JP3318143B2 - 金属水素化物粉末内蔵の熱交換器 - Google Patents
金属水素化物粉末内蔵の熱交換器Info
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- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/14—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing calcium sulfate cements
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E60/30—Hydrogen technology
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属水素化物を収蔵する
金属水素化物粉末内蔵の熱交換器に関する。
金属水素化物粉末内蔵の熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の金属水素化物粉末内蔵の熱交換器
の一例を図6に示す。100は筒壁101が熱交換面を
なす良熱伝導性の密閉筒体であって、図6では径方向に
切断された状態が図示されている。焼結多孔フィルタか
らなる水素ガス出入管102が密閉筒体100の軸心に
沿って密閉筒体100内に嵌入されており、水素ガス出
入管102は密閉筒体100の両端壁(図示せず)に固
定されている。密閉筒体100の内周面から互いに一定
間隔を隔てて求心方向へ隔壁板103が延設されてお
り、隔壁板103の先端は水素ガス出入管102の外周
面に接している。これにより密閉筒体100の内部空間
は複数の小室104に区画され、これら小室104に金
属水素化物粉末(図示せず)が充填されて熱交換器が形
成されている。隔壁板103は小室104を区画して、
金属水素化物粉末の微粉化時の空間位置安定化を図ると
ともに、伝熱フィンとして機能して金属水素化物粉末と
密閉筒体100との間の伝熱抵抗を低減する。この熱交
換器では隔壁板103が図6に示すようにワイヤカット
などの機械加工により密閉筒体の胴部と一体成形されて
いる。
の一例を図6に示す。100は筒壁101が熱交換面を
なす良熱伝導性の密閉筒体であって、図6では径方向に
切断された状態が図示されている。焼結多孔フィルタか
らなる水素ガス出入管102が密閉筒体100の軸心に
沿って密閉筒体100内に嵌入されており、水素ガス出
入管102は密閉筒体100の両端壁(図示せず)に固
定されている。密閉筒体100の内周面から互いに一定
間隔を隔てて求心方向へ隔壁板103が延設されてお
り、隔壁板103の先端は水素ガス出入管102の外周
面に接している。これにより密閉筒体100の内部空間
は複数の小室104に区画され、これら小室104に金
属水素化物粉末(図示せず)が充填されて熱交換器が形
成されている。隔壁板103は小室104を区画して、
金属水素化物粉末の微粉化時の空間位置安定化を図ると
ともに、伝熱フィンとして機能して金属水素化物粉末と
密閉筒体100との間の伝熱抵抗を低減する。この熱交
換器では隔壁板103が図6に示すようにワイヤカット
などの機械加工により密閉筒体の胴部と一体成形されて
いる。
【0003】図7は、従来の金属水素化物粉末内蔵の熱
交換器の他例を示す。この例では、密閉筒体100と別
設されたL字状の隔壁板203が、径方向に配設される
壁板部203aと、壁板部203aの外端から密閉筒体
200の内周面に接しつつその周方向に延在する縁板部
203bとからなる。この熱交換器では縁板部203b
は密閉筒体200の内周面に接着されている。
交換器の他例を示す。この例では、密閉筒体100と別
設されたL字状の隔壁板203が、径方向に配設される
壁板部203aと、壁板部203aの外端から密閉筒体
200の内周面に接しつつその周方向に延在する縁板部
203bとからなる。この熱交換器では縁板部203b
は密閉筒体200の内周面に接着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示す金属水素化物粉末内蔵の熱交換器では、隔壁板10
3が密閉筒体100とが一体成形されているので隔壁板
103と密閉筒体100との間の伝熱抵抗を低減できる
ものの、製造費用が高価となるという問題があった。
示す金属水素化物粉末内蔵の熱交換器では、隔壁板10
3が密閉筒体100とが一体成形されているので隔壁板
103と密閉筒体100との間の伝熱抵抗を低減できる
