JP3324745B2 - 耐摩耗・耐熱ライナおよびその取り付け方法 - Google Patents

耐摩耗・耐熱ライナおよびその取り付け方法

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JP3324745B2 JP10019298A JP10019298A JP3324745B2 JP 3324745 B2 JP3324745 B2 JP 3324745B2 JP 10019298 A JP10019298 A JP 10019298A JP 10019298 A JP10019298 A JP 10019298A JP 3324745 B2 JP3324745 B2 JP 3324745B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各産業設備、装置に
おける構造物の内面、表面又は上面に添着する耐摩耗・
耐熱ライナに係る。
【0002】
【従来の技術】従来、設備、装置の中でとくに摩耗や高
熱に曝される部材の内面に構造物を保護するためにライ
ナを内張りすることが慣用化している。たとえば砕石プ
ラントの砕石ホッパ、シュート、鉄鋼プラントにおける
鉄鉱石や石灰など装入材料用のホッパ、シュート、浚渫
船、各種クラッシャ、セメント、ゴミ処理、熱処理、焼
却設備、その他の化学プラントの原材料や中間製品、製
品、廃棄物の輸送、貯溜、選別、装入、回収など枚挙に
暇がなく、装置を支えて稼働を持続する陰の力を果たし
ている。
【0003】ライナを構造物の内面に取り付けるには、
構造物本体を貫通する取り付け孔を穿孔し、ライナには
タップ孔を穿孔しておいて両孔の位置を合せ、共通して
挿通するねじボルトを捩じ込んで外面からナットで締結
固定する方法が通例である。また高クロム鋳鉄のように
ライナの材質が高硬度でタップ孔を穿孔できないときに
は、ライナを貫通する鋳抜き孔へボルトを挿通して内面
ないし裏面からナットで締結する方法や、ライナ中心か
ら脚部を突出させ、この脚部を構造体に穿った取り付け
孔を貫通して外面へ突出させ、コッタを打込んで楔作用
で固定する方法も多用される。いずれの場合も構造物を
貫通して内外面に連通する取り付け孔が構成上の要件で
ある。
【0004】耐熱材についても同様であって、たとえば
特開平9−196344号では図9のようにゴミ焼却炉
用のクリンカ付着防止ライナ101を炉の不定形耐火物
102の上面に取り付けるために、ライナ中心に直交し
て突出したシャフト103の先端に雄ねじ104を刻設
し、炉外からナット105を締結して炉外板106に固
定する構造を採っている。
【0005】一方、構造物自体に取り付け孔を貫通しな
いで、内面にライナを係止固定する従来技術もないわけ
ではない。たとえば特公昭63−56472号は図10
(A)(B)のように金属製の保持体201の上へ無機
繊維質弾性体202を介して耐摩耗、耐熱性の本体板2
03を張着し、本体板203へは嵌め込み孔204を設
けて固定リング205を介して耐摩耗性の蓋206を被
せ、固定リング205の突起部を嵌め込み孔204に係
止させて蓋、本体を一体的に固定保持する構成としてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】構造物に取り付け孔を
穿孔してボルト、ナットやコッタでライナを係止する構
成は最も慣用化された固定方法であるが、装置の内外を
連通する貫通孔が多数設けられているため、内部の粉塵
などの漏洩による環境悪化、空気や水など圧力流体の噴
出、熱や気圧などエネルギーの漏洩損失、職場雰囲気の
劣化などの原因となりやすい。取り付けも煩瑣な手作業
に依存するが、装置の設置条件によっては構造物外部
(背後)からの手作業が困難なほど狭隘な場合も稀では
なく、非能率となることは免れない。
【0007】ライナを貫通した鋳抜き孔と構造物とをボ
ルトで締結する場合は、ボルト頭部が摩耗面に突出して
集中的な摩耗作用を受け、固定作用を失って早期にライ
ナが離脱する原因となることも予想される。図9の従来
