JP3320563B2 - 緩衝体 - Google Patents
緩衝体Info
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- Cartons (AREA)
- Buffer Packaging (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装箱内部に設置して
該包装箱内に収納された物品を落下等によって包装箱の
下部から受ける衝撃から保護する緩衝体に関する。
該包装箱内に収納された物品を落下等によって包装箱の
下部から受ける衝撃から保護する緩衝体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の緩衝体としては、例えば、発泡ス
チロール樹脂をブロック状に成形したもの等が知られて
いる。そしてこの緩衝体は、例えば、包装箱の内壁と該
包装箱内に収納される物品との間に介在されることによ
り、包装箱内で物品を支持すると共に、発泡スチロール
樹脂の緩衝作用によって落下等の衝撃を吸収して物品を
保護する。ところが、上記緩衝体は、発泡スチロール樹
脂製ブロックであるため、ブロック自体が柔軟に座屈し
て衝撃を吸収するといった比較的柔らかい衝撃の吸収が
行えない不都合があった。
チロール樹脂をブロック状に成形したもの等が知られて
いる。そしてこの緩衝体は、例えば、包装箱の内壁と該
包装箱内に収納される物品との間に介在されることによ
り、包装箱内で物品を支持すると共に、発泡スチロール
樹脂の緩衝作用によって落下等の衝撃を吸収して物品を
保護する。ところが、上記緩衝体は、発泡スチロール樹
脂製ブロックであるため、ブロック自体が柔軟に座屈し
て衝撃を吸収するといった比較的柔らかい衝撃の吸収が
行えない不都合があった。
【0003】また、焼却やリサイクル処理等を容易とす
るために、物品と包装箱との間に段ボール板紙を複数枚
重ねて厚板状に形成された緩衝材を介在させ、段ボール
の緩衝作用によって物品を衝撃から保護するようにした
ものも知られているが、これによっても、発泡スチロー
ル樹脂製ブロックよりも柔軟に座屈することはなく、比
較的柔らかく衝撃を吸収することが困難であった。
るために、物品と包装箱との間に段ボール板紙を複数枚
重ねて厚板状に形成された緩衝材を介在させ、段ボール
の緩衝作用によって物品を衝撃から保護するようにした
ものも知られているが、これによっても、発泡スチロー
ル樹脂製ブロックよりも柔軟に座屈することはなく、比
較的柔らかく衝撃を吸収することが困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる不都合を解消し
て、本発明は、焼却やリサイクル処理が容易な板紙等を
用いて形成することができ、柔軟な衝撃吸収力が得られ
る緩衝体を提供することを目的とする。
て、本発明は、焼却やリサイクル処理が容易な板紙等を
用いて形成することができ、柔軟な衝撃吸収力が得られ
る緩衝体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の第1の態様は、包装箱内部の底板上に設
置してこれに載置された物品を保護する緩衝体であっ
て、包装箱の底板に対応した形状の載置板と、該載置板
の少なくとも両側縁から下方に垂直に連設された一対の
枠板と、該枠板に包囲された載置板の下方に設けられて
前記底板から所定の空隙を存して載置板を支持する格子
状体とから成り、該格子状体は、前記枠板間に互いに平
行に配列された可撓性板材からなる複数の縦緩衝板と、
縦緩衝板と交差する方向に互いに平行に配列された可撓
性板材からなる複数の横緩衝板とを備え、前記縦緩衝板
は、上端縁が載置板から間隙を存して下端縁が包装箱の
底板に当接するように枠板から下方に突出する複数の第
1縦緩衝板と、互いに隣合う第1縦緩衝板の間で下端縁
が底板に間隙を存して上端縁が載置板に当接する第2縦
緩衝板とによって構成され、前記横緩衝板は、上端縁が
載置板から次第に離反する方向に傾斜し下端縁が包装箱
の底板に次第に接近する方向に傾斜する平行四辺形状に
形成されて前記第1縦緩衝板の一側面に一側端が固定さ
れた第1横緩衝板と、前記第1縦緩衝板を軸として18
0度回転させたとき第1横緩衝板と同一形状となるよう
に形成されて前記第1縦緩衝板の他側面に一側端が固定
された第2横緩衝板とによって構成され、前記枠板と前
記第1縦緩衝板との間に位置する前記第1横緩衝板は、
その他側端が前記枠板に固定され、前記第1縦緩衝板と
前記第2縦緩衝板との間に位置する前記第1横緩衝板
は、その他側端が前記第2縦緩衝板に固定され、前記枠
板と前記第1縦緩衝板との間に位置する前記第2横緩衝
板は、その他側端が前記枠板に固定され、前記第1縦緩
衝板と前記第2縦緩衝板との間に位置する前記第2横緩
衝板は、その他側端が前記第2縦緩衝板に固定されてい
ることを特徴とする。
めに、本発明の第1の態様は、包装箱内部の底板上に設
置してこれに載置された物品を保護する緩衝体であっ
て、包装箱の底板に対応した形状の載置板と、該載置板
の少なくとも両側縁から下方に垂直に連設された一対の
枠板と、該枠板に包囲された載置板の下方に設けられて
前記底板から所定の空隙を存して載置板を支持する格子
状体とから成り、該格子状体は、前記枠板間に互いに平
行に配列された可撓性板材からなる複数の縦緩衝板と、
縦緩衝板と交差する方向に互いに平行に配列された可撓
性板材からなる複数の横緩衝板とを備え、前記縦緩衝板
は、上端縁が載置板から間隙を存して下端縁が包装箱の
底板に当接するように枠板から下方に突出する複数の第
1縦緩衝板と、互いに隣合う第1縦緩衝板の間で下端縁
が底板に間隙を存して上端縁が載置板に当接する第2縦
緩衝板とによって構成され、前記横緩衝板は、上端縁が
載置板から次第に離反する方向に傾斜し下端縁が包装箱
の底板に次第に接近する方向に傾斜する平行四辺形状に
形成されて前記第1縦緩衝板の一側面に一側端が固定さ
れた第1横緩衝板と、前記第1縦緩衝板を軸として18
0度回転させたとき第1横緩衝板と同一形状となるよう
に形成されて前記第1縦緩衝板の他側面に一側端が固定
された第2横緩衝板とによって構成され、前記枠板と前
記第1縦緩衝板との間に位置する前記第1横緩衝板は、
その他側端が前記枠板に固定され、前記第1縦緩衝板と
前記第2縦緩衝板との間に位置する前記第1横緩衝板
は、その他側端が前記第2縦緩衝板に固定され、前記枠
板と前記第1縦緩衝板との間に位置する前記第2横緩衝