ものの、製造費用が高価となるという問題があった。
【0005】一方、図7に示す金属水素化物粉末内蔵の
熱交換器では、上記一体成形工程を省略できる利点はあ
るものの、隔壁板103を密閉筒体内の所定位置に固定
するために、縁板部203bを密閉筒体200の内周面
の所定位置に接着する必要があり、伝熱抵抗がどうして
も増加してしまう不利に加え、接着工程が煩雑であり、
信頼性に欠けるというる不具合があった。
熱交換器では、上記一体成形工程を省略できる利点はあ
るものの、隔壁板103を密閉筒体内の所定位置に固定
するために、縁板部203bを密閉筒体200の内周面
の所定位置に接着する必要があり、伝熱抵抗がどうして
も増加してしまう不利に加え、接着工程が煩雑であり、
信頼性に欠けるというる不具合があった。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、金属水素化物粉末と密閉筒体との間の伝熱抵抗を
増加することなく、製造が容易な金属水素化物粉末内蔵
の熱交換器を提供することを、その目的としている。
あり、金属水素化物粉末と密閉筒体との間の伝熱抵抗を
増加することなく、製造が容易な金属水素化物粉末内蔵
の熱交換器を提供することを、その目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成は、
筒壁が熱交換面をなす良熱伝導性の密閉筒体と、水素ガ
ス流通可能な筒壁を有して前記密閉筒体の軸心に沿って
前記密閉筒体内に嵌入される水素ガス出入用の水素ガス
出入管と、伝熱板として前記密閉筒体の内周面から水素
ガス出入管の外周面まで延設されて前記密閉筒体の内部
空間を複数の小室に区画する複数の隔壁と、前記各小室
に充填される金属水素化物粉末とを備える金属水素化物
粉末内蔵の熱交換器において、前記各隔壁は、前記密閉
筒体と別設されて前記密閉筒体の内周面に密着する部分
円筒板部と、軸方向に延在する前記部分円筒板部の両辺
から径内方向へ屈折されて前記内部空間を区画する一対
の壁板部とを有することを特徴とする金属水素化物粉末
内蔵の熱交換器である。
筒壁が熱交換面をなす良熱伝導性の密閉筒体と、水素ガ
ス流通可能な筒壁を有して前記密閉筒体の軸心に沿って
前記密閉筒体内に嵌入される水素ガス出入用の水素ガス
出入管と、伝熱板として前記密閉筒体の内周面から水素
ガス出入管の外周面まで延設されて前記密閉筒体の内部
空間を複数の小室に区画する複数の隔壁と、前記各小室
に充填される金属水素化物粉末とを備える金属水素化物
粉末内蔵の熱交換器において、前記各隔壁は、前記密閉
筒体と別設されて前記密閉筒体の内周面に密着する部分
円筒板部と、軸方向に延在する前記部分円筒板部の両辺
から径内方向へ屈折されて前記内部空間を区画する一対
の壁板部とを有することを特徴とする金属水素化物粉末
内蔵の熱交換器である。
【0008】本発明の第2の構成は、上記第1の構成に
おいて更に、前記各隔壁の各壁板部が一対づつ互いに密
接して配設されることを特徴としている。本発明の第3
の構成は、筒壁が熱交換面をなす良熱伝導性の密閉筒体
と、水素ガス流通可能な筒壁を有して前記密閉筒体の軸
心に沿って前記密閉筒体内に嵌入される水素ガス出入用
の水素ガス出入管と、伝熱板として前記密閉筒体の内周
面から水素ガス出入管の外周面近傍まで延設されて前記
密閉筒体の内部空間を複数の小室に区画する隔壁と、前
記各小室に充填される金属水素化物粉末とを備える金属
水素化物粉末内蔵の熱交換器において、前記隔壁は、前
記密閉筒体の内周面に密着する部分円筒板部と前記部分
円筒板部の軸方向の両辺から径内方向へ屈折されて前記
内部空間を区画する一対の壁板部とからなる径方向断面
略U字状の単位屈曲板部を互いに隣接する一対の前記壁
板部の内端側で連続してなる一枚の屈曲金属板体から構
成されることを特徴としている。
おいて更に、前記各隔壁の各壁板部が一対づつ互いに密
接して配設されることを特徴としている。本発明の第3
の構成は、筒壁が熱交換面をなす良熱伝導性の密閉筒体
と、水素ガス流通可能な筒壁を有して前記密閉筒体の軸
心に沿って前記密閉筒体内に嵌入される水素ガス出入用
の水素ガス出入管と、伝熱板として前記密閉筒体の内周
面から水素ガス出入管の外周面近傍まで延設されて前記
密閉筒体の内部空間を複数の小室に区画する隔壁と、前
記各小室に充填される金属水素化物粉末とを備える金属
水素化物粉末内蔵の熱交換器において、前記隔壁は、前
記密閉筒体の内周面に密着する部分円筒板部と前記部分
円筒板部の軸方向の両辺から径内方向へ屈折されて前記