技術は焼却炉の炉体(不定形耐火物と炉外板)を貫通す
る孔を設けてシャフト103の先端を炉外へ突出させて
いるから、ここに述べた内外連通に伴う幾つかの課題に
留意しなければならない。
【0008】一方、図10の従来技術では、ライナ取り
付け孔の貫通による課題からは免れるが、図のように本
体板203と蓋206との固定が固定リング205の突
起207の噛み込みだけで維持されており、静的な装置
の内張りであれば問題ないとしても、激しい衝撃や振動
を定常的に受ける摩耗条件などにおいては到底適用し難
いのではないかと解される。
【0009】その他、壁架けのように単品のライナ裏面
にそれぞれ突設した係止片で連続的に架け継いでいく方
式もあるが、ライナの耐用期間は全面同時に進行するわ
けではなく、部分的に数枚〜数十枚の損耗の激しい部分
だけを更新する補修作業が多いから、簡単に必要箇所だ
けを更新するには、この方式では基本的に不適当なケー
スも予想される。
【0010】本発明は以上の課題を解決するために 構造物本体に貫通孔を穿つ必要がないこと 振動、衝撃、荷重などで容易に離脱しないこと 多数配列した中から選択的に交換自由であること 摩耗面に取り付け用の他の部材が露呈しないこと 相互の隙間が広くないこと の条件を満足する新規な形状の耐摩耗・耐熱ライナおよ
びその取り付け方法の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る耐摩耗・耐
熱ライナは、正多角形の頂点を中心Oとする円形ライナ
1と、該円形ライナ1の円周面11の一部と対向する円
弧面21および前記正多角形の辺の一部である直線面2
2とを交互に繋いで形成する異形ライナ2とをそれぞれ
構造物内面3へ回動して取付け、着脱可能に固定した円
形ライナ1が異形ライナ2を回動不可能に拘束して該平
面をほぼ全面に亘って被覆すると共に、隣接する2つの
異形ライナ2A,2B……のそれぞれの中心をC1,C2
……とし、該異形ライナの直線面22の長さWが中心C
1〜C2間の距離P、および対向する直線面22A〜22
B間の隙間Sに対して
【数2】 を満足することによって、円形ライナ1を取外せば異形
ライナが中心Cを軸として回動できることを要件とす
る。
【0012】この耐摩耗・耐熱ライナを構造物に取り付
ける方法としては、構造物内面3上へ円形ライナ1の中
心Oおよび異形ライナ2の中心Cに相当する位置へねじ
ボルト4および5を直立固定し、該ねじボルト5Aへ異
形ライナ2Aを回動して一定レベルまで螺合し、隣接す
る次の異形ライナ2Bを回動して次のねじボルト5Bへ
螺合し、両異形ライナのそれぞれの直線面22A,22
Bが隙間Sをもって平行に対向させる手順を繰り返し、
すべての異形ライナ2を中心C1,C2……で固定し、配
列した異形ライナ2のそれぞれの円弧面21A,21B
……で形成する円形に開口した中空部Mの中心で直立す
るねじボルト4A,4B……へそれぞれ円形ライナ1
A,1B……を螺合して同じレベルで固定し、均等に構
造物内面3を被覆する手順で施工することが要件であ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態の基本原
理を示す平面図である。この図の形態は正多角形が正方
形であり、各辺の頂点が円形ライナ1の中心Oに一致
し、円形ライナの円周面11の1/4と対向する円弧面
21およびこの円弧面21によって両側から切り取られ
た残りの正方形の辺で形成する直線面22を交互に結ん
で決定した異形ライナ2と、該円形ライナ1とを組合わ
せて隙間Sを隔てて全面に並べた被覆面を形成してい
る。
【0014】すべてのライナをこの形態に並べるには、
先に固定した異形ライナに隣接して次の異形ライナを回
動して固定できるように形状的な要件を満たさなければ
取り付けられない。図2(A)は異形ライナ同士が干渉
することなく、原理的には仮想頂点25(実際は面を取
る)が相手側の直線面22と衝き当らず相互に躱し合っ
て自由に回動するための条件を示した部分図であり、同