板は、その他側端が前記枠板に固定され、前記第1縦緩
衝板と前記第2縦緩衝板との間に位置する前記第2横緩
衝板は、その他側端が前記第2縦緩衝板に固定されてい
ることを特徴とする。
【0006】本発明の第1の態様において、前記横緩衝
板は、載置板から包装箱の底板に向かって傾斜して設け
られていることが好ましい。
板は、載置板から包装箱の底板に向かって傾斜して設け
られていることが好ましい。
【0007】また、本発明の第2の態様は、横緩衝板が
載置板から包装箱の底板に向かって傾斜して設けられた
第1の態様の格子状体を左右一対に並設し、右側に位置
する格子状体は、左側に位置する格子状体を垂直方向を
軸として180度回転させたときに同一形状となる形状
に形成されていることを特徴とする。
載置板から包装箱の底板に向かって傾斜して設けられた
第1の態様の格子状体を左右一対に並設し、右側に位置
する格子状体は、左側に位置する格子状体を垂直方向を
軸として180度回転させたときに同一形状となる形状
に形成されていることを特徴とする。
【0008】また、本発明の第3の態様は、第1の態様
の格子状体を上下一対に重ねて設け、下部の格子状体
は、前記上部の格子状体を縦緩衝板に直交する水平方向
を軸として180度回転させたときに同一形状となる形
状に形成されていることを特徴とする。
の格子状体を上下一対に重ねて設け、下部の格子状体
は、前記上部の格子状体を縦緩衝板に直交する水平方向
を軸として180度回転させたときに同一形状となる形
状に形成されていることを特徴とする。
【0009】本発明の第3の態様において、両格子状体
の夫々の横緩衝板は、載置板から包装箱の底板に向かっ
て傾斜して設けられていることが好ましい。
の夫々の横緩衝板は、載置板から包装箱の底板に向かっ
て傾斜して設けられていることが好ましい。
【0010】
【作用】本発明の第1の態様によれば、包装箱内の載置
板上に物品が載置された状態で、落下等によって包装箱
の下部から受ける衝撃によって載置板に荷重がかかった
とき、先ず、載置板が押し下げられる。これによって、
載置板と包装箱の底板とが接近し、第1縦緩衝板の上端
縁が載置板に当接する方向に移動され、第2縦緩衝板の
下端縁が包装箱の底板に当接する方向に移動する。この
とき、横緩衝板が復元力を伴いながら捩じれ変形して衝
撃を吸収する。更に、横緩衝板の変形に伴って、縦緩衝
板も復元力を伴いながら撓み変形して柔軟に衝撃を吸収
する。
板上に物品が載置された状態で、落下等によって包装箱
の下部から受ける衝撃によって載置板に荷重がかかった
とき、先ず、載置板が押し下げられる。これによって、
載置板と包装箱の底板とが接近し、第1縦緩衝板の上端
縁が載置板に当接する方向に移動され、第2縦緩衝板の
下端縁が包装箱の底板に当接する方向に移動する。この
とき、横緩衝板が復元力を伴いながら捩じれ変形して衝
撃を吸収する。更に、横緩衝板の変形に伴って、縦緩衝
板も復元力を伴いながら撓み変形して柔軟に衝撃を吸収
する。
【0011】第1の態様において、横緩衝板を載置板か
ら包装箱の底板に向かって傾斜して設けることにより、
横緩衝板をその傾斜の方向に従って撓ませ、横緩衝板を
垂直に設けた場合に比して撓み量を小とする。これによ
り、横緩衝板の破損を防止すると共に比較的大きな復元
力を得る。
ら包装箱の底板に向かって傾斜して設けることにより、
横緩衝板をその傾斜の方向に従って撓ませ、横緩衝板を
垂直に設けた場合に比して撓み量を小とする。これによ
り、横緩衝板の破損を防止すると共に比較的大きな復元
力を得る。
【0012】本発明の第2の態様は、載置板に荷重がか
かったときに横緩衝板及び縦緩衝板による緩衝作用によ
って物品を保護することは、前述した第1の態様と同様
である。第2の態様においては、左側に位置する格子状
体と、該格子状体を垂直方向を軸として180度回転し
た形状の右側に位置する格子状体とが、左右一対として
並設されている。左側に位置する格子状体の横緩衝板は
枠板、第1縦緩衝板、第2縦緩衝板の夫々の間で載置板
と包装箱の底板との間に同一方向に傾斜して設けられて
いる。該横緩衝板が上述したように衝撃を吸収すると
き、載置板は横緩衝板の傾斜の影響を受けて斜め下方に
押し下げられるようにして包装箱の底板に接近する。そ
れに対して、右側に位置する格子状体は、左側に位置す
る格子状体の横緩衝板と反対方向に傾斜して設けられて
いる。これによって、該横緩衝板が上述したように衝撃
を吸収するとき、左側に位置する格子状体の横緩衝板と
反対方向に載置板を押し下げるように変形する。従っ
て、左側に位置する格子状体の横緩衝板の変形方向と、
右側に位置する格子状体の横緩衝板の変形方向とが逆方
向となって載置板は横緩衝板の傾斜の影響が相殺されて
水平状態を維持して下方に押し下げられる。
かったときに横緩衝板及び縦緩衝板による緩衝作用によ
って物品を保護することは、前述した第1の態様と同様
である。第2の態様においては、左側に位置する格子状
体と、該格子状体を垂直方向を軸として180度回転し
た形状の右側に位置する格子状体とが、左右一対として
並設されている。左側に位置する格子状体の横緩衝板は
枠板、第1縦緩衝板、第2縦緩衝板の夫々の間で載置板
と包装箱の底板との間に同一方向に傾斜して設けられて
いる。該横緩衝板が上述したように衝撃を吸収すると
き、載置板は横緩衝板の傾斜の影響を受けて斜め下方に
押し下げられるようにして包装箱の底板に接近する。そ
れに対して、右側に位置する格子状体は、左側に位置す
る格子状体の横緩衝板と反対方向に傾斜して設けられて
いる。これによって、該横緩衝板が上述したように衝撃
を吸収するとき、左側に位置する格子状体の横緩衝板と
反対方向に載置板を押し下げるように変形する。従っ
て、左側に位置する格子状体の横緩衝板の変形方向と、
右側に位置する格子状体の横緩衝板の変形方向とが逆方
向となって載置板は横緩衝板の傾斜の影響が相殺されて
水平状態を維持して下方に押し下げられる。
【0013】本発明の第3の態様によれば、包装箱内に
設置された載置板上に物品が載置された状態で、落下等
によって包装箱の下部から受ける衝撃によって載置板に
荷重がかかったとき、第1の態様と同様にして、上下の
横緩衝板が復元力を伴いながら捩じれ変形して衝撃を吸
収すると共に、各横緩衝板の変形に伴って、各縦緩衝板
も復元力を伴いながら撓み変形して衝撃を吸収する。こ
のとき、特に第3の態様の緩衝体においては、載置板は
可撓性を有しているだけでなく前記枠板によって周縁が
