JP3345105B2 - 固液混合流体の搬送装置 - Google Patents

固液混合流体の搬送装置

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JP3345105B2 JP16835093A JP16835093A JP3345105B2 JP 3345105 B2 JP3345105 B2 JP 3345105B2 JP 16835093 A JP16835093 A JP 16835093A JP 16835093 A JP16835093 A JP 16835093A JP 3345105 B2 JP3345105 B2 JP 3345105B2
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健 藤本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地域冷房等において、
熱源貯溜部に蓄積された冷熱を、氷等の潜熱物質と水等
の液体との固液混合流体により搬送する固液混合流体の
搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地域冷房等において、熱源貯溜部に蓄積
されている冷熱を、負荷部に搬送する場合、単一の流体
を用いて顕熱を搬送する方法が提供されている。一方近
年は、前記顕熱と併せて潜熱を利用して冷熱を搬送する
方式、即ち冷熱の移送を固液二相の混合流体(例えば氷
とブラインの固液混合流体)によって行う方式が多く採
用されるようになった。かかる冷暖房システムにあって
は、固液混合流体中の潜熱物質混合充填率(以下“IP
F”と称する)を、負荷の変動又は前記熱源貯溜部内の
IPFの変動に応じて調整して、固液混合流体を前記負
荷に供給する必要がある。
【0003】図4に、前記固液混合流体搬送システムの
従来例を示す。図において1は氷と水との固液混合流体
が収容される熱源貯溜部即ち氷槽であり、該貯氷槽1内
の固液混合流体は、搬送主管7に設けられた搬送ポンプ
2により加圧、吐出され、吐出側に設けられたIPF調
整器14に導入され、ここで一部の水が抜き出され、水
抜き配管16を経て貯氷槽1に戻される。貯氷槽1に戻
される水の流量はIPF調整器14の下流に設けられた
質量流量計6の密度値の検出により調節される。そして
IPF制御の一例を数値により説明すると、所要の供給
流量をQm3 /minとし、所要のIPFが30%であ
るとして、貯氷槽1内の固液混合流体即ち氷水のIPF
が10%であるときは、貯氷槽1の氷水流量3Qが搬送
ポンプ2により4kg/cm2 ・Gの圧力に加圧されて
搬送主管7に送り出され、IPF調整器14により2Q
の水流量が水抜き配管16を経て貯氷槽1に戻され、こ
れによりIPFを30%に調節された氷水流量Qが地域
導管8を経て負荷9に供給され冷熱を供給する。なお、
8aは戻り導管、15は水抜き流量を制御する自動調整
弁である。
【0004】そして前記IPF調整器14は例えば図5
に示すように、搬送主管7と連設される内管141の周
囲に外管142を囲繞し、そして前記内管141を口径
0.5mm程度の孔14bが穿設されたパンチングメタ
ル製の管141で形成すると共に、前記外管142の両
端を閉塞すると共にその間に水抜き配管16を設け、I
PF調整用の液抜き部として機能させる。そしてかかる
構成により貯氷槽1からの固液混合流体が前記調整器1
4内に導入され、該パンチングメタルの孔14bから水
のみが抜き取られて外管142の水出口Cから水抜き配
管16を経て貯氷槽1に戻されることにより、IPFが
調整される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらかかる従
来システムにおいては、搬送ポンプ2の吐出側にIPF
調整器14が設けられているので、水抜き配管16を経
て貯氷槽1に戻される水抜き流量をも負荷9への供給圧