内部空間を区画する一対の壁板部とからなる径方向断面
略U字状の単位屈曲板部を互いに隣接する一対の前記壁
板部の内端側で連続してなる一枚の屈曲金属板体から構
成されることを特徴としている。
【0009】
【作用及び発明の効果】本発明の第1の構成によれば、
各小室に収蔵された金属水素化物粉末は熱交換器内の圧
力及び温度の変化に応じて平衡状態になるまで水素ガス
出入管を透過して外部の水素ガス配管と水素ガスを授受
する。隔壁は、径方向に延在することにより密閉筒体内
部の金属水素化物粉末収容能力の減少をできるだけ減ら
すとともに、熱交換部をなす密閉筒体の筒壁と金属水素
化物粉末との間の伝熱抵抗を低減する。更に、隔壁は、
経時的な金属水素化物粉末の微粉化による金属水素化物
粉末の偏在を防止する。
各小室に収蔵された金属水素化物粉末は熱交換器内の圧
力及び温度の変化に応じて平衡状態になるまで水素ガス
出入管を透過して外部の水素ガス配管と水素ガスを授受
する。隔壁は、径方向に延在することにより密閉筒体内
部の金属水素化物粉末収容能力の減少をできるだけ減ら
すとともに、熱交換部をなす密閉筒体の筒壁と金属水素
化物粉末との間の伝熱抵抗を低減する。更に、隔壁は、
経時的な金属水素化物粉末の微粉化による金属水素化物
粉末の偏在を防止する。
【0010】特に、本構成では、各隔壁の径方向断面が
略U字状に形成されている点に特徴を有し、このように
すれば、隔壁の一対の壁板部の径方向内端がそれぞれ水
素ガス出入管の外周面に支持され、隔壁の部分円筒板部
が面として密閉筒体の内周面に密着する略3点支持姿勢
となるので、隔壁を密閉筒体に接着しなくても隔壁を一
定姿勢で密閉筒体内の所定位置に所定姿勢で安定に保持
できるとともに、金属水素化物粉末と隔壁の壁板部との
間の伝熱抵抗、及び、密閉筒体の内周面と隔壁の部分円
筒板部との間の伝熱抵抗も低減できる。また、隔壁を密
閉筒体内の所定位置へ軸方向に嵌入する場合でも、上記
した従来のL字状の隔壁に比べて作業が容易かつ正確と
なる。
略U字状に形成されている点に特徴を有し、このように
すれば、隔壁の一対の壁板部の径方向内端がそれぞれ水
素ガス出入管の外周面に支持され、隔壁の部分円筒板部
が面として密閉筒体の内周面に密着する略3点支持姿勢
となるので、隔壁を密閉筒体に接着しなくても隔壁を一
定姿勢で密閉筒体内の所定位置に所定姿勢で安定に保持
できるとともに、金属水素化物粉末と隔壁の壁板部との
間の伝熱抵抗、及び、密閉筒体の内周面と隔壁の部分円
筒板部との間の伝熱抵抗も低減できる。また、隔壁を密
閉筒体内の所定位置へ軸方向に嵌入する場合でも、上記
した従来のL字状の隔壁に比べて作業が容易かつ正確と
なる。
【0011】本発明の第2の構成によれば、上記第1の
構成において更に、各隔壁の壁板部が一対づつ互いに密
接して配設されるので一層、各隔壁の姿勢安定性を向上
することができる。本発明の第3の構成は、上記第1の
構成において、互いに隣接する一対の壁板部をその内端
側で連続することにより、隔壁を一枚の屈曲金属板体と
した構成を採用している。このようにすれば、上記第1
の構成のものより製造及び組付けが更に容易となり、隔
壁の安定性も更に向上する。
構成において更に、各隔壁の壁板部が一対づつ互いに密
接して配設されるので一層、各隔壁の姿勢安定性を向上
することができる。本発明の第3の構成は、上記第1の
構成において、互いに隣接する一対の壁板部をその内端
側で連続することにより、隔壁を一枚の屈曲金属板体と
した構成を採用している。このようにすれば、上記第1
の構成のものより製造及び組付けが更に容易となり、隔
壁の安定性も更に向上する。
【0012】
(実施例1)本発明の金属水素化物粉末内蔵の熱交換器
の一例を図1及び図2を参照して説明する。図1はこの
熱交換器の一部破断平面図、図2はそれを径方向に切断
した状態を示す斜視図である。
の一例を図1及び図2を参照して説明する。図1はこの
熱交換器の一部破断平面図、図2はそれを径方向に切断
した状態を示す斜視図である。
【0013】1は、円筒部11と、その両端開口に溶接
された端壁12、13とからなるアルミ合金を素材とす
る密閉筒体であって、端壁12の径方向中心部から軸方
向外方向へ水素ガス出入用の筒部12aが突設されてい
る。密閉筒体1の内部には、多孔性焼結合金を素材とす
る円筒状のフィルタにより構成された水素ガス出入管2
が密閉筒体1の軸心に沿って内設されており、水素ガス
出入管2の両端は端壁12、13の内面に設けられたリ
ング状の凹部に嵌入されて支持され、これにより、端壁