包装箱の底板上に支持されている。このため、載置板に
衝撃による物品の荷重が加えられても、載置板は全体が
包装箱の底板に向かって下降されることなく、その中央
部分が陥没するように変形される。一方、載置板と包装
箱の底板との間には、前記格子状体が上下に重ねて設け
られており、上部の格子状体の各緩衝板と、下部の格子
状体の各緩衝板とが各別に変形するので、単一の格子状
体を設けた場合に比して一層高い柔軟性が得られる。従
って、上下の格子状体は、載置板の陥没を柔軟に支持し
て載置板の中央部分での十分な緩衝作用を得ることが可
能となる。
設置された載置板上に物品が載置された状態で、落下等
によって包装箱の下部から受ける衝撃によって載置板に
荷重がかかったとき、第1の態様と同様にして、上下の
横緩衝板が復元力を伴いながら捩じれ変形して衝撃を吸
収すると共に、各横緩衝板の変形に伴って、各縦緩衝板
も復元力を伴いながら撓み変形して衝撃を吸収する。こ
のとき、特に第3の態様の緩衝体においては、載置板は
可撓性を有しているだけでなく前記枠板によって周縁が
包装箱の底板上に支持されている。このため、載置板に
衝撃による物品の荷重が加えられても、載置板は全体が
包装箱の底板に向かって下降されることなく、その中央
部分が陥没するように変形される。一方、載置板と包装
箱の底板との間には、前記格子状体が上下に重ねて設け
られており、上部の格子状体の各緩衝板と、下部の格子
状体の各緩衝板とが各別に変形するので、単一の格子状
体を設けた場合に比して一層高い柔軟性が得られる。従
って、上下の格子状体は、載置板の陥没を柔軟に支持し
て載置板の中央部分での十分な緩衝作用を得ることが可
能となる。
【0014】第3の態様において、横緩衝板を載置板か
ら包装箱の底板に向かって傾斜して設けることにより、
上下の格子状体の各横緩衝板をその傾斜の方向に従って
撓ませ、垂直方向に撓んだ場合よりも撓み量を小として
緩衝作用を低下させることなく十分な復元力を得る。
ら包装箱の底板に向かって傾斜して設けることにより、
上下の格子状体の各横緩衝板をその傾斜の方向に従って
撓ませ、垂直方向に撓んだ場合よりも撓み量を小として
緩衝作用を低下させることなく十分な復元力を得る。
【0015】
【実施例】本発明の第1の実施例について説明する。図
1は本実施例の緩衝体を示す斜視図である。図2(a)
は図1のIIa−IIa線断面図であり、図2(b)は図1
のIIb−IIb線断面図である。図3及び図4は本実施例
の緩衝体による作動の説明図である。なお、図1におい
ては、説明の便宜上、緩衝体の上下を逆として示してい
るので、以下の説明で上方とするときは図1中の下方を
示し、説明で下方とするときは図1中の上方を示してい
る。また、図2及び図3においては、図1の上下方向と
異なり、実際の上下方向として示すので、以下の説明の
上下方向と一致する。
1は本実施例の緩衝体を示す斜視図である。図2(a)
は図1のIIa−IIa線断面図であり、図2(b)は図1
のIIb−IIb線断面図である。図3及び図4は本実施例
の緩衝体による作動の説明図である。なお、図1におい
ては、説明の便宜上、緩衝体の上下を逆として示してい
るので、以下の説明で上方とするときは図1中の下方を
示し、説明で下方とするときは図1中の上方を示してい
る。また、図2及び図3においては、図1の上下方向と
異なり、実際の上下方向として示すので、以下の説明の
上下方向と一致する。
【0016】第1の実施例の緩衝体1は、図1に示すよ
うに、長方形状の載置板2と、該載置板2の周縁に設け
られた枠板3と、該枠板3に包囲され部分に設けられた
格子状体4とによって構成されている。
うに、長方形状の載置板2と、該載置板2の周縁に設け
られた枠板3と、該枠板3に包囲され部分に設けられた
格子状体4とによって構成されている。
【0017】載置板2は、焼却可能とし、ある程度の可
撓性を要することから、段ボール板紙によって形成され
ている。枠板3は、該載置板2の長辺側に沿って一体に
連設され該載置板2から直角に起立されて互いに対向す
る一対の第1側枠5と、該載置板2の短辺側に沿って一
体に連設され該載置板2から直角に起立されて互いに対
向する一対の第2側枠6とによって形成されている。
撓性を要することから、段ボール板紙によって形成され
ている。枠板3は、該載置板2の長辺側に沿って一体に
連設され該載置板2から直角に起立されて互いに対向す
る一対の第1側枠5と、該載置板2の短辺側に沿って一
体に連設され該載置板2から直角に起立されて互いに対
向する一対の第2側枠6とによって形成されている。
【0018】前記格子状体4は、両第1側枠5間に所定
間隔を存して垂直に設けられた複数の縦緩衝板7と、該
縦緩衝板7と交差して両第2側枠6間に所定間隔を存し
て傾斜して設けられた複数の横緩衝板8とによって構成
されている。
間隔を存して垂直に設けられた複数の縦緩衝板7と、該
縦緩衝板7と交差して両第2側枠6間に所定間隔を存し
て傾斜して設けられた複数の横緩衝板8とによって構成
されている。
【0019】各縦緩衝板7は、図1及び図2(b)に示
すように、前記載置板2及び枠板3よりも軟質であって
弾性を有する板紙により夫々同一形状に形成されている
が、載置板2から離間して設けられた第1縦緩衝板9
と、載置板2に一端縁が当接して設けられた第2縦緩衝
板10とが交互に配設されている。前記第1側枠5に当
接する両側の第2縦緩衝板10は第1側枠5に接着され
ている。
すように、前記載置板2及び枠板3よりも軟質であって
弾性を有する板紙により夫々同一形状に形成されている
が、載置板2から離間して設けられた第1縦緩衝板9
と、載置板2に一端縁が当接して設けられた第2縦緩衝
板10とが交互に配設されている。前記第1側枠5に当
接する両側の第2縦緩衝板10は第1側枠5に接着され
ている。
【0020】各横緩衝板8は、図1及び図2(b)に示
すように、縦緩衝板7と同質の材料が用いられて各縦緩
衝板7間に支持されている。各横緩衝板8のうち、図2
(b)中左側に示す前記第1側枠5に接着された第2縦
緩衝板10と隣合う第1縦緩衝板9との間に位置する横
緩衝板8は、上端縁が前記載置板2から次第に離反する
ように傾斜する平行四辺形状に形成された第1横緩衝板
11であり、図2(b)中左側に示す第1縦緩衝板9と
図2(b)中中央に示す第2縦緩衝板10との間に位置
する横緩衝板8は、上端縁が前記載置板2に次第に接近
するように傾斜する平行四辺形状に形成された第2横緩
衝板12である。第1横緩衝板11と第2横緩衝板12