力(3〜4kg/cm2 ・G)まで余分に加圧すること
になり、無駄な動力を搬送ポンプ2にかけることにな
る。
【0006】例えば、図6は、Q0 を固液混合流体即ち
氷水入口流量、Q1 を水抜き流量、Q2 を搬送氷水流量
とし、IPF0,IPF1及びIPF2を夫々Q0 ,Q
1 及びQ2 のIPF値として、IPF0=13.4%の
ときにおけるQ1 /Q0 と搬送氷水のIPF増加量との
関係を実験結果によりグラフ化したものである。(な
お、図中IPF1=0%とは抜き取られた水中に氷が含
まれていない場合の曲線を表わす)。同図から分かるよ
うに、Q1 /Q0 の値が0.4以上になると、水抜き配
管16側への氷の流出が多くなるため、氷の流出量に相
当するだけ、水抜き流量を余分に増加しなければならな
い。このため、搬送ポンプ2の容量を、少なくとも前記
水抜き量の増加分だけ増加しなければならず、固液混合
流体の搬送動力が増加する。
【0007】又前記IPF調整器14は混合流体が通過
する内管141をパンチングメタルにより形成されてい
るために、該パンチングメタル筒(内管)に流入してき
た氷水は該メタル筒141内を通過する間水が外管14
2側に抜けてIPFが高められて流出する。従ってパン
チングメタル141の出口に近いほどIPFは高くなる
ために調整器14出口側では氷の粒塊が停滞しやすく、
該調整器14内に氷水を連続的に通過させると、IPF
調整器14内で混合流体(氷水)側における閉塞も発生
し易くなる。これは、パンチングメタル筒141の氷水
通過の際に生じる圧損が直管の場合に比して6倍前後と
大きい為であると思慮される。本発明はかかる従来技術
の欠点に鑑み、搬送ポンプ動力の浪費を防止してシステ
ムの効率を向上せしめるとともに、IPF調整器の配管
系の閉塞の発生を防止する混合流体搬送装置を提供する
事を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、貯氷槽等の熱
源貯溜部内に収容された氷等の潜熱物質と水等の液体と
の固液混合流体を、前記熱源貯溜部と冷房または暖房そ
の他の負荷とを接続する搬送管路に搬送ポンプを設け、
該搬送ポンプにより前記固液混合流体を前記負荷側に搬
送し、該負荷と熱交換した後に該混合流体を前記熱源貯
溜部側に戻すように構成した固液混合流体の搬送装置に
おいて、前記熱源貯溜部出口と前記搬送ポンプ吸込口と
の間の搬送管路上にIPF調整器を介装し、該IPF調
整器を構成する管路を前記搬送管路より太径に拡径して
形成するとともに、該太径の管路を平板状の液分離板を
介して上下2つに分離し、上側分離管路を搬送管路に連
設して固液混合水を搬送可能に形成し、又下側分離管路
側の両端を閉塞すると共に該下側分離管路側に前記氷等
の潜熱物質より比重の重い水等の液体を抜く液体抜き口
を設け、該IPF調整器の液体抜き口と前記熱源貯溜部
とを液体抜き管路を介して接続させたことを特徴とす
る。この場合、液体抜き管路にはポンプを設け、抜き量
を可変可能に構成するのが良い。又前記IPF調整器
は、該IPF調整器を構成する太径管路の軸方向両端を
漏斗部を介して搬送管路に連設するとともに、該IPF
調整器を、前記搬送管路に直列に複数個配置するのが好
ましい。
【0009】
【作用】本発明によれば混合流体を搬送する搬送ポンプ
の吸込側にIPF調整器を設けたので、負荷側の要求冷
熱量に対応した混合流体量分のみを搬送ポンプで搬送す
れば済み、言換えれば液体抜き管路に抽出される液体の
分に相当する量のポンプ動力が不要となる。従って、従
来の装置に較べ、ポンプ動力の節減が達成される。又I
PF調整器を構成する管路を平板状の液分離板を介して
上下2つに分離し、上側分離管路を搬送管路に連設し、
又下側分離管路側を液抜き部として機能させた為に、氷
水通過の際に生じる圧損を大幅に低減でき、これにより
IPF調整器の配管系の閉塞を有効に防止出来る。即
ち、氷は水より比重が軽いために、前記上側分離管路内
では氷が上方に浮遊した状態で搬送させることになる。
