなわち、試験官
は伝達された操作手順に従って移動体制御手段への操作
を行えば良い。したがって、試験官にかかる負担を低減
し、試験を容易に行うことができるという効果がある。
また、記憶手段に記憶された試験結果は、納入先におけ
る無人移動体の保守作業に利用される。すなわち、試験
結果に基づいた保守作業を行うことができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による制御装置1の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】無人移動装置2の外観を示す斜視図である。
【図3】移動体制御装置10の試験処理を説明する為の
フローチャートである。
【図4】ディスプレイ15の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1……無人移動体の制御装置、 2……無人移動装置(無人移動体)、 8……入力装置、 10……移動体制御装置(記憶手段、移動体制御手
段)、 15……ディスプレイ(出力手段)、 16……ICカード入出力装置(ICカード入出力手
段)。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 23/02 G01M 19/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無人移動体内に設けられ、試験官の操作
    に呼応して前記無人移動体の試験を行う無人移動体の制
    御装置であって、 前記無人移動体の動作を規定する制御情報と試験官が為
    すべき操作手順とからなる試験要領を記憶する記憶手段
    と、 前記試験官の操作に呼応して前記試験要領を順次読み出
    し、読み出された試験要領に含まれる制御情報に応じて
    前記無人移動体を制御するとともに、該制御に応じた試
    験結果を前記記憶手段に記憶させる移動体制御手段と、 前記移動体制御手段により読み出される試験要領に含ま
    れる操作手順を前記試験官に伝達する出力手段とを具備
    することを特徴とする無人移動体の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記出力手段は前記操作手順を視覚表示
    または音声出力することを特徴とする請求項1に記載の
    無人移動体の制御装置。
  3. 【請求項3】 ICカード入出力手段を備え、 前記移動体制御手段は前記ICカード入出力手段を制御
    し、ICカードに記憶された試験要領を読み出して前記
    記憶手段に記憶させるとともに、前記記憶手段に記憶さ
    れた試験結果をICカードに記憶させることを特徴とす
    る請求項1または2いずれかに記載の無人移動体の制御
    装置。
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