とは、一方を第1縦緩衝板9を軸として180度回転し
たとき同一形状となるものである。そして、図2(b)
中右半部に示す横緩衝板8も、同様にして第1横緩衝板
11と第2横緩衝板12とが設けられている。更に、各
横緩衝板8は、図1及び図2(a)に示すように、その
全てが同一方向に傾斜して各縦緩衝板7間に設けられて
いる。
すように、縦緩衝板7と同質の材料が用いられて各縦緩
衝板7間に支持されている。各横緩衝板8のうち、図2
(b)中左側に示す前記第1側枠5に接着された第2縦
緩衝板10と隣合う第1縦緩衝板9との間に位置する横
緩衝板8は、上端縁が前記載置板2から次第に離反する
ように傾斜する平行四辺形状に形成された第1横緩衝板
11であり、図2(b)中左側に示す第1縦緩衝板9と
図2(b)中中央に示す第2縦緩衝板10との間に位置
する横緩衝板8は、上端縁が前記載置板2に次第に接近
するように傾斜する平行四辺形状に形成された第2横緩
衝板12である。第1横緩衝板11と第2横緩衝板12
とは、一方を第1縦緩衝板9を軸として180度回転し
たとき同一形状となるものである。そして、図2(b)
中右半部に示す横緩衝板8も、同様にして第1横緩衝板
11と第2横緩衝板12とが設けられている。更に、各
横緩衝板8は、図1及び図2(a)に示すように、その
全てが同一方向に傾斜して各縦緩衝板7間に設けられて
いる。
【0021】以上の構成の緩衝体1は、図3(a)に示
すように、包装箱13の底部に設置される。前記載置板
2は、包装箱13の底板14上に格子状体4を介して支
持された状態となっている。この状態で、載置板2上に
図示しない物品を載置して包装する。そして、落下時に
包装箱13の下方から受ける衝撃によって、物品の荷重
が載置板2上に加わったとき、図3(b)に示すよう
に、載置板2が押し下げられ、載置板2と包装箱13の
底板14との間に設けられた格子状体4が載置板2に圧
迫される。このとき、格子状体4は、第1縦緩衝板9の
上端縁が載置板に当接する方向に移動され、第2縦緩衝
板10の下端縁が包装箱の底板に当接する方向に移動さ
れる。ここで、格子状体4は、図4(a)に示す状態か
ら図4(b)に示す状態となり、各横緩衝板8が復元力
を伴いながら捩じれ変形すると共に、横緩衝板8の変形
に伴って、縦緩衝板7も復元力を伴いながら撓み変形す
る。このように、各横緩衝板8及び各縦緩衝板7が復元
力を伴いながら変形するので、外部からの衝撃等が柔軟
に吸収され、物品は上記の各緩衝板7,8による緩衝効
果によって保護される。
すように、包装箱13の底部に設置される。前記載置板
2は、包装箱13の底板14上に格子状体4を介して支
持された状態となっている。この状態で、載置板2上に
図示しない物品を載置して包装する。そして、落下時に
包装箱13の下方から受ける衝撃によって、物品の荷重
が載置板2上に加わったとき、図3(b)に示すよう
に、載置板2が押し下げられ、載置板2と包装箱13の
底板14との間に設けられた格子状体4が載置板2に圧
迫される。このとき、格子状体4は、第1縦緩衝板9の
上端縁が載置板に当接する方向に移動され、第2縦緩衝
板10の下端縁が包装箱の底板に当接する方向に移動さ
れる。ここで、格子状体4は、図4(a)に示す状態か
ら図4(b)に示す状態となり、各横緩衝板8が復元力
を伴いながら捩じれ変形すると共に、横緩衝板8の変形
に伴って、縦緩衝板7も復元力を伴いながら撓み変形す
る。このように、各横緩衝板8及び各縦緩衝板7が復元
力を伴いながら変形するので、外部からの衝撃等が柔軟
に吸収され、物品は上記の各緩衝板7,8による緩衝効
果によって保護される。
【0022】なお、本発明の第1の実施例においては、
各横緩衝板8を傾斜させて設けることにより故意に各横
緩衝板8の撓みに方向性を発生させ、比較的小さな撓み
量によって緩衝作用を得ると同時に十分な復元力を得て
いるが、例えば、図示しないが、各横緩衝板8を傾斜さ
せることなく垂直に設けても、撓み量を大として十分な
緩衝作用を得ることができる。
各横緩衝板8を傾斜させて設けることにより故意に各横
緩衝板8の撓みに方向性を発生させ、比較的小さな撓み
量によって緩衝作用を得ると同時に十分な復元力を得て
いるが、例えば、図示しないが、各横緩衝板8を傾斜さ
せることなく垂直に設けても、撓み量を大として十分な
緩衝作用を得ることができる。
【0023】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図5は本実施例の緩衝体を説明の便宜上、上下を
逆にして示す斜視図である。図6(a)は図5のVIa−
VIa線断面図であり、図6(b)は図5のVIb−VIb線
断面図である。
する。図5は本実施例の緩衝体を説明の便宜上、上下を
逆にして示す斜視図である。図6(a)は図5のVIa−
VIa線断面図であり、図6(b)は図5のVIb−VIb線
断面図である。
【0024】第2の実施例の緩衝体15は、図5に示す
ように、長方形状の載置板16と、該載置板16の周縁
に設けられた枠板17と、該枠板17に包囲され部分に
横並びに設けられた一対の格子状体18,19とによっ
て構成されている。
ように、長方形状の載置板16と、該載置板16の周縁
に設けられた枠板17と、該枠板17に包囲され部分に
横並びに設けられた一対の格子状体18,19とによっ
て構成されている。
【0025】載置板16は、上記実施例と同様に段ボー
ル板紙によって形成されており、枠板17は、該載置板
16の長辺側に沿って一体に連設され該載置板16から
直角に起立されて互いに対向する一対の第1側枠20
と、該載置板16の短辺側に沿って一体に連設され該載
置板16から直角に起立されて互いに対向する一対の第
2側枠21とによって形成されている。
ル板紙によって形成されており、枠板17は、該載置板
16の長辺側に沿って一体に連設され該載置板16から
直角に起立されて互いに対向する一対の第1側枠20
と、該載置板16の短辺側に沿って一体に連設され該載
置板16から直角に起立されて互いに対向する一対の第
2側枠21とによって形成されている。
【0026】第1の格子状体18は、両第1側枠20間
に所定間隔を存して垂直に設けられた複数の縦緩衝板2
2と、該縦緩衝板22と交差して両第2側枠21間に所
定間隔を存して傾斜して設けられた複数の横緩衝板23
とによって構成されている。
に所定間隔を存して垂直に設けられた複数の縦緩衝板2
2と、該縦緩衝板22と交差して両第2側枠21間に所
定間隔を存して傾斜して設けられた複数の横緩衝板23