そして上側分離管路の上側には管路の内壁のみが存在
し、パンチメタル(液分離板)は底側にのみ存在するた
めに、氷がパンチングメタルに接触することなく従って
圧損も生じることはない。
【0010】又液分離板下方の液抜き部として機能する
下側分離管路側の両端は閉塞され、言換えれば水滞留部
より水抜きを行なう為に、水抜きが容易で且つ精度良い
水抜きを行なうことが出来る。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例について
詳細に説明する。但し、この実施例に記載されている構
成要素の形状、数値、仕様、相対配置等、特に特定的な
記載がない限りは、この発明の範囲をそれのみに限定す
る趣旨でなく、単なる説明例に過ぎないものである。本
発明の実施例に係る固液混合流体搬送装置について説明
する。図1は本発明の第1実施例を示す系統図であり、
図において1は氷と水との混合流体(氷水)が収容され
る熱源貯溜部即ち貯氷槽、7は搬送管路、2は搬送ポン
プで、前記熱源貯溜部1出口と前記搬送ポンプ2吸込口
との間の搬送管路上に前記氷水の水抜き口を具えた複数
の第1、第2のIPF調整器3A、3Bを直列して設け
るとともに、前記IPF調整器3A、3Bの水抜き口に
夫々水抜き枝管11,12が引き出され、貯氷槽1に接
続される水抜き配管16に合流している。5は水抜き配
管路16に設けられた水抜き用ポンプで、水抜き量を任
意に制御可能に構成している。尚、6は質量流量計、8
は戻り導管、9は冷熱負荷である。
【0012】前記IPF調整器3A、3B(以下総称し
て3という)の構成を図3に基づいて説明するに、前記
IPF調整器3を構成する管路50は、前記搬送管路7
より太径に構成され、その軸方向両端を漏斗部59を介
して連設している。そして前記管路50は平板状のパン
チメタル55を介して上下2つに分離され、該パンチメ
タル55の両端側に前記管路50と同径の半円状盲蓋5
6を取り付ける。この結果前記パンチメタル55上側の
分離管路50Aが搬送管路7に連設し、又パンチメタル
55下側の分離管路50B側の両端は閉塞される。そし
て該分離管路50Bの底側に水抜き口57を設け、該水
抜き口57に枝管11、12を連設する。
【0013】次にかかる実施例の動作を簡単に説明する
に、前記貯氷槽1内の氷水は、搬送管路7に設けられた
第1のIPF調整器3A、第2のIPF調整器3Bを経
て搬送ポンプ2に吸入され、該ポンプ2にて例えば4k
g/cm2 ・Gの圧力に加圧され質量流量計6を経て地
域導管8に搬送される。地域導管8には多数の冷熱負荷
9が連結されている。これらの冷熱負荷9に冷熱を与え
た氷水は水となって貯氷槽1に戻される。そして貯氷槽
1への氷の供給は、夜間の安い電力を使用して不図示の
製氷機120を運転し製氷することにより行なわれる。
尚、この実施例においては、第1、第2のIPF調整器
3A、3Bを搬送管路7に直列に2個配設したが、該I
PF調整器3A、3Bを1個設けることも、また3個以
上直列に設けることも本発明の範囲に含まれる。
【0014】次に、本発明に係るIPFの調整方法及び
これによる搬送動力の低減の一例を図7に基づいて説明
する。今、貯氷槽1内のIPFが10%であり、これを
30%まで高め、供給圧力4kg/cm2 ・Gで供給流
量Qm3 /minを冷熱負荷9に供給する必要があるも
のとする。ポンプの理論動力の一般式は、流量をQ0m3
/min、ポンプ前後の差圧をΔPkg/cm2 とす
ると W=1.63Q0 ΔP(kW) で表わすことができる。
【0015】前記の必要条件を満たすためには、貯氷槽
1から3Q量の氷水を取り出し、水抜きポンプ5の回転
数を制御してIPF調整器3A、3BでそれぞれQ量の
水を抜き、2Q量の水を貯氷槽1に戻す。なお、水抜き
量は質量流量計6の密度値から算出される。一方、搬送
ポンプ2はQ量の氷水を4kg/cm2 ・Gに加圧し、
これを地域導管8へ搬送する。ポンプの理論動力W1