図(B)は固定した異形ライナ2A、2B、2Cに続い
て隣接する異形ライナ2Dを回動して取り付けつつある
状態を示したものである。図2(A)において、直線面
A,2Bの仮想長さをW、両異形ライナの中心C
1〜C2の距離(すなわちライナピッチ)をP、中心C2
から頂点25Bまでの仮想距離をL、対向する両直線面
A〜2Bの隙間をSとし、異形ライナ2A,2B
……の中心C1,C2を結ぶ直線が異形ライナの直線面2
2Bと交叉する点を26Bとすれば、中心C1〜C2間に
おいて次の式(1)が、また、中心C2、仮想頂点25
B、交点26Bを繋いで形成する直角三角形C2・25
B・26Bにおいて25B〜26B間の距離はW/2で
あるから、ピタゴラスの定理を適用すれば式(2)がそ
れぞれ成立する。
【0015】
【数3】
【0016】すなわち、ライナピッチPと隙間Sとを決
定すれば、相互に干渉せずに回動可能なWの最大値を算
出することができ、異形ライナの形状、寸法上の要件を
特定する。なお、異形ライナ2と円形ライナ1との間は
円弧面21と円周面11とが対向しているが、この隙間
sは隙間Sとは無関係に0でもよく、できるだけ小さい
任意の値を選べばよい。
【0017】本発明は正多角形をベースとした特定の異
形と円形を組合わせて全内面に及ぶことを原理としてい
るから、理論的には多種類の形態が想定できるが、実用
上は図1の正方形の他、図3の正三角形や図4の正六角
形が最も一般的と考えられ、ライナの素材製造(鋳造)
においても、また、構造物内面への取り付け施工におい
ても有利な形態である。しかし、このことが本発明の適
用範囲を如何なる意味においても限定するものでないこ
とは言うまでもない。
【0018】図1〜図4までの平面図は本発明の基本原
理を示すために作図したものであるが、実施に当って円
形ライナ1については図5の平面図(A)、正面図
(B)および断面図(C)で示すように製作し、異形ラ
イナ2についても図6の平面図(A)、正面図(B)、
断面図(C)のように製作する。両ライナ共に取り付け
のために裏面中心に円柱状の取付脚12および23を膨
出してその中心にタップ孔13または24を穿孔し、ね
じボルト4または5と螺合するように設定しているが、
たとえば、高クロム鋳鉄のように硬度が高過ぎて雌ねじ
を螺刻できない材料の場合は、ライナ鋳造時に軟鋼製の
鋳包みを鋳型にセットして鋳造し、一体的に溶着した鋳
包みへタップ孔を穿孔する方法が採られる。実施形態と
しては、この取付け脚に代えてライナの取付け面側へ適
宜リブを突出する構成に置き替えてもよい。
【0019】図7(A)〜(C)は本発明の耐摩耗・耐
熱ライナを構造物内面に取り付ける手順を示した平面図
であり、同図(A’)〜(C’)はそれぞれの正面図を
示したものである。図(A)(A’)において、構造物
内面3の上へ円形ライナの中心O1,O2,……、および
異形ライナの中心C1,C2,……によって所定のピッチ
で区分した点にねじボルト4および5を立設する。ねじ
ボルトの固定は隅肉溶接、スタッド溶接など適宜、公知
手段による。なお、このときアングル、チャンネルなど
適当な型鋼材を構造物内面上に溶接し、この型鋼材にね
じボルトを溶接して正確なピッチを捉えてもよい。
【0020】図(B)(B’)において、立設したねじ
ボルト5A,5B,……に対して上方から異形ライナ2
A,2B,……のタップ孔を嵌め込んで回動し、所定の
レベルにライナ面が並ぶように高さを調整する。すべて
の異形ライナが取り付けられると、それぞれの円弧面2
1A,21B,……で囲まれた円形に開口する中空部M
が形成される。
【0021】図(C)(C’)では円形の中空部Mの中
心に立設したねじボルト4A,4B,……の先端へ円形
ライナ1A,1B,……のタップ孔を嵌め込んで回動
し、中空部Mをほぼ被覆するライナ面を形成する。この
取り付け操作によって構造物内面に一定の距離を隔てた
ライナ面がほぼ全面を被覆して形成され、内部の摩耗条
件に直面する耐摩耗性面を形成する。
【0022】図7(C)のように構造物内面3とライナ
裏面との間に層間隙間Nが形成されると、激しい衝撃、