とによって構成されている。
【0027】第2の格子状体19は、第1の格子状体1
8と同一の構成であり、垂直方向を軸として180度回
転させたときに第1の格子状体18と同一形状となる。
8と同一の構成であり、垂直方向を軸として180度回
転させたときに第1の格子状体18と同一形状となる。
【0028】両格子状体18,19の各縦緩衝板22
は、図5及び図6(b)に示すように、前記載置板16
から離間して設けられた第1縦緩衝板24と、載置板1
6に一端縁が当接して設けられた第2縦緩衝板25とが
交互に配設されている。前記第1側枠20に当接する両
側の第2縦緩衝板25は第1側枠20に接着されてい
る。
は、図5及び図6(b)に示すように、前記載置板16
から離間して設けられた第1縦緩衝板24と、載置板1
6に一端縁が当接して設けられた第2縦緩衝板25とが
交互に配設されている。前記第1側枠20に当接する両
側の第2縦緩衝板25は第1側枠20に接着されてい
る。
【0029】両格子状体18,19の各横緩衝板23
は、図5及び図6(b)に示すように、各縦緩衝板22
間に支持されている。各横緩衝板23のうち、図6
(b)中左側に示す前記第1側枠20に接着された第2
縦緩衝板25と第1縦緩衝板24との間の横緩衝板23
は、上端縁が前記載置板16から次第に離反するように
傾斜する第1横緩衝板26であり、該第1横緩衝板26
に第1縦緩衝板24を介して隣接する横緩衝板23は、
上端縁が前記載置板16に次第に接近するように傾斜す
る平行四辺形状に形成された第2横緩衝板27である。
第1横緩衝板26と第2横緩衝板27とは、一方を第1
縦緩衝板24を軸として180度回転したとき同一形状
となるものである。更に第1横緩衝板26と第2横緩衝
板27とは夫々第1縦緩衝板24と第2縦緩衝板25と
の間に交互に配設されている。更に、図5及び図6
(a)に示すように、第1の格子状体18の各横緩衝板
23は全てが同一方向に傾斜し、第2の格子状体19の
各横緩衝板23は全てが同一方向に傾斜している。な
お、第2の格子状体19は、第1の格子状体18を垂直
方向を軸として180度回転させたときに第1の格子状
体18と同一形状となるものであるので、第1の格子状
体18の各横緩衝板23の傾斜方向と、第2の格子状体
19の各横緩衝板23の傾斜方向とは互いに逆方向とな
るように設けられている。
は、図5及び図6(b)に示すように、各縦緩衝板22
間に支持されている。各横緩衝板23のうち、図6
(b)中左側に示す前記第1側枠20に接着された第2
縦緩衝板25と第1縦緩衝板24との間の横緩衝板23
は、上端縁が前記載置板16から次第に離反するように
傾斜する第1横緩衝板26であり、該第1横緩衝板26
に第1縦緩衝板24を介して隣接する横緩衝板23は、
上端縁が前記載置板16に次第に接近するように傾斜す
る平行四辺形状に形成された第2横緩衝板27である。
第1横緩衝板26と第2横緩衝板27とは、一方を第1
縦緩衝板24を軸として180度回転したとき同一形状
となるものである。更に第1横緩衝板26と第2横緩衝
板27とは夫々第1縦緩衝板24と第2縦緩衝板25と
の間に交互に配設されている。更に、図5及び図6
(a)に示すように、第1の格子状体18の各横緩衝板
23は全てが同一方向に傾斜し、第2の格子状体19の
各横緩衝板23は全てが同一方向に傾斜している。な
お、第2の格子状体19は、第1の格子状体18を垂直
方向を軸として180度回転させたときに第1の格子状
体18と同一形状となるものであるので、第1の格子状
体18の各横緩衝板23の傾斜方向と、第2の格子状体
19の各横緩衝板23の傾斜方向とは互いに逆方向とな
るように設けられている。
【0030】第2実施例の緩衝体15は、図示しないが
前述した第1の実施例と同様に包装箱の底部に設置さ
れ、載置板16に物品を載置する。そして、落下時の衝
撃等により、物品の荷重が載置板16上に加わったと
き、各格子状体18,19の変形により衝撃等が柔軟に
吸収され緩衝効果が得られる。
前述した第1の実施例と同様に包装箱の底部に設置さ
れ、載置板16に物品を載置する。そして、落下時の衝
撃等により、物品の荷重が載置板16上に加わったと
き、各格子状体18,19の変形により衝撃等が柔軟に
吸収され緩衝効果が得られる。
【0031】更に、第2実施例の緩衝体15において
は、第1の格子状体18の各横緩衝板23の傾斜方向
と、第2の格子状体19の各横緩衝板23の傾斜方向と
は互いに逆方向とされている。これにより、第1の格子
状体18の横緩衝板23と第2の格子状体19の横緩衝
板23とは互いに反対方向に載置板を押し下げるように
変形する。従って、第1の格子状体18の横緩衝板23
の変形方向と、第2の格子状体19の横緩衝板23の変
形方向とが逆方向となって両横緩衝板23の傾斜の影響
が相殺され、載置板16は水平状態を維持して下方に押
し下げられるので、物品の安定した載置状態を維持して
衝撃を緩和することができる。
は、第1の格子状体18の各横緩衝板23の傾斜方向
と、第2の格子状体19の各横緩衝板23の傾斜方向と
は互いに逆方向とされている。これにより、第1の格子
状体18の横緩衝板23と第2の格子状体19の横緩衝
板23とは互いに反対方向に載置板を押し下げるように
変形する。従って、第1の格子状体18の横緩衝板23
の変形方向と、第2の格子状体19の横緩衝板23の変
形方向とが逆方向となって両横緩衝板23の傾斜の影響
が相殺され、載置板16は水平状態を維持して下方に押
し下げられるので、物品の安定した載置状態を維持して
衝撃を緩和することができる。
【0032】本発明の第3の実施例について説明する。
図7は本実施例の緩衝体を説明の便宜上、上下を逆にし
て示す斜視図である。図8(a)は図7のVIIIa−VIII
a線断面図であり、図8(b)は図7のVIIIb−VIIIb
線断面図である。
図7は本実施例の緩衝体を説明の便宜上、上下を逆にし
て示す斜視図である。図8(a)は図7のVIIIa−VIII
a線断面図であり、図8(b)は図7のVIIIb−VIIIb
線断面図である。
【0033】第3の実施例の緩衝体28は、図7に示す
ように、可撓性板材からなる載置板29と、該載置板2
9の周縁から下方に延びる枠板30とを備え、各枠板3
0によって包囲され部分に、上下方向に配設された一対
の格子状体31,32を備えている。
ように、可撓性板材からなる載置板29と、該載置板2
9の周縁から下方に延びる枠板30とを備え、各枠板3