は、水抜きポンプ5と搬送ポンプ2とを合計して W1=1.63(2Q×1+Q×4)=9.78Q となる。
【0016】これに対し、図4に示す従来のものにおけ
るポンプの理論動力W2を図8に示すように前記と同一
条件下で計算すると W2=1.63×3Q×4=19.56Q したがって、本発明と従来のものとの理論ポンプ動力を
比較すると、 W1/W2=1/2 すなわち、本発明は従来のものに比べて混合水の搬送動
力を半減することが可能となる。
【0017】また、前記のように、IPF調整器3A及
び3Bから同時に水抜きを行なうことにより、上側分離
管路50に流れる水抜き側への氷の流出も少なく、しか
も該調整器3A、3Bの氷水側における流路の閉塞も発
生する事はない。
【0018】前記実施例においては、氷水を用いる地域
冷房の場合について説明したが、温度の上下により水と
固体との状態変化を生ずるような蓄熱材をカプセル等に
入れて潜熱物質として用い、これと水との固液混合流体
を用いて地域空調を行なう場合について次の実施例によ
り説明する。IPF調整器に利用可能な蓄熱材として、
蓄熱時に固形化(スラリー状、ゲル状も含め)する蓄熱
材を安全性及び耐腐食性等から搬送できるカプセル(例
えば20mm以下の球状カプセル)中に充填したものが
用いられる。このような蓄熱材を表1に、また該蓄熱剤
が冷却または加熱の用途に用いられた場合の状態を表2
によって示す。
【0019】図2は、本発明の実施例に係る固液混合流
体の搬送装置として、前記のようなカプセルを用いる地
域空気調和システムの実施例を示すものである。図にお
いて、9は加熱または冷却の負荷(冷熱負荷)、21は
熱源貯溜部、22及び23はIPF調整器、24は搬送
管路、25は搬送ポンプ、26は液抜き配管、27は液
抜き専用ポンプ、28は自動調整弁、29は質量流量
計、30は地域導管、31は循環ポンプ、32は自動調
整弁、33はカプセル回収兼蓄熱器、34は該カプセル
回収兼蓄熱器33のパンチングメタル、35はヒートポ
ンプ装置、36ないし40及び46はそれぞれ流通管、
41ないし45はそれぞれ自動調整弁である。前記ヒー
トポンプ装置35は冷房運転のときは冷却器として、ま
た暖房運転のときは加熱器として切換え使用する。
【0020】先ず、安価な夜間電力を利用してヒートポ
ンプ装置35を運転し蓄熱(蓄冷)運転をする場合、自
動調整弁32を閉とし、熱源貯溜部21内の液温が蓄熱
温度に近いとき、自動調整弁41,45を開とし、自動
調整弁42,43,44を閉とし、循環ポンプ31を運
転する。熱源貯溜部21内の水は流通管36,37を通
りカプセル回収兼蓄熱器33に入り、次いで流通管38
を通りヒートポンプ装置35に入りここで加熱された
後、流通管39,40を通って熱源貯溜部21に戻り、
この循環を繰返す。この循環によりカプセル回収兼蓄熱
器33内のカプセル中に封入された蓄熱材に対し熱(冷
熱)が与えられる。
【0021】カプセル回収兼蓄熱器33における水の出
口温度または水の出入口温度差を検出してこの蓄熱が終
了するに至ったときは、自動調整弁42,43を開と
し、自動調整弁41,44,45を閉として、循環ポン
プ31を運転する。熱源貯溜部21の水は流通管36を
経て自動調整弁43を通りカプセル回収兼蓄熱器33に
流入し、該蓄熱器内のカプセルを伴って流通管46を経
て熱源貯溜部21に戻り、該貯溜部内にカプセルを蓄積
する。
【0022】空調負荷時の運転は次のように行なう。自
動調整弁32を開とする。搬送ポンプ25を運転して熱
源貯溜部21内のカプセルと水との固液混合流体をIP
F調整器22,23に導入し、液抜き専用ポンプ27を
運転することにより、水が適当量だけ抜き出されて熱源
貯溜部21へ戻される。水を抜く流量は、質量流量計2
9の密度値を検知して液抜き専用ポンプ27の回転数を
制御するか、液抜き専用ポンプ27の回転数は一定にし
自動調整弁28を制御することにより決定される。
【0023】このようにして、所要のIPFに調整され
