JP3337676B2 - エアフィルタ - Google Patents
エアフィルタInfo
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Description
導体生産用クリーンルーム等、超清浄空間を作りだすた
めのエアフィルタに関するものである。
ィルタにおいては、実開昭60−91224号公報に開
示されるように、フィルタ枠内に収容されるフィルタパ
ックの下流側に、濾材の保護手段として多孔板を設けた
ものが知られている。また、実開昭59−7022号公
報に開示されるように、フィルタパックの濾材の間隔保
持材として用いられるセパレータのサポート材として、
フィルタパックの下流側に補強用のバー材を設けたもの
が知られている。また、実開昭62−62822号公報
に開示されるように、濾材の下流側に棒状の剛性材料を
配置したものが知られている。なお、これらの従来技術
は、濾材の間隔保持材として波形セパレータを用いる代
わりに濾材自体にリボン状のミニプリーツを設けるよう
にしたエアフィルタにも適用することが可能である。
を作る必要から、天井フレームに使用されるアルミニウ
ム材の使用量の削減や、フィルタの数量だけ存在するフ
ァンの数量を減らすという理由から、4フィート×4フ
ィート等の大型エアフィルタが要求されている。しかし
ながら、このような大型エアフィルタには、風圧や、水
平に置いて使用する場合の自重によるフィルタパックの
変形や、このような変形に起因する破損の恐れが多く、
この問題を解決することが課題であった。
開示されるように、フィルタ枠内に収容されるフィルタ
パックの下流側に、濾材の保護手段として多孔板を設け
た場合には、圧力損失上の問題があり、特に大型化する
場合には強度を持たせるために多孔板の開口率を余り大
きくすることができず、圧力損失の上昇を押さえること
が難しいという問題を有する。また、実開昭59−70
22号公報に開示されるように、フィルタパックの濾材
の間隔保持材として用いられたセパレータのサポート材
として、フィルタパックの下流側に補強用のバー材を設
けた場合には、補強バーとフィルタパックとの接触によ
り濾材を傷つけてしまうという問題があり、補強バーと
フィルタパックが接触しないように分離する必要があ
り、分離により吹出し風速が乱れるという新たな課題を
生じるものであった。しかも、補強バー材は通気性がな
いため、空気の流れを乱し、清浄空気をほぼ均一に吹出
さなくてはならないエァフィルタの機能を阻害すること
にもなっていた。また、実開昭62−62822号公報
に開示されるように、濾材の下流側に棒状の剛性部材を
配置する場合は、大きな空間を有する井状の枠を構成す
るときは、例え、補強用にリブ加工を施しても、フィル
タパックの重量を支えきれないので、リブ自身が撓んで
しまい、強度を向上させることにはならず、従って上記
の課題の解決にはならないものであった。
な問題点の解決を図ったもので、4フィート×4フィー
ト等の大型エアフィルタにおけるフィルタパックの変形
とそれに起因する破損を防止するとともに、従来通りの
均一な吹出し風速と捕集効率を維持することを可能とし
たエアフィルタを提供することを目的とする。
フィルタは、請求項1に記載の通り、ジグザグ状に折り
畳んだプリーツ付きの濾材で構成されるフィルタパック
の少なくとも下流側に網状物を配設してフィルタ枠に収
納したエアフィルタであって、前記網状物には、前記フ
ィルタ枠に収まり、且つ、一本以上のリブを設け、前記
網状物はその周囲を前記フィルタ枠の内側壁に設けた切
り込みに埋め込み固定したことを特徴とする。また、請
求項2記載のエアフィルタは、請求項1記載のエアフィ
ルタにおいて、前記フィルタパックはジグザグ状に折り
畳んだプリーツ付きの濾材で構成され、前記網状物のリ
ブが該プリーツと平行に設けられたことを特徴とする。
また、請求項3記載のエアフィルタは、請求項1記載の
エアフィルタにおいて、前記フィルタパックはジグザグ
状に折り畳んだプリーツ付きの濾材で構成され、該フィ
ルタパックは前記プリーツと垂直方向に複数に分割され
るとともに、前記網状物のリブが該プリーツと垂直に設
けられたことを特徴とする。また、請求項4記載のエア
フィルタは、請求項1乃至3の何れかに記載のエアフィ
ルタにおいて、前記網状物のリブを外向きに設けたこと
を特徴とする。また、請求項5記載のエアフィルタは、
請求項1乃至請求項3の何れかに記載のエアフィルタに
おいて、前記網状物のリブを内向きに設けたことを特徴
とする。また、請求項6記載のエアフィルタは、請求項
2記載のエアフィルタにおいて、前記網状物のリブが、
前記濾材のプリーツの折山間に没入されるように、該プ
リーツと平行に設けられたことを特徴とする。また、請
求項7記載のエアフィルタは、請求項3記載のエアフィ
ルタにおいて、前記網状物のリブが、前記複数に分割さ
れた濾材間に没入されるように、該プリーツと垂直に設
けられたことを特徴とする。また、請求項8記載のエア