12の筒部12aは水素ガス出入管2を通じて密閉筒体
1の内部空間と水素ガス授受可能となっている。
された端壁12、13とからなるアルミ合金を素材とす
る密閉筒体であって、端壁12の径方向中心部から軸方
向外方向へ水素ガス出入用の筒部12aが突設されてい
る。密閉筒体1の内部には、多孔性焼結合金を素材とす
る円筒状のフィルタにより構成された水素ガス出入管2
が密閉筒体1の軸心に沿って内設されており、水素ガス
出入管2の両端は端壁12、13の内面に設けられたリ
ング状の凹部に嵌入されて支持され、これにより、端壁
12の筒部12aは水素ガス出入管2を通じて密閉筒体
1の内部空間と水素ガス授受可能となっている。
【0014】内部空間には、図2に示すように合計10
個の隔壁3が嵌入されている。アルミ合金板からなる隔
壁3は伝熱板として機能するものであり、部分円筒板形
状を有して密閉筒体1の内周面に密着する部分円筒板部
32と、部分円筒板部32の軸方向に延在する両辺から
径内方向へ屈折される一対の壁板部31とからなり、壁
板部31の径方向内端は水素ガス出入管2の外周面に接
して内部空間Sを区画している。各隔壁3の各壁板部3
1は、それぞれ一対づつ互いに密接して配設され、この
ようにして形成された各小室Cにはそれぞれ金属水素化
物粉末が充填されている。
個の隔壁3が嵌入されている。アルミ合金板からなる隔
壁3は伝熱板として機能するものであり、部分円筒板形
状を有して密閉筒体1の内周面に密着する部分円筒板部
32と、部分円筒板部32の軸方向に延在する両辺から
径内方向へ屈折される一対の壁板部31とからなり、壁
板部31の径方向内端は水素ガス出入管2の外周面に接
して内部空間Sを区画している。各隔壁3の各壁板部3
1は、それぞれ一対づつ互いに密接して配設され、この
ようにして形成された各小室Cにはそれぞれ金属水素化
物粉末が充填されている。
【0015】密閉筒体1の外周面に接して熱媒が流れて
おり、この熱媒と金属水素化物粉末とは密閉筒体1及び
隔壁3を通じて熱授受可能となっており、また、水素ガ
ス出入管2を通じて外部と水素ガス授受可能となってい
る。更に説明すれば、金属水素化物粉末は、その圧力及
び温度によって決定される平衡状態まで水素ガス出入管
2を通じて水素ガスを吸収又は放出し、この時、金属水
素化物粉末は熱媒と密閉筒体1及び隔壁3を通じて熱授
受する。
おり、この熱媒と金属水素化物粉末とは密閉筒体1及び
隔壁3を通じて熱授受可能となっており、また、水素ガ
ス出入管2を通じて外部と水素ガス授受可能となってい
る。更に説明すれば、金属水素化物粉末は、その圧力及
び温度によって決定される平衡状態まで水素ガス出入管
2を通じて水素ガスを吸収又は放出し、この時、金属水
素化物粉末は熱媒と密閉筒体1及び隔壁3を通じて熱授
受する。
【0016】次に、この熱交換器の製造方法を説明す
る。まず、円筒部11に端壁13を嵌着、溶接した後、
予め円筒状にまとめた隔壁3を一挙に嵌める。次に、水
素ガス出入管2を嵌めた後、端壁12を嵌着し、溶接し
て作製を完了する。もちろん、水素ガス出入管2と隔壁
3との嵌入順序を逆としてもよい。略U字状の隔壁3は
曲げ加工及び切断加工により形成でき、円筒部11も単
純な引き抜き加工又は市販の部材を適当に切断して用い
ることができ、組付けも簡単である。その上、各隔壁3
の壁板部31が互いに接するので、隔壁3を円筒部11
に接着しなくても単なる摩擦力のみで組付け後の隔壁3
の変位を防止することができる。
る。まず、円筒部11に端壁13を嵌着、溶接した後、
予め円筒状にまとめた隔壁3を一挙に嵌める。次に、水
素ガス出入管2を嵌めた後、端壁12を嵌着し、溶接し
て作製を完了する。もちろん、水素ガス出入管2と隔壁
3との嵌入順序を逆としてもよい。略U字状の隔壁3は
曲げ加工及び切断加工により形成でき、円筒部11も単
純な引き抜き加工又は市販の部材を適当に切断して用い
ることができ、組付けも簡単である。その上、各隔壁3
の壁板部31が互いに接するので、隔壁3を円筒部11
に接着しなくても単なる摩擦力のみで組付け後の隔壁3
の変位を防止することができる。
【0017】本実施例の熱交換器の特性を同一寸法でた
だ隔壁3を一体成形した従来例と比較した結果を図3及
び図4に示す。一体型の熱交換器の円筒部11の軸長は
300mm、その外径は30mm、その肉厚は1.2m
mとされ、隔壁3の壁板部31の径方向長は8.5m
m、肉厚は0.5mmに設定され、本実施例の壁板部3
1の径方向長は8.3mm、肉厚は0.2mmに設定さ