打撃、振動などを受ける箇所では、ねじ山が損耗して取
り替え時に難渋したり、外力によって割れ、亀裂、破
断、離脱などメンテナンス上の重大な障害に繋がる懸念
も否定できないことがある。このときはバッキング材を
層間隙間Nへ流し込んで充填し、受圧面積を全面に拡張
して外力を分散緩和する工作が望ましい。具体的にはノ
ールドバック(商品名)で代表される二液性樹脂系充填
材が好ましく、その他モルタル、ホワイトメタルなどを
適用してもよい。
【0023】ねじボルト4または5へ異形ライナのタッ
プ孔24または円形ライナのタップ孔13を嵌め込み回
動して各ライナの高さレベルをほぼ一定に揃えて、全面
ほぼ均等な耐摩耗性面、または耐熱性面を形成するため
の技法を図8(A)〜(C)に示すが、これは単なる例
示に過ぎず、他の形態でも螺合位置を固定するものであ
れば問うところではない。図(A)はロックナット41
を使用する形態であり、異形ライナ2、円形ライナ1を
ねじボルト4、5へ嵌め込んで螺合する前に、あらかじ
めロックナットをねじボルト4、5へ嵌め込んで所定の
位置で係合しておき、さらにその上からライナのタップ
孔を嵌め込んでロックナットの位置まで回動して衝き当
れば、自動的にライナの係止位置が一定のレベルに特定
されるのである。なお、これらの部材を使用しないで図
(B)のように一部のボルト軸だけに螺刻して拡径部4
3,53との間に段差44、54を設けてこの段差面が
螺合の停止線(ストッパ)とする構成であってもよい。
さらに図(C)のようにこの段差44,54へワッシャ
(スペーサ)42,52を介装してストッパ作用を強化
する方式を採ってもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上述べた通り、円形のライナ
と三角形、四角形、五角形、六角形を基本とした異形ラ
イナとの組合わせにより効率よく平面を覆うことがで
き、関係する円形ライナをはずすことにより異形ライナ
は回動可能となり、部分的補修も容易である。構造物自
体に取り付け孔を穿孔しないから、内外の連通がなく内
部の気体、液体の漏出、粉塵漏洩、熱、エネルギーの放
散などのメンテナンス上のロス、環境劣化がなくなる効
果がある。また取り付けも簡単容易であり、部分的な取
り替えがどの箇所からも恣意に行なわれ、時間的、労務
的負担は著しく軽減する効果が認められる。外面からの
係止、固定でないにも拘らず振動、衝撃などの外力に耐
えられる構成に強化する手立ても簡単に選択可能であ
り、使用条件に適合するように容易に構成を強化できる
利点も適用可能な対象を拡げる上で貴重な特徴である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を原理的に示す平面図であ
る。
【図2】本発明の形状の要件を説明する一部平面図
(A)と取り付け中の相互の位置関係を示す平面図
(B)である。
【図3】本発明の別の実施形態を原理的に示す平面図で
ある。
【図4】さらに別の実施形態を原理的に示す平面図であ
る。
【図5】本発明の円形ライナの実施形態を示す平面図
(A)、正面図(B)、断面図(C)である。
【図6】本発明の異形ライナの実施形態を示す平面図
(A)、正面図(B)、断面図(C)である。
【図7】本発明の取り付け方法を手順毎に示す平面図
(A)(B)(C)とそれぞれの正面図(A’)
(B’)(C’)である。
【図8】ねじボルトと各ライナとの螺合の異なる形態を
(A)(B)(C)の部分正面図で示す。
【図9】従来技術の断面図である。
【図10】(A)(B)の斜視図で別の従来技術の取り
付け手順を示す。
【符号の説明】
1 円形ライナ 2 異形ライナ 3 構造物内面 4 ねじボルト 5 ねじボルト 11 円周面 12 取付脚 13 タップ孔 21 円弧面 22 直線面 23 取付脚 24 タップ孔 41(51) ロックナット 42(52) ワッシャ 43(53) 拡径部 44(54) 段差 O 円形ライナの中心 C 異形ライナの中心 M 中空部 N 層間隙間 S 隙間 s 隙間 W 異形ライナの直線面の仮想長さ L 異形ライナの中心から頂点までの仮想距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16B 5/00 F23M 5/00 - 5/08 F27D 1/14 C04B 33/24 E04C 1/10 - 1/12 F23G 5/44