た固液混合流体は、地域導管30に搬送され負荷9に熱
の授受を行なうことにより、空調を遂行する。自動調整
弁41,42,43が閉、自動調整弁44または45が
開となると、熱授受後の固液混合流体はカプセル回収兼
蓄熱器33を流通し、次いで流通管40を経て熱源貯溜
部21へと戻る。このため固液混合流体中の潜熱使用済
カプセルは、カプセル回収兼蓄熱器33内に、カプセル
の径よりも小さな目開きのパンチングメタル34により
捕捉されて収容される。
【0024】前記固液混合流体のカプセル回収兼蓄熱器
33から熱源貯溜部21への返流は、2つの経路があ
る。すなわち、固液混合流体の温度が蓄熱温度とほぼ等
しいときは自動調整弁44を経て熱源貯溜部21へ返流
され、固液混合流体が顕熱まで利用され、その温度が熱
源貯溜部21の蓄熱温度と温度差のあるときは、固液混
合流体は自動調整弁45を経てヒートポンプ装置35に
入り、ここで冷却または加熱されてほぼ蓄熱温度とされ
た後、熱源貯溜部21へ返流される。
【0025】空調装置が全負荷運転をするときは、前記
の夜間運転方式と追いかけ運転方式とを併用するのが一
般的な方式である。したがって、最大負荷時には、前記
の蓄熱運転も必要となるので、カプセル回収兼蓄熱器3
3数基を並列に設置し、パッチ式でヒートポンプ装置3
5からの冷水または温水をカプセル回収を終えた容器へ
流し、蓄熱運転を行ない、その後に前記方式で蓄熱した
カプセルを熱源貯溜部21へ戻すようにする。
【0026】尚、以上の実施例は地域冷房の場合である
が、本発明はこれに限定されることなく、暖房の場合も
含み、従って「負荷」には「冷却負荷」と「加熱負荷」
とを、「熱源貯溜部」には「貯氷槽」と「高熱源」をそ
れぞれ含む。
【0027】
【発明の効果】以上記載した如く本発明によれば、固液
混合流体の搬送ポンプの吸込側にIPF調整器を設け、
該調整器において適当量の水(水)を抜いて熱源貯溜部
へ戻すようにしたから、従来のもののような搬送ポンプ
の吐出側にIPF調整器を設けたものに比べて搬送動力
を著しく節減することができる。
【0028】またIPF調整器は熱源貯溜部の近くに設
置することができるので該調整器から前記貯溜部に至る
水抜き配管での流れ抵抗は地域導管と比べて極めて小さ
く、したがって、水抜き専用ポンプを用いても、その加
圧は1kg/cm2 ・G程度でありそれによる搬送動力
の増加分はきわめて小さい。
【0029】また従来のものにおいては、IPF調整器
において、水抜き流量/固液混合流体入口流量(入口と
は調整器の入口のことである)の値が0.4以上になる
と、水抜き側からの氷の流量が多くなり効率は低下し、
またIPF調整器の混合流体側での閉塞も起り易くなる
が、IPF調整器を直列に数基設置すれば、これによ
り、一基の調整器から抜かれる水の流量を所定の許容値
(40%)以下に抑えることができるので、IPFの値
を高めなければならない割合の大きいときであっても、
各個のIPF調整器の効率を低下するおそれはなく、し
かも安全で、確実で効率のよい装置の運転をすることが
できる。更に冷熱負荷の変動に応じて冷熱負荷部に搬送
される固液混合流体の流速を搬送ポンプの運転を調節す
ることによって制御するとともに、熱源貯溜部内の攪拌
機の運転を調節することにより、熱源貯溜部から流出す
る固液混合流体のIPFを制御することができるので、
前記制御を無段階に行なう場合に適しており、前記と同
様、効率の高い地域冷暖房運転ができる。
【0030】又本発明はIPF調整器を構成する管路5
0を平板状の液分離板を介して上下2つに分離し、上側
分離管路50を搬送管路に連設し、又下側分離管路50
側を液抜き部として機能させた為に、氷水通過の際に生
じる圧損を大幅に低減でき、これによりIPF調整器の
配管系の閉塞を有効に防止出来る。更に液分離板下方の
液抜き部として機能する下側分離管路50側の両端は閉
塞され、言換えれば水滞留部より水抜きを行なう為に、
水抜きが容易で且つ精度良い水抜きを行なうことが出来