れた。図3は水素吸蔵特性を示し、図4は水素放出特性
を示す。H/Mは金属水素化物粉末の水素と金属水素化
物粉末との原子比を示すが、両者の変化率はほとんど等
しく、伝熱特性において遜色ないことがわかる。
だ隔壁3を一体成形した従来例と比較した結果を図3及
び図4に示す。一体型の熱交換器の円筒部11の軸長は
300mm、その外径は30mm、その肉厚は1.2m
mとされ、隔壁3の壁板部31の径方向長は8.5m
m、肉厚は0.5mmに設定され、本実施例の壁板部3
1の径方向長は8.3mm、肉厚は0.2mmに設定さ
れた。図3は水素吸蔵特性を示し、図4は水素放出特性
を示す。H/Mは金属水素化物粉末の水素と金属水素化
物粉末との原子比を示すが、両者の変化率はほとんど等
しく、伝熱特性において遜色ないことがわかる。
【0018】(実施例2)本発明の他の実施例を図5を
参照して説明する。ただし、実施例1(図2参照)の構
成要素と基本的に同一機能を有する構成要素には同一符
号を付すものとする。この実施例は、図2における合計
10個の隔壁3を一枚の屈曲金属板体とした構成を採用
している。すなわち、長尺の金属板5を折り曲げてまず
壁板部31を形成し、その後、平板部32aを部分円筒
壁状に曲げ加工して部分円筒板部32としたものであ
る。当然、互いに隣接する壁板部31の内端は連続する
ことになる。このようにすれば、上記第1の構成のもの
より製造及び組付けが更に容易となり、隔壁の安定性も
更に向上する。もちろん、上記以外の製法も実施可能で
ある。
参照して説明する。ただし、実施例1(図2参照)の構
成要素と基本的に同一機能を有する構成要素には同一符
号を付すものとする。この実施例は、図2における合計
10個の隔壁3を一枚の屈曲金属板体とした構成を採用
している。すなわち、長尺の金属板5を折り曲げてまず
壁板部31を形成し、その後、平板部32aを部分円筒
壁状に曲げ加工して部分円筒板部32としたものであ
る。当然、互いに隣接する壁板部31の内端は連続する
ことになる。このようにすれば、上記第1の構成のもの
より製造及び組付けが更に容易となり、隔壁の安定性も
更に向上する。もちろん、上記以外の製法も実施可能で
ある。
【図1】本発明の金属水素化物粉末内蔵の熱交換器の一
例を示す一部破断平面図である。
例を示す一部破断平面図である。
【図2】図1の熱交換器を径方向に切断した状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】図1の熱交換器の水素吸蔵特性を示す特性図で
ある。
ある。
【図4】図1の熱交換器の水素放出特性を示す特性図で
ある。
ある。
【図5】本発明の金属水素化物粉末内蔵の熱交換器の他
例を示す一部破断平面図である。
例を示す一部破断平面図である。
【図6】従来の熱交換器を示す一部破断平面図である。
【図7】従来の熱交換器を示す一部破断平面図である。
【符号の説明】 1は密閉筒体、2は水素ガス出入管、3は隔壁、11は
密閉筒体1の円筒部(筒壁)、31は隔壁3の壁板部、
32は隔壁3の部分円筒板部、Cは小室。
密閉筒体1の円筒部(筒壁)、31は隔壁3の壁板部、
32は隔壁3の部分円筒板部、Cは小室。
フロントページの続き (72)発明者 安江 雅彦 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式 会社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 藤田 信雄 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 三井 宏之 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41 番地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 浅野 明彦 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41 番地の1 株式会社豊田中央研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−34487(JP,A) 特開 昭64−70697(JP,A) 特開 昭58−194702(JP,A) 特公 昭31−10897(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 17/12 C01B 3/00 F17C 11/00
Claims (3)
- 【請求項1】筒壁が熱交換面をなす良熱伝導性の密閉筒