フィルタは、請求項1乃至7の何れかに記載のエアフィ
ルタにおいて、前記網状物のリブと濾材の接触部を非通
気部としたことを特徴とする。
ように、フィルタパックの少なくとも下流側に網状物を
配設するとともに、フィルタ枠内に収まるように前記網
状物に一本以上のリブを設けたことを第一の特徴とする
ものであるが、圧損の上昇をもたらすことなく、濾材を
所定形状に保持できるものであり、主に縦横寸法915
mm以上×915mm以上、厚さ30〜290mmの大
型エアフィルタとして構成するのに好適なものである。
パックは、ガラス繊維製、合成樹脂繊維製、PTFE製
等の濾材をジグザグ状に折り畳み、その際、波形セパレ
ータを介挿して濾材の折山部同士の間隔を保持したり、
あるいは、前記濾材を折り畳む前に予めリボン状ホット
メルト樹脂を濾材の流れ方向に塗布して間隔保持部を形
成し、その折山部同士の間隔を保持するようにして形成
することができる。
としては、アルミニウム、ステンレス鋼等の金属製板、
PC等の押出成形樹脂製板等の樹脂製板、合板等の木製
板等を使用することができる。
上、開口率30〜80%の樹脂製、あるいは、金属製の
ラス網等を使用することができる。
られるリブは、フィルタパックの濾材に施されたプリー
ツと平行に配置した場合、通過する気流が遮られること
はなく、しかも、リブを回り込むようにして吹き出すこ
とになるので、気流の乱れが押さえられる。
使用できる。なお、この場合、リブをプリーツと垂直に
設けることは、リブに対応する濾材の吹出面で気流が遮
られてデッドゾーンが形成されるので後記する形態をと
らない限りは、余り好ましくないことは当然である。
とも中央部に1本設けることが必要である。さらに、中
央部に複数本設けてもよく、あるいは、全体に50〜1
00mmの等間隔で設けてもよい。また、このリブは、
網状物本体を折り曲げ加工するか、あるいは、別部材を
接着・溶接等により取付けるか、網状物本体を複数に分
割し、その端部を折返し、該折返部同士を接着・溶接等
で固定する等々任意の手段で構成することができる。特
に、前記リブを通気性のない板状の別部材とした場合
は、さらにフィルタパックの強度を増すことができる。
クの濾材に施されたプリーツと平行に配置した場合、濾
材の折山部同士の間に没入させることができる。この場
合はエアフィルタのフィルタ枠に前記リブを収納するた
めのスペースは不要である。なお、リブをフィルタパッ
クの外向きに設ける場合は、エアフィルタのフィルタ枠
に前記リブを収納するためのスペースがリブの高さ分必
要である。
けるリブの向きを、濾材のプリーツと垂直に設けること
もできる。このように、リブを濾材のプリーツに垂直に
設けても、濾材の吹出面で気流が遮られることはなく、
エアフィルタの機能に影響を与えることはなく、補強効
果を発揮することができる。すなわち、プリーツ付きの
濾材を収容したフィルタパックをプリーツの垂直方向に
複数(2以上)に分割し、分割される該フィルタパック
間に前記網状物のリブを介在させることができる。
面に基づき説明する。図1は、本発明エアフィルタの一
実施例を示す平面図、図2は図1のA−A線による拡大
断面図、図3は本発明エアフィルタの他実施例を示す平
面図、図4は図3のB−B線による拡大断面図である。
また図5は、フィルタパックを上下方向に分割し、網状
物のリブを濾材のプリーツに対して垂直方向にして設け
た実施例を示す斜視図である。
タを示し、縦横寸法1220mm×1220mm、厚さ
75mmの大型エアフィルタとして形成されており、折
幅65mmのフィルタパック10と厚さ15mmのアル
ミニウム製のフィルタ枠20、厚さ1mm、開口率約3
5%のアルミニウム製のラス網30とから構成されてい
る。前記フィルタパック10を構成するガラス繊維製の
濾材11はジグザグ状に折り畳み、これら折山部間をリ
ボン状ホットメルト樹脂で固定して折り畳み間隔を保持
するように構成されている。
11bは、前記フィルタ枠20の内壁面21および22
に接着剤12で固定され、前記濾材11の端部11cお
よび11dは、フィルタ枠20の内側壁23および24
にシール剤13で密封固定されている。
に濾材11のプリーツと平行、かつ外向きに50mm間
隔で、高さ10mmの3本のリブ31,31,31が折
り曲げ加工により設けられている。なお、前記フィルタ
枠20は、その内側壁21、22、23、24の下流側
からリブ31の高さを含めた位置に切り込み25を設
け、該切り込み25に前記ラス網30の周囲を嵌め込み
固定するようにした。
されているので、ラス網30に設けたリブ31によりフ
ィルタパック10の強度が保持され、従って、フィルタ
パックの変形等の恐れがなく、しかも、均一な吹き出し
風速と捕集効率を維持することができる。
示すもので、上記の実施例とはラス網30に設けたリブ
の形状と形成位置が相違するものである。すなわち、2
枚のラス網30,30の一方の端部を折り返し、該端部
同士を突き合わせ、接着・溶接等の手段により固定し
て、高さ30mmのリブ31をラス網30、30の突き