る。等の種々の著効を有す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る固液混合流体搬送装
置の系統図。
【図2】本発明の第2実施例に係る固液混合流体搬送装
置の系統図。
【図3】前記実施例に適用されるIPF調整器の一例を
示し、(A)は全体透視図、(B)はパンチングメタル
の要部斜視図。
【図4】従来の搬送装置を示す系統図。
【図5】従来のIPF調整器の一例を示す断面略図。
【図6】従来のIPF調整器の機能を示す線図。
【図7】本発明2装置の作用説明図。
【図8】従来例の作用説明図。
【符号の説明】
1 熱源貯溜部としての貯氷槽 2 搬送ポンプ 3A、3B 潜熱物質充填率調整器(IPF調整器) 5 水抜きポンプ 7 搬送管路 8 地域導管 9 冷熱負荷 1a 固液混合流体取出口 1b 水抜き配管 51 金網またはパンチングメタル 52 攪拌機
【表1】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 充 東京都江東区牡丹2丁目13番1号 株式 会社前川製作所内 (72)発明者 大野 泰司 東京都江東区牡丹2丁目13番1号 株式 会社前川製作所内 (72)発明者 相沢 旬一 東京都江東区牡丹2丁目13番1号 株式 会社前川製作所内 (72)発明者 横山 卓史 東京都江東区牡丹2丁目13番1号 株式 会社前川製作所内 (72)発明者 森川 大和 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 宮脇 正博 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 藤本 健 大阪府大阪市中央区高麗橋4丁目6番2 号 株式会社日建設計内 (72)発明者 栗山 知広 大阪府大阪市中央区高麗橋4丁目6番2 号 株式会社日建設計内 (56)参考文献 特開 平3−236537(JP,A) 特開 平3−129227(JP,A) 実開 平3−34533(JP,U) 実開 平3−42932(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00 102 F25C 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯氷槽等の熱源貯溜部内に収容された氷
    等の潜熱物質と水等の液体との固液混合流体を、前記熱
    源貯溜部と冷房または暖房その他の負荷とを接続する搬
    送管路に搬送ポンプを設け、該搬送ポンプにより前記固
    液混合流体を前記負荷側に搬送し、該負荷と熱交換した
    後に該混合流体を前記熱源貯溜部側に戻すように構成し
    た固液混合流体の搬送装置において、 前記熱源貯溜部出口と前記搬送ポンプ吸込口との間の搬
    送管路上にIPF調整器を介装し、該IPF調整器を構
    成する管路を前記搬送管路より太径に拡径して形成する
    とともに、該太径の管路を平板状の液分離板を介して上
    下2つに分離し、上側分離管路を搬送管路に連設して固
    液混合水を搬送可能に形成し、 又下側分離管路側の両端を閉塞すると共に、該下側分離
    管路側に前記氷等の潜熱物質より比重の重い水等の液体
    を抜く液体抜き口を設け、該IPF調整器の液体抜き口
    と前記熱源貯溜部とを液体抜き管路を介して接続させた
    ことを特徴とする固液混合流体の搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記IPF調整器を構成する太径管路の
    軸方向両端を漏斗部を介して搬送管路に連設するととも
    に、該IPF調整器を、前記搬送管路に直列に複数個配
    置したことを特徴とする請求項1記載の固液混合流体の
    搬送装置。
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