0によって包囲され部分に、上下方向に配設された一対
の格子状体31,32を備えている。
【0034】上部の格子状体31は、両第1側枠33間
に所定間隔を存して垂直に設けられた複数の縦緩衝板3
4と、該縦緩衝板34と交差して両第2側枠35間に所
定間隔を存して傾斜して設けられた複数の横緩衝板36
とによって構成されている。下部の格子状体32は、上
部の格子状体31と同一の構成であり、縦緩衝板34の
長手方向に直交する水平方向を軸として180度回転さ
せたときに上部の格子状体31と同一形状となる。
に所定間隔を存して垂直に設けられた複数の縦緩衝板3
4と、該縦緩衝板34と交差して両第2側枠35間に所
定間隔を存して傾斜して設けられた複数の横緩衝板36
とによって構成されている。下部の格子状体32は、上
部の格子状体31と同一の構成であり、縦緩衝板34の
長手方向に直交する水平方向を軸として180度回転さ
せたときに上部の格子状体31と同一形状となる。
【0035】上部の格子状体31の各縦緩衝板34は、
図7及び図8(b)に示すように、前記載置板29から
離間して設けられた第1上部縦緩衝板37と、載置板2
9に一端縁が当接して設けられた第2上部縦緩衝板38
とが交互に配設されている。前記第1側枠33に当接す
る両側の第2上部縦緩衝板38は第1側枠33に接着さ
れている。
図7及び図8(b)に示すように、前記載置板29から
離間して設けられた第1上部縦緩衝板37と、載置板2
9に一端縁が当接して設けられた第2上部縦緩衝板38
とが交互に配設されている。前記第1側枠33に当接す
る両側の第2上部縦緩衝板38は第1側枠33に接着さ
れている。
【0036】下部の格子状体32の各縦緩衝板34は、
図7及び図8(b)に示すように、前記第2上部縦緩衝
板38から離間して設けられた第1下部縦緩衝板39
と、第1上部縦緩衝板37に一端縁が当接して設けられ
た第2下部縦緩衝板40とが交互に配設されている。前
記第1側枠33に当接する両側の第1下部縦緩衝板39
は第1側枠33に接着されている。
図7及び図8(b)に示すように、前記第2上部縦緩衝
板38から離間して設けられた第1下部縦緩衝板39
と、第1上部縦緩衝板37に一端縁が当接して設けられ
た第2下部縦緩衝板40とが交互に配設されている。前
記第1側枠33に当接する両側の第1下部縦緩衝板39
は第1側枠33に接着されている。
【0037】両格子状体31,32の各横緩衝板36
は、図7及び図8(b)に示すように、各縦緩衝板34
間に支持されており、その形状については上記の各実施
例において説明したものと同一である。ただし、各横緩
衝板36の傾斜方向は、両格子状体31,32について
全て同一方向に傾斜して設けられている。
は、図7及び図8(b)に示すように、各縦緩衝板34
間に支持されており、その形状については上記の各実施
例において説明したものと同一である。ただし、各横緩
衝板36の傾斜方向は、両格子状体31,32について
全て同一方向に傾斜して設けられている。
【0038】第3実施例の緩衝体28は、図9(a)に
示すように、包装箱13の底部14に設置され、載置板
29に物品を載置する。このとき、各枠板30が包装箱
13の底部14に当接され、載置板29は、各枠板30
によって水平に支持された状態となる。そして、図9
(b)に示すように、落下時の衝撃等により、物品の荷
重が載置板29上に加わったとき、各格子状体31,3
2が夫々に変形して衝撃等が柔軟に吸収され緩衝効果が
得られる。このとき、特に第3実施例の緩衝体28にお
いては、載置板29は水平状態を維持しながら全体が包
装箱13の底板14に向かって下降されることなく、そ
の中央部分が陥没するように変形される。同時に、両格
子状体31,32が載置板29の変形に追従して各緩衝
板34,36が変形する。前記格子状体31,32は上
下に重ねて設けられているので、第1の実施例で示した
単一の格子状体4を設けた場合に比して、格子状体3
1,32各々の柔軟性は高くなっている。従って、両格
子状体31,32は、載置板29の中央部分に集中的に
緩衝作用を発生させ、比較的柔軟性の高い状態で、載置
板29の中央部分で衝撃を吸収する。
示すように、包装箱13の底部14に設置され、載置板
29に物品を載置する。このとき、各枠板30が包装箱
13の底部14に当接され、載置板29は、各枠板30
によって水平に支持された状態となる。そして、図9
(b)に示すように、落下時の衝撃等により、物品の荷
重が載置板29上に加わったとき、各格子状体31,3
2が夫々に変形して衝撃等が柔軟に吸収され緩衝効果が
得られる。このとき、特に第3実施例の緩衝体28にお
いては、載置板29は水平状態を維持しながら全体が包
装箱13の底板14に向かって下降されることなく、そ
の中央部分が陥没するように変形される。同時に、両格
子状体31,32が載置板29の変形に追従して各緩衝
板34,36が変形する。前記格子状体31,32は上
下に重ねて設けられているので、第1の実施例で示した
単一の格子状体4を設けた場合に比して、格子状体3
1,32各々の柔軟性は高くなっている。従って、両格
子状体31,32は、載置板29の中央部分に集中的に
緩衝作用を発生させ、比較的柔軟性の高い状態で、載置
板29の中央部分で衝撃を吸収する。
【0039】なお、本発明の第3の実施例においては、
各横緩衝板36を傾斜させて設けて第1の実施例と同様
に比較的小さな撓み量によって緩衝作用と十分な復元力
とを両立しているが、本実施例に限ることなく、図示し
ないが、各横緩衝板36を垂直に設けてもよい。
各横緩衝板36を傾斜させて設けて第1の実施例と同様
に比較的小さな撓み量によって緩衝作用と十分な復元力
とを両立しているが、本実施例に限ることなく、図示し
ないが、各横緩衝板36を垂直に設けてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、本発明
によれば、載置板と包装箱の底板との間に、第1縦緩衝
板と第2縦緩衝板とを交互に配設し、第1横緩衝板と第
2横緩衝板とを傾斜させて各縦緩衝板間に配設して形成
した前記格子状体を設けたので、載置板上に物品が載置
された状態で包装箱の外部から衝撃が加えられても、各
緩衝板が復元力を伴いながら撓み変形して座屈し、比較
的柔らかく衝撃を吸収して物品を保護することができ、
板紙等の焼却やリサイクル処理が容易な材料を用いて形
成することができる。
によれば、載置板と包装箱の底板との間に、第1縦緩衝
板と第2縦緩衝板とを交互に配設し、第1横緩衝板と第