合わせ部において濾材11に施されたプリーツと平行に
内向きに1本形成させたものである。また、ラス網30
の目は扇形形状をしているために、勝手違いのラス網を
使用するようにした。
士の間に挿入されるようにした。従って、エアフィルタ
の厚さは75mmとなる。なお、この場合も、前記のラ
ス網30は、フィルタ枠20の内側壁21、22、2
3、24に設けた切り込み25に嵌め込み固定されるよ
うにした。
ツの中に挿入するために、濾材11を擦って発塵させた
り、濾材11を破損させる可能性があるため、接着剤を
用いてリブ31を挿入したプリーツ部を塞ぐ非通気部3
2を形成するようにした。本実施例も、上記の実施例と
同様に、リブ31によりフィルタパック10の強度が保
持されるので、フィルタパックの変形等の恐れがなく、
かつ均一な吹き出し風速と捕集効率を維持することがで
きる。
ので、上記の実施例とは網状体のリブの向きが異なり、
プリーツと垂直に設けたことを特徴とするものである。
図5において、エアフィルタは縦横寸法1220mm×
1220mm、厚さ75mmの大型エアフィルタとして
形成されており、4面を樹脂等で固められた縦横寸法6
10mm×1220mm、折幅65mmの上下に2分割
して配置したフィルタパック10,10と厚さ15mm
のアルミニウム製のフィルタ枠20、厚さ1mm、開口
率約35%のアルミニウム製のラス網30とから構成さ
れている。なお、前記の各フィルタパック10を構成す
るガラス繊維製の濾材11はジグザグ状に折り畳み、こ
れら折山部間をリボン状ホットメルト樹脂14で固定し
て折り畳み間隔を保持するように構成されている。
材11のプリーツと垂直方向に1本設けたリブ31を前
記上下に2分割したフィルタパック10,10に没入さ
れるようにした。
略のシール剤乃至接着剤によってフィルタ枠20に気密
に収容し、ラス網30も前記実施例と同様にして、フィ
ルタ枠20に固定する。
ブ付きラス網あるいはフィルタパックを二分した例とし
て示したが、それ以上の個数としても同様な強度が得ら
れる。
ルタは、リブを設けることにより、フィルタパックの強
度を保持することができるので、大型エアフィルタの変
形および変形に起因する破損の恐れを解消することがで
きる。しかも、本発明においては、上記のような変形防
止手段を採用することにより、吹き出し気流の乱れを生
じることなく、均一な吹き出し風速と捕集効率を維持す
ることができる。
Claims (8)
- 【請求項1】 ジグザグ状に折り畳んだプリーツ付きの
濾材で構成されるフィルタパックの少なくとも下流側に
網状物を配設してフィルタ枠に収納したエアフィルタで
あって、前記網状物には、前記フィルタ枠に収まり、且
つ、一本以上のリブを設け、前記網状物はその周囲を前
記フィルタ枠の内側壁に設けた切り込みに埋め込み固定
したことを特徴とするエアフィルタ。 - 【請求項2】 前記フィルタパックはジグザグ状に折り
畳んだプリーツ付きの濾材で構成され、前記網状物のリ
ブが該プリーツと平行に設けられたことを特徴とする請
求項1記載のエアフィルタ。 - 【請求項3】 前記フィルタパックはジグザグ状に折り
畳んだプリーツ付きの濾材で構成され、該フィルタパッ
クは前記プリーツと垂直方向に複数に分割されるととも
に、前記網状物のリブが該プリーツと垂直に設けられた
ことを特徴とする請求項1記載のエアフィルタ。 - 【請求項4】 前記網状物のリブを外向きに設けたこと
を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
エアフィルタ。 - 【請求項5】 前記網状物のリブを内向きに設けたこと
を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
エアフィルタ。 - 【請求項6】 前記網状物のリブが、前記濾材のプリー
ツの折山間に没入されるように、該プリーツと平行に設
けられたことを特徴とする請求項2記載のエアフィル
タ。 - 【請求項7】 前記網状物のリブが、前記複数に分割さ
れた濾材間に没入されるように、該プリーツと垂直に設
けられたことを特徴とする請求項3記載のエアフィル
タ。 - 【請求項8】 前記網状物のリブと濾材の接触部を非通
気部としたことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに
記載のエアフィルタ。
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Cited By (2)
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2000
- 2000-06-14 JP JP2000179022A patent/JP3337676B2/ja not_active Expired - Fee Related
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