体と、水素ガス流通可能な筒壁を有して前記密閉筒体の
軸心に沿って前記密閉筒体内に嵌入される水素ガス出入
用の水素ガス出入管と、伝熱板として前記密閉筒体の内
周面から水素ガス出入管の外周面まで延設されて前記密
閉筒体の内部空間を複数の小室に区画する隔壁と、前記
各小室に充填される金属水素化物粉末とを備える金属水
素化物粉末内蔵の熱交換器において、 前記隔壁は、前記密閉筒体と別設されて前記密閉筒体の
内周面に密着する部分円筒板部と、軸方向に延在する前
記部分円筒板部の両辺から径内方向へ屈折されて前記内
部空間を区画する一対の壁板部とを有することを特徴と
する金属水素化物粉末内蔵の熱交換器。 - 【請求項2】前記隔壁の壁板部が一対づつ互いに密接し
て配設される請求項1記載の金属水素化物粉末内蔵の熱
交換器。 - 【請求項3】筒壁が熱交換面をなす良熱伝導性の密閉筒
体と、水素ガス流通可能な筒壁を有して前記密閉筒体の
軸心に沿って前記密閉筒体内に嵌入される水素ガス出入
用の水素ガス出入管と、伝熱板として前記密閉筒体の内
周面から水素ガス出入管の外周面近傍まで延設されて前
記密閉筒体の内部空間を複数の小室に区画する隔壁と、
前記各小室に充填される金属水素化物粉末とを備える金
属水素化物粉末内蔵の熱交換器において、 前記隔壁は、前記密閉筒体と別設されて前記密閉筒体の
内周面に密着する部分円筒板部と前記部分円筒板部の軸
方向の両辺から径内方向へ屈折されて前記内部空間を区
画する一対の壁板部とからなる径方向断面略U字状の単
位屈曲板部を互いに隣接する一対の前記壁板部の内端側
で連続してなる一枚の屈曲金属板体から構成されること
を特徴とする金属水素化物粉末内蔵の熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32866694A JP3318143B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 金属水素化物粉末内蔵の熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32866694A JP3318143B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 金属水素化物粉末内蔵の熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08178463A JPH08178463A (ja) | 1996-07-12 |
| JP3318143B2 true JP3318143B2 (ja) | 2002-08-26 |
Family
ID=18212814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32866694A Expired - Fee Related JP3318143B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 金属水素化物粉末内蔵の熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3318143B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2008303956A (ja) * | 2007-06-06 | 2008-12-18 | Toyota Industries Corp | 水素貯蔵タンク |
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| CN116734156B (zh) * | 2023-06-16 | 2026-03-13 | 保昆(上海)工程技术有限公司 | 一种基于分级结构的模块化固态储氢罐体 |
| CN117006409B (zh) * | 2023-08-15 | 2025-02-07 | 有研(广东)新材料技术研究院 | 一种带有内部换热结构的金属氢化物储氢罐及其制备方法 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP32866694A patent/JP3318143B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08178463A (ja) | 1996-07-12 |
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