2横緩衝板とを傾斜させて各縦緩衝板間に配設して形成
した前記格子状体を設けたので、載置板上に物品が載置
された状態で包装箱の外部から衝撃が加えられても、各
緩衝板が復元力を伴いながら撓み変形して座屈し、比較
的柔らかく衝撃を吸収して物品を保護することができ、
板紙等の焼却やリサイクル処理が容易な材料を用いて形
成することができる。
【0041】また、本発明は、第1縦緩衝板と第2縦緩
衝板との間において第1横緩衝板と第2横緩衝板とを同
一方向に傾斜して配設した左側に位置する格子状体を設
け、該格子状体を垂直方向を軸として180度回転した
形状の右側に位置する格子状体とを設けたので、各格子
状体の夫々の横緩衝板が衝撃を吸収するとき、左側に位
置する格子状体の横緩衝板と右側に位置する格子状体の
横緩衝板とが互いに変形する方向を相殺し、載置板の水
平状態を維持して両格子状体に衝撃を吸収させることが
できる。
衝板との間において第1横緩衝板と第2横緩衝板とを同
一方向に傾斜して配設した左側に位置する格子状体を設
け、該格子状体を垂直方向を軸として180度回転した
形状の右側に位置する格子状体とを設けたので、各格子
状体の夫々の横緩衝板が衝撃を吸収するとき、左側に位
置する格子状体の横緩衝板と右側に位置する格子状体の
横緩衝板とが互いに変形する方向を相殺し、載置板の水
平状態を維持して両格子状体に衝撃を吸収させることが
できる。
【0042】このとき、横緩衝板を載置板から包装箱の
底板に向かって傾斜して設けることにより、各横緩衝板
は、その傾斜の方向に従って撓みが発生するので、緩衝
作用を低下させることなく十分な復元力を得ることがで
きる。
底板に向かって傾斜して設けることにより、各横緩衝板
は、その傾斜の方向に従って撓みが発生するので、緩衝
作用を低下させることなく十分な復元力を得ることがで
きる。
【0043】更に、本発明の緩衝体は、包装箱内に設置
された載置板上に物品が載置された状態で、落下時に包
装箱の下方から受ける衝撃によって載置板に荷重がかか
ったとき、載置板は可撓性を有しており、載置板の周縁
は枠板で支持されているので、前記一対の格子状体を上
下に重ねて設けることにより、特に載置板の中央部分に
一層高い柔軟性を得て確実に物品を保護することができ
る。
された載置板上に物品が載置された状態で、落下時に包
装箱の下方から受ける衝撃によって載置板に荷重がかか
ったとき、載置板は可撓性を有しており、載置板の周縁
は枠板で支持されているので、前記一対の格子状体を上
下に重ねて設けることにより、特に載置板の中央部分に
一層高い柔軟性を得て確実に物品を保護することができ
る。
【図1】本発明の第1の実施例の緩衝体を示す斜視図。
【図2】(a)は図1のIIa−IIa線断面図、(b)は
図1のIIb−IIb線断面図。
図1のIIb−IIb線断面図。
【図3】第1の実施例の緩衝体の作動の説明図。
【図4】第1の実施例の緩衝体の作動の説明図。
【図5】本発明の第2の実施例の緩衝体を示す斜視図。
【図6】(a)は図5のVIa−VIa線断面図、(b)は
図5のVIb−VIb線断面図。
図5のVIb−VIb線断面図。
【図7】本発明の第3の実施例の緩衝体を示す斜視図。
【図8】(a)は図7のVIIIa−VIIIa線断面図、
(b)は図7のVIIIb−VIIIb線断面図。
(b)は図7のVIIIb−VIIIb線断面図。
【図9】第3の実施例の緩衝体の作動の説明図。
1,15,28…緩衝体、2,16,29…載置板、
3,17,30…枠板、4…格子状体、7,22,34
…縦緩衝板、8,23,36…横緩衝板、9,24…第
1縦緩衝板、10,25…第2縦緩衝板、11,26…
第1横緩衝板、12,27…第2横緩衝板、13…包装
箱、14…底板、18…左側に位置する格子状体、19
…右側に位置する格子状体、31…上部の格子状体、3
2…下部の格子状体、37…第1上部縦緩衝板、38…
第2上部縦緩衝板、39…第1下部縦緩衝板、40…第
2下部縦緩衝板。
3,17,30…枠板、4…格子状体、7,22,34
…縦緩衝板、8,23,36…横緩衝板、9,24…第
1縦緩衝板、10,25…第2縦緩衝板、11,26…
第1横緩衝板、12,27…第2横緩衝板、13…包装
箱、14…底板、18…左側に位置する格子状体、19
…右側に位置する格子状体、31…上部の格子状体、3
2…下部の格子状体、37…第1上部縦緩衝板、38…
第2上部縦緩衝板、39…第1下部縦緩衝板、40…第
2下部縦緩衝板。
Claims (5)
- 【請求項1】包装箱内部の底板上に設置してこれに載置
された物品を保護する緩衝体であって、包装箱の底板に
対応した形状の載置板と、該載置板の少なくとも両側縁
から下方に垂直に連設された一対の枠板と、該枠板に包
囲された載置板の下方に設けられて前記底板から所定の
空隙を存して載置板を支持する格子状体とから成り、 該格子状体は、前記枠板間に互いに平行に配列された可
撓性板材からなる複数の縦緩衝板と、縦緩衝板と交差す
る方向に互いに平行に配列された可撓性板材からなる複
数の横緩衝板とを備え、 前記縦緩衝板は、上端縁が載置板から間隙を存して下端
縁が包装箱の底板に当接するように枠板から下方に突出
する複数の第1縦緩衝板と、互いに隣合う第1縦緩衝板
の間で下端縁が底板に間隙を存して上端縁が載置板に当
接する第2縦緩衝板とによって構成され、 前記横緩衝板は、上端縁が載置板から次第に離反する方
向に傾斜し下端縁が包装箱の底板に次第に接近する方向
に傾斜する平行四辺形状に形成されて前記第1縦緩衝板
の一側面に一側端が固定された第1横緩衝板と、前記第
1縦緩衝板を軸として180度回転させたとき第1横緩
衝板と同一形状となるように形成されて前記第1縦緩衝
板の他側面に一側端が固定された第2横緩衝板とによっ
て構成され、 前記枠板と前記第1縦緩衝板との間に位置する前記第1
横緩衝板は、その他側端が前記枠板に固定され、前記第
1縦緩衝板と前記第2縦緩衝板との間に位置する前記第
1横緩衝板は、その他側端が前記第2縦緩衝板に固定さ
れ、前記枠板と前記第1縦緩衝板との間に位置する前記
第2横緩衝板は、その他側端が前記枠板に固定され、前
記第1縦緩衝板と前記第2縦緩衝板との間に位置する前
記第2横緩衝板は、その他側端が前記第2縦緩衝板に固
定されていることを特徴とする緩衝体。 - 【請求項2】前記横緩衝板は、載置板から包装箱の底板
に向かって傾斜して設けられていることを特徴とする請
求項1記載の緩衝体。 - 【請求項3】包装箱内部の底板上に設置してこれに載置