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正多角形の頂点を中心Oとする円形ライ
    ナ1と、該円形ライナ1の円周面11の一部と対向する
    円弧面21および前記正多角形の辺の一部である直線面
    22とを交互に繋いで形成する異形ライナ2とをそれぞ
    構造物内面3へ回動して取付け、着脱可能に固定した
    円形ライナ1が異形ライナ2を回動不可能に拘束して該
    平面をほぼ全面に亘って被覆すると共に、隣接する2つ
    の異形ライナ2A,2B……のそれぞれの中心をC1,
    C2……とし、該異形ライナの直線面22の長さWが中
    心C1〜C2間の距離P、および対向する直線面22A〜
    22B間の隙間Sに対して 【数1】 を満足することによって、円形ライナ1を取外せば異形
    ライナが中心Cを軸として回動できることを特徴とする
    耐摩耗・耐熱ライナ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、円形ライナ1の中心
    Oおよび異形ライナ2の中心Cからそれぞれ円柱状の取
    付脚12および23を膨出し、該取付脚12、23の中
    心にねじボルト4または5と螺合するタップ孔13およ
    び24をそれぞれ穿孔したことを特徴とする耐摩耗・耐
    熱ライナ。
  3. 【請求項3】 構造物内面3上へ円形ライナ1の中心O
    および異形ライナ2の中心Cに相当する位置へねじボル
    ト4および5を直立固定し、該ねじボルト5Aへ異形ラ
    イナ2Aを回動して一定レベルまで螺合し、隣接する次
    の異形ライナ2Bを回動して次のねじボルト5Bへ螺合
    し、両異形ライナのそれぞれの直線面22A,22Bが
    隙間Sをもって基本的に平行に対向させる手順を繰り返
    してすべての異形ライナ2を中心C1,C2……で固定
    し、配列した異形ライナ2のそれぞれの円弧面21A,
    21B……で形成する円形に開口する中空部Mの中心で
    直立するねじボルト4A,4B……へそれぞれ円形ライ
    ナ1A,1B……を螺合してほぼ同じレベルで固定し、
    均等に構造物内面3を被覆することを特徴とする耐摩耗
    ・耐熱ライナの取り付け方法。
  4. 【請求項4】 請求項において、ねじボルト3または
    4へ異形ライナまたは円形ライナを螺合する前に、あら
    かじめロックナット41または51をねじボルトに螺合
    して預け、次に各ライナを嵌め込んでロックナット41
    または51の上面と衝き当るまで回動して構造物内面3
    からほぼ同一レベルの高さですべてのライナが固定する
    よう調整することを特徴とする耐摩耗・耐熱ライナの取
    り付け方法。
  5. 【請求項5】 請求項においてロックナットに代え
    て、ねじボルト4、5を先端から所定寸法に限って螺刻
    して下部の拡径部43または53との間に段差44また
    は54を設けてライナ螺合を停止するストッパとするこ
    とを特徴とする耐摩耗・耐熱ライナの取り付け方法。
  6. 【請求項6】 請求項からの何れかにおいて、構造
    物内面3と一定の寸法を隔てた同一レベルに固定した円
    形ライナ1および異形ライナ2との間に層間隙間Nを形
    成した後、該層間隙間Nへ不定形充填剤を流入凝固して
    バックアップしたことを特徴とする耐摩耗・耐熱ライナ
    の取り付け方法。
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