された物品を保護する緩衝体であって、包装箱の底板に
対応した形状の載置板と、該載置板の少なくとも両側縁
から下方に垂直に連設された一対の枠板と、該側板に包
囲された載置板の下方に設けられて前記底板から所定の
空隙を存して載置板を支持する並設された左右一対の格
子状体とから成り、 左側に位置する格子状体は、前記枠板と同形状であって
該枠体間に互いに平行に配列された可撓性板材からなる
複数の縦緩衝板と、各縦緩衝板と交差する方向に互いに
平行に配列された可撓性板材からなる複数の横緩衝板と
を備え、 前記縦緩衝板は、上端縁が載置板から間隙を存して下端
縁が包装箱の底板に当接するように枠板から下方に突出
する複数の第1縦緩衝板と、互いに隣合う第1縦緩衝板
の間で下端縁が底板に間隙を存して上端縁が載置板に当
接する第2縦緩衝板とによって構成され、 前記横緩衝板は、載置板から包装箱の底板に向かって傾
斜して設けられ且つ上端縁が載置板から次第に離反する
方向に傾斜し下端縁が包装箱の底板に次第に接近する方
向に傾斜する平行四辺形状に形成されて前記第1縦緩衝
板の一側面に一側端が固定された第1横緩衝板と、第1
横緩衝板と同一方向に載置板から包装箱の底板に向かっ
て傾斜して設けられ且つ第1縦緩衝板を軸として180
度回転させたとき第1横緩衝板と同一形状となるように
形成されて前記第1縦緩衝板の他側面に一側端が固定さ
れた第2横緩衝板とによって構成され、 前記枠板と前記第1縦緩衝板との間に位置する前記第1
横緩衝板は、その他側端が前記枠板に固定され、前記第
1縦緩衝板と前記第2縦緩衝板との間に位置する前記第
1横緩衝板は、その他側端が前記第2縦緩衝板に固定さ
れ、前記枠板と前記第1縦緩衝板との間に位置する前記
第2横緩衝板は、その他側端が前記枠板に固定され、前
記第1縦緩衝板と前記第2縦緩衝板との間に位置する前
記第2横緩衝板は、その他側端が前記第2縦緩衝板に固
定されており、 右側に位置する格子状体は、前記左側に位置する格子状
体を垂直方向を軸として180度回転させたときに同一
形状となる形状に形成されていることを特徴とする緩衝
体。 - 【請求項4】包装箱内部の底板上に設置してこれに載置
された物品を保護する緩衝体であって、包装箱の底板に
対応した形状の可撓性板材からなる載置板と、該載置板
の周縁から下方に垂直に連設されて前記底板から所定の
空隙を存して載置板を支持する枠板と、該枠板に包囲さ
れた載置板の下方に設けられて上下に重ねられた一対の
格子状体とから成り、 前記上部の格子状体は、互いに平行に配列された可撓性
板材からなる複数の縦緩衝板と、各縦緩衝板と交差する
方向に互いに平行に配列された可撓性板材からなる複数
の横緩衝板とを備え、 前記縦緩衝板は、上端縁が載置板から間隙を存して下端
縁が前記下部の格子状体に当接する複数の第1縦緩衝板
と、互いに隣合う第1縦緩衝板の間で下端縁が前記下部
の格子状体に間隙を存して上端縁が載置板に当接する第
2縦緩衝板とによって構成され、 前記横緩衝板は、上端縁が載置板から次第に離反する方
向に傾斜し下端縁が包装箱の底板に次第に接近する方向
に傾斜する平行四辺形状に形成されて前記第1縦緩衝板
の一側面に一側端が固定された第1横緩衝板と、前記第
1縦緩衝板を軸として180度回転させたとき第1横緩
衝板と同一形状となるように形成されて前記第1縦緩衝
板の他側面に一側端が固定された第2横緩衝板とによっ
て構成され、 前記枠板と前記第1縦緩衝板との間に位置する前記第1
横緩衝板は、その他側端が前記枠板に固定され、前記第
1縦緩衝板と前記第2縦緩衝板との間に位置する前記第
1横緩衝板は、その他側端が前記第2縦緩衝板に固定さ
れ、前記枠板と前記第1縦緩衝板との間に位置する前記
第2横緩衝板は、その他側端が前記枠板に固定され、前
記第1縦緩衝板と前記第2縦緩衝板との間に位置する前
記第2横緩衝板は、その他側端が前記第2縦緩衝板に固
定されており、 前記下部の格子状体は、前記上部の格子状体を縦緩衝板
に直交する水平方向を軸として180度回転させたとき
に同一形状となる形状に形成されていることを特徴とす
る緩衝体。 - 【請求項5】前記上部の格子状体の横緩衝板と前記下部
の格子状体の横緩衝板とは夫々載置板から包装箱の底板
に向かって傾斜して設けられていることを特徴とする請
求項4記載の緩衝体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22805694A JP3320563B2 (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 緩衝体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22805694A JP3320563B2 (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 緩衝体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0891442A JPH0891442A (ja) | 1996-04-09 |
| JP3320563B2 true JP3320563B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=16870511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22805694A Expired - Fee Related JP3320563B2 (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 緩衝体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3320563B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101648105B1 (ko) * | 2015-06-26 | 2016-08-16 | (주)썬텍솔루션 | 다용도 포장용기 |
-
1994
- 1994-09-22 JP JP22805694A patent/JP3320563B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0891442A (ja) | 1996-04-09 |
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